JP3058642U - 殺菌水製造装置 - Google Patents

殺菌水製造装置

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JP3058642U JP1998008331U JP833198U JP3058642U JP 3058642 U JP3058642 U JP 3058642U JP 1998008331 U JP1998008331 U JP 1998008331U JP 833198 U JP833198 U JP 833198U JP 3058642 U JP3058642 U JP 3058642U
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崎 良 弥 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 殺菌水を安全・確実に供給することができる
殺菌水製造装置を提供する。 【解決手段】 殺菌水製造装置の流水管1には、pH計
5および流量計4が設けられている。制御部10は、流
量計4の検出値に基づいて、第1ポンプ2Aおよび第2
ポンプ2Bを作動させ、酸タンク40Aおよびアルカリ
タンク40Bから塩酸および次亜塩素酸ナトリウム水溶
液をそれぞれ流水管1の第1点PAおよび第2点PBに
供給する。pH計5の検出値が所定値の範囲を外れる
と、制御部10は、電磁弁3を閉じて、流水管1内の流
れを停止させる。これと同時に制御部10は、警報発生
器13により警報を発する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、殺菌水製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、食品業界では、食品の殺菌や、食品加工業の従業員の手指消毒の用 途に、次亜塩素酸を含む殺菌水が用いられている。この殺菌水は、原水例えば水 道水に、次亜塩素酸ナトリウムと塩酸等の酸性水溶液とを混合することにより生 成することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この希釈・混合作業は、作業者の手作業で行われるのが通例であるが、万一、 作業にミスが生じると以下のような問題が発生することがありうる。
【0004】 まず第1に、次亜塩素酸ナトリウムおよび塩酸の混合比または希釈率を誤り、 得られた殺菌水のpHが不適当な値となると、食品の安全性(殺菌水を食品の殺 菌に利用する場合)や、従業員(手指消毒に用いる場合)の安全性に問題が生じ る場合もある。また、高濃度の次亜塩素酸ナトリウムと塩酸とを直接接触させる と有毒な塩素ガスが多量に発生するため、周囲の人間に危害を与えるおそれもあ る。
【0005】 この問題を解決するため、希釈・混合作業を自動的に行う装置の開発が試みら れてはいるが、上記問題を解決するに十分なものは得られていないのが現状であ る。
【0006】 本考案は、上記実状に鑑みなされたものであり、その第1の目的は、適正なp Hの殺菌水を安全・確実に供給することができる殺菌水製造装置を提供すること にある。
【0007】 また、本考案は、アルカリ性薬剤(次亜塩素酸ナトリウム)と酸性薬剤(塩酸 )とが、高濃度で直接接触する機会を排除することができる殺菌水製造装置を提 供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、流水管と、塩酸または酢酸を主成分とし てなる第1薬液を収容するための第1タンクと、次亜塩素酸ナトリウムまたは亜 塩素酸ナトリウムを主成分としてなる第2薬液を収容するための第2タンクと、 前記第1タンクを設置するための第1設置部と、前記第2タンクを設置するた めの第2設置部と、前記第1タンク内の第1薬液を前記流水管の第1点に供給す るための第1ポンプと、前記第2タンク内の第2薬液を前記流水管の第2点に供 給するための第2ポンプと、前記流水管の第1点および第2点の下流側に設けら れたpH計と、前記流水管に設けられた流量計と、前記流水管内の流れを停止す るための流れ停止手段と、前記流量計からの信号に基づいて前記第1および第2 ポンプを作動させるとともに、前記pH計からの信号に基づいて前記流れ停止手 段を作動させる制御装置とを備えた殺菌水製造装置を提供する。
【0009】 また、本考案に係る殺菌水製造装置は、第1薬液と第2薬液とが希釈前に互い に接触することを防止するための手段を備えて構成することが可能であり、この ような手段は、従属請求項の記載および図面を参照してなされる下記の実施形態 の説明により明らかになる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。図1乃至図6は 、本考案による殺菌水製造装置の一実施形態を示す図である。
【0011】 まず、殺菌水製造装置の配管系および制御系の構成について説明する。図1に 示すように、殺菌水製造装置は、流水管1と、塩酸または酢酸を主成分としてな る酸性薬液を収容するための酸タンク(第1タンク)40Aと、次亜塩素酸ナト リウム水溶液または亜塩素酸ナトリウム水溶液を主成分としてなるアルカリ性薬 液を収容するためのアルカリタンク(第2タンク)40Bとを備えている。なお 、通常は、酸性薬液としては塩酸が、アルカリ性薬液としては次亜塩素酸ナトリ ウム水溶液がそれぞれ用いられる。
【0012】 流水管1の一端は、水道水配管等の原水供給源に接続されている。流水管1に は、その上流側から、流水管1内の流れを停止するための電磁弁3、流量計4、 pH計5、アキュムレータ6およびコック7が、順次設けられている。アキュム レータ6には、このアキュムレータ6内の内圧を検出する圧力検出器6aが設け られている。そして流水管1の他端には、製造された殺菌水を供給するためのノ ズル等の放水部材(図示せず)が設けられている。
【0013】 流水管1は、流量計4とpH計5との間において、二股に分岐し、第1の管路 1Aおよび第2の管路1Bをなしている。第1の管路1Aおよび第2の管路1B の途中には、管路1A,1Bにまたがって予備混合チャンバ9が設けられている 。予備混合チャンバ9内には、例えば不織布等により形成された浸透性隔膜9C が設けられており、この浸透性隔膜9Cにより、予備混合チャンバ9は、第1サ ブチャンバ9Aと第2サブチャンバ9Bとに区画されている。第1サブチャンバ 9Aは、第1の管路1Aに接続されており、第2サブチャンバ9Bは、第2の管 路1Bに接続されている。
【0014】 流水管1の第1の管路1Aには、酸タンク40Aに接続された可撓性を有する 樹脂製のチューブ8Aが、コネクタを介して接続されている。チューブ8Aの途 中には第1ポンプ2Aが設けられている。また、同様に、流水管1の第2の管路 1Bには、アルカリタンク40Bに接続された可撓性を有するチューブ8Bが、 コネクタを介して接続されている。チューブ8Bの途中には第2ポンプ2Bが設 けられている。なお、以下、第1の管路1Aとチューブ8Aとの接続点を第1点 PA、第2の管路1Bとチューブ8Bとの接続点を第2点PBとも言う。
【0015】 また、殺菌水製造装置には、この殺菌水製造装置の動作を制御するための制御 部10が設けられている。制御部10には、この殺菌水製造装置の動作条件の設 定を行うための入力部11が接続されている。制御部10には、入力部11から 入力された信号と、流量計4、pH計5およびアキュムレータ6の圧力検出器6 aからの信号が入力されるようになっている。制御部10は、上記信号に基づい て、電磁弁3、第1および第2ポンプ2A、2Bの動作を制御することができる 。
【0016】 更に、制御部10には、pH計5の測定結果を表示するためのpH表示部12 と、警報発生器13が接続されている。なお、警報発生器13に加えて、赤色光 の発生等により警告表示を行う警告表示器を設けてもよい。
【0017】 次に、殺菌水製造装置の作用について説明する。以下の説明においては、酸性 薬液として塩酸、アルカリ性薬液として次亜塩素酸ナトリウム水溶液を用いた場 合について説明する。
【0018】 殺菌水製造装置を動作させる場合には、予め、入力部11により、殺菌水のp Hを設定しておく。装置を始動すると、流水管1内に原水、ここでは水道水が導 入される。流量計4は、流水管1内の原水の流量を測定し、制御部10にその値 を示す信号を送信する。制御部10は、原水の流量に基づいて、所望のpHが得 られるような塩酸および次亜塩素酸ナトリウム水溶液の混合量を算出し、この算 出結果に基づいて、第1ポンプ2A及び第2ポンプに2Bを制御して、適正な量 の塩酸および次亜塩素酸ナトリウム水溶液を、流水管1に供給する。
【0019】 塩酸および次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、流水管1の第1管路1Aおよび第 2管路1Bにそれぞれ供給され、原水と混合されて希釈され、予備混合チャンバ 9の第1サブチャンバ9Aおよび第2サブチャンバ9Bにそれぞれ流入する。第 1サブチャンバ9A内に流入した塩酸は、浸透性隔膜9Cを通過して第2サブチ ャンバ9Bから浸透してくる次亜塩素酸ナトリウム水溶液と混合された後、第1 管路1Aに排出される。同様に、第2サブチャンバ9B内に流入した次亜塩素酸 ナトリウム水溶液は、浸透性隔膜9Cを通過して第1サブチャンバ9Aから浸透 してくる塩酸と混合された後、第2管路1Bに排出される。そして、第1サブチ ャンバ9Aおよび第2サブチャンバ9Bから流出した液は、第1管路1Aと第2 管路1Bとの合流部分で完全に混合され、所定のpHを有する殺菌水となる。
【0020】 この殺菌水製造装置の使用者は、コック7の開度を調節することにより、所定 流量で殺菌水の供給を受けることが可能である。ここで、コック7の開度を絞る ことにより、アキュムレータ6の内圧が所定値より高まった場合、すなわちアキ ュムレータ6内の貯水量が所定量より多くなった場合に、圧力検出器6aを介し てアキュムレータ6の状態を常時監視している制御部10は、電磁弁3を閉じる 。また、アキュムレータ6内の貯水量が所定量より少なくなった場合、制御部1 0は、電磁弁3を開状態とする。
【0021】 このようにすることにより、流水管1内の液体の流れが脈動的となることを防 止することができる。すなわちコック7の開度を絞った場合でも、殺菌水を安定 して供給することができる。また、流水管1内の液体の流れが脈動的とならない ため、ポンプ2A,2Bによる塩酸および次亜塩素酸ナトリウム水溶液の供給量 の制御を容易かつ簡略に行うことができる。
【0022】 pH計5は、第1管路1Aおよび第2管路1Bとの合流部分の下流側で、生成 された殺菌水のpHを常時監視し、そのデータを制御部10に送信している。制 御部10は、pHをpH表示部13に常時表示させている。
【0023】 殺菌水のpHが所定範囲を外れると、制御部10は、電磁弁3を閉じるととも に、警報発生器13に警報を発生させる。なお、言うまでもなく、pH値に基づ く電磁弁3の制御は、アキュムレータ6の内圧に基づく電磁弁3の制御より優先 して行われ、pH値に基づいて電磁弁3が閉じられた場合には、入力部11を操 作して装置の再設定を行わなければ、電磁弁3は復帰しない。以上が、本考案に よる殺菌水製造装置の基本的な作用である。
【0024】 なお、図1に示す実施形態においては、pH計5の下流側にアキュムレータ6 およびコック7が設けられているが、殺菌水製造装置の構成は、これに限定され るものではない。すなわち、殺菌水の供給量を可変とする必要がない場合、例え ば殺菌水を所定の食品製造ラインに一定流量で定常的に供給する用途に使用する 等の場合には、殺菌水製造装置をアキュムレータ6およびコック7無しで構成し て、pH計5の下流側から殺菌水を供給するようにしてもよい。
【0025】 また、図7に示すように、殺菌水製造装置を、アキュムレータおよびコック以 外の構成部材を筐体20内に収容した装置本体と、流量調節ユニット50とから 構成してもよい。この場合、流量調節ユニット50は、圧力スイッチ51aを有 するアキュムレータ51、コック52および電磁弁53を備えてなり、アキュム レータ51内の圧力に基づいて圧力スイッチ51aが発生するON/OFF信号 により、電磁弁53が開閉されるように構成される。
【0026】 次に、酸性薬液とアルカリ性薬液とが原液のまま直接接触することを防止する ための構成について、図2乃至図6を参照して説明する。図2乃至図6は、殺菌 水製造装置にアキュムレータ6およびコック7が設けられていない場合について 、殺菌水製造装置を構成する各要素の筐体内への具体的配置について説明する図 である。なお、図3、図5及び図6には、図1に記載された構成要素のうち、図 1において一点鎖線で囲んだ領域に含まれる構成要素のみが示され、それ以外の 構成要素の表示は省略されている。
【0027】 図2乃至図6に示すように、殺菌水製造装置は、縦長の直方体形状の筐体20 を有している。この筐体20は、上段、中段および下段の3段に分割されており 、中段は酸タンク40Aおよび第1ポンプ2Aが収容された酸タンク室20A( 第1設置部)、下段はアルカリタンク40B(第2設置部)および第2ポンプ2 Bが収容されたアルカリタンク室20Bとなっている。
【0028】 また、上段には、流水管1、流量計4およびpH計5(図4では流水管1に隠 れて見えない)が収容された混合室20Cと、制御部10、入力部11、pH表 示部12および警報発生器13が収容された電気機器室20Dが設けられている 。
【0029】 このように、アルカリタンク室20B、酸タンク室20Aおよび混合室20C を垂直方向に配列することにより、装置の横幅を狭くすることができ、装置の設 置を容易に行うことができる。
【0030】 アルカリタンク室20Bには、リンク21Bにより筐体20に結合された扉2 2Bが設けられている。酸タンク室20Aの扉22Aも、同一の取り付け構造に より、筐体20に取り付けられている。なお、図2には、アルカリタンク室20 Bの扉22Bが開放され、酸タンク室20Aの扉22Aが閉鎖された状態が示さ れている。
【0031】 アルカリタンク室20Bの底部には、略L字型形状を有する一対のタンク載置 台23B,23Bが設けられている。また、アルカリタンク室20Bの奥には、 第2ポンプ2Bが設置されている。タンク載置台23Bの上面24Bにはローラ 25Bが設けられている。扉22Bの内側には、この扉22Bが開状態(図2参 照)にある場合に、アルカリタンク載置台23Bの上面と同一高さとなる面が設 けられており、この面にもローラ(図示せず)が設けられている。従って、アル カリタンク40Bは、これを扉22Bの内面に載置してた後ローラを利用してス ライドさせることにより、アルカリタンク載置台23Bの上面に容易に設置する ことができる。
【0032】 酸タンク室20Aの構成は、下記の点を除いてアルカリタンク室20Bの構成 と同一である。従って、酸タンク室20Aに関連する部材については、アルカリ タンク室20Bに関連する部材に付した参照符号に対して末尾のアルファベット のみ異なる参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0033】 酸タンク40Aとアルカリタンク40Bとは、容量および外形寸法が互いに異 なっている。酸タンク40Aとアルカリタンク40Bの容量の比率は、ポンプ2 A,2Bにより流水管に供給される酸性薬液およびアルカリ性薬液の比率に対応 している。従って、両タンク40A、40Bの容量一杯に薬液を充填して、この 殺菌水製造装置を作動させると、両タンク40A、40Bが同時に空になる。従 って、一方のタンクに途中で薬液をつぎ足す必要がないため、例えば作業者が酸 性薬液タンク40Aにアルカリ性薬液をつぎ足してしまうような作業ミスを防止 することができる。
【0034】 また、酸タンク40Aの横幅WAとアルカリタンク40Bの横幅WBとは互い に異なっている。酸タンク載置台23A,23Aの互いに対向する面26A,2 6A間の距離DAは、酸タンク40Aの横幅WAよりわずかに大きくなっており 、アルカリタンク載置台23B,23Bの互いに対向する面26B,26B間の 距離DBは、アルカリタンク40Bの横幅WBよりわずかに大きくなっている。
【0035】 このように、酸タンク室20Aおよびアルカリタンク室20Bの横幅をタンク 載置台23A、23Bの面26A,26Bにより制限することにより、少なくと も酸タンク40Aをアルカリタンク載置台23B上に載置することはできなくな る。また、アルカリタンク40Bを酸タンク載置台23A上に載置しようとした 場合には収まりが悪くなるため、作業者はタンクの設置場所が誤っていることに 容易に気がつく。このため、流水管1に酸性薬液およびアルカリ性薬液を供給す る前に、両薬液が接触する事故を防止することができる。
【0036】 なお、他の手法、例えば酸タンク40Aに突起を設けるとともに酸タンク室2 0Aのみに相補的な凹部を設け、これら突起と凹部が嵌合しなければ扉22Aが 閉じないように構成することにより、酸タンク室20Aにアルカリタンク40B が装着されることを防止するようにしてもよい。
【0037】 更に、例えば、酸タンク40Aを縦長形状、アルカリタンク40Bを横長形状 といったように互いに異なる形状に形成し、各タンク室20A,20Bの内部形 状を両タンクに対応して両タンクがぴったりと収容できるようにして、両方のタ ンクともに収容されるべきタンク室にしか収容できないようにしてもよい。
【0038】 上述したように、少なくとも一方のタンクを所定のタンク室にしか設置できな いようにすることにより、タンクの誤装着を防止することができ、両薬液を原液 の状態で互いに接触させる事故を防止することができる。
【0039】 また、酸タンク40Aおよびアルカリタンク40Bには、内周面にネジ(図示 せず)が形成されたキャップ41A,41Bがそれぞれ設けられている。キャッ プ41A,41Bには、各タンク40A,40B内の薬液を流水管1に供給する ためのチューブ8A,8Bが貫通している。キャップ41A,41Bはそれぞれ 、酸タンク40Aおよびアルカリタンク40Bに着脱可能に螺合している。キャ ップ41を取り外すことにより、タンク40A,40Bに薬液を補充することが できる。
【0040】 キャップ41A,41Bに形成されたネジの仕様、ここではネジ径は、互いに 異なっている。これに代えて、両キャップ41A,41Bのネジピッチが互いに 異なっていてもよい。このようにすることにより、薬液を異なった薬液供給経路 (チューブ8A,8B、ポンプ2A,2B)に誤って供給してしまうことを防止 することができ、両薬液を原液の状態で互いに接触させる事故を防止することが できる。
【0041】 なお、上記実施形態においては、タンク40A,40Bのキャップとしてネジ 止め式のキャップを用いたが、これに代えて、ワンタッチ式またはクイックコネ クタのような形式のキャップを用いることが可能である。この場合も、キャップ を誤って他方に装着することを防止するため、両タンク40A,40Bのキャッ プは異なった仕様(寸法、形状等)のものが用いられる。
【0042】 また、装置のメンテナンス時に、タンク側のチューブ8A,8Bをポンプ2A ,2Bから取り外すことも考えられるが、この場合にタンク側のチューブ8A, 8Bをポンプ2A,2Bに誤って接続することを防止するため、タンク側のチュ ーブ8A,8Bをポンプ2A,2Bとの接続を適当なコネクタを介して行うよう にして、両コネクタの仕様(寸法、形状等)を互いに異なるようにしてもよい。
【0043】 以上のように、タンク40A,40Bをポンプ2A,2Bに接続するための一 対の接続手段の仕様を互いに異なるようにすることにより、接続手段の誤装着を 防止することができ、両薬液を原液の状態で互いに接触させる事故を防止するこ とができる。
【0044】 また、特に図3に示すように、筐体20内の背部の右側および左側には、垂直 方向に延びる矩形断面の細長い薬液排出空間27A,27Bがそれぞれ設けられ ている。
【0045】 薬液排出空間27Aと混合室20Cとを仕切る仕切り板には、開口28A(図 3右側)が設けられており、また、薬液排出空間27Aと酸タンク室20Aとを 仕切る仕切り板にも、開口29Aが設けられている。薬液排出空間27Aには、 この薬液排出空間27Aを落下してゆく液体を開口28A内に導くそらせ板30 Aが設けられている。一方、薬液排出空間27Bと混合室20Cとを仕切る仕切 り板には、開口28B(図3左側)が設けられており、また、薬液排出空間27 Bとアルカリタンク室20Bとを仕切る仕切り板にも、開口29Bが設けられて いる。薬液排出空間27Bには、この薬液排出空間27Bを落下してゆく液体を 開口28B内に導くそらせ板30Bが設けられている。
【0046】 酸タンク40Aから出発したチューブ8Aは、ポンプ2Aを経て、開口29A 、薬液排出空間27Aおよび開口28Aを通過して混合室20Cに導入され、第 1点PAにおいて流水管1の第1の管路1Aに接続されている。アルカリタンク 40Bから出発したチューブ8Bは、ポンプ2Bを経て、開口29B、薬液排出 空間27Bおよび開口28Bを通過して混合室20Cに導入され、第2点PBに おいて流水管1の第1の管路1Bに接続されている。
【0047】 また、酸タンク室20Aおよびアルカリタンク室20Bの底部(タンク載置台 23A,23Bの下方)は、それぞれ薬液受け31A、31Bとなっている。例 えばタンク40A,40B、またはポンプ2A,2Bとチューブ8A,8Bとの 接続部等から薬液が漏出した際に、これら薬液受け31A、31Bに、薬液が溜 まるようになっている。
【0048】 薬液受け31A、31Bには、ドレン排出口32A,32Bが設けられている 。このドレン排出口32A,32Bは、それぞれドレン管33A,33Bを介し て筐体20外部の異なる位置に連通している(本例では、筐体20の背面右側お よび背面左側の外部に連通)。図には示していないが、ドレン管33A,33B から筐体20外に排出される薬液が互いに混ざり合わないように、ドレン管33 A,33Bにそれぞれ薬液貯めを接続しておくことが好ましい。
【0049】 混合室20Cの底部中央には、仕切り板34が設けられている。混合室20C の底部は、この仕切り板34を挟んで、図3右側が酸性薬液用の薬液受け35A 、図3左側がアルカリ性薬液用の薬液受け35Bとなっている。混合室20Cの 底部は、仕切り板34の位置を最高点として開口28A,28Bに向けて低くな るように傾斜していることが好ましい。
【0050】 酸性薬液は、チューブ8Aを介して第1ポンプ2Aにより酸タンク40Aから 吸い出され、さらにチューブ8Aを経て、流水管1の管路1Aに導かれる。ここ で、仮に、チューブ8Aと管路1Aの接続部すなわち第1点PAから薬液が漏出 したとする。漏出した酸性薬液は、まず、混合室20Cの仕切り板34より右側 の底部すなわち薬液受け35Aに滴下し、開口28Aを介して薬液排出空間27 Aに流入する。さらに、酸性薬液は、そらせ板30Aを経て、酸タンク室20A に流入し、酸タンク室20Aの薬液受け31A、ドレン排出口32Aおよびドレ ン管33Aを経て筐体20の外部に排出される。
【0051】 また、第1点PAから漏れ出した薬液は、チューブ8Aを伝って垂下してゆく ことも考えられるが、チューブ8Aが開口28A、薬液排出空間27Aおよび開 口29Aを経て、酸タンク室20Aに導かれているため、この場合も酸性薬液は 、上記と同様にドレン管33Aを経て筐体20の外部に排出される。
【0052】 要するに、酸タンク40Aから管路1Aの第1点PAの間のいずれの部位で酸 性薬液の漏れが発生した場合でも、酸性薬液は、ドレン管33Aを経て筐体20 の外部に排出される。
【0053】 また、同様に、アルカリタンク40Bから管路1Bの間のいずれの部位でアル カリ性薬液が漏出した場合も、アルカリ性薬液はアルカリタンク室40Bの底部 すなわち薬液受け31Bに集まり、ドレン管33Bを経て筐体20の外部に排出 される。
【0054】 以上述べたように、この殺菌水製造装置においては、酸タンク40Aおよびア ルカリタンク40B内の酸性薬液およびアルカリ性薬液は、原水(水道水)と混 合されるまでの間に漏れたとしても、互いに全く独立した経路を通過して排出さ れる。このため、高濃度の薬液同士が混ざり合う危険性を排除することができる 。
【0055】 なお、上記実施形態においては、混合室20Cの薬液受け35A、薬液排出空 間27A及び酸タンク室20Aが相互に連通し、薬液受け35A、薬液排出空間 27Aおよび酸タンク室20Aのいずれで漏れた酸性薬剤も、酸タンク室20A 底部の薬液受け31Aに設けられたドレン管から排出されるようになっているが 、これに限定されるものではない。すなわち、混合室20C及び薬液排出空間2 7Aの一方若しくは両方に独立したドレン管を設けて、各ドレン管により酸性薬 液を筐体20外に排出するようにしてもよい。むろん、漏出したアルカリ性薬液 に対しても同様の排出経路を設けてもよい。なお、このように排出経路を複数設 けた場合も酸性薬剤とアルカリ性薬剤が互いに混ざることがないように、酸性薬 液を扱うドレン管とアルカリ性薬液を扱うドレン管とは、互いに異なる回収容器 に接続することが好ましい。
【0056】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、適正なpHの殺菌水を安全・確実に供 給することができる殺菌水製造装置を得ることができる。
【提出日】平成10年12月15日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。図1乃至図7は 、本考案による殺菌水製造装置の一実施形態を示す図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 殺菌水製造装置を動作させる場合には、予め、入力部11により、殺菌水のp Hを設定しておく。装置を始動すると、流水管1内に原水、ここでは水道水が導 入される。流量計4は、流水管1内の原水の流量を測定し、制御部10にその値 を示す信号を送信する。制御部10は、原水の流量に基づいて、所望のpHが得 られるような塩酸および次亜塩素酸ナトリウム水溶液の混合量を算出し、この算 出結果に基づいて、第1ポンプ2A及び第2ポンプ2Bを制御して、適正な量の 塩酸および次亜塩素酸ナトリウム水溶液を、流水管1に供給する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による殺菌水製造装置の一実施形態を示
す図であって、殺菌水製造装置の配管経路および制御系
の構成を示す図。
【図2】図1に示す殺菌水製造装置の具体的構造を示す
斜視図。
【図3】図2に示す殺菌水製造装置の配管経路の具体的
配置を示す正面図。
【図4】図2に示す殺菌水製造装置の混合室の具体的構
造を示す平面図。
【図5】図2に示す殺菌水製造装置の酸タンク室の具体
的構造を示す平面図。
【図6】図2に示す殺菌水製造装置のアルカリタンク室
の具体的構造を示す平面図。
【図7】流量調節ユニットを殺菌水製造装置に接続した
場合の配管系統図。
【符号の説明】
1 流水管 PA (流水管の)第1点 PB (流水管の)第2点 2A 第1ポンプ(酸ポンプ) 2B 第2ポンプ(アルカリポンプ) 3 流れ停止手段(電磁弁) 5 pH計 6 アキュムレータ 8A 第1接続管(タンク側),第1薬液供給管路(流
水管側) 8B 第2接続管(タンク側),第2薬液供給管路(流
水管側) 10 制御装置(制御部) 13 警告の表示または警報の発生を行う手段(警報発
生器) 20A 第1設置部(酸タンク室) 20B 第2設置部(アルカリタンク室) 20C 混合部(混合室) 27A 第1通路(薬液排出空間) 27B 第2通路(薬液排出空間) 31A 第1タンク用薬液受け 31B 第2タンク用薬液受け 33A 第1ドレン(ドレン管) 33B 第2ドレン(ドレン管) 35A 第1点用薬液受け 35B 第2点用薬液受け 40A 第1タンク(酸タンク) 40B 第2タンク(アルカリタンク) 41A 第1キャップ(酸タンクのキャップ) 41B 第2キャップ(アルカリタンクのキャップ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項14】前記混合室は、第1の通路を介して前記
第1設置部と連通するとともに第2の通路を介して前記
第2設置部と連通し、 前記第1薬液供給管路は、前記第1の通路を経由して前
記第1ポンプから前記流水管の第1点に延び、前記第2
薬液供給管路は、前記第2の通路を経由して前記第2ポ
ンプから前記流水管の第2点に延び、 前記混合室の第1点用薬液受けに滴下した第1薬液は、
前記第1通路を介して前記第1設置部に導入されて前記
第1ドレンから排出可能であり、前記混合室の第2点用
薬液受けに滴下した第2薬液は、前記第2通路を介して
前記第2設置部に導入されて前記第2ドレンから排出可
能であることを特徴とする、請求項13に記載の殺菌水
製造装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月15日
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 531 C02F 1/50 531P 1/76 1/76 A

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流水管と、 塩酸または酢酸を主成分としてなる第1薬液を収容する
    ための第1タンクと、 次亜塩素酸ナトリウムまたは亜塩素酸ナトリウムを主成
    分としてなる第2薬液を収容するための第2タンクと、 前記第1タンクを設置するための第1設置部と、 前記第2タンクを設置するための第2設置部と、 前記第1タンク内の第1薬液を前記流水管の第1点に供
    給するための第1ポンプと、 前記第2タンク内の第2薬液を前記流水管の第2点に供
    給するための第2ポンプと、 前記流水管の第1点および第2点の下流側に設けられた
    pH計と、 前記流水管に設けられた流量計と、 前記流水管内の流れを停止するための流れ停止手段と、 前記流量計からの信号に基づいて前記第1および第2ポ
    ンプを作動させるとともに、前記pH計からの信号に基
    づいて前記流れ停止手段を作動させる制御装置と、を備
    えたことを特徴とする殺菌水製造装置。
  2. 【請求項2】前記第1設置部および第2設置部の一方
    は、他方の上方に設けられていることを特徴とする、請
    求項1に記載の殺菌水製造装置。
  3. 【請求項3】前記流水管、前記流量計、前記流れ停止手
    段、および前記pH計が収容された混合部を更に備え、 前記混合部は、前記第1設置部の上方であってかつ前記
    第2設置部の上方に設けられていることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の殺菌水製造装置。
  4. 【請求項4】前記pH計の検出値に異常が生じた場合、
    警告の表示または警報の発生を行う手段を更に備えたこ
    とを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の殺
    菌水製造装置。
  5. 【請求項5】前記第1タンクおよび第2タンクの容量比
    率は、前記第1薬液および前記第2薬液の前記流水管へ
    の供給比率に対応していることを特徴とする、請求項1
    乃至4のいずれかに記載の殺菌水製造装置。
  6. 【請求項6】前記第1タンクおよび前記第2タンクは、
    互いに異なる外形寸法に形成され、 前記第1設置部および前記第2設置部の少なくとも一方
    は、前記第1タンクと前記第2タンクのいずれか一方し
    か設置できないように形成されていることを特徴とす
    る、請求項1乃至5のいずれかに記載の殺菌水製造装
    置。
  7. 【請求項7】前記第1タンクと第1ポンプとを接続する
    ための第1接続手段と、 前記第2タンクと前記第2ポンプとを接続するための第
    2接続手段と、を更に備え、 前記第1接続手段は前記第2タンクおよび前記第2ポン
    プの少なくとも一方に接続不可能に形成され、前記第2
    接続手段は前記第1タンクおよび前記第1ポンプの少な
    くとも一方に接続不可能に形成されていることを特徴と
    する、請求項1乃至6のいずれかに記載の殺菌水製造装
    置。
  8. 【請求項8】前記第1接続手段は、前記第1タンクと着
    脱可能に係合する第1キャップと、前記第1キャップに
    その一端が接続されるとともにその他端が前記第1ポン
    プに接続された第1接続管と、からなり、 前記第2接続手段は、前記第2タンクと着脱可能に係合
    する第2キャップと、前記第2キャップにその一端が接
    続されるとともにその他端が前記第2ポンプに接続され
    た第2接続管と、からなり、 前記第1キャップを前記第2タンクに装着できないよう
    に、かつ第2キャップを前記第1タンクに装着できない
    ように、前記第1キャップと前記第2キャップの仕様が
    互いに異なっていることを特徴とする、請求項7に記載
    の殺菌水製造装置。
  9. 【請求項9】前記第1キャップおよび前記第2キャップ
    はそれぞれ第1ネジ部および第2ネジ部を有し、これら
    第1ネジ部および第2ネジ部により前記第1および第2
    タンクにそれぞれ螺合可能に形成され、 前記第1ネジ部および第2ネジ部は、ネジ径、ネジピッ
    チ等のネジの仕様が互いに異なっていることを特徴とす
    る、請求項8に記載の殺菌水製造装置。
  10. 【請求項10】前記第1設置部および第2設置部の少な
    くとも一方に、薬液が他方の設置部に流れることを防止
    するための薬液受けが設けられていることを特徴とす
    る、請求項1乃至9のいずれかに記載の殺菌水製造装
    置。
  11. 【請求項11】前記第1設置部に第1ドレンを有する第
    1タンク用薬液受けが設けられるとともに、前記第2設
    置部に第2ドレンを有する第2タンク用薬液受けが設け
    られ、 前記第1および第2ドレンは、互いに異なる場所に連通
    していることを特徴とする、請求項10に記載の殺菌水
    製造装置。
  12. 【請求項12】前記第1および第2ドレンが互いに異な
    る回収容器に接続されていることを特徴とする、請求項
    11に記載の殺菌水製造装置。
  13. 【請求項13】前記流水管の第1点と前記第1ポンプと
    を接続する第1薬液供給管路と、 前記流水管の第2点と前記第2ポンプとを接続する第2
    薬液供給管路と、 前記第1薬液供給管路と前記流水管の第1点との接続部
    の下方において、前記混合室に設けられた第1点用薬液
    受けと、 前記第2薬液供給管路と前記流水管の第2点との接続部
    の下方において、前記混合室に設けられた第2点用薬液
    受けと、 を更に備えたことを特徴とする、請求項1乃至12のい
    ずれかに記載の殺菌水製造装置。
  14. 【請求項14】前記混合室は、第1の通路を介して前記
    第1設置部と連通するとともに第2の通路を介して前記
    第2設置部と連通し、 前記第1薬液供給管路は、前記第1の通路を経由して前
    記第1ポンプから前記流水管の第1点に延び、前記第2
    薬液供給管路は、前記第2の通路を経由して前記第1ポ
    ンプから前記流水管の第2点に延び、 前記混合室の第1点用薬液受けに滴下した第1薬液は、
    前記第1通路を介して前記第1設置部に導入されて前記
    第1ドレンから排出可能であり、前記混合室の第2点用
    薬液受けに滴下した第2薬液は、前記第2通路を介して
    前記第2設置部に導入されて前記第2ドレンから排出可
    能であることを特徴とする、請求項13に記載の殺菌水
    製造装置。
  15. 【請求項15】前記第1点用薬液受けおよび前記第2点
    用薬液受けに、それぞれ互いに異なる回収容器に接続さ
    れたドレンが設けられていることを特徴とする、請求項
    13または14に記載の殺菌水製造装置。
  16. 【請求項16】前記流水管の第1点及び第2点の下流側
    に配置されたアキュムレータを更に備え、 前記アキュムレータは、このアキュムレータ内の圧力ま
    たは貯水量を検出する検出手段を有し、 前記制御部は、前記検出手段により検出値に基づいて、
    前記流れ停止手段を作動させることを特徴とする、請求
    項1乃至15のいずれかに記載の殺菌水製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009101282A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Masakazu Uzawa 高濃度殺菌用混合液製造装置
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JP2011183312A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Kurita Water Ind Ltd スライムコントロール剤の製造装置及び製造方法
JP2013126632A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Suido Kiko Kaisha Ltd 次亜塩素酸ナトリウム希釈水溶液の生成注入方法
JP2020062118A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 東亜ディーケーケー株式会社 次亜塩素酸ナトリウム活性化装置

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