JP3059014B2 - 脱油装置 - Google Patents

脱油装置

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JP3059014B2 JP4337438A JP33743892A JP3059014B2 JP 3059014 B2 JP3059014 B2 JP 3059014B2 JP 4337438 A JP4337438 A JP 4337438A JP 33743892 A JP33743892 A JP 33743892A JP 3059014 B2 JP3059014 B2 JP 3059014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯切シャフトなどの被
脱油品に付着した切削油を除去する脱油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に切削加工後の歯切シャフトなどの
被脱油品には全面に切削油が付着しているが、被脱油品
に切削油が付着したままでは次工程の焼き入れ作業が面
倒であり、また被脱油品搬送時に切削油が床面に滴下す
るなどという不都合がある。そこで従来は、切削加工後
の被脱油品をいったん油切り槽内に挿入し、この状態で
被脱油品に空気を吹き付けるいわゆるエアブロウにより
脱油を行い、その後に次工程に搬送するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記エ
アブロウによる脱油方法では、 (1)エアの死角となった部分は確実に脱油が行われな
い (2)騒音が大きい (3)エアブロウを油切り槽内で行うと、エアとともに
油が噴霧状となって油切り槽の隙間から外部に吹き出さ
れるなどの問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記エアブロウを行わず
に低騒音でかつ完全に脱油が可能な脱油装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1およ
び図3に対応付けて説明すると、本発明は、被脱油品W
Kに付着した切削油を除去する脱油装置に適用される。
そして、搬送装置100により搬送された被脱油品WK
が開口部3aを通して挿入される油切り槽3と、この油
切り槽3の開口部3aを開閉するシャッタ27と、油切
り槽3内に配置され、挿入された被脱油品WKの一端面
に係合される係合部材26aと、油切り槽3内に係合部
材26aと同軸で回転可能に、かつ係合部材26aと相
対的に離接可能に配置され、その回転軸上において被脱
油品WKの他端面に係合され係合部材26aとともに被
脱油品WKを保持する係合部16c、および被脱油品W
Kに回転軸を中心とした回転力を伝達する回転伝達部1
6dを有する回転保持機構16と、係合部材26aと回
転保持機構16とを相対的に離接させる離接手段24
と、シャッタ27が閉じた状態において回転保持機構1
6を回転軸回りに高速回転駆動する駆動手段22とを具
備し、これにより上記問題点を解決する。
【0006】
【作用】係合部材26aと回転保持機構16の係合部1
6cとで被脱油品WKを同軸で保持し、その軸を中心と
して被脱油品WKを高速回転させる。これにより被脱油
品WKに付着した切削油が遠心力により除去される。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】図1〜図6により本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明に係る脱油装置の全体構成を示す正面
図である。基台1上に載置された支持枠2の上部には油
切り槽3が固着され、この油切り槽3内には下部に被脱
油品回転駆動機構10が設置されている。この被脱油品
回転駆動機構10は図3に示すように、フランジ11a
によって油切り槽3内に支持されるベアリング部11を
有し、そのベアリングケース11b内にはカラー11c
を挾んで上下一対のスラスト付きニードルベアリング1
1dが設けられている。
【0009】12はベアリング部11に貫通された回転
軸であり、この回転軸12は上記一対のベアリング11
dにより回転可能に保持される。回転軸12の下端に形
成されたねじ部12aはベアリング部11から下方に突
出され、ここにナット13が螺合される。ねじ部12a
の先端は、カップリング21を介してモータ22(図
1)の出力軸に連結される。14はベアリング部11の
フランジ11a上面に螺着された円環部材であり、この
円環部材14の内周面と、回転軸12の上部フランジ1
2bの外周面との間にオイルシール15が介装されてい
る。
【0010】16はドライビングセンタであり、その軸
部16aが回転軸12に嵌合固定されている。ドライビ
ングセンタ16の頭部16b上面には、中心部に円錐状
の係合部16cが突設されるとともに、その周辺に複数
個(例えば6個)の爪16dが同心円状に突設され、こ
れらの係合部16cおよび爪16dが被脱油品載置台1
7を貫通して上方に突出可能とされている。係合部16
cは、頭部16bに対して伸縮可能とされるとともに、
不図示のばねにより常に伸長方向に付勢され、その先端
が被脱油品WKの下面中心に形成された円錐状の係合孔
に係合される。また爪16dが被脱油品WKの下面に食
い込むことによりドライビングセンタ16と被脱油品W
Kとが一体に回転可能となる。
【0011】被脱油品載置台17の下面側に形成された
嵌合部17aには、上記ドライビングセンタ16の頭部
16bが上下に摺動可能に、かつ頭部16bと一体に回
転可能に嵌合される。また、被脱油品載置台17はばね
18により上方に付勢され、被脱油品WKが載置される
前は上記係合部16cおよび爪16dが被脱油品載置台
17の上面から退避している。載置台17に被脱油品W
Kが載置されて下方に押圧されると、ばね18の付勢力
に抗して載置台17が下降し、これにより係合部16c
および爪16dが載置台17上面から突出する。
【0012】一方、図1の油切り槽3の上面には、シリ
ンダフランジ23を介して昇降用エアシリンダ(以下、
昇降シリンダ)24が固着され、そのピストンロッド2
4aの先端に被脱油品押えスリ−ブ25が連結されてい
る。スリ−ブ25は、油切り槽3の上板に固定されたリ
ニアブッシュ31を貫通して槽3内に突出され、その先
端にはローリングセンタ26が上記ドライビングセンタ
16と同軸で固着されている。ローリングセンタ26の
下面には、被脱油品WKの上部係合孔に係合される円錐
状の係合部26aが回転可能に突設される。ローリング
センタ26は、昇降シリンダ24の伸縮により図1に示
す被脱油品開放位置と図2に示す被脱油品保持位置との
間で昇降可能とされる。
【0013】油切り槽3の一側面には、被脱油品着脱用
の開口部3aが設けられ、この開口部3aからロボット
ハンド100に把持された被脱油品WKが槽3内に出し
入れされる。27は開口部3aを開閉するシャッタであ
り、その外面に設けられた突起部27aには、開閉用エ
アシリンダ(以下、開閉シリンダ)28のピストンロッ
ド28aが連結されている。開閉シリンダ28は、油切
り槽3の上部側面に突設されたブラケット29に固着さ
れている。シャッタ27は、開閉シリンダ28の伸縮に
より図1に示す開位置と図2に示す閉位置との間で昇降
する。なお、32はシャッタ27の下降を規制するスト
ッパである。
【0014】図4は上記シリンダ24,28のエア回路
図であり、空圧源41からの空気が電磁式の方向制御弁
42,43および逆止弁付きスピードコントロールバル
ブ44,45を介して各シリンダ24,28にそれぞれ
導かれるようになっている。51は、昇降シリンダ24
の収縮端を検出するリミットスイッチ、52,53は開
閉シリンダ28の収縮端および伸長端を検出するリミッ
トスイッチである。また46は、昇降シリンダ24のボ
トム室に連通する管路47に接続されたエアタイマであ
り、管路47の圧力変化を所定時間(例えば、3秒)だ
け遅延させて切換弁48に出力する。切換弁48は、管
路47と圧力スイッチ54とを連通するA位置と、両者
を遮断するB位置とに切換可能とされ、エアタイマ46
の出力が所定値以上になるとB位置からA位置に切換わ
る。圧力スイッチ54は、導かれた圧力が所定値以上に
なるとオンする。
【0015】また、図5は脱油装置の制御系を示すブロ
ック図である。61は脱油動作を制御するシーケンスコ
ントローラ(以下、単にコントローラと呼ぶ)であり、
このコントローラ61には、上述したリミットスイッチ
51〜53と、圧力スイッチ54が接続されるととも
に、上記ロボットハンド100を制御する搬送装置側コ
ントローラ(不図示)から制御信号が入力される。この
制御信号としては、被脱油品WKがロボットハンド10
0により所定位置にセットされた旨の信号と、ロボット
ハンド100が油切り槽3から完全に退避した旨の信号
とがある。またコントローラ61には、上記方向制御弁
42,43のソレノイド部42a,43aと、モータ2
2のモータ制御回路62とが接続され、上記各入力信号
に応答して制御弁42,43をa位置とb位置との間で
切換えたり、モータ22の回転および停止を制御する。
【0016】次に、図6のフローチャートを参照して実
施例の動作を説明する。図6はコントローラ61による
制御の手順を示しており、不図示のスタートスイッチが
オンされるとこのプログラムが起動される。なおこのと
き、ローリングセンタ26は図1の如く最上端に位置
し、またシャッタ27は開位置にあるものとする。まず
ステップS1では、搬送装置側コントローラからの信号
により被脱油品WKが所定位置にセットされた旨の信号
が入力されるのを待つ。ロボットハンド100に把持さ
れた歯切りシャフトなどの被脱油品WK(切削加工直後
のものであり、切削油が付着している)が図1のように
油切り槽3に挿入され、載置台17(図3)に載置され
るとステップS1が肯定され、ステップS2に進む。な
お、被脱油品WKが載置台17に載置された後、ロボッ
トハンド100は開口部3aを介して油切り槽3から退
避される。
【0017】ステップS2では、方向制御弁42のソレ
ノイド部42aに通電して制御弁42をa位置からb位
置に切換え、空圧源41の空気を管路47およびスピー
ドコントロールバルブ44を介して昇降シリンダ24の
ボトム室に導く。これにより昇降シリンダ24が伸長し
てローリングセンタ26が下降し、その先端の係合部2
6aが被脱油品WK上面の係合孔に係合される。ローリ
ングセンタ26の下降により被脱油品WKは下方に押圧
され、これに伴って載置台17がばね18の付勢力に抗
して下降し、ドライビングセンタ16の係合部16cが
被脱油品WKの下面係合孔に係合するとともに、複数の
爪16dが被脱油品WKの下面に食い込む。その結果、
被脱油品WKがドライビングセンタ16とローリングセ
ンタ26とにより上下から挟持される。ここで、係合部
16cが被脱油品WKの係合孔に係合することにより被
脱油品WKが芯出しされ、図3に示すように被脱油品W
Kはドライビングセンタ16およびローリングセンタ2
6と同軸で保持される。
【0018】一方、上記制御弁42がb位置に切換わっ
た時点で管路47の圧力は上昇するが、エアタイマ46
の作用により所定時間(制御弁42の切換えから被脱油
品WKが挟持されるまでに要する時間であり、例えば3
秒)が経過するまでは、切換弁48はB位置を保持し、
したがって圧力スイッチ54はオフ状態を保持する。そ
して、上記所定時間が経過後、すなわち被脱油品WKが
挟持された後にエアタイマ46の出力によって切換弁4
8がA位置に切換わり、管路47の圧力が圧力スイッチ
54に作用して圧力スイッチ54がオンする。
【0019】コントローラ61は、ステップS3で圧力
スイッチ54のオンを確認するとステップS4に進み、
搬送装置側のコントローラからロボットハンド100が
油切り槽3から完全に退避した旨の信号が入力されるの
を待つ。この信号が入力されるとステップS5に進み、
方向制御弁43のソレノイド部43aに通電して制御弁
43をa位置からb位置に切換え、空圧源41の空気を
開閉シリンダ28のボトム室に導く。これにより開閉シ
リンダ28が伸長してシャッタ27が下降し、開口部3
aが閉じられる。ステップS6でリミットスイッチ53
のオンが確認されると、すなわち開口部3aが完全に閉
じられるとステップS7に進む。
【0020】ステップS7では、モータ制御回路62を
介してモータ22の回転を開始させる。モータ安定時の
回転速度は、例えば2880rpm程度とする。モータ
22の回転は、カップリング21を介して回転駆動機構
10の回転部12に伝達され、回転部12,ドライビン
グセンタ16および載置台17が一体に回転し、爪16
dの食い込みにより被脱油品WKもその中心軸を中心と
してドライビングセンタ16と一体に回転する。これに
より被脱油品WKに付着していた切削油が遠心力により
振り払われる。
【0021】ここで、被脱油品WKの上下係合孔にドラ
イビングセンタ16およびローリングセンタ26の係合
部16c,26aがそれぞれ係合しているから、回転時
に被脱油品WKの軸とセンタ16,26との軸がずれる
ことはない。したがって被脱油品WKが偏心して回転す
ることはなく、脱油性能の向上が図れる。なお、被脱油
品WKから飛散した切削油は、油切り槽3の内壁にぶつ
かって下方に流れ落ち、槽3の下部に設けた回収口(不
図示)から回収され、再度切削油として用いられる。
【0022】ステップS7でのモータ回転開始から所定
時間(5〜10sec)が経過したことがステップS8
で確認されると、ステップS9でモータ制御回路61を
介してモータ22にブレーキをかけて停止させ、その
後、ステップS10に進む。ステップS10では、制御
弁43のソレノイド部43aに通電して制御弁43をa
位置に切換え、空圧源41の空気を開閉シリンダ28の
ロッド室に導く。これによりシリンダ28が伸長してシ
ャッタ27が開き、完全に開くとリミットスイッチ52
がオンする。リミットスイッチ52がオンすると、搬送
装置側のコントローラは、ロボットハンド100を油切
り槽3内に挿入して被脱油品WKを把持させる。
【0023】コントローラ61は、ステップS11にて
リミットスイッチ52のオンを確認した後、ステップS
12において、搬送装置側のコントローラからロボット
ハンド100が被脱油品WKを把持した旨の信号が入力
されるまで待ち、この信号が入力されるとステップS1
3で制御弁42をa位置に切換える。これにより空圧源
41の空気が昇降シリンダ24のロッド室に導かれてシ
リンダ24が伸長し、ローリングセンタ26が上昇して
被脱油品WKの上面から離れる。ローリングセンタ26
が完全に上昇するとリミットスイッチ51がオンし、こ
れに伴って搬送装置側のコントローラはロボットハンド
100を油切り槽3から退避させる。コントローラ61
は、ステップS14でリミットスイッチ51のオンを確
認するとステップS15に進み、ロボットハンド100
が油切り槽3から完全に退避した旨の信号が入力される
まで待ち、その後、処理を終了させる。
【0024】以上の実施例の構成において、ロボットハ
ンド100が搬送装置を、突起部26aが係合部材を、
ドライビングセンタ16が回転保持機構を、昇降シリン
ダ24が離接手段を、モータ22が駆動手段をそれぞれ
構成する。
【0025】なお被脱油品は、左右対称型のものであれ
ば歯切シャフト以外でもよい。また以上では、ドライビ
ングセンタ16とローリングセンタ26とで上下から被
脱油品WKを挟持するようにしたが、これに限定され
ず、例えばチャック装置で被脱油品の上下端あるいはい
ずれか一端を同軸でクランプし、この状態でチャック装
置をモータで回転させるようにしてもよい。さらに被脱
油品を縦方向に保持する例を示したが、横方向に保持す
るものでもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、油切り槽内に挿入され
た被脱油品を高速回転させ、遠心力によって脱油を行う
ようにしたので、被脱油品に付着した切削油を全面に渡
って確実に除去することができ、従来のエアブロウと比
べて脱油性能の向上が図れる。また騒音も小さく、脱油
された油が油切り槽の隙間から外部に吹き出されること
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る脱油装置を示す正面図
であり、被脱油品がセットされる前の状態を示す。
【図2】被脱油品がセットされた状態を示す正面図であ
る。
【図3】回転駆動機構の詳細を示す正面部分断面図であ
る。
【図4】昇降シリンダおよび開閉シリンダ駆動用のエア
回路図である。
【図5】脱油装置の制御系を示すブロック図である。
【図6】実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
3 油切り槽 10 回転駆動機構 11 ベアリング部 12 回転軸 16 ドライビングセンタ 16c 係合部 16d 爪 17 被脱油品載置台 18 ばね 21 カップリング 22 モータ 24 昇降シリンダ 26 ローリングセンタ 26a 突起部 27 シャッタ 28 開閉シリンダ 41 空圧源 42,43 方向制御弁 46 エアタイマ 51〜53 リミットスイッチ 54 圧力スイッチ 61 シーケンスコントローラ 62 モータ制御回路 WK 被脱油品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−20160(JP,A) 特開 昭49−38264(JP,A) 実開 昭62−24951(JP,U) 藤森洋三著 自動化ブックス(1)ハ ンドリングの自動化図集 株式会社大河 出版 昭和61年5月5日第8版 第66− 67頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B04B 3/00 B23Q 11/001

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被脱油品に付着した切削油を除去する脱
    油装置において、 搬送装置により搬送された被脱油品が開口部を通して
    入される油切り槽と、この油切り槽の前記開口部を開閉するシャッタと、 前記油切り槽内に配置され、前記挿入された被脱油品の
    一端面に係合される係合部材と、 前記油切り槽内に前記係合部材と同軸で回転可能に、か
    つ前記係合部材と相対的に離接可能に配置され、その回
    転軸上において前記被脱油品の他端面に係合され前記係
    合部材とともに前記被脱油品を保持する係合部、および
    前記被脱油品に前記回転軸を中心とした回転力を伝達す
    る回転伝達部を有する回転保持機構と、 前記係合部材と前記回転保持機構とを相対的に離接させ
    る離接手段と、 前記シャッタが閉じた状態において前記回転保持機構を
    前記回転軸回りに高速回転駆動する 駆動手段とを具備す
    ることを特徴とする脱油装置。
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藤森洋三著 自動化ブックス(1)ハンドリングの自動化図集 株式会社大河出版 昭和61年5月5日第8版 第66−67頁

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