JP3082892U - 前髪飾り - Google Patents

前髪飾り

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JP3082892U
JP3082892U JP2001004126U JP2001004126U JP3082892U JP 3082892 U JP3082892 U JP 3082892U JP 2001004126 U JP2001004126 U JP 2001004126U JP 2001004126 U JP2001004126 U JP 2001004126U JP 3082892 U JP3082892 U JP 3082892U
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茂之 市原
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有限会社市原産業
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンタル用の前髪飾りを用意する結婚式場側
や貸衣裳側の負担を軽減できるとともに、バリエーショ
ンに富む装飾を前髪に施すことができることで、使用す
る女性の好みなどに十分に応えることができる前髪飾り
を提供する。 【解決手段】日本髪2の前髪3を装飾するための前髪飾
り1であって、この前髪飾り1は、複数の前髪飾り部品
1A、1B、1Cからなり、これら複数の前髪飾り部品
1A、1B、1Cは、各々が日本髪2に単独で装着可能
であるとともに、任意の複数のものが互いに組み付けら
れた状態で、日本髪2に装着可能に構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、結い髪の前部、例えば日本髪の前髪を装飾するための前髪飾りに関 する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、高島田などの日本髪の前髪を装飾する前髪飾りとして、種々の装飾が 施された飾り櫛が知られている。具体的には、櫛の表面に蒔絵を施した蒔絵櫛や 、これとともにあるいはこれに代えて、櫛の表面に複数の造花を固定した花櫛な どがある。また近年、複数の造花を左右方向に配列した飾り本体の下端部に櫛歯 を設けたものもある。これらのような前髪飾りを、前髪の髷寄りの部分に挿すこ とによって、前髪の上部が装飾され、これにより、日本髪を自身の髪で結った、 あるいは日本髪のかつらを被った女性の顔および髪形が引き立てられる。
【0003】 上記のような前髪飾りを、例えば、結婚式や披露宴で花嫁が使用する場合には 、前髪飾りを含め、他の髪飾り(簪や笄など)や衣裳などはレンタルされる場合 が多い。この場合、結婚式場側や貸衣裳側などで、レンタル用の前髪飾りが多種 類用意されており、それらの中から、使用する花嫁の好みや衣裳の色柄などに合 わせて、最適のものが選択される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、前髪飾りをレンタルする場合には、予め用意されたものの中から 、好みや衣裳に合う1つのものが選択されるため、多様な好みに応えるとともに 、衣裳の多彩な色柄に合うようにするためには、より多種類の前髪飾りを用意し なければならず、結婚式場側や貸衣裳側の負担、例えば前髪飾りの調達コストや 保管上の問題が大きくなっていた。また、レンタル用の前髪飾りを使用する花嫁 にとっては、用意されたものの中から選択するので、例えば、10個の前髪飾り が用意されている場合には、前髪を10パターンのうちの1つでしか装飾するこ とができないという問題もある。
【0005】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、レンタル 用の前髪飾りを用意する結婚式場側や貸衣裳側の負担を軽減できるとともに、バ リエーションに富む装飾を前髪に施すことができる前髪飾りを提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る前髪飾りは、結い髪の前部を装飾するための前髪飾りであって、 この前髪飾りは、複数の前髪飾り部品からなり、これら複数の前髪飾り部品は、 各々が結い髪に単独で装着可能であるとともに、任意の複数のものが互いに組み 付けられた状態で、結い髪に装着可能に構成されていることを特徴とする。
【0007】 この構成によれば、前髪飾りとしての単一の前髪飾り部品を、結い髪に単独で 装着可能であることに加えて、任意の複数の前髪飾り部品を互いに組み付けた状 態で結い髪に装着可能であるので、例えば予め用意した多種類の前髪飾り部品か ら、数個のものを選択し、互いに組み付けることにより、用意した前髪飾り部品 の種類よりも大幅に多い種類の前髪飾りを得ることができる。これにより、用意 した前髪飾り部品の種類があまり多くなくても、それらの組合せを適宜変えるこ とで、多種類の前髪飾りを得ることができるため、レンタル用の前髪飾りを用意 する結婚式場側や貸衣裳側の負担を軽減することができる。加えて、バリエーシ ョンに富む装飾を前髪に施すことができることで、使用する女性の好みに十分に 応えることができるとともに、衣裳の色柄にも最適に合わせることが可能となる 。
【0008】 この場合、複数の前髪飾り部品は、互いに着脱自在に構成されていることが好 ましい。
【0009】 この構成によれば、複数の前髪飾り部品が互いに着脱自在であるので、それら を互いに組み付けて、一種類の前髪飾りを容易に得ることができるとともに、得 られた前髪飾りを複数の前髪飾り部品に簡単に分解できることで、他の前髪飾り 部品と組み付けて、他の種類の前髪飾りを容易に得ることができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本考案の好ましい実施形態を詳細に説明する。図 1は、本考案の一実施形態による前髪飾りを、日本髪(実際には、婚礼用の高島 田のかつら)に装着した状態を示しており、また図2は、その前髪飾り自体を拡 大して示している。これらの図に示すように、前髪飾り1は、日本髪2の前髪3 の髷4寄りの部分に装着され、前髪3の上部および髷4の前部を装飾するもので ある。
【0011】 この前髪飾り1は、前髪飾り部品としての3つの前髪飾り、すなわち、リボン 状に形成された前髪飾り(以下「リボン飾り1A」という)と、複数の桜花状の 飾りを有する前髪飾り(以下「花飾り1B」という)と、多数の垂れ枝状に形成 された前髪飾り(以下「垂れ枝飾り1C」という)を、互いに組み付けることに よって構成されている。
【0012】 リボン飾り1Aは、図3に示すように、蝶形リボンが3段に重なった状態に形 成されたリボン飾り本体11と、このリボン飾り本体11の底部に固定された櫛 歯12とで構成されている。櫛歯12は、櫛歯本体12aと、この櫛歯本体12 aをリボン飾り本体11に回動自在に取り付ける取付金具12bとを有している 。この取付金具12bにより、櫛歯本体12aは、その上端部で、図3(a)の 左右方向に延びる軸線回りに手動で回動できるようになっている(同図(b)参 照)。したがって、リボン飾り1Aの装着時には、櫛歯本体12aをリボン飾り 本体11に対し最適な角度に調整した状態で、リボン飾り1Aを前髪3に挿すこ とができる。
【0013】 花飾り1Bは、図4に示すように、山形状に配列された5つの桜花状の飾りか らなる花飾り本体13と、この花飾り本体13を支持するとともに、花飾り1B を前髪3に装着するためのベース14とで構成されている。このベース14は、 同図(a)に示すように、上方に凸に湾曲した湾曲部14aを有している。これ により、花飾り1Bを前髪3に装着する場合には、前髪3の図示しない結束部( 前髪3を束ねて髷4側に延ばした部分)を避けた状態で、かつ、ベース14を前 髪3と髷4との間に深く入り込ませた状態で、花飾り1Bを装着することができ る。つまり、花飾り1Bのうち、花飾り本体13を見栄え良く目立たせるように 、花飾り1Bを前髪3に装着することができる。
【0014】 また、ベース14は、同図(b)に示すように、花飾り1Bの装着時に、髷4 に挿すための髪挿し部14bと、花飾り1Bを上記リボン飾り1Aと組み合わせ て使用する際に、両者を互いに組み付けるための組付け部14cとを更に有して いる。髪挿し部14bは、上記湾曲部14aの両端部からそれぞれ後方に所定長 さ延びた一対の髪挿し部14b、14bで構成されている。したがって、花飾り 1Bの装着時には、これらの髪挿し部14b、14bを髷4に前方から挿すこと により、花飾り1Bが髷4に左右2個所でしっかりと装着される。一方、組付け 部14cは、互いに所定間隔を存し、髪挿し部14bの半分程度の長さで、上記 湾曲部14aの背面から後方に延びた一対の組付け部14c、14cで構成され ている。これらの組付け部14c、14cを、リボン飾り1Aの上下に重なった 蝶形リボン間に前方から差し込むことによって、花飾り1Bとリボン飾り1Aと が互いにしっかりと組み付けられる。逆に、組み付けられた花飾り1Bとリボン 飾り1Aとを分解する場合には、組付け部14c、14cをリボン飾り1Aから 引き抜くだけで、簡単に分解することができる。なお、花飾り1Bを単独で使用 する場合には、一対の組付け部14c、14cは、髪挿し部14bと同様に、髷 4に挿される。
【0015】 さらに、垂れ枝飾り1Cは、図5に示すように、垂れ枝飾り本体15と、この 垂れ枝飾り本体15を支持するとともに、垂れ枝飾り1Cを前髪3に装着するた めのベース16とを有している。この垂れ枝飾り本体15は、10本の垂れ枝部 15aと、これらの各々に固定された複数の飾り部15bとで構成されている。 垂れ枝部15aは、その基端部が、互いに左右方向に密着した状態で、ベース1 6にろう付けなどで接合される一方、基端部から先端部に向かって、上方に凸に 湾曲しながら前方に垂れ下がるとともに、互いに間隔が次第に広がるように形成 されている。また、各垂れ枝部15aには、飾り部15bとして、桜花状の飾り や小粒ガラス状の飾りが設けられ、さらにはしずく状の飾りが、各垂れ枝部15 aの先端部に取り付けられている。
【0016】 一方、ベース16は、上記花飾り1Bのベース14と同様に、湾曲部16aお よび一対の髪挿し部16b、16bを有している。これにより、垂れ枝飾り1C を前髪3に装着する場合には、前髪3の結束部を避けた状態で、かつ、ベース1 6を前髪3と髷4との間に深く入り込ませた状態で、垂れ枝飾り1Cを装着する ことができる。また、垂れ枝飾り1Cを上記リボン飾り1Aと組み合わせて使用 する際には、ベース16の髪挿し部16b、16bを、上記花飾り1Bの組付け 部14cとしても利用し、蝶形リボン間に前方から差し込むことによって、垂れ 枝飾り1Cとリボン飾り1Aとが互いにしっかりと組み付けられる。
【0017】 以上のように構成されたリボン飾り1A、花飾り1Bおよび垂れ枝飾り1Cの 3つの前髪飾りは、それぞれ単独で、あるいは図1および2に示すように、3つ の前髪飾り全てを互いに組み付けて、前髪3に装着可能である他、3つの前髪飾 り1A、1B、1Cの中から、任意の2つを選択し、それらを互いに組み付けて 構成された前髪飾りを、前髪3に装着することもできる。例えば、図6にその一 例として示すように、3つの前髪飾りの中からリボン飾り1Aおよび花飾り1B を選択し、これらを互いに組み付けた前髪飾り1を、前髪3に装着することがで きる。
【0018】 このように、複数の前髪飾り1A、1B、1Cをそれぞれ単独で使用する他、 適宜組み合わせて使用することによって、前髪3の装飾パターンを大幅に増やす ことが可能となる。例えば、互いに組付け可能な10種類の前髪飾りを予め用意 し、これらの中から最大3つを組み合わせることができるとすると、単独で使用 する場合も含め、全部で175(=10+102103)種類の前髪飾りを得る ことが可能となる。つまり、10種類の前髪飾りによって、175パターンで前 髪を装飾することが可能となる。
【0019】 したがって、結婚式場側や貸衣裳側でレンタル用の前髪飾りを用意する場合、 用意した前髪飾りの種類があまり多くなくても、それらの組合せを適宜変えるこ とで、多種類の前髪飾りを得ることができ、これにより、結婚式場側や貸衣裳側 の負担を軽減することができる。加えて、バリエーションに富む装飾を前髪3に 施すことができることで、使用する女性の好みに十分に応えることができるとと もに、衣裳の色柄にも最適に合わせることが可能となる。
【0020】 なお、本考案は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で 実施することができる。例えば、実施形態では、3種類の前髪飾り1A、1B、 1Cを組み合わせる場合について説明したが、本考案はこれに限定されるもので はなく、より多くの種類の前髪飾りの中から、複数個を選択し、組み合わせても よい。しかも、組合せの数は、4個以上であってもよい。また、本考案の前髪飾 りは、日本髪2だけでなく、使用する女性自身の結い髪にももちろん使用可能で ある。さらに、実施形態で示した前髪飾り1A、1B、1Cの細部の構成などは 、あくまで例示であり、本考案の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の前髪飾りは、結婚式場側や貸衣裳側の負担を軽 減できるとともに、バリエーションに富む装飾を前髪に施すことができるなどの 効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態による前髪飾りを日本髪に
装着した状態を示す正面図である。
【図2】図1の前髪飾りを拡大して示す正面図である。
【図3】リボン飾りを示す図であり、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図4】花飾りを示す図であり、(a)は正面図、
(b)は花飾りを若干上方から見た状態の側面図であ
る。
【図5】垂れ枝飾りを示す図であり、(a)は正面図、
(b)は斜視図である。
【図6】2つの前髪飾り(リボン飾りと花飾り)を組み
合わせて構成した一例の前髪飾りを、日本髪に装着した
状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 前髪飾り 1A リボン飾り 1B 花飾り 1C 垂れ枝飾り 2 日本髪 3 前髪 11 リボン飾り本体 12 櫛歯 13 花飾り本体 14 ベース 15 垂れ枝飾り本体 16 ベース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結い髪の前部を装飾するための前髪飾り
    であって、 この前髪飾りは、複数の前髪飾り部品からなり、 これら複数の前髪飾り部品は、各々が前記結い髪に単独
    で装着可能であるとともに、任意の複数のものが互いに
    組み付けられた状態で、前記結い髪に装着可能に構成さ
    れていることを特徴とする前髪飾り。
  2. 【請求項2】 前記複数の前髪飾り部品は、互いに着脱
    自在に構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の前髪飾り。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730397U (ja) * 1993-10-28 1995-06-06 象印マホービン株式会社 遠心ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0730397U (ja) * 1993-10-28 1995-06-06 象印マホービン株式会社 遠心ポンプ

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