JP3047853U - しゃもじ - Google Patents
しゃもじInfo
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- JP3047853U JP3047853U JP1997009488U JP948897U JP3047853U JP 3047853 U JP3047853 U JP 3047853U JP 1997009488 U JP1997009488 U JP 1997009488U JP 948897 U JP948897 U JP 948897U JP 3047853 U JP3047853 U JP 3047853U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- scooping plate
- plate portion
- scoop
- pressure adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 炊飯器から米飯を掬った際に、ふっくらした
状態で掬うことができるしゃもじの提供にある。 【解決手段】 掬い板部2と柄部3とを備えたしゃもじ
に於て、米飯R…との接触圧力を和らげる圧力調整用ス
リット部4…を掬い板部2に形成したものである。
状態で掬うことができるしゃもじの提供にある。 【解決手段】 掬い板部2と柄部3とを備えたしゃもじ
に於て、米飯R…との接触圧力を和らげる圧力調整用ス
リット部4…を掬い板部2に形成したものである。
Description
【0001】
本考案は、しゃもじに関する。
【0002】
従来、しゃもじは、掬い板部と柄部とを備えており、全体に平坦な板状のもの や、掬い板部に、掬った米飯を載置するための窪み部が形成されているものがあ った。
【0003】
しかしながら、炊飯器から米飯を掬う際に、掬い板部によって米飯を押さえつ けてしまうために、米粒をふっくらと掬うことが難しかった。また、掬い板部の 先端縁を曲線状に形成しているので、先端縁が炊飯器の底面に密着せず、底面に 付着している米粒をうまく掬うことができなかった。
【0004】 そこで、本考案は、炊飯器から米飯を掬った際に、ふっくらした状態で掬うこ とができるしゃもじを提供することを目的とする。
【0005】
上述の目的を達成するために、本考案に係るしゃもじは、掬い板部と柄部とを 備えたしゃもじに於て、米飯との接触圧力を和らげる圧力調整用スリット部を上 記掬い板部に形成したものである。
【0006】 また、圧力調整用スリット部を、平面的に見て、複数本の同心円弧状に、中心 線に対して左右対称に、配置するも、圧力調整用スリット部の幅寸法を、米粒の 長手方向直径寸法と略同一寸法とするもよい。しかも、掬い板部の先端縁を直線 状に形成するのが好ましい。
【0007】 また、全体をプラスチックにて一体成形すると共に、掬い板部と柄部との接触 部位乃至柄部の先端部位に、親指当て用窪み部を設け、さらに、上記柄部の横断 面形状を丸みのある凹型に形成したものである。
【0008】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本考案を詳説する。
【0009】 図1は、本考案のしゃもじの実施の一形態を示し、このしゃもじ1は、プラス チックにて一体成形され、掬い板部2と、柄部3とから成っている。具体的には 、掬い板部2には、複数本(図例では4本)の圧力調整用スリット部4…を形成 している。
【0010】 この圧力調整用スリット部4…は、米飯との接触圧力を和らげるためのもので ある。つまり、炊飯器から米飯を掬う際に、掬い板部2と米飯との接触圧力を、 スリット部4…から逃がすことが可能であり、かつ、スリット部4…から掬った 米飯に空気を混ぜ混んで、米飯をふっくらとした状態で掬うことができる。
【0011】 また、圧力調整用スリット部4…は、複数本の同心円弧状に、中心線Lに対し て左右対称に、配置されている。このことによって、掬った米飯に空気を均一に 混ぜ混んで、米飯をより一層ふっくらとさせることができる。
【0012】 さらに、このスリット部4の幅寸法Wを、(図1中に仮想線で示したように、 )米粒Rの長手方向直径寸法Sと略同一寸法としている。即ち、幅寸法Wを直径 寸法Sより小さくすると、掬い板部2と米飯R…との接触圧力が大きくなり、ま た、掬った米飯R…に少量の空気しか混ぜ混むことができないので、ふっくらと 掬うことができない。また、幅寸法Wが小さいために、スリット部4…の内面に 付着した汚れを洗浄しにくい。
【0013】 一方、直径寸法Sを越えるようにすると、掬った米飯R…がスリット部4…か ら下に抜けてしまい、掬いにくい。そして、掬い板部2の先端縁2aを直線状に 形成しているので、炊飯器の底面にこの先端縁2aが接触して、底面に付着して いる米飯R…を確実に掬うことができる。
【0014】 また、図2に示すように、掬い板部2と柄部3との接触部位5(乃至柄部3の 先端部位)に、親指当て用窪み部6を設けている。この親指当て用窪み部6が滑 り止めとなって、炊飯器から米飯を掬う際に、指に力が加えやすく、(手の力の 弱い人でも)掬う作業が容易となる。
【0015】 さらに、図3に示すように、柄部3の横断面形状を丸みのある凹型に形成して いる。この凹部7を形成することにより、力の弱い人でも、容易にしっかりと柄 部3を掴持することができ、より一層力がかけやすい。
【0016】 次に、このしゃもじ1の使用方法を説明する。 まず、図4(a)に示すように、しゃもじ1を米飯R…に挿入する。なお、こ の時、炊飯器の底面に掬い板部2の先端縁2aを接触させて、底面に付着してい る米飯R…を確実に掬うようにする。
【0017】 そして、しゃもじ1に矢印F方向に力を加えて、米飯R…を掬い上げる。この 時、掬い板部2に設けられたスリット部4…から、掬った米飯R…に空気Aが混 ざり混む。このことによって、図4(b)に示すように、米飯R…をふっくらと した状態で掬うことができる。
【0018】
本考案は、上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0019】 (請求項1によれば、)炊飯器から米飯R…を掬う際に、掬い板部2と米飯R …との接触圧力を、スリット部4…から逃がすことができ、かつ、スリット部4 …から掬った米飯R…に空気を混ぜ混んで、ふっくらと掬うことができる。
【0020】 (請求項2によれば、)掬った米飯R…に空気を均一に混ぜ混んで、米飯R… をより一層ふっくらとさせることができる。 (請求項3によれば、)幅寸法Wを直径寸法Sより小さくすると、掬い板部2 と米飯R…との接触圧力が大きくなり、かつ、掬った米飯R…に少量の空気しか 混ぜ混まれないので、掬った米飯R…がふっくらとしない。また、幅寸法Wが小 さいために、スリット部4の内面に付着した汚れを洗浄しにくい。一方、直径寸 法Sを越えるようにすると、掬った米飯R…がスリット部4…から下に抜けてし まい、米飯R…が掬いにくい。
【0021】 (請求項4によれば、)炊飯器の底面にこの先端縁2aが接触するので、底面 に付着している米飯R…を確実に掬うことができる。
【0022】 (請求項5によれば、)米飯R…を掬う際に、滑らず、力をかけやすい。また 、力の弱い人でも、容易にしっかりと柄部3を掴持することができ、力をかけや すい。
【図1】本考案の実施の一形態を示す平面図である。
【図2】側面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】使用状態を示す説明図である。
2 掬い板部 2a 先端縁 3 柄部 4 スリット部 5 接触部位 6 親指当て用窪み部 L 中心線 R 米粒 S 直径寸法 W 幅寸法
Claims (5)
- 【請求項1】 掬い板部2と柄部3とを備えたしゃもじ
に於て、米飯R…との接触圧力を和らげる圧力調整用ス
リット部4…を上記掬い板部2に形成したことを特徴と
するしゃもじ。 - 【請求項2】 掬い板部2と柄部3とを備えたしゃもじ
に於て、米飯R…との接触圧力を和らげる圧力調整用ス
リット部4…を上記掬い板部2に形成し、かつ、上記圧
力調整用スリット部4…を、平面的に見て、複数本の同
心円弧状に、中心線Lに対して左右対称に、配置したこ
とを特徴とするしゃもじ。 - 【請求項3】 掬い板部2と柄部3とを備えたしゃもじ
に於て、米飯R…との接触圧力を和らげる圧力調整用ス
リット部4…を上記掬い板部2に形成し、かつ、上記圧
力調整用スリット部4…を、平面的に見て、複数本の同
心円弧状に、中心線Lに対して左右対称に、配置し、さ
らに、該圧力調整用スリット部4の幅寸法Wを、米粒R
の長手方向直径寸法Sと略同一寸法としたことを特徴と
するしゃもじ。 - 【請求項4】 掬い板部2と柄部3とを備えたしゃもじ
に於て、米飯R…との接触圧力を和らげる圧力調整用ス
リット部4…を上記掬い板部2に形成し、かつ、上記掬
い板部2の先端縁2aを直線状に形成したことを特徴と
するしゃもじ。 - 【請求項5】 全体をプラスチックにて一体成形すると
共に、掬い板部2と柄部3との接触部位5乃至柄部3の
先端部位に、親指当て用窪み部6を設け、さらに、上記
柄部3の横断面形状を丸みのある凹型に形成したことを
特徴とするしゃもじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009488U JP3047853U (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | しゃもじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009488U JP3047853U (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | しゃもじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3047853U true JP3047853U (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=43182153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997009488U Expired - Lifetime JP3047853U (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | しゃもじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047853U (ja) |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP1997009488U patent/JP3047853U/ja not_active Expired - Lifetime
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