JP3059104U - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP3059104U
JP3059104U JP1998009483U JP948398U JP3059104U JP 3059104 U JP3059104 U JP 3059104U JP 1998009483 U JP1998009483 U JP 1998009483U JP 948398 U JP948398 U JP 948398U JP 3059104 U JP3059104 U JP 3059104U
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金井正夫
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金井 正夫
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、冷却槽2の内壁面に冷却面5を形
成し、被冷却物を上記冷却面5に薄膜状に拡げ、または
押し付けることで上記被冷却物全体を効率良く冷却する
ことができる冷却装置1の提供を主要な目的とする。 【解決手段】 回転部材として複数の基羽根10aを用
いると共に、上記複数の基羽根10aの各々は、平面か
ら見て360度の円周範囲内の長さに定められており、
上記冷却面5に沿って細長形状の平坦面13を有し、上
記平坦面13は回転方向Rと逆方向にその一端から他端
12に向かって斜め上方に伸びるように形成されている
と共に、上記冷却面5に沿って細長形状の平坦面13の
外周端13aと上記冷却面5との間に上記複数の基羽根
10aの各々の回転を許容するためのクリアランスUが
形成されるように、上記冷却面5に沿って細長形状の平
坦面13の外周端13aは、上記冷却面5の円筒形状に
沿った弧状に形成されていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、乾燥装置により乾燥され、または炭化装置により炭化され、乾燥さ れた被乾燥物を冷却する冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、残飯や魚の骨の生ゴミやヘドロを肥料や飼料にしたり、廃液を減 容するために、乾燥装置で乾燥したり炭化装置で炭化し、乾燥させていた。そし て、これらの被乾燥物を肥料や飼料として再利用する前にホッパ等に一時保管し ていた。
【0003】 しかし、上記乾燥装置で乾燥された被乾燥物は、水分が10%以下であるが、 温度がおよそ65℃から80℃であり、上記乾燥装置から上記ホッパへ移す際に 、外気に触れて、上記被乾燥物から蒸気が発生し、臭気公害を起こしたり、上記 ホッパに直接入れると上記ホッパ内に結露が発生してしまう。また、上記炭化装 置で炭化し、乾燥された上記被乾燥物は、温度がおよそ400℃まで上昇してお り、これを上記ホッパへ移す際に外気に触れさせると、外気中の酸素と反応し、 酸化して赤熱してしまう恐れがあった。
【0004】 そのため、上記被乾燥物を被冷却物として冷却するべく、冷却槽と、その冷却 槽内に外部の空気を送り込むための空気流入口と、上記冷却槽内の空気を排出す るための空気排出口を有し、上記冷却槽内の中心に設けられた回転軸に掻き羽根 が連設されているロータリー式冷却装置が提案され、使用されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術によると、冷却槽内に投入された被冷却物を上記掻き羽根によ り掻き回すことで、上記被冷却物を上記冷却槽内に送り込まれた外部の空気と接 触させて冷却していた。しかし、上記従来のロータリー式冷却装置では、上記被 冷却物をただ掻き回しているだけなので、上記被冷却物が塊状になっている場合 は、上記塊状の被冷却物の表面は、空気と接触して冷却されるものの、内部は空 気と接触しないので冷却されにくく、上記被冷却物を完全に冷却するのに長時間 、例えば、約1時間から2時間かかった。
【0006】 従って、本考案の目的とする所は、上述の如き従来の技術の問題点を解決する ものであって、冷却槽の内壁面に冷却面を形成し、被冷却物を上記冷却面に薄膜 状に拡げ、または押し付けることで、上記被冷却物全体を効率良く冷却すること ができる冷却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に、本考案は、次の技術的手段を有する。即ち、考案の 実施の形態に対応する添付図面中に使用した符号を用いて説明すると、被冷却物 Wを投入する内部が円筒形状の冷却槽2と、上記冷却槽2内に重力方向Gに沿っ て配設された回転軸と、この回転軸に連結されていることにより回転可能に配設 されている回転部材を有し、且つ上記冷却槽2の内壁面に冷却面5を形成してお り、而も、上記冷却槽2内へ上記被冷却物Wを投入し、上記回転部材を回転させ ることにより上記被冷却物Wを上記冷却面5に接触させて冷却する冷却装置1に 於いて、上記冷却槽2の外周面3にジャケット4を設けると共に、上記ジャケッ ト4の下部と上部にそれぞれ空気流入管8と空気排出管9が配設されており、而 も上記回転部材として複数の基羽根10aを用いると共に、上記複数の基羽根1 0aの各々は、平面から見て360度の円周範囲内の長さに定められており、上 記冷却面5に沿って細長形状の平坦面13を有し、上記平坦面13は、回転方向 Rと逆方向にその一端11から他端12に向かって斜め上方に伸びるように形成 されていると共に、上記冷却面5に沿って細長形状の平坦面13の外周端13a と上記冷却面5との間に上記複数の基羽根10aの各々の回転を許容するための クリアランスUが形成されるように、上記冷却面5に沿って、細長形状の平坦面 13の外周端13aは、上記冷却面5の円筒形状に沿った弧状に形成されており 、而も上記複数の基羽根10aの各々の回転中、上記被冷却物Wは、上記複数の 基羽根10aの各々の一端11に形成されているかき取り部14でかき取られ、 平坦面13に載せられて他端12へ移動し、上方へ巻き上げられると共に、遠心 力Pにより上記冷却面5へ押し付けられて薄膜状に拡げられて冷却されることを 特徴とする冷却装置1である。
【0008】 被冷却物Wを投入する内部が円筒形状の冷却槽2と、上記冷却槽2内に重力方 向Gに沿って配設された回転軸と、この回転軸に連結されていることにより回転 可能に配設されている回転部材を有し、且つ上記冷却槽2の内壁面に冷却面5を 形成しており、而も、上記冷却槽2内へ上記被冷却物Wを投入し、上記回転部材 を回転させることにより上記被冷却物Wを上記冷却面5へ接触させて冷却する冷 却装置1に於いて、上記冷却槽2の外周面3にジャケット4を設けると共に、上 記ジャケット4の下部と上部にそれぞれ空気流入管8と空気排出管9が配設され ており、而も上記回転部材として螺旋回転羽根20を用いると共に、上記螺旋回 転羽根20は、上面が平坦面24とされており、且つ上記冷却面5と上記螺旋回 転羽根20の外周端20aとの間にクリアランスUが形成されるように回転軸2 1に取り付けられていると共に、上記螺旋回転羽根20の内側に位置する空間が 被冷却物落下空間Aとされており、而も、上記螺旋回転羽根20の回転中、上記 被冷却物Wは、上記螺旋回転羽根20の一端22から平坦面24に載り、順次下 から上へ上昇しながら遠心力Pにより上記冷却面5に押し付けられながら冷却さ れることを特徴とする冷却装置1である。
【0009】 本考案は、上記技術的手段より成り、上記被冷却物Wを上記冷却面5に薄膜状 に拡げ、又は押し付けて冷却するので、短時間で上記被冷却物Wを冷却すること ができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づき詳細に説明する。図1から図6は、 本考案の第1の実施の形態を示し、2は円筒形状の冷却槽で、その外周面3に外 部の空気を送り込むためのジャケット4が形成されている。上記ジャケット4の 下部には空気流入管8が設けられており、上部には空気排出管9が設けられてい る。そして、上記空気流入管8には、上記ジャケット4内に外部の空気を送り込 み、上記空気排出管9から排出するためのブロワー6が連設されている。更に、 図4に示すように、上記空気流入管8は、上記ブロワー6により外部の空気を効 率良く上記ジャケット4内に送り込むために、上記ジャケット4の円周の接線方 向に配設されることが望ましい。加えて、上記ジャケット4の内部は、螺旋状の 仕切り7が形成されており、上記ブロワー6により外部から送られた空気を上記 螺旋状の仕切り7に沿って上記ジャケット4の内部全体に行き届かせることがで きる。
【0011】 そして、上記冷却槽2内壁面は冷却面5となっており、上記ジャケット4内に 送り込まれた空気により、上記冷却面5を冷却するものである。また、上記冷却 槽2の底部2aには、外部に設けられている駆動モータ15により回転すること ができる回転巻上羽根10が設けられている。そして、上記回転巻上羽根10は 、上記冷却槽2内の中心部に重力方向Gに沿って垂直に配設された回転軸10b と、複数の基羽根10aから成るものである。
【0012】 そして、上記複数の基羽根10aは、それぞれ同一形状をしており、上記複数 の基羽根10aの各々は、平面から見て360度の円周範囲内の長さに定められ ている。そして、上記複数の基羽根10aの各々は、上面に上記冷却面5に沿っ て細長形状の平坦面13を有する。更に上記平坦面13は、回転方向Rと逆方向 に一端11から他端12に向かって斜め上方に伸びるように形成されている。更 に、上記平坦面13の一端11は、かき取り部14を介して上記回転軸10bに 連結されている。加えて、上記冷却面5に沿って細長形状の平坦面13の外周端 13aと上記冷却面5との間に、上記複数の基羽根10aの各々の回転を許容す る為のクリアランスUが形成されるように、上記冷却面5に沿って細長形状の平 坦面13の外周端13aは上記冷却面5の円筒形状に沿った弧状に形成されてい るものである。
【0013】 次に、上記構成に基づき、上記冷却装置1の動作について説明する。まず、被 冷却物Wとなるものは種々あるが、中でも例えば、残飯、魚の骨等の生ゴミやヘ ドロを肥料や飼料にしたり、廃液を減容するために、これらを図示せざる乾燥装 置で乾燥させたり、図示せざる炭化装置で炭化し、乾燥させたものがある。所が 、上記図示せざる乾燥装置で乾燥された被乾燥物は、温度がおよそ65℃から8 0℃にまで上昇し、また、上記図示せざる炭化装置で炭化し、乾燥された被乾燥 物は、温度がおよそ400℃にまで上昇しているものである。
【0014】 これらの被乾燥物を被冷却物Wとして冷却するために、図示せざる供給管を通 して、上記冷却装置1内に投入する。そして、上記冷却槽2の外部に設けられて いる駆動モータ15により、上記冷却槽2内に配設されている回転巻上羽根10 を回転させると同時に、上記ブロワー6を作動してジャケット4内に外部の空気 を送り込んで上記冷却面5を冷却する。
【0015】 そして、上記回転巻上羽根10を回転させることにより、上記回転巻上羽根1 0の複数の基羽根10aの各々が、上記被冷却物Wを上記冷却槽2内で上方へ巻 き上げると共に、上記複数の基羽根10aの回転により生じた遠心力Pにより上 記冷却槽2内壁面に形成されている冷却面5へ押し付ける。
【0016】 ここで、上記被冷却物Wの上方への巻き上げ及び冷却面5への押し付けを詳述 すると、上記冷却槽2内の底部2aに推積した被冷却物Wを上記複数の基羽根1 0aの各々の一端11に形成されているかき取り部14でかき取る。そして、上 記被冷却物Wを平坦面13にのせ、他端12へ移動させる。この際、上記平坦面 13は、上記複数の基羽根10aの回転方向Rと逆方向に上記一端11から上記 他端12に向かって斜め上方に伸びるように形成されているので、上記被冷却物 Wは上方へ巻き上げられると共に、上記複数の基羽根10aの回転により生じる 遠心力Pにより上記冷却面5に押し付けられて、薄膜状に拡げられるものである 。
【0017】 上記のようにして、上記複数の基羽根10aの各々により、上方へ巻き上げら れ、遠心力Pで冷却面5へ押し付けられた被冷却物Wは、後から上方へ巻き上げ られた被冷却物Wで、より上方の冷却面5へ押し上げられるので、上記冷却面5 全体を使って、上記被冷却物Wを冷却することができる。更に、上記複数の基羽 根10aの回転速度を上げることで、上記被冷却物Wをより強く上記冷却面5に 押し付けることができる。これにより、上記被冷却物Wが上記冷却面5に沿って より巻き上げられ、上記冷却面5全体に薄膜状に拡げられて、上記被冷却物Wを より冷却し易い。
【0018】 このような冷却装置1で、上記被冷却物Wを冷却した場合、図示せざる乾燥装 置により乾燥された被冷却物Wは、温度がおよそ65℃から80℃であるが、上 記冷却装置1を用いると約15分から20分で環境温度にまで冷却することがで きる。また、図示せざる炭化装置により炭化されて乾燥された被冷却物Wは、温 度がおよそ400℃であるが、上記冷却装置1を用いると、約20分から1時間 で環境温度にまで冷却することができる。
【0019】 続いて、図7から図10は、本考案の第2の実施の形態である。この実施の形 態では、冷却槽2内に重力方向Gに沿って回転軸21が配設されている。そして 上記回転軸21には、1枚の螺旋回転羽根20が取り付けられている。ここで、 上記螺旋回転羽根20は複数の固定用腕部25を介して、上記回転軸21に取り 付けられている。そして、上記螺旋回転羽根20は、上記回転軸21の回転に伴 って回転した時に、被冷却物Wが上面に載って順次下から上へ螺旋状に上昇せし められるように螺旋状と成されていると共に、上記螺旋回転羽根20の上面は平 坦面24となっている。更に、上記螺旋回転羽根20は、その外周端20aと上 記冷却面5との間にクリアランスUが形成されるように回転軸21に取り付けら れているものである。
【0020】 そして、上記螺旋回転羽根20の内周端20b間、即ち、上記螺旋回転羽根2 0の内側に位置する空間が、被冷却物落下空間Aとされている。上記被冷却物落 下空間Aは、上記螺旋回転羽根20の平坦面24に載って螺旋状に上昇して上記 螺旋回転羽根20の上部に至った被冷却物Wが冷却槽2内の下方へ落下するため の空間である。
【0021】 更に、上記クリアランスUは、上記螺旋回転羽根20の平坦面24上において 、外周端20a側へ移動せしめられる被冷却物Wを冷却面5へ接触し得るような 幅を有するものである。即ち、上記クリアランスUの幅は、上記被冷却物Wが上 記冷却面5に向かって移動して接触し、且つ外周端20a側へこぼれず、而も上 記螺旋回転羽根20が良好に回転できるような幅である。
【0022】 次に上記構成に基づき、上記冷却装置1の動作について説明する。まず、図示 せざる乾燥装置で乾燥され、または図示せざる炭化装置で炭化され、乾燥された 被冷却物Wを、図示せざる供給管を通して冷却装置1の冷却槽2内へ投入して上 記被冷却物Wを上記冷却槽2内の底部2aに推積する。そして、上記冷却槽2の 外部に取り付けられている駆動モータ15を作動して上記回転軸21を回転させ ることにより、上記螺旋回転羽根20を回転させる。これと同時にブロワー6か らジャケット4内に外部の空気を送り込み、冷却槽2内壁面に形成されている冷 却面5を冷却する。
【0023】 この際、上記螺旋回転羽根20の回転により、上記被冷却物Wが上記螺旋回転 羽根20の一端22から平坦面24にのり、上記螺旋回転羽根20の回転方向R と逆方向に順次下から上へ上昇していく。この時、上記平坦面24に載っている 被冷却物Wは、上記螺旋回転羽根20の回転により生じた遠心力Pにより、上記 冷却面5に押し付けられながら螺旋状に上昇していく。そして、上記冷却面5に 押し付けられた被冷却物Wは上記冷却面5によって熱をうばわれて冷却されてい くものである。尚、上記冷却面5を介して上記被冷却物Wから熱をうばったジャ ケット4内の空気は温度が上昇しているが、このジャケット4内の空気は、ブロ ワー6により空気排出管9から排出されると共に、空気流入管8から新たな外部 の空気が順次送られていて、つねに上記冷却面5を冷却するものである。
【0024】 そして、上記被冷却物Wは、上記冷却面5に接触しながら螺旋状に上昇し、上 記螺旋回転羽根20の上部に達すると、上記螺旋回転羽根20の内周端20b側 の被冷却物落下空間Aから下方に落下するものである。
【0025】 尚、上記第1の実施の形態、第2の実施の形態において、ジャケット4内にブ ロワー6で空気流入管8から空気を送り込み、空気排出管9から空気を排出して いるが、上記ブロワー6で、ジャケット4内の空気を吸い出して、ブロワー6が 設けられていない管(上記実施の形態では空気排出管9)から外部の空気を取り 入れてもよい。更に、上記ジャケット4内に人工的に冷却した冷却空気を送り込 んで冷却面5を冷却してもよい。
【0026】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案によると、次の様な効果を奏する。即ち、請求項1 によると、複数の基羽根の各々は上面が平坦面とされており、上記平坦面は上記 複数の基羽根の回転方向と逆方向にその一端から他端に向かって斜め上方に伸び るように形成されているため、冷却槽内に投入された被冷却物が上方へ巻き上げ られると共に上記複数の基羽根の回転により生じる遠心力により冷却面全体に押 し付けられて薄膜状に拡げられるので、効率良く上記被冷却物を冷却することが できる。
【0027】 そして、請求項2によると、螺旋回転羽根の上面は、平坦面とされており、上 記螺旋回転羽根の回転により、被冷却物が上記螺旋回転羽根の一端から上記平坦 面に載り、上記螺旋回転羽根の回転方向と逆方向に順次下から上へ上昇していき 、この際、上記被冷却物は遠心力により冷却面に押し付けられながら螺旋状に上 昇していくので、上記冷却面全体を使用して効率良く上記被冷却物を冷却するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態で示した冷却装置の
一部縦断側面図である。
【図2】本考案の第1の実施の形態で示した冷却装置の
基羽根の平面図である。
【図3】本考案の第1の実施の形態で示した冷却装置の
基羽根の側面図である。
【図4】本考案の第1の実施の形態で示した冷却装置の
一部横断平面図である。
【図5】本考案の第1の実施の形態で示した冷却装置の
使用状態を示した図である。
【図6】本考案の第1の実施の形態で示した冷却装置の
使用時の被冷却物の様子を示した拡大図である。
【図7】本考案の第2の実施の形態で示した冷却装置の
一部縦断側面図である。
【図8】本考案の第2の実施の形態で示した冷却装置の
螺旋回転羽根の斜視図である。
【図9】本考案の第2の実施の形態で示した冷却装置の
使用状態を示した図である。
【図10】本考案の第2の実施の形態で示した冷却装置
の使用時の被冷却物の様子を示した拡大図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 2 冷却槽 2a 底部 3 外周面 4 ジャケット 5 冷却面 6 ブロワー 7 螺旋状の仕切り 8 空気流入管 9 空気排出管 10 回転巻上羽根 10a 基羽根 10b 回転軸 11 一端 12 他端 13 平坦面 13a 外周端 14 かき取り部 15 駆動モータ 20 螺旋回転羽根 20a 外周端 20b 内周端 21 回転軸 22 一端 23 他端 24 平坦面 25 固定用腕部 R 回転方向 P 遠心力 W 被冷却物 G 重力方向 A 被冷却物落下空間 U クリアランス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被冷却物Wを投入する内部が円筒形状の
    冷却槽2と、上記冷却槽2内に重力方向Gに沿って配設
    された回転軸と、この回転軸に連結されていることによ
    り回転可能に配設されている回転部材を有し、且つ上記
    冷却槽2の内壁面に冷却面5を形成しており、而も、上
    記冷却槽2内へ上記被冷却物Wを投入し、上記回転部材
    を回転させることにより上記被冷却物Wを上記冷却面5
    に接触させて冷却する冷却装置1に於いて、上記冷却槽
    2の外周面3にジャケット4を設けると共に、上記ジャ
    ケット4の下部と上部にそれぞれ空気流入管8と空気排
    出管9が配設されており、而も上記回転部材として複数
    の基羽根10aを用いると共に、上記複数の基羽根10
    aの各々は、平面から見て360度の円周範囲内の長さ
    に定められており、上記冷却面5に沿って細長形状の平
    坦面13を有し、上記平坦面13は、回転方向Rと逆方
    向にその一端11から他端12に向かって斜め上方に伸
    びるように形成されていると共に、上記冷却面5に沿っ
    て細長形状の平坦面13の外周端13aと上記冷却面5
    との間に上記複数の基羽根10aの各々の回転を許容す
    るためのクリアランスUが形成されるように、上記冷却
    面5に沿って、細長形状の平坦面13の外周端13a
    は、上記冷却面5の円筒形状に沿った弧状に形成されて
    おり、而も上記複数の基羽根10aの各々の回転中、上
    記被冷却物Wは、上記複数の基羽根10aの各々の一端
    11に形成されているかき取り部14でかき取られ、平
    坦面13に載せられて他端12へ移動し、上方へ巻き上
    げられると共に、遠心力Pにより上記冷却面5へ押し付
    けられて薄膜状に拡げられて冷却されることを特徴とす
    る冷却装置。
  2. 【請求項2】 被冷却物Wを投入する内部が円筒形状の
    冷却槽2と、上記冷却槽2内に重力方向Gに沿って配設
    された回転軸と、この回転軸に連結されていることによ
    り回転可能に配設されている回転部材を有し、且つ上記
    冷却槽2の内壁面に冷却面5を形成しており、而も、上
    記冷却槽2内へ上記被冷却物Wを投入し、上記回転部材
    を回転させることにより上記被冷却物Wを上記冷却面5
    へ接触させて冷却する冷却装置1に於いて、上記冷却槽
    2の外周面3にジャケット4を設けると共に、上記ジャ
    ケット4の下部と上部にそれぞれ空気流入管8と空気排
    出管9が配設されており、而も上記回転部材として螺旋
    回転羽根20を用いると共に、上記螺旋回転羽根20
    は、上面が平坦面24とされており、且つ上記冷却面5
    と上記螺旋回転羽根20の外周端20aとの間にクリア
    ランスUが形成されるように回転軸21に取り付けられ
    ていると共に、上記螺旋回転羽根20の内側に位置する
    空間が被冷却物落下空間Aとされており、而も、上記螺
    旋回転羽根20の回転中、上記被冷却物Wは、上記螺旋
    回転羽根20の一端22から平坦面24に載り、順次下
    から上へ上昇しながら遠心力Pにより上記冷却面5に押
    し付けられながら冷却されることを特徴とする冷却装
    置。
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