JP3060981U - 弓飾り - Google Patents

弓飾り

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JP3060981U
JP3060981U JP1999000252U JP25299U JP3060981U JP 3060981 U JP3060981 U JP 3060981U JP 1999000252 U JP1999000252 U JP 1999000252U JP 25299 U JP25299 U JP 25299U JP 3060981 U JP3060981 U JP 3060981U
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JP
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bow
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decoration
bow decoration
winding
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JP1999000252U
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English (en)
Inventor
文丸 赤瀬
Original Assignee
赤瀬産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】弓飾りの各節にカラフルな捲き締め具を熟練を
要することなく短時間で簡単に巻き付けることができる
ようにしてその生産性を高め、弓飾りを安価に生産でき
るようにすることを目的とするものである。 【解決手段】弓を似せて曲成した本体と、この本体の両
端に亙って張り渡された弦とを備えた弓飾りであって、
本体の節の少なくとも一部を締め付ける捲き締め具を細
幅の織布で形成するようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は節句等に子供の成長と健康を祈り、雛壇に飾られる弓飾りに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
この種の弓飾りは、古来よりある本物の竹弓をそのままスケールダウンさせて 形成し、これを台座に立てかけた状態にして、これを雛壇やケースに設置して飾 るようにしている。 そして、こうした弓飾り101には図5に示すように本物の竹弓と同様に形成 し、そのひき目叩節112、折腰節114、上成節108、下成節113、鳥打 節109、冠節111及び挽掛節115に夫々籐(捲き締め具)117を巻付け て形成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の弓飾りでは、その各節に硬い籐をずれ動くことなく確りと巻付けな くてはならず、その巻付けには手間がかかる上、相当の熟練を要し生産性が悪い と言う問題があった。
【0004】 また、生産性が悪いことから弓飾りの価格も高いものになってしまうという問 題があった。 更に、籐は、その殆どが漂白されて白もしくはクリーム色にしてあることから 、飾り用の弓に巻き付けた場合、豪華さに欠けるという問題もあった。 本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、弓飾りの各節にカラフルな捲き 締め具を熟練を要することなく短時間で簡単に巻き付けることができるようにし てその生産性を高め、弓飾りを安価に生産できるようにすることを目的とするも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案にかかる弓飾りは、弓を似せて曲成した本体 と、この本体の両端に亙って張り渡された弦とを備えた弓飾りであって、本体の 節の少なくとも一部を締め付ける捲き締め具を細幅の織布で形成したことを特徴 とするものである。
【0006】 また、複数の竹を張り合わせて本体を形成したり、本体の節の少なくとも一部 に細幅の織布を交差状に巻付けられて捲き締め具を形成したことも特徴の1つで ある。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案にかかる弓飾りの実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は弓飾りの全体斜視図であって、図中符号1は弓飾りを全体的に示す。 この弓飾り1は、弓を似せて曲成した本体2と、この本体2の両端2a・2b とに亙って張り渡された弦3とを備えてなる。
【0008】 上記本体2は二枚の竹2c・2dを張り合わせ、これをプレス装置(図示せず )により弓型に成形してある((図2参照)。 この本体2には、中央部分に握節4が形成され、上半部には手掛節5、目付節 6、外目付節7、上成節8、鳥打節9、姫反節10、冠節11の各部分が形成さ れ、下半部にはひき目叩節12、下成節13、折腰節14、挽掛節15及び引起 し節(端2b)16が夫々形成されいる。 そして、上記各節の一部若しくは節の間には図1に示すように捲き締め具17 が巻き付けられている。
【0009】 この捲き締め具17は、細幅のテープ状に形成された織布18を巻き付けたも のである。 即ち、図3に示すように、本体2の捲き締め具17を設ける部分に例えば金糸 や銀糸を用いたり、鮮やかなグリーンや緋色にした細幅テープ状の織布18を弓 の裏側で交差する状態で捲いてゆき、その終端は既に巻かれた捲き締め具17内 に挿入して端部処理をするようにしてある。
【0010】 この時、捲き締め具17が細幅テープ状の織布18になっていることから、柔 軟性に富み、熟練者でない素人にでも簡単で綺麗に捲き締め具17を本体2にま きつけることができる。また、本体2に対面する細幅テープ状の織布18に予め 接着剤を塗布しておくと、ずれ動きを更に確実に防止することができる。 このようにして織布18からなる捲き締め具17を本体2に巻き付けられた弓 は、図4に示すように弓立て用台19に飾られると、金糸や銀糸を用いたり、鮮 やかなグリーンや緋色にした細幅テープ状の織布18で一層豪華な弓飾り1とな る。
【0011】 尚、こうした弓飾り1は、上記のように単体で飾られるだけでなく、太刀とと もに飾られたり、雛人形に添えられたりして使用される。 また、上記実施の形態では弓飾り1の本体2が二枚の竹を張り合わせ、これを プレス装置で弓の形に成形するようにしてあるが、一つの竹や三枚以上の竹を張 り合わせ、これを成形することもできるし、更には合成樹脂で本体2を形成した ものにも捲き締め具17を設けることができるのはいうまでもないことである。
【0012】
【考案の効果】
本考案にかかる弓飾りは以上に説明したように、弓を似せて曲成した本体の節 の少なくとも一部に締め付ける捲き締め具を細幅の織布で形成するようにしてあ るので、従来のように硬い籐をずれ動くことなく確りと巻付けるものに比べてそ の巻付けが熟練を要することなく簡単に行えるという利点がある。
【0013】 また、熟練を要することなく簡単に行えることから、生産性が大幅に向上し、 大量生産によるコストダウンが図れ、弓飾りを安価に提供することができるとい う利点もある。
【0014】 更に、捲き締め具を細幅の織布で形成するようにしてあることから、様々な色 に着色された織布を捲き締め具として使用することができ、弓飾りもカラフルに 従来のような一色のものに比べて豪華なものとなり、その商品価値を向上させる ことができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案にかかる弓飾りの本体部分の全体斜視
図である。
【図2】は本考案にかかる弓飾りの全体斜視図である。
【図3】は本考案にかかる弓飾りの本体に捲き締め具を
巻いてゆく状態を示す斜視図である。
【図4】は本考案にかかる弓飾りの使用状態を示す斜視
図である。
【図5】は従来例にかかる弓飾りの斜視図である。
【符号の説明】
1・・・弓飾り 2・・・本体 3・・・弦 17・・・捲き締め具 18・・・織布

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弓を似せて曲成した本体と、この本体の両
    端に亙って張り渡された弦とを備えた弓飾りであって、
    本体の節の少なくとも一部を締め付ける捲き締め具を細
    幅の織布で形成したことを特徴とする弓飾り。
  2. 【請求項2】複数の竹を張り合わせて本体を形成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の弓飾り。
  3. 【請求項3】本体の節の少なくとも一部に細幅の織布を
    交差状に巻付けられて捲き締め具を形成したことを特徴
    とする請求項1に記載の弓飾り。
JP1999000252U 1999-01-22 1999-01-22 弓飾り Expired - Lifetime JP3060981U (ja)

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