JP3058588U - スコップ補助具 - Google Patents

スコップ補助具

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JP3058588U
JP3058588U JP1998008846U JP884698U JP3058588U JP 3058588 U JP3058588 U JP 3058588U JP 1998008846 U JP1998008846 U JP 1998008846U JP 884698 U JP884698 U JP 884698U JP 3058588 U JP3058588 U JP 3058588U
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scoop
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JP1998008846U
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盛次郎 山城
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盛次郎 山城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】農作業や土木作業などに用いられるスコップの
補助具に関し、スコップで楽に土を耕すことができ、し
かも耕した後の次の反転動作などが楽に行なえるように
する。 【解決手段】金属製の帯状板からなる下向きコ字状部5
と上向きコ字状部6とを、それぞれのコ字状部同士を背
中合わせに重ねて鉛直方向の軸14を中心に回動可能に
連結し、上向きコ字状部6の上端に握り7を固定してあ
り、下向きコ字状部5の両下端をスコップの柄部2の下
端側に水平軸10を中心に回動可能に連結できる構造と
なっている。また、前記の上向きコ字状部6側に磁石M
を固定し、スコップの柄部2に磁性体13を固定して、
補助具8が柄部2に吸着されて一体化されるように構成
してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、農作業や土木作業などに用いられるスコップの補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
スコップで土砂などをすくって移動したり反転したりする際に、その荷重が全 部先端のシャベル部にかかるので、安定性が悪い。そのため、前かがみになりな がら、片方の手で柄の先端側を持って全荷重を支える必要があり、疲れやすい。
【0003】そこで、スコップによる作業をより楽に行なえるように、補助具を 設けることが、特開平9−170243号公報や実開平3−69051号公報な どに記載されている。すなわち、スコップに着いている取っ手とは別に補助用の 取っ手を柄の付け根に連結して、土砂などをすくって移動したりする際に、シャ ベル部に入っている土砂などの荷重を補助具を用いて楽な姿勢で支持できるよう になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、補助用の取っ手がシャベル部側についていると、中腰になる必要 がなくなり、砂や土などをすくって移動する作業が楽にかつ自然な姿勢で行なえ る。しかしながら、土を耕したりする作業は楽にならず、特に耕した後にシャベ ル部を反転させて土砂などを反転落下させるなどの作業は楽にならない。
【0005】本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、スコップで楽に 土を耕すことができ、特に耕したりすくったりした後の反転動作などを楽に行な えるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、金属 製の帯状板からなる下向きコ字状部と上向きコ字状部とを、それぞれのコ字状部 同士を背中合わせに重ねて鉛直方向の軸を中心に回動可能に連結し、上向きコ字 状部の上端に握りを固定してあり、下向きコ字状部の両下端をスコップの柄部の 下端側に水平方向の軸を中心に回動可能に連結できる構造となっているスコップ 補助具である。
【0007】このように、下向きコ字状部と上向きコ字状部のコ字状部同士を背 中合わせに重ねて鉛直方向の軸を中心に回動可能に連結した構造なため、シャベ ル部の荷重を補助具を介して楽な姿勢で支持した状態で、他方の手でシャベル部 を前記鉛直方向軸を中心にして回転させ、土砂などを反転落下できる。しかも、 シャベル部で掘ったりすくったりした後の次の反転動作を楽に移行できる。また 、スコップ側と補助具側の両方を押すことができるので、シャベル部を土中に押 し込んで掘る動作もより楽に行なえる。
【0008】請求項2は、請求項1記載の上向きコ字状部側とスコップの柄部と が磁力で吸着されるように、片方に永久磁石を他方に磁性体をそれぞれ固定して あるスコップ補助具である。
【0009】このように、補助具の上向きコ字状部とスコップの柄部とを磁石で 吸着させて一体化できるので、補助具を意識しないでスコップのみで使用するこ ともでき、補助具を使用しないときに補助具が邪魔になることもない。また、保 管なども簡便になる。
【考案の実施の形態】
次に本考案によるスコップ補助具が実際上どのように具体化されるか実施形態 を説明する。図1は本考案によるスコップ補助具を装着したスコップの斜視図で ある。1はスコップのシャベル部、2は柄部、3は握り、4は柄部2の上端の二 股部であり、この二股部4の上端に握り部3を固定してある。
【0010】柄部2の下端、すなわちシャベル部1への付け根2aに、シャベル 部1の足踏み部1aとほぼ平行に開けた横孔を用いて、本考案のスコップ補助具 が取り付けられている。
【0011】本考案のスコップ補助具は、柄部2の下端2aに取り付けられる下 向きコ字状部5と、上向きコ字状部6と、この上向きコ字状部6の上端に固定さ れた握り部7とからなり、下向きコ字状部5と上向きコ字状部6の背部同士が、 鉛直方向の軸14で背中合わせに連結されている。
【0012】下向きコ字状部5とは、コ字状部が下向きに開口しているコ字状部 を、また上向きコ字状部6とは、コ字状部が上向きに開口しているコ字状部をそ れぞれ指すものとする。
【0013】図2は本考案のスコップ補助具8とスコップ側9とを分離した状態 の斜視図である。スコップの柄部2の下端2aには、横孔2bを開けてある。下 向きコ字状部5は、ステンレスやアルミニウムなどの金属からなる帯状板を上端 において下向きにコ字状に曲げた形状をしている。そして、コ字状の両アーム部 5a、5bの下端に、横孔5c、5dを開けてある。
【0014】10はボルト、11はナットであり、ボルト10を図の左側のアー ム部5a下端の横孔5c、柄部下端の横孔2b、図の右側のアーム部5b下端の 横孔5dの順に挿入し、ナット11を螺合させることによって、補助具8をスコ ップ部9に連結し装着できる。そして、図1に矢印a1で示すように、補助具8 は水平のボルト10を軸にして回動できる。
【0015】上向きコ字状部6もステンレスなどの金属からなる帯状板を下端に おいて上向きにコ字状に曲げた形状をしている。そして、コ字状の両アーム部6 a、6bの上端間に、握り7を固定してある。また、前記握り7より幾分下側に おいて、両アーム部6a、6b間に渡したブリッジ部12の裏側に永久磁石Mを 固定し、柄部2の上端に固定してある磁性板13に吸着可能にしてある。
【0016】図3は下向きコ字状部5と上向きコ字状部6との連結部を拡大して 示した分解斜視図である。下向きコ字状部5の上端の水平の板部5eの中央に上 下方向の貫通孔5fを開けてあり、上向きコ字状部6の下端の水平の板部6eの 中央に上下方向の貫通孔6fを開けてある。
【0017】そして、両貫通孔6f、5fにボルト14を挿通し、反対側でナッ ト15を螺合させることで、上下の水平板部6e、5eを重ねた状態で背中合わ せに連結する。
【0018】ボルト14の頭部と上側の水平板部6eとの間、ナット15と下側 の水平板部5eとの間、ならびに上側の水平板部6eと下側の水平板部5eとの 間に、1枚または複数枚のワッシャーを挟むことによって、上向きコ字状部6が 下向きコ字状部5に対し、ボルト14を中心にして図1の矢印a2方向に円滑に 回動可能となり、反転動作が容易に行なえる。なお、上下の水平板部6eと5e は、幅約2.5cm、長さ約6cm程度が適している。
【0019】次に、この補助具8を着けたスコップの使い方を説明する。保管時 、あるいは補助具8を使用しない場合は、図4のように、補助具8をスコップ9 の柄部2側に軸10を中心に回転させ、永久磁石Mを柄部2の磁性板13に吸着 させることで、補助具8を柄部2と一体化できる。
【0020】このように補助具8が柄部2と一体化された状態にすると、足踏み 部1aを足で踏んでスコップ先端を土中に押し込むような動作をする場合は、補 助具8を意識しないで、補助具8の着いていない通常のスコップと同様な使い方 ができる。
【0021】補助具8を使用する場合は、図1のように、永久磁石Mと柄部2の 磁性板13との吸着力に抗して補助具8を引き離す。そして、右手でスコップの 握り3を持ち、左手で補助具8の握り7を持つ。この状態で、シャベル部1で土 砂などをすくい、その重量は補助具8を介して左手で支えた状態で、右手で握っ たスコップの握り3を矢印a3方向に約180度回転させる。
【0022】すると、スコップ9側がボルト14を中心にして矢印a3方向に回 転するため、シャベル部1に載っている土砂などを容易に反転落下させることが できる。したがって、畑を耕すような場合に、中腰にならずに、普通の姿勢で作 業できるので、シャベル部1で掘った土を反転させる作業が楽になり、疲労が軽 減される。
【0023】また、シャベル部1を土の中に押し込む場合にも、スコップ9側を 立てるようにして、右手でスコップの握り3を押し、左手で補助具8の握り7を 押すと、両手の力でシャベル部1を土中に押し込むことができる。すなわち、下 向きコ字状部5と上向きコ字状部6とが、上下の水平板部6e、5eで重なった 状態となっているので、握り7に作用している下向きの力をシャベル部1に伝え ることができる。
【0024】図5(1)(2)は補助具8とスコップの柄部2との連結部の他の 実施形態である。(1)図のように、スコップの柄部2の下端に、締めつけ金具 16を固定してあり、この締めつけ金具16に開けた横孔と図2の両アーム部下 端の横孔5c、5dとに水平方向にボルトを通して連結してある。
【0025】(2)図はその詳細を示す平面図であり、半円状の締め金16aと 16bとがヒンジ部17で連結されている。そして、片方の締め金16aに開け た横孔と片方のアーム下端の横孔5c(図2参照)に、内側からボルト18を通 して、外側でナットを螺合させて連結する。また、他方の締め金16bに開けた 横孔と他方のアーム下端の横孔5d(図2参照)に、内側からボルト19を通し て、外側でナットを螺合させて連結する。
【0026】この状態で、両締め金16a、16bを柄部2の下端に嵌めて、両 端に開けた横孔にボルト20を挿入して、ナットで締めつけ固定すると、下向き コ字状部5の下端がボルト18、19を中心にして矢印a1方向に回動可能に連 結される。
【0027】なお、破線21で示すように、柄部2にゴム板やフェルトなどを巻 き、その上から両締め金16a、16bを嵌めて締めつけると、より確実に固定 できる。
【0028】
【考案の効果】
請求項1によると、下向きコ字状部と上向きコ字状部のコ字状部同士を背中合 わせに重ねて鉛直方向の軸を中心に回動可能に連結した構造なため、シャベル部 の荷重を補助具を介して楽な姿勢で支持した状態で、他方の手でシャベル部を前 記鉛直方向軸を中心にして回転させ、土砂などを反転落下できる。しかも、シャ ベル部で掘ったりすくったりした後の次の反転動作を楽に移行できる。また、ス コップ側と補助具側の両方を押すことができるので、シャベル部を土中に押し込 んで掘る動作もより楽に行なえる。
【0029】請求項2によると、補助具の上向きコ字状部とスコップの柄部とを 磁石で吸着させて一体化できるので、補助具を意識しないでスコップのみで使用 することもでき、補助具を使用しないときに補助具が邪魔になることもない。ま た、保管なども簡便になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案によるスコップ補助具を装着したスコ
ップの斜視図である。
【図2】 本考案のスコップ補助具とスコップ側とを分
離した状態の斜視図である。
【図3】 下向きコ字状部と上向きコ字状部との連結部
を拡大して示した分解斜視図である。
【図4】 スコップ柄部に補助具を吸着させた状態の斜
視図である。
【図5】 補助具とスコップの柄部との連結部の他の実
施形態である。
【符号の説明】
1 シャベル部 2 柄部 3 握り 5 下向きコ字状部 5c、5d 横孔 6 上向きコ字状部 5e、6e 水平板部 5f、6f 貫通孔 8 スコップ補助具 9 スコップ側 10 ボルト(軸) M 磁石 13 磁性板 14 ボルト(軸) 16 締めつけ金具16

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の帯状板からなる下向きコ字状部
    と上向きコ字状部とを、それぞれのコ字状部同士を背中
    合わせに重ねて鉛直方向の軸を中心に回動可能に連結
    し、上向きコ字状部の上端に握りを固定してあり、下向
    きコ字状部の両下端をスコップの柄部の下端側に水平方
    向の軸を中心に回動可能に連結できる構造となっている
    ことを特徴とするスコップ補助具。
  2. 【請求項2】 前記の上向きコ字状部側とスコップの柄
    部とが磁力で吸着されるように、片方に永久磁石を他方
    に磁性体をそれぞれ固定してあることを特徴とする請求
    項1記載のスコップ補助具。
JP1998008846U 1998-10-20 1998-10-20 スコップ補助具 Expired - Lifetime JP3058588U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013238023A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Hiroshi Fujita 除雪具用アタッチメント

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