JP3061080B2 - プロセス監視装置 - Google Patents
プロセス監視装置Info
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- JP3061080B2 JP3061080B2 JP4035133A JP3513392A JP3061080B2 JP 3061080 B2 JP3061080 B2 JP 3061080B2 JP 4035133 A JP4035133 A JP 4035133A JP 3513392 A JP3513392 A JP 3513392A JP 3061080 B2 JP3061080 B2 JP 3061080B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCRT表示装置
を用いて、プロセスを操作監視するプロセス監視装置に
関し、更に詳しくは、停電が発生した場合に備えて電源
をバックアップするための無停電電源装置を表示装置側
と、コンピュータ部とに別々に設けた構成のプロセス監
視装置に関する。
を用いて、プロセスを操作監視するプロセス監視装置に
関し、更に詳しくは、停電が発生した場合に備えて電源
をバックアップするための無停電電源装置を表示装置側
と、コンピュータ部とに別々に設けた構成のプロセス監
視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、連続運転を行う必要のあるコ
ンピュータシステムにおいては、主電源の停電に備え
て、システム全体をバックアップするためのバッテリィ
ーが備えられている。この様なシステムは、通常は、主
電源系統から電力が供給されて動作しており、この期間
は、バッテリィーに電力が蓄えられていて、停電が発生
すると直ちに、バッテリィー側からの電力がシステム全
体に供給されるように構成されている。
ンピュータシステムにおいては、主電源の停電に備え
て、システム全体をバックアップするためのバッテリィ
ーが備えられている。この様なシステムは、通常は、主
電源系統から電力が供給されて動作しており、この期間
は、バッテリィーに電力が蓄えられていて、停電が発生
すると直ちに、バッテリィー側からの電力がシステム全
体に供給されるように構成されている。
【0003】この様な装置において、停電に備えてのバ
ッテリィ−バックアップの目的は、停電が発生した場
合、各種のデータ等が揮発するのを防止する外に、CR
Tを用いてのプロセスの操作・監視動作を継続して行え
るようにすることにある。また、瞬時停電の場合には、
バックアップ手段を設けることで、制御運転が通常と変
わらず継続でき、また、復電後のシステム立ち上げに要
する時間を回避することが可能となる。
ッテリィ−バックアップの目的は、停電が発生した場
合、各種のデータ等が揮発するのを防止する外に、CR
Tを用いてのプロセスの操作・監視動作を継続して行え
るようにすることにある。また、瞬時停電の場合には、
バックアップ手段を設けることで、制御運転が通常と変
わらず継続でき、また、復電後のシステム立ち上げに要
する時間を回避することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CRT
のような表示装置は消費電力が大きく、数分程度の長い
時間のバックアップを実現しようとすれば、バックアッ
プ用バッテリィーの容量(無停電電源装置の容量)を相
当大きくする必要があり、大型で高価になる課題があっ
た。
のような表示装置は消費電力が大きく、数分程度の長い
時間のバックアップを実現しようとすれば、バックアッ
プ用バッテリィーの容量(無停電電源装置の容量)を相
当大きくする必要があり、大型で高価になる課題があっ
た。
【0005】この為に、ユーザの中には、停電が発生し
た場合、CRTのような表示装置を除いたコンピュータ
部についてだけのバックアップを行い、バッテリィーの
電力消費を少なくし、できるだけ長時間のバックアップ
を実現したいという要求がでてきた。このような要求を
実現する場合、停電の直前に例えばCRTを見ながらキ
ーボード操作を行っていると、CRT画面は停電で消え
てしまうが、コンピュータ部はバックアッブされている
ために、キーボードからの操作入力は引続きコンピュー
タ部に入力されてしまう、即ちブラインド状態での操作
が行われてしまうという不具合いが発生するので、この
様な問題点を解決しなくてはならない。
た場合、CRTのような表示装置を除いたコンピュータ
部についてだけのバックアップを行い、バッテリィーの
電力消費を少なくし、できるだけ長時間のバックアップ
を実現したいという要求がでてきた。このような要求を
実現する場合、停電の直前に例えばCRTを見ながらキ
ーボード操作を行っていると、CRT画面は停電で消え
てしまうが、コンピュータ部はバックアッブされている
ために、キーボードからの操作入力は引続きコンピュー
タ部に入力されてしまう、即ちブラインド状態での操作
が行われてしまうという不具合いが発生するので、この
様な問題点を解決しなくてはならない。
【0006】プロセスの制御運転などを行う装置におい
ては、プロセス制御の各種設定値や、制御出力をキーボ
ードにより手動にて直接設定することもあり、ブライン
ド状態での操作は、信頼性を維持する上で致命的な問題
点となるからである。一方、他のユーザの中には、停電
が発生した場合、CRT表示装置もバックアップするよ
うに構成して、瞬時停電など無関係に操作が行えるよう
にしたいという要求もある。
ては、プロセス制御の各種設定値や、制御出力をキーボ
ードにより手動にて直接設定することもあり、ブライン
ド状態での操作は、信頼性を維持する上で致命的な問題
点となるからである。一方、他のユーザの中には、停電
が発生した場合、CRT表示装置もバックアップするよ
うに構成して、瞬時停電など無関係に操作が行えるよう
にしたいという要求もある。
【0007】本発明は、このように、停電発生に対する
対応策に関して、ユーザによって多様化する要求に柔軟
に対応可能なプロセス監視装置を提供することを目的と
する。
対応策に関して、ユーザによって多様化する要求に柔軟
に対応可能なプロセス監視装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
本発明は、プロセス制御の操作・監視を行う為の各種の
情報を表示する表示装置と、この表示装置の表示制御や
操作手段からの信号に基づいて制御運転を行うコンピュ
ータ部と、停電に備えて電源をバックアップする機能を
有し前記表示装置の動作電力を供給するための第1の無
停電電源装置と、停電に備えて電源をバックアップする
機能を有し前記コンピュータ部の動作電力を供給するた
めの第2の無停電電源装置とを備えたプロセス監視装置
であって、前記第1の無停電電源装置に、停電発生の有
無および前記コンピュータ部からの指令信号に基づき電
源のバックアップ動作を行うか否かを切り換える切換手
段と、当該第1の無停電電源装置の前記表示装置への接
続有無を示すレディ信号を出力するレディ信号出力手段
を設け、前記コンピュータ部に、前記第1の無停電電源
装置から出力されるレディ信号をモニターするレディ信
号モニター手段と、前記レディ信号がアクティブの場
合、停電発生時に当該停電発生から所定の時間は通常の
動作を継続し、その後に前記第1の無停電電源装置の切
換手段にバックアップ動作の停止を指示する信号を出力
し、前記レディ信号がインアクティブの場合、停電発生
時に前記操作手段からの信号の受付けを停止するUPS
制御手段とを設けたことを特徴とするプロセス監視装置
である。
本発明は、プロセス制御の操作・監視を行う為の各種の
情報を表示する表示装置と、この表示装置の表示制御や
操作手段からの信号に基づいて制御運転を行うコンピュ
ータ部と、停電に備えて電源をバックアップする機能を
有し前記表示装置の動作電力を供給するための第1の無
停電電源装置と、停電に備えて電源をバックアップする
機能を有し前記コンピュータ部の動作電力を供給するた
めの第2の無停電電源装置とを備えたプロセス監視装置
であって、前記第1の無停電電源装置に、停電発生の有
無および前記コンピュータ部からの指令信号に基づき電
源のバックアップ動作を行うか否かを切り換える切換手
段と、当該第1の無停電電源装置の前記表示装置への接
続有無を示すレディ信号を出力するレディ信号出力手段
を設け、前記コンピュータ部に、前記第1の無停電電源
装置から出力されるレディ信号をモニターするレディ信
号モニター手段と、前記レディ信号がアクティブの場
合、停電発生時に当該停電発生から所定の時間は通常の
動作を継続し、その後に前記第1の無停電電源装置の切
換手段にバックアップ動作の停止を指示する信号を出力
し、前記レディ信号がインアクティブの場合、停電発生
時に前記操作手段からの信号の受付けを停止するUPS
制御手段とを設けたことを特徴とするプロセス監視装置
である。
【0009】
【作用】第1の無停電電源装置が表示装置に用意される
場合、レディ信号出力手段から第1の無停電電源装置が
用意されていることを示す信号が出力される。コンピュ
ータ部はモニター手段により、レディ信号をモニタ−す
ることにより、第1の無停電電源装置が用意されている
か、否かを判断し、それに応じて、停電が発生した時以
降の処理動作を変える。
場合、レディ信号出力手段から第1の無停電電源装置が
用意されていることを示す信号が出力される。コンピュ
ータ部はモニター手段により、レディ信号をモニタ−す
ることにより、第1の無停電電源装置が用意されている
か、否かを判断し、それに応じて、停電が発生した時以
降の処理動作を変える。
【0010】即ち、第1の無停電電源装置が用意されて
いれば、停電発生時に当該停電発生から所定の時間は通
常の動作をそのまま継続し、その後に第1の無停電電源
装置の切換手段にバックアップ動作の停止を指示する信
号を出力し、第1の無停電電源装置が用意されていない
場合は、操作手段からコンピュータ部への信号の受付け
を停止する。
いれば、停電発生時に当該停電発生から所定の時間は通
常の動作をそのまま継続し、その後に第1の無停電電源
装置の切換手段にバックアップ動作の停止を指示する信
号を出力し、第1の無停電電源装置が用意されていない
場合は、操作手段からコンピュータ部への信号の受付け
を停止する。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図において、1はプロセス制御の操作・監
視を行う為の各種の情報を表示するCRTのような表示
装置、2はコンピュータ部で、表示装置1の表示制御や
キーボードのような操作手段3からの信号に基づいて、
図示してないプロセスの制御運転あるいは監視を行う操
作監視手段21を有している。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図において、1はプロセス制御の操作・監
視を行う為の各種の情報を表示するCRTのような表示
装置、2はコンピュータ部で、表示装置1の表示制御や
キーボードのような操作手段3からの信号に基づいて、
図示してないプロセスの制御運転あるいは監視を行う操
作監視手段21を有している。
【0012】4は第1の無停電電源装置(UPS)で、
商用電源5の停電に備えて電源をバックアップする機能
を持ち、表示装置1の動作電力を供給する。6は第2の
無停電電源装置(UPS)で、同じく商用電源5の停電
に備えて電源をバックアップする機能を持ち、コンピュ
ータ部2の動作電力を供給する。第1の無停電電源装置
4において、41はバッテリィー、42は交流信号を直
流信号に変換するAC/DCコンバータ、43は直流信
号を交流信号に再び変換して出力するDC/ACコンバ
ータである。通常、バッテリィ−41には、AC/DC
コンバータ42で変換された直流電圧が印加され充電さ
れており、停電が発生した場合は、バッテリィー41の
直流出力が、DC/ACコンバータ43を経て出力され
るように構成されている。
商用電源5の停電に備えて電源をバックアップする機能
を持ち、表示装置1の動作電力を供給する。6は第2の
無停電電源装置(UPS)で、同じく商用電源5の停電
に備えて電源をバックアップする機能を持ち、コンピュ
ータ部2の動作電力を供給する。第1の無停電電源装置
4において、41はバッテリィー、42は交流信号を直
流信号に変換するAC/DCコンバータ、43は直流信
号を交流信号に再び変換して出力するDC/ACコンバ
ータである。通常、バッテリィ−41には、AC/DC
コンバータ42で変換された直流電圧が印加され充電さ
れており、停電が発生した場合は、バッテリィー41の
直流出力が、DC/ACコンバータ43を経て出力され
るように構成されている。
【0013】44はAC/DCコンバータ42、DC/
ACコンバータ43を経由するか(バックアップ状態と
するか)、商用電源5からの信号を出力するかを切り換
えるスイッチ、45はスイッチ44を駆動するスイッチ
切り換え手段である。このスイッチ切り換え手段45
は、停電が発生すると自動的にスイッチ44をバックア
ップ状態に切り換え、コンピュータ部2からのバックア
ップ停止指令信号に基づき、電源のバックアップ状態を
解くように構成してある。46は第1の無停電電源装置
4が表示装置1に接続(用意)されているか否か示すレ
ディ信号を出力するレディ信号出力手段である。
ACコンバータ43を経由するか(バックアップ状態と
するか)、商用電源5からの信号を出力するかを切り換
えるスイッチ、45はスイッチ44を駆動するスイッチ
切り換え手段である。このスイッチ切り換え手段45
は、停電が発生すると自動的にスイッチ44をバックア
ップ状態に切り換え、コンピュータ部2からのバックア
ップ停止指令信号に基づき、電源のバックアップ状態を
解くように構成してある。46は第1の無停電電源装置
4が表示装置1に接続(用意)されているか否か示すレ
ディ信号を出力するレディ信号出力手段である。
【0014】第2の無停電電源装置6において、61は
バッテリィー、62は交流信号を直流信号に変換するA
C/DCコンバータ、63は直流信号を交流信号に再び
変換して出力するDC/ACコンバータである。64は
AC/DCコンバータ62、DC/ACコンバータ63
を経由するか(バックアップ状態とするか)、商用電源
5からの信号を出力するかを切り換えるスイッチ、65
はスイッチ64を駆動するスイッチ切り換え手段であ
る。これらの構成は、第1の無停電電源装置4の構成と
ほぼ同様である。
バッテリィー、62は交流信号を直流信号に変換するA
C/DCコンバータ、63は直流信号を交流信号に再び
変換して出力するDC/ACコンバータである。64は
AC/DCコンバータ62、DC/ACコンバータ63
を経由するか(バックアップ状態とするか)、商用電源
5からの信号を出力するかを切り換えるスイッチ、65
はスイッチ64を駆動するスイッチ切り換え手段であ
る。これらの構成は、第1の無停電電源装置4の構成と
ほぼ同様である。
【0015】コンピュータ部2において、21は操作監
視手段を総括して示すブロックであり、表示装置1に各
種の情報を表示するとともに、キーボード3あるいは図
示していないマウスやタッチスクリーン等からの操作信
号を受けて、それを表示情報に反映させたり、制御対象
となっているプロセスに例えば設定値変更の信号や制御
出力を送出したりする機能を有している。
視手段を総括して示すブロックであり、表示装置1に各
種の情報を表示するとともに、キーボード3あるいは図
示していないマウスやタッチスクリーン等からの操作信
号を受けて、それを表示情報に反映させたり、制御対象
となっているプロセスに例えば設定値変更の信号や制御
出力を送出したりする機能を有している。
【0016】22は商用電源5の停電発生の信号を受
け、停電時間を計測するようなタイマーで、ここには、
第1,第2の無停電電源装置の持つバッテリィーの容量
に応じた、所定の時間が設定されている。23は第1の
無停電電源装置4のレディ信号出力手段46から出力さ
れるレディ信号をモニターするレディ信号モニター手
段、24はレディ信号がアクティブの場合(第1の無停
電電源装置4が用意されている場合)、停電発生時にそ
の停電発生から所定の時間は通常の動作を継続し、その
後、タイマー22によるタイムアップを受けて、第1の
無停電電源装置4の切換手段45にバックアップ動作の
停止を指示する信号を出力し、レディ信号がインアクテ
ィブの場合(第1の無停電電源装置4が用意されていな
い場合)、停電が発生した場合、直ちにキーボード3等
の操作手段からの信号の受付けを停止するUPS制御手
段である。
け、停電時間を計測するようなタイマーで、ここには、
第1,第2の無停電電源装置の持つバッテリィーの容量
に応じた、所定の時間が設定されている。23は第1の
無停電電源装置4のレディ信号出力手段46から出力さ
れるレディ信号をモニターするレディ信号モニター手
段、24はレディ信号がアクティブの場合(第1の無停
電電源装置4が用意されている場合)、停電発生時にそ
の停電発生から所定の時間は通常の動作を継続し、その
後、タイマー22によるタイムアップを受けて、第1の
無停電電源装置4の切換手段45にバックアップ動作の
停止を指示する信号を出力し、レディ信号がインアクテ
ィブの場合(第1の無停電電源装置4が用意されていな
い場合)、停電が発生した場合、直ちにキーボード3等
の操作手段からの信号の受付けを停止するUPS制御手
段である。
【0017】図2は、コンピュータ部2と第1の無停電
電源装置4との間で、信号の授受を行う部分の主要な回
路を示すブロック図である。第1の無停電電源装置4に
おいて、切り換え手段45は、停電発生によってハイレ
ベルになる停電信号バーACFAILと、UPS制御手
段24から出力されるバックアップ指令信号UPS−C
TLとの論理積をとるゲート51と、UPS制御手段2
4から出力されるUPS停止パルス信号を検出するパル
ス検出回路52で構成されている。
電源装置4との間で、信号の授受を行う部分の主要な回
路を示すブロック図である。第1の無停電電源装置4に
おいて、切り換え手段45は、停電発生によってハイレ
ベルになる停電信号バーACFAILと、UPS制御手
段24から出力されるバックアップ指令信号UPS−C
TLとの論理積をとるゲート51と、UPS制御手段2
4から出力されるUPS停止パルス信号を検出するパル
ス検出回路52で構成されている。
【0018】そして、ゲート51からの信号により、ス
イッチ44が第1の無停電電源装置4をバックアップ状
態(接点a側)に切り換える。また、パルス検出回路5
2からの信号によりスイッチ44が、第1の無停電電源
装置4をバックアップオフ状態(接点b側)に切り換え
る。レディ信号出力手段46は、コンピュータ部2と第
1の無停電電源装置4との間の信号線の接続が正常に行
われていて、バックアップが正常に行われる状態にある
場合、レディ信号UPS−READYをアクティブにす
るように構成してある。
イッチ44が第1の無停電電源装置4をバックアップ状
態(接点a側)に切り換える。また、パルス検出回路5
2からの信号によりスイッチ44が、第1の無停電電源
装置4をバックアップオフ状態(接点b側)に切り換え
る。レディ信号出力手段46は、コンピュータ部2と第
1の無停電電源装置4との間の信号線の接続が正常に行
われていて、バックアップが正常に行われる状態にある
場合、レディ信号UPS−READYをアクティブにす
るように構成してある。
【0019】従って、第1の無停電電源装置4が用意さ
れていない場合は、コンピュータ部2において、2組の
信号線の接続が行われず、レディ信号UPS−READ
Yはインアクティブになっている。図3は動作の一例を
示すフローチャートである。電源が投入されると、コン
ピュータ部2は、はじめにモニター手段23を介して第
1の無停電電源装置4からのレディ信号をモニターし、
それがアクティブ(ここではローアクティブ)か否かを
判断する(ステップ1,2)。これにより、コンピュー
タ部2は、表示装置1をバックアップするための第1の
無停電電源装置4が用意されているか、否かを判断す
る。ここで、第1の無停電電源装置4が用意されていれ
ば、ステップ31に分岐して通常の動作に入り、第1の
無停電電源装置4が用意されていないと判断された場合
は、ステップ41に分岐して通常の動作に入る。
れていない場合は、コンピュータ部2において、2組の
信号線の接続が行われず、レディ信号UPS−READ
Yはインアクティブになっている。図3は動作の一例を
示すフローチャートである。電源が投入されると、コン
ピュータ部2は、はじめにモニター手段23を介して第
1の無停電電源装置4からのレディ信号をモニターし、
それがアクティブ(ここではローアクティブ)か否かを
判断する(ステップ1,2)。これにより、コンピュー
タ部2は、表示装置1をバックアップするための第1の
無停電電源装置4が用意されているか、否かを判断す
る。ここで、第1の無停電電源装置4が用意されていれ
ば、ステップ31に分岐して通常の動作に入り、第1の
無停電電源装置4が用意されていないと判断された場合
は、ステップ41に分岐して通常の動作に入る。
【0020】通常の動作状態では、表示装置1,コンピ
ュータ部2とも、商用電源5から電力が供給されて動作
しており、表示装置1に各種の情報を表示するととも
に、キーボード3あるいは図示していないマウスやタッ
チスクリーン等からの操作信号を受けて、それを表示情
報に反映させたり、制御対象となっているプロセスに例
えば設定値変更の信号や制御出力を送出したりする。
ュータ部2とも、商用電源5から電力が供給されて動作
しており、表示装置1に各種の情報を表示するととも
に、キーボード3あるいは図示していないマウスやタッ
チスクリーン等からの操作信号を受けて、それを表示情
報に反映させたり、制御対象となっているプロセスに例
えば設定値変更の信号や制御出力を送出したりする。
【0021】この様な通常の動作状態において、商用電
源5が停電したとすると、第1の無停電電源装置4が用
意されている場合と、用意されていない場合とで、以下
のような異なった動作を行う。 (第1の無停電電源装置4が用意されている場合)図4
は、この場合の動作を示すタイムチャートである。
源5が停電したとすると、第1の無停電電源装置4が用
意されている場合と、用意されていない場合とで、以下
のような異なった動作を行う。 (第1の無停電電源装置4が用意されている場合)図4
は、この場合の動作を示すタイムチャートである。
【0022】AC商用電源5が(a)に示すように正常
に供給されている状態では、コンピュータ部2は、
(b)の対応部分に示すように正常動作を行っている。
停電が発生すると、まず、タイマー22をスタートし、
停電時間の計測を開始する。また、UPS制御手段24
は、第1の無停電電源装置4に対して、(c)に示すよ
うに、バックアップ動作の開始を指示する(ステップ3
2)。
に供給されている状態では、コンピュータ部2は、
(b)の対応部分に示すように正常動作を行っている。
停電が発生すると、まず、タイマー22をスタートし、
停電時間の計測を開始する。また、UPS制御手段24
は、第1の無停電電源装置4に対して、(c)に示すよ
うに、バックアップ動作の開始を指示する(ステップ3
2)。
【0023】第1の無停電電源装置4の切り換え手段4
5は、停電の発生と同時に印加される停電発生信号バー
ACFAILにより、既にバックアップ状態に切り換え
ているはずであるが、仮に切り換えが何らかの理由で遅
れたり、あるいは切り換えが行われていない場合でも、
コンピュータ部2側から送られるバックアップ動作の開
始を指示する信号を受けて、(d)に示すようにバック
アップ状態に入る。
5は、停電の発生と同時に印加される停電発生信号バー
ACFAILにより、既にバックアップ状態に切り換え
ているはずであるが、仮に切り換えが何らかの理由で遅
れたり、あるいは切り換えが行われていない場合でも、
コンピュータ部2側から送られるバックアップ動作の開
始を指示する信号を受けて、(d)に示すようにバック
アップ状態に入る。
【0024】この様な状態では、表示装置1は、第1の
無停電電源装置4によるバックアップにより、また、コ
ンピュータ部2は第2の無停電電源装置6によるバック
アップにより、正常な動作が継続して行われる(ステッ
プ33)。タイマー22には、あらかじめバッテリィー
41,61の容量に応じた時間が設定されており、この
時間が経過すると、タイマー22がタイムアップする。
すると、コンピュータ部2のUPS制御手段24は、第
1,第2の無停電電源装置4,6に対して、(c)に示
すようにバックアップの停止を指示するUPS停止パル
スを出力する。また、(b)に示すように、操作監視手
段21で扱っている各種のデータの退避や、コンピュー
タ部2につながっている各種のシステムの切り離しな
ど、所定のシステムシャットダウン処理を行う(ステッ
プ34,35)。このシステムシャットダウン処理が終
了すると、各電源をオフ状態として動作を停止する(ス
テップ36)。
無停電電源装置4によるバックアップにより、また、コ
ンピュータ部2は第2の無停電電源装置6によるバック
アップにより、正常な動作が継続して行われる(ステッ
プ33)。タイマー22には、あらかじめバッテリィー
41,61の容量に応じた時間が設定されており、この
時間が経過すると、タイマー22がタイムアップする。
すると、コンピュータ部2のUPS制御手段24は、第
1,第2の無停電電源装置4,6に対して、(c)に示
すようにバックアップの停止を指示するUPS停止パル
スを出力する。また、(b)に示すように、操作監視手
段21で扱っている各種のデータの退避や、コンピュー
タ部2につながっている各種のシステムの切り離しな
ど、所定のシステムシャットダウン処理を行う(ステッ
プ34,35)。このシステムシャットダウン処理が終
了すると、各電源をオフ状態として動作を停止する(ス
テップ36)。
【0025】(第1の無停電電源装置4が用意されてい
ない場合)図5は、この場合の動作を示すタイムチャー
トである。停電が発生すると、UPS制御手段24は、
表示装置1への表示制御動作の停止を指示すると共に、
キーボード3等の操作手段からの信号の受付停止を指示
する。停電により表示装置1への電力供給がなくなり、
また、コンピュータ部2の表示制御動作の停止により、
表示装置1は、(d)に示すようにその動作を停止し表
示が消える。また、コンピュータ部2は、(b)に示す
ように、停電と同期して正常動作を停止し、所定のシス
テムシャットダウン処理を行う(ステップ42,4
3)。このシステムシャットダウン処理が終了すると、
各電源をオフ状態として動作を停止する(ステップ4
4)。
ない場合)図5は、この場合の動作を示すタイムチャー
トである。停電が発生すると、UPS制御手段24は、
表示装置1への表示制御動作の停止を指示すると共に、
キーボード3等の操作手段からの信号の受付停止を指示
する。停電により表示装置1への電力供給がなくなり、
また、コンピュータ部2の表示制御動作の停止により、
表示装置1は、(d)に示すようにその動作を停止し表
示が消える。また、コンピュータ部2は、(b)に示す
ように、停電と同期して正常動作を停止し、所定のシス
テムシャットダウン処理を行う(ステップ42,4
3)。このシステムシャットダウン処理が終了すると、
各電源をオフ状態として動作を停止する(ステップ4
4)。
【0026】なお、この実施例では、停電の発生と同時
にコンピュータ部2の正常動作の停止を指示するように
しているが、コンピュータ部2には、第2の無停電電源
装置6により、電力が供給されるので、操作手段や表示
装置と共に行われるような監視動作についてのみその動
作を停止するようにし、他の動作、例えばプロセスから
のデータ収集動作は、引続きバッテリィー61の容量に
対応する一定の時間は継続させるようにしてもよい。
にコンピュータ部2の正常動作の停止を指示するように
しているが、コンピュータ部2には、第2の無停電電源
装置6により、電力が供給されるので、操作手段や表示
装置と共に行われるような監視動作についてのみその動
作を停止するようにし、他の動作、例えばプロセスから
のデータ収集動作は、引続きバッテリィー61の容量に
対応する一定の時間は継続させるようにしてもよい。
【0027】また、コンピュータ部2のモニター手段2
3は、電源が投入された時点で、第1の無停電電源装置
が用意されているか否かの判断を、レディー信号に基づ
いて行うようにしたが、停電が発生した時点で、第1の
無停電電源装置によるバックアップが行われているか否
かの判断を、バックアップ状態を示す信号に基づいて行
うようにしてもよい。
3は、電源が投入された時点で、第1の無停電電源装置
が用意されているか否かの判断を、レディー信号に基づ
いて行うようにしたが、停電が発生した時点で、第1の
無停電電源装置によるバックアップが行われているか否
かの判断を、バックアップ状態を示す信号に基づいて行
うようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、停電発生に対して、表示装置がバックアップされ
るような構成とした場合と、そうでない場合とに応じた
適切な対応が自動的に行えることとなる。従って、本発
明によれば、表示装置の電源バックアップに関して多様
化するユーザの要求に柔軟に対応することができ、ま
た、停電が発生した場合に安全な処理が行える信頼性の
高いプロセス監視装置が実現できる。
れば、停電発生に対して、表示装置がバックアップされ
るような構成とした場合と、そうでない場合とに応じた
適切な対応が自動的に行えることとなる。従って、本発
明によれば、表示装置の電源バックアップに関して多様
化するユーザの要求に柔軟に対応することができ、ま
た、停電が発生した場合に安全な処理が行える信頼性の
高いプロセス監視装置が実現できる。
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】コンピュータ部と第1の無停電電源装置との間
で信号の授受を行う部分の主要な回路を示すブロック図
である。
で信号の授受を行う部分の主要な回路を示すブロック図
である。
【図3】動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】第1の無停電電源装置が用意されている場合の
動作を示すタイムチャートである。
動作を示すタイムチャートである。
【図5】第1の無停電電源装置が用意されていない場合
の動作を示すタイムチャートである。
の動作を示すタイムチャートである。
1 表示装置 2 コンピュータ部 3 操作手段 4 第1の無停電電源装置(UPS) 5 商用電源 6 第2の無停電電源装置(UPS) 41 バッテリィー 42 AC/DCコンバータ 43 DC/ACコンバータ 44 スイッチ 45 スイッチ切り換え手段 61 バッテリィー 62 AC/DCコンバータ 63 DC/ACコンバータ 64 スイッチ 21 操作監視手段 22 タイマー 23 レディ信号モニター手段 24 UPS制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】プロセス制御の操作・監視を行う為の各種
の情報を表示する表示装置と、 この表示装置の表示制御や操作手段からの信号に基づい
て制御運転を行うコンピュータ部と、 停電に備えて電源をバックアップする機能を有し前記表
示装置の動作電力を供給するための第1の無停電電源装
置と、 停電に備えて電源をバックアップする機能を有し前記コ
ンピュータ部の動作電力を供給するための第2の無停電
電源装置とを備えたプロセス監視装置であって、 前記第1の無停電電源装置に、 停電発生の有無および前記コンピュータ部からの指令信
号に基づき電源のバックアップ動作を行うか否かを切り
換える切換手段と、 当該第1の無停電電源装置の前記表示装置への接続有無
を示すレディ信号を出力するレディ信号出力手段を設
け、 前記コンピュータ部に、 前記第1の無停電電源装置から出力されるレディ信号を
モニターするレディ信号モニター手段と、 前記レディ信号がアクティブの場合、停電発生時に当該
停電発生から所定の時間は通常の動作を継続し、その後
に前記第1の無停電電源装置の切換手段にバックアップ
動作の停止を指示する信号を出力し、前記レディ信号が
インアクティブの場合、停電発生時に前記操作手段から
の信号の受付けを停止するUPS制御手段とを設けたこ
とを特徴とするプロセス監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4035133A JP3061080B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | プロセス監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4035133A JP3061080B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | プロセス監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236676A JPH05236676A (ja) | 1993-09-10 |
JP3061080B2 true JP3061080B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=12433428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4035133A Expired - Fee Related JP3061080B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | プロセス監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061080B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4915224B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2012-04-11 | オムロン株式会社 | 情報処理方法、情報処理装置、記録媒体、およびプログラム、並びに制御装置 |
JP5310751B2 (ja) * | 2011-01-20 | 2013-10-09 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 炊飯器 |
JP7176309B2 (ja) * | 2018-09-11 | 2022-11-22 | コニカミノルタ株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP4035133A patent/JP3061080B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05236676A (ja) | 1993-09-10 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |