JP3062492U - ディスク収納ケ―ス - Google Patents

ディスク収納ケ―ス

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JP3062492U
JP3062492U JP1999001863U JP186399U JP3062492U JP 3062492 U JP3062492 U JP 3062492U JP 1999001863 U JP1999001863 U JP 1999001863U JP 186399 U JP186399 U JP 186399U JP 3062492 U JP3062492 U JP 3062492U
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storage case
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disk storage
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JP1999001863U
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English (en)
Inventor
新秋 張
Original Assignee
碩億金屬有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクの係合部材に構造的強度を持たせると
共に、係合部材よりディスクを簡単に取り外すことがで
きるようにしたディスク収納ケースを提供する。 【解決手段】 ディスク収納ケース200のケース本体
40の底面40aに環状の段差を有する突出部42を有
し、かつ前記突出部42の外周には複数個の弓形凹部4
21が等間隔に設けられ、さらに前記底面40aの中央
部には基端部がケース本体40の底面から隆起した係合
部材43が2個相対向して形成されたディスク収納ケー
スにおいて、前記係合部材43の上方遊端部に、実質的
に半円形状の相対向した2個の固定用リブ431を設
け、各固定用リブの外側縁の中央部上方端部には、前記
係合部材とは逆方向に延在した係合突起432を形成す
ると共に、前記相対向する固定用リブの内側縁にはそれ
ぞれ内側へ向って広がる複数個の弾性ブリッジ・リブ4
35を介して接続した押圧部材435を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、記憶媒体である光学ディスクを保管した収納ケースから使用者が 簡単に取り出し易い構造にしたディスク収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、従来のディスク収納ケース100を示すもので、収納ケース本体10 と、前記ケース本体10の後側部に回動可能に接続されたカバー本体20とから 構成されたものである。 前記収納ケース本体10の残りの前側部および左,右側部には、それぞれU字形 の周縁フレーム11が配置されており、前記周縁フレーム11の前側部11aの 中間部には内側にくぼんだ凹部11bが形成されている。さらに、前記収納ケー ス本体10の内底面10aには環状の段のついた突出部12が形成されている。 段差を設けた環状の突出部12の中心部には2個の相対向する係合部材13,1 3が配置されている。 各係合部材13,13の下方基端部はケース本体10の底面10aに接続され ており、その上方遊端部には実質的に半円形状の相対向する固定用隆起部131 ,131がそれぞれ形成されている。 この固定用隆起部131,131の遊端部の中央部上端には、係合部材13とは 逆方向に伸張しているほぞ132が形成されていると共に、前記係合部材13の 上方中央部には、前記ほぞ132に対応した貫通孔133が形成されていて、射 出成形時にほぞ132に関する鋳造作業が行い易いようにしてある。 使用時において、ディスク30を収納ケース本体10に収納する場合には、デ ィスク30の中心円形孔31が係合部材13の固定用隆起部131の外側縁にぴ たりと嵌まることで、係合部材13のほぞ132がディスク30の円形孔31の 周縁と互いに係合するようになっている。
【0003】 しかし、上述したような従来形のディスク収納ケースには次に挙げるような問 題点がある。 収納ケース本体10の係合部材13は構造的に強度が弱い独立部材であ るため、収納ケース本体10が床に落下した場合、係合部材13はディスク30 の逆剪断力を受けることとなり、係合部材13の固定用隆起部131の連結部分 が図2に示すように貫通孔133近傍で破損してしまい、デイスク30の固定が 不可能になる恐れがある。 ディスク30を係合部材13より取り外す場合、係合部材13の固定用 隆起部131を2個同時に押圧して係合を解除しなければならないので、ディス クを取り出すのが不便である。加えて、係合部材13を1個だけ押圧した場合に は、図3に示すように、ディスク30を取り外すことができないばかりか、他の 係合部材13も力ずくで壊されてしまうか、あるいはディスク30も変形したり 壊れてしまったりする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って,この考案では、係合部材を複数個の弾性ブリッジ・リブを介して押圧 部材に接続されるようにし、たとえ収納ケース本体が地面に落ちてしまった場合 でも、ディスクの剪断力によって係合部材が破壊されるのを防止することができ 得るような構造的強度を持たせたディスク収納ケースを提供することを目的とす る。
【0005】 この考案のさらに別の目的は、ディスクを取り外す時に使用者がディスクをゆ がめたり壊したりすることなく、係合部材間の押圧部材を押すだけで係合部材か ら簡単に取り外すことができるディスク収納ケースを提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、収納ケース本体と前記ケース本体の後側に回動可能に接続 されたカバー本体とからなるディスク収納ケースであって、前記ケース本体の前 側および左,右側部にそれぞれ周縁フレームが立設され、前記周縁フレームの前 側部の中間部には内側にくぼんだ凹部が形成されていると共に、前記ケース本体 の底面には環状の段差を設けた突出部を有し、かつ前記環状の突起部の外周には 複数個の弓形凹部が等間隔に設けられ、さらに前記底面の中央部には基端部がケ ース本体の底面から隆起した係合部材が2個相対向して形成されたディスク収納 ケースにおいて、前記係合部材の上方遊端部に、実質的に半円形状の相対向した 2個の固定用リブを設け、各固定用リブの外側縁の中央部上方端部には、前記係 合部材とは逆方向に延在した係合突起を形成すると共に、前記相対向する固定用 リブの内側縁にはそれぞれ内側へ向って広がる複数個の弾性ブリッジ・リブを介 して接続した押圧部材を設けた構成とすることで、収納ケース本体の係合部材に 係合固定したディスクを取り外す時は、前記押圧部材を上方より軽く指で押圧す ることで、前記係合部材の固定用リブが変形してディスクの円形孔との係合を解 除できるようにしたものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の一実施形態について、図面を参照して説明する。 この考案に係るディスク収納ケース200は、図4に示すように、全体がプラ スチックなどにより形成された収納ケース本体40と、ケース本体40の後側部 に回動可能に接続されたカバー本体50とから構成されている。
【0008】 収納ケース本体40の前側部および左,右側部には、それぞれU字形の周縁フ レーム41が立設されている。前記周縁フレーム41の前側部の中間部には内側 にくぼんだ凹部411が形成されていて、カバー本体50が収納ケース本体40 側に回動嵌合されて閉じている時に、使用者がこの凹部411へ指を入れること で、カバー本体50を収納ケース本体40から簡単に開けることができる。
【0009】 前記収納ケース本体40の底面40aには環状の段のついた突出部42が形成 されており、この環状の突出部42の内径は、ディスク30の直径よりも若干大 きく形成されている。さらに前記環状の突起部42の外周には前記底面40aを 隆起させて形成した複数個の弓形凹部421が等間隔に形成されていて、その中 心部には、前記底面40aを切り起こして形成された、徐々に幅の拡がった隆起 を持つ係合部材43が左右対称に2個、相対向して配設されている。
【0010】 この隆起した係合部材43の下方基端部は前記収納ケース本体40の底面40 aと接続しており、その上方遊端部には、実質的に半円形状をして互いに対向し た、係合部材43とは逆方向に延在する2個の固定用リブ431が形成されてい て、その外側縁の中央部上方端部には、係合突起432が形成されている。
【0011】 そして、係合部材43の上方部には、係合突起432に対応する貫通孔433 が形成されている。さらに、相対向する固定用リブ431の内側縁にはそれぞれ 、内方へ向って広がる複数個の弾性ブリッジ・リブ434が設けられ、これらリ ブ434は押圧部材435と接続するようになっている。
【0012】 以上のように構成された、この考案のディスク収納ケースにあっては、図5に 示すように、ディスク30を収納ケース本体40内に設置する場合には、まず、 ディスク30の中心円形孔31を収納ケース本体40の係合部材43の固定用リ ブ431の外側縁に嵌め、そして係合部材43の係合突起432にディスク30 の円形孔31周囲を係合させるようにする。
【0013】 そして、ディスク30を収納ケース本体40より取り出す際には、図6に示す ように、2個の係合部材43,43間に配置されている押圧部材435を押し下 げると、弾性ブリッジ・リブ434によって、各係合部材43の相対向する固定 用リブ431がそれぞれ変形されて、下方へ移動するようになる。この状態で、 固定用リブ431の係合突起432がディスク30の円形孔31周囲から外れて 、使用者がディスク30を収納ケース本体40の係合部材43から簡単に取り外 すことができる。
【0014】 図7,図8それぞれには、この考案のディスク収納ケースの変形例を示す第2 ,第3の実施形態が示されていて、これら実施形態のうち、図7の第2実施形態 では、係合部材43はその横幅が一定で一直線の形状の盛り上がったプレート状 をなした点が異なっており、図8の変形例の第3実施形態では、係合部材43は テーパが付いて先の細くなった形状の盛り上がったプレート状に形成された点が 異なったものである。
【0015】 なお、上記変形例の実施形態におけるその他の部分の構成は、前述の第1実施 形態と同様なので、同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。 上述したこの考案のディスク収納ケースの実施形態は単にこの考案の例示とし て挙げたもので、この考案を制限するものではなく、この考案の請求の範囲から 逸脱することなく多くの変更がなされ得ることは言うまでもない。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のディスク収納ケースは、係合部材の上方遊端 部に、実質的に半円形状の相対向した2個の固定用リブを設け、各固定用リブの 外側縁の中央部上方端部には、前記係合部材とは逆方向に延在した係合突起を形 成すると共に、前記相対向する固定用リブの内側縁にはそれぞれ内側へ向って広 がる複数個の弾性ブリッジ・リブを介して接続した押圧部材を設けた構成とした ので、次に述べるような効果がある。
【0017】 すなわち、 係合部材の固定用リブが弾性ブリッジ・リブを介して押圧部材に接続さ れているので、より優れた構造的強度が得られので、収納ケース本体を誤って床 に落としてしまった場合であっても、ディスクの剪断力によって係合部材が両サ イドの貫通孔から壊れてしまうことがない。 ディスクを取り出すには、係合部材間の押圧部材を軽く押し下げるのみ で、弾性ブリッジ・リブによって、2個の係合部材のそれぞれの相対向する固定 用リブが変形されて下方へ移動するため、各々の固定用リブの係合突起がそれぞ れディスクの円形孔の周縁から外れて、ディスクを簡単に取り外すことができる 。従って、係合部材やディスクを傷つけたりすることなくディスクの取り出しが 容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のディスク収納ケースを示す斜視図。
【図2】図1のディスク収納ケースを地面に落とし係合
部材が壊れてしまった状態を示す断面図。
【図3】従来のディスク収納ケースにおいて、係合部材
を1個しか押圧せず、ディスクが取り外せない状態を示
す断面図。
【図4】この考案のディスク収納ケースの第1実施形態
を示す斜視図。
【図5】図4の収納ケース本体にディスクを設置した状
態を示す断面図。
【図6】図4の収納ケース本体からディスクを取り出す
時の状態を示す断面図。
【図7】この考案の第2の実施形態のディスク収納ケー
スを示す斜視図。
【図8】この考案の第3の実施形態のディスク収納ケー
スを示す斜視図。
【符号の説明】
200 ディスク収納ケース 30 光学ディスク 31 ディスクの中心円形孔 40 ケース本体 40a 底面 41 U字形の周縁フレーム 411 凹部 42 隆起した係合部材 421 弓形凹部 43 係合部材 431 固定用リブ 432 係合突起 434 弾性ブリッジ・リブ 435 押圧部材 50 カバー本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納ケース本体と前記ケース本体の後側
    に回動可能に接続されたカバー本体とからなるディスク
    収納ケースであって、前記ケース本体の前側部および左
    右側部にそれぞれ周縁フレームが立設され、前記周縁フ
    レームの前側部の中間部には内側にくぼんだ凹部が形成
    されていると共に、前記ケース本体の底面には環状の段
    差を設けた突出部を有し、かつ前記環状の突起部の外周
    には複数個の弓形凹部が等間隔に設けられ、さらに前記
    底面の中央部には基端部がケース本体の底面から隆起し
    た係合部材が2個相対向して形成されたディスク収納ケ
    ースにおいて、前記係合部材の上方遊端部に、実質的に
    半円形状の相対向した2個の固定用リブを設け、各固定
    用リブの外側縁の中央部上方端部には、前記係合部材と
    は逆方向に延在した係合突起を形成すると共に、前記相
    対向する固定用リブの内側縁にはそれぞれ内側へ向って
    広がる複数個の弾性ブリッジ・リブを介して接続した押
    圧部材を設けたことを特徴とするディスク収納ケース。
JP1999001863U 1999-03-26 1999-03-26 ディスク収納ケ―ス Expired - Lifetime JP3062492U (ja)

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ID=43196234

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3474507B2 (ja) 1999-12-17 2003-12-08 株式会社ディエフ松栄 光ディスク収納用ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3474507B2 (ja) 1999-12-17 2003-12-08 株式会社ディエフ松栄 光ディスク収納用ケース

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