JP3059416U - 自動手洗い装置 - Google Patents

自動手洗い装置

Info

Publication number
JP3059416U
JP3059416U JP1998009386U JP938698U JP3059416U JP 3059416 U JP3059416 U JP 3059416U JP 1998009386 U JP1998009386 U JP 1998009386U JP 938698 U JP938698 U JP 938698U JP 3059416 U JP3059416 U JP 3059416U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
light
infrared sensor
infrared
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998009386U
Other languages
English (en)
Inventor
正志 杉野
Original Assignee
有限会社アメミヤ機器販売サービス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社アメミヤ機器販売サービス filed Critical 有限会社アメミヤ機器販売サービス
Priority to JP1998009386U priority Critical patent/JP3059416U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3059416U publication Critical patent/JP3059416U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】手間と時間のかかる配線の引き回し作業を要さ
ずに、手洗い器と手指乾燥器と手指消毒器および自動ド
アないしはインターロック錠を接続し、所定の順序で連
携作動させることができる自動手洗い装置を提供する。 【解決手段】自動作動型の手洗い器1と自動作動型の手
指乾燥器2と自動作動型の手指消毒器3および自動施錠
機構を有するドア4を順次配列した手洗い装置におい
て、前記手洗い器1と手指乾燥器2と手指消毒器3およ
びドア4を赤外線センサーからなる発光・受光通信系に
より順次接続した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自動手洗い装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種食品製造工場、レストランなどの飲食施設、ホテル、さらには病院で代表 される医療施設などにおいては、取り扱い物品に大腸菌で代表される細菌が付着 していると重大な問題が生ずるので、衛生管理が要求されている。かかる目的を 達成するため、一定の部屋に、所定の機器すなわち、手洗い器と手指乾燥器と手 指消毒器および自動ドアないしはインターロック錠とを配して、強制的に一連の 手洗い作業を実施させるようにした自動手洗い装置が知られている。 この自動手洗い装置は、手洗い器による手洗い作業が完了すると、手指乾燥器 に移行して乾燥させ、ついで、手指消毒器に移行してアルコールなどによる消毒 が行われ、この手指消毒器による作業が終わるとはじめてドアが開放されたりロ ックが解除される連携システムとなっている。
【0003】 したがって、自動手洗い装置は、各機器での作業が終わるたびに、その信号を 次の機器に送る必要があり、このために、従来では入出力端子等を利用し、手洗 い器と手指乾燥器を、またこの手指乾燥器と次の手指消毒器を、さらに手指消毒 器とドアの開閉機構を配線で接続していた。 しかし、このような構成では、機器間の接続に配線の引き回しが必要であり、 かかる配線の引き回しは前記機器を設置する壁の裏や天井などで行なうため、多 大な時間と労力がかかるという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようする問題点】
本考案は前記のような問題点を解消するために考案されたもので、その目的と するところは、手間と時間のかかる配線の引き回し作業を要さずに、手洗い器と 手指乾燥器と手指消毒器および自動ドアないしはインターロック錠を接続し、所 定の順序で連携作動させることができる自動手洗い装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案の自動手洗い装置は、自動作動型の手洗い器と 自動作動型の手指乾燥器と自動作動型の手指消毒器および自動施錠機構を有する ドアを順次配列した手洗い装置において、前記手洗い器と手指乾燥器と手指消毒 器およびドアを赤外線センサーからなる発光・受光通信系により順次接続したこ とを基本的な特徴としている。
【0006】 本考案による自動手洗い装置は、より詳細には、手洗い器に該手洗い器での作 業の完了とともに作動する赤外線センサーを設け、手指乾燥器には、前記赤外線 センサーの光線を受光して該手指乾燥器を使用可能状態にする第1赤外線センサ ーと、当該手指乾燥器での作業の完了とともに作動して赤外線を発射する第2赤 外線センサーを設け、手指消毒器には、手指乾燥器の赤外線センサーからの光線 を受光して使用可能状態にする第3赤外線センサーと、該手指消毒器の作業の完 了ともに作動して赤外線を発射する第4赤外線センサーを設け、ドアには、前記 手指消毒器の第4赤外線センサーからの光線を受光して施錠機構を作動するため の第5赤外線センサーを設けている。 そして、前記赤外線センサーは発光器と受光器を有し、第1赤外線センサーは 、手洗い器の発光器の作動を停止させるための検知確認用の発光器を有し、第2 赤外線センサーは、発光器のほか受光器を有し、第3赤外線センサーは、発光器 からの赤外線を受ける受光器のほか手指乾燥器の発光器の作動を停止させるため の検知確認用の発光器を有し、第4赤外線センサーは、発光器のほか受光器を有 し、第5赤外線センサーは、発光器からの赤外線を受ける受光器のほか手指消毒 器の発光器の作動を停止させるための検知確認用の発光器を有している構成とな っている。
【0007】
【作用】
手洗い器1での石鹸液による揉み洗いおよび流水による水洗いが終了すると、 その完了信号を受けて赤外線センサー5の発光器50が作動し、下流の手指乾燥 器2の第1赤外線センサー6は手洗い器1からの赤外線を受光器61によって受 光し、この受光を確認すると、発光器60から赤外線が上流の手洗い器1に向け て発射され、これを手洗い器1の受光器51が検知することにより手洗い器側の 発光器50の作動が停止される。
【0008】 手指乾燥器2は赤外線の受光によって起動して乾燥気体が吐出し、所定の設定 時間が経過して停止すると、その信号で第2赤外線センサー7の発光器70から 赤外線が下流の手指消毒器3に発射される。この光線が手指消毒器3の第3赤外 線センサー8の受光器80で受光されると、手指消毒器3は使用可能状態にスタ ンバイされ、また手指消毒器3の発光器81から赤外線が発射されそれを上流の 手指乾燥器2の受光器71が受光することにより手指乾燥器2の発光器70は作 動停止される。
【0009】 手指消毒器3のブースに手を差し入れると消毒液が噴霧され、一定時間後に完 了信号が発せられると、手指消毒器3の第4赤外線センサー9の発光器90が作 動し、この赤外線がドア4の第5赤外線センサー10の受光器101に受光され ると、自動ドアの場合には自動的に開閉動作し、ドアが電気錠である場合には解 錠され、退出可能となる。このドア4においても、上流側の手指消毒器3からの 赤外線を受光すると、発光器100が作動して手指消毒器3の受光器91に赤外 線が発射されて発光器90の作動が自動的に停止される。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下本考案による自動手洗い装置の実施例を添付図面を参照して説明する。 図1と図2は本考案による自動手洗い装置を模式的に示しており、Aは建家内 の室たとえばトイレであり、外部の室Bとドア4によって区画されている。 1は室Aに配置された始端の機器としての自動作動型の手洗い器であり、洗面 台のC上方の壁面に配置され、外部たとえば天井部などに赤外線センサー5を有 している。 2は次段の機器としての手指乾燥器であり、手洗い器1と隣接するかまたは適 度の距離をおいて壁面に配置され、外部には前記赤外線センサー5の光路上に第 1赤外線センサー6が、また反対側に第2赤外線センサー7を有している。 3は第3段の機器としての手指消毒器であり、手指乾燥器2と隣接するか適度 の距離をおいて壁面に配置され、外部には前記第2赤外線センサー7の光路上に 第3赤外線センサー8がまた反対側に第4赤外線センサー9が設けられている。 前記ドア4は前記手指消毒器3から離間した位置にあり、前記手指消毒器3の 赤外線センサー9の光路上に第5赤外線センサー10を有している。
【0011】 前記手洗い器1は、図3に機械的構成が示されており、本体11内にあらかじ め水で稀釈された石鹸液タンク12を有し、該石鹸液タンク12は電磁弁などか らなる開閉弁130を有する注出配管13を介してノズル14と接続されている 。前記ノズル14と所定間隔へだてた部位には手洗い水の吐出14’が設けられ ており、これに外部から導いた洗浄水導管15が接続されており、この洗浄水導 管15にも電磁弁などからなる開閉弁150が設けられている。 本体11の前面部位には手の差し出しを検知するセンサ(たとえば光電センサ )16と表示器17および警報器18が設けられている。
【0012】 本体内にはCPUや積算タイマーを含むコントローラ(制御回路)19が配置 されており、該コントローラ19にセンサ16が接続されるとともに、前記開閉 弁131,140、表示器17および警報器18が接続され、センサ16からの 信号を受けたときに、所定のシーケンスプログラムで前記各部を作動させるよう になっている。警報器18はセンサ16および積算タイマーに連携しており、手 の存在が一定時間感知されないときにオンとなり、音声またはブザーにより警告 を発する。
【0013】 手指乾燥器2は、図2と図4に示されており、本体21内にモータファン22 とヒータ23とを内蔵しており、ヒータ23の下流には本体前面の温風吹出し口 24に至るダクト25が設けられている。また温風吹出し口24の近傍には手の 差し出しを感知するセンサ(たとえば超音波センサ)26が設けられ、本体前面 には乾燥時間等の表示器27が装備されている。 また、本体内にはCPUを含むコートローラ28が配置されており、このコー トローラ28にセンサ26が接続されるとともに、前記モータファン22とヒー タ23および表示器27が接続されていて、センサ26からの信号を受けたとき に所定のシーケンスプログラムで前記各部を作動させるようになっている。
【0014】 手指消毒器3は、図2と図5に示されており、消毒ブース33を有する本体3 1内に消毒液タンク32が内蔵されており、消毒ブース33の天井部には消毒液 タンク32と導管34を介して接続された噴霧ノズル35,35が取り付けられ ている。前記導管34には電磁弁などからなる開閉弁340が設けられている。 本体31の前面または消毒ブース33には手の差し入れを検知するセンサ(た とえば光電センサ)36が、前面には作動表示器37が設けられており、センサ 36と作動表示器37および前記開閉弁340は本体31内に設けたCPUを含 むコントローラ38に接続されており、センサ36からの信号を受けたときに作 動表示器37および前記開閉弁340は所定のシーケンスプログラムで作動され るようになっている。
【0015】 ドア4は自動開閉ドアかまたはインターロック錠を有するものが用いられ、第 5赤外線センサー10の出力部が前者の場合には起動部に、後者の場合にはロッ ク機構部にそれぞれ接続されている。
【0016】 図6は本考案における手洗い器1、手指乾燥器2、手指消毒器3およびドア4 の赤外線センサー5,6,7,8,9,10の構成例と信号授受の関係を示して いる。 手洗い器1の赤外線センサー5はコントローラ19の出力端子に接続されてお り、ハウジング5aに、発光器50と検知確認用の受光器51とそれらを制御す るマイコン52が組み込まれている。
【0017】 手指乾燥器2の第1赤外線センサー6と第2赤外線センサー7はコントローラ 28の外部出力端子に接続されている。第1赤外線センサー6と第2赤外線セン サー7は共通のハウジング6aに組み込まれており、第1赤外線センサー6は前 記手洗い器1の発光器50と正対する関係位置に受光器61が、受光器51と対 向する位置に検知確認用の発光器60がそれぞれ設けられている。 第2赤外線センサー7は前記第1赤外線センサー6と背中合わせに位置し、下 流の手指消毒器3の第3赤外線センサー8に向いた発光器70と、検知確認用の 受光器71が並列状に設けられている。 前記第1赤外線センサー6の発光器50と受光器61および第2赤外線センサ ー7の発光器70と受光器71は制御用マイコン67に接続されている。
【0018】 手指消毒器3の第3赤外線センサー8と第4赤外線センサー9も、コントロー ラ38の外部出力端子に接続され、共通のハウジング8aに組み込まれており、 第3赤外線センサー8は前記手指乾燥器2の発光器70と正対する関係位置に受 光器81が、受光器71と対向する位置に検知確認用の発光器80がそれぞれ設 けられている。 第4赤外線センサー9は前記第3赤外線センサー8と背中合わせに位置し、下 流のドア4の第5赤外線センサー10に向いた発光器90と、検知確認用の受光 器91が並列状に設けられている。前記第3赤外線センサー8の発光器80と受 光器81および第4赤外線センサー9の発光器90と受光器91は制御用マイコ ン89に接続されている。
【0019】 ドア4の第5赤外線センサー10は前記第4赤外線センサー9の発光器90に 対向する受光器101と、受光器91に対向する検知確認用の発光器100とこ れらを制御するマイコン102をハウジング10aに組み込むことにより構成さ れている。なお、ハウジング10aには他機器との接続のための起動スイッチ1 03も設けられている。
【0020】 なお、前記各赤外線センサー5,6,7,8,9,10における各発光器50 ,60,70,80,90はそれぞれ赤外線発光ダイオードからなり、受光器5 1,61,71,81,91は、それぞれPINフォトダイオードとリモコン・ プリアンプがシールドケースにユニットとして内蔵されたモジュールなどが使用 される。
【0021】 前記赤外線センサーの発光器50,60,70,80,90と受光器51,6 1,71,81,91間でかわされる信号の構成は任意であるが、その一例を示 すと図7のとおりであり、1ビットは蛍光灯からの干渉による誤動作を避けるた め33〜40KHzのキャリア周波数内によるPPMで使用し、受光モジュールに おいて直接復調された信号として取り出すことができるようにする。 1バイトの構成は、キャリアを0.56mS出力し、無信号部を0.56mS 出力したものを0とし、0.56mS出力し無信号部を1.68mS出力したも のを1とする。リーダー部はスタート信号として使用しキャリアを9mS、無信 号部を4.5mS出力したものを使用する。カスタムコード部は16ビットで構 成し、各機器のIDコードとして割付け、どの機器からの出力かを判別するため に使用する。データーコード部は送りられてきた信号かせ何の命令なのかを示す 信号であり、起動信号や応答信号などに使用する。トレーラーはキャリアを0. 56mS出力し無信号部を8mS以上出力し、信号が終了したことを示す。
【0022】 なお、赤外線センサー5,6,7,8,9は本体11,21,31の外部のい ずれの部位に独立した機器としてマウントされてもよい。しかし、もちろん本体 11,21,31のたとえば側壁部分に発光器と受光器を露出させる形態一体化 させてもよい。
【0023】
【実施例の作用】
本考案の実施例に示すものの作用を説明する。 ドア4を開放して入室すると自動的にドア4が閉鎖する。 手洗い器1の前方に立ち、手をノズル14に向けて差し出すと、センサ16が これを感知し、信号をコントローラ19に送る。この信号を受けるとコントロー ラ19から駆動信号が発せられ、開閉弁130が所定時間開弁し、所定量の石鹸 液が石鹸液タンク12からノズル14に送られて吐出される。それと同時に積算 カウンターが作動され、表示器17に設定時間が表示されるとともに、カウント ダウンが開始される。 こうして吐出された石鹸液を手に取って揉み洗いし、設定時間が経過すると、 コントローラ19からの信号により開閉弁150が所定時間開弁し、それによっ て洗滌水導管15を経て吐出口14’から水道水やアルカリイオン水などの洗滌 水が吐出され、それと同時に積算カウンターが作動され、表示器17に設定時間 が表示されるとともにカウントダウンが開始される。
【0024】 前記手洗い作業中に、手をノズル14から遠ざけたりすると、センサ16によ る感知がオフになるため、積算カウンターによるカウントはストップし、コント ローラ19からの信号により、所定時間後たとえば5秒後に警報器18が作動さ れ、警告が発せられる。 かくして洗滌水による所定時間の水洗いが終了すると、コントローラ19から 完了信号が送出され、それによって赤外線センサー5の発光器50が作動し、赤 外線を発射する。この赤外線は手指乾燥器2に設けられている第1赤外線センサ ー6の受光器61によって受光検知されるまで持続され、受光を検知確認すると 発光器60から手洗い器1の赤外線センサー5に向かって赤外線が発射され、こ れを赤外線センサー5の受光器51に受光されると、制御用マイコン52によっ て発光器50の作動が停止される。
【0025】 前記のように検知が確認されると、手指乾燥器2は待機状態となり、手指乾燥 器2の温風吹出し口24に手を差し出すと、センサ26がこれを感知して信号を コントローラ28に送る。これによりコントローラ28からの信号でモータファ ン22とヒータ23が作動され、所定の風速と風量の温風が温風吹出し口24か ら吹き出される。この時間はコントローラ28にあらかじめ設定されており、表 示器27にカウントダウン表示される。 こうして設定所定時間が経過すると、コントローラ28から外部端子に完了信 号が送出され、制御用マイコン62により第3赤外線センサー7の発光器70が 作動して赤外線を発射する。この赤外線は次の手指消毒器3の第3赤外線センサ ー8の受光器81によって受光され、これを検知すると発光器80から赤外線が 発射され、それが上流の手指乾燥器2の受光器71で受光されることにより手指 乾燥器2の発光器70が発光を停止する。
【0026】 上記のように手指消毒器3の第4赤外線センサー8が受光すると、制御用マイ コン82からコントローラ38に信号が送られ、手指消毒器3は使用可能な状態 で待機される。そこで、手指消毒器3のブース33に手の平を上に向けて両手を 差し入れると、センサ36がこれを感知してコントローラ38に信号を送る。こ れによりコントローラ38からの信号で開閉弁340が作動し、消毒液タンク3 2の消毒液は噴霧ノズル35,35から所定の設定時間のあいだ噴霧される。こ れが終わると表示器37からブザーが発せられる。そこで、両手をブースから取 り出し、乾燥させる。
【0027】 こうして消毒が完了すると、コントローラ38から完了信号が送出され、それ によって第4赤外線センサー9の発光器90が作動して赤外線を発射する。この 赤外線はドア4に設けられている第5赤外線センサー10の受光器101によっ て受光され、これを検知すると発光器100が赤外線を上流の手指消毒器3の第 4赤外線センサー9に向けて発射し、これを受光器91が受光すると発光器90 の発光を停止させる。 これにより制御用マイコン102を介して電気的に接続されているドア4が開 放動作する。すなわち自動開閉ドアの場合にはドアが開放され、所定時間後に閉 鎖する。インターロック錠の場合には、電気錠のロック機構が罷動し、解錠され る。 したがって、完全に無接触による手洗い、乾燥および消毒を終えた手を、ドア ノブ等に触れさせることなく退室することができる。
【0028】
【考案の効果】 以上説明した本考案の請求項1によれば、始端機器としての自動式手洗い器1 から下流の機器としての手指乾燥器2、手指消毒器3、ドア4がそれぞれ赤外線 センサーを有し、これによるリモコン通信機能を利用して無接触にて各機器の接 続を行なうことができる。したがって、各機器間の配線作業が全く不要となり、 スッキリした配置を行なえるとともに、繁雑な配線の引き回し作業が不要となっ て迅速簡単に設置を行なうことができ、短期間で設置して使用開始することがで きるというすぐれた効果が得られる。
【0029】 請求項2によれば、手洗い器1と手指乾燥器2と手指消毒器3およびドア4が それぞれ赤外線センサー5,6,7,8,9,10を有しており、かつ下流側に 赤外線を発射する各赤外線センサー5,7,9には、発光器50,70,90の ほかに受光器51,71,81を有し、上流側からの赤外線を受光する各赤外線 センサー6,8,10は、受光器61,81,101のほか、受光を検知確認し て上流側の発光器の作動を停止させるための発光器60,80,100を有し、 これら発光器と受光器とによって確認式通信系が構成されているので、手洗い器 と手指乾燥器2と手指消毒器3およびドア4間を確実にリモコン接続することが できるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動手洗い装置の概要を示す平面
図である。
【図2】本考案による自動手洗い装置の概要を示す正面
図である
【図3】は本考案における手洗い器の構成を示す説明図
である。
【図4】本考案における手指乾燥器の構成を示す説明図
である。
【図5】本考案における手指消毒器の構成を示す説明図
である。
【図6】本考案自動手洗い装置の赤外線センサーを示す
説明図である。
【図7】本考案における信号フォーマットを例示する説
明図である。
【符号の説明】
1 手洗い器 2 手指乾燥器 3 手指消毒器 4 ドア 5,6,7,8,9,10 赤外線センサー 50,60,70,80,90,100 発光器 51,61,71,81,91,101 受光器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動作動型の手洗い器1と自動作動型の手
    指乾燥器2と自動作動型の手指消毒器3および自動施錠
    機構を有するドア4を順次配列した手洗い装置におい
    て、前記手洗い器1と手指乾燥器2と手指消毒器3およ
    びドア4を赤外線センサーからなる発光・受光通信系に
    より順次接続したことを特徴とする自動手洗い装置。
  2. 【請求項2】下記の構成を備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の自動手洗い装置。 a.手洗い器1に該手洗い器での作業の完了とともに作
    動する赤外線センサー5を設けている。 b.手指乾燥器2には、前記赤外線センサー5の光線を
    受光して該手指乾燥器を使用可能状態にする第1赤外線
    センサー6と、当該手指乾燥器での作業の完了とともに
    作動して赤外線を発射する第2赤外線センサー7を設け
    ている。 c.手指消毒器3には、手指乾燥器2の赤外線センサー
    からの光線を受光して使用可能状態にする第3赤外線セ
    ンサー8と、該手指消毒器3の作業の完了ともに作動し
    て赤外線を発射する第4赤外線センサー9を設けてい
    る。 d.ドア4には、前記手指消毒器3の第4赤外線センサ
    ー9からの光線を受光して施錠機構を作動するための第
    5赤外線センサー10を設けている。 e.前記赤外線センサー5は発光器50と受光器51を
    有し、第1赤外線センサー6は、手洗い器1の発光器5
    0の作動を停止させるための検知確認用の発光器60を
    有している。 f.第2赤外線センサー7は、発光器70のほか受光器
    71を有し、第3赤外線センサー8は、発光器70から
    の赤外線を受ける受光器81のほか手指乾燥器2の発光
    器70の作動を停止させるための検知確認用の発光器8
    0を有している。 g.第4赤外線センサー9は、発光器90のほか受光器
    91を有し、第5赤外線センサー10は、発光器90か
    らの赤外線を受ける受光器101のほか手指消毒器3の
    発光器90の作動を停止させるための検知確認用の発光
    器100を有している。
JP1998009386U 1998-11-27 1998-11-27 自動手洗い装置 Expired - Lifetime JP3059416U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998009386U JP3059416U (ja) 1998-11-27 1998-11-27 自動手洗い装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998009386U JP3059416U (ja) 1998-11-27 1998-11-27 自動手洗い装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3059416U true JP3059416U (ja) 1999-07-09

Family

ID=43193274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998009386U Expired - Lifetime JP3059416U (ja) 1998-11-27 1998-11-27 自動手洗い装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3059416U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3535086B2 (ja) 2000-09-14 2004-06-07 イカリ消毒株式会社 衛生管理装置
JP2008022965A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Taisei Corp 消毒室の連動制御装置。
JP2018202099A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 株式会社紀鳳産業 洗浄監視方法、洗浄監視装置、及び洗浄監視システム
WO2020250283A1 (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 三菱電機株式会社 手乾燥装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3535086B2 (ja) 2000-09-14 2004-06-07 イカリ消毒株式会社 衛生管理装置
JP2008022965A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Taisei Corp 消毒室の連動制御装置。
JP2018202099A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 株式会社紀鳳産業 洗浄監視方法、洗浄監視装置、及び洗浄監視システム
WO2020250283A1 (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 三菱電機株式会社 手乾燥装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1201172A2 (en) Prevention system and preventing method against infectious diseases, and apparatus for supplying fluids
KR100522571B1 (ko) 자동 손 살균 소독 장치
JP4072538B2 (ja) 自動ドア連動型乾燥殺菌装置
US20070213877A1 (en) Hand cleaning apparatus and method of use of same
KR102168808B1 (ko) 손 소독 기능이 구비된 키오스크 및 이의 운용방법
JP2009540160A (ja) 便後洗浄及び便座消毒に使われる水洗便器
CN212369342U (zh) 一种公共卫生间的自动感应消毒系统
JP3059416U (ja) 自動手洗い装置
KR102267894B1 (ko) 종합 손 세정대
JP2000060764A (ja) 自動式手消毒器
JP2004011315A (ja) 手の洗浄・乾燥・消毒セット
KR20110007803A (ko) 동전투입식 손살균 세척기
KR20110087516A (ko) 정화기능을 지닌 손소독기
JP2001020338A (ja) 光電センサを備えた衛生器
JPS61109979A (ja) クリ−ンル−ム用手洗装置
JP2002327937A (ja) 浴室用空調機
JPH10266287A (ja) 酸性水手洗器
CN212369337U (zh) 用于楼道的消杀装置
JP2002168966A (ja) 光センサによる物体検知方法
KR200210887Y1 (ko) 자동 세면장치
Gupta et al. Novel design and performance analysis of automatic sanitizer dispenser machine based on ultrasonic sensor
KR200379898Y1 (ko) 클린룸
KR102295043B1 (ko) 게이트형 소독제 분사 장치
KR102379018B1 (ko) 실내거주공간 청정 및 소독실 시스템
KR102581510B1 (ko) 실내 소독용 소독장치와 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term