JP3089126U - 装飾用みの毛セット - Google Patents

装飾用みの毛セット

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JP3089126U JP2002001909U JP2002001909U JP3089126U JP 3089126 U JP3089126 U JP 3089126U JP 2002001909 U JP2002001909 U JP 2002001909U JP 2002001909 U JP2002001909 U JP 2002001909U JP 3089126 U JP3089126 U JP 3089126U
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俊也 江刺家
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フォンテーヌ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡易な構成で、変化に富んだ多くのバリエーシ
ョンで頭部に着脱できる装飾用みの毛を提供する。 【解決手段】複数本の擬毛や人毛を束ねた飾毛14,2
4,34を表面に植設し、裏側に頭部の毛髪に係止する
係止部材13、23を固設すると共に別のみの毛20、
30を嵌め合わせる結合部材12,22、32を備えた
装飾用みの毛を、前記飾毛の量および長さの異なる状態
で複数用意し、これらのうち単独または飾毛の量や飾毛
の長さの異なる飾用みの毛の二つ以上を適宜に組合せて
前記結合部材12,22,32を結合させて頭髪に掛止
できる装飾用みの毛セットの構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、頭髪の上に付け毛するみの毛の複数を適宜組み合わせて頭髪に取 り付け可能な、バリエーションに富んだ装飾用みの毛セットに関する。
【0002】
【従来の技術】
頭髪に取り付ける増毛用のかつらや飾用のみの毛などがヘアーアクセサリーと して多く市販され、使用されている。これらは頭髪に螺旋状に巻き付けたり、係 止部材により取り付けるようにしてある。特に、最近では、カラフルになってお り、色彩の飾用の付け毛などを使用する場合もあり、また、頭髪自体を漂白した り、好みの色彩に染色することも行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の付け毛やボリューム感を出すためのみの毛は表面に植毛された飾毛の量 や長さの異なるもので大小さまざまなものが単独で市販されている。しかし、こ れらは高価のものであり、一人で多数の種類のものを購入することは金銭の嵩む 結果になっていた。また、会合の雰囲気に合った、環境に適合する付け毛を用意 することは大変であった。
【0004】 この考案の課題は、簡易な構成で、変化に富んだ多くのバリエーションで頭部 に着脱できる装飾用みの毛セットを提供することである。 また、この考案の課題は複数のみの毛を適宜組み合わせて使用できる装飾用みの 毛セットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を達成するためにこの考案は以下の構成とする。 複数本の擬毛や人毛を束ねた飾毛を表面に植設し、裏側に頭部の毛髪に係止する 係止部材を固設すると共に別のみの毛を嵌め合わせる結合部材を備えた飾用みの 毛を、前記飾毛の量および長さの異なる状態で複数用意し、これらのうち単独ま たは飾毛の量や飾毛の長さの異なる飾用みの毛の二つ以上を適宜に組合せて前記 結合部材を結合させて頭髪に掛止できる装飾用みの毛セットの構成である。
【0006】 また、前記課題は、頭部の毛髪に着脱自在に取り付けられるみの毛において、複 数本の擬毛や人毛を束ねた飾毛を表面に多数植毛して、小面積で頭の天頂部に着 脱可能で、周縁に複数の結合部材を固着してあり、頭部毛髪に係止する係止部材 を備えた上部付け毛と、この上部付け毛の前記結合部材に係合する係合部材を上 端縁に、この前記結合部材と同数固着してあり、下方の周縁に複数の結合部材を 配列し、複数本の擬毛や人毛を束ねた飾毛を表面に多数植毛し、頭部毛髪に係止 する係止部材を有する中央みの毛と、この中央みの毛の下縁の結合部材に係合す るこれと同数の嵌合部材を上部に備え、複数本の擬毛や人毛を束ねた飾毛を表面 に多数植毛し、頭部毛髪に係止する係止部材を有する下部みの毛とからなり、こ れら上部付け毛、中央みの毛及び下部みの毛を単独または適宜組合せ、それぞれ の結合部材や係合・嵌合部材を係合して頭部の毛髪に係止可能であることを特徴 とする装飾用みの毛セット構成によって達成できる。
【0007】 更に、前記中央みの毛または前記下部みの毛の上部周縁に配列してある係合部材 、嵌合部材の近傍に縛締用の紐材を挿通してあり、この紐部材によって頭部の後 毛髪の束に縛り付け可能である装飾用みの毛セット構成によって前記課題は達成 できる。
【0008】 この考案の装飾用みの毛セットは、個々のみの毛に結合部材や係合部材、嵌合 部材を有するので、これらを結合することにより様々な態様のみの毛の形態をつ くることができ、変化に富んだみの毛を構成するできる。 それぞれのみの毛には頭髪に係止する係止部材を取り付けてあるので、これらの みの毛を単独でも頭髪に取り付けることが出来る。その日の状態や、集合場所の 雰囲気に応じた付け毛や飾毛を楽しむことができる。
【0009】 この考案の装飾用みの毛セットは、簡易な結合機構を装着する頭部の形状に適合 した結合部材を配置し、中央みの毛に係合部材を結合することになるので頭の格 好に似合った付け毛や飾毛を取り付けることができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、この考案に係る装飾用みの毛セットの実施の形態について図面を参照し て説明する。 図1はこの考案に係る装飾用みの毛セットの分解斜視図である。図2は図1の 裏面の斜視図である。図3は図1に示す3個のみの毛を結合して頭部に装着した 状態を示す図である。図4はこの考案の上部付け毛と中央みの毛とを組合せた状 態を示す図、図5は中央みの毛と下部みの毛とを組合せた状態を示す図、図6は この考案の下部みの毛を頭部に装着した状態を示す図である。図7はこの考案の 下部みの毛を頭部の側部に縛りつけた状態を示す図である。
【0011】 頭部に接する環状の周縁部11の裏側に結合部材である雌フック12、雄フック 12aを複数配着し、毛髪に係止する係止部材13を備え、この表面に合成繊維 等からなる擬毛14を多数縫い付けてある上部付け毛10は頭部の天頂部分の増 毛や飾毛として使用することができる。 この結合部材はフック以外の他の結合部材を使用することもできる。例えば、凹 凸の溝を設けた樹脂チャックや鍵型フックなども使用することができる。
【0012】 中央みの毛20は上端縁21の表側に前記上部付け毛10の雌フック12及び雄 フック12aに対応する位置に係合部材である雄フック25a及び雌フック25 が配設してある。この下側の帯26には弾性のゴムひものような縛紐27が挿通 して設けられ、この縛紐27の両端には結目が形成してある。この帯26には複 数本の平帯28が垂下されて下端縁29に縫い付けられ、帯26から下端縁29 までの間に前記飾毛24が多数本縫い付けられ、みの毛を形成している。この下 端縁29に結合部材である雌フック22及び雄フック22aが複数固設してある 。この中央みの毛20の裏側の両側端に毛髪に係止するための係止部材23が固 着してある。
【0013】 下部みの毛30の上端縁31の表側に縫い付けてある平帯38の先端に前記中央 みの毛20の雌フック22に嵌合する嵌合部材である雄フック32a及び雌フッ ク32が固着してあり、この上端縁31の帯部36には縛紐37が挿通してある 。この上端縁31から下端縁39までの間に複数本の平帯38を垂下し、合繊繊 維からなる飾毛34が縫い付けてある。この下端縁39には適宜の箇所に弾性部 材であるゴム39aが介在して縫い付けてある。これによって下部みの毛30は 下端が伸縮するようになっている。
【0014】 この考案の装飾用みの毛セットについて、図面に基づいて説明する。 図面に示すように、表面に多数擬毛などを縫い付けてある小面積の上部付け毛1 0の裏面に固着した結合部材である雌フック12や雄フック12aの個々に中央 みの毛20の雌フック25、雄フック25aを嵌合して両者を組み合せる。次に 下部みの毛30の嵌合部材である雌フック32、雄フック32aを中央みの毛2 0の下端縁29に固着した雌フック22及び雄フック22aに嵌合して下部みの 毛30を取り付け、図3に示すような形態になる。
【0015】 上部付け毛10のみ単独で使用する場合は部分的なアクセサリーとして係止部材 13を毛髪に係止して使用することもできる。 他の実施形態について説明すると、図4は上部付け毛10に中央みの毛20を結 合した状態を示すものである。図5は中央みの毛20に下部みの毛30を結合し た状態で、冬場などは首回りが温かくなる。
【0016】 図6は下部みの毛30の係止部材33を毛髪に係止して頭部の下側に取り付ける ことにより、趣の変わった髪型が得られる。特に、中央みの毛20の縛紐27を 引っ張って環状に形成することによりみの毛が丸くなり、毛髪の後部に丸く束ね た自毛を被覆するようにして取り付けることによりテール状の髪飾りとなる。
【0017】 この考案に使用する擬毛や人毛を着色、染色することにより、みの毛の組合わせ だけではなく、色彩の変化も楽しむことが出来る。また、飾毛を部分的に染色す ることによりバラエティにとんだ髪飾りを着用することができる。
【0018】
【考案の効果】
この考案に係る装飾用みの毛は、分割された個々のみの毛に相互の結合・係合 部材を備えているので必要に応じて組合せて使用することができる。しかも、個 々のみの毛に毛髪の係止部材を固着してあるから単独で使用でき、また、必要に 応じて増毛効果も発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る装飾用みの毛セットの分解斜視
図である。
【図2】図1の裏面の斜視図である。
【図3】図3は図1に示す3個のみの毛を結合して頭部
に装着した状態を示す図である。
【図4】この考案の上部付け毛と中央みの毛とを組合せ
た状態を示す図であれる。
【図5】中央みの毛と下部みの毛とを組合せた状態を示
す図である。
【図6】この考案の下部みの毛を頭部に装着した状態を
示す図である。
【図7】この考案下部みの毛を頭部の側部に縛り付けた
状態を示す実施形態である。
【符号の説明】
10 上部付け毛 11 周縁部 12 雌フック 12a 雄フック 13 係止部材 14 擬毛 20 中央みの毛 21 上端縁 22 雌フック 23 係止部材 24 飾毛 25 雌フック 25a 雄フック 26 帯 27 縛紐 28 平帯 29 下端縁 30 下部みの毛 31 上端縁 32a 雄フック 33 係止部材 34 飾毛 36 帯部 37 縛紐 38 平帯 39 下端縁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の擬毛や人毛を束ねた飾毛を表面に
    植設し、裏側に頭部の毛髪に係止する係止部材を固設す
    ると共に別のみの毛を嵌め合わせる結合部材を備えた飾
    用みの毛を、前記飾毛の量および長さの異なる状態で複
    数用意し、これらの単独または飾毛の量や飾毛の長さの
    異なる飾用みの毛の二つ以上を適宜に組合せて前記結合
    部材を結合させて頭髪に掛止できることを特徴とする装
    飾用みの毛セット
  2. 【請求項2】 頭部の毛髪に着脱自在に取り付けられる
    みの毛において、複数本の擬毛や人毛を束ねた飾毛を表
    面に多数植毛して、小面積で頭の天頂部に着脱可能で、
    周縁に複数の結合部材を固着してあり、頭部毛髪に係止
    する係止部材を備えた上部付け毛と、この上部付け毛の
    前記結合部材に係合する係合部材を上端縁に、この前記
    結合部材と同数固着してあり、下方の周縁に複数の結合
    部材を配列し、複数本の擬毛や人毛を束ねた飾毛を表面
    に多数植毛し、頭部毛髪に係止する係止部材を有する中
    央みの毛と、この中央みの毛の下縁の結合部材に係合す
    るこれと同数の嵌合部材を上部に備え、複数本の擬毛や
    人毛を束ねた飾毛を表面に多数植毛し、頭部毛髪に係止
    する係止部材を有する下部みの毛とからなり、これら上
    部付け毛、中央みの毛及び下部みの毛を単独または適宜
    組合せ、それぞれの結合部材や係合・嵌合部材を係合し
    て頭部の毛髪に係止可能であることを特徴とする装飾用
    みの毛セット。
  3. 【請求項3】前記中央みの毛または前記下部みの毛の上
    部周縁に配列してある係合部材、嵌合部材の近傍に縛締
    用の紐材を挿通してあり、この紐部材によって頭部の後
    毛髪の束に縛り付け可能であることを特徴とする請求項
    2に記載の装飾用みの毛セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8578945B2 (en) 2008-09-30 2013-11-12 Kaneka Corporation Hair extension, hair accessory using the same and method for producing hair extension

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