JP3063040U - 多用途組立物入れ - Google Patents

多用途組立物入れ

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JP3063040U
JP3063040U JP1998009675U JP967598U JP3063040U JP 3063040 U JP3063040 U JP 3063040U JP 1998009675 U JP1998009675 U JP 1998009675U JP 967598 U JP967598 U JP 967598U JP 3063040 U JP3063040 U JP 3063040U
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plate
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grooves
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JP1998009675U
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Inventor
聰 馬越
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有限会社ユーエスプラスチック
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Abstract

(57)【要約】 [課題] 折り曲げても折損しない材質よりなる薄片を
使用者が折り目用溝に沿って折ることにより、車輌のド
アトリムとドアウインドガラスとの間若しくはフックや
ラック横枠杆等に吊設し、内側に携帯電話や筆記具等を
立てた状態で収納可能にする。 [解決手段] 折り曲げても折損しない材質よりなる薄
板を矩形に形成して背面板1となし、この背面板1の上
部には折り目用溝3を幅方向に設け、下部両側には正面
片10、11を備えた側板6、7を折り目用溝4、5を
介して連設している。背面板1には、飛び出し防止片2
3を起状自在に設けている。背面板1の下側端縁には折
り目用溝14を介して底板15を連設しており、折り目
用溝4、5、14に沿って側板6、7、底板15を正面
方に起き上がらせ、さらに正面片10、11を折り目用
溝8、9に沿って内側方に折ることにより、内側方に携
帯電話等を収納可能な空間部を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、展開状態の折り曲げても折損しない材質よりなる薄片を使用者が折 り目用溝に沿って折ることにより、車輌のドアトリムとドアウインドガラスとの 間若しくはフックやラック横枠杆等に吊設し、内側に携帯電話や筆記具等を立て た状態で収納する多用途組立物入れに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話入れは、防水製布片や皮革等よりなり中空直方体状容器の一側 方に開閉蓋を設け、外出中にポケットやカバン等に収納する携帯用のものが一般 的に知られている。このような携帯電話入れは、衣服に吊設する等すれば携帯電 話を立てた状態で携帯し得ることができる。しかしながら、車輌や一般家庭若し くは事務所等で常時携帯電話を立てた状態で収納する携帯電話入れは提案されて いないのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記処事情に鑑みて創案されたものであって、車輌内や屋内でも携 帯電話や筆記具等を立てた状態で容易に収納取出しが可能な携帯電話入れを提供 することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案のうち請求項1記載の考案は、折り曲げても 折損しない材質よりなる薄板を矩形に形成して背面板となし、この背面板の上部 の長手方向に所定間隔をおいて略平行な複数の折り目用溝を幅方向に設け、下部 両側には折り目用溝を介して正面片を備えた側板を折り目用溝を介して連設し、 前記正面片の下端は前記側板下側端縁よりも僅かばかり下方に延設して係止片を 形成し、前記背面板の下側端縁には前記係止片を係合可能な係止溝を設けた底板 を折り目用溝を介して連設したことを特徴とする。
【0005】 本考案のうち請求項2記載の考案は、折り曲げても折損しない材質よりなる薄 板を矩形に形成して背面板となし、この背面板の上部長手方向に所定間隔をおい て略平行な折り目用溝を幅方向に設け、下部一側縁には、内側に携帯電話を収納 可能な空間部を形成するように前記背面板の正面方に彎曲架設可能な複数の折り 目用縦溝を設けた正面板を設け、前記背面板の下側端縁には、折り目用溝に沿っ て正面方に起き上がらせることにより前記空間部の底面を形成する底板を設けた ことを特徴とする。
【0006】 又、請求項3記載の考案のように、背面には折り目用溝を介し少なくとも1以 上の仕切り片若しくは飛び出し防止片を設けることも考えられる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図に基づいて本考案の実施の形態の一例について説明する。
【0008】 図1は携帯電話入れとして使用する多用途組立物入れの正面図、図2は図1の A−A線断面図、図3は組み立て状態を示す一部省略正面図、図4は組み立て状 態を示す側面図である。これらの図において、一側方に著しく長い背面板1の上 端縁は円弧状に形成されており、フックなどに掛止するための孔2が穿設されて いる。背面板1の上部には長手方向に所定間隔をおいて略平行な位置関係となる ように幅方向に折り目用溝3を設けている。背面板1の内、最上部に位置する折 り目用溝3より円弧状上端縁にかけて暫次厚みを薄くし、背面板1の上部を物と 物とが密接した状態の隙間に挿し込み容易にしている。折り目用溝3は断面V字 状に形成されており、正背両面若しくは背面のいずれかに設けられていれば足り る。背面板1の下部両側には折り目用溝4、5を介して側板6、7を連設してい る。側板6、7には、折り目用溝8、9を介して正面片10、11が連設されて いる。正面片10、11の下端は、側板6、7の下端縁よりも僅かばかり下方に 突設した内向係止爪よりなる係止片12、13を備えている。背面板1の下端縁 には折り目用溝14を介して底板15を連設している。底板15の下側縁近傍に は下端縁と平行な係止溝16、17を突設している。この係止溝16、17は、 係止片12、13が挿通可能な横長溝状に形成されている。折り目用溝4、5、 8、9、14は折り目用溝3と同様の形状に形成されている。背面板1、側板6 、7、正面片10、11、底板15は折り曲げても折損しない材質よりなる。折 り曲げても、折損しないため組み立て可能であるという理由による。この折り曲 げても折損しない材質としては、合成樹脂、特に非晶性合成樹脂、紙等が掲げら れる、これらのうち非晶性ポリエステルが最も好適である。
【0009】 そして、図3及び図4に示すように折り目用溝3に沿って背面板1の上部を背 面方に彎曲し、折り目用溝4、5に沿って側板6、7を背面板1と略90゜の角 度をなすように正面方に起き上がらせ、さらに底板15を折り目用溝14に沿っ て背面板1と略90゜の角度をなすように正面方に起き上がらせる。正面片10 、11を折り目用溝8、9に沿って起き上がらせ、側板6、7と略90゜の角度 をなすように内側方に対向的に配設し、係止片12、13を対応する係止溝16 、17に夫々挿入する。多用途組立物入れは、1枚の非晶性ポリエステル製薄板 、例えばペテック(タキロン株式会社の商品名)に複数の折り目用溝を形成して なるので、側板6、7の復元力により係止片12、13は外側方へ作用し、係止 片12、13は係止溝16、17に安定的に係合する。背面板1、側板6、7、 正面片10、11及び底板15により形成される空間部に携帯電話18を入れる 。背面板1の彎曲した上部は、例えば車輌のドアウインドガラスとドアトリムと の間の隙間に挿し入れて吊設使用する。
【0010】 図5を参照にして本考案の他の実施の形態について説明する。背面板1には透 溝19と折り目用溝21により形成される飛び出し防止片23、23を上下に所 定間隔をおいて設けている。この飛び出し防止片23には挿入孔36を穿設し、 飛び出し防止片23、23を起き上がらせることにより、ペン立て等の用途に供 するように形成されている。又、飛び出し防止片23、23の内、上方に位置す る飛び出し防止片23のみを起き上がらせると、携帯電話の上面を押さえ、飛び 出し防止作用をなす。他の構成は前述の図1〜図4に示される実施の形態と同様 であるので説明を省略する。
【0011】 図6〜図9を参照にして本考案の他の実施の形態について説明する。前述の図 1〜図4に図示した部分と同一構成については説明を省略する。背面板1の中間 位置と下部には透溝19、20を形成し、折り目用溝21、22を介して飛び出 し防止片23と仕切り片24を設けている。背面板1の下部一側縁には折り目用 溝25を介して正面板26を連設している。正面板26には略平行な複数の折り 目用縦溝27を設け、下端縁近傍にはこの下端縁と平行な係止溝28が穿設され ている。正面板26の外端縁には係止片29、29を設けている。背面板1の下 部他側縁には、折り目用溝30を介して側片31を連設し、この側片31の基部 には係止片29、29と係合するための係止溝32、32が穿設されている。背 面板1の下側縁には折り目用溝33を介して係止片34を具備した半円状底板3 5が連設されている。折り目用溝21、22、25、27、30、33は、前述 の図1〜図4に示される折り目用溝3と同様に断面V字状に形成されている。
【0012】 そして、折り目用溝3により背面板1の上部を背面方向に彎曲する。折り目用 溝30に沿って側片31を正面方に起き上がらせる。さらに、正面板26を正面 方に起き上がらせ、折り目用縦溝27により正面板26を正面方に膨出する円弧 状に彎曲形成し、係止片29、29を係止溝32、32に係合させて正面板26 を背面板1の正面に架け渡す。折り目用溝33により底板35を正面方に起き上 がらせて係止片34を係止溝28に挿し込み係合させて図9に示すような多用途 組立物入れを組み立てる。
【0013】
【考案の効果】
1枚の折り曲げても折損しない材質よりなる薄板に折り目用溝を設け、この折 り目用溝に沿って組み立てることにより、軽量で長寿命性の多用途組立物入れを 提供し得るという効果がある。
【提出日】平成11年6月7日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば携帯電話入れの場合は、防水製布片や皮革等よりなり中空直方体 状容器の一側方に開閉蓋を設け、外出中にポケットやカバン等に収納する携帯用 のものが一般的に知られている。このような携帯電話入れは、衣服に吊設する等 すれば携帯電話を立てた状態で携帯し得ることができる。しかしながら、車輛や 一般家庭若しくは事務所等で常時携帯電話を立てた状態で収納する携帯電話入れ は提案されていないのが現状である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記処事情に鑑みて創案されたものであって、車輛内や屋内でも携 帯電話や筆記具等を立てた状態で容易に収納取出しが可能な多用途組立物入れを 提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】多用途組立物入れの展開状態を示す正面図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】組み立て状態を示す一部省略正面図である。
【図4】使用状態を示す側面図である。
【図5】他の実施の形態における多用途組立物入れの展
開状態を示す正面図である。
【図6】他の実施の形態における多用途組立物入れの展
開状態を示す正面図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】図6のC−C線断面図である。
【図9】組み立てた状態における斜視図である。
【符号の説明】
1 背面板 3、4、5、8、9、14、21、22、25、27、
30、33 折り目用溝 6、7 側板 10、11 正面片 12、13 係止片 15、35 底板 16、17 係止溝 18 携帯電話 23、24 仕切り片 26 正面板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り曲げても折損しない材質よりなる薄
    板を矩形に形成して背面板となし、この背面板の上部の
    長手方向に所定間隔をおいて略平行な複数の折り目用溝
    を幅方向に設け、下部両側には折り目用溝を介して正面
    片を備えた側板を折り目用溝を介して連設し、前記正面
    片の下端は前記側板下側端縁よりも僅かばかり下方に延
    設して係止片となし、前記背面板の下側端縁には、前記
    係止片を係合可能な係止溝を設けた底板を折り目用溝を
    介して連設したことを特徴とする多用途組立物入れ。
  2. 【請求項2】 折り曲げても折損しない材質よりなる薄
    板を矩形に形成して背面板となし、この背面板の上部長
    手方向に所定間隔をおいて略平行な折り目用溝を幅方向
    に設け、この背面板の下部一側縁には、内側に携帯電話
    を収納可能な空間部を形成するように前記背面板の正面
    方に彎曲架設可能な複数の折り目用縦溝を設けた正面板
    を設け、前記背面板の下側端縁には、折り目用溝に沿っ
    て正面方に起き上がらせることにより前記空間部の底面
    を形成する底板を設けたことを特徴とする多用途組立物
    入れ。
  3. 【請求項3】 上記背面板に、折り目用溝により内側方
    に折り返し可能な少なくとも1以上の仕切り片若しくは
    飛び出し防止片を設けたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の携帯電話入れ。
JP1998009675U 1998-10-30 1998-10-30 多用途組立物入れ Expired - Lifetime JP3063040U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0745306A (ja) * 1993-07-26 1995-02-14 Internatl Business Mach Corp <Ibm> バッテリパック及び電気・電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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