JP3060833B2 - ボール盤の回転数変速装置 - Google Patents

ボール盤の回転数変速装置

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JP3060833B2
JP3060833B2 JP6124557A JP12455794A JP3060833B2 JP 3060833 B2 JP3060833 B2 JP 3060833B2 JP 6124557 A JP6124557 A JP 6124557A JP 12455794 A JP12455794 A JP 12455794A JP 3060833 B2 JP3060833 B2 JP 3060833B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボール盤における歯車
の変速方式の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、主軸に対する変速を歯車列の変換
で行う工作機械として、実公昭55−35487号公報
がある。これは、歯車を完全に停止させた状態で切換え
歯車を歯車軸に対して平行に移動させて相手の歯車の高
速歯車又は低速歯車に切換えたときに切換え歯車の山
と、切換え歯車と噛み合う歯車の谷が一致するように歯
車の歯数比を工夫して、歯車同士が円滑に噛み合うよう
にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような変
速装置は、歯車を完全に停止させた状態でなければ、変
換時に切換え歯車の歯の山と相手歯車の歯の谷が完全に
一致しない。よって、歯車駆動状態から切換え歯車を移
動したい場合は、いったん電動機の停止操作を行い、歯
車が完全に停止(通常、停止操作から停止するまで約5
秒)してから行わなければならないため、変速時の作業
性を著しい低下させていた。また、歯車が完全に停止し
ないまま、切換え歯車を移動させてしまうと、切換え歯
車と相手歯車が離れたときに各自惰性で回転するため歯
車間の噛み合い位置がずれてしまう。この場合は、切換
え歯車を移動させたあと、歯車を回転させ噛み合い位置
を探しだす必要があった。また、完全な噛み合い位置を
検出する手段がないために、誤って不完全な噛み合いに
なる可能性がある。このような状態で高速回転させてし
まうと、歯面を損傷する事故が発生し、機械本体の精
度、寿命の低下を招いていた。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解消し、歯車の切換えを短時間で確実に噛み合わせ
をすることである。また、他の目的は、作業者に歯車の
切換え作業中であることを認識させるとともに切換え作
業中の切削運転を無効とし、歯車の破損、精度の低下、
作業性の低下を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ヘッドに設けた電動機Aにより回転する
動力歯車を設け、少なくとも1個の歯車が前記動力歯車
に常に噛み合う複数の歯車からなる切換え歯車を設け、
該切換え歯車を動力歯車の軸に対して平行に移動させる
歯車移動手段をヘッドに設け、切換え歯車の移動位置に
おいて各々噛み合い、かつ少なくとも1個の歯車がスプ
ライン歯車と常に噛み合う複数の歯車からなる主軸歯車
を設け、スピンドルの回転数変更の信号を受け、あらか
じめ設定された回転数のとき歯車移動手段を駆動する信
号制御手段を設け、歯車移動手段の駆動で信号制御手段
から低速回転駆動信号を受け前記電動機Aを低速回転さ
せる回転数制御手段を設け、歯車移動手段で移動した切
換え歯車が主軸歯車と完全に噛み合ったことを検出する
検出器の信号を受けると、信号制御手段は少なくとも歯
車移動手段の駆動を停止させるようにしたものである。
【0006】
【作用】上記のように構成することで、選択スイッチで
選択した切削に必要な回転数の信号が信号制御手段に入
力され、選択した回転数があらかじめ設定した切換え歯
車を変速しなければならない回転数を比較し、切換え歯
車を変速する必要がある場合は、信号制御手段から歯車
移動手段へ信号が出力され歯車移動手段が駆動し、同時
に信号制御手段から回転数制御手段に低速回転駆動信号
を出力する。電動機Aは回転数制御手段により低速回転
し、切換え歯車は低速で回転しながら移動するため、主
軸歯車の歯の山と切換え歯車の歯の谷は一致する。歯が
一致すると、検出器から信号制御手段へ検出信号が出力
され、信号制御手段は、回転数制御手段の低速駆動信号
の出力を停止し、電動機Aを停止するとともに歯車移動
手段を停止させる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図7を用いて説明
する。図1は低速歯車と低速仲介歯車を噛み合わせたヘ
ッド部の横断面図、図2は主軸歯車を省略した図1のB
−B線断面図、図3はシフター周辺の斜視図、図4は高
速歯車と高速仲介歯車を噛み合わせたヘッド部の横断面
図、図5は操作パネルの説明図、図6はねじ切り兼用ボ
ール盤の全体斜視図、図7はブロック回路図である。な
お、本実施例では卓上形のねじ切り兼用ボール盤を例に
説明する。
【0008】図6において、ベース1上にコラム2を立
設し、コラム2の中央部には図示しない被削材を載せる
テーブル3を上下移動自在に嵌合させる。コラム2の上
端には電動機Aとなる逆回転可能な電動機5を備えたヘ
ッド4を設け、ヘッド4内部にドリル又はタップを装着
するスピンドル7を内蔵した主軸筒6がハンドル8によ
り垂直方向へ移動可能に嵌合されている。図1におい
て、スピンドル7上部にスプライン部9が設けられ、こ
のスプライン部9にスプライン歯車10が嵌合されてい
る。スプライン歯車10と常に噛み合う低速仲介歯車1
1aと高速仲介歯車11bからなる主軸歯車11が設け
られ、後述する歯車移動手段によりこの主軸歯車11の
軸に対し平行に上下方向へ移動自在で、上側の移動位置
で低速仲介歯車11aと噛み合う低速歯車12aと下側
の移動位置で高速仲介歯車11bと噛み合う高速歯車1
2bからなる切換え歯車12が設けられている。低速歯
車12aはキー12dを介して軸12cに取付けられ、
低速歯車12aに高速歯車12bが取付けられている。
動力歯車20は無端ベルト21を介して、電動機5によ
り回転駆動され、切換え歯車12の高速歯車12bは、
常に動力歯車20と噛み合っている。ヘッド4の正面に
設けた操作パネル22には、図5に示すように、スピン
ドル7の回転数を選択する選択スイッチ23、切削運転
を開始する運転スイッチ24、切削運転を停止させる停
止スイッチ25、穴あけ又はねじ切り作業に切換える作
業選択スイッチ26、切換え歯車12の状態を示す表示
装置27が設けられている。
【0009】前記歯車移動手段はシフター13、フィー
ドスクリュ14、電動機15からなり、図2,図3に示
すように、シフター13はヘッド4内のシャフト16に
支持され、逆回転可能な電動機15から下方に延びるフ
ィードスクリュ14にねじ嵌合している。シフター13
の先端に形成したC形状の先端部13aで切換え歯車1
2の低速歯車12aと高速歯車12bの間に位置するよ
うに低速歯車12aを挾み、切換え歯車12とシフター
13を連結する。シフター13の一方端には、切換え歯
車12の位置を検出する検出棒17が上方に延びるよう
に設けられ、この検出棒17の上端部を検出する検出器
となるリミットスイッチ18,19がヘッド4に設けら
れている。リミットスイッチ18は、図1に示すように
切換え歯車12が上に移動して低速仲介歯車11aと低
速歯車12aが噛み合う位置で出力信号が出力され、リ
ミットスイッチ19は、図4に示すように切換え歯車1
2が下に移動して高速仲介歯車11bと高速歯車12b
が噛み合う位置で出力信号が出力されるように位置関係
が工夫されている
【0010】図7において、電動機5は、回転数制御手
段となるインバータ28が接続され、インバータ28お
よび電動機15の高速歯車側移動用リレー29、低速歯
車側駆動用リレー30は、信号制御手段となるマイクロ
コンピュータ31に接続されている。さらに、マイクロ
コンピュータ31には、リミットスイッチ18,19、
選択スイッチ23、運転スイッチ24、停止スイッチ2
5、作業選択スイッチ26および表示装置27が接続さ
れている。表示装置27には切換え歯車12が移動中で
切削運転不可のときは切削運転不可信号を表示し、主軸
歯車11と切換え歯車12が噛み合っているときは切削
運転可能信号を表示する。本実施例においては、表示装
置27が点滅している状態を切削運転不可信号とし、点
灯状態を切削運転可能信号として作業者に認識させる。
マイクロコンピュータ31には、ある回転数を境に切換
え歯車12の位置を変わるよう所定の回転数があらかじ
め設定されている。また、ねじ切りにおいては、回転数
を高速としながらトルクも必要とするため、作業選択ス
イッチ26が右ねじ又は左ねじに選択されている場合
は、高回転、高トルクとなるように、切換え歯車12の
位置を変える回転数を別途設定する必要がある。
【0011】上記構成において、低速仲介歯車11aと
低速歯車12aが噛み合った状態から選択スイッチ23
により高速回転数に選択した場合について説明する。選
択スイッチ23の信号がマイクロコンピュータ31に入
力され、選択した回転数があらかじめ設定した前記回転
数以上であれば、低速仲介歯車11aと低速歯車12a
との噛み合いから高速仲介歯車11bと高速歯車12b
へ噛み合いを変えるために、マイクロコンピュータ31
から電動機15の高速歯車側駆動用リレー29へ信号が
出力され、リレー29が励磁されて29aが閉じ電動機
15を回転させ、表示装置27を点滅表示させると同時
にマイクロコンピュータ31はインバータ28に低速回
転駆動信号を出力し、電動機5はインバータ28により
低速回転する。
【0012】表示装置27の点滅表示している状態にお
いては、切換え歯車12が移動しているため、マイクロ
コンピュータ31は、高速仲介歯車11bと高速歯車1
2bが完全に噛み合ったことを知らせるリミットスイッ
チ19の信号が入力されるまでは、運転スイッチ24を
操作して切削運転を開始しようとしても、運転スイッチ
24の信号は無視される。よって、インバータ28に選
択スイッチ23で設定したスピンドル7の回転数の回転
駆動信号は入力されない。
【0013】電動機15が駆動するとフィードスクリュ
14が回転し、フィードスクリュ14の回転によりシフ
ター13がシャフト16に案内されながら下に移動す
る。シフター13の移動により切換え歯車12が高速仲
介歯車11bの方へ移動する。同時に電動機5は低速回
転しているので、電動機5の動力は、無端ベルト21、
動力歯車20を介して切換え歯車12を低速回転させ、
切換え歯車12は低速回転を行いながら高速仲介歯車1
1bへ移動することになる。なお、本実施例において切
換え歯車12の低速回転の速度は、数回/分〜数十回/
分程度としている。
【0014】切換え歯車12の低速歯車12aが低速仲
介歯車11aを離れると、主軸歯車11の回転は停止
し、高速仲介歯車11bの回転も停止する。よって、低
速回転している切換え歯車12の高速歯車12bの歯車
の山と高速仲介歯車11bの歯車の谷を確実に一致させ
て噛み合わせることができる。このとき、シフター13
と一緒に検出棒17も下へ移動しており、検出棒17の
上端部がリミットスイッチ19から離れると、検出信号
が出力される。リミットスイッチ19の位置はあらかじ
め高速仲介歯車11bと高速歯車12bの噛み合う位置
で信号が出力するようになっている。この信号がマイク
ロコンピュータ31に入力されると、マイクロコンピュ
ータ31は、インバータ28の低速回転駆動信号の出力
を停止し電動機5を停止させるとともに、電動機15の
リレー29の励磁を停止させ29aが開き、電動機15
を停止させる。さらに、マイクロコンピュータ31は、
表示装置27の点滅を点灯状態にし、運転スイッチ24
の信号が受け付けられ、切削運転可能となる。
【0015】次に、運転スイッチ24を操作すると、マ
イクロコンピュータ31は選択スイッチ23で設定した
回転駆動信号がインバータ28に入力され、インバータ
28は設定された周波数で電動機5を回転駆動させる。
電動機5の回転は、無端ベルト21、動力歯車20、切
換え歯車12、主軸歯車11、スプライン歯車10を介
してスピンドル7を回転させ、スピンドル7に設けたタ
ップおよびドリルを回転させ被削材の切削を行う。
【0016】また、前記切削運転中に選択スイッチ23
でスピンドル7の回転数を例えば高速仲介歯車11bと
高速歯車12bとの噛み合いから低速仲介歯車11aと
低速歯車12aに切換えなければならない回転数に変更
すると、マイクロコンピュータ31から電動機15の低
速歯車側駆動用リレー30へ信号が出力され、リレー3
0が励磁されて30aが閉じ、電動機15は前述した回
転とは逆に回転する。同時にマイクロコンピュータ31
は、インバータ28に選択スイッチ23の設定した回転
駆動信号に代わって低速回転駆動信号を出力し、電動機
5を低速回転させるとともに表示装置27の点滅表示を
する。電動機15が駆動するとフィードスクリュ14が
回転し、シフター13を上に移動させると同時に、切換
え歯車12は前述したように低速回転しながら主軸歯車
11の低速仲介歯車11aへ移動する。低速歯車12a
が低速仲介歯車11aに噛み合うと、リミットスイッチ
18に検出棒17の上端部が接触し、リミットスイッチ
18から検出信号が出力される。この信号でマイクロコ
ンピュータ31は、表示装置27の点滅を点灯にし、電
動機15の低速歯車側駆動用リレー30の励磁を停止さ
せ30aが開き、電動機15の回転を停止させるととも
に、インバータ28への低速回転駆動信号の出力を停止
して新たに選択スイッチ23で設定した回転駆動信号を
インバータ28へ出力し、設定した回転数で電動機5を
引き続き回転させるか、あるいは安全上、インバータ2
8への低速回転駆動信号の出力を停止していったん電動
機5を停止させる。
【0017】上記実施例によれば、選択スイッチ23で
スピンドル7の回転数を選択するだけで、切換え歯車1
2の切換えを確実に行え、また、切削運転中でも停止ス
イッチ25を押して電動機5を停止させなくても変速を
行うことができるので、変速時間を大幅に短縮すること
ができる。
【0018】また、リミットスイッチ18,19は、低
速仲介歯車11aと低速歯車12a、又は高速仲介歯車
11bと高速歯車12bが完全な噛み合った位置を検出
するので、不完全な噛み合いをなくすことができる。さ
らに、切換え歯車12の変速とは別に電動機5の回転を
インバータ28により制御したので、スピンドル7の回
転数の設定範囲が広く、かつ細かい設定が行え、作業条
件に適した回転数、トルクで切削できる。
【0019】本実施例において、歯車移動手段の中で電
動機15を使用しているが、その他に油圧装置、空圧装
置、ソレノイド等を用いてもよい。また、本実施例では
検出器にリミットスイッチ18,19を使用している
が、その他近接スイッチ、エンコーダ、光センサ等使用
しても構わない。信号制御手段はマイクロコンピュータ
31の他にシーケンス回路、ロジック回路でも構わな
い。さらに、回転制御手段にインバータ28を使用して
いるが、サーボ回路、アナログ回路等電動機5の回転数
を可変できるものであればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、変速する際、切換え歯
車は低速回転しながら移動するので、切換え歯車と主軸
歯車との噛み合わせを確実にすることができるととも
に、切削運転中でも歯車を停止させることなく変速でき
るので、変速時間を大幅に短縮することができる。ま
た、切換え歯車移動中に表示装置で切削運転不可信号を
表示し、作業者に歯車の変速中であることを認識させ、
このとき、運転スイッチを操作しても信号を無効にした
ので、歯車の切換え中に誤って切削運転されることはな
いので、歯車の損傷や機械本体の精度および寿命の低下
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す低速歯車と低速仲介歯
車を噛み合わせた状態を示すヘッド部の横断面図であ
る。
【図2】主軸歯車を省略した図1のB−B線断面図であ
る。
【図3】シフター周辺の斜視図である。
【図4】高速歯車と高速仲介歯車を噛み合わせた状態を
示すヘッド部の横断面図である。
【図5】ねじ切り兼用ボール盤の全体斜視図である。
【図6】操作パネルの説明図である。
【図7】ブロック回路図である。
【符号の説明】
4…ヘッド、5,15…電動機、11…主軸歯車、11
a…低速仲介歯車、11b…高速仲介歯車、12…切換
え歯車、12a…低速歯車、12b…高速歯車、13…
シフター、13a…先端部、14…フィードスクリュ、
17…検出棒、18,19…リミットスイッチ、20…
動力歯車、22…操作パネル、23…選択スイッチ、2
4…運転スイッチ、25…停止スイッチ、26…作業選
択スイッチ、27…表示装置、28…インバータ、29
…高速歯車側移動用リレー、30…低速歯車側駆動用リ
レー、31…マイクロコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23B 47/14 B23Q 5/14 F16H 3/12 F16H 3/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドに上下可能に支承された主軸筒と
    該主軸筒内にスピンドルを内蔵し、前記スピンドルにス
    プライン歯車を嵌合させたボール盤において、ヘッドに
    設けた電動機Aにより回転する動力歯車を設け、少なく
    とも1個の歯車が前記動力歯車に常に噛み合う複数の歯
    車からなる切換え歯車を設け、該切換え歯車を動力歯車
    の軸に対して平行に移動させる歯車移動手段をヘッドに
    設け、切換え歯車の移動位置において各々噛み合い、か
    つ少なくとも1個の歯車がスプライン歯車と常に噛み合
    う複数の歯車からなる主軸歯車を設け、スピンドルの回
    転数変更の信号を受け、あらかじめ設定された回転数の
    とき歯車移動手段を駆動する信号制御手段を設け、歯車
    移動手段の駆動で信号制御手段から低速回転駆動信号を
    受け前記電動機Aを低速回転させる回転数制御手段を設
    け、歯車移動手段で移動した切換え歯車が主軸歯車と完
    全に噛み合ったことを検出する検出器の信号を受ける
    と、信号制御手段は少なくとも歯車移動手段の駆動を停
    止させるようにしたことを特徴とするボール盤の回転数
    変速装置。
  2. 【請求項2】 歯車移動手段が駆動中、前記検出器の信
    号が出力されないときは、前記信号制御手段により切削
    運転の操作を無効としたことを特徴とする請求項1記載
    のボール盤の回転数変速装置。
  3. 【請求項3】 歯車移動手段が駆動中、前記検出器の信
    号が出力されないときは、切削運転不可信号を表示し、
    検出器から検出信号が出力されているときは、切削運転
    可能信号を表示する表示装置を設けたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のボール盤の回転数変速装置。
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