JP3208210U - 除草用回転刃 - Google Patents

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Abstract

【課題】 交換可能で安価な刃体を用いた除草用回転刃を提供する。【解決手段】 下面が地面に対峙する姿勢で草刈機の回転部に取り付けられて回転駆動される基部1と、基端部が基部1に上下方向に延びる第1の軸線L1の周りに回動可能なように取り付けられており、基端部を基部1から取り外し可能である平板状の第1刃体2と、基端部が基部1に上下方向に延びる第2の軸線L2の周りに回動可能なように取り付けられており、基端部を基部1から取り外し可能である平板状の第2刃体2とを備え、基部1は、第2の軸線L2の周りに回動可能な第2刃体2の先端部が、第1の軸線L1の周りに回動可能な第1刃体2の先端部よりも下方に位置するように、第1及び第2刃体2が取り付けられるよう構成されている。【選択図】 図3

Description

本考案は、草刈機に使用される除草用回転刃に関する。
従来、除草作業を行う作業者に手押しされて又は搭載されたエンジン等の駆動により前進する草刈機に使用される除草用回転刃(草刈り刃)において、雑草を細かく裁断できるように、高低差を有する上方の刃体と下方の刃体とを備えたものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
実用新案登録第3202851号公報 実用新案登録第3166220号公報
特許文献1,2に記載のものは、草刈機の回転部(回転軸)に固定されて回転する基部に刃体が回動自在に取り付けられており、刃体が石等の障害物に当たると刃体が回動して、刃体が受ける衝撃を緩和し、刃体の損傷を防止することができる。そして、刃体はボルトとナットで基部に取り付けられているので、刃体が摩耗したときには新しい刃体との交換が可能である。このように、刃体は摩耗して交換されるので、安価な刃体が望まれる。しかし特許文献1の場合には、下方の刃体に曲げ加工が必要であり、特許文献2の場合には、上方と下方のいずれの刃体(刃部)にも曲げ加工が必要である。このような曲げ加工はコスト高の要因となる。
本考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、交換可能で安価な刃体を用いた除草用回転刃を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案のある態様に係る除草用回転刃は、下面が地面に対峙する姿勢で草刈機の回転部に取り付けられて回転駆動される基部と、基端部が前記基部に上下方向に延びる第1の軸線周りに回動可能なように取り付けられており、前記基端部を前記基部から取り外し可能である平板状の第1刃体と、基端部が前記基部に上下方向に延びる第2の軸線周りに回動可能なように取り付けられており、前記基端部を前記基部から取り外し可能である平板状の第2刃体とを備え、前記基部は、前記第2刃体の先端部が前記第1刃体の先端部よりも下方に位置するように前記第1及び第2刃体が取り付けられるよう構成されている。
この構成によれば、第1及び第2刃体は基部に着脱可能に取り付けられているので、新しい刃体と交換可能である。そして、第1及び第2刃体は平板状であるので、曲げ加工の必要がなく、作製コストの低減を図り、安価にできる。また、第2刃体の先端部が第1刃体の先端部よりも下方に位置するように高低差を有して第1及び第2刃体が取り付けられているので、雑草を細かく裁断することができる。そして、第1及び第2刃体は各々の基端部が基部に対して回動可能に取り付けられているため、第1及び第2刃体が石等の障害物に当たると第1及び第2刃体が回動して、第1及び第2刃体が受ける衝撃を緩和し、第1及び第2刃体の損傷を防止することができる。
前記基部は、前記草刈機の回転部に取り付けられて回転駆動される中央部と、前記中央部から側方へ延びてその先端部に前記第1刃体が取り付けられる板状の第1取付部と、前記中央部から側方へかつ前記第1取付部よりも下方へ延びてその先端部に前記第2刃体が取り付けられる板状の第2取付部とを有していてもよい。
前記基部は、前記中央部を挟んで位置する2つの前記第1取付部を有するとともに、前記中央部を挟んで位置する2つの前記第2取付部を有し、平面視において十字形状をなすように構成されていてもよい。
前記第1刃体は、前記第1取付部の先端部の下面に沿うように取り付けられており、前記第2刃体は、前記第2取付部の先端部の下面に沿うように取り付けられていてもよい。
この構成によれば、第1,第2刃体が第1,第2取付部の下面側に取り付けられているので、草刈機の下面側から第1,第2刃体の着脱を容易に行うことができる。
前記第1刃体及び前記第2刃体の各々は、平面視において長方形であり、前記長方形の2つの長辺部分の各々に全長にわたって切れ刃が形成されており、前記長方形の2つの短辺のうちの一方の短辺寄りの部分を前記基端部としたときに前記基部に取り付けるための第1の穴と、他方の短辺寄りの部分を前記基端部としたときに前記基部に取り付けるための第2の穴とが設けられていてもよい。
この構成によれば、第1刃体及び第2刃体の各々は、平面視において長方形であり、2つの長辺部分の全長にわたって切れ刃が形成されており、基部に取り付けるための第1の穴と第2の穴とが設けられているので、草刈機の回転部の回転方向を問わず使用できるとともに、第1の穴を用いて基部に取り付けて使用した後、第2の穴を用いて基部に取り付けて使用することができ、新しいものと交換する頻度を少なくできる。すなわち、第1刃体及び第2刃体の各々の使用寿命を長くすることができる。
前記第1刃体及び前記第2刃体の各々は、前記第1の穴と前記第2の穴との間が切り抜かれて前記第1の穴の領域と前記第2の穴の領域とを含む長穴が設けられ、前記基部に、前記第1刃体の前記長穴に挿入されて前記第1刃体を前記第1の軸線周りに回動可能に支持する第1の軸部が取り付けられるとともに、前記第2刃体の前記長穴に挿入されて前記第2刃体を前記第2の軸線周りに回動可能に支持する第2の軸部が取り付けられ、前記第1刃体の前記長穴は、前記第1の軸部が前記第1の穴の領域から前記第2の穴の領域までの間を移動可能なように構成され、前記第2刃体の前記長穴は、前記第2の軸部が前記第1の穴の領域から前記第2の穴の領域までの間を移動可能なように構成されている。
この構成によれば、第1、第2刃体を基部から取り外さなくても、第1、第2の軸部が長穴の一方の端部(例えば第1の穴の領域)から他方の端部(例えば第2の穴の領域)へ位置するように第1、第2刃体を移動(スライド)させるだけで、第1の穴を用いて基部に取り付けられて使用される状態と、第2の穴を用いて基部に取り付けられて使用される状態とを変更することができる。
本考案は、以上に説明した構成を有し、交換可能で安価な刃体を用いた除草用回転刃を提供することができるという効果を奏する。
図1(A)は、本考案の実施形態の除草用回転刃が使用される草刈機の一例を示す概略側面図であり、図1(B)は、図1(A)の草刈機において、本実施形態の一例の除草用回転刃の取り付け部分の拡大図である。 図2は、草刈機の回転部及びそれに取り付けられた除草用回転刃を側方からみた斜視図である。 図3は、刃体の取付方法を示す除草用回転刃の斜視図である。 図4(A)は、除草用回転刃の基部を上方からみた平面図であり、図4(B)は、同基部の側面図である。 図5(A)は、他の例の刃体を示す斜視図であり、図5(B)は、図5(A)に示す刃体を用いた除草用回転刃を示す斜視図である。
以下、本考案の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本考案は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1(A)は、本考案の実施形態の除草用回転刃が使用される草刈機の一例を示す概略側面図であり、図1(B)は、図1(A)の草刈機において、本実施形態の一例の除草用回転刃の取り付け部分の拡大図である。
この草刈機110は、所謂自走式の草刈機であり、エンジン等の駆動部の駆動力によって、草刈機110の車輪115が回転して前進すると共に、底面に取り付けられた回転部113が回転し、回転部113に取り付けられた除草用回転刃100が回転して草刈機110の下に位置する雑草を刈り取ることができるものである。草刈機110には、除草用回転刃100に対して前方及び下方を除く部分を覆うカバー116が設けられている。除草用回転刃100が取り付けられる回転部113は、草刈機110の左右方向(図1(B)の紙面奥行き方向)に複数並んで設けられることが多いが、1つでもよい。なお、草刈機110は、作業者に手押しされて前進するものでもよい。
図2は、草刈機110の回転部113及びそれに取り付けられた除草用回転刃100を側方からみた斜視図である。図3は、刃体の取付方法を示す除草用回転刃100の斜視図である。図4(A)は、除草用回転刃100の基部を上方からみた平面図であり、図4(B)は、同基部の側面図である。なお、図4(B)の二点鎖線F13については、後述することとし、ここでの例では関係ないものである。
除草用回転刃100は、図3に示すように、基部1に4つの刃体2が回動自在に取り付けられて構成されている。
基部1は、図4に示すように、平面視において十字形状であり、草刈機110の回転部113に取り付けるための取付穴1aが設けられた略正方形の中央部11と、中央部11を挟んで位置する2つの第1取付部12と、中央部11を挟んで位置する2つの第2取付部13とを有している。第1取付部12と第2取付部13とは、中央部11の周囲に交互に並んで配置されている。
第1取付部12は、中央部11から側方へ延びる板状であり、先端部分にボルト嵌合穴1bが設けられている。第2取付部13は、中央部11から側方へかつ第1取付部12よりも下方へ延びる板状であり、先端部分にボルト嵌合穴1bが設けられている。
この基部1は、例えば、所定の厚さのばね鋼鋼材を十字形状に加工して、取付穴1a及び4つのボルト嵌合穴1bを形成し、中央部11と第2取付部13との境界部分BLを折り曲げて形成されている。
この基部1に4つの刃体2が取り付けられてなる除草用回転刃100は、草刈機110の回転部113に固定される。例えば図2に示すように、回転部113は、回転台(回転軸)111と位置決め用カバー112とで構成されており、回転台111に位置決め用カバー112が例えば溶接によって固定されている。この回転部113に除草用回転刃100を取り付けるときには、草刈機110の取付ボルト114(図1)を、基部1の中央部11に設けられた取付穴1aに挿通し、回転台111に形成されている雌ねじに螺合させる。
このようにして基部1は、下面が地面に対峙する姿勢で草刈機110の回転部113に取り付けられる。草刈機110の回転部113は回転軸線(回転台111の中心軸線)CL1の周りに矢印R1方向または矢印R2方向に回転し、この回転部113の回転によって基部1(除草用回転刃100)が回転部113と同方向に回転駆動される。なお、位置決め用カバー112は、回転台111に対する除草用回転刃100の位置決めを行うためのもので、取付ボルト114を挿通する穴が設けられている。
次に、刃体2の基部1への取付構造等について図3を参照して説明する。
刃体2は、細長い平板状であり、その幅方向両側の側面に切れ刃2aが形成されており、基端部に軸孔2bが形成されている。両側の2つの切れ刃2aは対称に形成されており、刃体2の軸孔2bよりも先端寄り部分から先端部分までの側面に形成されている。
各々の刃体2は、ボルト3及びフランジナット(フランジ付き六角ナット)4によって、基部1に回動自在に取り付けられる。ボルト3は、例えば六角レンチ用の六角形の穴が形成された頭部3aと、刃体2の軸孔2bに挿入される軸部3bと、基部1のボルト嵌合穴1bに嵌まる被嵌合部3cと、ねじ部3dとを有している。
刃体2の基部1の第1取付部12への着脱方法について説明する。刃体2を第1取付部12に取り付ける際には、例えば、第1取付部12の下面に刃体2を配置し、下方からボルト3を刃体2の軸孔2b及びボルト嵌合穴1bに通して、ボルト3の軸部3bが刃体2の軸孔2bに挿入され、ボルト3の被嵌合部3cが第1取付部12のボルト嵌合穴1bに嵌まった状態にする。そして、フランジナット4をボルト3のねじ部3dに螺合させればよい。一方、刃体2を取り外す際には、フランジナット4を緩めてフランジナット4とボルト3のねじ部3dとの螺合を解除すればよい。また、この際、フランジナット4を少し緩めてボルト3の被嵌合部3cがボルト嵌合穴1bから下方へ抜け出すようにしてから、六角レンチを用いてボルト3を緩める方向へ回し、フランジナット4とボルト3のねじ部3dとの螺合を解除することもできる。
また、刃体2の第2取付部13への着脱方法も、上記の第1取付部12への着脱方法と同様である。但し、第1取付部12に取り付けられた刃体2と第2取付部13に取り付けられた刃体2とは、刃体2の表裏が逆になるようにして基部1に取り付けられる。すなわち、第1取付部12には、切れ刃2aを形成する傾斜面が下方を向く(下側になる)ようにして刃体2が取り付けられ、第2取付部13には、切れ刃2aを形成する傾斜面が上方を向く(上側になる)ようにして刃体2が取り付けられる。
なお、ボルト3の軸部3bの高さは、刃体2の厚みよりも若干大きくしているとともに、ボルト3の軸部3bの径は、刃体2の軸孔2bの径よりも若干小さくしている。これにより、刃体2は軸部3bを中心に回動自在に取り付けられている。なお、ボルト3は、被嵌合部3cがボルト嵌合穴1bに嵌まっているので、回動しない。
上記の本実施形態の一例の除草用回転刃100は、全ての刃体2が基部1に着脱可能に取り付けられているので、新しい刃体と交換可能である。この際、刃体2が基部1(第1,第2取付部12,13)の下面側に取り付けられているので、草刈機110の下面側から刃体2の着脱を容易に行うことができる。そして、全ての刃体2は、同一形状の平板状であるので、曲げ加工の必要がなく、作製コストの低減を図り、安価にできる。よって、ユーザは安価な刃体との交換が可能になる。
また、基部1の第2取付部13に取り付けられた刃体(第2刃体)2の先端部が第1取付部12に取り付けられた刃体(第1刃体)2の先端部よりも下方に位置するように高低差を有して複数の刃体2が取り付けられているので、雑草を細かく裁断することができる。
そして、第1取付部12に取り付けられた刃体(第1刃体)2は、その基端部が基部1に軸着されて上下方向に延びる第1の軸線(回動軸線)L1の周りに回動可能であり、第2取付部13に取り付けられた刃体2は、その基端部が基部1に軸着されて上下方向に延びる第2の軸線(回動軸線)L2の周りに回動可能である。そのため、刃体2が石等の障害物に当たると刃体2が回動して、刃体2が受ける衝撃を緩和し、刃体2の損傷を防止することができる。なお、本例では、2つの第1の軸線L1は、それぞれ回転軸線CL1と平行になっている。
また、全ての刃体2は、両側に切れ刃2aが形成されているので、草刈機110の回転部113の回転方向を問わずに、除草用回転刃100を取り付けて草刈りを行うことができる。例えば、回転部113が2つ設けられた草刈機110では、2つの回転部113が互いに逆方向に回転するよう構成されている。この場合に、2つの回転部113に取り付けられた除草用回転刃100を互いに入れ替えて取り付けることにより、同じ刃体2を長く使用することができ、刃体2の交換頻度を少なくできる。
図5(A)は、他の例の刃体を示す斜視図であり、図5(B)は、図5(A)に示す刃体を用いた除草用回転刃を示す斜視図である。
この他の例の刃体5は、平面視において長方形状(略長方形状を含む)であり、その2つの長辺部分の全長にわたって傾斜面を有する切れ刃5aが形成されており、長手方向の両端の各々の近傍部分に軸孔5bが形成されている。2つの軸孔(第1,第2の穴)5bの各々は、前述の刃体2の軸孔2bと同様であり、ボルト3の軸部3b(図3参照)を挿入することができる。
この刃体5を用いた除草用回転刃101の場合でも、前述の刃体2を用いた場合と同様、第1取付部12に取り付けられた刃体5と第2取付部13に取り付けられた刃体5とは、刃体5の表裏が逆になるように取り付けられる。
この刃体5を用いた除草用回転刃101においても、前述の刃体2を用いた除草用回転刃100の場合と同様の効果が得られる。
さらに、この刃体5の場合、切れ刃5aが長手方向(長辺部分)の全長にわたって形成されるとともに、2つの軸孔5bが設けられている。この刃体5は、2つのうちいずれか一方の軸孔5bにボルト3を通して基部1に取り付けられる。
刃体5を基部1に取り付けて除草用回転刃101として使用した場合、刃体5の全長に形成された切れ刃5aのうち、外側に近い部分(回転軸線CL1から遠い部分)が摩耗しやすい。そのため、各刃体5を一方の軸孔5b(5b1)にボルト3を通して基部1に取り付けて使用した後、各刃体5を基部1に取り付ける軸孔5bが逆となるようにして、すなわち他方の軸孔5b(5b2)にボルト3を通して基部1に付け替えて使用することができ、刃体5を新しいものと交換する頻度を少なくできる。すなわち、この刃体5は前述の刃体2に比べて使用寿命を長くすることができる。
上記の刃体5において、図5(A)の二点鎖線で示すように、2つの軸孔(第1,第2の穴)5b1,5b2に代えて、それらを繋いだ1つの長穴5Bを形成するようにしてもよい。この長穴5Bは、一方の軸孔5b1と他方の軸孔5b2との間が、軸孔5b1,5b2の直径と同じ幅で切り抜かれた構成であり、両端に軸孔5b1,5b2の領域を含んでいる。この場合、刃体5が基部1に取り付けられた状態で、長穴5Bは、ボルト3の軸部(第1,第2の軸部)3bが一方の軸孔5b1の領域から他方の軸孔5b2の領域までの間を移動可能なように構成されている。そのため、前述のように基部1に取り付ける軸孔5b1,5b2が逆となるように刃体5を取り外して付け替えることに代えて、刃体5を基部1から取り外さなくても、ボルト3の軸部3bが刃体5の長穴5Bの一方の端部(例えば軸孔5b1の領域)から他方の端部(例えば軸孔5b2の領域)へ位置するように刃体5を移動(スライド)させるだけでよい。
なお、上記実施形態において、基部1は、前述の形状に限られるものではない。例えば、図4(B)の二点鎖線F13で示すように、第2取付部13が屈曲されていてもよい。さらに基部1は、平面視において十字形状としたが、草刈機110の回転部113の位置決め用カバー112の形状を変更すれば、十字形状に限られるものではない。基部1は、例えば、1つの第1取付部12と1つの第2取付部13とからなるペアを2つ有するものとして、平面視において各ペアの第1取付部12と第2取付部13とが隣接して平行に配置されるとともに、平面視において2つのペアが、回転部113に固定される中央部(中央部11より広い中央部)を挟んで直線上に配置されるような形状でもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本考案の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本考案を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本考案の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本考案は、交換可能で安価な刃体を用いた除草用回転刃等として有用である。
1 基部
2,5 刃体
2a,5a 切れ刃
2b,5b 軸孔
5B 長穴
11 中央部
12 第1取付部
13 第2取付部
L1 第1の軸線
L2 第2の軸線
100,101 除草用回転刃
113 草刈機の回転部

Claims (6)

  1. 下面が地面に対峙する姿勢で草刈機の回転部に取り付けられて回転駆動される基部と、
    基端部が前記基部に上下方向に延びる第1の軸線周りに回動可能なように取り付けられており、前記基端部を前記基部から取り外し可能である平板状の第1刃体と、
    基端部が前記基部に上下方向に延びる第2の軸線周りに回動可能なように取り付けられており、前記基端部を前記基部から取り外し可能である平板状の第2刃体とを備え、
    前記基部は、
    前記第2刃体の先端部が前記第1刃体の先端部よりも下方に位置するように前記第1及び第2刃体が取り付けられるよう構成された、
    除草用回転刃。
  2. 前記基部は、
    前記草刈機の回転部に取り付けられて回転駆動される中央部と、前記中央部から側方へ延びてその先端部に前記第1刃体が取り付けられる板状の第1取付部と、前記中央部から側方へかつ前記第1取付部よりも下方へ延びてその先端部に前記第2刃体が取り付けられる板状の第2取付部とを有する、
    請求項1に記載の除草用回転刃。
  3. 前記基部は、
    前記中央部を挟んで位置する2つの前記第1取付部を有するとともに、前記中央部を挟んで位置する2つの前記第2取付部を有し、平面視において十字形状をなすように構成された、
    請求項2に記載の除草用回転刃。
  4. 前記第1刃体は、前記第1取付部の先端部の下面に沿うように取り付けられており、
    前記第2刃体は、前記第2取付部の先端部の下面に沿うように取り付けられた、
    請求項2または3に記載の除草用回転刃。
  5. 前記第1刃体及び前記第2刃体の各々は、
    平面視において長方形であり、前記長方形の2つの長辺部分の各々に全長にわたって切れ刃が形成されており、前記長方形の2つの短辺のうちの一方の短辺寄りの部分を前記基端部としたときに前記基部に取り付けるための第1の穴と、他方の短辺寄りの部分を前記基端部としたときに前記基部に取り付けるための第2の穴とが設けられた、
    請求項1〜4のいずれかに記載の除草用回転刃。
  6. 前記第1刃体及び前記第2刃体の各々は、
    前記第1の穴と前記第2の穴との間が切り抜かれて前記第1の穴の領域と前記第2の穴の領域とを含む長穴が設けられ、
    前記基部に、前記第1刃体の前記長穴に挿入されて前記第1刃体を前記第1の軸線周りに回動可能に支持する第1の軸部が取り付けられるとともに、前記第2刃体の前記長穴に挿入されて前記第2刃体を前記第2の軸線周りに回動可能に支持する第2の軸部が取り付けられ、
    前記第1刃体の前記長穴は、前記第1の軸部が前記第1の穴の領域から前記第2の穴の領域までの間を移動可能なように構成され、
    前記第2刃体の前記長穴は、前記第2の軸部が前記第1の穴の領域から前記第2の穴の領域までの間を移動可能なように構成された、
    請求項5に記載の除草用回転刃。
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