JP3060004B2 - 各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置および方法 - Google Patents

各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置および方法

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JP3060004B2
JP3060004B2 JP8136165A JP13616596A JP3060004B2 JP 3060004 B2 JP3060004 B2 JP 3060004B2 JP 8136165 A JP8136165 A JP 8136165A JP 13616596 A JP13616596 A JP 13616596A JP 3060004 B2 JP3060004 B2 JP 3060004B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象とする一ない
し複数の画像方式が扱う一ないし複数の解像度の画像又
はこれらの画像に音声や文字データが付加されたものを
記憶再生するのに、アナログ方式の部分の情報はディジ
タル化して、画像処理を加えた場合も含めて、これらを
全てディジタル化された画像データと見做すことができ
るようにし、複数のディジタル方式の画像単位を設けら
れるようにして、画像を、この画像単位によって分割処
理を行なって、この画像単位の複数枚で構成するところ
のディジタル方式のマルチ画像と見做して、このマルチ
画像を記憶、蓄積、管理し、又は再生に当たってはマル
チ画像を設定された各種画像方式の画像に合成処理し又
はマルチ画像にて再生し伝送又は放送することを可能と
した各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置および方
法に関し、特に、各構成要素の能力を越えた高解像度画
像データや大容量画像データの記憶、再生、伝送とマル
チ画像を用いた統一的な画像データ形式による記憶、再
生、伝送を行い得るようにしたものであり、さらに上記
の各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置を各々複数
台作り、あるいは上記の各種画像方式対応マルチ画像記
憶再生方法のものを複数実現して、それらを互いに異な
る場所に配置して、上記のそれらの装置や方法によるも
のの外部結合線を通信路で互いに結合して一体として情
報ネットワークを構成し、画像の入力や処理や記憶蓄積
や伝送や放送や表示が情報ネットワークとして可能とな
ることを特徴とする各種画像方式対応マルチ画像記憶再
生装置および方法に基づく画像情報ネットワークシステ
ムを構成し得るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の動画像や静止画像を記録し、登録
や削除や検索などの編集の操作や、これらを伝送する装
置は大別すると、ディジタル方式とアナログ方式があ
る。そのうち、ディジタル方式の装置は入力されたアナ
ログ方式の画像をディジタル化して処理や記憶や蓄積や
再生している。さらに、これらのディジタル方式の装置
は画像の標準となるスタジオ規格の装置と利用者用画像
を対象とした装置に区別される。
【0003】一般に前者は高解像度の画像を非圧縮又は
情報無損失圧縮方式で記録するため情報量が膨大にな
る。このことから記録できる画像の数が限られている。
それに対して後者は端末で許容できる解像度の画像にす
ることにより情報量を削減できる。このことから記憶量
や伝送量を減らすことができるが、情報の損失により原
画像に完全には復元不能かつ画像の圧縮や復号に要する
画像処理が複雑になる。
【0004】前者の装置と後者の装置の間には画質と記
録できる画像の数が相反する関係になる。このことから
非圧縮の画像や高解像度の画像を記録するには大量のビ
デオテープやビデオディスクを用いた装置が実現されて
いる。しかし、これらの装置は検索や編集のため画像の
一部を速やかに読み出したり書き込んだりすることが難
しい。さらに従来の装置が対象としなければならない画
像の方式は各種テレビ放送方式や多くの計算機固有の表
示方式がある。これらの画像は撮像装置や記録再生装置
や受像機や表示装置の水平と垂直方向の走査線数、フレ
ーム数の物理的画像規格を用いて決められている。
【0005】電気通信技術審議会答申諮問第59号別紙
によると、標準となる現行テレビ放送方式のディジタル
画像スタジオ規格CCIR REC.601で定められ
ているNTSC方式は走査線数525本フレーム周波数
30Hz、CCIR REC.709で定められているH
DTV方式には走査線数1125本フレーム周波数60
Hzのものと走査線数1250本フレーム周波数50Hzの
ものがある。前記答申で示されたUDTV方式ではUD
TV−0(水平1920画素×垂直1080画素)、U
DTV−I(水平3840画素×垂直2160画素)、
UDTV−II(水平5760画素×垂直3240画
素)、UDTV−III (水平7680画素×垂直432
0画素)、各規格フレーム周波数60Hzがある。又、計
算機グラフィック表示方式の代表例としては水平102
4画素×垂直1024画素フレーム周波数60Hzがあ
る。
【0006】これらの各種画像方式や規格には、195
3年にFCCで最初に承認されたNTSC方式や同方式
をベースにしたPAL方式やSECAM方式を除き、同
一方式の複数の規格間や他画像方式との相互運用の重要
性について記述されている。実際の相互運用には画像の
性質を巧妙に利用したり個々の方式間について規定した
りしている。例えば、NTSC方式の受像機には帰線消
去時間のためかつ画面妨害を与えない範囲(水平約17
%、垂直約6.5%)の有効走査線が許されている。一
般にNTSC方式ではこれを利用して、各種装置の規格
の画像を受像機の有効走査線数の範囲内の画像にして流
通させている。又、IEEEによると米国HDTV方式
は一方式であるが複数の規格からなっていて、各種画像
方式間の相互運用を重視したマルチフォーマットになっ
ている。これは現在普及しているNTSC方式TVや映
画の画像を米国HDTV方式に変換するために設けられ
ている。
【0007】この方式の規格は次の3種類の空間解像度
に関するフォーマットと時間解像度に関するフレーム周
波数から成っている。 (1) 順次走査、水平1280画素×垂直720画素でフ
レーム周波数60Hz,30Hz,24Hzの3種類、(2) 順
次走査、水平1920画素×垂直1080画素でフレー
ム周波数30Hz,24Hzの2種類、(3) 飛び越し走査、
水平1920画素×垂直1080画素でフレーム周波数
30Hzの1種類、さらに、NTSC方式の放送規格の画
像と相互運用するためにフレーム周波数は59.94H
z,29.97Hz,23.98Hzの3種類も認めてい
る。これらのマルチフォーマットに対応させるため画像
適応型前処理とフォーマット変換を定めている。
【0008】又、画像記録や伝達の重要な記録媒体にV
TRがある。VTRはアナログ方式とディジタル方式の
規格があり、各種画像方式のスタジオ規格に対して物理
的に記録できる映像周波数又は書き込み読みだし速度の
関係から各画像方式につき複数規格が認められている。
その結果、同一画像方式の規格間で互換性を保つために
はスタジオ規格の画像にする方法と一般的に広く用いら
れている受像機の規格範囲内の画像にする簡易方法があ
る。前者は物理的に完全な変換処理を行って標準となる
画像にする方法であり、後者は、受像機の物理画像表示
の曖昧な定義を巧妙に利用して変換処理することなく表
示する方法である。すなわち、前記受像機の帰線消去時
間に伴う水平走査線の右17%と垂直走査線の下6.5
%の無表示区間を利用する簡易方法である。
【0009】受像機はこの範囲に入っている画像であれ
ばVTRやTVカメラや計算機の表示などの様々な規格
も受像機の表示不可能な部分に吸収されて同一規格の画
像として表示される。さらに他画像方式との相互運用は
それぞれ方式が物理装置に依存して独立に作られたこと
から個別に対応している。例えば、前記米国HDTV方
式は一方式にもかかわらず複数の規格から成り、画像変
換を前提に前記(1),(2),(3)の空間解像度に
関する走査線の規格と時間解像度に関するフレーム周波
数の規格を定めて対処している。特にNTSC方式から
米国HDTV方式への変換については空間解像度が少な
くともNTSC方式の2倍以上であることを定めてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で記載した
ように、従来の画像の記憶再生装置に関しては、高解像
度の画像を非圧縮又は編集可能な状態で記憶再生するに
は画像データが膨大になり、これら画像の物理的な処理
や記憶再生や伝送には技術的な限界がある。又、従来の
画像方式に関して、物理的に依存した単純な方法によっ
てスタジオ規格の画像から他方式のスタジオ規格の画像
への変換は難しい。
【0011】例えば、NTSC方式のスタジオ規格から
米国HDTV方式のスタジオ規格に変換する場合、前述
のように単純にNTSC方式の水平と垂直走査線を2倍
にすると結果として得られる画像は受像機の有効走査線
の範囲内にできるがスタジオ規格にすることはできな
い。このためその差分を埋める何らかのディジタル画像
処理が必要になってくる。さらに撮像装置や記録再生装
置や受像機に関する各種規格が存在して、これらの装置
で扱う画像から他方式のこれらの装置で扱う画像に変換
するのに受像機の有効走査線の範囲内の画像にする変換
方法を用いた場合は多くの種類の画像ができて繁雑にな
る。さらに、フレーム数は同じでも伝送系を考慮して飛
び越し走査と順次走査の変換が問題となる。
【0012】これらのことから個々の装置の物理的な処
理や記憶再生や伝送に依存しない記憶再生に関する技術
開発や各種画像方式の画像を統一的に処理し記憶や再生
や伝送できる技術の開発が重要となる。すなわち、これ
らの問題を解決するためにはデジタル化された空間的に
一体かつ時間的に一連の物理的な画像を単体の装置で処
理や記憶や再生や伝送が可能な画像に分割し、かつこれ
ら分割された画像が一体として記憶再生できることとデ
ィジタル化された画像は計算機で処理可能なことから計
算機で扱い易い画像単位にすることが求められる。又、
アナログ方式とディジタル方式の画像のいずれも物理解
像度だけに依存した画像変換方法だけでは他方式への変
換が難しく、この問題を解決するために相互運用性が保
たれかつ統一的に扱える画像表現方法の確立が切望され
る。
【0013】本発明の目的は、前述した従来の欠点を除
去し、前記の装置の各手段を一体として内部結合線や外
部結合線の通信容量や各手段の個々の能力を越えた高解
像度の画像処理や記憶再生や伝送を有機的に効率良く行
ない得るようにしたことにより、従来は各構成要素自体
の能力によって築かれていた技術の壁を打破して、従来
の装置によっては到底実現不可能な超高解像度画像の記
憶再生を実現したことと画像を各種画像方式に共通した
画像単位に分割管理して、再生に当たっては画像を指定
された画像方式の画像に合成する又は各種画像方式対応
マルチ画像にすることで統一的な画像の記憶蓄積や再生
を可能にしたことを特徴とする各種画像方式や各種規格
に対応した各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置お
よび方法を提供することにある。
【0014】さらに、前記装置を各々複数台作り、ある
いは前記方法のものを複数実現して、それらを互いに異
なる場所に配置して、上記のそれらの装置や方法による
ものの外部結合線を通信路で互いに結合して一体として
情報ネットワークを構成し、画像の入力、画像処理、記
憶蓄積、伝送、放送および表示が情報ネットワークとし
て可能となることを特徴とする各種画像方式対応マルチ
画像記憶再生装置および方法に基づく画像情報ネットワ
ークシステムを構成し得るようにしたものである。
【0015】
【問題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置
は、複数の画像方式の何れの1つにも対応可能な各種画
像方式対応マルチ画像記憶再生装置において、当該装置
が:前記複数の画像方式に共通の画像単位でもってこれ
らの画像データを処理可能ならしめかつ通信や放送のた
めの伝送、処理、記憶、制御、入出力又は表示をするた
めのプログラム計算機と;前記プログラム計算機に接続
され対象とする複数の画像方式の内よりその一つを設定
する画像方式設定部、前記画像方式設定部に接続され前
記画像単位を設定可能とする画像単位設定部、前記画像
単位設定部に接続され前記画像データを画像単位によっ
て分割しマルチ画像とするための分割処理部、前記画像
単位設定部に前記分割処理部と並列接続され前記マルチ
画像を設定された各種画像方式の画像に合成するための
合成処理部および前記マルチ画像の分割処理部と前記画
像合成用合成処理部とに接続され分割や合成や処理のた
めの画像を記憶する画像バッファメモリ部から構成され
たマルチ画像処理装置と;前記プログラム計算機に接続
され前記マルチ画像の記憶や蓄積や管理のための記憶蓄
積装置と;これら前記マルチ画像処理装置と前記記憶蓄
積装置とを前記プログラム計算機に結合して構成された
それぞれのマルチ画像装置内部結合線を介して外部の
機器や外部の通信路との間の画像データおよび制御のた
めの情報を伝送し通信する通信制御装置と;前記通信制
御装置と外部の機器や通信路とを結合するための外部結
合線と;前記通信制御装置に接続されこれら全手段を管
理し運用するためのプログラム可能なシステム計算機
と;前記システム計算機に接続され入出力される画像の
各種画像方式を識別指定してかつマルチ画像より画像デ
ータの合成に当たりその画像方式を各手段に伝える画像
方式識別指定装置とを具備し、対象とする一又は複数の
画像方式が扱う一又は複数の解像度の画像又はこれらの
画像に音声又は文字データが付加されたものを記憶再生
するに当たり、アナログ方式の部分の情報は全てディジ
タル変換して全ての情報がディジタル化されたデータに
変換して、複数のディジタル方式の画像単位が設けられ
るよう構成し、複数の前記マルチ画像装置を合わせて一
体となし、はこれら複数の画像単位としての前記マル
チ画像装置によって前記画像データの入力、画像処理、
記憶蓄積、再生、管理、伝送、放送又は表示するに当た
り、複数のディジタル方式の画像単位を設けて、対象と
する複数の画像方式が扱う一又は複数の解像度のディジ
タル化した画像データをそのまま又は画像処理を加えた
後にこの画像単位の複数枚で構成するところのディジタ
ル方式のマルチ画像となるよう構成し、如何なる処理対
象画像データをもこの画像単位でもって一元的に分散又
は一括して又は再構成して入力、画像処理、記憶蓄積、
管理、伝送、放送は表示するよう構成し、さらにこの
画像単位に分割されているこれらのマルチ画像の全体又
はその一部分をあたかも空間的に−枚又は複数枚の又は
それらの時間的に一連のものよりなる画像又は動画像又
は元の対象画像として再構成して再生するよう構成した
ことを特徴とするものである。
【0016】また、本発明の各種画像方式対応マルチ画
像記憶再生方法は、複数の画像方式の何れの1つにも対
応可能な各種画像方式対応マルチ画像記憶再生方法にお
いて、当該方法が:前記複数の画像方式に共通の画像単
位でもってこれらの画像データを処理可能ならしめかつ
通信や放送のための伝送、処理、記憶、制御、入出力
表示をするためのプログラム計算機と;前記プログラ
ム計算機に接続され対象とする複数の画像方式の内より
その一つを設定する画像方式設定部、前記画像方式設定
部に接続され前記画像単位を設定可能とする画像単位設
定部、前記画像単位設定部に接続され前記画像データを
画像単位によって分割しマルチ画像とするための分割処
理部、前記画像単位設定部に前記分割処理部と並列接続
され前記マルチ画像を設定された各種画像方式の画像に
合成するための合成処理部および前記マルチ画像の分割
処理部と前記画像合成用合成処理部とに接続され分割
合成処理のための画像を記憶する画像バッファメモリ
部から構成されたマルチ画像処理装置と;前記プログラ
ム計算機に接続され前記マルチ画像の記憶蓄積管理
のための記憶蓄積装置と;これら前記マルチ画像処理装
置と前記記憶蓄積装置とを前記プログラム計算機に結合
して構成されたマルチ画像装置を内部結合線を介して外
部の機器や外部の通信路との間の画像データおよび制御
のための情報を伝送し通信する通信制御装置と;前記
信制御装置と外部の機器や通信路とを結合するための外
部結合線と;前記通信制御装置に接続されこれら全手段
を管理し運用するためのプログラム可能なシステム計算
機と;前記システム計算機に接続され入出力される画像
の各種画像方式を識別指定してかつマルチ画像より画像
データの合成に当たりその画像方式を各手段に伝える画
像方式識別指定装置と;を具備し、対象とする一又は
数の画像方式が扱う一又は複数の解像度の画像又はこれ
らの画像に音声又は文字データが付加されたものを記憶
再生するに際し、アナログ方式の部分の情報は全てディ
ジタル変換して全ての情報がディジタル化されたデータ
に変換して、複数のディジタル方式の画像単位が設けら
るよう構成し、複数の前記マルチ画像装置を合わせて
一体となし、又はこれら複数の画像単位としての前記マ
ルチ画像装置によって前記画像データの入力、画像処
理、記憶蓄積、再生、管理、伝送、放送又は表示するに
当たり、複数のディジタル方式の画像単位を設けて、対
象とする複数の画像方式が扱う一又は複数の解像度のデ
ィジタル化した画像データをそのまま又は画像処理を加
えた後にこの画像単位の複数枚で構成するところのディ
ジタル方式のマルチ画像となるよう構成し、如何なる処
対象画像データをもこの画像単位でもって一元的に分
散又は一括して又は再構成して入力、画像処理、記憶蓄
積、管理、伝送、放送は表示するよう構成し、さらに
この画像単位に分割されているこれらのマルチ画像の全
体又はその一部分をあたかも空間的に1枚又は複数枚の
又はそれらの時間的に一連のものよりなる画像又は動画
像又は元の対象画像として再構成して再生するよう構成
したことを特徴とするものである。
【0017】また本発明による好適な実施態様は、前記
通信制御装置、前記プログラム計算機および前記システ
ム計算機の全てを又はそれらの幾つかを合わせた機能を
持つ一つの手段に統合したことを特徴とする各種画像方
式対応マチル画像記憶再生装置およびその記憶再生方法
にある。
【0018】さらに、本発明画像情報ネットワークシス
テムは各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置を各々
複数台作り、それらを互いに異なる場所に配置し、それ
ら前記装置や方法によるものの外部結合線を通信路で互
いに結合し一体として情報ネットワークを構成し、画像
の入力、画像処理、記憶蓄積、伝送、放送又は表示が情
報ネットワークを構成するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明による各種画像方式対応マ
ルチ画像記憶再生装置や方法によるものの構築者や利用
者にとってはそのプログラム可能計算手段やシステム計
算機によりその各々の手段を個々に制御や管理や運用し
得るとともに、マルチ画像装置を単数又は複数組み合わ
せることで容易に対象とする画像の処理や記憶再生や伝
送を可能とし、新たに個々の画像記憶再生装置を開発す
ることなく、マルチ画像装置を追加することにより容易
に対象とする画像の記憶再生可能な各種画像方式対応マ
チル画像記憶再生装置およびマルチ画像記憶再生方法に
より再構成できるようにしたものである。
【0020】これら装置および方法によるものの全ての
手段により対象とする一ないし複数の画像方式が扱う一
ないし複数の解像度の画像又はこれらの画像に音声や文
字データが付加されたものを記憶再生するのに、アナロ
グ方式の部分の情報はディジタル化して、画像処理を加
えた場合も含めて、これらを全てディジタル化された
像データとし、一つの又は複数のディジタル方式の画像
単位かつ計算機の単位を設けられるようにして、この画
像単位によって分割処理を行なって、この画像単位の1
枚ないし複数枚で構成するところのディジタル方式の
ルチ画像として、このマルチ画像を記憶、蓄積、管理
し、又は再生に当たってはマルチ画像を設定された各種
画像方式の画像に合成処理し、又はマルチ画像にて再生
し、伝送又は放送することを目的とする。その際、変換
で生じた差分の処理は本装置内部で処理する。
【0021】また要求があれば外部に接続された各機器
の画像処理アルゴリズムとフォーマット変換方法に委ね
る。さらに必要があれば情報無損失圧縮やMPEG,J
PEGなどの情報損失を伴う圧縮処理なども行なう。こ
のようにして本発明では、従来の1台の装置や1組のモ
ジュールなどで記憶再生可能な画像の物理的限界を越え
た超高解像度画像の記憶再生を可能にしたこととマルチ
画像を用いた統一的な画像データ形式による記憶、再
生、伝送を行ない得るようにしたものである。
【0022】さらに、上記の各種画像方式対応マルチ画
像記憶再生装置を各々複数台作り、あるいは上記の各種
画像方式対応マルチ画像記憶再生方法のものを複数実現
して、それらを互いに異なる場所に配置して、上記のそ
れらの装置や方法によるものの外部結合線を通信路で互
いに結合して一体として情報ネットワークを構成し、画
像の入力、画像処理、記憶蓄積、伝送、放送およびその
表示が情報ネットワークとして可能となることを特徴と
する各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置および方
法に基づく画像情報ネットワークシステムを構成し得る
ようにしたものである。
【0023】すなわち、本発明の各種画像方式対応マル
チ画像記憶再生装置および方法は内部結合線や外部結合
線の通信容量や各手段の個々の能力を越えた処理や記憶
再生や伝送を有機的に効率良く行ない得るようにしたこ
とにより、従来は各構成要素自体の能力によって築かれ
ていた技術の壁を打破して従来の装置によっては到底実
現不可能な超高解像度画像や大量の画像の記憶再生を可
能にしたことと画像を各種画像方式に共通した画像単位
に分割や記憶蓄積や管理して、再生に当たっては画像を
指定された画像方式の画像に合成する又はマルチ画像に
することで統一的な画像の記憶蓄積や再生を可能にした
ことを特徴とするものであり、特に高解像度の画像や大
量の画像の記憶再生装置や画像編集装置などに極めて最
適であり、さらに多種類の方式の画像が混在した記憶再
生装置や画像編集装置や画像方式変換装置などにも利用
できる。さらに、上記の装置を各々複数台作り、あるい
は上記の方法のものを複数実現して、それらにより上記
の画像情報ネットワークを構成可能にしたことを特徴と
するものであり、特に、高解像度の画像や大量の画像の
入力、処理、記憶蓄積、伝送、放送又は表示が必要な画
像情報ネットワークシステムの構成に最適である。
【0024】以下に添付図面を参照し実施例につき本発
明の実施の形態を詳細に説明する。本発明の各種画像方
式対応マルチ画像記憶再生装置および方法の実施例を、
マルチ画像手段をマルチ画像装置で実現しそれを4台用
いて実現した場合について図1に示す。
【0025】図示の構成において、プログラム可能計算
手段としてのプログラム計算機1、前記プログラム計算
機1に接続され各種画像方式に対する画像方式設定部2
と、前記画像方式設定部2に接続され各種画像方式に対
する共通の画像単位設定部3と、前記画像単位設定部3
に接続され画像分割しマルチ画像化する分割処理部4
と、前記分割処理部3と並列に前記画像単位設定部3に
接続されマルチ画像より指定画像への合成処理部5と、
前記分割処理部4と前記指定画像合成処理部5とに接続
される画像バッファメモリ部6からなるマルチ画像処理
装置としてのマルチ画像処理装置7、前記プログラム計
算機1に接続され、マルチ画像の記憶や蓄積や管理のた
めの記憶蓄積装置としての記憶蓄積装置8、これらマル
チ画像処理装置としてのマルチ画像処理装置7と記憶蓄
積装置としての記憶蓄積装置8をプログラム計算機であ
るプログラム計算機1に結合して、マルチ画像形成単位
手段としてのマルチ画像装置9,10,11,12が構
成されている。
【0026】これらの構成要素の内プログラム計算機1
はプログラム可能なプログラム制御型計算機、マイクロ
プログラム制御型計算機、データ駆動型計算機、もしく
は機能メモリ型計算機の何れかよりなり、画像バッファ
メモリ部6は画像データを画像単位又は少なくとも画素
単位で同時に連続書き込み連続読み出し、単一書き込み
連続読み出し、単一書き込み単一読み出し、連続書き込
み単一読み出し出来るメモリから成っている。記憶蓄積
装置8は大容量半導体メモリ、磁気ディスク、RAID
などの高速記憶装置と光ディスク、光磁気ディスク、デ
ィジタルVTR、磁気テープなどの低速大容量記憶装置
を組み合わせたものから成っている。
【0027】上記のマルチ画像装置9,10,11,1
2と外部の機器や外部の通信路との間の画像データや制
御のための情報を伝送し通信可能とせしめる通信制御装
置としての通信制御装置13、この通信制御装置13と
各マルチ画像装置9,10,11,12を結合するため
の内部結合線14、この通信制御装置13と外部の機器
や通信路と結合するための外部結合線15から通信せし
める機能が構成されている。
【0028】通信制御装置13と内部結合線14と外部
結合線15から構成されたところの通信交換機能にはバ
スやクロスバなどを用いた並列結合方式とネットワーク
を用いた分散結合方式のいずれかを採用する。さらにこ
れらは電気信号として情報を伝達するEther net, First
ether, HIPPY, Parallel,バス、クロスバ方式や光信号
として伝達するFDDI,ATM,Fiber channel 方式
や無線通信方式などのいずれかを採用する。
【0029】画像識別指定手段としての画像識別指定装
置16は入出力される画像の各種画像方式を識別して
つマルチ画像より画像データの合成に当たりその画像方
式を各手段に伝えるものとする。この装置は入力される
画像の方式と記憶蓄積されている画像方式に関する情報
から入力される画像方式を識別する機能と外部の機器か
らの要求に答えて必要な画像を合成するための情報を検
索して設定する機能と画像を識別するためと指定するた
めの画像方式に関する情報の登録、削除、検索を可能と
する機能を備えている。およびこれら全装置を管理し運
用するためのプログラム可能なシステム計算機としてシ
ステム計算機17を備えている。
【0030】以上の各装置を合わせて一体となし、これ
らの装置によって画像データの処理や記憶蓄積や再生や
管理や伝送に当たり、図示の例は、一ないし複数の画像
方式が扱う一ないし複数の解像度の画像又はこれらの画
像に音声や文字データが付加されたものを各種画像方式
識別指定装置16で識別し、アナログ方式の部分の情報
はディジタル化して、画像処理を加えた場合も含めて、
これら全てディジタル化された画像データと見做し、こ
の画像データを画像バッファメモリ部6に記憶させ、こ
の画像方式に関する情報をマルチ画像処理装置7に伝え
画像方式設定部2に設定して、この情報から画像単位設
定部3で前記各種画像方式対応マルチ画像記憶再生方式
に基いて物理画像を各方式に共通となる画像単位かつ計
算機の単位で最大公約数的解像度を選ぶ。
【0031】例えば、計算機グラフィックスとNTSC
方式画像の共通の画像単位の場合、水平1024画素×
垂直1024画素をNTSC方式の規格範囲内かつ計算
機の単位と相互運用可能な最大画像単位を水平512画
素×垂直512画素と定めて、画像分割処理装置4で画
像データを分割しマルチ画像化して、マルチ画像処理装
置7の全ての処理において、画像を横2行縦2列に分割
して2次元的かつ時間的な関係付けをしあたかも空間的
に1枚かつ時間的に一連の画像として分割かつ分散して
管理して、必要があれば無損失圧縮や復号やMPEG,
JPEG方式などの損失を伴う高圧縮や復号の画像処理
なども単体または複数で行い、記憶蓄積装置8にて記憶
蓄積管理する。
【0032】一般的な画像処理として、信号処理、画像
解析、画像認識、画像データベースや音声に関する処理
なども単体又は複数で行なう。又、より高解像度画像の
記憶再生が必要ならばマルチ画像装置9,10,11,
12を追加することにより新たに装置を開発することな
く容易に再構成できる。
【0033】システム計算機17は入力された画像デー
タを前記各種画像方式対応マルチ画像記憶再生方法に基
づきマルチ画像と空間分割および時系列に関する情報に
分け、これらを画像データベースなどで一括管理し、登
録、削除、検索を可能として、編集、分割、合成の操作
や伝送が出来るようにする。
【0034】又、システム計算機17は画像の入出力の
ため通信制御装置13を制御して外部の機器の求める画
像伝送に必要な単位時間当たりのデータ量に応じて、単
数又は複数の内部結合線14や外部結合線15を割り振
る。
【0035】さらに外部の装置や各マルチ画像装置9,
10,11,12やシステム計算機17から付加される
マルチ画像に関する情報はシステム計算機17やプログ
ラム可能計算機1で処理して記憶蓄積装置8に記憶蓄積
管理して登録、削除、検索を可能として、編集、分割、
合成の操作や伝送に利用する。
【0036】一方、マルチ画像の再生方法は外部装置か
ら指定された要求に応じて検索してその画像方式とマル
チ画像に関する情報を元にマルチ画像記憶蓄積を行なっ
た方法の逆手順で記憶蓄積したマルチ画像をそのまま又
は合成処理部5で指定された各種画像方式の画像に合成
し出力する。
【0037】また、これら上記の装置の内、通信制御装
置13およびプログラム可能計算機1およびシステム計
算機17の全てを又はそれらの幾つかを合わせた機能を
もつ一つの装置に統合することにより上記の動作と同等
の動作を行なわせることも可能である。
【0038】さらに、上記の各種画像方式対応マルチ画
像記憶再生装置を各々複数台作り、あるいは上記の各種
画像方式対応マルチ画像記憶再生方法のもを複数実現し
て、それらを互いに異なる場所に配置して、上記のそれ
らの装置や方法によるものの外部結合線を通信路で互い
に結合して一体として情報ネットワークを構成し、画像
入力、画像処理、記憶蓄積、伝送、放送およびその
示が情報ネットワークとして可能となることを特徴とす
る各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置および方法
に基づく画像情報ネットワークシステムを構成し得るよ
うにしたものである。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置および方法
は、マルチ画像手段をシステム計算手段で一括して管理
することにより、マルチ画像全体が1枚の画像として記
憶再生可能となり、従って、本発明の装置全体を単一の
高解像度の画像記憶再生装置と見做して使用することが
可能となる。
【0040】さらに、構成要素の各マルチ画像手段に内
蔵された各プログラム可能計算手段がそれぞれ並列に動
作してマルチ画像の管理やデータ処理や伝送を単体又は
複数で分散して単一又は並列に行うことが可能となる。
又より高解像度画像の記憶再生が必要ならばマルチ画像
装置を追加することにより新たに装置を開発することな
く容易に再構成できる。
【0041】さらに、必要に応じて画像圧縮や復号の処
理や画像編集や画像データベースなどの処理も前述と同
様に分散して並列に行うことができる。従って、これら
の手段を一体としてマルチ画像を高解像度の画像と見做
してマルチ画像全体を効率よく処理し記憶や蓄積や管理
をして再生や伝送することが可能となる。
【0042】又、画像入力や画像処理や画像の記憶蓄積
再生がマルチ画像手段毎に分散して行われるので、マル
チ画像装置全体として個々の内部結合線や外部結合線の
通信容量や各装置の能力を越えた高解像度の画像の記憶
再生や伝送とこれらの機能に付随したデータ処理を効率
良く有機的かつ迅速に行うことが可能となり、従来、各
構成要素自体の能力によって築かれていた技術の壁を打
破して、従来の装置によっては到底実現不可能な超高解
像度画像の記憶再生を実現したことと画像を各種画像方
式に共通した画像単位かつ計算機の単位に分割管理して
再生に当たっては指定された画像方式の画像に合成する
又は各種画像方式対応マルチ画像方法の画像にしたこと
で統一的な画像の記憶蓄積や再生を可能にした。
【0043】これらのことから本発明の装置や方法を実
現したものにより解像度の異なる各種画像方式の画像を
記憶再生可能にした。さらに、上記の装置を各々複数台
作り、あるいは上記の方法のものを複数実現して、それ
らを互いに異なる場所に配置して、上記のそれらの装置
や方法によるものの外部結合線を通信路で互いに結合し
て一体として情報ネットワークを構成し、画像の入力、
画像処理、記憶蓄積、伝送、放送およびその表示が情報
ネットワークとして可能となることを特徴とする各種画
像方式対応マルチ画像記憶再生装置および方法に基づく
画像情報ネットワークシステムを構成し得るようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置に係る実施例構成のブロック線図
【符号の説明】
1 プログラム計算機 2 画像方式設定部 3 画像単位設定部 4 分割処理部 5 合成処理部 6 画像バッファメモリ部 7 マルチ画像処理装置 8 記憶蓄積装置 9,10,11, 12 マルチ画像装置 13 通信制御装置 14 内部結合線 15 外部結合線 16 画像方式識別指定装置 17 システム計算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/00 107 H04N 1/32 Z 1/21 1/387 1/32 7/16 A 1/387 G06F 15/62 A 7/16 G09G 5/00 555D (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 351 G06T 1/00 G09G 5/00 H04N 1/00 - 1/387 H04N 5/91,7/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像方式の何れの1つにも対応可
    能な各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置におい
    て、当該装置が: 前記複数の画像方式に共通の画像単位でもってこれらの
    画像データを処理可能ならしめかつ通信や放送のための
    伝送、処理、記憶、制御、入出力又は表示をするための
    プログラム計算機(1)と;前記プログラム計算機
    (1)に接続され対象とする複数の画像方式の内よりそ
    の一つを設定する画像方式設定部(2)、前記画像方式
    設定部(2)に接続され前記画像単位を設定可能とする
    画像単位設定部(3)、前記画像単位設定部(3)に接
    続され前記画像データを画像単位によって分割しマルチ
    画像とするための分割処理部(4)、前記画像単位設定
    部(3)に前記分割処理部(4)と並列接続され前記マ
    ルチ画像を設定された各種画像方式の画像に合成するた
    めの合成処理部(5)および前記マルチ画像の分割処理
    部(4)と前記画像合成用合成処理部(5)とに接続さ
    れ分割や合成や処理のための画像を記憶する画像バッフ
    ァメモリ部(6)から構成されたマルチ画像処理装置
    (7)と;前記プログラム計算機(1)に接続され前記
    マルチ画像の記憶や蓄積や管理のための記憶蓄積装置
    (8)と;これら前記マルチ画像処理装置(7)と前記
    記憶蓄積装置(8)とを前記プログラム計算機(1)に
    結合して構成されたそれぞれのマルチ画像装置(9,1
    0,11,12)内部結合線(14)を介して外部の
    機器や外部の通信路との間の画像データおよび制御のた
    めの情報を伝送し通信する通信制御装置(13)と;前
    記通信制御装置(13)と外部の機器や通信路とを結合
    するための外部結合線(15)と;前記通信制御装置
    (13)に接続されこれら全手段を管理し運用するため
    のプログラム可能なシステム計算機(17)と;前記シ
    ステム計算機(17)に接続され入出力される画像の各
    種画像方式を識別指定してかつマルチ画像より画像デー
    タの合成に当たりその画像方式を各手段に伝える画像方
    式識別指定装置(16)とを具備し、 対象とする一又は複数の画像方式が扱う一又は複数の解
    像度の画像又はこれらの画像に音声又は文字データが付
    加されたものを記憶再生するに当たり、アナログ方式の
    部分の情報は全てディジタル変換して全ての情報がディ
    ジタル化されたデータに変換して、複数のディジタル方
    式の画像単位が設けられるよう構成し、 複数の前記マルチ画像装置(9,10,11,12)を
    合わせて一体となし、はこれら複数の画像単位として
    の前記マルチ画像装置(9,10,11,12)によっ
    て前記画像データの入力、画像処理、記憶蓄積、再生、
    管理、伝送、放送又は表示するに当たり、複数のディジ
    タル方式の画像単位を設けて、対象とする複数の画像方
    式が扱う一又は複数の解像度のディジタル化した画像デ
    ータをそのまま又は画像処理を加えた後にこの画像単位
    の複数枚で構成するところのディジタル方式のマルチ画
    像となるよう構成し、如何なる処理対象画像データをも
    この画像単位でもって一元的に分散又は一括して又は再
    構成して入力、画像処理、記憶蓄積、管理、伝送、放送
    は表示するよう構成し、さらにこの画像単位に分割さ
    れているこれらのマルチ画像の全体又はその一部分をあ
    たかも空間的に−枚又は複数枚の又はそれらの時間的に
    一連のものよりなる画像又は動画像又は元の対象画像と
    して再構成して再生するよう構成したことを特徴とする
    各種画像方式対応マルチ画像記憶再生装置。
  2. 【請求項2】 前記通信制御装置(13)、前記プログ
    ラム計算機(1)および前記システム計算機(17)の
    全て又はそれらの幾つかの手段が組合わされて一つの手
    段に統合されたことを特徴とする請求項1記載の各種画
    像方式対応マルチ画像記憶再生装置。
  3. 【請求項3】 複数の画像方式の何れの1つにも対応可
    能な各種画像方式対応マルチ画像記憶再生方法におい
    て、当該方法が: 前記複数の画像方式に共通の画像単位でもってこれらの
    画像データを処理可能ならしめかつ通信や放送のための
    伝送、処理、記憶、制御、入出力又は表示をするための
    プログラム計算機(1)と;前記プログラム計算機
    (1)に接続され対象とする複数の画像方式の内よりそ
    の一つを設定する画像方式設定部(2)、前記画像方式
    設定部(2)に接続され前記画像単位を設定可能とする
    画像単位設定部(3)、前記画像単位設定部(3)に接
    続され前記画像データを画像単位によって分割しマルチ
    画像とするための分割処理部(4)、前記画像単位設定
    部(3)に前記分割処理部(4)と並列接続され前記
    ルチ画像を設定された各種画像方式の画像に合成するた
    めの合成処理部(5)および前記マルチ画像の分割処理
    部(4)と前記画像合成用合成処理部(5)とに接続さ
    分割合成処理のための画像を記憶する画像バッフ
    ァメモリ部(6)から構成されたマルチ画像処理装置
    (7)と;前記プログラム計算機(1)に接続され前記
    マルチ画像の記憶蓄積管理のための記憶蓄積装置
    (8)と;これら前記マルチ画像処理装置(7)と前記
    記憶蓄積装置(8)とを前記プログラム計算機(1)に
    結合して構成されたマルチ画像装置(9,10,11,
    12)を内部結合線(14)を介して外部の機器や外部
    の通信路との間の画像データおよび制御のための情報を
    伝送し通信する通信制御装置(13)と;前記通信制御
    装置(13)と外部の機器や通信路とを結合するための
    外部結合線(15)と;前記通信制御装置(13)に接
    続されこれら全手段を管理し運用するためのプログラム
    可能なシステム計算機(17)と;前記システム計算機
    (17)に接続され入出力される画像の各種画像方式を
    識別指定してかつマルチ画像より画像データの合成に当
    たりその画像方式を各手段に伝える画像方式識別指定装
    置(16)と;を具備し、 対象とする一又は複数の画像方式が扱う一又は複数の解
    像度の画像又はこれらの画像に音声又は文字データが付
    加されたものを記憶再生するに際し、アナログ方式の部
    分の情報は全てディジタル変換して全ての情報がディジ
    タル化されたデータに変換して、複数のディジタル方式
    の画像単位が設けられるよう構成し、 複数の前記マルチ画像装置(9,10,11,12)
    合わせて一体となし、又はこれら複数の画像単位として
    の前記マルチ画像装置(9,10,11,12)によっ
    て前記画像データの入力、画像処理、記憶蓄積、再生、
    管理、伝送、放送又は表示するに当たり、複数のディジ
    タル方式の画像単位を設けて、対象とする複数の画像方
    式が扱う一又は複数の解像度のディジタル化した画像デ
    ータをそのまま又は画像処理を加えた後にこの画像単位
    の複数枚で構成するところのディジタル方式のマルチ画
    像となるよう構成し、如何なる処理対象画像データをも
    この画像単位でもって一元的に分散又は一括して又は再
    構成して入力、画像処理、記憶蓄積、管理、伝送、放送
    は表示するよう構成し、さらにこの画像単位に分割さ
    れているこれらのマルチ画像の全体又はその一部分をあ
    たかも空間的に1枚又は複数枚の又はそれらの時間的に
    一連のものよりなる画像又は動画像又は元の対象画像と
    して再構成して再生するよう構成したことを特徴とする
    各種画像方式対応マルチ画像記憶再生方法。
  4. 【請求項4】 前記通信制御装置(13)、前記プログ
    ラム計算機(1)および前記システム計算機(17)の
    全て又はそれらの幾つかの手段が組合わされて一つの手
    段に統合されたことを特徴とする請求項3記載の各種画
    像方式対応マルチ画像記憶再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の各種画像方式対応マルチ
    画像記憶再生装置を各々複数台作り、それらを互いに異
    なる場所に配置し、前記外部結合線(15)を通信路で
    互いに結合し一体として情報ネットワークを構成し、画
    像の入力、画像処理、記憶蓄積、伝送、放送又は表示が
    なされる情報ネットワークを構成したことを特徴とする
    各種画像方式対応マルチ画像記憶再生用画像情報ネット
    ワークシステム。
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