JP2006067833A - 可動式鍬 - Google Patents

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Abstract

【課題】刃部と柄の連結角度を任意に設定できると共に、大きな力が加わっても刃部と柄の角度を保持することができる可動式鍬を提供するものである。
【解決手段】平板状をなす刃部2の上面に、略半円形状のベース板3を垂直に突設し、このベース板3の外周に沿って所定の間隔で複数個のピン貫通孔6を開孔すると共に、ベース板3の中心に軸を貫通させて、この貫通した軸の両端を支持する軸支持部10を設け、この軸支持部10の上部に、ロックピン23のピン貫通孔13を開孔し、更にこのピン貫通孔13の上部に柄4を接続して、前記軸支持部10を回動させ、ベース板3に開口した任意のピン貫通孔6に、軸支持部10のピン貫通孔13を合わせてロックピン23を貫通させ、ベース板3と軸支持部10を連結することにより、刃部2と柄4の角度を調整できるようにしたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、柄と刃部のなす角度を任意に設定できる可動式鍬に関する。
一般に使用されている鍬は、刃に一定の角度で口金を設け、この口金に柄を差し込んで連結した構造をなし、柄と刃部とのなす角度は一定に固定されている。このため畝作りの場合や、土寄せ用など用途に合わせたり、作業姿勢に合わせて角度の異なるものを使い分けていた。
また刃部と柄との角度は固定されているため、倉庫などに保管する場合には、刃部を床において柄を立てた状態で保管している。しかしながら、この状態では、柄が斜めになっているので場所をとり、数本の鍬を保管しておくと広いスペースを占めてしまう問題があり、また刃部が床においてあるので、足で踏んで怪我をする恐れもあった。
このため、刃部と柄のなす角度を可変にした鍬が提案されている。これは刃部に取付基端部を突設し、ここに柄の下端をボルトとナットで軸着し、ナットを緩めて柄の角度を変えるようにしたものである(例えば特許文献1)。
しかしながら、刃部と柄の連結をボルトとナットで行なった構造では、土を起こす時に大きな力が連結部分に加わってナットが緩むと、刃部の角度が変わってしまう問題があった。つまりボルトは、刃部と柄の連結部分の支持と同時に、柄の角度を保持する部分であることから、ここにナットの締め付け力より大きな力が加わると、緩んでしまうからである。このため力の弱い女性がセットしても締め付け力が少ないと、使用中に大きな力が加わってナットが緩んでしまい、刃部を固定できない欠点があり実用性に乏しいものであった。
特開2000−60201
本発明は上記問題を改善し、刃部と柄の連結角度を任意に設定できると共に、柄の角度保持機構を、略半円形状のベース板と軸支持部とをロックピンで連結する構成とすることにより、大きな力が加わっても刃部と柄の角度を保持することができる可動式鍬を提供するものである。
本発明の請求項1記載の可動式鍬は、平板状をなす刃部の上面に、略半円形状のベース板を垂直に突設し、このベース板の外周に沿って所定の間隔で複数個のピン貫通孔を開孔すると共に、ベース板の中心に軸を貫通させて、この貫通した軸の両端を支持する軸支持部を設け、この軸支持部の上部に、ピン貫通孔を開孔し、更にこのピン貫通孔の上部に柄を接続して、前記軸支持部を回動させ、ベース板に開口した任意のピン貫通孔に、軸支持部のピン貫通孔を合わせてロックピンを貫通させ、ベース板と軸支持部を連結することにより、刃部と柄の角度を調整できるようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の可動式鍬は、ロックピンをボルトで形成し、ベース板に開孔したピン貫通孔と、軸支持部に開孔したピン貫通孔とを合わせて、前記ボルトを貫通させて蝶ナットで固定し、軸支持部とベース板を連結するようにしたことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1記載の鍬によれば、略半円形状のベース板と柄を支持する軸支持部とは回動自在に連結され、ベース板に開孔したピン貫通孔と、軸支持部に開孔したピン貫通孔とを合わせて、ロックピンで連結することにより刃部と柄の角度を任意に調整することができる。このため1丁の鍬で、用途や作業姿勢に合わせて数種類の役割を果たすことができると共に、折り畳んで収納することができるので保管スペースを少なくすることができる。
また略半円形状のベース板と柄に取付けた軸支持部とは、ボルトとロックピンの両方で連結されているので、大きな力が加わっても変形することがない。このため力の弱い女性がセットしても、使用中に刃部が固定されているので角度を保持することができる。
また請求項2記載の可動式鍬によれば、ロックピンをボルトで形成し、ベース板に開孔したピン貫通孔と、軸支持部に開孔したピン貫通孔とを合わせて、前記ボルトを貫通させて蝶ナットで固定するようにしたので、ロックピンの取付けや取外しが容易である。
簡単な操作で、刃部と柄の連結角度を任意に設定できると共に、大きな力が加わっても刃部と柄の角度を確実に保持することができる可動式鍬を実現した。
以下本発明の実施例を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図において1は可動式鍬を示すもので、平板状をなす刃部2の上面に厚い鋼板で形成された略半円形状のベース板3を溶接して垂直に固定し、ここに回動自在に木製の柄4を取付けたものである。
前記略半円形状のベース板3は、図3に示すように中心に軸貫通孔5が開口され、更に図2に示すように、その外周に沿って所定の間隔で複数個のピン貫通孔6が同一円周上に開孔されている。
柄4を取付ける軸支持部10は図3に示すように、2枚の鋼板11、11を折曲して形成され、下部側に軸貫通孔12が開孔されていると共に、この上部にピン貫通孔13が開孔され、更にこの上部は平面コ字形に折曲され、ここに2個のボルト貫通孔14、14が上下に開孔されている。また木製の柄4は、上部が円柱状に形成され、下部側は角柱状に形成され、ここに2個のボルト貫通孔15、15が開孔されている。この木製の柄4の角柱状に形成された下部側を両側から囲むように、軸支持部10の上部の平面コ字形に折曲した部分を取付け、前記ボルト貫通孔14、15にボルト16を貫通してナット17で固定されている。
また略半円形状のベース板3の中心に開孔した軸貫通孔5と、軸支持部10の軸貫通孔12とを合わせて、ここに回転中心軸となるボルト20を貫通してナット22で連結され、木製の柄4を取付けた軸支持部10がボルト20を回転中心として回動自在に支持されている。
また軸支持部10のピン貫通孔13から、ベース板3の任意のピン貫通孔6に、ロックピン23となる頭部が蝶ナット状に形成されたボルト24を貫通させ、その先端を蝶ナット25で固定して、柄4が図1に示すように刃部2と角度αの状態になるように組立てられている。
上記構成の可動式鍬1は、図1に実線で示すように、刃部2と木製の柄4とのなす角度αの状態で使用してから、仮想線で示すように角度βに変える場合について説明する。先ずロックピン23となる頭部が蝶ナット状に形成されたボルト24の頭部を片手で持ち、他方の手で蝶ナット25を回転させて、ロックピン23をピン貫通孔6、13から抜く。
この結果、略半円形状のベース板3と、木製の柄4を取付けた軸支持部10は回転中心軸となるボルト20だけで連結された状態となって、木製の柄4はボルト20を回転中心として自由に回動できる。
次に柄4と刃部2が角度βとなるように、略半円形状のベース板3の角度βの位置にあるピン貫通孔6に、軸支持部10のピン貫通孔13を合わせて、ここからロックピン23となるボルト24をピン貫通孔6に貫通させて蝶ナット25で固定する。
このように、ベース板3の任意のピン貫通孔6に、軸支持部10のピン貫通孔13を合わせて、ロックピン23で固定することにより、刃部2と柄4とのなす角度を任意に調整することができる。またこの可動式鍬1は、略半円形状のベース板3と軸支持部10とが、回転中心軸となるボルト20とロックピン23の2か所で連結されているので、大きな力が刃部2に加わっても、変形する事がなく角度を一定に保持することができる。つまり刃部2に対して柄4を、引き上げようとする力はボルト20とロックピン23で支持され、刃部2に対して柄4を回転させようとする力はロックピン23で支持されるので、大きな力が加わっても変形することがない。
従って、刃部2と柄4との連結角度を任意に設定して、強固に保持できるので、畝作りの場合や、土寄せ用など用途や作業姿勢に合わせて調整でき、1丁の可動式鍬1で数種の役割を果たすことができる。また柄4を、刃部2と平行に折り畳めば、設置スペースも少なく、壁に吊り下げて保管することもできる。また販売する店でも角度の異なる多種類の鍬を陳列する必要がなく、陳列や保管のスペースを少なくすることができる。また柄4と刃部2の角度を90度以上に広げるとスコップの代用としても使用することができる。
図4は本発明の他の実施例を示すもので、略半円形状のベース板3の外周に沿って所定の間隔で複数個のピン貫通孔6が同一円周上に開孔されていると共に、この隣接するピン貫通孔6の間に、更に複数個のピン貫通孔6が前記円周より小さな半径の同一円周上に開孔されている。また軸支持部10には2個のピン貫通孔13、13が上下に形成されている。
このベース板3は、内周側のピン貫通孔6を使用する時には、軸支持部10の下部側のピン貫通孔13にロックピン23を差し込んでロックする。この可動式鍬1は、ベース板3に開孔したピン貫通孔6の間隔が狭く形成されているので、更に刃部2と柄4の角度を細かく調整することができる。
図5は本発明の他の実施例を示すもので、ロックピン23として、先端側に貫通孔26を形成したものを用い、ここにバネ材でU形に形成されたストッパー27を差し込んで、ベース板3と軸支持部10とを連結するようにしたものである。
なお上記説明では柄4として木製のものを用いた場合について示したが、アルミニュウム製のパイプを用いれば軽量化を図ることができると共に、耐久性を向上させることができる。
上記説明では刃部として板状のものを使用した場合について説明したが、フォーク状のものを取付けた構造にも適用することができる。
本発明の実施例による可動式鍬の斜視図である。 図1に示す可動式鍬の要部を拡大して示す側面図である。 図2の断面図である。 本発明の他の実施例による可動式鍬の要部を拡大して示す側面図である。 本発明の異なる他の実施例による可動式鍬の要部を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 可動式鍬
2 刃部
3 略半円形状のベース板
4 柄
5 軸貫通孔
6 ピン貫通孔
10 軸支持部
11 鋼板
12 軸貫通孔
13 ピン貫通孔
14 ボルト貫通孔
15 ボルト貫通孔
16 ボルト
17 ナット
20 ボルト
22 ナット
23 ロックピン
24 ボルト
25 蝶ナット
26 貫通孔
27 ストッパー

Claims (2)

  1. 平板状をなす刃部の上面に、略半円形状のベース板を垂直に突設し、このベース板の外周に沿って所定の間隔で複数個のピン貫通孔を開孔すると共に、ベース板の中心に軸を貫通させて、この貫通した軸の両端を支持する軸支持部を設け、この軸支持部の上部に、ピン貫通孔を開孔し、更にこのピン貫通孔の上部に柄を接続して、前記軸支持部を回動させ、ベース板に開口した任意のピン貫通孔に、軸支持部のピン貫通孔を合わせてロックピンを貫通させ、ベース板と軸支持部を連結することにより、刃部と柄の角度を調整できるようにしたことを特徴とする可動式鍬。
  2. ロックピンをボルトで形成し、ベース板に開孔したピン貫通孔と、軸支持部に開孔したピン貫通孔とを合わせて、前記ボルトを貫通させて蝶ナットで固定し、軸支持部とベース板を連結するようにしたことを特徴とする請求項1記載の可動式鍬。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103168550A (zh) * 2011-12-21 2013-06-26 宁波奇亚园林工具有限公司 一种推杆的高度调节机构

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