JP4445592B2 - フレーム変換を伴うマルチフォーマットa/v制作システム - Google Patents
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Description
発明の分野
この発明は、一般的にビデオ制作、写真画像処理、そしてコンピュータグラフィックデザインに関連するもので、とりわけ高品位テレビ番組を含む、テレビ、その他の用途に使用される映像の業務用品質の編集と処理をすることができるマルチフォーマットのビデオ制作システムに関連します。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
種々の番組配給方法(ケーブルTV、ホームビデオ、放送など)を通して実用になっている数多くのテレビチャンネルが、急激に増え続けており、それにともなう番組制作、とりわけ高品質のHDTVの番組の需要が、番組制作者にとって、技術的にも経済的にも、特別な難題となってきています。業務用の編集機や画像処理機器の値段は、R&Dやその他の要因により、上がり続けていますが、一方、パーソナルコンピューターを含む、一般向けのハードに関しては、プロでない人、または初心者でも、十分に手の届くコストで、かなりの特殊効果を行うことができるようになりました。結果として、これら二つの分野の区別がつきにくくなりました。一般向けのPCベースの機器は現段階では業務用機器が持つ実時間でフル解像度の画像を処理できる能力を持ち合わせていませんが、次々と紹介される新しい世代のマイクロプロセッサーの処理はどんどん早くなっていますし、より高い解像度の用途に使えるようになってきています。さらに、メモリー回路やその他のデーターの記憶装置の値段も継続して下がり、そのような機器の容量は劇的に増加してきています。そしてこれらの発展によって、PCベースの画像処理システムを業務用の用途に使用する可能性が高まっています。
【0003】
専用の機器の分野に関しては、伝統的に二つの分野の業務用の画像処理システムの発展に関心が持たれています。その一つは最も高品質の映画の特殊効果を目的としており、そしてもう一つは、現在の放送システムの現実と経済性の中で完全な35mm劇場映画の品質を提供できるテレビ放送用を目的としています。今までの一般的な35mm劇場映画の品質は、上映用で1200本同等かそれ以上の解像度があり、カメラのネガティブでは2500本かそれ以上の解像度があると思われてきました。これらを踏まえて、現在審議されている画像方式はHDTV放送を高いレベルの制作用に2500かそれ以上の走査線を持つビデオシステムになるように検討されてきました。そしてこのHDTVの方式を下位変換することによってNTSCかPALに互換性をもたせる方式になるような階層構造になっています。提議されているほとんどのものが順次方式を使っていますが、この発展的な処理の一つとして、飛び越し走査も認められた方式として検討されています。もう一つの重要な事柄はコンピューターグラフィックに互換性がある方式であることです。
【0004】
現在のコンピューターと画像処理の技術的な方向性は、1200の走査線より少ない制作機器により画像拡大して、上位変換する階層構造の方式によって画像を劇場上映用や映画の特殊効果用そして映画の記録用に変換できます。さらに、一般用のハードの発展は、これまで参照されたどれにも述べられていない主題である経済的制作の側面に取り組むことを可能にします。
【0005】
発明の概要
ここに提出する発明は、経済的なマルチフォーマットビデオ制作システムを提供することを可能にする一般用のハードを利用するものです。この実現においては、特別の画像処理の機能が、高性能パーソナルコンピューターかワークステーションに含まれ、ユーザーが、入力したビデオ番組の編集と処理をして、異なったフレーム速度、ピクセルの大きさ、あるいは異なった両方を持つ最終の方式の送出番組を制作することを可能にします。このシステムの内部制作の方式は、標準とワイドスクリーンテレビ、高品位テレビ、そして映画に関連する、現存する、そして将来計画されている方式に最大の互換性を提供するように、選択されます。映画と互換性をもつ為に、内部制作の方式のフレーム速度は毎秒24であることを提起します。画像は、各々の用途の特定の要求を充足させるように、システムにより拡大・縮小して、リサイズされ、そしてフレーム速度は、フレーム間補間によって処理されたり、あるいは毎秒24から30フレームに変換する3:2プルダウンか、非同期の読み出しそして書き込みをすることにより、番組の記録設備を使ってフレーム変換を操作します。
【0006】
この発明は、複数のインターフェース機器で構成され、それらは、ある入力方式のビデオ番組を標準・ワイドスクリーンの方式の画像を表す出力信号に変換するための標準・ワイドスクリーンインターフェース機器を含み、そして付属の表示機器に信号を出力します。高品位テレビインターフェース機器は、HDTVの方式の画像を表す出力信号に、入力した方式のビデオ番組を変換するように作用して、そして表示機器に信号を出力します。
【0007】
ビデオ番組入力、グラフィックプロセッサー、そしてオペレーター用のインターフェース間を通信、操作する集中制御器は、オペレーターがグラフィックプロセッサーによって、テレビインターフェースを使用して、一つあるいはそれ以上の変換ができるように命令を出すことができます。ここに提出する発明は、このように、低価格の一般用のハードを使用して、そして高いS/N比を維持した、比較的低いピクセルの大きさでの制作を促進します。そして、その後に、高品位方式の最終番組に結果を拡大します。この発明と競争している研究方法は、対照的で、そのやり方というのは、高解像度で扱うことを推薦していて、必要ならば、より低価格の方式に下方変換するといった、この提出している発明が削減しようと努力している高いコストの専用のハードの必要性を助長するものとなっています。
【0008】
【図面の簡単な説明】
図1Aから1Dは、望ましいそしてその代わりのピクセルでの画像のアスペクト比を示します;
図2は、ディスクベースの記録の機能図を示します;
図3は、マルチフォーマットA/V制作システムを構成する部分を示します。;
図4は、フレーム変換を実行する為の、非同期の読み出しそして書き込みをすることにより、ビデオ番組の記録手段を実現する代わりの方法を示す機能図です。;
図5は、マルチフォーマットA/V制作システムの、種々の現存するそして計画されているビデオフォーマットへの相互関係を示します;
図6は、放送番組供給や衛星受信そしてデーターネットワークインターフェースを含む完全なテレビ制作システムの実現を示します。
【0009】
発明の詳細な説明
ここに提出する発明は、主に、現在そして未来の画像処理やテレビの方式と互換性を保ちながら、アスペクト比、解像度、そしてフレーム速度の相互関連性を確立する為の、不可欠なフレーム速度変換を含む、異なる画像処理またはテレビ方式の変換に関係しています。これらの方式は現在実用のマルチスキャンコンピューターモニター上に、表示できるピクセルの大きさの画像を含み、そして専用のハードにより、これらのモニターの能力を越える高いピクセル数のフレームを見ることができるようにします。画像は、各々の用途の特定な必要性を充足させるように、システムによって、大きく、あるいは小さくリサイズされ、そしてフレーム速度は、フレーム間補間によって、例えば(毎秒24から30フレームに変換する、映画からNTSCのような)3:2プルダウンを使用するような、またはフレーム速度自身(PALのテレビ表示の為に、24から25fpsに)を早めることによる伝統的方法によって適応しています。リサイズの操作は、画像のアスペクト比の保存に関係するか、あるいは、ある部分を切り落とすことにより、画像を圧搾するような、ノンリニアの変化を行うことにより、あるいは、パン、スキャン、そしてその他の映像の中心を変化させることによって、アスペクト比を変えることができます。映画が、しばしば普遍の方式として、参照されるのは、主に、35mmの映画機器が標準で、世界中で使用されているからで、この発明の内部の、あるいは制作のフレームは毎秒24フレームであることが提起されています。
【0010】
この選択は、また、24フレームの速度が、30フレームより感度の高いカメラの実現を可能にする、追加の長所を持ち、それは、順次走査を使用するシステムにとっては、より一層重大であり、その為に、その速度は、ある他の提案によるシステムにおける毎秒60フィールドに対して、毎秒48フィールドになります。
【0011】
画像の大きさは、今までのCCDタイプのカメラを使用することが可能ですが、全体の信号の回路を通して、直接にデジタル処理を使用することが好まれ、そしてこれは、典型的アナログRGB処理回路を完全なデジタル回路で入れ替えることによって実現されます。制作の効果は、画像の大きさが、適切である時はいつでも行うことができ、そして記録する為に、リサイズされます。画像は、可搬型ハードディスク、可搬型媒体でのハードディスクドライブ、光学か光学磁気ベースのドライブ、あるいはテープベースのドライブを働かせた、記録機器に、圧縮されたデーターの形が好まれて、デジタルデーターを書き込むことにより、記録されます。画像処理のデーターレートとディスクドライブとの読み書きが、増加するので、現在数秒必要としている、多くの処理は、すぐに実時間で達成できるようになり、遅い速度で、映画のフレームを記録する必要がなくなります。スローモーションやファーストモーションのような、その他の制作効果も、具体化され、そして今日の技術で、どうしても限界があるのが、これらの効果のフレーム速度だけです。特に、ノンリニア編集、アニメーション、そして特殊効果のような技術は、このシステムの実現から有利になります。音声の場合に、データーレートの必要条件は、音質に大きく機能します。音声信号は、制作の為の、交互に噛み合った、または同期したシステムによって、別々に扱われ、あるいは音声データーはビデオデーターストリームの中に交互に重ね合わせられます。この方法の選択は、望まれる制作処理のタイプにより、そして現在の技術の限界によります。幅広い種々のビデオの方式と機器の構成は、この発明に応用でますが、このシステムは、現在実用の機器そして方法に最も互換性があるものとして、説明されます。図1Aは、画像のサイズそしてピクセルの大きさの互換性のあるシステムの一つの例を表わしています。選択されるフレーム速度は、映画の要素との互換性の為に、毎秒24フレーム(2:1のインターレースで)が好まれ、選択される画像のピクセルの大きさは、全てのHDTVシステムに予定されているワイドスクリーンアスペクト比に互換性を持たせる為に、1024x576(0.5625Mpxl)が好まれ、そして今までの4:3のアスペクト比が、PALシステム(768x576−0.421875Mpxl)に使用されます。全ての具体化は、他のピクセルの形も使用されますが、正方形のピクセルによることが好まれます。(多くの画像処理ソフトのパッケージで実用的な、良く知られた、複雑なサンプル技術を使用するか、あるいは代わりに、これから説明するハードの回路を使用した)2048x1152(2.25Mpxl)へのリサイズは、HDTV表示に、あるいは劇場上映システムにも、向いた画像を提供います。そして、さらなる4096x2304(9.0Mpxl)へのリサイズは、最も要求の厳しい制作効果にも適切です。画像は、16:9のワイドスクリーンTVフレームの為に5:1のデーター圧縮され、あるいはHDTVの為に10:1にされます。データーファイルは、そこで、RGBのワイドスクリーンのフレームで、ほぼ8.1MB/secだけ必要で、RGBのHDTVのフレームでは16.1MB/secだけ必要とします。
【0012】
この発明のもう一つの具体化は、図1Bに示されています。この場合、ユーザーは、4:3のアスペクト比で撮影される、映画制作に一般的に使用される技術に従います。ワイドスクリーンに上映される時は、フレームの上と下がアパチャープレートにより、遮られて、画像が望むアスペクト比(典型的に1.85:1か1.66:1)を表します。もし元の画像の方式が、4:3の比で、1024x768のピクセルの大きさで、毎秒24フレームで記録されたならば、全ての画像処理は、この大きさを保ちます。現存の方式との完全な互換性は、大きさを変えてこれらの画像から直接にNTSCやPALの画像を制作できる結果を生み、そして前述のワイドスクリーン画像は、画像の上から96本の列を、そして画像の下から96本の列を取り除いて、結果として、上記で説明した、1024x576の画像の大きさになって提供されます。これらの方式のそれぞれのデーターの容量は、0.75Mpxlになり、そして上記で説明したデーター記録の必要性は、同じ様になります。
【0013】
この発明のもう一つの具体化は、図1Cに描かれています。このシステムは、FCC(連邦通信委員会)のATV研究委員会によって検討され、そして幾つか提案されているデジタルHDTVフォーマットの中で、推薦されている画像の大きさに従います。採用されているこの方式は、1280x720のピクセルの大きさを持つワイドスクリーンを想定しています。これらの画像の大きさ(毎秒24フレーム、2:1のインターレースで)を使用して、現存の方式との互換性は、その画像のそれぞれの側から、160本の縦線を取り除くことによって、このフレームサイズから得られるNTSCとPALの画像として、実現し、その結果として、960x720のピクセルの大きさを持つ画像になります。この新しい画像は、大きさを変えて、NTSCの640x480か、PALの768x576のピクセルの大きさを持つ画像を創ります;それに対応したワイドスクリーンの方式は、それぞれ、854x480そして1024x576になります。この場合、1280x720のピクセルの大きさを持つ画像は、1,000本の水平解像度で、0.87890625Mpxlを含みます;さらに、FCCのATSCで評価中のこのシステムはまた、ただの640x360のピクセルを維持した詳細な、二つのクローマ信号の10分の1を想定しています。上記で説明されたこのデーター記録の必要性は、同じ様になります。プログレッシブ走査での毎秒24フレームの開発の方向は、2048x1152のピクセルの大きさを持つ画像を制作する、以前に説明した方法を使用するように、はっきりと明示され、そして実際的でもあります。
【0014】
この発明のさらなる別の具体化を、図1Dに示します。図1Bの参照で説明しましたシステムでのように、使用者は、4:3のアスペクト比の画像で撮影される、映画制作に一般的に使用される技術に従います。ワイドスクリーン方式の画像として上映された時、アパチャープレートによって上と下の場所が再び遮られて、画像が望まれるアスペクト比(典型的に1.85:1か1.66:1)を表します。元の画像方式が、4:3の比で、そして1280x960のピクセルの大きさで、毎秒24フレームで記録されているので、全ての画像処理はこれらの大きさを保ちます。現存の方式との完全な互換性は、大きさを変えることにより、これらの画像から直接にNTSCとPALの画像を制作できる結果を生み、そして前述したワイドスクリーン画像は、画像の上から120本の横列のピクセルを、画像の下から120本の横列のピクセルを取り除き、提供され、結果として、上記で説明した1280x720の画像サイズになります。これらのフレームのそれぞれのデーター容量は、0.87890625Mpxlで、そしてデーター記録の必要性は同じ様になります。
【0015】
ここに説明されたどの場合でも、位置と画像の中心の信号をデータストリームの中に含むことにより、パンとスキャン操作を実行する為に、受像機か表示モニターが利用できるような情報を含むことができます。そしてその情報により、表示器のアスペクト比と違う信号を表示するように適切に働きます。例えば、ワイドスクリーンで送信された番組は、今までの一般的な4:3のアスペクト比の表示器が自動的に適切な位置にパンするように、画像の中心の位置を変えるように指示する情報を含みます。クレジットや特別なパノラマ映像の表示には、モニターはオプションとしていっぱいのレターボックスに切り替えることができるか、画像を中心にして、画像の両側面を取り去ったいっぱいの高さといっぱいの幅で表示器の画像の上下を何もないようにしたレターボックスとの中間のような、中間の状態に対応する情報を含んで、画面の大きさを変えます。この位置と大きさの情報は、使用する表示方式の制限の中で、元の素材の芸術的価値を維持できるように、映画からビデオにトランスファーする時の典型的な操作であるパンとスキャンを使用者が制御して決定できます。
【0016】
現在のCCD素子のカメラは、f8で2000luxの感度で、水平輝度解像度800本以上、そしてS/N比62dBの画像を創ります。けれども、典型的なHDTVカメラでは、1,000TV本の解像度と、同様な感度で、広帯域アナログ増幅器とCCD素子の物理的大きさの制限により、54dBだけのS/N比で、画像を創ります。この発明のカメラシステムでもって、より一般的CCD素子を使用し、そしてコンピューターでの、画像のリサイズにより、HDTVタイプの画像を創ることで、より改善されたS/N比が得られます。
【0017】
この新しい設計のアプローチに順応したカメラが実際に具体化することにおいて、大規模な照明の用意の必要がなくなり、その次に、リモート制作での発電機そして、スタジオ用途でのAC電源の需要が少なくなります。
【0018】
CCDベースのカメラで、赤と青のCCDの画素は合わせ、緑のCCD画素は1/2ピクセル幅だけ水平にずらして、解像度を上げる技術は一般的になっています。この場合、画像の情報は位相があっていますが、偽信号のゆえに擬似情報は位相がずれています。三つのカラー信号が混合された時、画像情報は、そこなわれていませんが、ほとんどの偽情報は、打ち消されてしまいます。この技術は、対象が単一の色である時は、きわめて効果が少なく、偽情報を抑える為に、それぞれのCCDに光学低域フィルターを実装するのが一般的な方法です。さらに、この技術は、コンピューターベースの画像には、カラーのピクセル画像が常に合っているので、用いる事ができません。
【0019】
けれども、一般的使用のビデオでは、この画素ずらしの用途の結果は、輝度信号の水平解像度を、約800本にはっきりと上げることができます。
累進的により高い容量、そしてデーター送信速度のハードディスクドライブの可能性は、継続的により長い、そして高い解像度の画像の表示を実時間で可能にします。以前に述べたデーターレートで、ワイドスクリーンフレームは、毎分486MBの必要があり、そのことから、現在実用の10GBのディスクドライブは、21分以上のビデオを記録します。今後予想される100GBのディスクドライブ(2.5インチか3.5インチのコバルトクロームを使用したディスク、バリウムフェライトあるいは他の高密度磁気記録素材を使用して、)が実用になった時、これらの機器は、210分あるいは、3.5時間のビデオを記録します。この用途で、データー記録機器は、編集や制作活動ができるようにし、そしてこれらの機器が、ベータカムやENGカメラで、そしてビデオ制作で現在使用されるビデオカセットと全く同じ様に働くことが期待されます。このデーター記録機器は、可搬型記録媒体の、磁気、光学、光学磁気ディスクドライブによって、あるいはPCMCIAの標準のような、可搬型ディスクドライブ機器によって、実現されます。PCMCIA媒体は、1.8インチの大きさですが、一方の可搬型媒体の記録機器は、この限界に制限されるのではなく、そして2.5インチか3.5インチディスクのようなより大きい媒体を働かせることができ、これによって、より長い継続番組のデーター記録をできるようにするか、あるいは同じ大きさの媒体の限界の中で、データー圧縮比を低くするか、より高いピクセル数の画像を記録するように適応できます。
【0020】
図2は、ビデオカメラの中で、あるいは別々に編集と制作設備の中で、働く記録機器ベースのデジタルレコーダーの機能図を示します。示されているように、可搬型ハードディスクドライブ70は、バス制御器72を通して、インターフェースし、実際には、光学、あるいは光学磁気ドライブのような、代わりの記録方法が、SCSIかPCMCIAのような種々のインターフェースバス方式により、使用できます。このディスクドライブシステムは、現在、毎秒20MBのデーター送信速度を達成していますが、高容量可搬型メモリーモジュールのような、高速で他のデーター記録機器が、待ち望まれています。マイクロプロセッサー74が、種々の構成部分をまとめる、64ビットか、それより広いデーターバス80を制御します。現在、実用のマイクロプロセッサーは、DEC社のAlpha21064、あるいはMIPS社のMIPS R4400が含まれますが、将来においては、データーの送信速度毎秒100MBを維持することができる、既に紹介されたIntel社のP6、あるいはPowerPC 620に依存します。76に示されている、256MBまでのROMは、78に示されている、256MBあるいはそれ以上のRAMのように、操作用に使用されます。現在のPCベースのビデオ制作システムは、複雑な編集効果ができるように最低64MBのRAMを装備しています。グラフィックプロセッサー82は、入力ビデオ信号84と、出力ビデオ信号86を処理するのに必要な、種々の巧みな操作を行う専用のハードを代表します。それらの信号は、RGBの方式で示されていますが、入力か出力は、Y/R−Y/B−Y、YIQ,YUV、あるいは他の普通に使用されている方式のような、代わりの方式で構成できます。とくに、プロセッサー82のソフトベースの実現は可能ですが、標準・ワイドスクリーン信号(NTSC/PAL/Widescreen)には、5:1のデーター圧縮を働かせるシステムで、そしてHDTV信号(上で説明されたように、2048x1152の)には、10:1のデーター圧縮比を働かせるシステムで、ハードベースで実現されることが好まれます。このデーター圧縮の多くの実用的なオプションの一つの例は、現在実用なモーションJPEGシステムです。画像のリサイズは、Genesis Microchip社のgm865x1かgm833x3のような、専用マイクロプロセッサーによって実行されます。音声信号は、FCCによって、あるいは、マイクロソフト社のAVI(音声・ビデオの交互の重ね合わせ)ファイル方式のような、マルチメディア記録機構で使用される、音声・ビデオ信号をまとめるのに実用的な方法の一つによって、既に評価中のデジタルテレビ送信のいくつかのシステムの中で、提案されているような、データーストリームの中に含まれます。代わりのものとして、音声信号を記録する独立したシステムが、同じシステムと電気回路によって制御された、別れたデジタル記録設備を働かせることによってか、あるいは上記で説明されたカメラシステムの外部の完全に別れた機器を実現することによって、具体化されます。
図3は、マルチフォーマットA/V制作システムを構成する構成部分を示します。図2のコンピューターディスクベースの記録システムの場合のように、インターフェースバス制御器106は、内部ハードディスクドライブ100、テープバックアップドライブ102、そして可搬型媒体を持ったハードディスクドライブ、あるいは可搬型ハードディスクドライブ104を含むことが好まれ、種々の記録機器を利用できるように提供します。具体化されたインターフェースバス標準は、他のものの中から、SCSI−2、あるいはPCMCIAを含みます。データーは、マイクロプロセッサー110の制御のもとでこれら機器間を相互に送信されます。
【0021】
現在、データーバス108は、図3コンピューターディスクベースビデオレコーダーに推薦されているような、マイクロプロセッサーを使用した、64ビット幅で示されているように操作されますが、PowerPC620のような、より高性能のマイクロプロセッサーが実用になりしだい、データーバスは、128ビットに適応するように広げれます。そして、一つのプロセッサーで1,000 MIPSの目標が期待されて、複数の平衡処理の使用ができるようになります。256MBまでのROM112は、必要なソフトを働かせる事が期待され、そして最低でも1,024MBのRAM114は、複雑な画像操作、フレーム間補間、そして複雑な制作効果に必要なフレーム補間を可能にし、種々の画像フォーマットとの間の変換を可能にします。
【0022】
このシステムの重要な点は、一般的に示されたグラフィックップロセッサー116の柔軟性です。実質的には、専用のハードが、画像処理や拡大・縮小のような操作には、最も良い性能を発揮しますが、これらの機能を想定したシステムを必要とはしていません。三つの別々のセクションは、三つの分類された信号を処理するように働きます。これから説明しますビデオ入力と出力信号は、例えば、RGBとして、示されていますが、Y/R−Y/B−Y、YIQ、YUV、あるいは他の代わりのもののようなどれでもこの発明の一部として働きます。一つの可能性のある具体化としては、下記に説明されているようなそれぞれのセクションに別々の回路を作ることで、現在、あるいは未来のPCベースの電気的、そして物理的相互接続の標準と互換できるように、これらの基板が製造されるべきです。
【0023】
標準・ワイドスクリーンビデオインターフェース120は、1024x576か1024x768の画像サイズ内で、操作することを目的とし、一般的に122に示されているように、デジタルRGB信号を処理する為に受け入れ、これらの方式にデジタルRGB出力を創ります。D/A変換器と関連したアナログ増幅器を持った、これまでの内部回路は、内部画像を、アナログRGB信号とコンポジットビデオ信号を含む、2番目のセットの出力に変換するように働きます。これらの出力は、オプションとして、一般的なマルチスキャンコンピュータービデオモニターか、RGB信号入力(示されていない)機能を持った、一般的ビデオモニターのどちらにも供給されます。三番目のセットの出力は、アナログY/Cビデオ信号を供給します。グラフィックプロセッサーは、標準NTSC、PAL、あるいはSECAMのフォーマットのこれらの信号を受けたり、あるいは出力したりするように構成され、そして追加として、医療画像あるいは他の特別な用途の為の方式に役立ち、あるいはコンピューターグラフィックの用途の、どのような望まれる方式の為にも役立ちます。これらの毎秒24フレームの画像を30フレーム(実際には29.97フレーム)NTSCと25フレームPALへの変換は、映画素材を走査するのに使用されているのと同様の方法で実施され、それは、一般的な3:2プルダウンのフィールド処理を使用してNTSCに、あるいは画像を毎秒25フレームのより早い速度で走らせることによってPALにします。他のHDTVのフレーム速度、アスペクト比、そしてライン速度に対しては、フレーム相関とフレーム間補間そして画像変換が、コンピューターグラフィックやテレビの分野で良く知られている同等の技術を使って実行できます。
【0024】
HDTVビデオインターフェース124は、2048x1152か2048x1536の画像サイズ(必要ならばリサイズして)内で操作することを目的として、デジタルRGB(あるいは代わり)の信号を処理の為に受け取り、そして126に一般的に示されているように、同じ画像の方式でデジタル出力を創ります。標準・ワイドスクリーンインターフェース120の場合のように、D/A変換器を構成して、そしてアナログ増幅器に関連した今までの内部回路は、アナログRGB信号とコンポジットビデオ信号の為の、二つ目のセットの出力に内部画像を変換するように働きます。
【0025】
図3に示されているグラフィックプロセッサー116の三つ目の部分は、フィルム出力ビデオインターフェース128で、レーザーフィルムレコーダーのような機器と使用することを目的とした特別なビデオ出力を含みます。これらの出力は、フォーマット変換に必要な、ここで説明するリサイズ技術を使用して、内部で働く画像サイズから4096x2304か4096x3072の画像サイズを提供できるように構成されることが好まれます。毎秒24フレームは映画用の標準のフレーム速度ですが、特にNTSCの素材が使用される時に、一部の制作には毎秒30フレームが使用され、そして代わりの画像サイズと同様に、代わりのフレーム速度は、この発明の申請に適当であると予測されます。
このシステムの幾つかの追加の機能は、図3に表わしてあります。グラフィックプロセッサーは、カラープリンターでの使用の特別な出力132をふくみます。
【0026】
スクリーン表示から最も高い品質の印刷を生み出す為には、プリンターの解像度を画像の解像度に合わせて調整する必要があり、そしてこれは、システムによって創られる種々の画像サイズに対して、グラフィックプロセッサーによって自動的に最適化されます。さらに、光学の画像をシステムの中に取り入れる、静止画像スキャナー、あるいはフィルムスキャナーのように実施されている、画像スキャナー134を含む用意がされています。オプションの音声プロセッサー136は、アナログかデジタルの形のどちらでも音声信号を受け取れるように用意され、138で一般的に指摘されている部分に示されているように、アナログかデジタルのどちらの信号も出力します。ここで説明されているようなビデオ信号と内部混合された音声を含む素材の為に、これらの信号は、編集効果の音声プロセッサーに送られ、そして他の機器へのインターフェースを提供します。
【0027】
図3は、信号入力のそれぞれの種類の一つの組みだけを示していますが、システムは、複数のソースそして種々の方式から、同時に信号を扱うことができます。望まれる性能のレベル、信号の画像サイズ、そしてフレーム速度により、システムは、複数のハードディスク機器とバス制御器そして複数グラフィックプロセッサーと共に実現され、そこで実況カメラ信号、記録された素材、そしてスキャンされた画像のどの組み合わせでもまとめる事を可能にします。改良されたデーター圧縮機構とハードのスピードの発展は、実時間で、段々と高いフレーム速度と画像サイズを処理することを可能にします。
【0028】
単純な再生によりPAL信号を出力することは大きな問題ではありません。何故なら記録されたビデオ信号は望まれるどのようなフレーム速度でも再生できるからです。そして、映画の素材が毎秒25フレームで表示されることはさしつかえありません。実際これは、PALとかSECAMのテレビの国々で映画からビデオテープに移すのに使われている標準の方法です。NTSCと映画の速度の画像の両方を同時に出力することは、3:2のフィールドの重ねあわせの方法で行うことができます。5x24=2x60すなわち二つのフレームを五つのビデオのフィールドに散らばらせます。このように同時に毎秒24枚の映画の映像と毎秒30枚のビデオ映像を再生することが可能になります。
【0029】
30fpsとNTSCの正確な29.97fpsの速度の違いは、システムのフレーム速度を23.976fpsに少し改造することにより僅かなものとなります。これは普通の映画上映では気が付きませんし、普通の映画の速度から許容できる逸脱です。
24fpsの制作用途に構成されたシステムから25fpsのPALタイプの出力を管理すること(またその逆の場合)は、説明すべき技術的課題を提供します。これらの変換とその他のフレーム変換を実現する代わりの方法は図4に参照され説明されています。デジタルの番組の信号404は信号圧縮回路408に供給され、もし入力の番組の信号がアナログの形402で供給されているならば、その時は、A/D変換機406で処理されてデジタルの形に代えられます。信号圧縮器408は実効データー速度を落とすように、入力の番組の信号を処理します。それは業界においてよく知られているJPEGやMPEG−1やMPEG−2などの一般的に使われているデーター圧縮方法を使っています。その代わりとして、デジタルの番組の信号404はデーター圧縮された形で供給されます。この時点で、デジタルの番組の信号はデーターバス410に供給されます。参考の方法として、記録手段Aの412と記録手段Bの414として指定された幾つかのデジタル記録機は、コントロラー418の管理のもとに、デジタルバス410に供給されたデジタルの番組の信号を記録することを含みます。二つの記録手段412と414は交互に使われて、一つが容量がいっぱいになるまで、ソース信号を記録します。この時点でその他の記録手段がその容量がまたいっぱいになるまで、番組の信号を記録し続けます。番組の信号の最大番組記録容量は、入力信号のフレーム速度やピクセルでのフレームの大きさやデーターの圧縮比や記録手段の全体の数と容量などのような種々の要因により決められます。利用できる記録容量がいっぱいになった時は、このデーター記録方法は自動的に以前に書き込まれた信号の上に再び書き込まれるようになります。さらに追加の記録手段が追加されれば、時間の遅延とフレーム速度の変換の容量は増加しますし、全ての記録手段が同じタイプあるいは同じ容量である必要はありません。実際に記録手段は一般に実用になっている記録技術のどれでも使うことができます。例えば、磁気ディスクか光学あるいは磁気光学ディスクまたは半導体の記憶装置などです。
【0030】
番組の信号の再生が望まれる時は、制御器418の管理の下でそして使用者インターフェース420を通して、信号処理器416が供給されている種々の記録手段から記録された番組の信号を取り出します。そして必要とされるどのような信号変換も行います。例えば、もし入力の番組の信号が625本の放送システムに対応する25fpsの速度で供給されたならば、信号処理器は画面の大きさを調整して525本の放送システムに対応する30fpsの信号に変換されるようにフレーム間補間がされます。PALからNTSCなどへのカラー信号符号化変換かフレームの大きさやアスペクト比の変換のような他の変換も必要ならば行われます。信号処理器の出力はその後デジタルの形となり422から取り出せますし、D/A変換器424によりアナログの形で426から取り出せます。実際には、ここには示されていませんが、別々に別れたデーターバスが出力信号を供給します。そして記録手段は、ビデオ表示用途につかわれているデュアルポートRAMかマルチヘッドアクセスのディスクあるいはディスク状の記録器などのようなデュアルアクセス(同時利用)の方法を用いることができ、それにより同時にランダムアクセスで読んだり書き込んだりできることを供給できるように構成できます。単一ヘッドの記録手段で実行する場合は、それに合った入力と出力のバッファを用意することを含み、記録・再生のヘッドの物理的な位置変換の時間を許容します。
【0031】
上記で述べたばかりの同期して記録、そして再記録できることを含む番組の記録手段の使用に際して、もし再生を始める前にその全てが記録されることがわかっていれば、入力と出力信号の流れの間に、何も重なる部分がなくなります。そして代表的にいえば、どの記録された方式が最も少ない記憶装置を必要とするかによりますが、最初の記録の前か後のどちらでも番組の必要とするどれかのフレーム速度への変換を効率良く行うことが良いでしよう。例えば、番組の入力が毎秒24フレームの速度であれば、そのプログラムはたいていそのフレーム速度のまま記録できるようにすることが最も効率が良いでしよう。そして出力する時に、高いフレーム速度に変換を行います。さらに、特定の出力の形に変換される前に、全ての番組が記録されるような場合には、テープによる記録のビット単位のコストの低いことを考慮して、テープによる方式に番組を記録することが最も効率が良いでしよう。もちろんディスクも使えますし、その記録容量が増え続けていますのでより実用的になるでしょう。もし番組が入力されるか記録される間に、別のフレーム速度に出力しなくてはならないことがわかっている場合は、ディスクに記録することが最も効率が良く、上記で説明した技術の一つを使って、継続するかたちでフレーム速度の変換を行うことです。この場合、高容量ビデオ記録は、実際に、最も早いアクセス時間を提供できる大きいビデオバッファの役割をするものとします。経済的な考慮やその他の要因にもよりますが、全ての固体の半導体タイプを使う場合を含むその他の記憶装置の手段も使えます。ある特定の用途の場合、より複雑な変換方法が必要とされます。例えば、命までの設計のフレーム速度変換において、もし番組の信号が24fpsの速度の方式を25fpsの速度で表示したいのであれば、単純に25fpsの速度で信号を供給できるようにソースの信号の再生する速度をあげれば良いことは、よく知られている方法です。
【0032】
これは24fpsの映画素材を25fpsのPALの方式に変換するのにつかわれる手順です。けれども、これを実現するには、出力信号の使用者はソース信号の再生に関して制御できなくてはなりません。直接の放送衛星による送出のような広範囲な送出システムにおいては、これは不可能なことです。24fpsで送出されたソースの信号は良く知られている3:2プルダウンの技術を使用して、30fpsに変換することは容易にできますが、同時に25fpsへの変換は容易にはできません。それは24フレームの進行をフレーム間の補間をする必要回路の処理は複雑で高価である為です。けれども、図4のシステムを使っての変換は簡単です。もし、例えば、120分続く24fpsの番組がその方式で送信されるならば、全体で172,800(120x60x24)フレームあり、25fpsでのスピードを早めた番組の表示は、入力のフレーム速度は毎秒につき一フレームづつか番組全体を通して7,200フレームだけ出力のフレーム速度より遅れることを意味します。24fpsの送信速度で、これは300秒の送信時間に対応します。別に言い換えれば、24fpsの入力の番組と25fpsの出力の番組が同時に終わる為には、入力の処理は出力の処理を始める300秒前に出発させなくてはなりません。そこで、この処理を行う為には、300秒の番組素材を維持する容量の記録手段を必要とし、実際に信号のバッファとして働きます。例として、ここに発表される標準TVの8.1MB/秒からHDTVの16.2MB/秒に速度が変わるデーター圧縮のシステムにおいては、4.7GBまでのデーターを記録する必要があり、それは複数のディスクか一般の記録技術を利用します。
【0033】
25fpsの信号を24fpsで表示する場合あるいは30fpsのような24fpsからの変換によりできるその他のデータ速度の場合は同じような状況がおこります。この場合は、ソースの信号は出力の信号より早いフレーム速度で供給され、それは送信の最初から番組を見る視聴者はソースの信号の速度より遅れることになります。そして、記録手段により、ソースの信号が到着した後、表示する時間として番組のフレームをある程度保持する必要があります。上記のように120分番組の場合、ソース信号の視聴はソース信号が終わった後300秒で終わることになり、そして同様の計算が記録手段の容量に当てはまります。
【0034】
30fpsから24fpsへのあるいは25fpsへのフレーム速度の変換は、より複雑です。何故ならば、何らかのフレーム間補間が必要だからです。ある場合は、複数のフレーム記録装置を通して、一般的に良く知られている方法であるこの種の補間ができます。それはNTSCからPAL(30fpsから25fps)への変換に典型的に用いられます。この時点で上記に説明した方法と機器により25fpsから24fpsへの変換が行われます。
【0035】
このフレーム変換を実行する別の方法は、実際には3:2プルダウンの手順と反対を行うことです。連続する信号の毎5フィールドを選びそして一つを間引いたら、残ったフィールドは5:4の結果の比率となり、30fpsから24fpsに変換するのに望まれる結果になります。この場合は、四つの連続するフィールドをそれぞれ奇数を偶数フィールドに偶数を奇数フィールドにするなどの、フィールドの表示を反対にすることにより映像信号を再インターレースしなくてはなりません。そして信号の流れが奇数と偶数フィールドの間で交代して継続します。次の四つのフィールドは保持されて、五番めのフィールドが取り去られます。そしてその次の四つのフィールドの表示が再び反対になります。このパターンは番組を通して継続されます。もしオリジナルのソースの素材が映画のような24fpsからであれば、その時もし繰り返されるフィールドが例えば3:2の連続の3フィールドが変換するときに表示されていたならば、これらのフィールドを取り除くことは単純にその元の形に戻すだけです。もし望まれる変換が30fpsから25fpsであるならば、ここの上記で説明された記録によりフレームを変換する方法用いることにより同様な手順で行えます。あるいは、代わりとして、30fpsから24fpsへの変換で説明した方法により、毎六フィールドごとに間引きすればできます。
オリジナルのソースの素材のフレーム速度と中間の変換により、使用者は画質の劣化が最も少ない方法を選びます。
【0036】
これらの用途において、記録手段の出現により、視聴者が番組の送出を制御できるようになりました。それはユーザーインターフェースを使って、信号が記録されているときか、その後で、信号の再生の遅延やその他の特性を制御することです。実際に、非常に広い範囲での入力のフレーム速度と出力のフレーム速度の変換がこのシステムにより実用になっています。
【0037】
図5は、全ての可能な具体例は含まれてはいませんが、この発明と互換性がある種々のフィルムとビデオの方式の内部相関関係を示します。典型的操作で、マルチフォーマットA/V制作システム162は、フィルムベースの素材を受け取り、そして毎秒24フレームのこの内部の方式で、既に現場で制作された素材とそれらを組み合わせます。実際、素材は、どのフレーム速度あるいは方式でのビデオを含む他のどの方式からでも変換できます。制作効果が実施された後、出力信号は、164に示されている毎秒30フレームでのHDTV、166で示されている毎秒30フレームのNTSC・ワイドスクリーン、170に示されている毎秒25フレームのPAL−SECAM・ワイドスクリーン、あるいは172に示されている毎秒25フレームのHDTVを含み、しかし、それだけに限られるのではなく、必要とされるどの使用にも構成することができます。さらに、毎秒24フレームでの出力信号は、フィルム記録器168を使用できます。
【0038】
図6は、ユニバーサルテレビ制作システムを提供する、画像サイズ、アスペクト比、そしてフレーム速度の選択可能の一つに関係する具体例を示します。
示されたように、信号は、普通の放送信号210、衛星受信機212、そして高帯域データーネットワーク214を含む、幾つかのソースのどれからでも供給されます。
これらの信号は、データーの伸長プロセッサー222に供給される前に、データーネットワークあるいは情報スーパーハイウェイの為に、適切なアダプター器220そしてデジタルチューナー218へ提供されます。プロセッサー222は、必要などのようなデーター伸長そして種々の信号ソースの為の信号調整を提供して、そしてデジタルチューナー218、そしてアダプター220は、オプションとして現存するハードの一部として含まれますが、一般目的のコンピューターの為の、プラグイン回路基板として実現されることが好まれます。
【0039】
プロセッサー222の出力は、内部データーバス226に供給されます。このシステムマイクロプロセッサー228は、データーバスを制御して、そして16から64MBのRAM230、そして64MBまでのROM232を備えています。このマイクロプロセッサーは、PowerPC 604かPowerPC 620のような、以前に説明されたものの一つを使用して、実行されます。ハードディスク制御器234は、例えば、内部ハードディスクドライブ器236、可搬型ハードディスクドライブ器238、あるいはテープドライブ240を含む、種々の記録媒体にアクセスでき、これらの記録器はまた、上記で説明したように、PCをレコーダーとして、機能させれます。グラフィックプロセッサー242は、オプションとして、別なプラグイン回路基板として実施される、専用のハードを構成して、種々のフレームサイズ(ピクセルで)、アスペクト比、そしてフレーム速度との間の変換に必要とする画像操作を行います。このグラフィックプロセッサーは、望まれる表示出力のタイプにより、16から32MBのRAMそして2から8MBのVRAMを使用します。
【0040】
アスペクト比16:9で1280x720のフレームサイズには、低い範囲のDRAMとVRAMで十分ですが、2048x1152のフレームサイズでは、高い範囲のDRAMとVRAMが必要です。一般に、1280x720のサイズは、20インチまでの普通のマルチシンクコンピューター表示モニターには、十分で、そして2048x1152のサイズは、35インチまでの普通のマルチシンクコンピューター表示モニターが、適切です。アナログビデオ出力244は、これらの種々の表示器の為に、役立っています。
このシステムを使用して、(毎秒25フレームには、毎秒24フレームの信号をスピードアップによって見れる)768x576のPAL/SECAM、1024x576ワイドスクリーン、そして2048x1152のHDTV、そして(毎秒30フレームには、良く知られた3:2プルダウンの技術、そして毎秒30フレームをわずかに遅くして見せた毎秒29.97フレームにする技術を役立てて)640x480NTSCと854x480ワイドスクリーン、そして1280x720USAと1920x1080NHK(Japan)HDTVを含む、種々の方式を表示できます。殆どのNTSCのモニターは、たぶん、色搬送波周波数の調整は必要とするものの、毎秒30フレームに同期するでしょうが、多くのPALとSECAMのモニターは、毎秒24フレームの信号を受け付けないでしょう。この場合、より複雑なフレーム速度変換技術が、実況放送を見るのに必要になります。何故ならば、毎秒24フレームの入力信号の速度は、毎秒25フレームの表示速度と歩調を合わせることができないからです。けれども、実際には、未来のテレビセットは、この潜在的問題を削除するマルチシンク設計を具体化することが期待されています。
【図面の簡単な説明】
【図1A】望ましいそしてその代わりのピクセルでの画像のアスペクト比を示します。
【図1B】望ましいそしてその代わりのピクセルでの画像のアスペクト比を示します。
【図1C】望ましいそしてその代わりのピクセルでの画像のアスペクト比を示します。
【図1D】望ましいそしてその代わりのピクセルでの画像のアスペクト比を示します。
【図2】ディスクベースの記録の機能図を示します。
【図3】マルチフォーマットA/V制作システムを構成する部分を示します。
【図4】フレーム変換を実行する為の、非同期の読み出しそして書き込みをすることにより、ビデオ番組の記録手段を実現する代わりの方法を示す機能図です。
【図5】フレーム変換を実行する為の、非同期の読み出しそして書き込みをすることにより、ビデオ番組の記録手段を実現する代わりの方法を示す機能図です。
【図6】放送番組供給や衛星受信そしてデーターネットワークインターフェースを含む完全なテレビ制作システムの実現を示します。
Claims (49)
- 表示器と使用されるように構成された、マルチフォーマット音声/映像制作システムであって、
音声および映像成分を有する映像番組を表す入力信号を受信する入力信号受信手段であって、前記映像成分は、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有し、且つ、繰り返しフレーム又はフィールドを含んでいない入力信号受信手段と、
前記入力信号受信手段によって受信された前記映像番組を記録する高容量ビデオ記録手段と、
使用者からの指令を受け取る使用者インターフェースと、
前記入力信号受信手段によって受信された、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有している前記映像番組を、そのままのフレーム速度の中間制作方式で前記高容量ビデオ記録手段に記録されるように処理するグラフィックプロセッサーと、
前記中間制作方式の前記映像番組を所定のフレーム速度、アスペクト比及びピクセル数を有する出力方式の映像番組に変換可能な機器と、
前記入力信号受信手段、前記グラフィックプロセッサー、前記高容量ビデオ記録手段、および前記使用者インターフェースと通信可能な制御器とを備え、
前記制御器は、前記使用者インターフェースを介して使用者によって入力された命令に基づいて、
(a)前記映像番組が前記中間制作方式で前記高容量ビデオ記録手段に記録されるための処理を前記グラフィックプロセッサーにより行わせ、
(b)前記中間制作方式の番組の記録を前記高容量ビデオ記録手段により行わせ、
(c)前記入力信号受信手段が受信した前記映像番組を直接用いた、又は、前記高容量ビデオ記録手段に記録されている前記中間制作方式の前記映像番組を用いた、前記出力方式の映像番組への変換を前記機器により行わせる。 - 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記グラフィックプロセッサーは、更に、フィルム出力映像インターフェースを有し、前記制御器は、更に、使用者によって入力された命令に応答して、前記入力信号受信手段から直接的に、又は、前記高容量ビデオ記録手段から、前記入力方式の前記映像番組を、写真制作用の出力信号に変換可能である。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記入力信号および前記出力方式の信号は、RGB,YIQ,YUV,Y/R−Y/B−Y、のいずれかの表色系で表される信号である。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、別々の、輝度成分およびクローマ成分の映像信号を利用するビデオ方式と互換性を有する入力および出力信号を有する。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記入力信号受信手段は、下記を備えるデジタルビデオカメラを有する、
単数又は複数の画像センサー、
各画像センサーの出力に接続され、感知された画像を表すデジタル信号を生成するA/D変換回路、そして
各A/D変換回路から前記デジタル信号を受け取り、前記グラフィックプロセッサーによる処理のための所定の方式でデジタル映像出力信号を生成するように構成されたデジタル信号プロセッサー。 - 請求項5のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記デジタルビデオカメラは、そのうちの一つは輝度成分と関連付けられ、他方はクローマ成分と関連付けられた、二つのCCD画像センサーを使用する。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記入力信号受信手段は、取り外し可能な高容量磁気記録媒体を有する。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、アスペクト比の変化が変換から生じた場合、前記制御器は、そのアスペクト比の変化を、表示器上に明示可視状態にすることができ、更にアスペクト比を変更することができる。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記機器は、24フレーム毎秒の中間制作方式を、30フレーム毎秒のNTSC方式の前記表示器で表示可能に変換可能である。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記機器は、24フレーム毎秒の中間制作方式を、25フレーム毎秒のPAL/SECAM方式の前記表示器で表示可能に変換可能である。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記機器は、24フレーム毎秒の中間制作方式を、HDTV方式の前記表示器で表示可能に変換可能である。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記高容量ビデオ記録手段は、前記映像番組に対してフレーム速度変換を行うための非同期番組記録再生機能を有する。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記グラフィックプロセッサーは、更に、前記中間制作方式の番組を、単数又は複数の前記機器を備える遠隔地へ転送するための手段を有する。
- 請求項1のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記機器は、前記中間制作方式の前記映像番組を、前記中間制作方式とはフレーム速度、アスペクト比及びピクセル数の少なくとも一つが異なる出力方式に変換可能である。
- 使用者インターフェースとカラー表示器とを使用するように構成されたマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、以下を有する、
24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有し、且つ、繰り返しフレーム又はフィールドを含んでいない映像番組を受け取る入力受信手段、
前記入力受信手段が受け取った前記映像番組を記録する取り外し可能な高容量ビデオ記録媒体、
前記入力受信手段によって受信された、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有している前記映像番組を、そのままのフレーム速度の中間制作方式で前記高容量ビデオ記録媒体に記録されるように処理する第1映像プロセッサー、そして
前記入力受信手段が受信した前記映像番組を直接用いて、又は、前記高容量ビデオ記録媒体に記録されている前記中間制作方式の前記映像番組を用いて、当該映像番組を、実質的に30fpsのNTCS方式の前記カラー表示器で表示可能な出力方式の映像番組へ、25fpsのPAL/SECAM方式の前記カラー表示器で表示可能な出力方式の映像番組へ、24,25又は実質的に30fpsのHDTV方式の前記カラー表示器で表示可能な出力方式の映像番組へ、若しくは、24又は25fpsのフィルムへ変換可能な第2映像プロセッサー。 - 請求項15のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、下記のピクセル数の画像の大きさを有する出力方式を有する、
720x480、
720x576,
1024x576,
1280x720,
1280x960,そして
1920x1080。 - 請求項15のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記中間制作方式を前記単数又は複数の出力方式に変換する前記第2映像プロセッサーは、前記中間制作方式と関連付けられたピクセル数を変更するための補間手段を有する。
- 請求項15のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記中間制作方式を前記単数又は複数の出力方式に変換する前記第2映像プロセッサーは、前記フレーム速度を、24fpsの中間制作方式のフレーム速度から25fpsの出力方式のフレーム速度に増加させるための手段を有する。
- 請求項15のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記高容量ビデオ記録媒体は、磁気ディスク型媒体、光学ディスク型媒体、磁気光学ディスク型媒体、又は磁気テープ型媒体である。
- 請求項15のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記出力方式のフレーム速度は、24,25又は30fpsの整数倍のフレーム速度である。
- 請求項15のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記第1および第2映像プロセッサーは、同じグラフィックプロセッサーの構成要素である。
- 請求項15のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記第1および第2映像プロセッサーは、互いに物理的に離間している。
- 請求項15のマルチフォーマット音声/映像制作システムであって、前記高容量ビデオ記録媒体は、所望のフレーム速度を有する出力方式の番組を提供するための、記録される映像番組のフレーム速度と非同期に当該映像番組の読み出し及び書き込みが可能な非同期の番組記録再生機能を有する。
- 映像番組を処理する方法であって、以下の工程を有する、
音声成分と、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有し、且つ、繰り返しフレーム又はフィールドを含んでいない映像成分とを有する映像番組を表す入力信号を受け取る工程、
前記映像番組の前記映像成分を、前記映像番組がそのような方式で受け取られない場合、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度とピクセル単位の画像寸法を有する中間制作方式に変換する工程、
前記中間制作方式の前記映像番組を高容量デジタル音声/映像記録媒体で記録する工程、
前記高容量デジタル音声/映像記録媒体に記録されている前記中間制作方式の前記映像番組にアクセスする工程、そして
前記映像番組を操作して、前記中間制作方式の前記フレーム速度以上の所定のフレーム速度を有し、所定のアスペクト比及びピクセル数を有する出力方式で前記映像番組の所望のバージョンを制作する工程。 - 請求項24の映像番組を処理する方法であって、前記映像番組を操作して前記出力方式の前記映像番組の所望バージョンを制作する前記工程は、24フレーム毎秒の前記中間制作方式を変換して、30フレーム毎秒の前記出力方式の映像番組を制作するために画像並べ替え技術を使用する工程を含む。
- 請求項24の映像番組を処理する方法であって、前記映像番組を操作して前記出力方式の前記映像番組の所望バージョンを制作する前記工程は、前記中間制作方式と異なるピクセル数を持つ前記出力方式の映像番組を制作するための補間工程を含む。
- 請求項24の映像番組を処理する方法であって、前記映像番組を操作して前記出力方式の前記映像番組の所望バージョンを制作する前記工程は、下記のピクセル数の画像の大きさを有する番組を制作する工程を含む、
720x480、
720x576,
1024x576,
1280x720,
1280x960,そして
1920x1080。 - 請求項24の映像番組を処理する方法であって、前記映像番組を操作して前記出力方式の前記映像番組の所望バージョンを制作する前記工程は、25フレーム毎秒の前記出力方式の映像番組を制作するためにフレーム速度を増加させる工程を含む。
- 請求項24の映像番組を処理する方法であって、更に、前記出力方式の前記映像番組の前記所望バージョンを、前記高容量デジタル音声/映像記録媒体上に前記映像番組を記録させるのに使用される場所とは異なる場所で視聴する工程を有する。
- 請求項24の映像番組を処理する方法であって、前記出力方式の前記映像番組の前記所望バージョンは、前記中間制作方式とはピクセル数が異なる大きさの画像を有する。
- 請求項24の映像番組を処理する方法であって、前記中間制作方式の前記映像番組にアクセスする工程は、前記映像番組の前記映像成分を前記中間制作方式に変換する工程と離間して行われる。
- 請求項24の映像番組を処理する方法であって、前記高容量デジタル音声/映像記録媒体はランダムアクセス可能な媒体を含む。
- 請求項24の映像番組を処理する方法であって、記録される映像番組のフレーム速度と非同期に前記映像番組の読み出し及び書き込みが可能な非同期の番組記録再生機能を備えた前記高容量デジタル音声/映像記録媒体を提供する工程を有し、前記映像番組を操作して前記出力方式の映像番組を制作する工程は、前記中間制作方式の前記映像番組のフレーム速度を変換するために前記非同期番組記録再生機能を利用する工程を含む。
- 映像番組を視聴するためのシステムであって、該システムは以下を有する、
映像番組を表す信号を受け取るように構成された信号受信装置、前記映像番組は、デジタル音声成分とデジタル映像成分とを有し、前記デジタル映像成分は、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有し、且つ、繰り返しフレーム又はフィールドを含んでいない入力映像番組を元にした、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有する中間制作方式である、
前記信号受信装置とデータ通信し、前記デジタル音声成分と前記デジタル映像成分とをその中間制作方式で格納するように構成された高容量記録媒体、その高容量記録媒体から、前記デジタル映像成分をその中間制作方式で出力するように構成されている、
前記高容量記録媒体とデータ通信し、その中間制作方式の前記デジタル映像成分を、前記中間制作方式の前記フレーム速度以上の所定のフレーム速度を有し、所定のアスペクト比及びピクセル数を有する出力方式を有する出力映像番組へ変換するように構成され、前記出力映像番組を前記出力方式で視聴するための表示器とデータ通信するグラフィックプロセッサー。 - 取り外し可能な高容量記録媒体に格納された映像番組を視聴するためのシステムであって、該システムは以下を有する、
前記高容量記録媒体から前記映像番組を読み取るように構成された入力装置、前記高容量記録媒体に格納された前記映像番組は、デジタル音声成分とデジタル映像成分とを有し、前記デジタル映像成分は、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有し、且つ、繰り返しフレーム又はフィールドを含んでいない入力映像番組を元にした、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有する中間制作方式である、
前記入力装置とデータ通信し、その中間制作方式の前記デジタル映像成分を、前記中間制作方式の前記フレーム速度以上の所定のフレーム速度を有し、所定のアスペクト比及びピクセル数を有する出力方式の出力映像番組に変換するように構成され、前記出力映像番組を前記出力方式で視聴するために表示器とデータ通信可能であるグラフィックプロセッサー。 - 請求項35の映像番組を視聴するためのシステムであって、前記高容量記録媒体は、光学ディスク型媒体である。
- 請求項34又は35の映像番組を視聴するためのシステムであって、前記中間制作方式および前記出力方式は、画像の大きさをピクセル数で表し、前記出力方式の前記画像の大きさは前記中間制作方式の画像の大きさと異なる。
- 請求項34又は35の映像番組を視聴するためのシステムであって、前記映像番組の前記デジタル映像成分は、デジタル圧縮方式で前記高容量記録媒体に格納されている。
- 請求項34又は35の映像番組を視聴するためのシステムであって、前記出力方式は、前記デジタル映像成分の前記中間制作方式のフレーム速度以下のフレーム速度を有する。
- 請求項34又は35の映像番組を視聴するためのシステムであって、更に、前記高容量記録媒体に前記映像番組を送信する信号送信装置と、前記グラフィックプロセッサーに前記映像番組を送信する信号送信装置とを有する。
- 請求項40の映像番組を視聴するためのシステムであって、前記信号送信装置は、広帯域データネットワークを介して、前記映像番組をその中間制作方式で送信するように構成され、前記信号受信装置は、広帯域データネットワークを介して、前記映像番組をその中間制作方式で受信するように構成されている。
- 映像番組を視聴する方法であって、該方法は以下の工程を有する、
遠隔地から送られた映像番組を表す信号を信号受信装置を介して受信する工程、前記映像番組はデジタル音声成分とデジタル映像成分を有し、前記デジタル映像成分は、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有し、且つ、繰り返しフレーム又はフィールドを含んでいない入力映像を元にした、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有する中間制作方式である、
前記デジタル音声成分と前記デジタル映像成分とをその中間制作方式で高容量記録媒体に格納する工程、
前記高容量記録媒体から前記デジタル映像番組を読み取る工程、
前記デジタル映像番組をその中間制作方式でグラフィックプロセッサーに送る工程、
前記映像番組の前記デジタル映像成分をグラフィックプロセッサーによって処理して、その中間制作方式の前記デジタル映像成分を、前記デジタル映像成分の前記中間制作方式の前記フレーム速度以上の所定のフレーム速度を有し、所定のアスペクト比及びピクセル数を有する出力方式の出力映像番組へ変換する工程、そして
前記出力方式の前記出力映像番組を視聴のために表示器に送る工程。 - 請求項42の映像番組を視聴する方法であって、更に、前記高容量記録媒体とデータ通信する信号送信装置と、前記グラフィックプロセッサーとデータ通信する信号送信装置とを有する。
- 請求項42の映像番組を視聴する方法であって、前記信号送信装置は、広帯域データネットワークを介して、その中間制作方式の映像番組を送信するように構成され、前記信号受信装置は、広帯域データネットワークを介して、その中間制作方式の映像番組を受信するように構成されている。
- 映像番組を視聴する方法であって、該方法は以下の工程を有する、
デジタル音声成分とデジタル映像成分とを備える映像番組を格納した取り外し可能高容量記録媒体を提供する工程であって、前記デジタル映像成分は、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有し、且つ、繰り返しフレーム又はフィールドを含んでいない入力映像番組を元にした、24又は25フレーム毎秒(fps)のフレーム速度を有する中間制作方式である工程、
前記取り外し可能高容量記録媒体を入力装置とデータ通信状態に設定する工程、
前記高容量記録媒体からその中間制作方式の前記デジタル映像番組を読み取る工程、
前記デジタル映像番組をその中間制作方式でグラフィックプロセッサーに送る工程、
前記映像番組の前記デジタル映像成分をグラフィックプロセッサーによって処理して、その中間制作方式の前記デジタル映像成分を、前記デジタル映像成分の前記中間制作方式の前記フレーム速度以上の所定のフレーム速度を有し、所定のアスペクト比及びピクセル数を有する出力方式の出力映像番組に変換する工程、そして
前記出力方式の前記出力映像番組を視聴のために表示器に送る工程。 - 請求項45の映像番組を視聴する方法であって、前記高容量記録媒体は、光学ディスク型媒体である。
- 請求項42又は45の映像番組を視聴する方法であって、前記中間制作方式および前記出力方式は、画像の大きさをピクセル数で表し、前記出力方式の前記画像の大きさは前記中間制作方式の画像の大きさと異なる。
- 請求項42又は45の映像番組を視聴する方法であって、前記映像番組の前記デジタル映像成分は、デジタル圧縮方式で前記高容量記録媒体に格納されている。
- 請求項42又は45の映像番組を視聴する方法であって、前記出力方式は、前記デジタル映像成分の前記中間制作方式のフレーム速度以下のフレーム速度を有する。
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