JP3059647U - 電動ベッドの改良構造 - Google Patents

電動ベッドの改良構造

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JP3059647U JP1998009669U JP966998U JP3059647U JP 3059647 U JP3059647 U JP 3059647U JP 1998009669 U JP1998009669 U JP 1998009669U JP 966998 U JP966998 U JP 966998U JP 3059647 U JP3059647 U JP 3059647U
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瓊文 劉
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更泰▲実▼業股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベッドにおける背板、活動板、足板を電動的
且つ自由的に調節することができ、ローラーを使用する
ので、動きがスムーズであり、震動も防止することがで
きる電動ベッドの改良構造を提供する。 【解決手段】 前記動力箱(43)を中心とする二つの
前記動力軸(42)の左右両側にそれぞれ作動ロッド
(44.46)が形成され、そのそれぞれの作動ロッド
(44.46)の端部にローラー(45.47)が軸着
され、そのローラー(45.47)は前記背板(35)
及び前記足板(37)における軌道ロッド(351.3
71)の下部と対応する位置に摺接され、前記足板(3
7)の両側と二つの前記側ロッド(31)の内側との間
にそれぞれ導引ロッド(372)が軸着される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はベッドにおける背板、活動板、足板を電動的且つ自由的に調節で きる電動ベッドの改良構造である。
【0002】
【従来の技術とその課題】
図1に示すように、従来の電動ベッドには縦フレーム(10)における床 板を設置する位買の両側にそれぞれ横フレーム(11)が形成され、その二 つの横フレーム(11)間の中段に固定板(12)が形成され、その固定板 (12)の一側に背板(13)が軸着され、前記固定板(12)の他の一側 に前足板(14)が軸着され、その前足板(14)の他の一側に後足板(1 5)が軸着され、前記固定板(12)の下方に動力箱(16)が形成され、 その動力箱(16)の一端近傍には前記背板(13)の一端近傍まで延出す る作動ロッド(17)が設けられ、その作動ロッド(17)の端部にブロッ ク(171)が軸着され、そのブロック(171)は前記背板(13)と摺 動するように取付けられ、前記動力箱(16)の他の一端近傍には外部へ延 出するように作動ロッド(18)が設けられ、その作動ロッド(18)の他 の一端には二つの後部ロッド(19)が軸着され、一つは前記前足板(14 )と後足板(15)との間に軸着され、他の一つは前記後足板(15)の中 央近傍の側面に軸着される。
【0003】 また、図2に示すように、従来の電動ベッドを使用する際は、先ず前記動 力箱(16)内のモータ(符号なし)により前記作動ロッド(17)、(18 )及び前記後部ロッド(19)を駆動させ、前記背板(13)、前足板(1 4)及び後足板(15)を使用者の好みの角度に調節する。また、前記作動 ロッド(17)におけるブロック(171)は前記背板(13)の底部の軌 道範囲上において滑動できるように摺接される。
【0004】 上述した従来の電動ベッドは、ブロックと背板の底部の軌道とを正確に摺 接することが難しいので、製造の際に加工費が高くつくと共に、加工時間も かなりかかる。また、万一ブロックと背板の底部の軌道とが正確に摺接され なければ、作動ロッドや背板をスムーズに摺動させることができなく、場合 によっては震動もおきてしまうので、病人や体の不自由な人等が使用する際 は快適性に欠ける。
【0005】 本考案はこのような課題を解決するものであり、ローラーと軌道ロッドを 瞬時に且つ正確に摺接できるので、各部材をスムーズに起動させることがで きると共に、製造の際の加工費も安く、加工時間もかなり短縮される。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、二つの側ロッド(31)と二つの横ロッド(32)とが四方形 になるようにフレームを構成され、、そのフレームの四つ角の下部から下方 へ延出するように脚部(33)が形成され、二つの前記側ロッド(31)間 の中段部分に固定板(34)が形成され、その固定板(34)の一側に背板 (35)が形成され、その背板(35)の前記固定板(34)近傍側が二つ の前記側ロッド(31)の内側と軸支され、前記固定板(34)の他の一側 には活動板(36)と足板(37)が設けられ、その活動板(36)の前記 固定板(34)近傍側が前記の内側と軸支され、前記活動板(36)の他の 一側は前記足板(37)に軸着され、二つの前記側ロッド(31)の内側下 部には適当な間隔を設けて二つの取付け片(41)が形成され、その二つの 取付け片(41)上の対応し合う位置にそれぞれ動力軸(42)が架設され 、その二つの動力軸(42)が動力箱(43)に貫設された電動ベッドの改 良構造であって、 前記動力箱(43)を中心とする二つの前記動力軸(42)の左右両側に それぞれ作動ロッド(44.46)が形成され、そのそれぞれの作動ロッド (44.46)の端部にローラー(45.47)が軸着され、そのローラー (45.47)は前記背板(35)及び前記足板(37)における軌道ロッ ド(351.371)の下部と対応する位置に摺接され、前記足板(37) の両側と二つの前記側ロッド(31)の内側との間にそれぞれ導引ロッド( 372)が軸着されることを特徴とする電動ベッドの改良構造を提供する。
【0007】 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0008】
【考案の好適な実施の形態】
図1は従来の電動ベッドにおける背板と前足板と後足板を収納した場合の 側面図であり、図2は従来の電動ベッドにおける背板と前足板と後足板を展 開した場合の側面図であり、図3は本考案の斜視図であり、図4は本考案に おける背板と活動板と足板を収納した場合の側面図であり、図5は本考案に おける背板と活動板と足板を展開した場合の側面図である。
【0009】 図3に示すように、本考案は二つの側ロッド(31)とその二つの側ロッ ド(31)の各端の内側に橋絡するように且つ四方形になるように取付けら れる二つの横ロッド(32)と、前記側ロッド(31)と前記横ロッド(3 2)との各固着位置の下部に下方へ延出するように形成される脚部(33) と、二つの前記側ロッド(31)間の中段部分近傍に形成される固定板(3 4)と、その固定板(34)の一端に形成され、四角柱に形成される二つの 軌道ロッド(351)を有する背板(35)と、前記固定板(34)の他の 一側近傍に形成される活動板(36)と、その活動板(36)の他の一側に 軸着され、その軸着部分と前記側ロッド(31)との間に形成される導引ロ ッド(372)と四角柱に形成される二つの軌道ロッド(371)とを有す る足板(37)と、前記側ロッド(31)の内側下部にそれぞれ適当な間隔 を設けて形成される二つの取付け片(41)と、その各取付け片(41)上 の対応し合う位置にそれぞれ架設される動力軸(42)と、そのそれぞれの 動力軸(42)の中央にそれぞれの該動力軸(42)が貫設できるように形 成される動力箱(43)と、その動力箱(43)を中心とする二つの前記動 力軸(42)の左右両側にそれぞれ前後方向に延出するように形成される作 動ロッド(44.46)と、そのそれぞれの作動ロッド(44.46)の端 部に軸着されるローラー(45.47)と、二つの前記側ロッド(31)の 外側にそれぞれ設けられる側ボード(21)と、そのそれぞれの側ボード( 21)の一端に着接される前ボード(22)と、それぞれの前記側ボード( 21)の他の一端に着接される後ボード(23)と、二つの前記側ロッド( 31)の上部にそれぞれ形成されるハンドル(311)とを有する。
【0010】 また、前記背板(35)の前記固定板(34)側近傍が二つの前記側ロッ ド(31)の内側と軸支され、前記ローラー(45.47)は前記背板(3 5)及び前記足板(37)における軌道ロッド(351.371)の下部の 対応する位置に摺接され、それぞれの前記導引ロッド(372)は前記足板 (37)の両側と二つの前記側ロッド(31)の内側との間に形成されると 共に、一端は前記足板(37)の外側に、他端は二つの前記側ロッド(31 )の内側に軸着され、前記固定板(34)、背板(35)、活動板(36) 及び足板(37)は四角柱のフレームで構成されると共に、その各フレーム の内側は方眼状に構成される。
【0011】 次に図4及び図5を参照して本考案の電動ベッドの改良構造を起動させた 際の説明をする。動力箱(43)内のモータ(符号なし)により動力軸(4 2)を回転させると同時に前記動力軸(42)における作動ロッド(44. 46)も上方に持ち上がる。そのことによって前記作動ロッド(44.46 )の端部におけるローラ(45.47)が前記背板(35)及び足板(37 )における軌道ロッド(351.371)の下部で滑動し、前記背板(35 )、活動板(36)及び足板(37)が一定の角度までスムーズに上がる。 前記導引ロッド(372)は前記活動板(36)及び足板(37)を上げた 後、バランスをとるために設けられ、前記作動ロッド(46)は前記活動板 (36)と足板(37)との角度を確実に制御すると共に、震動も防止する 。
【0012】
【本案の効果】
本考案はベッドにおける背板、活動板、足板を電動的且つ自由的に調節す ることができ、ローラーを使用するので、動きがスムーズであり、震動も防 止することができるので、大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電動ベッドにおける背板と前足板と後足
板を収納した場合の側面図である。
【図2】従来の電動ベッドにおける背板と前足板と後足
板を展開した場合の側面図である。
【図3】本考案の斜視図である。
【図4】本考案における背板と活動板と足板を収納した
場合の側面図である。
【図5】本考案における背板と活動棟1と足板を展開し
た場合の側面図である。
【符号の説明】
10 縦フレーム 11 横フレーム 12 固定板 13 背板 14 前足板 15 後足板 16 動力箱 17 作動ロッド 171 ブロック 18 作動ロッド 19 後部ロッド 21 側ボード 22 前ボード 23 後ボード 31 側ロッド 311 ハンドル 32 横ロッド 33 脚部 34 固定板 35 背板 351 軌道ロッド 36 活動板 37 足板 371 軌道ロッド 372 導引ロッド 41 取付け片 42 動力軸 43 動力箱 44 作動ロッド 45 ローラー 46 作動ロッド 47 ローラー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの側ロッド(31)と二つの横ロッ
    ド(32)とが四方形になるようにフレームを構成さ
    れ、そのフレームの四つ角の下部から下方へ延出するよ
    うに脚部(33)が形成され、二つの前記側ロッド(3
    1)間の中段部分に固定板(34)が形成され、その固
    定板(34)の一側に背板(35)が形成され、その背
    板(35)の前記固定板(34)近傍側が二つの前記側
    ロッド(31)の内側と軸支され、前記固定板(34)
    の他の一側には活動板(36)と足板(37)が設けら
    れ、その活動板(36)の前記固定板(34)近傍側が
    前記の内側と軸支され、前記活動板(36)の他の一側
    は前記足板(37)に軸着され、二つの前記側ロッド
    (31)の内側下部には適当な間隔を設けて二つの取付
    け片(41)が形成され、その二つの取付け片(41)
    上の対応し合う位置にそれぞれ動力軸(42)が架設さ
    れ、その二つの動力軸(42)が動力箱(43)に貫設
    された電動ベッドの改良構造であって、 前記動力箱(43)を中心とする二つの前記動力軸(4
    2)の左右両側にそれぞれ作動ロッド(44. 46)が
    形成され、そのそれぞれの作動ロッド(44. 46)の
    端部にローラー(45. 47)が軸着され、そのローラ
    ー(45. 47)は前記背板(35)及び前記足板(3
    7)における軌道ロッド(351.371)の下部と対
    応する位置に摺接され、前記足板(37)の両側と二つ
    の前記側ロッド(31)の内側との間にそれぞれ導引ロ
    ッド(372)が軸着されることを特徴とする電動ベッ
    ドの改良構造。
  2. 【請求項2】 二つの前記側ロッド(31)の外側にそ
    れぞれ側ボード(21)が着接され、そのそれぞれの側
    ボード(21)の一端に前ボード(22)が着接され、
    それぞれの前記側ボード(21)の他の一端に後ボード
    (23)が着接されていることを特徴とする請求項1に
    記載の電動ベッドの改良構造。
  3. 【請求項3】 前記固定板(34)、背板(35)、活
    動板(36)、足板(37)は四角柱及び方眼状から構
    成されることを特徴とする請求項1に記載の電動ベッド
    の改良構造。
  4. 【請求項4】 二つの前記側ロッド(31)の上部にそ
    れぞれハンドル(311)が設けられてい誤ることを特
    徴とする請求項1に記載の電動ベッドの改良構造。
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