JP3059273B2 - 連続フィラメントウエブの製造方法 - Google Patents
連続フィラメントウエブの製造方法Info
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- JP3059273B2 JP3059273B2 JP31353691A JP31353691A JP3059273B2 JP 3059273 B2 JP3059273 B2 JP 3059273B2 JP 31353691 A JP31353691 A JP 31353691A JP 31353691 A JP31353691 A JP 31353691A JP 3059273 B2 JP3059273 B2 JP 3059273B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電した実質的に無撚
の連続マルチフィラメント束を静電気の電気的反発力と
エアガンから噴出するエアジェットの拡散作用によって
開繊して、下方にあるスクリーンベルト上で捕集して連
続フィラメントウエブを製造する方法に関する。
の連続マルチフィラメント束を静電気の電気的反発力と
エアガンから噴出するエアジェットの拡散作用によって
開繊して、下方にあるスクリーンベルト上で捕集して連
続フィラメントウエブを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】帯電した連続マルチフィラメント束を開
繊し捕集して連続フィラメントウエブとなす基本的方法
については特公昭37−4993号公報において既に公
知となっている。この様にして得られた連続フィラメン
トウエブは、適当な方法でフィラメント間を接着結合し
てスパンボンド不織布となす事によって高引張強力、高
引裂強力が発現して、非常に広い用途に利用が進み、今
日のスパンボンド事業の隆盛に至っている。この様な、
実用に供せるスパンボンドを製造するためには数mの巾
を有した捕集連続フィラメントウエブを得る技術が必要
である。そのためには、多数個のマルチフィラメント束
を開繊して、捕集装置の巾方向へ並べて所望のウエブ巾
となる様にしなければならない。連続マルチフィラメン
ト束の牽引と開繊、捕集装置への搬送は、エアガン(エ
アサッカー、エアジェットと称される場合もある。)が
一般に用いられるが、1個のエアガンでは処理できるマ
ルチフィラメント束の太さ、フィラメント数には限度が
あって、前記の様な数mの広巾ウエブを得るためには、
捕集装置の巾方向にエアガンを多数並べて、多数個のマ
ルチフィラメント束を牽引、開繊捕集しなければならな
い。
繊し捕集して連続フィラメントウエブとなす基本的方法
については特公昭37−4993号公報において既に公
知となっている。この様にして得られた連続フィラメン
トウエブは、適当な方法でフィラメント間を接着結合し
てスパンボンド不織布となす事によって高引張強力、高
引裂強力が発現して、非常に広い用途に利用が進み、今
日のスパンボンド事業の隆盛に至っている。この様な、
実用に供せるスパンボンドを製造するためには数mの巾
を有した捕集連続フィラメントウエブを得る技術が必要
である。そのためには、多数個のマルチフィラメント束
を開繊して、捕集装置の巾方向へ並べて所望のウエブ巾
となる様にしなければならない。連続マルチフィラメン
ト束の牽引と開繊、捕集装置への搬送は、エアガン(エ
アサッカー、エアジェットと称される場合もある。)が
一般に用いられるが、1個のエアガンでは処理できるマ
ルチフィラメント束の太さ、フィラメント数には限度が
あって、前記の様な数mの広巾ウエブを得るためには、
捕集装置の巾方向にエアガンを多数並べて、多数個のマ
ルチフィラメント束を牽引、開繊捕集しなければならな
い。
【0003】この様な多数のエアガンの使用について
は、前記特公昭37−4993号公報にも記載がある
が、本格的な提案としては特公昭42−23998号公
報がある。この提案は、エアガンを多数個並べて広巾ウ
エブを得る場合においては、個々のエアガン単位、すな
わち、個々のマルチフィラメント束単位で開繊捕集され
た連続フィラメントウエブは、巾方向に正規分布(ガウ
ス分布)の目付分布をとるが、これを少なくとも67%
以上重さなる様にする事が、得られる広巾連続フィラメ
ントウエブの巾方向の目付分布均一化に必須の事として
いる。この提案では、連続フィラメントウエブ中のフィ
ラメントの配列方向の制御のため捕集装置の吸引部形状
の適正化についても示されている。
は、前記特公昭37−4993号公報にも記載がある
が、本格的な提案としては特公昭42−23998号公
報がある。この提案は、エアガンを多数個並べて広巾ウ
エブを得る場合においては、個々のエアガン単位、すな
わち、個々のマルチフィラメント束単位で開繊捕集され
た連続フィラメントウエブは、巾方向に正規分布(ガウ
ス分布)の目付分布をとるが、これを少なくとも67%
以上重さなる様にする事が、得られる広巾連続フィラメ
ントウエブの巾方向の目付分布均一化に必須の事として
いる。この提案では、連続フィラメントウエブ中のフィ
ラメントの配列方向の制御のため捕集装置の吸引部形状
の適正化についても示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の検討におい
ても、巾方向に均一な目付分布を実現するためには、個
々のマルチフィラメント束単位で開繊捕集された連続マ
ルチフィラメントウエブの巾方向の重なりが重要である
事を認めた。しかし一方、本発明者の検討では、エアガ
ンから噴射搬送される帯電したマルチフィラメント束
は、電気的反発力とエアの拡散作用によって充分開繊さ
れるにつれて急激に速度低下するが、それに伴なって、
周囲を流れる室内の周辺設備によって生じるエア流によ
っても簡単に捕集位置(スクリーンベルト上への落下位
置)を捕集機巾方向で変動し、蛇行を生じて安定しない
事が明らかとなった。
ても、巾方向に均一な目付分布を実現するためには、個
々のマルチフィラメント束単位で開繊捕集された連続マ
ルチフィラメントウエブの巾方向の重なりが重要である
事を認めた。しかし一方、本発明者の検討では、エアガ
ンから噴射搬送される帯電したマルチフィラメント束
は、電気的反発力とエアの拡散作用によって充分開繊さ
れるにつれて急激に速度低下するが、それに伴なって、
周囲を流れる室内の周辺設備によって生じるエア流によ
っても簡単に捕集位置(スクリーンベルト上への落下位
置)を捕集機巾方向で変動し、蛇行を生じて安定しない
事が明らかとなった。
【0005】そのためウエブの巾方向の重なりに変動が
生じて、その結果、ウエブの巾方向目付分布に乱れが生
じてしまうという欠点が発生してしまう。これに対して
エアガン下部へ反射板を設けて、捕集装置上への落下位
置を規制する方法、エアガン下部へ揺動装置を設けフィ
ラメント群を捕集装置の巾方向、あるいはそれに対して
ある角度をもって揺動させる方法、エアガンの下に孤状
湾曲する一対の反射分散板を対峙し配置した装置を用い
る(特公平2−462号公報)改良提案がある。
生じて、その結果、ウエブの巾方向目付分布に乱れが生
じてしまうという欠点が発生してしまう。これに対して
エアガン下部へ反射板を設けて、捕集装置上への落下位
置を規制する方法、エアガン下部へ揺動装置を設けフィ
ラメント群を捕集装置の巾方向、あるいはそれに対して
ある角度をもって揺動させる方法、エアガンの下に孤状
湾曲する一対の反射分散板を対峙し配置した装置を用い
る(特公平2−462号公報)改良提案がある。
【0006】しかしながらこれらの方法にも次の様な欠
点があった。すなわち、第1の方法では開繊されたフィ
ラメントが捕集装置に落下する時に振動して、得られた
連続フィラメントウエブの巾方向にさざ波状の細かい筋
斑を生じやすい。第2の方法においては、捕集装置の走
行速度の上昇につれて揺動装置の揺動数を増加させる必
要があるので、揺動装置の強度的制約のため、高速成形
には不適である。
点があった。すなわち、第1の方法では開繊されたフィ
ラメントが捕集装置に落下する時に振動して、得られた
連続フィラメントウエブの巾方向にさざ波状の細かい筋
斑を生じやすい。第2の方法においては、捕集装置の走
行速度の上昇につれて揺動装置の揺動数を増加させる必
要があるので、揺動装置の強度的制約のため、高速成形
には不適である。
【0007】また第3の方法では、多数個並んだエアガ
ンのうち中央部に位置するものは、外乱エアによる影響
で開繊フィラメントの落下位置が変化する事は確かにな
い。しかし両端のエアガンによって、牽引、開繊、搬送
される開繊フィラメントは外乱エアによって容易に落下
位置が変動するという問題があった。
ンのうち中央部に位置するものは、外乱エアによる影響
で開繊フィラメントの落下位置が変化する事は確かにな
い。しかし両端のエアガンによって、牽引、開繊、搬送
される開繊フィラメントは外乱エアによって容易に落下
位置が変動するという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記従来技
術の欠点を解消するべく、各種検討の結果、本発明に到
達したものである。
術の欠点を解消するべく、各種検討の結果、本発明に到
達したものである。
【0009】則ち、本発明は帯電した実質的に無撚のマ
ルチフィラメント束をエアガンによって牽引搬送すると
同時に、帯電フィラメント相互の電気的反発力と噴出す
るエアジェットの拡散作用によって開繊し、下方にある
スクリーンベルト上で捕集して連続フィラメントウエブ
を製造する方法において、少なくとも3個以上のエアガ
ンを該スクリーンベルトの巾方向に2枚の板状体が平行
に対峙した構造の整流フードの上部へほぼ等間隔で一列
に配置すると同時に該エアガン列中両端のエアガンはエ
アだけを噴出させ、開繊フィラメント流の該整流フード
通過させる連続フィラメントウエブの製造方法である。
ルチフィラメント束をエアガンによって牽引搬送すると
同時に、帯電フィラメント相互の電気的反発力と噴出す
るエアジェットの拡散作用によって開繊し、下方にある
スクリーンベルト上で捕集して連続フィラメントウエブ
を製造する方法において、少なくとも3個以上のエアガ
ンを該スクリーンベルトの巾方向に2枚の板状体が平行
に対峙した構造の整流フードの上部へほぼ等間隔で一列
に配置すると同時に該エアガン列中両端のエアガンはエ
アだけを噴出させ、開繊フィラメント流の該整流フード
通過させる連続フィラメントウエブの製造方法である。
【0010】又、好しくは、整流フードを構成する2板
の平行に対峙した板状の間隔Cとエアガン間隔Pが下記
(1)式の関係にありかつ、エアだけを噴出する両端の
エアガンのエア流量A0と他のエアガンのエア流量A1と
が下記(2)式の関係となる事を特徴とする上記の連続
フィラメントウエブの製造方法である。 1.5P≧C≧0.5P・・・・・(1) 2A1≧A0≧0.5A1 ・・・・・(2)
の平行に対峙した板状の間隔Cとエアガン間隔Pが下記
(1)式の関係にありかつ、エアだけを噴出する両端の
エアガンのエア流量A0と他のエアガンのエア流量A1と
が下記(2)式の関係となる事を特徴とする上記の連続
フィラメントウエブの製造方法である。 1.5P≧C≧0.5P・・・・・(1) 2A1≧A0≧0.5A1 ・・・・・(2)
【0011】本発明でいう帯電した実質的に無撚のマル
チフィラメントとは、本質的に“実撚”の入らない、す
なわち撚糸等の処理のなされていないマルチフィラメン
トであって、かつ高電圧印加やコロナ放電処理、摩擦帯
電処理によって静電気を帯びたものである。従って、そ
の素材は導電性を示す金属繊維や炭素繊維は除かれる
が、それ以外の有機、無機、合成、化学の各種繊維の事
であって、一般にはポリエステル、ポリアミド、ポリオ
レフィン、ポリビニルアルコール、ポリウレタン、ポリ
カーボネート、アラミド(全芳香族ポリアミド)、ポリ
アリレート(全芳香族ポリエステル)、レーヨン等であ
る。その使用形態は、一旦巻き取られたものを再び解舒
して用いられるが、それらが紡糸される工程に連続する
ものであっても差し支えはない。
チフィラメントとは、本質的に“実撚”の入らない、す
なわち撚糸等の処理のなされていないマルチフィラメン
トであって、かつ高電圧印加やコロナ放電処理、摩擦帯
電処理によって静電気を帯びたものである。従って、そ
の素材は導電性を示す金属繊維や炭素繊維は除かれる
が、それ以外の有機、無機、合成、化学の各種繊維の事
であって、一般にはポリエステル、ポリアミド、ポリオ
レフィン、ポリビニルアルコール、ポリウレタン、ポリ
カーボネート、アラミド(全芳香族ポリアミド)、ポリ
アリレート(全芳香族ポリエステル)、レーヨン等であ
る。その使用形態は、一旦巻き取られたものを再び解舒
して用いられるが、それらが紡糸される工程に連続する
ものであっても差し支えはない。
【0012】次に本発明の実施態様を図面によって説明
する。図1は本発明の連続フィラメントウエブの製造方
法を実施するのに用いる装置の一例の斜視図である。図
2は図1に示した装置の正面図、図3は側面図、図4は
平面図である。図1において1は帯電した実質的に無撚
のマルチフィラメント束である。2a,2b,2c,2
d,2e,2fはエアガンであってこの例では6コがス
クリーンベルト5の巾方向に整流フード4の上部へほぼ
等間隔で一列に配列設置されている。該エアガンのう
ち、2b,2c,2d,2eの4個は帯電した無撚のマ
ルチフィラメント束1を牽引搬送すると同時に、帯電フ
ィラメント相互の電気的反発力に相乗する、噴出するエ
アジェットの拡散作用によって、帯電フィラメントをモ
ノフィラメント状まで開繊する作用を発揮する。
する。図1は本発明の連続フィラメントウエブの製造方
法を実施するのに用いる装置の一例の斜視図である。図
2は図1に示した装置の正面図、図3は側面図、図4は
平面図である。図1において1は帯電した実質的に無撚
のマルチフィラメント束である。2a,2b,2c,2
d,2e,2fはエアガンであってこの例では6コがス
クリーンベルト5の巾方向に整流フード4の上部へほぼ
等間隔で一列に配列設置されている。該エアガンのう
ち、2b,2c,2d,2eの4個は帯電した無撚のマ
ルチフィラメント束1を牽引搬送すると同時に、帯電フ
ィラメント相互の電気的反発力に相乗する、噴出するエ
アジェットの拡散作用によって、帯電フィラメントをモ
ノフィラメント状まで開繊する作用を発揮する。
【0013】両端に位置するエアガン2a,2f(以下
サイドガンと称す)は、フィラメント束を通過させずに
エアジェットが噴射するだけになっている。サイドガン
を用いない場合、エアガンから噴射されるエアジェット
によって搬送される開繊フィラメント流は、周囲を流れ
る室内の周辺設備装置によって生じるエア流によっても
簡単に捕集位置を変動して蛇行を発生するが、サイドガ
ンを用いると、サイドガンを流れるエア流がエアカーテ
ンの役割を発揮するためか各々のエアガンから搬送され
る開繊マルチフィラメントのスクリーンベルト状捕集機
の巾方向に捕集位置を変動させる事なく捕集する事が可
能になる。したがってサイドガンの設備は必要不可欠な
ものである。本発明でいうエアガンとは、特開昭49−
66967号公報で示されるフィラメント引取り用ガン
と同一又は類似のものである。
サイドガンと称す)は、フィラメント束を通過させずに
エアジェットが噴射するだけになっている。サイドガン
を用いない場合、エアガンから噴射されるエアジェット
によって搬送される開繊フィラメント流は、周囲を流れ
る室内の周辺設備装置によって生じるエア流によっても
簡単に捕集位置を変動して蛇行を発生するが、サイドガ
ンを用いると、サイドガンを流れるエア流がエアカーテ
ンの役割を発揮するためか各々のエアガンから搬送され
る開繊マルチフィラメントのスクリーンベルト状捕集機
の巾方向に捕集位置を変動させる事なく捕集する事が可
能になる。したがってサイドガンの設備は必要不可欠な
ものである。本発明でいうエアガンとは、特開昭49−
66967号公報で示されるフィラメント引取り用ガン
と同一又は類似のものである。
【0014】次に、図中3で示すのがスクリーンベルト
の巾方向に2枚の板状体が平行に対峙した構造の整流フ
ードあって、エアガンより噴出したエアジェットにより
搬送された開繊フィラメント流は該整流フード内を通過
する。該整流フードは開繊フィラメント流がスクリーン
ベルト状捕集機上の捕集位置、とりわけ、スクリーンベ
ルトの進行方向への位置を安定化させるために必要であ
る。すなわち整流フードが用いられない場合、周囲を流
れる室内周辺設備装置類によって生じるエア流によっ
て、捕集位置がスクリーンベルトの進行方向の前後へ揺
れ変動を生じ、このため捕集ウエブシートには、さざ波
様の模様ができ、ウエブ長さ方向の目付斑の原因とな
る。従って、スクリーンベルトの巾方向に2枚の板状体
が対峙した構造の整流フードを設置し、エアガンから噴
出するエアジェットにより搬送される開繊フィラメント
流は該整流フード通過をさせなければならない。
の巾方向に2枚の板状体が平行に対峙した構造の整流フ
ードあって、エアガンより噴出したエアジェットにより
搬送された開繊フィラメント流は該整流フード内を通過
する。該整流フードは開繊フィラメント流がスクリーン
ベルト状捕集機上の捕集位置、とりわけ、スクリーンベ
ルトの進行方向への位置を安定化させるために必要であ
る。すなわち整流フードが用いられない場合、周囲を流
れる室内周辺設備装置類によって生じるエア流によっ
て、捕集位置がスクリーンベルトの進行方向の前後へ揺
れ変動を生じ、このため捕集ウエブシートには、さざ波
様の模様ができ、ウエブ長さ方向の目付斑の原因とな
る。従って、スクリーンベルトの巾方向に2枚の板状体
が対峙した構造の整流フードを設置し、エアガンから噴
出するエアジェットにより搬送される開繊フィラメント
流は該整流フード通過をさせなければならない。
【0015】次に本発明において、その目的を達成する
ためにより好ましい事として、整流フードの2枚の板状
体の間隔Cとエアガンの間隔Pが(1)式の関係にあ
り、かつ、エアだけを噴出する両端のサイドガンのエア
流量A0と他のエアガンのエア流量A1とが(2)式の関
係とする事がある。 1.5P≧C≧0.5P・・・・・(1) 2A1≧A0≧0.5A1 ・・・・・(2)
ためにより好ましい事として、整流フードの2枚の板状
体の間隔Cとエアガンの間隔Pが(1)式の関係にあ
り、かつ、エアだけを噴出する両端のサイドガンのエア
流量A0と他のエアガンのエア流量A1とが(2)式の関
係とする事がある。 1.5P≧C≧0.5P・・・・・(1) 2A1≧A0≧0.5A1 ・・・・・(2)
【0016】すなわち、整流フードの2枚の板状体の間
隔Cとエアガン間隔Pとの関係がC<0.5Pと所定の
範囲より狭くなると整流フードの開繊フィラメント流の
流れが詰ってしまうケースがある。一方C>1.5Pと
所定の範囲より広くなると部分的にフード通過後の開繊
フィラメント流4が2枚の板状体の一方サイドへ片寄る
事がある。これは整流フード内を流れるエアのコアンダ
ー効果によるものである。又、サイドガンのエア流量A
0とその他のエアガンのエア流量A1との関係がA0<
0.5A1と所定の範囲より小さくなると、周囲エアに
より、フード通過後の開繊フィラメント流4のスクリー
ンベルト状捕集機巾方向の捕集位置変動が生じる。これ
に応じて捕集シートが蛇行したり、ウエブの両端部の目
付が異常に小さくなる。これはサイドンのエアカーテン
効果の減少によるものと考えられる。
隔Cとエアガン間隔Pとの関係がC<0.5Pと所定の
範囲より狭くなると整流フードの開繊フィラメント流の
流れが詰ってしまうケースがある。一方C>1.5Pと
所定の範囲より広くなると部分的にフード通過後の開繊
フィラメント流4が2枚の板状体の一方サイドへ片寄る
事がある。これは整流フード内を流れるエアのコアンダ
ー効果によるものである。又、サイドガンのエア流量A
0とその他のエアガンのエア流量A1との関係がA0<
0.5A1と所定の範囲より小さくなると、周囲エアに
より、フード通過後の開繊フィラメント流4のスクリー
ンベルト状捕集機巾方向の捕集位置変動が生じる。これ
に応じて捕集シートが蛇行したり、ウエブの両端部の目
付が異常に小さくなる。これはサイドンのエアカーテン
効果の減少によるものと考えられる。
【0017】一方、サイドガンのエア流量A0とその他
のエアガンのエア流量A1との関係がA0>2A1と所定
の範囲より大きくなると、サイドガンエアがその隣りの
開繊フィラメント流を巾方向内側へ押しやる形となっ
て、通常図2の6及び図4の6に示す様に捕集ウエブの
巾方向の厚さ分布はどのエアガンから出たものも皆ほぼ
正規分布をとるのが、サイドガンに隣設するガンからの
部分、すなわちウエブ全巾で見た場合の両端部が異常に
山高くなる場合ある。従って本発明の目的を達成するよ
り好しい条件としては、前記の如く、整流フードの2枚
の板状体の間隔Cとエアガンの間隔Pを、1.5≧C≧
0.5Pとし、かつ、エアだけを噴出する両端サイドガ
ンのエア流量A0と他のエアガンのエア流量A1とを、2
A1≧A0≧0.5A1の関係とする事がある。
のエアガンのエア流量A1との関係がA0>2A1と所定
の範囲より大きくなると、サイドガンエアがその隣りの
開繊フィラメント流を巾方向内側へ押しやる形となっ
て、通常図2の6及び図4の6に示す様に捕集ウエブの
巾方向の厚さ分布はどのエアガンから出たものも皆ほぼ
正規分布をとるのが、サイドガンに隣設するガンからの
部分、すなわちウエブ全巾で見た場合の両端部が異常に
山高くなる場合ある。従って本発明の目的を達成するよ
り好しい条件としては、前記の如く、整流フードの2枚
の板状体の間隔Cとエアガンの間隔Pを、1.5≧C≧
0.5Pとし、かつ、エアだけを噴出する両端サイドガ
ンのエア流量A0と他のエアガンのエア流量A1とを、2
A1≧A0≧0.5A1の関係とする事がある。
【0018】以上の様に、本発明の方法によれば、図2
の6及び図4の6に示す如く、エアガンで搬送され整流
フードを通過した開繊フィラメントは、その捕集位置、
捕集巾が一定となって安定に長繊維フィラメントウエブ
が製造される。該長繊維フィラメントウエブは、巾方向
に、サイドガンを除いたエアガンの数に相等する正規分
布の目付分布をもつ帯状ウエブが連らなった形をとって
いる。尚、図2の6及び図4の6は、サイドガン2個、
その他のガン4個を使ったケースを例示しているので、
正規分布の帯状ウエブが4個並んでいる。この帯状ウエ
ブはエアガン数を変更する事によって任意に変更でき、
実用上必要な数m巾へ拡大が可能である。
の6及び図4の6に示す如く、エアガンで搬送され整流
フードを通過した開繊フィラメントは、その捕集位置、
捕集巾が一定となって安定に長繊維フィラメントウエブ
が製造される。該長繊維フィラメントウエブは、巾方向
に、サイドガンを除いたエアガンの数に相等する正規分
布の目付分布をもつ帯状ウエブが連らなった形をとって
いる。尚、図2の6及び図4の6は、サイドガン2個、
その他のガン4個を使ったケースを例示しているので、
正規分布の帯状ウエブが4個並んでいる。この帯状ウエ
ブはエアガン数を変更する事によって任意に変更でき、
実用上必要な数m巾へ拡大が可能である。
【0019】実際には巾方向に多数の正規分布状の帯状
ウエブが広巾で得られたままでは、目付分布は巾方向に
不均一で、実用価値はない。しかし図5に示す様に例え
ば7,8,9とエアガン列を3列、その各列で得られる
正規分布帯状ウエブ10,11,12が、巾方向に分布
周期の1/3ずつずれて重なり合う様に配列してウエブ
捕集を行なうと、図6の様に重ね合せウエブは巾方向に
ほとんど均一な目付分布となって実用に供せる広巾の長
繊維フィラメントウエブを得る事が出来る。エアガン列
を2列または4列とした場合には同様に分布周期の1/
2または1/4ずつずらせて重ね合わせることによりほ
ぼ均一な目付分布とすることができる。得られた長繊維
フィラメントウエブは適当な方法、例えばカレンダー、
ニードルパンチ、バインダー等を用いて、繊維間に接着
や絡合を形成してシート形態を整え、強力を増す“ボン
ディング”によって長繊維フィラメントからなる不織布
とする事ができる。
ウエブが広巾で得られたままでは、目付分布は巾方向に
不均一で、実用価値はない。しかし図5に示す様に例え
ば7,8,9とエアガン列を3列、その各列で得られる
正規分布帯状ウエブ10,11,12が、巾方向に分布
周期の1/3ずつずれて重なり合う様に配列してウエブ
捕集を行なうと、図6の様に重ね合せウエブは巾方向に
ほとんど均一な目付分布となって実用に供せる広巾の長
繊維フィラメントウエブを得る事が出来る。エアガン列
を2列または4列とした場合には同様に分布周期の1/
2または1/4ずつずらせて重ね合わせることによりほ
ぼ均一な目付分布とすることができる。得られた長繊維
フィラメントウエブは適当な方法、例えばカレンダー、
ニードルパンチ、バインダー等を用いて、繊維間に接着
や絡合を形成してシート形態を整え、強力を増す“ボン
ディング”によって長繊維フィラメントからなる不織布
とする事ができる。
【0020】本発明の方法によれば、帯電した実質的に
無撚のマルチフィラメント束を、帯電フィラメント相互
の電気的反発力とエアガンから噴出するエアジェットの
拡散作用で開繊し、下方にあるスクリーンベルト状捕集
機上で捕集する際に、2枚の板状体からなる整流フード
の調整使用と、該フード巾方向に1列に配置したエアガ
ン列の両サイドのエアガンにはエアだけを流す事によ
り、各エアガンから噴出搬送される開繊フィラメント流
れを制御して、該フィラメント流を安定かつ一定位置で
捕集して、巾方向に正規分布の目付分布をもつ帯状長繊
維フィラメントウエブを製造する事ができる。
無撚のマルチフィラメント束を、帯電フィラメント相互
の電気的反発力とエアガンから噴出するエアジェットの
拡散作用で開繊し、下方にあるスクリーンベルト状捕集
機上で捕集する際に、2枚の板状体からなる整流フード
の調整使用と、該フード巾方向に1列に配置したエアガ
ン列の両サイドのエアガンにはエアだけを流す事によ
り、各エアガンから噴出搬送される開繊フィラメント流
れを制御して、該フィラメント流を安定かつ一定位置で
捕集して、巾方向に正規分布の目付分布をもつ帯状長繊
維フィラメントウエブを製造する事ができる。
【0021】
【実施例】次に本発明を実施例によって説明するが、本
発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
実施例中、フィラメント束の帯電圧は春日電気(株)製集
電式電位測定器FS−525を用いて測定した。又、得
られたウエブの巾方向目付分布はウエブをボンディング
後巾1cm長さ100cmの短冊状にカットし目付を測定し
て評価した。
発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
実施例中、フィラメント束の帯電圧は春日電気(株)製集
電式電位測定器FS−525を用いて測定した。又、得
られたウエブの巾方向目付分布はウエブをボンディング
後巾1cm長さ100cmの短冊状にカットし目付を測定し
て評価した。
【0022】実施例1〜4 図1に示す装置を使い、帯電した無撚のマルチフィラメ
ント束として300デニール/96filのPET繊維を用
いて、表1(実施例1〜4)に記載する条件で連続フィラ
メントウエブの製造を行なった。表1に結果を示す様
に、本発明を満足するこれらの例では、製造工程中トラ
ブルの発生なく、得られた連続フィラメントウエブは、
捕集位置が安定していて、その巾も一定で、巾方向にほ
ぼ正規分布に一致した目付分布を有していていづれも良
好と評価された。
ント束として300デニール/96filのPET繊維を用
いて、表1(実施例1〜4)に記載する条件で連続フィラ
メントウエブの製造を行なった。表1に結果を示す様
に、本発明を満足するこれらの例では、製造工程中トラ
ブルの発生なく、得られた連続フィラメントウエブは、
捕集位置が安定していて、その巾も一定で、巾方向にほ
ぼ正規分布に一致した目付分布を有していていづれも良
好と評価された。
【0023】比較例1〜4 実施例1〜4と同様に、図1に示す装置を使い、帯電し
た無撚のマルチフィラメント束として300デニール/
96filのPET繊維を用いて、表1(比較例1〜4)に
記載する条件で連続フィラメントウエブの製造を試み
た。これらの例はいづれも、製造条件的に本発明を満足
するものでなかった。結果は表1に記載する様に、各
々、製造工程調子や得られた連続フィラメントウエブ状
態に満足できない点があり、その評価は不良となった。
た無撚のマルチフィラメント束として300デニール/
96filのPET繊維を用いて、表1(比較例1〜4)に
記載する条件で連続フィラメントウエブの製造を試み
た。これらの例はいづれも、製造条件的に本発明を満足
するものでなかった。結果は表1に記載する様に、各
々、製造工程調子や得られた連続フィラメントウエブ状
態に満足できない点があり、その評価は不良となった。
【0024】
【表1】
【0025】実施例5〜8 実施例1〜4と同様に、図1に示す装置を使って、帯電
した無撚のマルチフィラメント束として、表1(実施例
5〜8)に記載するものを用い、主要製造条件も表1に
記す条件にして、連続フィラメントウエブの製造を試み
た。これらは対象となる帯電した無撚のマルチフィラメ
ントのポリマー素材、デニール、フィラメント数が異な
るものであったが、本発明を満足するものであった。結
果は表1に記載する様に、工程調子及び得られたフィラ
メントウエブの状態は実施例1〜4と同程度で良好と評
価された。
した無撚のマルチフィラメント束として、表1(実施例
5〜8)に記載するものを用い、主要製造条件も表1に
記す条件にして、連続フィラメントウエブの製造を試み
た。これらは対象となる帯電した無撚のマルチフィラメ
ントのポリマー素材、デニール、フィラメント数が異な
るものであったが、本発明を満足するものであった。結
果は表1に記載する様に、工程調子及び得られたフィラ
メントウエブの状態は実施例1〜4と同程度で良好と評
価された。
【0026】
【発明の効果】以上実施例で説明した様に、本発明の方
法によれば、帯電した実質的に無撚のマルチフィラメン
ト束を、帯電フィラメント相互の電気的反発力とエアガ
ンから噴出するエアジェットの拡散作用で開繊し、下方
にあるスクリーンベルト状捕集機上で捕集する際に、2
枚の板状体からなる整流フードの調整使用と該フード巾
方向に1列に配置したエアガン列の両サイドのエアガン
にはエアだけを流す事により、各エアガンから噴出搬送
される開繊フィラメント流を制御して、該フィラメント
流を安定かつ一定位置で捕集して、巾方向に正規分布の
目付分布をもつ帯状長繊維フィラメントウエブを製造す
る事ができる。得られた帯状長繊維フィラメントウエブ
は巾方向の重なり度合を調整して重ね合せを行なうと、
巾方向の目付分布の均一化がなされるので、これを拡張
する事で容易に広巾の目付均一性に優れた、長繊維フィ
ラメントウエブの製造が可能となる。
法によれば、帯電した実質的に無撚のマルチフィラメン
ト束を、帯電フィラメント相互の電気的反発力とエアガ
ンから噴出するエアジェットの拡散作用で開繊し、下方
にあるスクリーンベルト状捕集機上で捕集する際に、2
枚の板状体からなる整流フードの調整使用と該フード巾
方向に1列に配置したエアガン列の両サイドのエアガン
にはエアだけを流す事により、各エアガンから噴出搬送
される開繊フィラメント流を制御して、該フィラメント
流を安定かつ一定位置で捕集して、巾方向に正規分布の
目付分布をもつ帯状長繊維フィラメントウエブを製造す
る事ができる。得られた帯状長繊維フィラメントウエブ
は巾方向の重なり度合を調整して重ね合せを行なうと、
巾方向の目付分布の均一化がなされるので、これを拡張
する事で容易に広巾の目付均一性に優れた、長繊維フィ
ラメントウエブの製造が可能となる。
【図1】本発明の連続フィラメントウエブ製造に用いる
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図2】図1に示した装置の正面図である。
【図3】図1に示した装置の側面図である。
【図4】図1に示した装置の平面図である。
【図5】本発明の連続フィラメントウエブを巾方向に重
ね合せを行い巾方向の目付分布の均一な広巾連続フィラ
メントウエブを製造する装置の平面図である。
ね合せを行い巾方向の目付分布の均一な広巾連続フィラ
メントウエブを製造する装置の平面図である。
【図6】図5の装置を使って得られた広巾連続フィラメ
ントウエブの巾方向目付分布の断面模式図である。
ントウエブの巾方向目付分布の断面模式図である。
1 帯電した無撚のマルチフィラメント束 2a,2f エアガン(サイドガン) 2b,2c,2d,2e エアガン 3 整流フード 4 整流フード通過後開繊フィラメント流 5 スクリーンベルト状捕集機 6 帯状連続フィラメントウエブ 7,8,9 エアガン列 10 エアガン列7で得られた帯状連続フィラメント
ウエブ 11 エアガン列7,及び8で得られた帯状連続フィ
ラメントウエブが巾方向に重ね合されたウエブ。 12 エアガン列7,8及び9で得られた帯状連続フ
ィラメントウエブ巾方向に3層重ね合わされたウエブ。
ウエブ 11 エアガン列7,及び8で得られた帯状連続フィ
ラメントウエブが巾方向に重ね合されたウエブ。 12 エアガン列7,8及び9で得られた帯状連続フ
ィラメントウエブ巾方向に3層重ね合わされたウエブ。
Claims (2)
- 【請求項1】 帯電した実質的に無撚のマルチフィラメ
ント束をエアガンによって牽引搬送すると同時に、帯電
フィラメント相互の電気的反発力と噴出するエアジェッ
トの拡散作用によって開繊し、下方にあるスクリーンベ
ルト上で捕集して連続フィラメントウエブを製造する方
法において、少なくとも3個のエアガンを該スクリーン
ベルトの巾方向に2枚の板状体が平行に対峙した構造の
整流フードの上部へほぼ等間隔で一列に配置すると同時
に該エアガン列中両端のエアガンはエアだけを噴出さ
せ、開繊フィラメント流の該整流フード通過をせしめる
事を特徴とする連続フィラメントウエブの製造方法。 - 【請求項2】 整流フードを構成する2板の平行に対峙
した板状体の間隔Cとエアガン間隔Pが下記(1)式の
関係にありかつ、エアだけを噴出する両端のエアガンの
エア流量A0と他のエアガンのエア流量A1とが下記
(2)式の関係となる事を特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の連続フィラメントウエブの製造方法。 1.5P≧C≧0.5P ・・・・・(1) 2A1≧A0≧0.5A1 ・・・・・(2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31353691A JP3059273B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 連続フィラメントウエブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31353691A JP3059273B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 連続フィラメントウエブの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05125649A JPH05125649A (ja) | 1993-05-21 |
JP3059273B2 true JP3059273B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18042504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31353691A Expired - Fee Related JP3059273B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 連続フィラメントウエブの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059273B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105803551A (zh) * | 2014-12-31 | 2016-07-27 | 大连华阳新材料科技股份有限公司 | 一种管式牵伸用静电枪分丝装置 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP31353691A patent/JP3059273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05125649A (ja) | 1993-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |