JP3061084B2 - 車両用ハイマウントストップランプ - Google Patents
車両用ハイマウントストップランプInfo
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- JP3061084B2 JP3061084B2 JP15143492A JP15143492A JP3061084B2 JP 3061084 B2 JP3061084 B2 JP 3061084B2 JP 15143492 A JP15143492 A JP 15143492A JP 15143492 A JP15143492 A JP 15143492A JP 3061084 B2 JP3061084 B2 JP 3061084B2
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- Japan
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- lamp
- stop lamp
- vehicle
- hood
- door panel
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ハイマウントス
トップランプに係り、とくに、幌タイプ車の後部ドアパ
ネルに装着するに好適なストップランプに関する。
トップランプに係り、とくに、幌タイプ車の後部ドアパ
ネルに装着するに好適なストップランプに関する。
【0002】
【従来の技術】近時の車両は、後方への車両に対する視
認性を良好に確保する観点から、通常のストップランプ
の他に、比較的上方位置に別途ストップランプを併設す
るハイマウントストップランプが多く採用されている。
認性を良好に確保する観点から、通常のストップランプ
の他に、比較的上方位置に別途ストップランプを併設す
るハイマウントストップランプが多く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ハイマウントストップランプは、例えば、ハードトップ
タイプの車などの堅牢な屋根を有する車や、リヤウイン
グを有する車に装備されているにすぎず、いわゆるオー
プンカーで、幌タイプの車には装備されていなかった。
これは、かかる幌タイプ車は、利用目的に応じて幌を着
脱したりする場合がある他、ストップランプを取り付け
るべき部位が極めて制限されているためである。
ハイマウントストップランプは、例えば、ハードトップ
タイプの車などの堅牢な屋根を有する車や、リヤウイン
グを有する車に装備されているにすぎず、いわゆるオー
プンカーで、幌タイプの車には装備されていなかった。
これは、かかる幌タイプ車は、利用目的に応じて幌を着
脱したりする場合がある他、ストップランプを取り付け
るべき部位が極めて制限されているためである。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合を改善
し、とくに、幌タイプ車のようにストップランプの取り
付け部位に制限が課されている車両にあっても、取り付
けを可能とし、後方車両に対する車両位置の視認性をよ
り良く向上させることのできるハイマウントストップラ
ンプを提供することを、その目的とする。
し、とくに、幌タイプ車のようにストップランプの取り
付け部位に制限が課されている車両にあっても、取り付
けを可能とし、後方車両に対する車両位置の視認性をよ
り良く向上させることのできるハイマウントストップラ
ンプを提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる車両用ハ
イマウントストップランプは、車両の後部ドアパネル
に、当該ドアパネル上端より上方に向かって突出された
一対のガイドと、これらガイド間に支持されたランプと
を備え、このランプは、上下方向に沿って移動可能かつ
任意の位置にて固定可能に設けるという構成を採ってい
る。これにより前述の目的を達成しようとするものであ
る。
イマウントストップランプは、車両の後部ドアパネル
に、当該ドアパネル上端より上方に向かって突出された
一対のガイドと、これらガイド間に支持されたランプと
を備え、このランプは、上下方向に沿って移動可能かつ
任意の位置にて固定可能に設けるという構成を採ってい
る。これにより前述の目的を達成しようとするものであ
る。
【0006】
【作用】ランプは、ガイドに沿って昇降自在かつ任意の
位置で固定可能であり、従って、ドアパネル上端に対し
て上下に移動可能とされ、所定位置にてランプを固定的
に設置することが可能となる。
位置で固定可能であり、従って、ドアパネル上端に対し
て上下に移動可能とされ、所定位置にてランプを固定的
に設置することが可能となる。
【0007】以下、本発明の一実施例について図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0008】図1には、本実施例の全体を示す概略構成
が示されている。この図において、幌タイプの車両1の
後部ドアパネル2に、ストップランプ装置3が装着され
ている。
が示されている。この図において、幌タイプの車両1の
後部ドアパネル2に、ストップランプ装置3が装着され
ている。
【0009】ストップランプ装置3は、ドアパネル2の
内面側に固定された一対のガイド4と、これらガイド4
間に支持されたランプ5とを含み構成されている。ガイ
ド4は、図2にも示されるように、ドアパネル2にボル
ト6を介して固定される基部4Aと、この基部4Aから
斜め上方内側に延出する中間部4Bと、この中間部4B
の上端からさらに上方へ向かって延出するガイド部4C
とにより構成されている。
内面側に固定された一対のガイド4と、これらガイド4
間に支持されたランプ5とを含み構成されている。ガイ
ド4は、図2にも示されるように、ドアパネル2にボル
ト6を介して固定される基部4Aと、この基部4Aから
斜め上方内側に延出する中間部4Bと、この中間部4B
の上端からさらに上方へ向かって延出するガイド部4C
とにより構成されている。
【0010】ガイド部4Cの相対向面側には、スリット
4Dがそれぞれ形成されている。このスリット4D内に
は、板ばねなどから構成された多数のスプリング8がス
リット4Dの延出方向に沿って所定間隔毎に配置され、
これにより、ランプ5を上下方向に移動可能とし、か
つ、任意の位置で当該ランプ5を固定できるようになっ
ている。
4Dがそれぞれ形成されている。このスリット4D内に
は、板ばねなどから構成された多数のスプリング8がス
リット4Dの延出方向に沿って所定間隔毎に配置され、
これにより、ランプ5を上下方向に移動可能とし、か
つ、任意の位置で当該ランプ5を固定できるようになっ
ている。
【0011】ランプ5の左右両側にはロッド10が2本
づつそれぞれ設けられており、これらロッド10が前記
スリット4D内に収容されて上下移動が可能とされてい
る。ロッド10は、本実施例では電極としての作用もな
すようになっており、このロッド10にはハーネス11
の一端が接続されている。また、ランプ5の下面側に
は、凹部10が形成されており、この凹部10内にはド
アパネル2の上端が収容され、この状態でドアパネル2
に設けられた幌固定部12が隠される構成となってい
る。
づつそれぞれ設けられており、これらロッド10が前記
スリット4D内に収容されて上下移動が可能とされてい
る。ロッド10は、本実施例では電極としての作用もな
すようになっており、このロッド10にはハーネス11
の一端が接続されている。また、ランプ5の下面側に
は、凹部10が形成されており、この凹部10内にはド
アパネル2の上端が収容され、この状態でドアパネル2
に設けられた幌固定部12が隠される構成となってい
る。
【0012】次に、本実施例の作用について図3および
図4をも参照して説明する。
図4をも参照して説明する。
【0013】図3に示されるように、幌を装着していな
い状態においては、ランプ5は最も下方に位置して、当
該ランプ5の下面に形成された凹部10内にドアパネル
2の上端が収容され、この状態でランプ5は固定されて
いる。従って、かかる状態で車両1の図示しないブレー
キペダルを踏込んだときに所定の点灯表示がなされるこ
ととなる。
い状態においては、ランプ5は最も下方に位置して、当
該ランプ5の下面に形成された凹部10内にドアパネル
2の上端が収容され、この状態でランプ5は固定されて
いる。従って、かかる状態で車両1の図示しないブレー
キペダルを踏込んだときに所定の点灯表示がなされるこ
ととなる。
【0014】ここで、図4に示されるような幌13を装
着する場合、当該幌13は、通常は幌固定部12に対応
する領域が繊維シート13Aとなっているため透光性を
有しておらず、図3に示される状態のまま幌13を固定
すると、ランプ5の光が遮られることとなる。そこで、
ランプ5をガイド4のスリット4Dに沿って上昇させ
る。この時、ランプ5に設けられたロッド10は、スプ
リング8を押圧してクリック動作を繰り返しながら上昇
する。従って、任意の位置で上昇力を解除するだけで、
ランプ5を固定させることが可能となる。
着する場合、当該幌13は、通常は幌固定部12に対応
する領域が繊維シート13Aとなっているため透光性を
有しておらず、図3に示される状態のまま幌13を固定
すると、ランプ5の光が遮られることとなる。そこで、
ランプ5をガイド4のスリット4Dに沿って上昇させ
る。この時、ランプ5に設けられたロッド10は、スプ
リング8を押圧してクリック動作を繰り返しながら上昇
する。従って、任意の位置で上昇力を解除するだけで、
ランプ5を固定させることが可能となる。
【0015】このようにして、ランプ5をドアパネル2
の上端に対して上昇させて幌13の透明部分13Bの領
域にランプ5が位置するようにし、同時に幌固定部12
を外部に露出させて幌13を装着すれば、幌13の透明
部13Bよりランプ5の点灯表示が後方車両に視認可能
となる。
の上端に対して上昇させて幌13の透明部分13Bの領
域にランプ5が位置するようにし、同時に幌固定部12
を外部に露出させて幌13を装着すれば、幌13の透明
部13Bよりランプ5の点灯表示が後方車両に視認可能
となる。
【0016】従って、本実施例の構成によれば、ガイド
4にスリット4Dを形成するとともに、このスリット4
Dに沿ってランプ5が上下に昇降自在に設けられている
から、幌タイプの車両1にあっても、ストップランプ装
置3を装着することが可能となる。また、ランプ5は、
スリット4D内に設けられたスプリング8によって任意
の位置でロッド10を保持する構成となっているから、
ランプ5の上下方向位置が調整可能となり、幌13の透
明部13Bの形成領域に対応した調整が可能となる。
4にスリット4Dを形成するとともに、このスリット4
Dに沿ってランプ5が上下に昇降自在に設けられている
から、幌タイプの車両1にあっても、ストップランプ装
置3を装着することが可能となる。また、ランプ5は、
スリット4D内に設けられたスプリング8によって任意
の位置でロッド10を保持する構成となっているから、
ランプ5の上下方向位置が調整可能となり、幌13の透
明部13Bの形成領域に対応した調整が可能となる。
【0017】さらに、本実施例では、幌13を装着しな
い状態では、幌固定部12がランプ5によって隠される
構成であるため、当該幌固定部12が外部に露出するこ
とがなく、外観上の体裁も良好に確保することが期待で
きる。
い状態では、幌固定部12がランプ5によって隠される
構成であるため、当該幌固定部12が外部に露出するこ
とがなく、外観上の体裁も良好に確保することが期待で
きる。
【0018】また、ガイド4は所定の傾斜をもった中間
部4Bを介してガイド部4Cを設けたから、ランプ5を
上方へ移動させた時に、ランプ5の点灯面が幌13を装
着するに際して邪魔になることもない。
部4Bを介してガイド部4Cを設けたから、ランプ5を
上方へ移動させた時に、ランプ5の点灯面が幌13を装
着するに際して邪魔になることもない。
【0019】なお、実施例においては、ロッド10を電
極とする構成について説明したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、通常のストップランプなどのような
一般的配線構造とすることでもよい。
極とする構成について説明したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、通常のストップランプなどのような
一般的配線構造とすることでもよい。
【0020】また、ストップランプ装置3は幌タイプの
車両1について適用されるものに限らず、その他トラッ
クなどの車両にも同様に適用可能である。
車両1について適用されるものに限らず、その他トラッ
クなどの車両にも同様に適用可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されかつ作
用するので、これによると、とくに幌タイプ車のように
ストップランプの取り付け部位に制限が課されている車
両にあっても取り付けを可能とし、後方車両に対する車
両位置の視認性をより良く向上させることのできる車両
用ハイマウントストップランプを提供できるという効果
がある。
用するので、これによると、とくに幌タイプ車のように
ストップランプの取り付け部位に制限が課されている車
両にあっても取り付けを可能とし、後方車両に対する車
両位置の視認性をより良く向上させることのできる車両
用ハイマウントストップランプを提供できるという効果
がある。
【図1】本発明に係るハイマウントストップランプが幌
タイプの車両に適用された例を示す外観構成図である。
タイプの車両に適用された例を示す外観構成図である。
【図2】実施例における、ストップランプ装置の概略構
成を示す拡大側面図である。
成を示す拡大側面図である。
【図3】実施例における作用説明図である。
【図4】実施例における作用説明図である。
1 車両 2 ドアパネル 3 ストップランプ装置 4 ガイド 5 ランプ
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の後部ドアパネルに、当該ドアパネ
ル上端より上方に向かって突出された一対のガイドと、
これらガイド間に支持されたランプとを備え、このラン
プは、上下方向に沿って移動可能かつ任意の位置にて固
定可能に設けられていることを特徴とする車両用ハイマ
ウントストップランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15143492A JP3061084B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 車両用ハイマウントストップランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15143492A JP3061084B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 車両用ハイマウントストップランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319170A JPH05319170A (ja) | 1993-12-03 |
JP3061084B2 true JP3061084B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=15518533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15143492A Expired - Fee Related JP3061084B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 車両用ハイマウントストップランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061084B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP15143492A patent/JP3061084B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05319170A (ja) | 1993-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000329 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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