JP3062590B2 - 走査型赤外線検出器 - Google Patents
走査型赤外線検出器Info
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- JP3062590B2 JP3062590B2 JP9090341A JP9034197A JP3062590B2 JP 3062590 B2 JP3062590 B2 JP 3062590B2 JP 9090341 A JP9090341 A JP 9090341A JP 9034197 A JP9034197 A JP 9034197A JP 3062590 B2 JP3062590 B2 JP 3062590B2
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- infrared
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背景の赤外線放射
中に存在する熱源からの赤外線放射を、赤外線センサを
走査することにより効果的に検出可能とした走査型赤外
線検出器に関するものである。
中に存在する熱源からの赤外線放射を、赤外線センサを
走査することにより効果的に検出可能とした走査型赤外
線検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線を検出する方法としては、
単素子赤外線センサ、1次元赤外線検出素子アレイ、赤
外線画像センサが用いられており、いずれも背景からの
赤外線放射に熱源からの赤外線放射が重畳した赤外線放
射を検出するものである。また、赤外線センサの出力信
号から目的の赤外線放射のみを抽出するためには、複雑
な信号処理回路が必要であった。さらに、赤外線検出素
子の応答性能が焦電型のように比較的遅いものと量子型
のように応答性能の比較的早いものでは用途別に検出素
子を使い分ける必要があった。
単素子赤外線センサ、1次元赤外線検出素子アレイ、赤
外線画像センサが用いられており、いずれも背景からの
赤外線放射に熱源からの赤外線放射が重畳した赤外線放
射を検出するものである。また、赤外線センサの出力信
号から目的の赤外線放射のみを抽出するためには、複雑
な信号処理回路が必要であった。さらに、赤外線検出素
子の応答性能が焦電型のように比較的遅いものと量子型
のように応答性能の比較的早いものでは用途別に検出素
子を使い分ける必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した複
雑な信号処理回路を必要とせず、赤外線センサ構成に工
夫を加えることにより、これらの問題点を解決し、赤外
線センサに用いる赤外線検出素子の応答性能に関係な
く、簡単な演算回路で背景の赤外線放射から目的の赤外
線放射のみを効果的に検出可能とした走査型赤外線検出
器を提供することを目的とするものである。
雑な信号処理回路を必要とせず、赤外線センサ構成に工
夫を加えることにより、これらの問題点を解決し、赤外
線センサに用いる赤外線検出素子の応答性能に関係な
く、簡単な演算回路で背景の赤外線放射から目的の赤外
線放射のみを効果的に検出可能とした走査型赤外線検出
器を提供することを目的とするものである。
【0004】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
の実施の形態において明らかにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の走査型赤外線検出器は、赤外線検出素子を
直線配列した赤外線検出素子アレイを走査方向に間隔を
あけて複数平行に配置して構成され、それら複数の赤外
線検出素子アレイが熱源に対して平行にかつ同時に走査
されて熱源からの赤外線放射をレンズを介して検知する
赤外線センサと、互いに異なる赤外線検出素子アレイに
属していて前記走査の方向の平行線上にある対をなす赤
外線検出素子同士の赤外線検出信号を差分演算する演算
回路とを備えた構成としている。
に、本発明の走査型赤外線検出器は、赤外線検出素子を
直線配列した赤外線検出素子アレイを走査方向に間隔を
あけて複数平行に配置して構成され、それら複数の赤外
線検出素子アレイが熱源に対して平行にかつ同時に走査
されて熱源からの赤外線放射をレンズを介して検知する
赤外線センサと、互いに異なる赤外線検出素子アレイに
属していて前記走査の方向の平行線上にある対をなす赤
外線検出素子同士の赤外線検出信号を差分演算する演算
回路とを備えた構成としている。
【0006】
【0007】また、前記赤外線検出素子アレイが、焦電
型の赤外線検出素子を配列して構成されていてもよい。
型の赤外線検出素子を配列して構成されていてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る走査型赤外線
検出器の実施の形態を図面に従って説明する。
検出器の実施の形態を図面に従って説明する。
【0009】図1は本発明に係る走査型赤外線検出器の
実施の形態であって、背景10の赤外線放射12中に含
まれる熱源11(背景よりも低温のものも含む)の赤外
線放射13を検出する模式図である。この図において、
8は赤外線検知部であり、走査方向9(例えば横方向に
等速)に走査されている。赤外線検知部8は、そのケー
ス8a内に、レンズ1を支持するともに赤外線センサ2
を内蔵したハウジング4を有し、さらに赤外線センサ2
の出力信号を増幅するアンプ5及び該アンプ5の出力を
演算する演算回路6を具備している。7は演算回路6の
演算出力である。なお、ケース8aのレンズ1の前面に
当たる部分には穴3が形成されている。
実施の形態であって、背景10の赤外線放射12中に含
まれる熱源11(背景よりも低温のものも含む)の赤外
線放射13を検出する模式図である。この図において、
8は赤外線検知部であり、走査方向9(例えば横方向に
等速)に走査されている。赤外線検知部8は、そのケー
ス8a内に、レンズ1を支持するともに赤外線センサ2
を内蔵したハウジング4を有し、さらに赤外線センサ2
の出力信号を増幅するアンプ5及び該アンプ5の出力を
演算する演算回路6を具備している。7は演算回路6の
演算出力である。なお、ケース8aのレンズ1の前面に
当たる部分には穴3が形成されている。
【0010】図2は本発明を実現するための実験に用い
た5素子2列配列の赤外線センサ2を用いた例である。
この図に示すように、前記赤外線センサ2は赤外線検出
素子18〜22を1列に直線配列した第1の赤外線検出
素子アレイ14と、これと平行に赤外線検出素子23〜
27を1列に直線配列した第2の赤外線検出素子アレイ
15とからなっている。なお、各アレイ14,15の配
列方向は走査方向9と直交する方向である。従って、赤
外線センサ2を走査したとき、赤外線検出素子18と2
3の対は一定時間遅れて同じ検出出力を出す。赤外線検
出素子19と24の対、…、赤外線検出素子22と27
の対についても同様である。
た5素子2列配列の赤外線センサ2を用いた例である。
この図に示すように、前記赤外線センサ2は赤外線検出
素子18〜22を1列に直線配列した第1の赤外線検出
素子アレイ14と、これと平行に赤外線検出素子23〜
27を1列に直線配列した第2の赤外線検出素子アレイ
15とからなっている。なお、各アレイ14,15の配
列方向は走査方向9と直交する方向である。従って、赤
外線センサ2を走査したとき、赤外線検出素子18と2
3の対は一定時間遅れて同じ検出出力を出す。赤外線検
出素子19と24の対、…、赤外線検出素子22と27
の対についても同様である。
【0011】アンプ5は、第1の赤外線検出素子アレイ
14の各赤外線検出素子18〜22の検出出力をそれぞ
れ増幅するアンプ部16−1〜16−5と、第2の赤外
線検出素子アレイ15の各赤外線検出素子23〜27の
検出出力をそれぞれ増幅するアンプ部17−1〜17−
5とからなっている。
14の各赤外線検出素子18〜22の検出出力をそれぞ
れ増幅するアンプ部16−1〜16−5と、第2の赤外
線検出素子アレイ15の各赤外線検出素子23〜27の
検出出力をそれぞれ増幅するアンプ部17−1〜17−
5とからなっている。
【0012】演算回路6は、対をなす赤外線検出素子1
8,23のアンプ部16−1,17−1で増幅された出
力を受ける演算部6−1と、対をなす赤外線検出素子1
9,24のアンプ部16−2,17−2で増幅された出
力を受ける演算部6−2と、対をなす赤外線検出素子2
0,25のアンプ部16−3,17−3で増幅された出
力を受ける演算部6−3と、対をなす赤外線検出素子2
1,26のアンプ部16−4,17−4で増幅された出
力を受ける演算部6−4と、対をなす赤外線検出素子2
2,27のアンプ部16−5,17−5で増幅された出
力を受ける演算部6−5とを内蔵しており、各演算部6
−1〜6−5からそれぞれ演算出力7−1〜7−5が得
られるようになっている。
8,23のアンプ部16−1,17−1で増幅された出
力を受ける演算部6−1と、対をなす赤外線検出素子1
9,24のアンプ部16−2,17−2で増幅された出
力を受ける演算部6−2と、対をなす赤外線検出素子2
0,25のアンプ部16−3,17−3で増幅された出
力を受ける演算部6−3と、対をなす赤外線検出素子2
1,26のアンプ部16−4,17−4で増幅された出
力を受ける演算部6−4と、対をなす赤外線検出素子2
2,27のアンプ部16−5,17−5で増幅された出
力を受ける演算部6−5とを内蔵しており、各演算部6
−1〜6−5からそれぞれ演算出力7−1〜7−5が得
られるようになっている。
【0013】この実施の形態において、赤外線検知部8
を、背景10及び熱源11に対向させて走査方向9に直
線的に走査することにより、熱源11から放射される赤
外線放射13が該赤外線検知部8のレンズ1を通して赤
外線センサ2に入射し、これをアンプ5で一定レベルに
増幅し、演算回路6で演算した結果を演算出力7として
出力する。ここで、前述した如く赤外線センサ2は2列
の赤外線検出素子アレイ14,15を有するものであっ
て、アンプ5は赤外線検出素子アレイ14,15の個々
の赤外線検出素子18〜22,23〜27の出力をアン
プ部16−1〜16−5,17−1〜17−5でそれぞ
れ一定レベルに増幅する機能を持ち、演算回路6は赤外
線検出素子14,15の対をなす赤外線検出素子の増幅
後の出力同士をそれぞれ演算部6−1〜6−5で演算
(具体的には差分を取る)した演算出力7−1〜7−
5、つまり熱源11に対応した目的の赤外線検出信号を
出力する機能を持つ。
を、背景10及び熱源11に対向させて走査方向9に直
線的に走査することにより、熱源11から放射される赤
外線放射13が該赤外線検知部8のレンズ1を通して赤
外線センサ2に入射し、これをアンプ5で一定レベルに
増幅し、演算回路6で演算した結果を演算出力7として
出力する。ここで、前述した如く赤外線センサ2は2列
の赤外線検出素子アレイ14,15を有するものであっ
て、アンプ5は赤外線検出素子アレイ14,15の個々
の赤外線検出素子18〜22,23〜27の出力をアン
プ部16−1〜16−5,17−1〜17−5でそれぞ
れ一定レベルに増幅する機能を持ち、演算回路6は赤外
線検出素子14,15の対をなす赤外線検出素子の増幅
後の出力同士をそれぞれ演算部6−1〜6−5で演算
(具体的には差分を取る)した演算出力7−1〜7−
5、つまり熱源11に対応した目的の赤外線検出信号を
出力する機能を持つ。
【0014】この場合、2つの赤外線検出素子アレイ1
4,15は、熱源11に対して平行にかつ同時に走査さ
れることにより、検出時間に差が生じ、すなわち両アレ
イの間隔により定まる走査時間の位相遅れが生じ、検出
信号波形に位相のずれが生じることを利用し、演算回路
において2つの出力の差分をとるようにして目的の熱源
11を検出する。
4,15は、熱源11に対して平行にかつ同時に走査さ
れることにより、検出時間に差が生じ、すなわち両アレ
イの間隔により定まる走査時間の位相遅れが生じ、検出
信号波形に位相のずれが生じることを利用し、演算回路
において2つの出力の差分をとるようにして目的の熱源
11を検出する。
【0015】図3は、前記赤外線センサ2を構成する平
行配置の赤外線検出素子アレイ14,15において、走
査方向9の平行線上にある対をなす赤外線検出素子20
と赤外線検出素子25の赤外線検出信号及び演算結果の
模式図であり、同図(A)は対をなす赤外線検出素子2
0と赤外線検出素子25の赤外線検出信号を個別に示
し、同図(B)は両赤外線検出信号の差分を演算回路6
(演算部6−3)で演算した後の演算出力である。同図
(A)の如く、背景に対して温度差のある目標となる熱
源があると、第1の赤外線検出素子アレイ14と第2の
赤外線検出素子アレイ15の間隔分の時間差が生じて検
出され、同図(B)の如く、それらの検出信号の差分を
とることにより0レベルとクロスする点で目標となる熱
源を検出することになる。
行配置の赤外線検出素子アレイ14,15において、走
査方向9の平行線上にある対をなす赤外線検出素子20
と赤外線検出素子25の赤外線検出信号及び演算結果の
模式図であり、同図(A)は対をなす赤外線検出素子2
0と赤外線検出素子25の赤外線検出信号を個別に示
し、同図(B)は両赤外線検出信号の差分を演算回路6
(演算部6−3)で演算した後の演算出力である。同図
(A)の如く、背景に対して温度差のある目標となる熱
源があると、第1の赤外線検出素子アレイ14と第2の
赤外線検出素子アレイ15の間隔分の時間差が生じて検
出され、同図(B)の如く、それらの検出信号の差分を
とることにより0レベルとクロスする点で目標となる熱
源を検出することになる。
【0016】図4は、実際に本発明を実証する実験結果
であり、熱源から50m離した位置において背景中に含
まれている該熱源を走査した時に得られる互いに対をな
す2個の赤外線検出素子の検出出力と両者の差分を取っ
た演算出力である。このように対をなす赤外線検出素子
の出力の差分をとるだけの単純な演算回路構成で所望の
演算出力の結果を得ることができる。
であり、熱源から50m離した位置において背景中に含
まれている該熱源を走査した時に得られる互いに対をな
す2個の赤外線検出素子の検出出力と両者の差分を取っ
た演算出力である。このように対をなす赤外線検出素子
の出力の差分をとるだけの単純な演算回路構成で所望の
演算出力の結果を得ることができる。
【0017】なお、図2の回路では、演算出力として7
−1〜7−5の5個が得られるが、例えば演算出力7−
1〜7−5のいずれか1つが図4の如き目標検出を示せ
ば、目標有りとすることができる。
−1〜7−5の5個が得られるが、例えば演算出力7−
1〜7−5のいずれか1つが図4の如き目標検出を示せ
ば、目標有りとすることができる。
【0018】この実施の形態によれば、実証実験の結果
からも明らかなように、平行に並べられた2列の赤外線
検出素子アレイ14,15を同時に走査することによ
り、検出時間差を利用して背景中に含まれる熱源の赤外
線放射のみを信号強調して検出するのに極めて有効であ
る。
からも明らかなように、平行に並べられた2列の赤外線
検出素子アレイ14,15を同時に走査することによ
り、検出時間差を利用して背景中に含まれる熱源の赤外
線放射のみを信号強調して検出するのに極めて有効であ
る。
【0019】また、検出素子の応答性能に無関係な赤外
線検出器の実現が可能であり、例えば赤外線検出素子と
して応答特性が比較的遅い焦電型の赤外線センサにおい
ても、2列の赤外線検出素子アレイ14,15の出力を
演算回路6において差分演算を施すことにより、高速応
答の赤外線検出素子と同等の検出が可能である。
線検出器の実現が可能であり、例えば赤外線検出素子と
して応答特性が比較的遅い焦電型の赤外線センサにおい
ても、2列の赤外線検出素子アレイ14,15の出力を
演算回路6において差分演算を施すことにより、高速応
答の赤外線検出素子と同等の検出が可能である。
【0020】さらに、検出後の演算回路が簡単な構成で
実現できる。
実現できる。
【0021】なお、図2では赤外線センサ2の各赤外線
検出素子アレイとして実験的に5素子の場合を例示した
が、各赤外線検出素子アレイの素子個数は任意である。
検出素子アレイとして実験的に5素子の場合を例示した
が、各赤外線検出素子アレイの素子個数は任意である。
【0022】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る走査
型赤外線検出器によれば、複雑な信号処理回路を必要と
せず、赤外線センサに用いる赤外線検出素子の応答性能
に関係なく、簡単な演算回路で背景の赤外線放射から目
的の赤外線放射のみを効果的に検出可能である。
型赤外線検出器によれば、複雑な信号処理回路を必要と
せず、赤外線センサに用いる赤外線検出素子の応答性能
に関係なく、簡単な演算回路で背景の赤外線放射から目
的の赤外線放射のみを効果的に検出可能である。
【図1】本発明に係る走査型赤外線検出器の実施の形態
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】実施の形態における赤外線センサ及びその後段
の回路のブロック図である。
の回路のブロック図である。
【図3】実施の形態において得られる赤外線センサの対
をなす赤外線検出素子出力と演算出力の模式図である。
をなす赤外線検出素子出力と演算出力の模式図である。
【図4】実験において得られた背景と熱源の赤外線放射
の検出結果と演算出力を示す信号波形図である。
の検出結果と演算出力を示す信号波形図である。
1 レンズ 2 赤外線センサ 3 穴 4 ハウジング 5 アンプ 6 演算回路 7 演算出力 8 赤外線検出部 9 走査方向 10 背景 11 熱源 12 背景からの赤外線放射 13 熱源からの赤外線放射 14 第1の赤外線検出素子アレイ 15 第2の赤外線検出素子アレイ 18〜27 赤外線検出素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/02 - 1/04 G01J 1/42 - 1/44 G01J 5/02 G01J 5/62 G01V 9/04 G04N 5/33 - 5/335
Claims (2)
- 【請求項1】 赤外線検出素子を直線配列した赤外線検
出素子アレイを走査方向に間隔をあけて複数平行に配置
して構成され、それら複数の赤外線検出素子アレイが熱
源に対して平行にかつ同時に走査されて熱源からの赤外
線放射をレンズを介して検知する赤外線センサと、 互いに異なる赤外線検出素子アレイに属していて前記走
査の方向の平行線上にある対をなす赤外線検出素子同士
の赤外線検出信号を差分演算する演算回路とを備えるこ
とを特徴とする走査型赤外線検出器。 - 【請求項2】 前記赤外線検出素子アレイが、焦電型の
赤外線検出素子を配列して構成されている請求項1記載
の走査型赤外線検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9090341A JP3062590B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 走査型赤外線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9090341A JP3062590B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 走査型赤外線検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10267754A JPH10267754A (ja) | 1998-10-09 |
JP3062590B2 true JP3062590B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=13995831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9090341A Expired - Lifetime JP3062590B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 走査型赤外線検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3062590B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2075188A2 (en) | 2007-12-28 | 2009-07-01 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddle-type vehicle |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5470997B2 (ja) * | 2009-04-15 | 2014-04-16 | パナソニック株式会社 | マイクロ波加熱装置 |
CN108909407B (zh) * | 2013-05-17 | 2022-02-11 | 松下电器(美国)知识产权公司 | 控制装置及方法、空气调节机以及车辆 |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP9090341A patent/JP3062590B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2075188A2 (en) | 2007-12-28 | 2009-07-01 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddle-type vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10267754A (ja) | 1998-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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