JP3060117B2 - 小型3群ズームレンズ - Google Patents
小型3群ズームレンズInfo
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- JP3060117B2 JP3060117B2 JP2406528A JP40652890A JP3060117B2 JP 3060117 B2 JP3060117 B2 JP 3060117B2 JP 2406528 A JP2406528 A JP 2406528A JP 40652890 A JP40652890 A JP 40652890A JP 3060117 B2 JP3060117 B2 JP 3060117B2
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- lens
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- unit
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/143—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
- G02B15/1431—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive
- G02B15/143103—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being positive arranged ++-
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズシャッターカメ
ラ等に好適な、変倍比が2倍程度で、レンズ全長が短い
小型のズームレンズに関し、特に、正、正、負の3群か
らなるズームレンズに関するものである。
ラ等に好適な、変倍比が2倍程度で、レンズ全長が短い
小型のズームレンズに関し、特に、正、正、負の3群か
らなるズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レンズシャッターカメラのズーム
化が進む中で、より小型軽量化したズームレンズが望ま
れるようになった。このようなレンズシャッターカメラ
に用いられるレンズ系では、一眼レフカメラに装着され
るレンズ系のように特定のバックフォーカスを確保する
必要はない。しかし、あまりバックフォーカスが短かす
ぎると、像側のレンズの径が大きくなってしまう。ま
た、バックフォーカスを長くすると、レンズ全長が長く
なり、結果的にコンパクトな小型ズームレンズを構成す
ることができない。
化が進む中で、より小型軽量化したズームレンズが望ま
れるようになった。このようなレンズシャッターカメラ
に用いられるレンズ系では、一眼レフカメラに装着され
るレンズ系のように特定のバックフォーカスを確保する
必要はない。しかし、あまりバックフォーカスが短かす
ぎると、像側のレンズの径が大きくなってしまう。ま
た、バックフォーカスを長くすると、レンズ全長が長く
なり、結果的にコンパクトな小型ズームレンズを構成す
ることができない。
【0003】例えば、特開昭62−78522号公報に
開示されたレンズ系は、正の屈折力の第1群と、正の屈
折力の第2群と、負の屈折力の第3群とにて構成される
レンズシャッターカメラ用ズームレンズであり、この従
来例では、ワイド(広角)端での望遠比が1.3程度と
2群ズームレンズ並みであるが、第1群のレンズ径が大
きい。また、この場合、変倍比が1.5程度である。変
倍比が2程度であり、かつ、同じ正、正、負の屈折力配
分を有し、第1群と第3群が変倍の際に一体化した従来
例として、特開平1−93713号と特開平2−501
17号のものがある。これらの従来例は、ワイド端での
望遠比がそれぞれ1.4、1.5程度と大きい。また、
レンズ全長が長く、第1群のレンズ径も大きい。
開示されたレンズ系は、正の屈折力の第1群と、正の屈
折力の第2群と、負の屈折力の第3群とにて構成される
レンズシャッターカメラ用ズームレンズであり、この従
来例では、ワイド(広角)端での望遠比が1.3程度と
2群ズームレンズ並みであるが、第1群のレンズ径が大
きい。また、この場合、変倍比が1.5程度である。変
倍比が2程度であり、かつ、同じ正、正、負の屈折力配
分を有し、第1群と第3群が変倍の際に一体化した従来
例として、特開平1−93713号と特開平2−501
17号のものがある。これらの従来例は、ワイド端での
望遠比がそれぞれ1.4、1.5程度と大きい。また、
レンズ全長が長く、第1群のレンズ径も大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した先行例である
特開昭62−78522号は、ワイド端の望遠比が1.
3程度と2群ズームタイプ並みの大きさで、全長は短い
ものの、第1群のレンズ径が大きく、カメラ搭載上カメ
ラ本体をコンパクトにするには不利である。また、本発
明と同じ変倍比2程度で、変倍の際に第1群と第3群が
一体に物体側へ移動する先行例である特開平1−937
13号、特開平2−50117号のものは、ワイド端で
の望遠比がそれぞれ1.4、1.5程度と大きく、全長
が長い。しかも、第1群のレンズ径が大きく、小型でコ
ンパクトなズームレンズとは言えない。
特開昭62−78522号は、ワイド端の望遠比が1.
3程度と2群ズームタイプ並みの大きさで、全長は短い
ものの、第1群のレンズ径が大きく、カメラ搭載上カメ
ラ本体をコンパクトにするには不利である。また、本発
明と同じ変倍比2程度で、変倍の際に第1群と第3群が
一体に物体側へ移動する先行例である特開平1−937
13号、特開平2−50117号のものは、ワイド端で
の望遠比がそれぞれ1.4、1.5程度と大きく、全長
が長い。しかも、第1群のレンズ径が大きく、小型でコ
ンパクトなズームレンズとは言えない。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、上記の従来技術の問題点を解
決して、変倍比2程度の3群タイプのズームレンズにお
いて、ワイド端の望遠比を1.3以下と短くし、かつ、
第1群のレンズ径が小さく、小型のズームレンズを提供
することである。
ものであり、その目的は、上記の従来技術の問題点を解
決して、変倍比2程度の3群タイプのズームレンズにお
いて、ワイド端の望遠比を1.3以下と短くし、かつ、
第1群のレンズ径が小さく、小型のズームレンズを提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の小型の3群ズームレンズは、図1から図4に示すよ
うに、物体側より順に、正屈折力の第1群G1、正屈折
力の第2群G2、負屈折力の第3群G3にて構成され、
広角端から望遠端への変倍に際し、第1群と第3群が物
体側へ移動すると共に、第2群がそれらと相対的に遅い
速度で物体側へ移動する3群ズームレンズであって、以
下の条件式(1)から(4)を満足することを特徴とす
るものである。
明の小型の3群ズームレンズは、図1から図4に示すよ
うに、物体側より順に、正屈折力の第1群G1、正屈折
力の第2群G2、負屈折力の第3群G3にて構成され、
広角端から望遠端への変倍に際し、第1群と第3群が物
体側へ移動すると共に、第2群がそれらと相対的に遅い
速度で物体側へ移動する3群ズームレンズであって、以
下の条件式(1)から(4)を満足することを特徴とす
るものである。
【0007】(1) 0.5<|f3 /fW |<0.9 (2) 1.3<β3W<2.0 (3) 1.7<f1 /fW <5.0 (4) 0.5<f2 /fW <1.3 (5) 0.1<EW /fW ≦0.237 ただし、fW は広角端における全系の焦点距離、f1 、
f2 、f3 はそれぞれ第1群、第2群、第3群の焦点距
離、β3Wは広角端における第3群の結像倍率、EW は広
角端におけるレンズ第1面から入射瞳位置までの距離で
ある。
f2 、f3 はそれぞれ第1群、第2群、第3群の焦点距
離、β3Wは広角端における第3群の結像倍率、EW は広
角端におけるレンズ第1面から入射瞳位置までの距離で
ある。
【0008】
【作用】本発明のズームレンズは、ワイド端において第
1群G1と第2群G2が最も接近するため、それらと第
3群G3とでいわゆるテレフォトタイプのレンズ構成す
る。したがって、第1群G1と第2群G2の合成パワー
及び第3群G3のパワーを強く設定することによって、
レンズ全長を小さくすることが可能となり、そのために
設定された条件式が(1)式と(2)式である。
1群G1と第2群G2が最も接近するため、それらと第
3群G3とでいわゆるテレフォトタイプのレンズ構成す
る。したがって、第1群G1と第2群G2の合成パワー
及び第3群G3のパワーを強く設定することによって、
レンズ全長を小さくすることが可能となり、そのために
設定された条件式が(1)式と(2)式である。
【0009】(1)式の上限を越えて第3群G3のパワ
ーが弱くなると、テレフォトタイプの作用が弱くなって
レンズ全長が長くなりすぎ、全長を短くすることが困難
になる。また、下限を越えると、レンズ全長を短くする
上では有利であるが、第3群G3のパワーが強すぎ、収
差変動、特に像面湾曲の補正が困難となる。
ーが弱くなると、テレフォトタイプの作用が弱くなって
レンズ全長が長くなりすぎ、全長を短くすることが困難
になる。また、下限を越えると、レンズ全長を短くする
上では有利であるが、第3群G3のパワーが強すぎ、収
差変動、特に像面湾曲の補正が困難となる。
【0010】(2)式は第3群の結像倍率に関する条件
であるが、ワイド端での第1群G1と第2群G2の合成
焦点距離をf12W とすれば、 fW =f12W ・β3W であるから、(2)式は第1群G1と第2群G2の合成
パワーをも規定している。レンズ全長を短くすることの
みを考える場合、例えば、バックフォーカスを0に近づ
けることで容易に達成可能であるが、こうすると、第3
群G3が像面に近づきすぎるため、当然そのレンズ径が
大きくなってしまい、カメラ本体のコンパクト化にとっ
て望ましくない。したがって、レンズ全長を短くすると
言っても、十分なバックフォーカスを確保して初めてコ
ンパクト化の効果が出せるものである。ワイド端のバッ
クフォーカスをfBWとすれば、 fBW=f3 (1−β3W) であるから、(1)式で定まるf3 に対してβ3Wが大き
いほどバックフォーカスも大きくとれ、第3群G3のレ
ンズ径を小さくすることができる。(2)式の上限を越
えて倍率が大きくなると、レンズ全長及びバックフォー
カス上は有利になるが、第1群G1と第2群G2の合成
パワーが強くなりすぎ、収差変動の補正が困難となる。
また、下限を越えて倍率が小さくなると、小型化の目標
が達成できなくなる。
であるが、ワイド端での第1群G1と第2群G2の合成
焦点距離をf12W とすれば、 fW =f12W ・β3W であるから、(2)式は第1群G1と第2群G2の合成
パワーをも規定している。レンズ全長を短くすることの
みを考える場合、例えば、バックフォーカスを0に近づ
けることで容易に達成可能であるが、こうすると、第3
群G3が像面に近づきすぎるため、当然そのレンズ径が
大きくなってしまい、カメラ本体のコンパクト化にとっ
て望ましくない。したがって、レンズ全長を短くすると
言っても、十分なバックフォーカスを確保して初めてコ
ンパクト化の効果が出せるものである。ワイド端のバッ
クフォーカスをfBWとすれば、 fBW=f3 (1−β3W) であるから、(1)式で定まるf3 に対してβ3Wが大き
いほどバックフォーカスも大きくとれ、第3群G3のレ
ンズ径を小さくすることができる。(2)式の上限を越
えて倍率が大きくなると、レンズ全長及びバックフォー
カス上は有利になるが、第1群G1と第2群G2の合成
パワーが強くなりすぎ、収差変動の補正が困難となる。
また、下限を越えて倍率が小さくなると、小型化の目標
が達成できなくなる。
【0011】また、(3)式は第1群G1のレンズ径を
小さくするための条件式である。(3)式の上限を越え
て第1群G1のパワーが弱くなると、ワイド端における
入射瞳位置が近くなり、第1群G1のレンズ径を小さく
する上では有利であるが、第1群G1のパワーが弱す
ぎ、収差変動、特に像面湾曲、ディストーション(歪曲
収差)の補正が困難となる。また、テレ(望遠)端にお
いて入射瞳位置が遠なると共に、テレ端のレンズ全長が
大きくなりすぎる。下限を越えると、第1群G1のパワ
ーが強くなりすぎるので、小型化の目標を達成できなく
なる。
小さくするための条件式である。(3)式の上限を越え
て第1群G1のパワーが弱くなると、ワイド端における
入射瞳位置が近くなり、第1群G1のレンズ径を小さく
する上では有利であるが、第1群G1のパワーが弱す
ぎ、収差変動、特に像面湾曲、ディストーション(歪曲
収差)の補正が困難となる。また、テレ(望遠)端にお
いて入射瞳位置が遠なると共に、テレ端のレンズ全長が
大きくなりすぎる。下限を越えると、第1群G1のパワ
ーが強くなりすぎるので、小型化の目標を達成できなく
なる。
【0012】次に(1)式、(2)式にてワイド端での
レンズ全長の小型化はできても、変倍に伴う移動量が大
きくなると、カメラ本体の厚みを薄くすることができな
い。したがって、小型化のためには、群の移動量をも小
さくすることが必要で、そのための条件式が(4)式で
ある。その上限を越えると、各群のパワーが弱くなりす
ぎ、移動量が大きくなってしまう。逆に、下限を越える
と、各群のパワーが強くなりすぎ、収差補正が困難にな
る。
レンズ全長の小型化はできても、変倍に伴う移動量が大
きくなると、カメラ本体の厚みを薄くすることができな
い。したがって、小型化のためには、群の移動量をも小
さくすることが必要で、そのための条件式が(4)式で
ある。その上限を越えると、各群のパワーが弱くなりす
ぎ、移動量が大きくなってしまう。逆に、下限を越える
と、各群のパワーが強くなりすぎ、収差補正が困難にな
る。
【0013】また、(3)式によって第1群G1のレン
ズ径を小さくすることはできるが、さらに、入射瞳位置
を式(5)によって規定することで、より最適にレンズ
径の小型化を達成できる。
ズ径を小さくすることはできるが、さらに、入射瞳位置
を式(5)によって規定することで、より最適にレンズ
径の小型化を達成できる。
【0014】(5)式の上限を越えると、入射瞳位置が
遠くなり、第1群G1のレンズ径が大きくなってしま
う。また、下限を越えると、入射瞳位置が近くなり、第
1群G1のレンズ径を小さくするには有利であるが、逆
に、第3群G3のレンズ径が大きくなってしまうと共
に、軸外での収差補正が困難となる。
遠くなり、第1群G1のレンズ径が大きくなってしま
う。また、下限を越えると、入射瞳位置が近くなり、第
1群G1のレンズ径を小さくするには有利であるが、逆
に、第3群G3のレンズ径が大きくなってしまうと共
に、軸外での収差補正が困難となる。
【0015】なお、ワイド端からテレ端への変倍に際し
て、第2群G2の前側に開口絞りを配置し、第2群G2
と一体に物体側へ移動させるようにする。このことによ
って、入射瞳距離を短くすることができる。もし、開口
絞りを第2群G2の中に配置するならば、絞り前後のレ
ンズの偏心が発生してしまい、レンズを組んだときの性
能が悪化する。開口絞りを第2群G2の後側に配置する
ならば、入射瞳距離が大きくなってしまう。
て、第2群G2の前側に開口絞りを配置し、第2群G2
と一体に物体側へ移動させるようにする。このことによ
って、入射瞳距離を短くすることができる。もし、開口
絞りを第2群G2の中に配置するならば、絞り前後のレ
ンズの偏心が発生してしまい、レンズを組んだときの性
能が悪化する。開口絞りを第2群G2の後側に配置する
ならば、入射瞳距離が大きくなってしまう。
【0016】また、変倍の際に、第1群G1と第3群G
3を一体に物体側へ移動させるよういしてもよい。この
ことによって、レンズの鏡枠構造を簡略化でき、鏡枠径
を小さく小型化できる。さらに、第1群G1と第3群G
3の相対的な偏心の発生を抑える効果がある。
3を一体に物体側へ移動させるよういしてもよい。この
ことによって、レンズの鏡枠構造を簡略化でき、鏡枠径
を小さく小型化できる。さらに、第1群G1と第3群G
3の相対的な偏心の発生を抑える効果がある。
【0017】前記条件式(1)〜(5)を満たすことに
より、レンズ径の小型化が可能となるが、収差をさらに
良好に補正するために、各群のレンズ構成を以下のよう
にすることが望ましい。第1群G1は、物体側凸面を向
けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニ
スカスレンズにて構成され、第2群G2は、少なくとも
1枚の負レンズと少なくとも2枚の正レンズから構成さ
れ、第3群3Gは、少なくとも2枚の負レンズから構成
される。また、第2群G2には、少なくとも1面の非球
面を設ける。第2群G2の非球面は、光軸から離れるに
従って正パワーが徐々に弱くなるか、あるいは、負のパ
ワーが徐々に強くなる形状を有する。また、第2群G2
の負レンズ及び正レンズを必要に応じて接合又は分割す
ることができる。
より、レンズ径の小型化が可能となるが、収差をさらに
良好に補正するために、各群のレンズ構成を以下のよう
にすることが望ましい。第1群G1は、物体側凸面を向
けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニ
スカスレンズにて構成され、第2群G2は、少なくとも
1枚の負レンズと少なくとも2枚の正レンズから構成さ
れ、第3群3Gは、少なくとも2枚の負レンズから構成
される。また、第2群G2には、少なくとも1面の非球
面を設ける。第2群G2の非球面は、光軸から離れるに
従って正パワーが徐々に弱くなるか、あるいは、負のパ
ワーが徐々に強くなる形状を有する。また、第2群G2
の負レンズ及び正レンズを必要に応じて接合又は分割す
ることができる。
【0018】前記レンズ構成において、第2群G2中の
正レンズ成分のd線の屈折率の平均値を〈n2p〉とする
とき、 (6) 〈n2p〉<1.65 の条件を満たすことが望ましい。(6)式の上限を越え
ると、像面湾曲が補正オーバーとなり、特にワイド側で
その補正が困難となってしまう。
正レンズ成分のd線の屈折率の平均値を〈n2p〉とする
とき、 (6) 〈n2p〉<1.65 の条件を満たすことが望ましい。(6)式の上限を越え
ると、像面湾曲が補正オーバーとなり、特にワイド側で
その補正が困難となってしまう。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示す。実施例1か
ら8のレンズデータは後記するが、図1に実施例1、2
のワイド端(W)とテレ端(T)におけるレンズ断面図
を、図2に実施例3、5、6、8のワイド端(W)にお
けるレンズ断面図を、図3に実施例4のワイド端(W)
におけるレンズ断面図を、図4に実施例7のワイド端
(W)におけるレンズ断面図を示す。
ら8のレンズデータは後記するが、図1に実施例1、2
のワイド端(W)とテレ端(T)におけるレンズ断面図
を、図2に実施例3、5、6、8のワイド端(W)にお
けるレンズ断面図を、図3に実施例4のワイド端(W)
におけるレンズ断面図を、図4に実施例7のワイド端
(W)におけるレンズ断面図を示す。
【0020】8個何れの実施例も、第1群G1は、物体
側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を
向けた正メニスカスレンズの接合レンズにて構成されて
いる。
側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を
向けた正メニスカスレンズの接合レンズにて構成されて
いる。
【0021】また、第2群G2は、実施例1、2におい
て、物体側より、像側に凸面を向けた負メニスカスレン
ズ、正レンズ、正レンズの3枚にて構成され、実施例
3、5、6、8では、物体側より、像側に凸面を向けた
負メニスカスレンズ、正レンズ、物体側に凸面を向けた
負メニスカスレンズと正レンズの接合レンズの4枚にて
構成され、実施例4、7においては、物体側より、像側
に凸面を向けた負メニスカスレンズ、像側に凸面を向け
た正メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズと正レンズの接合レンズの4枚にて構成され
ている。
て、物体側より、像側に凸面を向けた負メニスカスレン
ズ、正レンズ、正レンズの3枚にて構成され、実施例
3、5、6、8では、物体側より、像側に凸面を向けた
負メニスカスレンズ、正レンズ、物体側に凸面を向けた
負メニスカスレンズと正レンズの接合レンズの4枚にて
構成され、実施例4、7においては、物体側より、像側
に凸面を向けた負メニスカスレンズ、像側に凸面を向け
た正メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズと正レンズの接合レンズの4枚にて構成され
ている。
【0022】また、第3群G3は、実施例1、2、3、
5、6、7、8が、物体側より、像面に凸面を向けた正
メニスカスレンズ、像面に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズが2枚の計3枚で構成され、実施例4が、物体側よ
り、像面に凸面を向けた正メニスカスレンズ、両凹負レ
ンズ、像面に凸面を向けた負メニスカスレンズの3枚で
構成されている。
5、6、7、8が、物体側より、像面に凸面を向けた正
メニスカスレンズ、像面に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズが2枚の計3枚で構成され、実施例4が、物体側よ
り、像面に凸面を向けた正メニスカスレンズ、両凹負レ
ンズ、像面に凸面を向けた負メニスカスレンズの3枚で
構成されている。
【0023】非球面については、実施例4を除き、何れ
の実施例においても、第2群G2の最後のレンズ面1面
に用いており、実施例4においては、第2群G2の第2
レンズの像側の面1面に用いている。
の実施例においても、第2群G2の最後のレンズ面1面
に用いており、実施例4においては、第2群G2の第2
レンズの像側の面1面に用いている。
【0024】なお、以下において、記号は、上記の外、
fは全系の焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角、
fB はバックフォーカス、r1 、r2 …は各レンズ面の
曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、
nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レ
ンズのアッベ数であり、また、非球面形状は、光軸方向
をx、光軸に直交する方向をyとした時、次の式で表さ
れる。
fは全系の焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角、
fB はバックフォーカス、r1 、r2 …は各レンズ面の
曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、
nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レ
ンズのアッベ数であり、また、非球面形状は、光軸方向
をx、光軸に直交する方向をyとした時、次の式で表さ
れる。
【0025】 x=(y2/r)/[1+{1-P( y2/r2)}1/2 ] +A4y4 +A6y6 +A8y8 +A10y10 ただし、rは近軸曲率半径、Pは円錐係数、A4、A6、
A8、A10 は非球面係数である。
A8、A10 は非球面係数である。
【0026】実施例1 f =36.2 〜49.5 〜67.55 FNO=4.64 〜6.0 〜7.86 2ω=61.7 〜47.2 〜35.5° fB =7.0 〜17.118〜30.713 r1 = 13.4535 d1 = 1.9349 nd1 =1.80518 νd1 =25.43 r2 = 10.4525 d2 = 2.7410 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r3 = 21.0871 d3 =(可変) r4 = ∞ (絞り) d4 = 2.3438 r5 = -8.7803 d5 = 1.0580 nd3 =1.51742 νd3 =52.41 r6 = -15.6134 d6 = 1.7311 r7 = 252.6154 d7 = 3.2268 nd4 =1.48749 νd4 =70.20 r8 = -12.5422 d8 = 0.2000 r9 = 84.0043 d9 = 1.9091 nd5 =1.56384 νd5 =60.69 r10= -50.4845(非球面) d10=(可変) r11= -17.7233 d11= 2.2000 nd6 =1.63980 νd6 =34.48 r12= -15.4587 d12= 0.2000 r13= -30.3087 d13= 1.4124 nd7 =1.77250 νd7 =49.66 r14= -478.5832 d14= 3.5000 r15= -22.2136 d15= 1.7160 nd8 =1.72916 νd8 =54.68 r16= -102.7414 ズーム間隔 非球面係数 第10面 P=1 A4 = 0.42867×10-4 A6 =-0.27145×10-7 A8 = 0.42421×10-8 A10=-0.57314×10-10 |f3 /fW |=0.598 β3W =1.502 f1 /fW =2.487 f2 /fW =0.667 EW /fW =0.225 〈n2p〉 =1.53
。
。
【0027】実施例2 f =36.2 〜49.5 〜67.55 FNO=4.52 〜5.87 〜7.66 2ω=61.7 〜47.2 〜35.5° fB =7.0 〜17.109〜30.691 r1 = 13.6640 d1 = 2.5185 nd1 =1.80518 νd1 =25.43 r2 = 10.1341 d2 = 3.0742 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r3 = 21.3556 d3 =(可変) r4 = ∞ (絞り) d4 = 1.8000 r5 = -9.2733 d5 = 1.0463 nd3 =1.58904 νd3 =53.20 r6 = -17.9885 d6 = 1.7850 r7 = 351.4614 d7 = 3.1310 nd4 =1.48749 νd4 =70.20 r8 = -12.1155 d8 = 0.2000 r9 = 42.7990 d9 = 2.0333 nd5 =1.56384 νd5 =60.69 r10= -75.2257(非球面) d10=(可変) r11= -17.8272 d11= 2.2000 nd6 =1.65016 νd6 =39.39 r12= -14.6790 d12= 0.2000 r13= -30.6024 d13= 1.4000 nd7 =1.75700 νd7 =47.87 r14= -317.2613 d14= 3.5000 r15= -18.7554 d15= 1.7000 nd8 =1.71300 νd8 =53.84 r16= -83.4094 ズーム間隔 非球面係数 第10面 P=1 A4 = 0.47746×10-4 A6 = 0.42452×10-7 A8 = 0.55561×10-9 A10=-0.15989×10-10 |f3 /fW |=0.607 β3W =1.480 f1 /fW =2.599 f2 /fW =0.659 EW /fW =0.253 〈n2p〉 =1.53
。
。
【0028】実施例3f =36.2 〜49.5 〜67.55F
NO=4.65 〜6.0 〜7.9 2ω=61.7 〜47.2 〜35.5
°fB =7.0 〜16.546〜29.388 r1 = 12.8910 d1 = 1.6338 nd1 =1.80518 νd1 =25.43 r2 = 9.9680 d2 = 3.3742 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r3 = 20.7379 d3 =(可変) r4 = ∞ (絞り) d4 = 1.8000 r5 = -10.9532 d5 = 1.0000 nd3 =1.58913 νd3 =60.97 r6 = -32.2733 d6 = 1.9483 r7 = 301.7936 d7 = 2.3000 nd4 =1.63980 νd4 =34.48 r8 = -18.2529 d8 = 0.5079 r9 = 31.8888 d9 = 1.0004 nd5 =1.80518 νd5 =25.43 r10= 15.0727 d10= 4.2059 nd6 =1.60729 νd6 =59.38 r11= -28.8720(非球面) d11=(可変) r12= -15.9181 d12= 2.3260 nd7 =1.63980 νd7 =34.48 r13= -13.0578 d13= 0.2000 r14= -26.6001 d14= 1.4000 nd8 =1.77250 νd8 =49.66 r15= -284.8814 d15= 4.3000 r16= -14.7071 d16= 1.7000 nd9 =1.72916 νd9 =54.68 r17= -42.5091 ズーム間隔 非球面係数 第11面 P=1 A4 = 0.31972×10-4 A6 =-0.25313×10-7 A8 = 0.42076×10-8 A10=-0.43544×10-10 |f3 /fW |=0.533 β3W =1.573 f1 /fW =2.314 f2 /fW =0.625 EW /fW =0.237 〈n2p〉 =1.62
。
NO=4.65 〜6.0 〜7.9 2ω=61.7 〜47.2 〜35.5
°fB =7.0 〜16.546〜29.388 r1 = 12.8910 d1 = 1.6338 nd1 =1.80518 νd1 =25.43 r2 = 9.9680 d2 = 3.3742 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r3 = 20.7379 d3 =(可変) r4 = ∞ (絞り) d4 = 1.8000 r5 = -10.9532 d5 = 1.0000 nd3 =1.58913 νd3 =60.97 r6 = -32.2733 d6 = 1.9483 r7 = 301.7936 d7 = 2.3000 nd4 =1.63980 νd4 =34.48 r8 = -18.2529 d8 = 0.5079 r9 = 31.8888 d9 = 1.0004 nd5 =1.80518 νd5 =25.43 r10= 15.0727 d10= 4.2059 nd6 =1.60729 νd6 =59.38 r11= -28.8720(非球面) d11=(可変) r12= -15.9181 d12= 2.3260 nd7 =1.63980 νd7 =34.48 r13= -13.0578 d13= 0.2000 r14= -26.6001 d14= 1.4000 nd8 =1.77250 νd8 =49.66 r15= -284.8814 d15= 4.3000 r16= -14.7071 d16= 1.7000 nd9 =1.72916 νd9 =54.68 r17= -42.5091 ズーム間隔 非球面係数 第11面 P=1 A4 = 0.31972×10-4 A6 =-0.25313×10-7 A8 = 0.42076×10-8 A10=-0.43544×10-10 |f3 /fW |=0.533 β3W =1.573 f1 /fW =2.314 f2 /fW =0.625 EW /fW =0.237 〈n2p〉 =1.62
。
【0029】実施例4 f =36.2 〜49.5 〜67.55 FNO=4.47 〜5.85 〜7.7 2ω=61.7 〜47.2 〜35.5° fB =7.0 〜17.075〜30.653 r1 = 13.4718 d1 = 1.4979 nd1 =1.80518 νd1 =25.43 r2 = 10.6506 d2 = 2.7238 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r3 = 20.1520 d3 =(可変) r4 = ∞ (絞り) d4 = 1.8000 r5 = -10.8115 d5 = 1.0000 nd3 =1.58913 νd3 =60.97 r6 = -24.3782 d6 = 1.9453 r7 = -59.6460 d7 = 2.2517 nd4 =1.63980 νd4 =34.48 r8 = -18.0044(非球面) d8 = 0.1000 r9 = 40.4117 d9 = 1.0004 nd5 =1.80518 νd5 =25.43 r10= 18.5561 d10= 3.8955 nd6 =1.60729 νd6 =59.38 r11= -21.3720 d11=(可変) r12= -16.2680 d12= 2.0194 nd7 =1.63980 νd7 =34.48 r13= -14.0288 d13= 0.2000 r14= -48.3696 d14= 1.4000 nd8 =1.77250 νd8 =49.66 r15= 296.6189 d15= 5.0000 r16= -14.3611 d16= 1.7000 nd9 =1.72916 νd9 =54.68 r17= -44.1027 ズーム間隔 非球面係数 第8面 P=1 A4 = 0.19134×10-4 A6 = 0.30956×10-6 A8 = 0.20235×10-8 A10= 0.21753×10-9 |f3 /fW |=0.578 β3W =1.509 f1 /fW =2.813 f2 /fW =0.659 EW /fW =0.210 〈n2p〉 =1.62
。
。
【0030】実施例5 f =36.2 〜49.5 〜67.55 FNO=4.5 〜5.9 〜7.86 2ω=61.7 〜47.2 〜35.5° fB =7.0 〜17.473〜31.617 r1 = 13.6452 d1 = 1.4695 nd1 =1.80518 νd1 =25.43 r2 = 10.8335 d2 = 2.5091 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r3 = 18.9729 d3 =(可変) r4 = ∞ (絞り) d4 = 1.8000 r5 = -10.8293 d5 = 1.0000 nd3 =1.58913 νd3 =60.97 r6 = -28.1982 d6 = 1.9787 r7 = 157.6300 d7 = 2.3351 nd4 =1.63980 νd4 =34.48 r8 = -20.0441 d8 = 0.4943 r9 = 40.9546 d9 = 1.0004 nd5 =1.80518 νd5 =25.43 r10= 16.0579 d10= 3.9815 nd6 =1.60729 νd6 =59.38 r11= -25.7306(非球面) d11=(可変) r12= -21.1326 d12= 2.4384 nd7 =1.63980 νd7 =34.48 r13= -15.3146 d13= 0.2000 r14= -30.6754 d14= 1.4000 nd8 =1.77250 νd8 =49.66 r15= -448.7953 d15= 4.6000 r16= -14.6285 d16= 1.7000 nd9 =1.72916 νd9 =54.68 r17= -43.8083 ズーム間隔 非球面係数 第11面 P=1 A4 = 0.28521×10-4 A6 =-0.11137×10-6 A8 = 0.46633×10-8 A10=-0.55713×10-10 |f3 /fW |=0.593 β3W =1.495 f1 /fW =3.462 f2 /fW =0.658 EW /fW =0.201 〈n2p〉 =1.62
。
。
【0031】実施例6 f =36.2 〜49.5 〜67.55 FNO=4.38 〜5.77 〜7.66 2ω=61.7 〜47.2 〜35.5° fB =7.0 〜19.383〜36.11 r1 = 14.8059 d1 = 1.4347 nd1 =1.80518 νd1 =25.43 r2 = 12.0223 d2 = 2.1074 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r3 = 19.2144 d3 =(可変) r4 = ∞ (絞り) d4 = 1.8000 r5 = -11.0194 d5 = 1.0000 nd3 =1.58913 νd3 =60.97 r6 = -31.5905 d6 = 1.9743 r7 = 243.9211 d7 = 2.3140 nd4 =1.63980 νd4 =34.48 r8 = -19.4003 d8 = 0.4429 r9 = 41.3266 d9 = 1.0004 nd5 =1.80518 νd5 =25.43 r10= 15.7095 d10= 3.9784 nd6 =1.60729 νd6 =59.38 r11= -27.1220(非球面) d11=(可変) r12= -18.1028 d12= 2.2001 nd7 =1.63980 νd7 =34.48 r13= -15.0688 d13= 0.2000 r14= -50.2245 d14= 1.4000 nd8 =1.77250 νd8 =49.66 r15= -500.0000 d15= 5.0002 r16= -15.3428 d16= 1.7000 nd9 =1.72916 νd9 =54.68 r17= -41.7113 ズーム間隔 非球面係数 第11面 P=1 A4 = 0.21893×10-4 A6 =-0.14637×10-6 A8 = 0.39041×10-8 A10=-0.41057×10-10 |f3 /fW |=0.752 β3W =1.39 f1 /fW =4.705 f2 /fW =0.709 EW /fW =0.186 〈n2p〉 =1.62
。
。
【0032】実施例7 f =36.2 〜49.5 〜67.55 FNO=4.50 〜5.85 〜7.66 2ω=61.7 〜47.2 〜35.5° fB =7.39 〜16.48 〜28.704 r1 = 13.1779 d1 = 1.8330 nd1 =1.80518 νd1 =25.43 r2 = 9.9386 d2 = 3.9356 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r3 = 22.3543 d3 =(可変) r4 = ∞ (絞り) d4 = 2.3446 r5 = -11.2947 d5 = 1.0000 nd3 =1.58913 νd3 =60.97 r6 = -30.8349 d6 = 1.6015 r7 = -619.4777 d7 = 1.7692 nd4 =1.63980 νd4 =34.48 r8 = -19.2825 d8 = 0.9317 r9 = 35.1756 d9 = 1.0000 nd5 =1.80518 νd5 =25.43 r10= 17.2468 d10= 3.5688 nd6 =1.60729 νd6 =59.38 r11= -23.2843(非球面) d11=(可変) r12= -18.5834 d12= 2.5752 nd7 =1.63980 νd7 =34.48 r13= -13.5522 d13= 0.2000 r14= -22.5824 d14= 1.0000 nd8 =1.77250 νd8 =49.66 r15= -175.7960 d15= 4.0000 r16= -14.8727 d16= 1.0000 nd9 =1.72916 νd9 =54.68 r17= -49.7270 ズーム間隔 非球面係数 第11面 P=1 A4 = 0.41618×10-4 A6 = 0.66939×10-8 A8 = 0.23548×10-8 A10=-0.93448×10-11 |f3 /fW |=0.511 β3W =1.567 f1 /fW =2.217 f2 /fW =0.623 EW /fW =0.246 〈n2p〉 =1.62
。
。
【0033】実施例8 f =36.2 〜49.5 〜67.55 FNO=4.49 〜5.92 〜7.86 2ω=61.7 〜47.2 〜35.5° fB =7.0 〜17.712〜32.187 r1 = 13.7959 d1 = 1.4666 nd1 =1.80518 νd1 =25.43 r2 = 10.9889 d2 = 2.5186 nd2 =1.48749 νd2 =70.20 r3 = 18.6430 d3 =(可変) r4 = ∞ (絞り) d4 = 1.8000 r5 = -10.7884 d5 = 1.0000 nd3 =1.58913 νd3 =60.97 r6 = -27.9676 d6 = 1.9813 r7 = 139.3309 d7 = 2.3392 nd4 =1.63980 νd4 =34.48 r8 = -20.0662 d8 = 0.5012 r9 = 41.5458 d9 = 1.0004 nd5 =1.80518 νd5 =25.43 r10= 15.7488 d10= 3.9982 nd6 =1.60729 νd6 =59.38 r11= -25.8684(非球面) d11=(可変) r12= -22.3919 d12= 2.6169 nd7 =1.63980 νd7 =34.48 r13= -15.3974 d13= 0.2000 r14= -30.5013 d14= 1.4000 nd8 =1.77250 νd8 =49.66 r15= -448.7953 d15= 4.6000 r16= -14.4370 d16= 1.7000 nd9 =1.72916 νd9 =54.68 r17= -42.7598 ズーム間隔 非球面係数 第11面 P=1 A4 = 0.28523×10-4 A6 =-0.10242×10-6 A8 = 0.43313×10-8 A10=-0.53557×10-10 |f3 /fW |=0.610 β3W =1.478 f1 /fW =3.794 f2 /fW =0.661 EW /fW =0.201 〈n2p〉 =1.62
。
。
【0034】以上の実施例1から8のワイド端(W)、
スタンダード状態(S)、テレ端(T)における収差図
をそれぞれ図5から図12に示す。
スタンダード状態(S)、テレ端(T)における収差図
をそれぞれ図5から図12に示す。
【0035】
【発明の効果】本発明の小型の3群ズームレンズにおい
ては、変倍比2程度のズームレンズであって、ワイド端
の望遠比が1.3以下と短く、第1群のレンズ径が小さ
くて、レンズ長が短い小型なものとすることができる。
このズームレンズは、レンズシャッターカメラ等に好適
なものである。
ては、変倍比2程度のズームレンズであって、ワイド端
の望遠比が1.3以下と短く、第1群のレンズ径が小さ
くて、レンズ長が短い小型なものとすることができる。
このズームレンズは、レンズシャッターカメラ等に好適
なものである。
【図1】実施例1、2のワイド端(W)とテレ端(T)
におけるレンズ断面図である。
におけるレンズ断面図である。
【図2】実施例3、5、6、8のワイド端(W)におけ
るレンズ断面図である。
るレンズ断面図である。
【図3】実施例4のワイド端(W)におけるレンズ断面
図である。
図である。
【図4】実施例7のワイド端(W)におけるレンズ断面
図である。
図である。
【図5】実施例1のワイド端(W)、スタンダード状態
(S)、テレ端(T)における収差図である。
(S)、テレ端(T)における収差図である。
【図6】実施例2の図5と同様な収差図である。
【図7】実施例3の図5と同様な収差図である。
【図8】実施例4の図5と同様な収差図である。
【図9】実施例5の図5と同様な収差図である。
【図10】実施例6の図5と同様な収差図である。
【図11】実施例7の図5と同様な収差図である。
【図12】実施例8の図5と同様な収差図である。
G1…第1群 G2…第2群 G3…第3群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04
Claims (8)
- 【請求項1】 物体側より順に、正屈折力の第1群、正
屈折力の第2群、負屈折力の第3群にて構成され、広角
端から望遠端への変倍に際し、第1群と第3群が物体側
へ移動すると共に、第2群がそれらと相対的に遅い速度
で物体側へ移動する3群ズームレンズであって、以下の
条件式(1)から(5)を満足することを特徴とする小
型の3群ズームレンズ: (1) 0.5<|f3 /fW |<0.9 (2) 1.3<β3W<2.0 (3) 1.7<f1 /fW <5.0 (4) 0.5<f2 /fW <1.3(5) 0.1<E W /f W ≦0.237 ただし、fW は広角端における全系の焦点距離、f1 、
f2 、f3 はそれぞれ第1群、第2群、第3群の焦点距
離、β3Wは広角端における第3群の結像倍率、E W は広
角端におけるレンズ第1面から入射瞳位置までの距離で
ある。 - 【請求項2】 前記第2群の前側に開口絞りを配置し、
前記広角端から望遠端への変倍に際して、前記開口絞り
が前記第2群と一体に物体側に移動するように構成され
たことを特徴とする請求項1記載の小型の3群ズームレ
ンズ。 - 【請求項3】 前記広角端から望遠端への変倍に際し
て、前記第1群と前記第3群とを一体に物体側へ移動さ
せるように構成したことを特徴とする請求項1記載の小
型の3群ズームレンズ。 - 【請求項4】 前記第1群が、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカス
レンズにて構成され、 前記第2群は、少なくとも1枚の負レンズと少なくとも
2枚の正レンズから構成され、 前記第3群は、少なくとも2枚の負レンズから構成され
たことを特徴とする請求項1記載の小型の3群ズームレ
ンズ。 - 【請求項5】 前記第2群に少なくとも1面の非球面を
設けたことを特徴とする請求項4記載の小型の3群ズー
ムレンズ。 - 【請求項6】 前記非球面が、光軸から離れるに従って
正のパワーが徐々に弱くなるか、あるいは、負のパワー
が徐々に強くなる形状を有するように構成されたことを
特徴とする請求項5記載の小型の3群ズームレンズ。 - 【請求項7】 前記第2群の負レンズ及び正レンズが接
合レンズにて構成されたことを特徴とする請求項4記載
の小型の3群ズームレンズ。 - 【請求項8】 前記第2群中の正レンズ成分のd線の屈
折率の平均値を〈n2p〉とするとき、以下の条件式
(6)を満足するように構成したことを特徴とする請求
項1から7の何れか1項記載の小型の3群ズームレン
ズ: (6) 〈n2p〉<1.65
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