JP3061431B2 - 自動変速機のセレクトレバーロック装置 - Google Patents
自動変速機のセレクトレバーロック装置Info
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 11
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車における自動変
速機のセレクトレバーロック装置に関するものである。
速機のセレクトレバーロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車における自動変速機のセレクトレ
バーはディテントピンがディテントプレートのディテン
ト溝に係合して駐車、中立及び走行の各レンジを選択
し、その選択されたレンジがセレクトレバーに連結され
た操作ケーブル又はロッドを介して自動変速機を操作す
るものである。
バーはディテントピンがディテントプレートのディテン
ト溝に係合して駐車、中立及び走行の各レンジを選択
し、その選択されたレンジがセレクトレバーに連結され
た操作ケーブル又はロッドを介して自動変速機を操作す
るものである。
【0003】ところで、自動変速機を搭載した車両で
は、セレクトレバーがP(駐車)又はN(中立)のレンジに
あるときのみ、イグニッションキーを挿入してエンジン
を始動させることができるが、例えばNレンジにおいて
エンジン始動後、その回転数が高いときにセレクトレバ
ーをD(走行)レンジに直ちに移して車両を発進させる
と、所謂急発進する可能性があり、これを解決するため
に、Pレンジでディテントピンが切欠を有するベルクラ
ンクに係合し、ディテントピンが上方へ移動したときに
ベルクランクが回転してキーインターロック機構と連結
したケーブルを作動させる機構を設け、Pレンジでイグ
ニッションキーを抜いた後は、キーシリンダー内でキー
インターロック機構が作動してケーブルがロックされ、
ノブボタンを押してもディテントピンが下がらず、Pレ
ンジからセレクトレバーを移動させることができないよ
うにしたセレクトレバーのロック装置が提案されている
(特開昭60−135352号公報参照)。すなわち、エ
ンジンを始動するときはセレクトレバーが必ずPレンジ
にあり、Nレンジにはないので直ちにDレンジに移動さ
せる危険が防止されるとともに、Pレンジでセレクトレ
バーがロックされ、仮にイグニッションキーを使用しな
いでエンジンを始動できたとしてもセレクトレバーを操
作することが全くできないから走行できず、したがっ
て、防盗性をも備えている、というものである。
は、セレクトレバーがP(駐車)又はN(中立)のレンジに
あるときのみ、イグニッションキーを挿入してエンジン
を始動させることができるが、例えばNレンジにおいて
エンジン始動後、その回転数が高いときにセレクトレバ
ーをD(走行)レンジに直ちに移して車両を発進させる
と、所謂急発進する可能性があり、これを解決するため
に、Pレンジでディテントピンが切欠を有するベルクラ
ンクに係合し、ディテントピンが上方へ移動したときに
ベルクランクが回転してキーインターロック機構と連結
したケーブルを作動させる機構を設け、Pレンジでイグ
ニッションキーを抜いた後は、キーシリンダー内でキー
インターロック機構が作動してケーブルがロックされ、
ノブボタンを押してもディテントピンが下がらず、Pレ
ンジからセレクトレバーを移動させることができないよ
うにしたセレクトレバーのロック装置が提案されている
(特開昭60−135352号公報参照)。すなわち、エ
ンジンを始動するときはセレクトレバーが必ずPレンジ
にあり、Nレンジにはないので直ちにDレンジに移動さ
せる危険が防止されるとともに、Pレンジでセレクトレ
バーがロックされ、仮にイグニッションキーを使用しな
いでエンジンを始動できたとしてもセレクトレバーを操
作することが全くできないから走行できず、したがっ
て、防盗性をも備えている、というものである。
【0004】なお、キーインターロック機構は、Pレン
ジ以外のレンジでイグニッションキーの挿抜をできなく
する機械的構成であって、キーインターロックケーブル
がその作動と解除を行うものとして周知である。
ジ以外のレンジでイグニッションキーの挿抜をできなく
する機械的構成であって、キーインターロックケーブル
がその作動と解除を行うものとして周知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動変速機の操作装置におけるロック装置によれ
ば、ベルクランクの一端の切欠位置は、ディテントピン
と係脱しなければならない関係上任意に選択できないこ
と、及び、ベルクランクの他端にケーブルを接続して狭
小な操作装置内でベルクランクを回動させる構造である
から、ベルクランクの位置及び大きさの自由度が少な
い。すなわち、ベルクランクが大きすぎるとインジケー
ターの内面に衝接したり、小さ過ぎるとケーブルのスト
ロークが制約されるので、所定のもの以外には使用でき
ない欠点がある。したがって、自動変速機の操作装置の
レイアウト等の造形自由度が制約される不都合がある。
来の自動変速機の操作装置におけるロック装置によれ
ば、ベルクランクの一端の切欠位置は、ディテントピン
と係脱しなければならない関係上任意に選択できないこ
と、及び、ベルクランクの他端にケーブルを接続して狭
小な操作装置内でベルクランクを回動させる構造である
から、ベルクランクの位置及び大きさの自由度が少な
い。すなわち、ベルクランクが大きすぎるとインジケー
ターの内面に衝接したり、小さ過ぎるとケーブルのスト
ロークが制約されるので、所定のもの以外には使用でき
ない欠点がある。したがって、自動変速機の操作装置の
レイアウト等の造形自由度が制約される不都合がある。
【0006】そこで、この発明は上記事情に鑑みて、造
形自由度の高い上記タイプの自動変速機の操作装置を提
供することを目的としてなされたものである。
形自由度の高い上記タイプの自動変速機の操作装置を提
供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するため、セレクトレバーがPレンジに移動してディ
テントピンの昇降で回動する第1のレバーと、該第1の
レバーと係合して回動する第2のレバーを設け、該第2
のレバーにキーインターロック機構と連結されたケーブ
ルの一端部を連結するとともに、回動してディテントピ
ンの下部へ回り込む突起部を形成してなる自動変速機の
セレクトレバーロック装置を構成した。
決するため、セレクトレバーがPレンジに移動してディ
テントピンの昇降で回動する第1のレバーと、該第1の
レバーと係合して回動する第2のレバーを設け、該第2
のレバーにキーインターロック機構と連結されたケーブ
ルの一端部を連結するとともに、回動してディテントピ
ンの下部へ回り込む突起部を形成してなる自動変速機の
セレクトレバーロック装置を構成した。
【0008】
【作用】この発明の上記構成によれば、セレクトレバー
をPレンジに移動させてノブボタンを離すと、ディテン
トピンが第1のレバーを回動させ、第2のレバーが連動
してその突起部がディテントピンの下部に回り込んでロ
ックするとともに、ケーブルがキーインターロック機構
を解除させる。したがって、イグニッションキーを抜き
取ることができる。換言すると、セレクトレバーがPレ
ンジ以外のレンジにあるままにイグニッションキーを抜
き取ることはできなくなる。したがって、イグニッショ
ンキーを挿入してエンジンを始動させるときは、セレク
トレバーは必ずPレンジにあることになり、また、キー
インターロック機構が作動してケーブルが緩み、第1お
よび第2のレバーが回動可能となるから、セレクトレバ
ーのノブボタンを押すとディテントピンは第1のレバー
を押し下げて回動させ、これに連動して第2のレバーが
回動してディテントピンのロックを解除するため、セレ
クトレバーをPレンジ以外のレンジに移動できる。
をPレンジに移動させてノブボタンを離すと、ディテン
トピンが第1のレバーを回動させ、第2のレバーが連動
してその突起部がディテントピンの下部に回り込んでロ
ックするとともに、ケーブルがキーインターロック機構
を解除させる。したがって、イグニッションキーを抜き
取ることができる。換言すると、セレクトレバーがPレ
ンジ以外のレンジにあるままにイグニッションキーを抜
き取ることはできなくなる。したがって、イグニッショ
ンキーを挿入してエンジンを始動させるときは、セレク
トレバーは必ずPレンジにあることになり、また、キー
インターロック機構が作動してケーブルが緩み、第1お
よび第2のレバーが回動可能となるから、セレクトレバ
ーのノブボタンを押すとディテントピンは第1のレバー
を押し下げて回動させ、これに連動して第2のレバーが
回動してディテントピンのロックを解除するため、セレ
クトレバーをPレンジ以外のレンジに移動できる。
【0009】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。図1は操作装置の縦断側面図、図2はその要部の
模式拡大図である。図において、1はセレクトレバー、
2はポジションプレート(ディテントプレート)、3は
係合孔、4はディテント溝、5はディテントピンであ
り、ディテント溝4に係合する方向へ付勢されている。
そして、ポジションプレート2に軸6で第1のレバー7
を回動可能に軸支し、その第1のレバー7の自由端部に
ピン8を突設する。そしてピン8が係合する切欠部10
を有する第2のレバー11を軸12で回転可能にポジシ
ョンプレート2に軸支する。第2のレバー11には、切
欠部10の近傍で突起部13が一体形成され、また、キ
ーインターロックケーブル14(以下ケーブル14と
略)がピン15で連結されている。16はベースブラケ
ット、17はインジケーター、18はセレクトレバー1
の回動中心、19はディテントピン5を一定の範囲で昇
降させるノブボタンである。なお、自動変速機の操作ケ
ーブル又はロッドその他の構成については図示を省略し
た。
する。図1は操作装置の縦断側面図、図2はその要部の
模式拡大図である。図において、1はセレクトレバー、
2はポジションプレート(ディテントプレート)、3は
係合孔、4はディテント溝、5はディテントピンであ
り、ディテント溝4に係合する方向へ付勢されている。
そして、ポジションプレート2に軸6で第1のレバー7
を回動可能に軸支し、その第1のレバー7の自由端部に
ピン8を突設する。そしてピン8が係合する切欠部10
を有する第2のレバー11を軸12で回転可能にポジシ
ョンプレート2に軸支する。第2のレバー11には、切
欠部10の近傍で突起部13が一体形成され、また、キ
ーインターロックケーブル14(以下ケーブル14と
略)がピン15で連結されている。16はベースブラケ
ット、17はインジケーター、18はセレクトレバー1
の回動中心、19はディテントピン5を一定の範囲で昇
降させるノブボタンである。なお、自動変速機の操作ケ
ーブル又はロッドその他の構成については図示を省略し
た。
【0010】上記実施例の作用について説明すると、ノ
ブボタン19を押してディテントピン15を押し下げセ
レクトレバー1を回動操作してディテントピン5をPレ
ンジに移動すれば、係合孔3を移動し、セレクトレバー
1のノブボタン19を離すとPレンジのディテント溝4
aに進入する。そこで、図3に示したように、ディテン
トピン5は第1のレバー7を押し上げ、これを時計方向
へ回転させ、よって、ピン8が第2のレバー11を反時
計方向へ回転させ、突起部13がピン8の下部に回り込
んで当接し、かつ、ピン15が周方向へ移動してケーブ
ル14は図示左方へ移動する。ケーブル14が図示左方
へ移動すれば、キーインターロック機構が解除される。
そこで、イグニッションキーを引き抜くと、その状態が
保持され、セレクトレバー1のノブボタンを押しても、
ディテントピン5は突起部13に規制されて係合孔3へ
下降することができなくなる。つまり、イグニッション
キーを挿入し回動してインターロック機構を作動させな
い限り、セレクトレバー1を操作することはできず、し
たがって、仮に何らかの手段でエンジンを始動させるこ
とができても走行することはできない。
ブボタン19を押してディテントピン15を押し下げセ
レクトレバー1を回動操作してディテントピン5をPレ
ンジに移動すれば、係合孔3を移動し、セレクトレバー
1のノブボタン19を離すとPレンジのディテント溝4
aに進入する。そこで、図3に示したように、ディテン
トピン5は第1のレバー7を押し上げ、これを時計方向
へ回転させ、よって、ピン8が第2のレバー11を反時
計方向へ回転させ、突起部13がピン8の下部に回り込
んで当接し、かつ、ピン15が周方向へ移動してケーブ
ル14は図示左方へ移動する。ケーブル14が図示左方
へ移動すれば、キーインターロック機構が解除される。
そこで、イグニッションキーを引き抜くと、その状態が
保持され、セレクトレバー1のノブボタンを押しても、
ディテントピン5は突起部13に規制されて係合孔3へ
下降することができなくなる。つまり、イグニッション
キーを挿入し回動してインターロック機構を作動させな
い限り、セレクトレバー1を操作することはできず、し
たがって、仮に何らかの手段でエンジンを始動させるこ
とができても走行することはできない。
【0011】そこで、走行のために再びイグニッション
キーを挿入し、エンジン始動方向へ回動させると、キー
インターロック機構が作動し、よってセレクトレバー1
のノブボタン19を押すと、ディテントピン5が突起部
13を押し下げて第2のレバー11を時計方向へ回転さ
せるから、ケーブル14が図示右方へ引かれ、第1のレ
バー7は反時計方向へ回動し、よってディテントピン5
をPレンジ以外のレンジに移動できるのである。なお、
第1のレバー7を反時計方向へ回動付勢するスプリング
9を設けるか、若しくはケーブル14を図示右方へ押す
ように付勢してもよい。
キーを挿入し、エンジン始動方向へ回動させると、キー
インターロック機構が作動し、よってセレクトレバー1
のノブボタン19を押すと、ディテントピン5が突起部
13を押し下げて第2のレバー11を時計方向へ回転さ
せるから、ケーブル14が図示右方へ引かれ、第1のレ
バー7は反時計方向へ回動し、よってディテントピン5
をPレンジ以外のレンジに移動できるのである。なお、
第1のレバー7を反時計方向へ回動付勢するスプリング
9を設けるか、若しくはケーブル14を図示右方へ押す
ように付勢してもよい。
【0012】図4は第2の実施例を示し、図において、
第1のレバー7aは略三角形をして軸20で、また第2
のレバー11aはカム面21、突起部22を有して軸2
3で、それぞれ回転可能にポジションプレート2に軸支
され、カム面21は第1のレバー7aに摺接し、突起部
22は回転してPレンジに移動したディテントピン5と
当接可能である。第2のレバー11aにはケーブル14
が連結されている。
第1のレバー7aは略三角形をして軸20で、また第2
のレバー11aはカム面21、突起部22を有して軸2
3で、それぞれ回転可能にポジションプレート2に軸支
され、カム面21は第1のレバー7aに摺接し、突起部
22は回転してPレンジに移動したディテントピン5と
当接可能である。第2のレバー11aにはケーブル14
が連結されている。
【0013】そこで上記第2実施例の作用を説明する
と、図5において、ディテントピン5がPレンジに移動
すると、第1のレバー7aに当接して押し上げ、第1の
レバー7aを軸20を中心として反時計方向へ回動さ
せ、よって、第1のレバー7aにカム面21が摺接する
第2のレバー11aが軸23を中心として反時計方向へ
回動するから、ケーブル14がキーインターロック機構
側へ押され、突起部22がディテントピン5の下部に回
動して回り込み、ディテントピン5をPレンジのディテ
ント溝4aにロックする。また、イグニッションキーを
挿入し回動することによってキーインターロック機構が
作動すると、ケーブル14が緩み、第2のレバー11a
は軸23を中心として時計方向へ回動できるから、セレ
クトレバー1のノブボタン19を押すとディテントピン
5が下降し、突起部22を下方へ回動させるから、カム
面21が第1のレバー7aを軸20を中心として時計方
向へ回動させる。そのため、ディテントピン5はディテ
ント溝4aから移動してPレンジ以外のレンジに移動で
きるようになる。
と、図5において、ディテントピン5がPレンジに移動
すると、第1のレバー7aに当接して押し上げ、第1の
レバー7aを軸20を中心として反時計方向へ回動さ
せ、よって、第1のレバー7aにカム面21が摺接する
第2のレバー11aが軸23を中心として反時計方向へ
回動するから、ケーブル14がキーインターロック機構
側へ押され、突起部22がディテントピン5の下部に回
動して回り込み、ディテントピン5をPレンジのディテ
ント溝4aにロックする。また、イグニッションキーを
挿入し回動することによってキーインターロック機構が
作動すると、ケーブル14が緩み、第2のレバー11a
は軸23を中心として時計方向へ回動できるから、セレ
クトレバー1のノブボタン19を押すとディテントピン
5が下降し、突起部22を下方へ回動させるから、カム
面21が第1のレバー7aを軸20を中心として時計方
向へ回動させる。そのため、ディテントピン5はディテ
ント溝4aから移動してPレンジ以外のレンジに移動で
きるようになる。
【0014】
【発明の効果】以上記載したこの発明によれば、ディテ
ントピンがPレンジにおいて回動させる第1のレバー
と、該第1のレバーと係合して回動する第2のレバーを
設け、該第2のレバーにキーインターロック機構と連結
されたケーブルの一端部を連結するとともに、回動して
ディテントピンの下部へ回り込む突起部を形成すること
により、セレクトレバーをPレンジに移動させるとキー
インターロック機構におけるケーブルのロックと相まっ
てディテントピンがロックされ、イグニッションキーを
挿入してキーインターロック機構を作動させない限りセ
レクトレバーの操作ができなくなるようにしたので、セ
レクトレバーがPレンジ以外のレンジにあるままキーを
抜こうとしてもキーインターロック機構が解除されない
ので抜けず、したがって、キーを抜くときは必ずPレン
ジにしなくてはならないようになり、そのため、つぎに
エンジンを始動させる場合にはセレクトレバーが必ずP
レンジにあるから、セレクトレバーの誤操作を少なくで
きるのはもち論のこと、第1のレバーの回動支点位置に
より任意に第2のレバーの回動量を決定できるから、キ
ーインターロック機構と連結するケーブルのストローク
の自由度が増大する。さらには、第2のレバーとケーブ
ルとの連結部のレイアウトの自由度が増大する、等の効
果を奏する。
ントピンがPレンジにおいて回動させる第1のレバー
と、該第1のレバーと係合して回動する第2のレバーを
設け、該第2のレバーにキーインターロック機構と連結
されたケーブルの一端部を連結するとともに、回動して
ディテントピンの下部へ回り込む突起部を形成すること
により、セレクトレバーをPレンジに移動させるとキー
インターロック機構におけるケーブルのロックと相まっ
てディテントピンがロックされ、イグニッションキーを
挿入してキーインターロック機構を作動させない限りセ
レクトレバーの操作ができなくなるようにしたので、セ
レクトレバーがPレンジ以外のレンジにあるままキーを
抜こうとしてもキーインターロック機構が解除されない
ので抜けず、したがって、キーを抜くときは必ずPレン
ジにしなくてはならないようになり、そのため、つぎに
エンジンを始動させる場合にはセレクトレバーが必ずP
レンジにあるから、セレクトレバーの誤操作を少なくで
きるのはもち論のこと、第1のレバーの回動支点位置に
より任意に第2のレバーの回動量を決定できるから、キ
ーインターロック機構と連結するケーブルのストローク
の自由度が増大する。さらには、第2のレバーとケーブ
ルとの連結部のレイアウトの自由度が増大する、等の効
果を奏する。
【図1】この発明の実施例を示す操作装置の縦断側面
図。
図。
【図2】要部の拡大図。
【図3】作用説明図。
【図4】この発明の他の実施例を示す要部拡大図。
【図5】他の実施例の作用説明図。
1…セレクトレバー、2…ポジションプレート、3…係
合孔、4…ディテント溝、5…ディテントピン、7,7
a…第1のレバー、11,11a…第2のレバー、19
…ノブボタン、21,22…突起部
合孔、4…ディテント溝、5…ディテントピン、7,7
a…第1のレバー、11,11a…第2のレバー、19
…ノブボタン、21,22…突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 聡 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−136239(JP,A) 特開 平1−249527(JP,A) 特開 昭60−135352(JP,A) 実開 平4−73649(JP,U) 実開 平2−7020(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 -63/48 B60K 20/02
Claims (1)
- 【請求項1】 セレクトレバーがPレンジに移動してデ
ィテントピンの昇降で回動する第1のレバーと、該第1
のレバーと係合して回動する第2のレバーを設け、該第
2のレバーにキーインターロック機構と連結されたケー
ブルの一端部を連結するとともに、回動してディテント
ピンの下部へ回り込む突起部を形成してなることを特徴
とする自動変速機のセレクトレバーロック装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3041600A JP3061431B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 自動変速機のセレクトレバーロック装置 |
US07/848,660 US5293763A (en) | 1991-03-07 | 1992-03-09 | Gear select lever locking arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3041600A JP3061431B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 自動変速機のセレクトレバーロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04282060A JPH04282060A (ja) | 1992-10-07 |
JP3061431B2 true JP3061431B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=12612883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3041600A Expired - Lifetime JP3061431B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 自動変速機のセレクトレバーロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061431B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3335529B2 (ja) * | 1996-10-16 | 2002-10-21 | 富士機工株式会社 | シフトレバー装置 |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP3041600A patent/JP3061431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04282060A (ja) | 1992-10-07 |
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