JP3059648U - 支持用スリーブ - Google Patents

支持用スリーブ

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JP3059648U
JP3059648U JP1998009671U JP967198U JP3059648U JP 3059648 U JP3059648 U JP 3059648U JP 1998009671 U JP1998009671 U JP 1998009671U JP 967198 U JP967198 U JP 967198U JP 3059648 U JP3059648 U JP 3059648U
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隆 柳屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棚板等の支柱への取り付けに使用されるスリ
ーブの、支柱への環装作業を容易化する。 【解決手段】 本考案は、支柱1と、支柱1に環装され
た筒状体3との間に介在され、筒状体3を支柱1の所定
位置に支持するスリーブ4に関し、特に、スリーブ4が
透明な材質で形成されていることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、棚板等の支柱への取り付けに使用される支持用スリーブ(以下、ス リーブと略称する。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、組立式の棚の一例を示す斜視図である。図1において、符号1は支柱 、符号2は、支柱1に取り付けられた棚板、符号3は、棚板2の隅部にそれぞれ 設けられた筒状体である。棚板2は、支柱1に筒状体3を環装させ、かつ支柱1 に環装された、図3及び図4に示すようなスリーブ4を介して筒状体3を支柱1 に支持させることにより、支柱1に取り付けられている。
【0003】 棚板2は、図2に示すように、全体として矩形状をなす上下一対のフレーム5 ,6を、略波形の補強ワイヤ7にて上下方向に互いに離間するよう連結したもの で筒状体3は、フレーム5,6の隅部に連結される。上側のフレーム5には更に 、ワイヤ8,9が互いに直交するよう横架され、これらワイヤ8,9により、棚 板2への物品の載置が可能となっている。また、支柱1は円柱状をなし、その表 面には、支柱1を一周する溝10が、支柱1の長手方向に沿って等間隔で複数形 成されている。
【0004】 スリーブ4は、図3に分解して示すように、半円筒状をなす樹脂製のスリーブ 半体4A,4Bから構成されている。これらのスリーブ半体4A,4Bは、支柱 1への装着前は2つ割りとされ、支柱1への装着に際して両側から支柱1を挟む ことにより、円筒状に組み立てられる。また、スリーブ半体4A,4Bの対向す る端部には、スリーブ半体4A,4Bが組み立てられる際に、互いに係合されて スリーブ半体4A,4B同士のズレを規制するための係合用突出部4aと係合用 凹部4bがそれぞれ形成されている。
【0005】 更に、スリーブ半体4A,4Bの内面には、支柱1の溝10と係合する突条部 4cが形成されている。加えて、スリーブ4の外周面は、図4に示すように、一 端から他端に向け拡径する円錐状に形成されている。すなわち、図4において、 支柱1の外径をd0、スリーブ4の一端の外径をd1、他端の外径をd2とすると、( d0<d1<d2)となっている。
【0006】 筒状体3は、中心に貫通穴3Aを有する円筒状をなし、貫通穴3Aの内周面は 、図4に示すように、スリーブ4の外周面に対応し、一端(フレーム5側)から 他端(フレーム6側)に向け拡径するテーパ状に形成されている。すなわち、貫 通穴3Aの一端の内径はd1、他端の内径はd2となっている。
【0007】 棚を組み立てる場合には、まず、棚板2を取り付けたい位置にて、スリーブ半 体4A,4Bで支柱1を両側から挟み、図4に示すように、溝10に突条部4c を係合させる。その結果、スリーブ4が支柱1に環装されるとともに、支柱1の 長手方向に沿ったスリーブ4の移動が、溝10と突条部4cとの係合により阻止 される。
【0008】 次いで、スリーブ4の一端側と筒状体3の他端側とが対向するよう、貫通穴3 Aに支柱1を挿通させた後、支柱1を、スリーブ4の一端側が上方を向くように 立て、図4中矢印Sで示すように、筒状体3及び棚板2を下方に移動させる。こ こで、貫通穴3Aの他端の内径はd2、スリーブ4の一端の外径はd1とされている ので、筒状体3を下方に移動させると、スリーブ4に貫通穴3Aが他端側から環 装される。しかも、スリーブ4の外周面が他端に向け拡径する円錐状とされ、か つ筒状体3の内周面もスリーブ4の外周面に対応しているので、筒状体3の内周 面とスリーブ4の外周面が密着して重なった位置で、筒状体3の更なる下方への 移動が阻止される。
【0009】 また、この状態では、スリーブ4が筒状体3側から内側に押し付けられるため 、溝10と突条部4cとの係合がより強められる。その結果、筒状体3が、スリ ーブ4を介して、支柱1の所望の位置に支持される。
【0010】 そして、この作業を棚板2の隅部に設けられた筒状体3でほぼ同時に行うこと により、最下段の棚板2が支柱1に取り付けられる。更に、同様の作業を繰り返 して行い、棚板2を下段側から順次支柱1に取り付けることにより、図1に示す ような棚が完成する。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のスリーブ4は、専ら黒色の樹脂で形成されている。従っ て、従来のスリーブ4では、支柱1への環装に際し、溝10と突条部4cとの係 合を直接目視確認することができないため、溝10と突条部4cとが未係合であ るにも係わらず棚板2を取り付けてしまい、その結果、棚板2の固定が不十分と なったり、棚が歪んだりする場合があった。また、溝10への突条部4cの係合 及びその確認に手間がかかり、作業時間が長くなるという問題もあった。
【0012】 また、この種の棚では、図2及び図4に示すように、支柱1と筒状体3との間 に介在されたスリーブ4が、棚の組立後も、支柱1と筒状体3との間から露出す る。しかしながら、従来のスリーブ4では、スリーブ4が黒色なため、支柱1や 棚板2の色によっては、支柱1と筒状体3との間から露出したスリーブ4が不要 に目立ち、違和感を与えてしまう場合があった。
【0013】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、支柱1へのスリーブ4の環装 、より詳しくは、溝10への突条部4cの係合に際し、係合を確実に行い、かつ 係合作業を容易化することを第一の目的としている。また、本考案は、支柱1と 筒状体3との間から露出したスリーブ4を目立たなくすることを第二の目的とし ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は、支柱と、この支柱に環装された筒状体との間に介在され、上記筒状 体を上記支柱の所定位置に支持するスリーブであって、特に、スリーブが透明な 材質で形成されていることを特徴としている。
【0015】 この場合、望ましくは、上記支柱が円柱状をなし、上記スリーブが、外周面が 下方に向け拡径する円錐状をなし、上記筒状体が、内周面が上記スリーブの外周 面に対応するテーパ状に形成された円筒状をなし、上記スリーブを上記支柱に環 装後、上記筒状体を上方から上記スリーブに環装させることにより、上記筒状体 を上記スリーブを介して上記支柱に支持させる。
【0016】 また、更に望ましくは、上記支柱の表面に、上記支柱を周回する溝を形成する とともに、上記スリーブを、半円筒状をなし、内周面に上記溝に対応した突条部 を有する一対のスリーブ半体から構成し、これらスリーブ半体で上記支柱を両側 から挟み、上記溝に上記突条部を係合させることにより、上記スリーブを上記支 柱に環装させる。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案の実施形態について、図1に示す棚を例に挙げて説 明する。なお、本考案は、スリーブの材質に関するものであるため、以下の記載 中、図面及び符号については、上記従来の技術に記載されたものを援用し、その 説明を省略する。
【0018】 本考案の場合、スリーブ4が透明な材質で形成されている。具体的には、スリ ーブ4として使用可能な物性を有し、成形後透明を呈する樹脂で形成される。こ こで、「透明」には、無色透明の他、若干着色されたものや、半透明のものも含 まれる。要は、後述するように、スリーブ4を支柱1に環装させた場合に、スリ ーブ4を介して溝10と突条部4cとの係合を直接目視確認可能で、かつ棚の組 立後、支柱1と筒状体3との間から露出したスリーブ4が違和感を生じない程度 の透明性を有していればよい。また、スリーブ4の形状は、上記従来のものと同 様である。
【0019】 本考案のスリーブ4を用いた棚の組み立て方法も、上記従来のものと同様であ る。すなわち、棚板2を取り付けたい位置にて、スリーブ半体4A,4Bで支柱 1を両側から挟み、溝10に突条部4cを係合させて、スリーブ4を支柱1に環 装させる。
【0020】 次いで、スリーブ4の一端側と筒状体3の他端側とが対向するよう、筒状体3 の貫通穴3Aに支柱1を挿通させた後、支柱1を、スリーブ4の一端側が上方を 向くように立てて筒状体3及び棚板2を下方に移動させ、貫通穴3Aをスリーブ 4に環装させることにより、筒状体3を、スリーブ4を介して、支柱1の所望の 位置に支持させる。
【0021】 そして、この作業を棚板2の隅部に設けられた筒状体3でほぼ同時に行って最 下段の棚板2を支柱1に取り付け、更に、同様の作業を繰り返して行い、棚板2 を下段側から順次支柱1に取り付けることにより、図1に示すような棚が完成す る。
【0022】 ここで、本考案の場合、スリーブ4が透明なため、従来のスリーブ4と異なり 、スリーブ4を介して溝10及び突条部4cを直接目視確認しつつ、溝10に突 条部4cを係合させることができる。従って、本考案のスリーブ4を用いること により、溝10と突条部4cとを常時確実に係合し、棚を正しく組み立てること が可能となる。更に、溝10への突条部4cの係合が容易化されるため、作業時 間も短縮される。
【0023】 また、スリーブ4が透明なため、棚の組立後、支柱1と筒状体3との間から露 出したスリーブ4が目立たず、その結果、支柱1や棚板2の色に係わらず、色彩 的に違和感のない棚が得られる。
【0024】 なお、上記実施形態では、円柱状をなす支柱1と筒状体3との間に、全体とし て円筒状をなすスリーブ4を介在させ、かつスリーブ半体4A,4Bで支柱1を 両側から挟み、溝10に突条部4cを係合させることにより、スリーブ4を支柱 1に環装させる場合について説明したが、本考案の技術は、支柱と、この支柱に 環装された筒状体との間に介在され、筒状体を支柱の所定位置に支持するスリー ブであれば、あらゆる形態のものに適用可能である。例えば、スリーブ4に、図 5に示すような、スリーブ半体4A,4Bの一方の側面同士がヒンジ4Cにて開 閉可能に結合されたものを用いてもよい。
【0025】 また、本考案の技術は、図1に示す棚以外にも、支柱と、この支柱に環装され た筒状体との間に介在され、筒状体を支柱の所定位置に支持するスリーブを用い たものであれば、あらゆる構造物に適用可能であることは言うまでもない。
【0026】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、スリーブが透明な材質で形成されている ため、スリーブを介して環装部位を目視確認しつつ、支柱にスリーブを環装させ ることができる。その結果、本考案によれば、支柱にスリーブを常時確実に環装 させ、棚等の構造物を正しく組み立てることが可能となる。また、支柱へのスリ ーブの環装が容易化されるため、環装に要する作業時間も短縮される。更に、支 柱と筒状体との間から露出したスリーブが目立たなくなるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のスリーブが適用可能な組立式の棚の
一例を示す上方斜視図である。
【図2】 図1の棚の要部構造を示す上方斜視図であ
る。
【図3】 スリーブの一例を示す分解上方斜視図であ
る。
【図4】 図2のIV−IV線に沿った断面矢視図であ
る。
【図5】 スリーブの一例を示す上方斜視図である。
【符号の説明】
1 支柱 3 筒状体 4 (支持用)スリーブ 4A,4B スリーブ半体 4c 突条部 10 溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱と、この支柱に環装された筒状体と
    の間に介在され、上記筒状体を上記支柱の所定位置に支
    持する支持用スリーブであって、透明な材質で形成され
    ていることを特徴とする支持用スリーブ。
  2. 【請求項2】 上記支柱が円柱状をなし、上記スリーブ
    が、外周面が下方に向け拡径する円錐状をなし、上記筒
    状体が、内周面が上記スリーブの外周面に対応するテー
    パ状に形成された円筒状をなし、上記スリーブを上記支
    柱に環装後、上記筒状体を上方から上記スリーブに環装
    させることにより、上記筒状体が上記スリーブを介して
    上記支柱に支持されることを特徴とする請求項1に記載
    の支持用スリーブ。
  3. 【請求項3】 上記支柱の表面に、上記支柱を周回する
    溝が形成されるとともに、上記スリーブが、半円筒状を
    なし、内周面に上記溝に対応した突条部を有する一対の
    スリーブ半体から構成され、これらスリーブ半体で上記
    支柱を両側から挟み、上記溝に上記突条部を係合させる
    ことにより、上記スリーブが上記支柱に環装されること
    を特徴とする請求項2に記載の支持用スリーブ。
JP1998009671U 1998-12-07 1998-12-07 支持用スリーブ Expired - Lifetime JP3059648U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150122675A (ko) * 2013-03-05 2015-11-02 가와준 가부시키가이샤 커플링 부재 및 이것을 이용한 조립 선반
JP2017209245A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 第一ビニール株式会社 係止装置

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