JPH0223240B2 - - Google Patents

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JPH0223240B2
JPH0223240B2 JP57077638A JP7763882A JPH0223240B2 JP H0223240 B2 JPH0223240 B2 JP H0223240B2 JP 57077638 A JP57077638 A JP 57077638A JP 7763882 A JP7763882 A JP 7763882A JP H0223240 B2 JPH0223240 B2 JP H0223240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying container
drying
peripheral wall
housing
slurry
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57077638A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58199100A (ja
Inventor
Chao Aren
Kei Fuan Banii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSUMO KONSARUTANTSU KK
Original Assignee
KOSUMO KONSARUTANTSU KK
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Publication date
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Priority to JP57077638A priority Critical patent/JPS58199100A/ja
Publication of JPS58199100A publication Critical patent/JPS58199100A/ja
Publication of JPH0223240B2 publication Critical patent/JPH0223240B2/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はへどろ、家畜のふん等の泥状物を乾
燥処理する方法およびその装置に関する。
最近、へどろ、家畜のふん等の泥状をした廃棄
物は、廃棄物の処理および資源の有効利用の点か
ら化学処理、固形化等の加工処理を行い肥料、燃
料その他の原材料として再利用することが試みら
れている。廃棄物は上記処理に先立つてあらかじ
め水切りおよび乾燥よりなる前処理が行われる。
乾燥の手段として大気中に放置して行う自然乾燥
および炉による加熱乾燥がある。
従来、上記いずれの乾燥手段によるにしても、
乾燥された泥状物は層状あるいは塊状をしてお
り、後に続く加工処理において取扱いが極めて不
便であつた。また、泥状物の層あるいは塊りが大
きくなると層や塊りの内部が十分に乾燥されない
という問題があつた。さらに、取扱いを便利にす
るために層や塊りをチツプ状に砕くと、粉末を生
じたり、大きさが不揃いになるなどして取扱いの
不便さを十分に改善することができなかつた。ま
た、破砕のための余分の工程と装置とを必要とす
る。
この発明は泥状物の処理における上記のような
問題を解決するものであり、泥状物を乾燥すると
共に取扱いに便利なチツプ状に形成することがで
きる泥状物処理方法および上記方法を実施する簡
単な構造の泥状物処理装置を提供しようとするも
のである。
この発明の泥状物処理方法は周壁に多数の成
形・通気孔を有する筒状の乾燥容器に泥状物を装
入し、乾燥容器を周壁を加熱しながら筒軸周りに
低速で回転し、乾燥容器内外に圧力差を加え、前
記成形・通気孔から半乾燥状態の泥状物を押し出
しチツプ状に成形することよりなつている。
また、この発明の泥状物処理装置はハウジン
グ、乾燥容器、回転駆動装置および差圧付与装置
により構成されている。ハウジングは乾燥容器を
収容するもので、適当な位置に乾燥ガス導入口が
設けられている。乾燥容器は筒状をしており、筒
軸まわりに回転自在に支持されている。また、乾
燥容器は周壁には多数の成形・通気孔が設けれて
おり、一端に乾燥ガス排出口を備えている。成
形・通気孔の大きさは形成されるチツプの所要の
直径に応じて決められる。回転駆動装置は乾燥容
器をこれの筒軸まわりに回転駆動する。差圧付与
装置は乾燥容器内外に差圧を付与し、乾燥容器内
に乾燥ガスを供給する。
上記のように構成された装置において、処理す
る泥状物は乾燥容器内に装入される。泥状物が装
入された乾燥容器はゆつくり回転され、乾燥容器
内外に差圧が与えられる。ハウジング内には加熱
された乾燥ガスが充満しており、乾燥ガスは差圧
により乾燥容器内に成形・通気孔を通つて流入す
る。流入した乾燥ガスは泥状物を加熱、乾燥し、
乾燥容器より排出される。
泥状物は半乾燥の状態で成形・通気孔から徐々
に押し出され、更にハウジング内に若干乾燥され
る。そして、泥状物は押し出されて成形・通気孔
の直径の数倍の長さになると、自重により押し出
さた部分の根元から折れ、床面に落下する。泥状
物が折れたとき、成形・通気孔内に残つたものは
圧力差によりこの孔から押し出され、成形・通気
孔は開口して通気孔として作用する。
上記のように、この発明の方法および装置では
泥状物を乾燥と同時にチツプ状に形成することが
できる。したがつて、処理された泥状物はチツプ
状であるから内部までほぼ均一にすることができ
る。また、後続の加工処理あるいは包装、運搬の
みならず利用上の取扱いに便利である。さらに、
この発明の装置は乾燥容器に単に成形・通気孔を
設けるのみであり、他に特別のチツプ成形装置を
必要としない。したがつて、処理設備全体を簡単
な構造とすることができ、設備費の低減を図るこ
とができる。
以下、この発明の実施例について説明する。
第1図および第2図はこの発明の泥状物処理装
置の一例を示している。この実施例では加熱源と
して太陽熱を利用する。
これら図面に示すように処理装置はハウジング
11、乾燥容器21、回転駆動装置31および乾
燥ガス吸引装置41よりなつている。
ハウジング11は向い合つた端壁12,13は
ビニールシートなどの透明な周壁14を取り付け
て構成されている。入側(図面において左側)の
端壁12には下部に比較的大きく開口する乾燥ガ
ス導入口15が設けられている。
乾燥容器21は円筒状をしている。両端の側板
22,23にはこれらを互に連結するようにして
数本のビーム24が取り付けられており、ビーム
24にはリング状リブ25が固定されて円筒状の
フレームが形成されている。そして、このフレー
ムの外周に多数の成形・通気孔26を有する鋼板
製の周壁27が取り付けられている。
通気孔26の大きさはチツプの所要の大きさに
よつて決められるが、小さすぎると目詰りを生
じ、大きすぎると泥状物が乾燥されないまま成
形・通気孔26から漏れ落ちてしまう。このよう
な点から、成形・通気孔26の大きさは1〜30
mm、好ましくは5〜15mmが適当である。また、通
気孔26のピツチは直径の1.5〜3倍程度が適当
である。
上記入側の側板22には装入口28が設けられ
ており、装入口28には開閉自在に蓋29が取り
付けられている。また、出側の側板23の中心部
には後方に突出する短管30が固着されている。
なお、周壁27は太陽熱の吸収効率を高めるため
黒色に塗装されている。
上記のように構成された乾燥容器21は筒軸を
水平にしてハウジング11内に収容され、床面1
8上にローラー19を介して回転自在に載置され
ている。乾燥容器21の短管30は先端部がハウ
ジング11端壁13から突出しており、ここにス
プロケツト32が固着されている。一方、床面1
8にはモーター33が設置されており、これの出
力軸にスプロケツト34が取り付けられている、
スプロケツト32,34にはチエーン35が巻き
掛けられている。
乾燥容器21の出側に設けられた短管30には
第1図に示すように一端部が乾燥容器11内で上
方に向うようにしてベンド42が遊合している。
短管30の出側にはベンド42との間の空隙をシ
ールするために環状パツキン43が取り付けられ
ている。ベンド42の他端には、ちよう形弁44
および接続管45を介して吸気フアン46が取り
付けられている。そして、フアン46の出口には
サイクロン式集じん機47が接続されている。ま
た、ベンド42、ちよう形弁44および接続管4
5は架台49より支持されている。
ここで、上記のように構成された泥状物処理装
置により泥状物を処理する方法について説明す
る。
まず、乾燥容器21内に装入口28から処理す
る泥状物を装入する。装入が終つたならば、モー
ター33を駆動して乾燥容器21をゆつくり回転
すると共に、吸気フアン46により乾燥容器21
内の乾燥ガス(この場合は空気)を吸引する。回
転速度は処理する泥状物の性質乾燥容器の大き
さ、成形・通気孔の孔径等によつて変るが、0.1
〜30rpm、好ましくは1〜5rpmが適当である。
上記のような状態において、外気はハウジング
11の導入口15から吸引され、ハウジング11
内で太陽熱により暖められる。暖められた空気は
矢印Aで示すように成形・通気孔26を通つて乾
燥容器21内に流入し、泥状物1の表面を加熱し
てベンド42等を経て集じん機47より排出され
る。
乾燥容器24内の泥状物1は暖められた空気に
より表面が加熱されると共に周壁27に接触する
部分は太陽熱によつて直接加熱された周壁27に
より加熱される。
乾燥器21はゆつくり回転しているので、泥状
物1の一部は周壁27内周面に付着し、他は乾燥
容器21の下側に溜る。周壁27に付着した泥状
物1は乾燥容器21と共に回転し、ある高さに達
すると乾燥容器21の下側に向つてずり落ちる
か、あるいは落下する。そして、このずり落ちお
よび落下は乾燥容器21の下側に溜つた泥状物1
を動的に押圧し、これを成形・通気孔26から外
に押し出すように作用する。
押し出された泥状物2は短い棒状をしており、
半乾燥状態にある。そして、この押し出された泥
状物2の周壁27に接触している部分は周壁27
により加熱され、他の部分より一層乾燥される。
上記のようにして押し出された泥状物2は乾燥
容器21の回転ごとに徐々に伸長し、泥状物2の
直径の数倍の長さになると、自重により根元より
折れ、床面18上に落下する。このとき、根元は
上述のように周壁27により直接加熱されるの
で、乾燥が進み、もろく折れ易くなつている。
床面18上に落下したチツプ3は半乾燥状態に
あるので、チツプ3どうしは付着せず容易に分離
し、また、変形せずチツプ状の形状を保持する。
上記のようにして形成され、床面18上に溜つ
た泥状物のチツプ3は適当な時期にハウジング1
1より取り出される。チツプ3は更にハウジング
11内で乾燥するようにしてもよいし、別の乾燥
装置で完全に乾燥するようにしてもよい。あるい
は、生乾きの状態で化学、成形その他の処理を行
つてもよい。
スラリーのように水分の多い場合には、乾燥容
器21を回転あるいは静置して水切りを行つたの
ち、乾燥処理を行う。
つぎに、上記装置により牛ふんを乾燥処理した
実験例について説明する。
乾燥容器11の直径は0.8m、長さは2.4mであ
る。周壁27は3.5mm厚の鋼板で作られており、
直径8mmの通気孔26がピツチ16mmで多数あけら
れている。
水分70〜80%の泥状牛ふんを乾燥容器21に装
入し、乾燥容器21を2rpmの速度で回転した、
風量5.6m3/minの吸気フアン46を駆動し、乾
燥容器21内を負圧に保持した。
加熱源は太陽熱で、概略日中の大気温度は18〜
25℃であり、ハウジング11内の空気温度は40〜
45℃であつた。上記条件で作動し牛ふんを処理乾
燥した結果、牛ふんは直径8mm、長さ30mmのチツ
プに形成され、このチツプを上記ハウジングの中
で5日間乾燥したところ水分は17%まで低下し
た。
この発明は上記実施例に限られるものではな
い。例えば、加熱源として太陽熱の代りに炉の燃
焼ガス、排気ガスなどを利用してもよい。この場
合には、ハウジング11の乾燥ガス導入口15に
ガス供給パイプを接続し、これから燃焼ガス等を
ハウジング11内に導く。
また、ハウジング11を省略し、ヒータなどで
乾燥容器21の周壁27を直接加熱するようにし
てもよい。さらにまた、乾燥容器21内を負圧に
かえて正圧にしてもよい。この場合にはハウジン
グ11あるいは乾燥容器21の一端に送風フアン
が接続される。負圧の場合には、チツプ3が折れ
たとき成形・通気孔26内に残つた泥状物は乾燥
容器21内に落ち込み、正圧の場合には乾燥容器
21外に落下する。
また、乾燥容器21は間欠的に回転するように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の泥状物処理装置の一例を示
す断面図、第2図は第1図に示す装置の斜視図、
および第3図は上記装置に設けられた乾燥容器の
運転中の表面状態を示す斜視図である。 1…泥状物、3…泥状物チツプ、11…ハウジ
ング、15…乾燥ガス導入口、21…乾燥容器、
26…成形・通気孔、27…周壁、31…回転駆
動装置、41…乾燥ガス吸引装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周壁に多数の成形・通気孔を有する筒状の乾
    燥容器に泥状物を装入し、乾燥容器の周壁を加熱
    しながら乾燥容器をこれの筒軸周りに低速で回転
    し、乾燥容器内外に圧力差を加え、前記成形・通
    気孔から半乾燥状態の泥状物を押し出しチツプ状
    に成形することを特徴とする泥状物処理方法。 2 乾燥ガス導入口15を備えたハウジング11
    と、筒状をなし、前記ハウジング11内において
    筒軸周りに回転自在に支持され、形成される泥状
    物チツプ3の所要の直径に応じた孔径をもつた多
    数の成形・通気孔26が周壁27に設けられ、一
    端に乾燥ガス排出口42を備えた乾燥容器21
    と、乾燥容器21をこれの筒軸周りに回転駆動す
    る装置31と、乾燥容器21内外に差圧を与える
    装置41とからなる泥状物処理装置。
JP57077638A 1982-05-11 1982-05-11 泥状物処理方法およびその装置 Granted JPS58199100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57077638A JPS58199100A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 泥状物処理方法およびその装置

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JP57077638A JPS58199100A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 泥状物処理方法およびその装置

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Publication Number Publication Date
JPS58199100A JPS58199100A (ja) 1983-11-19
JPH0223240B2 true JPH0223240B2 (ja) 1990-05-23

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ID=13639435

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JP57077638A Granted JPS58199100A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 泥状物処理方法およびその装置

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JP (1) JPS58199100A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0499148U (ja) * 1991-01-21 1992-08-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0499148U (ja) * 1991-01-21 1992-08-27

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JPS58199100A (ja) 1983-11-19

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