JP3058872B1 - スロープ形成具 - Google Patents

スロープ形成具

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Abstract

【要約】 【課題】 種々の段差部に的確に対応し得るとともに、
その設置状態における安定性が高いスロープ形成具を提
供する。 【解決手段】 その上面1aを歩行面としたスロープ本
体1と、該スロープ本体1の一端1A寄りの下面側に装
着され且つその下端面2cが接地部とされた接地部材2
とを備えるとともに、上記スロープ本体1と上記接地部
材2との間に、上記スロープ本体1の上面1aに略直交
する方向における該上面1aと上記接地部材2との相対
距離を増減調整可能とする高さ調整機構4を設ける。か
かる構成により、該スロープ形成具の上面1aの高位側
の高さを上記段差部の高位面に可及的に合致させること
ができ、スロープ形成具の種々の段差部に対する適応性
が向上するとともに、スロープ形成具の使用上における
高い安全性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、屋内にお
ける敷居の段差部分に設置されて該段差部分の低位面と
高位面とをスロープ状に連続させるために使用されるス
ロープ形成具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば高齢者とか身体障害者
等の歩行あるいは車椅子での移動を容易としその安全性
を確保する観点から、屋内あるいは屋外における段差部
(例えば、屋内における床面と敷居上面との段差部、屋
外における歩道の段差部)にスロープ形成具を配置し、
該スロープ形成具によって上記段差部の低位面と高位面
との間をスロープで連続させ、歩行者とか車椅子が段差
部を容易且つ安全に移動できるようにすることが試みら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来一般の
スロープ形成具は、平均的な段差寸法(段差部の高さ寸
法)を想定し、スロープ面の高位側の高さ寸法をこの想
定される段差寸法に合わせて設定していた。
【0004】ところが、現実的には、屋内あるいは屋外
にみられる種々の段差部の段差寸法は、その設置位置と
か設置目的あるいは要求される機能等の種々の条件によ
って区々であり、到底その全てを想定することはできな
い。
【0005】この結果、購入したスロープ形成具を所定
の段差部に配置した場合、スロープ面の高位側の高さ寸
法が段差寸法に合致しないことが多く、このまま使用し
たのでは段差部の高位面とスロープ面の高位側の端部と
の間に段差が生じ、場合によってはスロープ形成具の設
置が徒労に帰することになる。
【0006】このため、例えば、段差寸法に対してスロ
ープ形成具の高さ寸法が大きい時には、該スロープ形成
具の高位側の下面を削って高さを低くして設置するのが
通例であるが、かかる高さ調整のための作業が煩雑であ
り、場合によっては(例えば、スロープ形成具が金属製
であるような場合)には高さ調整そのものが困難である
という問題があった。逆に、段差寸法に対してスロープ
形成具の高さ寸法が小さい時には、例えば、スロープ形
成具の下側に所定厚さをもつ下敷部材を付設することが
必要であり、この場合には、部品点数が多くなり且つそ
の設置作業が煩雑になるとともに、下敷部材の形態ある
いはその設置状態の良否によってこの下敷部材の上側に
設置されるスロープ形成具の安定性が損なわれる、等の
問題があった。
【0007】そこで本発明では、種々の段差部に的確に
対応し得るとともに、その設置状態における安定性が高
いスロープ形成具を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明ではかかる課題を
解決するための具体的手段として次のような構成を採用
している。
【0009】即ち、その上面1aを歩行面としたスロー
プ本体1と、略矩形の断面形状をもつ直棒体で構成され
且つ上記スロープ本体1の一端1A寄りの下面側にその
幅方向に向けて装着されるとともにその下端面2cがそ
の長手方向に直交する面に沿って湾曲する円弧形状をも
つ接地部とされた接地部材2とを備える一方、上記スロ
ープ本体1と上記接地部材2との間には、上記スロープ
本体1側に上記上面1aに略直交する方向に多段に列設
された複数の嵌合溝21,21,・・、23,23,・
・と、上記接地部材2側にその高さ方向に多段に列設さ
れ上記スロープ本体1側の複数の嵌合溝21,21,・
・、23,23,・・に選択的に嵌合可能とされた複数
の嵌合溝22,22,・・、24,24,・・とで構成
され、上記スロープ本体1側の複数の嵌合溝21,2
1,・・、23,23,・・に対する上記接地部材2側
の複数の嵌合溝22,22,・・、24,24,・・の
嵌合位置を変更することで上記スロープ本体1と上記接
地部材2との相対間隔を増減調整可能とする高さ調整機
構4が設けられたことを特徴としている。
【0010】
【発明の効果】本発明に係るスロープ形成具によれば、
上記スロープ本体1と上記接地部材2との間に該スロー
プ本体1の上面1aに略直交する方向における該上面1
aと上記接地部材2との相対距離を増減調整可能とする
高さ調整機構4を設けているので、例えこのスロープ形
成具が設置される段差部の高さ寸法(段差寸法)が予め
想定され得る寸法と異なるものであったとしても、該ス
ロープ形成具の上面1aの高位側の高さを上記段差部の
高位面に可及的に合致させることができ、それだけスロ
ープ形成具の種々の段差部に対する適応性が向上し、延
いてはスロープ形成具の商品価値が高められるととも
に、スロープ形成具の使用上における高い安全性が確保
されることで該スロープ形成具の本来の目的が確実に達
成される。
【0011】また、上記高さ調整機構4を、上記スロー
プ本体1側に上記上面1aに略直交する方向に多段に列
設された複数の嵌合溝21,21,・・、23,23,
・・と、上記接地部材2側にその高さ方向に多段に列設
され上記スロープ本体1側の複数の嵌合溝21,21,
・・、23,23,・・に選択的に嵌合可能とされた複
数の嵌合溝22,22,・・、24,24,・・とで構
成し、上記スロープ本体1側の複数の嵌合溝21,2
1,・・、23,23,・・に対する上記接地部材2側
の複数の嵌合溝22,22,・・、24,24,・・の
嵌合位置を変更することで上記スロープ本体1と上記接
地部材2との相対間隔を増減調整可能としているので、
該スロープ本体1と接地部材2とが上記高さ調整機構4
の嵌合構造により接合されることで、該高さ調整機構4
による高さ調整後においても上記スロープ本体1と接地
部材2との接合状態が良好に維持され、スロープ形成具
の安定的な設置が可能となるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるスロープ形
成具を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0013】第1の実施形態 図1〜図3には、本発明の第1の実施形態にかかるスロ
ープ形成具Z1を示しており、該スロープ形成具Z1は次
述するスロープ本体1と接地部材2とインサート材3と
を備えて構成される。
【0014】上記スロープ本体1は、その前端部1Aが
最大厚さをもち且つ該前端部1Aから後端部1Bにかけ
て次第にその厚さが減じるような略楔状の断面形状をも
つ所定幅の板状体であって、適宜の樹脂材により一体形
成されており、特にこの実施形態においてはこれを樹脂
材の押し出し成形により形成している。このスロープ本
体1は、その上面1aをなだらかな傾斜面としてこれを
歩行面とするとともに、その下面1bは図1に示すよう
に最低高さ位置においては接地面の一つとなるものであ
って平面とされている。さらに、スロープ本体1は、そ
の前端面1c寄り位置に、その下面1bに開口して上記
上面1aの近傍に至る略矩形の断面形状をもつ凹溝5が
形成されている。そして、この凹溝5の前後両壁には、
それぞれ上記スロープ本体1の幅方向に延びるホゾ溝6
が形成されている。
【0015】この場合、上記スロープ本体1は、これが
その全幅に亙って同一断面形状を有し、上記凹溝5がそ
の全幅に亙って該スロープ本体1の断面上の同一位置に
且つ同一断面に形成され、且つ該凹溝5の両側壁に設け
られる上記ホゾ溝6が該側壁上の同一位置においてスロ
ープ本体1の全幅に亙って形成されていることで、これ
を押し出し成形により形成することができるものであ
る。尚、本発明はかかる成形方法に限定されるものでは
なく、例えば型成形等の種々の成形方法が適用できるこ
とは勿論である。
【0016】上記インサート材3は、上記スロープ本体
1の上記凹溝5内にその軸方向に嵌挿固定される部材で
あって、金属材、例えばアルミ合金の押し出しあるいは
引き抜き成形により一体的に製造される。このインサー
ト材3は、上壁部3aと左右一対の側壁部3b,3cと
を備え且つその内部を凹溝7とした略「コ」字形の断面
形状を有する。そして、該インサート材3の上記各側壁
部3b,3cの外面には、上記スロープ本体1側の上記
ホゾ溝6に嵌合するホゾ31がそれぞれ形成されてい
る。また、上記凹溝7に臨む上記各側壁部3b,3cの
内面には、楔形の断面形状をもち且つ上記インサート材
3の長さ方向に延びる複数本の嵌合溝21,21,・・
が、全体としてノコ歯状の断面形状を呈する如く、上下
方向に所定間隔をもって順次形成されている。そして、
このインサート材3は、上記スロープ本体1の上記凹溝
5内にその溝方向の一端から嵌挿されることで該スロー
プ本体1側に取り付けられ、且つこれと一体化される。
【0017】上記接地部材2は、略矩形の断面形状をも
つ直棒体であって、この実施形態においては、例えばア
ルミ合金等の金属材の押し出しあるいは引き抜き成形に
よりこれを製造するようにしている。この接地部材2
は、上記インサート材3内に嵌挿配置されて上記スロー
プ本体1の接地脚の一部として機能するものであって、
その下端面2cは、該接地部材2の長手方向に直交する
面に沿って湾曲する円弧形状とされている。また、この
接地部材2の両側面2a,2bには、それぞれ上記イン
サート材3の嵌合溝21に嵌合可能な楔形の断面形状を
もち且つ該接地部材2の長さ方向に延びる複数本の嵌合
溝22,22,・・が、全体としてノコ歯状の断面形状
を呈する如く、上下方向に所定間隔をもって順次形成さ
れている。そして、この接地部材2は、その各嵌合溝2
2,22,・・を上記インサート材3側の上記各21,
21,・・に嵌合させた状態で、該インサート材3の凹
溝7内にその溝方向の一端から嵌挿されることで該スロ
ープ本体1側に取り付けられる。
【0018】この場合、上記接地部材2は、該接地部材
2側の各嵌合溝22,22,・・と上記インサート材3
側の各嵌合溝21,21,・・との嵌合位置を上下方向
に変化せることで、図1に示すように上記接地部材2が
上記インサート材3側(即ち、上記スロープ本体1側)
に没入しその下端面2cが上記スロープ本体1の下面1
bと略面一となる状態と、図2に示すように上記接地部
材2が上記インサート材3から下方に突出しその下端面
2cが上記スロープ本体1の下面1bよりも下方に位置
する状態との間で、その取付位置が調整可能とされる。
かかる接地部材2の上記スロープ本体1に対する上下方
向における相対的な取付位置の変更は、即ち、上記スロ
ープ本体1の上面1aの高さ位置の変更として反映され
るものである。従って、この実施形態においては、上記
インサート材3側の各嵌合溝21,21,・・と上記接
地部材2側の各嵌合溝22,22,・・とで、特許請求
の範囲中の「高さ調整機構4」が構成されることにな
る。
【0019】続いて、以上のように構成されたスロープ
形成具Z1の実際の使用状態等について説明する。
【0020】上記スロープ形成具Z1は、図3に示すよ
うに、例えば床面高さが不連続となる段差部10に、上
記スロープ本体1の前端部1Aを該段差部10の段差面
13に近接対向させるとともにその下面1bを低位面1
1側に向けた状態で載置され、この載置状態において
は、上記スロープ本体1の上面1aが歩行面として機能
する。
【0021】この場合、図1に示すように、上記段差部
10の段差寸法が低く、上記スロープ形成具Z1におけ
る上記スロープ本体1の上面前端部1d部分の高さ寸法
と同程度であるような場合には、上記接地部材2を上記
インサート材3の凹溝7内に没入させた状態で該インサ
ート材3側に取り付ける。この取付状態においては、上
記接地部材2の下端面2cが上記スロープ本体1の下面
1bと略面一となり、上記スロープ形成具Z1は上記ス
ロープ本体1の下面1bの全域と上記接地部材2の下端
面2cとの広い範囲において上記段差部10の低位面1
1に当接され、且つ上記スロープ本体1の上面前端部1
dと上記段差部10の低位面11とが可及的に面一とな
る。従って、例えば歩行者あるいは車椅子が上記低位面
11側から上記スロープ形成具Z1の上面、即ち上記ス
ロープ本体1の上面1aを通って上記高位面12側に移
動する場合、該低位面11側から上記高位面12側まで
大きな段差がないことから、その移動がより安全に行わ
れることになる。
【0022】一方、例えば図2に示すように、上記段差
部10の段差寸法が大きく、上記スロープ形成具Z1
おける上記スロープ本体1の上面前端部1d部分の厚さ
寸法だけでは該スロープ本体1の上面前端部1dの高さ
位置を上記段差部10の高位面12に合致させることが
できないような場合には、同図に示すように、上記接地
部材2を、その下端面2cが上記スロープ本体1側の上
記インサート材3から下方に所定量だけ突出するように
して上記インサート材3側に嵌合させる。すると、上記
スロープ形成具Z1は、上記接地部材2の下端面2cと
上記スロープ本体1の後端部1Bとの前後二位置におい
て上記低位面11に当接した状態で該低位面11側に載
置され、上記スロープ本体1の上面前端部1dは図1に
示す状態よりも上方に位置して上記段差部10の高位面
12と略面一の高さに設定される。従って、この場合に
も、上記スロープ形成具Z1の載置によって上記段差部
10の低位面11側から高位面12側まで大きな段差が
なくなり、該段差部10部分における歩行者あるいは車
椅子の移動がより安全に行われることになる。
【0023】尚、上記接地部材2の上記インサート材3
からの突出量の変化に伴って、上記スロープ形成具Z1
を上記低位面11上に載置した状態において上記スロー
プ本体1の上面1aの傾斜角が変化し、さらに上記接地
部材2と上記低位面11との相対関係が変化するが、こ
の場合、該接地部材2の下端面2cを円弧面とすること
で該下端面2cは上記低位面11との相対関係の変化に
拘わらず該低位面11に対して確実に且つ安定的に接地
されることとなり、上記スロープ形成具Z1の使用上の
高い信頼性が確保されるものである。
【0024】以上のように、この実施形態にかかるスロ
ープ形成具Z1においては、上記接地部材2の上記スロ
ープ本体1側からの突出量、即ち上記スロープ本体1の
上面前端部1d部分の高さ寸法が、上記段差部10の段
差寸法に応じて、上記接地部材2の上記インサート材3
への嵌合位置(嵌合高さ)を調整することで、上記各嵌
合溝21,22の上下方向ピッチに相当する寸法を単位
調整寸法として、適宜変更設定可能とされている。従っ
て、この実施形態のスロープ形成具Z1においては、該
スロープ形成具Z1を段差寸法が異なる種々の段差部に
対して容易に適用することができ、その適応性が向上す
るとともに、延いては該スロープ形成具Z1のの商品価
値が高められることになる。
【0025】また、該スロープ形成具Z1の設置によっ
て段差部10における段差を可及的に解消し得ることか
ら、その使用上における高い安全性が確保される。
【0026】第2の実施形態 図4には、本発明の第2の実施形態にかかるスロープ形
成具Z2を示している。このスロープ形成具Z2は、次述
のスロープ本体1と接地部材2とで構成されるものであ
るが、この場合、上記第1の実施形態に係るスロープ形
成具Z1においては上記スロープ本体1を樹脂製とし且
つこれに対応して該スロープ本体1に金属製の上記イン
サート材3を嵌挿し、上記スロープ本体1に対する上記
接地部材2の取付強度を確保するようにしていたのに対
して、この実施形態のスロープ形成具Z2では上記スロ
ープ本体1をアルミ合金等の金属材で構成したものであ
る。
【0027】このように、上記スロープ本体1を金属製
とすると、該スロープ本体1に対して金属製の接地部材
2を取り付けた場合、その取付強度が十分に確保される
ので、直接上記スロープ本体1に凹溝5を設け、該凹溝
5の前後両側面にそれぞれ嵌合溝23,23,・・を形
成するとともに、上記接地部材2の両側面にはそれぞれ
嵌合溝24,24,・・を形成し、該接地部材2側の各
嵌合溝24,24,・・を上記スロープ本体1側の各嵌
合溝23,23,・・に嵌合させ且つその嵌合位置を適
宜調整することで上記スロープ形成具Z2の高さ寸法を
適宜増減設定できるものである。
【0028】かかる構成のスロープ形成具Z2において
も、上記第1の実施形態にかかるスロープ形成具Z1
同様の作用効果が得られることは勿論である。
【0029】尚、図2に示す上記スロープ形成具Z2
上記以外の各構成部材には、図1〜図3に示す第1の実
施形態にかかるスロープ形成具Z1の各構成部材に対応
させて同一符号を付することでその説明を省略する。ま
た、図4においては、段差寸法の小さい段差部10を実
線図示し、段差寸法の大きい段差部10はこれを鎖線図
示している。
【0030】その他 (1)上記各実施形態においては、上記各嵌合溝21,
22,23,24を、共に楔状の断面形状としたものを
例にとって説明しているが、本発明はかかる構成に限定
されるものであはなく、要するに上記接地部材2を上記
スロープ本体1側に連結固定し且つ該嵌合位置の変更に
よってこれら両者の高さ方向における相対位置を変更し
得る構成のものであれば良く、例えばこれら各嵌合溝2
1〜24を矩形断面形状の溝とすることも可能である。
【0031】(2)上記各実施形態においては、上記接
地部材2を上記スロープ本体1に対して該スロープ本体
1の幅方向から嵌挿する構造のものを例にとって説明し
ているが、本発明はかかる構造に限定されるものではな
く、例えば上記接地部材2を上記スロープ本体1に対し
てその前後方向から嵌挿する構造を採用することも可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるスロープ形成具の第1の実施形
態を示す断面図である。
【図2】図1に示したスロープ形成具の高さ調整状態を
示す断面図である。
【図3】図1に示したスロープ形成具の一部断面斜視図
である。
【図4】本発明にかかるスロープ形成具の第2の実施形
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1はスロープ本体、2は接地部材、3はインサート材、
4は高さ調整機構、5は凹溝、6はホゾ溝、7は凹溝、
10は段差部、11は低位面、12は高位面、13は段
差面、21〜24は嵌合溝、31はホゾ、Z1及びZ2
スロープ形成具である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 5/00 510 A61G 5/00 504 E01C 9/08 E04F 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その上面(1a)を歩行面としたスロー
    プ本体(1)と、略矩形の断面形状をもつ直棒体で構成
    され且つ上記スロープ本体(1)の一端(1A)寄りの
    下面側にその幅方向に向けて装着されるとともにその下
    端面(2c)がその長手方向に直交する面に沿って湾曲
    する円弧形状をもつ接地部とされた接地部材(2)とを
    備える一方、 上記スロープ本体(1)と上記接地部材(2)との間に
    、上記スロープ本体(1)側に上記上面(1a)に略
    直交する方向に多段に列設された複数の嵌合溝(21,
    21,・・、23,23,・・)と、上記接地部材
    (2)側にその高さ方向に多段に列設され上記スロープ
    本体(1)側の複数の嵌合溝(21,21,・・、2
    3,23,・・)に選択的に嵌合可能とされた複数の嵌
    合溝(22,22,・・、24,24,・・)とで構成
    され、上記スロープ本体(1)側の複数の嵌合溝(2
    1,21,・・、23,23,・・)に対する上記接地
    部材(2)側の複数の嵌合溝(22,22,・・、2
    4,24,・・)の嵌合位置を変更することで上記スロ
    ープ本体(1)と上記接地部材(2)との相対間隔を増
    減調整可能とする高さ調整機構(4)が設けられている
    ことを特徴とするスロープ形成具。
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