JP3062484U - しゃもじ - Google Patents

しゃもじ

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JP3062484U
JP3062484U JP1999001857U JP185799U JP3062484U JP 3062484 U JP3062484 U JP 3062484U JP 1999001857 U JP1999001857 U JP 1999001857U JP 185799 U JP185799 U JP 185799U JP 3062484 U JP3062484 U JP 3062484U
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rice
scooping
rice grains
projections
scoop
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JP1999001857U
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Inventor
野 善 一 星
Original Assignee
有限会社飛雄商事
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 しゃもじの掬い部分の表面及び裏面へのごは
ん粒の付着を防止する。 【解決手段】 しゃもじの掬い部12の表面1及び裏面
2に小突起3及び細突起4を複数形成せしめ、ごはん粒
との接触面積を小さくすることにより、剥離性を高め
て、上記の付着を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、掬い部の表面及び裏面に小突起及び細突起を複数形成し、高い剥 離性を有するしゃもじに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、しゃもじは掬い部100の表面及び裏面が平面状のため、 ごはん粒7との接触面積が大きく、ごはん粒7が付着し易いものとなっている。 このため従来では、しゃもじの掬い部100の表面及び裏面の両面に、例えばテ トラフルオロエチレンなどのフッ素系樹脂のような剥離性の高い樹脂をコーティ ング処理する等の二次加工を施すことによって、剥離性を付与している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のしゃもじでは、フッ素系樹脂のコーティング処理が必要である ため、加工が面倒となる問題がある。また、コーティング処理を施した場合であ っても、掬い部100の表面及び裏面が平滑なため、ごはん粒7の糊状の薄膜が 付着しやすく、この付着した薄膜を除去する作業が煩わしい問題を有している。
【0004】 本考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、二次加工を不要 とすると共に、ごはん粒やその糊状の薄膜の付着を防止することができるしゃも じを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、掬い部の表面に小突起が複数形成され ると共に、裏面に前記小突起よりも小さな細突起が複数形成されていることを特 徴とする。
【0006】 この発明では、小突起および細突起を設けているため、ごはん粒との接触面積 が小さくなり、ごはん粒やその糊状の薄膜が付着しなくなる。このため樹脂コー ティングの二次加工が不要となる。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1〜図4は、本考案の一実施の形態を示している。しゃもじ10は、手によ って把持される把手部11と把手部11の先端から広がる掬い部12とが一体的 に形成され構成されている。掬い部12はごはんを掬うためのものである。この 場合、掬い部12は把手部11の先端からなだらかに湾曲した曲面となっている 。
【0008】 掬い部12は約2mm程度の厚さとなっており、この掬い部12の表面には複 数の小突起3が形成されると共に、裏面には複数の細突起4が形成されている。 小突起3は掬い部12の表面から2mm程度の径で、1mm程度の高さで突出し ている。この小突起3は掬い部12の表面の略全面に整列状に形成されている。 また小突起3はごはん粒7が入り込まないようなピッチで設けられるものである 。
【0009】 掬い部12裏面の細突起4も、裏面の略全面に整列状に形成されている。この 細突起4は上述した小突起3よりも小さな突起となっており、例えば1mm程度 の径で、かつ0.5mm程度の高さで形成されている。かかる細突起4において も、ごはん粒が入り込まないようなピッチで設けられるものである。
【0010】 図4はこの実施の形態のしゃもじを使用した状態を示す。掬い部12の表裏両 面に形成された小突起3及び細突起4によって、ごはん粒7との接触面積が小さ くなり、しかも小突起3及び細突起4の間にごはん粒7が入り込まないため、掬 い部12の表裏両面への付着を防止することができる。また、接触面積が小さい ため、ごはん粒7から発生する糊が掬い部12の表裏面に付着しにくくなる。従 って、成形後にフッ素系樹脂をコーティングする二次加工が不要となり、簡単に 製造でき、しかも安価とすることができる。
【0011】 この実施の形態において、しゃもじ10は、ポリプロピレン、ポリエチレン等 のポリオレフィン樹脂、あるいはその他の剥離性を有したプラスチックスを射出 成形することにより形成されるものである。このような剥離性のある樹脂を用い ることにより、上述した接触面積が小さくなったことと相俟ってごはん粒7との 剥離性を向上させることができる。従って、ごはん粒7及びごはん粒から発生す る糊がさらに付着しにくく、付着しても簡単な洗浄で洗い落とすことができる。 さらに、ごはん粒7及び糊が付着しにくいため、雑菌等の発生及び増殖を防止で き、衛生的な使用を行うことができる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、本考案は掬い部分の表面及び裏面に小突起及び細突起を形成し て、ごはん粒との接触面積を小さくするため、ごはん粒7の付着がなくなり、使 用後の洗浄を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態の表面の平面図である。
【図2】本考案の一実施の形態の裏面の平面図である。
【図3】一実施の形態の長手方向の断面図である。
【図4】使用状態を示す掬い部の断面図である。
【図5】従来のしゃもじの掬い部分の断面図である。
【符号の説明】
1 表面 2 裏面 3 小突起 4 細突起 7 ごはん粒 10 しゃもじ 11 把手部 12 掬い部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掬い部の表面に小突起が複数形成される
    と共に、裏面に前記小突起よりも小さな細突起が複数形
    成されていることを特徴とするしゃもじ。
JP1999001857U 1999-03-25 1999-03-25 しゃもじ Expired - Lifetime JP3062484U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100803236B1 (ko) * 2000-06-14 2008-02-14 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 밥주걱
WO2016002871A1 (ja) * 2014-07-02 2016-01-07 日清食品ホールディングス株式会社 飲食用具及び容器入り即席食品

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