JP3061753U - 替え刃式切断用リ―ル - Google Patents

替え刃式切断用リ―ル

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JP3061753U
JP3061753U JP1999002085U JP208599U JP3061753U JP 3061753 U JP3061753 U JP 3061753U JP 1999002085 U JP1999002085 U JP 1999002085U JP 208599 U JP208599 U JP 208599U JP 3061753 U JP3061753 U JP 3061753U
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reel
blades
cutting
blade
cutting reel
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JP1999002085U
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元一郎 阿部
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元一郎 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は切断用リールのリール刃を1本ずつ交
換できるようにし、リール刃の摩耗及び破損時の経済的
負担を低減する。 【解決手段】本考案は軸心廻りに回転駆動される1本の
リール軸1の軸芯方向に配置されたリールプレート2に
フランジ3を設け、そのフランジ3にネジ5にてリール
刃4を取り付ける構造により、リール刃4の摩耗及び破
損時にはリール刃4を1枚単位で交換出来るため、摩耗
及び破損時の経済的負担が低減出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は芝生等を刈り取る切断用リールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の切断用リールは図3に示すように、軸心廻りに回転駆動される1本のリ ール軸11と複数のリールプレート12、及び複数のリール刃13で構成されて いて、各構成物は溶接によって連結され一体化していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
切断用リールを芝刈り作業等に一定量使用すると、通常の刃物と同様にその刃先 を研ぎ直さなければならない。痛んだ刃先を研ぎ直す為に円筒研削盤と呼ばれる 工作機械を用いて切断用リールのリール刃の外径を砥石にて研削する作業を行う 。この作業により切断用リールのリール刃の外径は小さくなり、研ぎ直しを重ね ることにより、使用限界がきて切断用リール全体を交換しなければならなくなる 。また、芝刈り作業時において切断用リールが芝と一緒に石等を巻き込むことが ある。巻き込んだ石等によりリール刃が破損する。複数のリール刃の内1枚のリ ール刃が破損しても溶接による連結構造のために、リール軸及びリールプレート 及び複数枚中の破損していない複数のリール刃全部を廃却しなければならず、新 しい切断用リールを購入する経済的負担は大きかった。従って、通常の使用にお いては複数の摩耗したリール刃、破損等通常以外の場合は破損したリール刃のみ を交換出来るようにすることにより、前述の欠点を解決しようとするものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本考案の第一の技術的手段は切断用リールに 対し、複数のリール刃を着脱可能とした点にある。
【0005】 第二の技術的手段は複数のリール刃をおのおの独立に切断用リールに対し着脱 可能としている点にある。
【0006】
【考案の実施の形態】
複数のリール刃をネジによりリールプレートに枢着することにより複数のリー ル刃が一枚ずつ交換可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。本例では主にゴルフ場のギャン グコースの芝刈りに使われる切断用リールを用いて説明する。
【0008】 1はリール軸で1本である。2はリールプレートで5枚である。4はリール刃 で4枚ある。3はフランジでリールプレート2の1枚に対しリール刃の枚数分必 要で、本例では全部で20枚ある。5はサイズM6のネジでフランジ3の1枚に 対し2個必要で、本例では全部で40個ある。
【0009】 リールプレート2はリール軸1の軸芯上に等間隔に溶接にて一体化される。フ ランジ3はリールプレート2に同じく円周上に等間隔に溶接にて一体化される。
【0010】 フランジ3にはネジ5にてリール刃4を着脱するためのサイズM6のタップ穴 がフランジ3の1枚当たり各二個所加工してある。リール刃4にはリール刃4を ネジ5にてフランジ3に着脱するための直径7mmの穴がリール刃4の1枚当た り各10個所加工してある。ネジ5にてリール刃4をフランジ3に固定すること により、切断用リール6が構成される。
【0011】 本考案の一実施例は上述のごとき構成からなるものであるから、ネジ5を取り 外すことにより所望のリール刃が1枚ずつ切断用リール刃に着脱出来る。
【0012】
【考案の効果】 上述のように本考案の切断用リール6は通常使用においては摩耗した複数のリ ール刃、また芝刈り作業時に石等により破損した場合は破損したリール刃のみの 交換が出来るため、切断用リールの破損をしていない他の部分が再利用出来る。 よって従来のように切断用リール全体を廃却する必要がない為、その経済的効果 が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の切断用リール刃の斜視図である。
【図2】 リール刃の斜視図である。
【図3】 従来の切断用リール刃の斜視図である。
【符号の説明】
1 リール軸 2 リールプレート 3 フランジ 4 リール刃 5 ネジ 6 切断用リール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸芯廻りに回転駆動されるリール軸
    (1)とリール軸(1)の周囲に配置されたリール刃
    (4)とを備えた切断用リール(6)において、切断用
    リール(6)を構成する複数のリール刃を着脱可能とし
    た構造を特徴とする切断用リール。
  2. 【請求項2】 前記複数のリール刃(4)を1枚ずつ着
    脱可能とした構造を特徴とする切断用リール。
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