JP3058846U - テニス体験遊戯玩具 - Google Patents

テニス体験遊戯玩具

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JP3058846U JP1998008638U JP863898U JP3058846U JP 3058846 U JP3058846 U JP 3058846U JP 1998008638 U JP1998008638 U JP 1998008638U JP 863898 U JP863898 U JP 863898U JP 3058846 U JP3058846 U JP 3058846U
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一次 金川
豊 網代
雄二 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラケットを振る動作を行うことで、遊戯者がテ
ニスを行っている気分になることができるテニス体験遊
戯玩具の提供。 【解決手段】 遊戯者がテニスラケットを振る動作を行
なうために握るグリップ11と、ほぼ楕円形のフレーム
12と、グリップ11とフレーム12とを連結する連結
部13とを備えたラケット形状体を有するとともに、テ
ニスのゲーム進行を開始するためのスイッチSW2A、
SW2B、SW5、SW6等と、ゲーム進行に伴う音声
を発生可能な音声発生手段16と、該音声発生手段16
の音声発生動作を制御する制御手段30とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ラケットを振る動作を行って1人でもテニスのプレーを楽しむこ とのできるテニス体験遊戯玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、1人でテニスのプレーを楽しむためには、オートテニスと呼ばれる装置 が知られている。オートテニスは、テニスボールを複数に設定された速度及び方 向で投放する装置で、実際のテニスの練習のために用いられている。従って、玩 具とは全く異なり、遊戯的に用いることはできない。
【0003】 また、このような装置は、一方的にボールが投げ放たれるだけで、プレーヤが 打ったボールが戻ってくることはなく、プレーヤはラリーをしている気分になる ことはできなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の第一の目的は、ラケットを振る動作を行うことで、遊戯者がテニスを 行っているような感覚が得られるテニス体験遊戯玩具を提供することである。
【0005】 本考案の更なる目的は、テニスコートにおける実況的音声を発生させることに よりテニスの試合の進行を遊戯者に体験させることのできるテニス体験遊戯玩具 を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係るテニス体験玩具は以下の要件を備えた ことを特徴とする。 (イ) 握り部と、フレームと、握り部とフレームとを連結した連結部とを備えたラ ケット形状体を有すること。 (ロ) 上記握り部とフレームと連結部には、テニスのゲームを進行させるために上 記ラケット形状体上に指で操作可能に設けられたスイッチと、ラケット形状体を 振ったときに信号を発生する信号発生手段と、ゲーム進行にあたって必要な音声 を発生可能な音声発生手段と、遊戯動作を制御する制御手段とを配置すること。 (ハ) 上記制御手段により、上記スイッチの操作と信号発生手段から発生した信号 に基づいて音声発生手段の音声発生動作が制御されること
【0007】 なお、前記制御手段は計時手段を具備し、前記音声発生手段の音声発生動作に よる音声と前記信号発生手段から発生した信号との間の時間と予め設定された時 間との間の時間差により、ラケット形状体を振るタイミングの適否を判断するよ うに構成するのが好ましい。
【0008】 また、前記ラケット形状体をフォアハンドで振ったとき及びバックハンドで振 ったときにそれぞれ別の信号を発生する信号発生手段を配置するようにするのが 好ましい。
【0009】 前記グリップの内部には電池を収納する電池ボックスを形成するのが好ましい 。
【0010】 前記音声発生手段の放音部は前記連結部に形成するのが好ましい。
【0011】 前記連結部には遊戯者にラケットを振るタイミングを知らせるLEDが配置す るのが望ましい。
【0012】 また、前記スイッチは、遊戯者が試合又はサーブの開始を行なうときに操作す るサーブスイッチ、ゲーム数を選択して設定するためのゲームセレクトスイッチ あるいは、技術レベルを選択して設定するためのレベルセレクトスイッチを含む のがよい。
【0013】 前記サーブスイッチは遊戯者がグリップを握ったまま操作可能な位置に設ける のが好ましい。
【0014】 前記ゲームセレクトスイッチ又はレベルセレクトスイッチは前記連結部に配置 するのがよい。
【0015】
【作用及び効果】
請求項1に係る考案によれば、遊戯者は、テニス体験遊戯玩具の握り部を握っ て振る動作を行うことによってゲームが進行する。これらの動作は、実際のテニ スプレーの動作と共通しているから、ラケットを振る動作を行うことで、遊戯者 がテニスを行っている気分になることができる。
【0016】 また、ゲーム進行に伴って音声発生手段からテニスコートにおける実況的音声 を発生させることができるから、テニスの試合の進行を遊戯者に体験させること ができる。
【0017】 請求項2に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加え、音声発生手 段の音声発生動作によってボールを打ったときのなどに発生する音声と信号発生 手段から発生した信号との間の時間と予め設定された時間との間の時間差により 、ラケット形状体を振るタイミングの適否を判断するものであるから、実際にテ ニスの試合をしているような感覚が得られる。
【0018】 請求項3に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加え、前記ラケッ ト形状体をフォアハンドで振ったとき及びバックハンドで振ったときにそれぞれ 別の信号を発生する信号発生手段が配置されているから、制御手段が各信号発生 手段が発生する信号を検出することにより前記ラケットを振る動作がフォアハン ドで行われたかバックハンドで行われたかによってゲームに幅を持たせることが できる。
【0019】 請求項4に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加え、前記グリッ プの内部には電池を収納する電池ボックスを形成することにより、グリップを有 効に利用することができる。
【0020】 請求項5に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加え、前記音声発 生手段の放音部が前記連結部に形成されることにより、連結部を有効に利用する ことができる。
【0021】 請求項6に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加え、前記連結部 には遊戯者にラケットを振るタイミングを知らせるLEDが配置することにより 、遊戯者が上記タイミングを視認できるので、ラケットの振り操作がしやすい。
【0022】 請求項7に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加え、前記スイッ チは、遊戯者が試合又はサーブの開始を行なうときに操作するサーブスイッチで あるから、このスイッチのオンに基づいて良いサーブ又は返球が行なわれたかど うかのタイミングをチェックすることができる。
【0023】 請求項8に係る考案によれば、請求項7に係る考案の効果に加え、前記スイッ チはゲーム数を選択して設定するためのゲームセレクトスイッチであるから、何 ゲーム先取のゲーム設定にするかを選択することができる。
【0024】 請求項9に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加え、前記スイッ チは技術レベルを選択して設定するためのレベルセレクトスイッチであるから、 難易度を自由に選択することができる。
【0025】 請求項10に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加え、前記サー ブスイッチは遊戯者がグリップを握ったまま操作可能な位置に設けられているこ とにより、実際のテニスと同様にラケットを振りながらゲームを楽しむことがで きる。
【0026】 請求項11に係る考案によれば、請求項9又は10に係る考案の効果に加え、 前記ゲームセレクトスイッチ又はレベルセレクトスイッチを前記連結部に配置す ることにより、連結部を有効に利用することができる。
【0027】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の一実施例のテニス体験遊戯玩具の斜視図である。
【0028】 テニス体験遊戯玩具10は、遊戯者が手で持つためのグリップ(握り部)11 と、ほぼ楕円形のフレーム12と、グリップ11とフレーム12とを連結する連 結部13とからなるラケット形状体で、フレーム12にはガット形状体22が嵌 め込まれている。グリップ11の内部には電源である電池14を収納する電池ボ ックスが形成され、グリップ11の端部、即ちグリップエンドは着脱可能な蓋1 5が嵌め込まれ、電池14の交換が可能である。
【0029】 連結部13の上面及び下面には、夫々後述のスピーカ(音声発生手段)16か らの音声を発生させる放音部16' と、放音部16' のフレーム側に小孔が形成 され、各小孔から内部に配置された2個のLED17の各1個が露出している。
【0030】 連結部13の上面には、更に1回の試合のゲーム数を選択して設定するゲーム セレクトスイッチSW5、テニス相手の技術レベルを選択して設定するためのレ ベルセレクトスイッチSW6が設けられている。ゲームセレクトスイッチSW5 及びレベルセレクトスイッチSW6は、押しボタンスイッチで押しボタンを抑圧 する度にセンサが信号を発生する。
【0031】 連結部13の側面には電源スイッチSW1が設けられている。
【0032】 連結部13のグリップ11に近い位置の両側面に、遊戯者が試合の開始、サー ブの開始及びボレーを行うときに操作するサーブスイッチSW2A及びSW2B が夫々設けられている。サーブスイッチSW2A及びSW2Bは押しボタンスイ ッチで押しボタンを抑圧する度にセンサが信号を発生するが、いずれのサーブス イッチを抑圧しても同一信号が発生する。
【0033】 フレーム12の内部には、ラケットをフォアハンドで振ったとき及びバックハ ンドで振ったときに夫々区別して信号を発生するフォアセンサ及びバックセンサ として機能する信号発生機構が配置されている。
【0034】 図2はフレーム12のハウジング内部の正面図、図3〜図5は、フレーム12 のハウジング内部の側面略図である。信号発生機構はレバー部材18と、2個の スイングスイッチSW3,SW4とからなる。スイングスイッチSW3及びSW 4は夫々リーフスイッチで、レバー部材18の回動により端子が接触して信号を 発生し、スイングスイッチSW3がフォアセンサ、スイングスイッチSW4がバ ックセンサとして機能するように構成されている。以下、信号発生機構について 説明する。
【0035】 レバー部材18はフレーム12のヘッドに沿って湾曲した長板状の湾曲部18 aを有し、長板の幅の両端、即ちフレームの外側と内側とに前後に突出している 2本の突条18bが形成されている。フレーム12のヘッドからやや離れた左右 対称の位にレバー部材18の2個の回動支点が設けられている。
【0036】 2個の回動支点において長根部材の幅が縮小し回動軸18c及び18dが幅方 向に突出している。これらの回動軸18c及び18dは、ハウジングに設けられ た軸受け18e及び18fに夫々回動自在に嵌め込まれている。レバー部材18 は、一方の回動支点から更に延びた長根部18gを有する。
【0037】 図3〜図5に示すように、長根部18gの端部は前後に配置されたスイングス イッチSW3及びSW4に挟まれている。
【0038】 図3に示すように、レバー部材18の両端部はコイルスプリング19a及び1 9bの一端が取付られている。コイルスプリング19a及び19bの他端は、ハ ウジングに固定されている。コイルスプリング19a及び19bの復元力により 、レバー部材18は通常の状態では、前後に回動していない状態を保持する。従 って、レバー部材18の長根部18gの端部は、スイングスイッチSW3とスイ ングスイッチSW4の間に位置し、スイングスイッチSW3,SW4の両端子は 接触していない。
【0039】 図4はラケットをフォアで振った場合のレバー部材18の状態を示す。レバー 部材18の湾曲部18aは、遠心力によりスプリング19a,19bの力に抗し て前方へ回動し前方へ傾き、スイングスイッチSW3を抑圧し、スイングスイッ チSW3の両端子は接触し、フォアセンサONの信号を発生しているら湾曲部1 8aの外側の突条18bがフレーム12のハウジングの内壁に当接し回動幅は規 制されているので、スイングスイッチSW3に過剰な力はかからない。
【0040】 図5はラケットをバックで振った場合のレバー部材18の状態を示す。レバー 部材18の湾曲部18aは、遠心力によりスプリング19a,19bの力に抗し て前方(この場合、ラケットをバックで振っているので、前方は前記フォアで振 った場合と反対の方向である)へ回動して前方へ傾き、スイングスイッチSW4 を抑圧し、スイングスイッチSW4の両端子は接触し、バックセンサONの信号 を発生している。湾曲部18aの外側の突条18bがフレーム12のハウジング の内壁に当接し回動幅は規制されているので、スイングスイッチSW4に過剰な 力はかからない。
【0041】 テニス体験遊戯玩具10は、前記連結部13のハウジング内部に回路基板を収 納し、回路基板上に遊戯動作を制御するマイクロコンピュータ30を搭載し、グ リップ11内部に収納された電源である電池14、電源スイッチSW1、サーブ スイッチSW2A,SW2B、スイングスイッチSW3,SW4、ゲームセレタ トスイッチSW5及びレベルセレクトスイッチSW6、スピーカ16,LED1 7とを電気的に接続する必要な配線が施されている。
【0042】 図6は、テニス体験遊戯玩具10の電気回路図、図7はそのブロック図である 。
【0043】 テニス体験遊戯玩具10の作動はマイクロコンピュータ(以下、マイコンとい う)30により制御される。マイコン30は、中央処理装置(CPU)31と、 前記信号発生手段、即ちサーブスイッチSW2A,SW2B、スイングスイッチ SW3,SW4、ゲームセレクトスイッチSW5及びレベルセレクトスイッチS W6が発生する信号をCPU31に入力し、LED17を駆動するLED駆動回 路25及びスピーカ16から音を発生するための音信号発生回路26へCPU3 1の指令を出力するインタフェースとなる入出力ポート(I/Oポート)32と 、CPU31が遊戯処理を行うためのプログラム及びCPU31が遊戯を進行さ せるために取り出して使用する複数のデータテーブルを格納するリード・オン・ メモリ(ROM)33と、CPU31が遊戯進行に際して書き換え、更新又はリ セット可能な遊戯処理データを格納し、且つ、遊戯の進行で使用する乱数を常に 更新するランダム・アクセス・メモリ(RAM)34とを有している。CPU3 1にはクロック源36が接続されている。
【0044】 ROM33が格納する音声データとして、指令音声である“フォア”及び“バ ック”、審判のコール音声である“プレイ”、“フォルト”、“ダブルフォルト ”、“アウト”、“チェンジサービス”、“ゲームセット”、及び両対戦者の得 点のコール、ゲームカウントのコール等、ボールの状態を報知する報知音である “ポン”(ボールをトスしたことを報知)、“ポーン”(ラケットでボールを普 通の強さで打ったことを報知) 、“バシッ”(スマッシュ又は強くボールを打っ たことを報知)、“トン”(ボールがコートに落ちたことを報知)等、ラケット の素振り音である“シュッ”、効果音であるファンファーレ音、残念音、歓声音 等、及び設定されたレベルの報知音声、及び設定されたゲーム数の報知音声など を挙げることができる。
【0045】 次に、上記構成はテニスのゲーム進行プログラムにおいて次のように利用する ことができる。
【0046】 遊戯者が玩具10に電源を入れた後にゲームセレクトスイッチ(SW5)を操 作すると、CPU31は“YES”と判定してゲーム設定カウンタを1加算する 。そして、ゲーム数(1〜7)を選択して設定する。
【0047】 次に、レベルセレクトスイッチ(SW6)を操作すると、“YES”と判定し てレベル設定カウンタを1加算する。対戦相手(コンピューター)のテニス技術 レベルは初心者、中級者、上級者にそれぞれ対応する1、2、3が設定され、い ずれかを選択して設定する。
【0048】 遊戯者がサーブスイッチ(SW2A,SW2B)を操作すると、音声「プレイ 」が発生する。その後、遊戯者であるプレーヤにサーブ権がある場合である。C PU31はトス音“ポン”を発生させ、タイマーをスタートし、計時を開始する 。そして、遊戯者がラケット形状体を振ると、スイングスイッチSW3又はSW 4が作動し、信号発生機構から信号が発生する。トスを上げてからトスボールが コートに落下するまでの平均的な時間を例えば1.5 秒として、ラケットの振りが 早過ぎる場合、やや早過ぎる場合、最適な場合、やや遅い場合、遅すぎる場合の ように設定する。ある設定時間が経過するとLEDを点灯させる。LEDの点灯 は遊戯者に、ラケットを振るタイミングがよいことを知らせる。
【0049】 次に、遊戯者のサーブが最適のタイミングで行われ、ラケットの振りが最も良 いタイミングで行われた場合、トスボールはラケットに当たる。CPU31は“ バシッ”とボールがラケットに強く当たった音をスピーカ16から発生させる。 所定時間経過後、CPU31は“トン”とサーブボールが相手のコートに落ちた 音を発生させてから、相手がボールを打った音“ポーン”を発生させる。CPU 31は、この返球がミスショットが否かを選択するための乱数サンプリングを行 う。得られた乱数の値により、コンピュータの返球がミスショットか否かを判定 する。
【0050】 相手であるコンピュータがミスショットをしなかった場合、再びCPU31は 乱数サンプリングを行う。この乱数は、コンピュータが返球したボールが遊戯者 のフォア側へ戻ったかバック側へ戻ったかの判定に用いられる。CPU31は、 返球がフォアか否かをサンプリングした乱数の値で判定し、“YES”と判定す ると音声“フォア”をスピーカから発生させ、“NO”と判定すると音声“バッ ク”をスピーカから発生させる。
【0051】 前記の“フォア”又は“バック”の指令音声は対戦相手であるコンピュータが 通常のストロークで打ち返し、そのボールがフォアサイド又はバックサイドに戻 ってきた設定になっている。これに対し、遊戯者は“フォア”又は“バック”の 指令音声に対応してフォアハンド又はバックハンドで振らなければならない。
【0052】 CPU31は前記各音声を発生すると共にタイマーをスタートさせ、計時を開 始する。この計時は返球されたボールがコートに落ちるまでの時間を区分して遊 戯者(プレーヤ) が適切なタイミングでボレーするかを判定するための計時であ る。遊戯者のボレーは、サーブスイッチSW2A又はSW2Bを操作することで 行われる。
【0053】 ボールがラケットに当たる音“ポン”を発生させる。この場合、ボレ一のタイミ ングがよかったので、ボレーしたボールは直接相手のコートに戻る設定がなされ ている。所定時間経過後、“トン”と相手コートにボールの落ちる音を発生させ た後、相手がボールを打ち返す音“ポーン”を発生させる。
【0054】 このように、遊戯者がタイミング良くサーブスイッチを操作した場合には、相 手であるコンピュータとのラリーが継続する。そして、ミスショットをすれば相 手方の得点が加算され、その都度“フィフティーンフォーティ”などの音声が発 生する。
【0055】 上記の通り、テニス体験遊戯玩具10は主として音声により遊戯者のテニスプ レー行動を促し、且つ、遊戯者のプレーを評価し、対戦相手であるコンピュータ とのラリーを行うことができるように音声が発生するので、遊戯者は1 人でもサ ービス、ストローク、スマッシュ、ボレー等のテニスプレーを行い、テニスの試 合を行うことができる。また、試合の経過データを玩具内部のメモリー記憶し、 音声で報知するので、遊戯者は試合に勝とうとする意欲がもてる。
【0056】 レベルの選択により、対戦相手であるコンピュータのテニスプレーの技術を選 択できるので、遊戯者は、自らのレベルの向上に伴って、技術レベルの高い対戦 相手と試合を楽しむことができる。
【0057】 上記テニス体験遊戯玩具の音声による指示に従ってラケットを振る動作を行う ことにより、遊戯者は適度な運動を行うことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のテニス体験遊戯玩具の外観斜
視図。
【図2】図1の実施例の信号発生機構を示す正面図。
【図3】図1の実施例の信号発生機構を示す側面略図。
【図4】図1の実施例の信号発生機構を示す側面略図。
【図5】図1の実施例の信号発生機構を示す側面略図。
【図6】図1の実施例の電気回路図。
【図7】図6のブロック図。
【符号の説明】
10…テニス体験遊戯玩具、11…グリップ、12…フ
レーム、13…連結部、14…電池、15…蓋、16…
スピーカ、16' …放音部、17…LED,18…レバ
ー部材、18a…湾曲部、18b…突条、18c ,18
d …回動軸、18e ,18f …軸受け、18g …長板
部、SW1…電源スイッチ、SW2A,SW2B…サー
ブスイッチ、SW3,SW4…スイングスイッチ、SW
5…ゲームセレクトスイッチ、SW6…レベルセレクト
スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 雄二 東京都文京区湯島3丁目31番1号 株式会 社センテクリエイションズ内

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とするテ
    ニス体験遊戯玩具。 (イ) 握り部と、フレームと、握り部とフレームとを連結
    した連結部とを備えたラケット形状体を有すること。 (ロ) 上記握り部とフレームと連結部には、テニスのゲー
    ムを進行させるために上記ラケット形状体上に指で操作
    可能に設けられたスイッチと、ラケット形状体を振った
    ときに信号を発生する信号発生手段と、ゲーム進行にあ
    たって必要な音声を発生可能な音声発生手段と、遊戯動
    作を制御する制御手段とを配置すること。 (ハ) 上記制御手段により、上記スイッチの操作と信号発
    生手段から発生した信号に基づいて音声発生手段の音声
    発生動作が制御されること
  2. 【請求項2】 前記制御手段は計時手段を具備し、前記
    音声発生手段の音声発生動作による音声と前記信号発生
    手段から発生した信号との間の時間と予め設定された時
    間との間の時間差により、ラケット形状体を振るタイミ
    ングの適否を判断する請求項1記載のテニス体験遊戯玩
    具。
  3. 【請求項3】 前記信号発生手段による信号は、ラケッ
    ト形状体をフォアハンドで振ったとき及びバックハンド
    で振ったときにそれぞれ別の信号を発生するものである
    請求項1記載のテニス体験遊戯玩具。
  4. 【請求項4】 前記グリップの内部には電池を収納する
    電池ボックスが形成された請求項1記載のテニス体験遊
    戯玩具。
  5. 【請求項5】 前記音声発生手段の放音部は前記連結部
    に形成された請求項1記載のテニス体験遊戯玩具。
  6. 【請求項6】 前記連結部には遊戯者にラケットを振る
    タイミングを知らせるLEDが配置されている請求項1
    記載のテニス体験遊戯玩具。
  7. 【請求項7】 前記スイッチは、遊戯者が試合又はサー
    ブの開始を行なうときに操作するサーブスイッチである
    請求項1記載のテニス体験遊戯玩具。
  8. 【請求項8】 前記スイッチは遊戯者がグリップを握っ
    たまま操作可能な位置に設けられた請求項7記載のテニ
    ス体験遊戯玩具。
  9. 【請求項9】 前記スイッチは、ゲーム数を選択して設
    定するためのゲームセレクトスイッチである請求項1記
    載のテニス体験遊戯玩具。
  10. 【請求項10】 前記スイッチは、技術レベルを選択し
    て設定するためのレベルセレクトスイッチである請求項
    1記載のテニス体験遊戯玩具。
  11. 【請求項11】 前記スイッチは前記連結部に配置され
    た請求項9又は10記載のテニス体験遊戯玩具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012070911A2 (ko) * 2010-11-25 2012-05-31 Park Suk-Bae 라켓을 이용한 운동장치

Cited By (2)

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WO2012070911A2 (ko) * 2010-11-25 2012-05-31 Park Suk-Bae 라켓을 이용한 운동장치
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