JP3059533B2 - 低車高トラクタ - Google Patents

低車高トラクタ

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JP3059533B2
JP3059533B2 JP3168395A JP16839591A JP3059533B2 JP 3059533 B2 JP3059533 B2 JP 3059533B2 JP 3168395 A JP3168395 A JP 3168395A JP 16839591 A JP16839591 A JP 16839591A JP 3059533 B2 JP3059533 B2 JP 3059533B2
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雄治 北坂
幸雄 久保田
範幸 山川
東光 高橋
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Yanmar Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、傾斜地において安定し
た状態で芝刈りを行ったり、果樹園の下等での作業を可
能とした低車高トラクタのエンジン冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタにおいてエンジンと座席の位置
を偏心することにより、トラクタの車高を低くした低車
高トラクタに関する技術は公知とされているのである。
例えば、実公平3−19468号公報に記載の技術の如
くである。
【0003】
【発明が解決すべき課題】低車高トラクタは、出来るだ
け車高を低くして、果樹園の下等を通過可能とするもの
であるが、車高を低くすると、地面からエンジンまでの
距離が近くなるので、直ぐに、エンジンが高温となると
いう不具合いがあり、オイルパンの部分を特別に冷却す
る必要があるのである。また、低車高トラクタはオイル
パンの下面の低い部分が、圃場面に接触して損傷する恐
れがあり、オイルパンの下面に防護板を設ける必要があ
るのである。本発明は、該冷却風案内板とオイルパンの
下面の防護板の役目を兼用した冷却風案内板を設けたも
のである。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明の解決すべき課題は以上
の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明する。
前輪16・16と後輪15・15の4輪により支持され
た低車高トラクタであって、座席9が機体の進行方向の
一側に配置され、エンジン11は機体の進行方向の他側
に偏心配置され、該エンジン11の上面にはボンネット
12が被覆され、該エンジン11の下方のオイルパン2
の下部を、機体の前後方向に配置した冷却風案内板1に
より被覆し、該エンジン11の後方にはラジエータ13
が配置されており、該ラジエータ13の前に冷却ファン
14を設け、該冷却ファン14から吐出される冷却風の
一部を、エンジン11の後面に衝突させ、更に冷却ファ
ン14とエンジン11との間に設けた遮蔽板28によ
り、該冷却風の一部を下方へ方向変更させ、該下方に方
向を変えた冷却風の一部を、冷却風案内板1により前方
向でかつ水平方向に方向転換させ、冷却風案内板1の上
面に沿ってオイルパン2に至るように構成し、該冷却風
案内板1はエンジン11の下方の防護板の役目を兼用さ
せたものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。エンジン11のオイルパ
ン2の下方に配置した冷却風案内板1は、上方の冷却フ
ァン14から、エンジン11の後面に衝突して下方へ方
向を変更した冷却風を前方でかつ水平方向へ案内する役
目をするのである。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の低車
高トラクタの全体側面図、図2は同じく全体平面図、図
3は同じく全体後面図、図4はエンジン11と冷却風案
内板1の部分の拡大側面図、図5は同じく冷却風案内板
1の部分の平面図、図6は作業機装着装置の側面図、図
7は同じくトップリンク3とジョイント軸5の部分の平
面図、図8はトップリンクブラケット18の部分の側面
図、図9は同じく後面図である。
【0007】図1・図2において説明する。本発明の低
車高トラクタは、機体の前部にフロント作業機装着機構
Fを具備しており、また機体の後部にも、本発明の要部
であるリア作業機装着機構も具備し、該リア作業機装着
機構にロータリ耕耘装置Rを装着している。前輪16・
16と後輪15・15の4輪により支持しており、座席
9が機体の進行方向の右側に配置されており、エンジン
11が左側に偏心配置されている。エンジン11の下方
に配置したオイルパン2の部分を冷却風案内板1により
被覆し、エンジン11の下方の防護と、オイルパン2へ
の冷却風の案内板を構成している。
【0008】そして、図2・図3において図示した如
く、PTO軸6とジョイント軸5とは機体の左右中心線
の上に配置されているが、トップリンク3の前端は機体
の中心から偏心されており、PTO軸6と併置した左側
にトップリンクブラケット18を配置している。4はロ
アリンク、20はリフトアーム、21はリフトリンクで
ある。
【0009】図3においては、低車高トラクタの後部か
ら、PTO軸6とトップリンク3を図示しており、PT
O軸6はミッションケースMから後方へ突出されてい
る。冷却風案内板1はトップリンク3とは逆の側の、エ
ンジン11の下方に配置されている。次に図4と図5に
おいて説明する。座席9が進行方向の左側に配置されて
おり、右側にエンジン11が配置され、該エンジン11
の上面にボンネット12が被覆されている。該エンジン
11の後方にラジエータ13が配置されており、該ラジ
エータ13の前に冷却ファン14が設けられている。該
冷却ファン14から吐出される冷却風は、大部分がエン
ジン11に向けられているが、その一部はエンジン11
の後面に衝突して下方へ、その方向を変更している。
【0010】該エンジン11の後面から下方に方向を変
えた冷却風の一部を、遮蔽板28・29により前方水平
方向に方向転換させ、冷却風案内板1の上面に沿ってオ
イルパン2に至るように構成している。該オイルパン2
の内部は高温の潤滑油が滞留しており、オイルパン2か
ら放熱する必要がある。また冷却風案内板1はオイルパ
ン2の下方で冷却風の方向を変更する役目と共に、機体
の走行に連れて、地面が突出した部分に至った場合に、
オイルパン2が地面の障害物に接当する可能性があるの
で、この場合の防護板をも兼用しているのである。該冷
却風案内板1は前後を機体フレーム26・27の下端に
固設して支持している。
【0011】次に図6・図7・図8・図9において、ト
ップリンク3とPTO軸6の配置について説明する。左
右の機体フレーム30・30の内の、左側の機体フレー
ムにトップリンクブラケット18を固設している。そし
て該トップリンクブラケット18を補強する補強ブラケ
ット8が上方のセンターブラケット19との間を連結
し、トップリンクブラケット18を補強している。ロー
タリ耕耘装置R以外の牽引式の作業機の場合には、トッ
プリンク3はトップリンクブラケット18に枢支するこ
となく、従来のようにセンターブラケット19に枢支す
るのである。ロータリ耕耘装置Rの如く、ジョイント軸
5により動力を伝達する必要のある場合には、トップリ
ンク3の前端をトップリンクブラケット18に枢支する
のである。
【0012】ロアリンク4はリフトリンク21を介して
リフトアーム20により昇降されている。ロアリンク4
やリフトアーム20は低車高トラクタの機体の左右中心
位置に配置されている。ジョイント軸5は前部を等速ジ
ョイントとし、後部をクロスジョイントとしている。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。第1に、高温化するエン
ジン11のオイルパン2の部分を、冷却ファン14か
ら、前方でかつ水平方向に吐出される強制冷却風により
冷却することが出来るので、エンジン冷却効果を向上す
ることができたのである。第2に、該冷却風案内板1は
冷却風の案内の他に、オイルパン2の部分の下面を、地
表の障害物から保護する役目を兼用することが出来るの
で、低車高トラクタにおいて、車高が低い為にオイルパ
ン2の部分に発生する損傷を無くすことが出来るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低車高トラクタの全体側面図である。
【図2】同じく全体平面図である。
【図3】同じく全体後面図である。
【図4】エンジン11と冷却風案内板1の部分の拡大側
面図である。
【図5】同じく冷却風案内板1の部分の平面図である。
【図6】作業機装着装置の側面図である。
【図7】同じくトップリンク3とジョイント軸5の部分
の平面図である。
【図8】トップリンクブラケット18の部分の側面図で
ある。
【図9】同じく後面図である。
【符号の説明】
1 冷却風案内板 2 オイルパン 3 トップリンク 4 ロアリンク 5 ジョイント軸 6 PTO軸 8 補強ブラケット 11 エンジン 14 冷却ファン 18 トップリンクブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 東光 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−289721(JP,A) 実開 昭58−152674(JP,U) 実開 昭58−53816(JP,U) 実開 平3−67278(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 11/04 B62D 49/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪16・16と後輪15・15の4輪
    により支持された低車高トラクタであって、座席9が機
    体の進行方向の一側に配置され、エンジン11は機体の
    進行方向の他側に偏心配置され、該エンジン11の上面
    にはボンネット12が被覆され、該エンジン11の下方
    のオイルパン2の下部を、機体の前後方向に配置した
    却風案内板1により被覆し、該エンジン11の後方には
    ラジエータ13が配置されており、該ラジエータ13の
    前に冷却ファン14を設け、該冷却ファン14から吐出
    される冷却風の一部を、エンジン11の後面に衝突さ
    せ、更に冷却ファン14とエンジン11との間に設けた
    遮蔽板28により、該冷却風の一部を下方へ方向変更さ
    せ、該下方に方向を変えた冷却風の一部を、冷却風案内
    板1により前方向でかつ水平方向に方向転換させ、冷却
    風案内板1の上面に沿ってオイルパン2に至るように構
    成し、該冷却風案内板1はエンジン11の下方の防護板
    の役目を兼用させたことを特徴とする低車高トラクタ。
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