JP3060021U - 運搬袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車のかごに玉子を入れて運ぶとき、他の
荷物との接触及び、走行中の衝撃により玉子が割れてし
まうことのないように、スポンジ内蔵の袋を自転車のか
ごに着脱自在に装着する。 【解決手段】 クッション材を内蔵した袋本体の外側面
に、容易に変形しない硬質の線材で成型され、自転車の
かごに着脱自在に装着する、装着具を縫いつけた運搬
袋。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、自転車のかごに装着し、玉子を運ぶときに割れないようにする袋で ある。

【０００２】

【従来の技術】

日常、主婦が自転車で玉子を運ぶ機会は多いが、玉子を割れないようにして自 転車で運ぶ袋は見当たらない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

自転車のかごに玉子を入れて運ぶ場合、他の荷物との接触及び走行中の衝撃に より、玉子が割れてしまうことがあり、置き場所に困るという問題点を有してい た。本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、スポンジ等のクッション材を内蔵した袋状のものを、自転車のかごに装 着して、玉子が割れることのないスペースを確保しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案は、玉子が受ける衝撃を吸収するために、袋 状のものにクッション材を内蔵し、これに容易に変形しない硬質の針金等の線材 で形成した装着具を縫いつけ、この装着具で自転車のかごに装着するものである 。

【０００５】

【考案の実施の形態】 【実施例】

以下、この考案の一実施例を示す運搬袋を、図面を参考に説明する。Ａはきん ちゃく状の袋本体、Ｂは装着具で袋本体Ａの一側外面に縫いつけている。装着具 Ｂは、容易に変形しない硬質の針金を用い、外観を良くするためにビニールコー ティングされたものが良い。この装着具Ｂは、自転車のかご（図示せず）への装 着のしやすさ、及び自転車走行中における衝撃軽減という点から、深いＵ字型に した部分を袋本体Ａに完全に縫いつけ、もう一方の折りまげた部分との隙間で、 かごにかぶせるようにして装着する。また袋本体Ａには、スポンジ等のクッショ ン材Ｃを内蔵させる。クッション材Ｃの厚みは、衝撃吸収という点から、側面を １５〜２０ｍｍ程度、底面を４０〜５０ｍｍ程度とする。また、袋本体Ａの開口 を開閉する口ひもＤの部分には、開閉を容易にするためのとめ具Ｅをつける。

【０００６】

【考案の効果】

上記実施例から明らかなように、この考案の運搬袋を用いれば、自転車走行中 に玉子が受ける衝撃を吸収することができ、装着具により袋を簡単かつ確実に、 自転車のかごに装着することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の運搬具の斜視図である。

【図２】同運搬具の断面図である。

【符号の説明】

Ａ 袋本体 Ｂ 装着具 Ｃ クッション材 Ｄ 口ひも Ｅ とめ具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 クッション材を内蔵した袋本体の外側面
   に、容易に変形しない硬質の線材で成型され、自転車の
   かごに着脱自在に装着する、装着具を縫いつけた運搬
   袋。