JP3060848B2 - 車両の懸架装置 - Google Patents

車両の懸架装置

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JP3060848B2 JP6217726A JP21772694A JP3060848B2 JP 3060848 B2 JP3060848 B2 JP 3060848B2 JP 6217726 A JP6217726 A JP 6217726A JP 21772694 A JP21772694 A JP 21772694A JP 3060848 B2 JP3060848 B2 JP 3060848B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリ除雪車等の作
業車両に適用して好適な懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータリ除雪車は、図5に示すように、
走行車両1のフレーム2に除雪機3を平行リンク4,4
で上下自在に取り付け、除雪作業時には除雪機3を地上
に降下させ、また回送時には上下用油圧シリンダ5で除
雪機3を上昇させる構造となっている。除雪機3は、周
知のものであり、雪を掻き寄せるオーガ6と、このオー
ガ6よって掻き寄せられた雪を回転翼によって遠方に跳
ね飛ばす投雪用ブロア7を主体とし、下面にそり8を有
する。そり8は、除雪作業時に地面に接して除雪機3を
補助的に支持するとともに、オーガ6の上下方向の向き
を規制する。
【0003】ロータリ除雪車の従来の懸架装置は、前車
軸と後車軸共に板ばね等の金属ばねとショックアブソー
バを取り付けたトラック等の懸架装置と違って、前車輪
11の車軸はフレーム2に固定とし、後車輪12の車軸
のみに板ばねとショックアブソーバを取り付けた構造と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前車軸をフレーム固定
とし、後車軸のみに板ばねとショックアブソーバを取り
付けた構造では、平坦に除雪されるが、次の(a)の問
題がある。 (a) 走行速度が増すに従って車体振動が著しく増大
し、乗り心地と走行安定性が損なわれる。したがって速
度を上げて迅速に回送することができない。
【0005】ロータリ除雪車の懸架装置を、トラック等
のように、前後両車軸共に板ばね等の金属ばねとショッ
クアブソーバを取り付けた構造とすると、乗り心地と走
行安定性が向上し、高速回送が可能になる。しかし、除
雪の平坦性が低下するほか、除雪機3を地上に降ろす除
雪作業時と除雪機3を上昇させる回送時の前車軸にかか
る軸重の変化が極めて大きいロータリ除雪車の特殊性に
起因して次の(b)と(c)の問題が生じる。
【0006】(b) 板ばね等の金属ばねでは、作用荷
重によって取付け高さが決まるので、前車軸の軸重変化
によって運転室13の座席14の傾斜度合が変わる。こ
のため、除雪作業若しくは回送時に不自然な姿勢で運転
しなければならず、運転者の疲労が増大する。
【0007】(c) 板ばね等の金属ばねではばね定数
がほぼ一定なため、ばね上荷重の変化がそのままばね−
質量系の固有振動数に影響を与える。この結果、除雪作
業若しくは回送時のどちらかで希望する固有振動数が得
られず、乗り心地が低下する。
【0008】本発明の目的は、車両の使用状態に対応し
て懸架方式を変更し、また軸重変化によるフレーム高さ
の変化を簡単に修正することができる車両の懸架装置を
提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、構造が簡単で性能の
よい車両の懸架装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、軸を支点に上下に回動自在にフレーム
に取り付けられ自由端に車軸を支持した懸架アームと、
シリンダ本体を上記フレームに結合されるとともにピス
トンロッドを上記懸架アームに結合されて懸架アームと
フレームとの間に設けられ車軸に対してフレームを上下
自在に支持した単ロッド型複動油圧シリンダと、該油圧
シリンダのボトム側とヘッド側とに分岐管路をそれぞれ
接続された油圧回路に設けられ上記油圧シリンダを油圧
ポンプ又は作動油タンクに連絡して上記フレームの高さ
を制御する車高制御弁と、上記油圧シリンダと車高制御
弁との間の油圧回路に設けられ車高制御弁側の油圧回路
を構成する配管ホース等の損傷時に作動油の流量の増加
を感知して油圧回路を自動的に遮断する安全弁と、該安
全弁と上記車高制御弁との間の油圧回路に接続管をそれ
ぞれ接続して設けられた複数のアキュムレータと、上記
接続管にそれぞれ設けられ該接続管を開閉する電磁開閉
弁と具備した構成とした。
【0011】上記の懸架装置いおいて、安全弁と車高制
御弁との間の油圧回路に、油圧ポンプから油圧シリンダ
への作動油の流れを自由にしてその逆の流れを阻止する
パイロットチェックバルブを設け、車高制御弁を、上記
油圧回路を、第1位置において上記油圧ポンプに連絡
し、また第2位置において上記油圧回路と作動油タンク
とを連絡するとともに上記パイロットチェックバルブの
パイロットポートに圧力油を送って上記油圧シリンダか
ら作動油タンクへの作動油の流れを自由にし、更に第3
位置において上記油圧回路と油圧ポンプ及び作動油タン
クとの連絡を遮断するとともに上記パイロットチェック
バルブのパイロットポートを遮断する構成とすることが
できる。
【0012】また、請求項2記載の発明において、安全
弁とパイロットチェックバルブとの間の油圧回路に、作
動油の流量を適量に抑える絞りを設けることができる。
請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、油
圧ポンプを、可変容量油圧ポンプとすることができる。
更に請求項1ないし4のいずれかに記載の発明におい
て、車両を、フレームの前端に除雪機を平行リンクで上
下自在に取り付け、除雪作業時には除雪機を地上に降下
させ、また回送時には上下用油圧シリンダで除雪機を上
昇させる構成とされたロータリ除雪車とし、車軸に左右
一対の前車輪を取り付けることができる。
【0013】
【作用】電磁開閉弁を閉じるとアキュムレータが働かな
くなるので、車軸はフレーム固定となる。電磁開閉弁を
開くとアキュムレータが働いて振動を吸収する。車高制
御弁の操作で油圧シリンダを伸長させるとフレームの高
さが高くなり、また油圧シリンダを縮小させるとフレー
ムが低くなる。複数のアキュムレータは、車両の使用状
態に適合する振動吸収性能を持つものに切り換えて使用
する。油圧シリンダが単ロッド型複動シリンダのため、
油圧回路を単純化し易い。
【0014】車両をロータリ除雪車とし、車軸に左右一
対の前車輪を取り付けた構成では、平坦に除雪し、また
回送時に乗り心地良く高速度で安定走行することができ
る。
【0015】
【実施例】図1ないし図4は図5のロータリ除雪車の走
行車両1に適用した本発明に係る懸架装置の一実施例を
示す。フレーム2には、前後左右、合計4本(二対)の
懸架アーム(取付部材)15,15、15,15がその
内側の端部を軸16(図2では1本しか示されておら
ず、他は省略されている。)でそれぞれ枢着されて設け
られている。各懸架アーム15は、前後(図1と図2及
び図5で左側が前である。)に沿う鉛直な面内で軸16
を支点に上下に回動自在である。
【0016】左右に並ぶ各一対の懸架アーム15,15
の自由端にはハウジング(車軸支持部)17が設けら
れ、車軸18を回転自在に支持している。前側の車軸1
8の両端には前車輪11,11が、また後側の車軸18
の両端には後車輪12,12がそれぞれ取り付けられて
いる。
【0017】前車輪11,11と後車輪12,12は、
走行車両1に搭載されたエンジン等から成る駆動装置2
0によって、減速機やプロペラシャフト(いずれも図示
せず)及び差動機21等を介し、周知のように同時に、
或いは単独に回転させられて走行車両1を走行させる。
前車輪11,11と後車輪12,12は、運転室13の
ハンドルで操作される操向用油圧シリンダ22によって
キングピン23を中心に左右に回動させることができ
る。
【0018】前側の各懸架アーム15とフレーム2の間
には懸架用油圧シリンダ25が、また後側の各懸架アー
ム15とフレーム2の間には懸架用油圧シリンダ26が
それぞれ設けられている。各油圧シリンダ25,26は
単ロッド型複動シリンダであり、シリンダ本体25a,
26aはフレーム2に、またピストンロッド25b,2
6bは懸架アーム15にそれぞれピン27,28で結合
されている。
【0019】ここで、油圧シリンダ25,26の作動制
御系について図4を参照して説明する。この図で符号3
0は可変容量油圧ポンプである。油圧ポンプ30は各油
圧シリンダ25,26に油圧回路31で接続されてお
り、エンジン32により作動させられて各油圧シリンダ
25,26に作動油を圧送する。そして各油圧回路31
には、車高制御弁33、パイロットチェックバルブ3
4、絞り35、安全弁36が油圧ポンプ30から各油圧
シリンダ25,26にかけて上記の順に設けられ、油圧
シリンダ25の油圧回路31の絞り35と安全弁36の
間には、アキュムレータ37,38が電磁開閉弁39,
40を有する接続管41,42を介してそれぞれ個々に
接続されるとともに、油圧シリンダ26の油圧回路31
の絞り35と安全弁36の間には、アキュムレータ43
が接続管44を介して接続されている。
【0020】車高制御弁33は3位置4ポートの電磁弁
であり、そのPポートが油圧ポンプ30に、Tポートが
作動油タンク45に、Aポートが油圧回路31に、Bポ
ートがパイロットチェックバルブ34のパイロットポー
トにそれぞれ接続されている。また各油圧回路31の油
圧シリンダ25,26側の端部は2本の管路31a,3
1bに分岐され、管路31aは油圧シリンダ25,26
のボトム(ヘッド)側に、また管路31bはロッド側に
それぞれ接続されている。
【0021】車高制御弁33は、スプールが図4で左に
動かされた第1位置において油圧ポンプ30を油圧回路
31に連絡し、スプールが図4で右に動かされた第2位
置において油圧回路31を作動油タンク45に連絡する
とともにパイロットチェックバルブ34のパイロットポ
ートに油圧ポンプ30を連絡し、図4の第3位置(中立
位置)において油圧回路31と油圧ポンプ30及び作動
油タンク45との連絡を遮断するとともにパイロットチ
ェックバルブ34のパイロットポートを遮断する構成と
されている。
【0022】また、パイロットチェックバルブ34は、
通常状態において油圧ポンプ30から油圧シリンダ2
5,26への作動油の流れを自由にしてその逆の流れを
阻止し、パイロットポートに圧力油が供給された場合に
おいて油圧シリンダ25,26から車高制御弁33側へ
の作動油の流れを自由にする構成とされている。
【0023】安全弁36は、安全弁36の車高制御弁3
3側の油圧回路を構成する配管ホース等の損傷時に作動
油の流量の増加を感知して回路を自動的に遮断するもの
である。開閉弁39,40は接続管41,42を開閉し
てアキュムレータ37,38の選択を可能とするほか、
同時に接続管41,42を閉じた場合において油圧シリ
ンダ25,26のロックバルブとして機能する。
【0024】アキュムレータ37は作業用、アキュムレ
ータ38は回送用としてそれぞれ用いられる。各アキュ
ムレータ37,38,43の封入ガス圧は軸重変化に適
合するようにそれぞれ設定されている。ロータリ除雪車
の場合、封入ガス圧はアキュムレータ37よりもアキュ
ムレータ38の方が大きい。後車輪12の油圧シリンダ
26の油圧回路31にも油圧シリンダ25と同様に複数
のアキュムレータと切換用の開閉弁とを設けることがで
きる。
【0025】次に上記の構成とされた本発明に係る車両
の懸架装置の作用を説明する。前車軸をフレーム固定と
して従来同様に除雪作業を行う場合は、図4に示すよう
に、車高制御弁33を中立状態としたまま開閉弁39,
40を閉じる。なお、除雪作業は、除雪機3を図5の状
態から地上に降ろして作動させ、走行車両1を低速で前
進させて行うことは言うまでもない。上記の状態では油
圧シリンダ25が全く伸縮せず、フレーム2の高さが変
化しないので、乗り心地は良くないが平坦に除雪される
ようになる。後車輪12側はアキュムレータ43の作用
で振動が吸収される。
【0026】除雪作業時における乗り心地を改善する場
合は、開閉弁39を開いてアキュムレータ37を油圧回
路31に連絡する。この状態ではアキュムレータ37が
作用して振動を吸収する。また、回送時においては、除
雪機3を図5のように上昇させるとともに、図4の状態
から開閉弁40を開き、アキュムレータ38を油圧回路
31に連絡する。この場合は、アキュムレータ38の作
用で軸重に適合するクッション性が得られるので、乗り
心地良く高速度で安定走行することができる。
【0027】軸重変化等でフレーム2の高さを高くする
必要が生じたような場合は、車高制御弁33を操作して
油圧ポンプ30を目的とする油圧シリンダ25,26に
連絡する。これにより作動油がその油圧シリンダに供給
され、油圧シリンダのピストンのボトム側とロッド側の
面積差によって油圧シリンダが伸長し、フレーム2を上
昇させる。
【0028】また、フレーム2を低くする場合は、車高
制御弁33を操作して油圧回路31を作動油タンク45
に連絡するとともに、パイロットチェックバルブ34の
パイロットポートに圧力油を送ってパイロットチェック
バルブ34を強制的に開く。油圧シリンダ25,26は
フレーム2にかかる荷重によって常時圧縮力を受けてお
り、上記の操作で油圧シリンダ25,26内の作動油が
作動油タンク45に流れるので、油圧シリンダ25,2
6が縮小する。油圧シリンダ25,26の伸長及び縮小
のいずれの場合も、絞り35が作動油の流量を適量に抑
えるので、フレーム2の高さが急激に変わることはな
い。
【0029】図の実施例では、油圧シリンダ25の油圧
回路31に2個のアキュムレータ37,38を設けた
が、アキュムレータの数を1個或いは3個以上とするこ
ともできる。本懸架装置はロータリ除雪車以外の作業車
にも適用することができる。また後車輪12側と前車輪
11側のいずれか一方を従来の懸架装置としてもよい。
図の実施例のロータリ除雪車の場合、車高制御の頻度が
余り多くないので、エネルギ消費を抑える目的で可変容
量ポンプによるロードセンシング回路としているが、定
容量ポンプによる一定流量回路でも差し支えない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
の懸架装置は、軸を支点に上下に回動自在にフレームに
取り付けられ自由端に車軸を支持した懸架アームと、シ
リンダ本体を上記フレームに結合されるとともにピスト
ンロッドを上記懸架アームに結合されて懸架アームと
レームとの間に設けられ車軸に対してフレームを上下自
在に支持した単ロッド型複動油圧シリンダと、該油圧シ
リンダのボトム側とヘッド側とに分岐管路をそれぞれ接
続された油圧回路に設けられ上記油圧シリンダを油圧ポ
ンプ又は作動油タンクに連絡して上記フレームの高さを
制御する車高制御弁と、上記油圧シリンダと車高制御弁
との間の油圧回路に設けられ車高制御弁側の油圧回路を
構成する配管ホース等の損傷時に作動油の流量の増加を
感知して油圧回路を自動的に遮断する安全弁と、該安全
弁と上記車高制御弁との間の油圧回路に接続管をそれぞ
接続して設けられた複数のアキュムレータと、上記接
続管にそれぞれ設けられ該接続管を開閉する電磁開閉弁
具備した構成とされているので、電磁開閉弁の開閉
によって懸架方式を車両の使用状態に対応して変更する
ことができる。また、油圧シリンダを伸長若しくは縮小
させ、軸重変化に対応してフレーム高さを簡単に修正す
ることができる。複数のアキュムレータを使用している
ので、アキュムレータを選択することにより、車両の使
用状態に適合したクッション性を得ることができる。ま
た、油圧シリンダに単ロッド型複動シリンダを用いてい
るので、油圧シリンダのボトム側とロッド側に接続され
る分岐管路の部分以外の油圧回路を1本の管路によって
構成することができ、構造を簡単にすることができる。
安全弁は、車高制御弁側の油圧回路を構成する配管ホー
ス等の損傷時に作動油の流量の増加を感知して油圧回路
を自動的に遮断する。
【0031】請求項2記載の発明によれば、車高制御弁
によってパイロットチェックバルブの作動を制御するこ
とができる。また請求項3記載の発明によれば、絞りが
作動油の流量を適量に抑える。更に請求項4記載の発明
によれば、エネルギ消費が抑えられる。請求項5記載の
発明によれば、平坦に除雪し、また除雪作業時と回送時
における乗り心地を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両の懸架装置の一実施例を示
す側面図である。
【図2】 同じく平面図である。
【図3】 同じく正面図である。
【図4】 懸架用油圧シリンダの作動制御系の一例を示
す図である。
【図5】 本発明を適用して好適なロータリ除雪車の一
例を示す側面図である。
【符号の説明】
2 フレーム 3 除雪機 4 並行リンク 5 上下用油
圧シリンダ 11 前車輪 15 懸架ア
ーム16 軸 18 車軸 25 懸架用油圧シリンダ 25a シリ
ンダ本体 25b ピストンロッド 30 油圧ポ
ンプ 31 油圧回路 31a,31
b 管路 33 車高制御弁 34 パイロ
ットチェックバルブ35 絞り 36 安全弁 37,38 アキュムレータ 39,40
電磁開閉弁 41,42 接続管 45 作動油
タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60G 9/04 B60G 17/00 - 17/08 E01H 5/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸を支点に上下に回動自在にフレームに
    取り付けられ自由端に車軸を支持した懸架アームと、 シリンダ本体を上記フレームに結合されるとともにピス
    トンロッドを上記懸架アームに結合されて懸架アームと
    フレームとの間に設けられ車軸に対してフレームを上下
    自在に支持した単ロッド型複動油圧シリンダと、 該油圧シリンダのボトム側とヘッド側とに分岐管路をそ
    れぞれ接続された油圧回路に設けられ上記油圧シリンダ
    を油圧ポンプ又は作動油タンクに連絡して上記フレーム
    の高さを制御する車高制御弁と、 上記油圧シリンダと車高制御弁との間の油圧回路に設け
    られ車高制御弁側の油圧回路を構成する配管ホース等の
    損傷時に作動油の流量の増加を感知して油圧回路を自動
    的に遮断する安全弁と、 該安全弁と上記車高制御弁との間の 油圧回路に接続管を
    それぞれ接続して設けられた複数のアキュムレータと、 上記接続管にそれぞれ設けられ該接続管を開閉する電磁
    開閉弁と具備したことを特徴とする車両の懸架装置。
  2. 【請求項2】 安全弁と車高制御弁との間の油圧回路
    に、油圧ポンプから油圧シリンダへの作動油の流れを自
    由にしてその逆の流れを阻止するパイロットチェックバ
    ルブが設けられ、 車高制御弁は、上記 油圧回路を、第1位置において上記
    油圧ポンプに連絡し、また第2位置において上記油圧回
    路と作動油タンクとを連絡するとともに上記パイロット
    チェックバルブのパイロットポートに圧力油を送って上
    記油圧シリンダから作動油タンクへの作動油の流れを自
    由にし、更に第3位置において上記油圧回路と油圧ポン
    プ及び作動油タンクとの連絡を遮断するとともに上記パ
    イロットチェックバルブのパイロットポートを遮断する
    構成とされたことを特徴とする請求項記載の車両の懸
    架装置。
  3. 【請求項3】 安全弁とパイロットチェックバルブとの
    間の油圧回路に、作動油の流量を適量に抑える絞りが設
    けられたことを特徴とする請求項記載の車両の懸架装
    置。
  4. 【請求項4】 油圧ポンプは、可変容量油圧ポンプとさ
    れたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の車両の
    懸架装置。
  5. 【請求項5】 車両は、フレームの前端に除雪機を平行
    リンクで上下自在に取り付け、除雪作業時には除雪機を
    地上に降下させ、また回送時には上下用油圧シリンダで
    除雪機を上昇させる構成とされたロータリ除雪車とさ
    れ、車軸に左右一対の前車輪が取り付けられたことを特
    徴とする請求項1,2,3又は4記載の車両の懸架装
    置。
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