JP3058468B2 - ストレッチベンディングシステム - Google Patents

ストレッチベンディングシステム

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JP3058468B2
JP3058468B2 JP3080179A JP8017991A JP3058468B2 JP 3058468 B2 JP3058468 B2 JP 3058468B2 JP 3080179 A JP3080179 A JP 3080179A JP 8017991 A JP8017991 A JP 8017991A JP 3058468 B2 JP3058468 B2 JP 3058468B2
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Devices For Executing Special Programs (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属材料や金属及び合
成樹脂の複合材料等の塑性材料から成る比較的長尺の被
加工材の長手方向に引張力をかけ、該被加工材を曲げ型
に対して所定の移動速度で相対的に移動させ、前記被加
工材を前記曲げ型で定まる形状に成形加工するストレッ
チベンディングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のトリムモールディン
グ、ドアサッシュ、パッシブシートベルトのガイドレー
ル等は、金属あるいは金属及び合成樹脂等の塑性材料か
ら成る比較的長尺の被加工材を曲げ加工して得られる。
被加工材としては鉄系、非鉄系を問わず冷間圧延鋼板や
アルミニウム合金の押出材がよく用いられる。また、製
品横断面形状は、丸パイプ、丸中実、角パイプ、C字形
チャンネルとされる他、異形断面とされることもある。
【0003】これら被加工材の曲げ方式としては、被加
工材の一端を自由支持としたままで、一方向に延伸させ
つつ適宜方向に曲げ力を与えてゆく非張力式の軸線曲げ
加工方式と、被加工材の長手方向に沿って引張力を加え
た状態すなわち被加工材には引張応力(以下、単に引張
力という)が発生しているので、被加工材を曲げ型に対
して所定の移動速度で相対的に移動させ、被加工材を曲
げ型で定まる形状に成形するストレッチベンディング方
式の例がある。
【0004】従来のストレッチベンダの一例を図8に示
す。図において、点PAを支点として水平面内(X−Z
面)で回転自在の第1のシリンダ装置1には一方向に延
伸自在のピストンロッド2が設けられ、このロッド2の
先端には、この先端に対し水平面内(X−Z面)で回転
自在の移動ブロック3が設けられている。この移動ブロ
ック3は、一端を支点PBの回りに水平面内で回転自在
のロッド4に沿って移動調節可能に支持されている。ま
た前記ロッド4の支点PB寄りの位置には第2のシリン
ダ装置5が固定され、前記移動ブロック3は、このシリ
ンダ装置5の作動により延伸移動されるピストンロッド
6により、ロッド4に沿って移動させ、支点PBからの
距離が調節可能になっている。さらに、前記移動ブロッ
ク3の上部には支点PCを介して水平面内で回転自在の
第3のシリンダ装置7が設けられ、このシリンダ装置7
のピストンロッド8の先端には別途の駆動源によりY方
向に移動可能な被加工材保持具(図示せず)が装着され
ている。この第3のシリンダ装置7は引張力付与手段を
構成するものであり、所定の油圧でピストンロッド8を
引張駆動することにより、被加工材保持具に保持した被
加工材に所定の引張力を与えることができる。
【0005】このストレッチベンダでは、図示しない曲
げ型に被加工材の一端を固定し、他端を前記被加工材保
持具に保持させて前記第1のシリンダ装置1を油圧駆動
し、移動ブロック3を被加工材の軸線と交差する方向に
移動させ第3のシリンダ装置7に油圧をかけ、被加工材
に引張力を加えたまま被加工材を図示しない曲げ型に接
触させてゆくことにより、被加工材を曲げ型形状で定ま
る形状に曲げ加工することができる。この場合、シリン
ダ装置1はXZ方向移動手段を構成し、移動ブロックを
XZ平面で移動させる被加工材保持具は曲げに応じる被
加工材に所定の引張力を与えつつ、適宜引張方向に伸縮
する。
【0006】本例では、被加工材を曲げ型に対し移動さ
せる速度は第1のシリンダ装置1の油量調整で調整さ
れ、引張力は第3のシリンダ装置7に加える油圧で調整
される。なお、特開昭61−159229には、ストレ
ッチベンダの最も一般的な方式が開示されている。ま
た、特開昭60−238039には、ストレッチベンダ
の変形例が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来よりのストレッチベンダによるベンディング方
式にあっては、被加工材に引張力を加えた状態で移動ブ
ロック3を曲げ型に対して相対的に移動させることによ
り被加工材を曲げ加工することは開示されているが、曲
げ加工の特別の制御方式については何ら開示されておら
ず、ために以下のような問題点が発生しがちであった。
【0008】 同一の装置を使って、同一の条件で同
一生産ロットの被加工材を曲げ加工しても、製品形状に
許容寸法交差を外れるバラツキが発生することがある
が、このバラツキを定量的に取扱えず、その修正作業が
大変である。多くのバラツキが生じるのは、同一生産ロ
ット内においても各ワーク毎にその物性が異なっている
ためと推定され、特にアルミニウム合金押出材について
はスチールのものに比較してこの傾向が強い。
【0009】 形状のバラツキ(振れ)以外にも、曲
げR部の幅方向の寸法の減少(ヤセ)などのバラツキも
生じ、寸法減少量が余りにも大きくなった場合には、最
早修正処理ができず、不良品を発生してしまう。
【0010】 このようなとき、製品のバラツキを許
容公差内に入れるため、曲げ加工時の引張力や曲げ速度
などを調整しようとするが、この調整において、豊富な
経験を有する者は、比較的容易に短時間のうちに調整し
得るものの、未熟練者はこの調整に手間取り、望ましい
調整に至るまでに多大の時間と、多数のワークを使用し
てしまうことがある。
【0011】そこで、本発明は、これらの問題点を改善
し、製品バラツキを極力押さえて不良品の発生を少なく
し、熟練者は勿論のこと、例え未熟練者であっても、従
来のようにストレッチベンダの調整に多くの時間とワー
クを要することなく、容易かつ短時間で調整が行なえる
ストレッチベンディングシステムを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りのストレッチベ
ンディングシステムを構成した。
【0013】
【作用】本発明のストレッチベンディングシステムで
は、まずストレッチベンダにかける引張力及び移動速度
を移動の距離に関連したステップデータで定めるので、
ステップ毎のデータをリスト表示によって参照でき、デ
ータ入力が容易で修正作業も容易である。
【0014】また、本発明のストレッチベンディングシ
ステムでは、ストレッチベンダで曲げ加工された被加工
材の製品に対するずれを入力し、前記ステップデータの
補正値を求めるファジー推論装置が設けられるので、熟
練者の定めるファジールールによりステップデータの補
正値が求められ、これで前のステップデータを補正する
ことにより、引張力及び移動速度を最適制御し、製品を
基準寸法に近づけてゆくことができる。ここに、ストレ
ッチベンダの制御データは移動距離に関連したステップ
データとされているので、ファジールールを比較的容易
にまとめることができ、補正値をステップデータの補正
値として出力できるので、その補正作業も容易に行え
る。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。なお、以下の説明において、X,Y,Z及び
θの方向は図8に示す方向と同一として説明する。図1
は本発明の一実施例に係るストレッチベンディングシス
テムの構成例を示すブロック図である。
【0016】図1において、図8に示したと同様のスト
レッチベンダ本体9にはストレッチベンダ駆動装置10
が接続され、全体としてストレッチベンダを構成してい
る。このストレッチベンダ9,10は、図8に示したと
同様のものであるとする。また、被加工材保持具は、被
加工材に軸線のねじり(θ)を与えるためにねじり付与
手段が設けられるものとする。この他、X8テーブルの
他に、高さ(Y)方向駆動手段が設けられている。な
お、一般に丸パイプや、丸棒のような横断面が円形材料
に対しては、長さ軸の回りに対称的であるのでねじり付
与手段は省略されてよい。本例では、被加工材は自動車
のトリムモールディングであるとする。
【0017】前記ストレッチベンダ駆動装置10には、
加工データファイル管理装置11が接続されている。こ
の加工データファイル管理装置11にはキーボード等に
よるデータ入力装置12が接続され、作業者13によっ
て後述するステップデータ及びそれの補正値が入力され
るようになっている。操作パネル上でデータ入力装置1
2と一体的に構成される操作スイッチ14は、前記スト
レッチベンダ駆動装置10の信号入力部と接続されてい
る。この操作スイッチ14には、自動または手動のモー
ド切換えスイッチ、スタート及びストップ信号入力用ス
イッチ等一般的な操作スイッチが含まれる。
【0018】さらに、本例のストレッチベンディングシ
ステムでは、ストレッチベンダ本体9で曲げ加工された
製品(半製品)Wmの出力側に形状測定装置15が配置
され、その後段には形状修正具16が配置されている。
曲げ加工前の被加工材をWo、製品をWeで示す。スト
レッチベンダ本体9で曲げ加工した半製品Wmが製品許
容公差内に入っている場合には、形状修正具13で修正
する必要はない。
【0019】さらに本例では、前記形状測定装置15に
熟練者の知識データをファジールールにまとめたファジ
ー推論装置17が接続され、このファジー推論装置17
で前記ステップデータの補正値を求めるようになってい
る。本例のファジー推論装置17は補正データを画面表
示し、この画面に表示された補正データを作業者13を
介してデータ入力装置12から加工データファイル管理
装置11に入力するようになっているが、ファジー推論
装置17を加工データファイル管理装置11と接続し、
作業者13による補正値データの入力作業を省略するこ
ともできる。
【0020】図2は本例のストレッチベンダ9,10に
よる曲げ方式の説明図である。図において、被加工材W
oの一部の直線部WL は、アバットメント式曲げ型18
の一部に固定されており、他端は被加工材保持具19で
保持し、引張力Fをかけるようにしている。なお、Y方
向は紙面に垂直になる。保持具19はシリンダ装置1及
びY方向移動手段の駆動により立体的に移動し、引張力
のかけられた被加工材Woを曲げ型18に沿って移動さ
せ、被加工材Woを固定部側から順次曲げ型18に沿っ
て接触させることにより、半製品Wmに加工する。シリ
ンダ装置1及びY方向移動手段の移動速度をそれぞれV
P ,VY とする。PはXZ平面上の位置を意味する。
【0021】被加工材保持具19の移動距離に応じたス
テップは、例えば曲げ型18上に始点O及び終点Kを取
り、またこの間の任意の位置に中間点a,b,c…jを
取り、この中間点及び終点と被加工材Woとが接触する
ことになる被加工材保持具16の移動位置a′(Pa,
Ya,θa),b′(Pb,Yb,θb)…を代用位置
に定めれば良い。これら代用位置は各移動手段の移動位
置を検出するリニアー・エンコーダ等のパルスのカウン
ト値等によって検出し管理できる。一般に中間点a,
b,c…は、曲げ曲率の小さい部分は稠密に、曲率の大
きい部分または直線に近い部分は粗に設定する。本例で
は、製品Weを直線部o〜a,e〜f,j〜kを含む比
較的簡単な例で示すが、複雑な形状でも中間点は各種形
状に対して自由に設定できる。これら代用位置a′,
b′,c′は、後述するファジー推論により補正可能で
あるが、本例では、代用位置a′,b′は補正すること
なく、各移動速度VP ,VY ,Vθと引張力Fとを補正
する。
【0022】図3にステップデータの一例を示す。図示
のように、本例のステップデータは、上記の各部位o,
a,b,c,…kをステップとして規定され、各部位に
対応するP,Y,θ方向移動手段の代用位置による移動
距離と移動(回転)速度が示されている。また、各ステ
ップに対しては、引張力付与手段7の応力値が示されて
いる。図左方に示す距離は、曲げ型に接する始点0位置
からの製品の寸法距離である。図においてデータの具体
的数値は一部省略して示してある。
【0023】図3において、各点a,b…と各区間a−
b,b−c,…において各データF(Fa,Fb…),
P (VP a,VP b…),VY ,Vθをどのように処
理するかのプログラムはストレッチベンダ駆動装置10
に自由に設定できる。例えば、データVY bをa−b区
間と次のc−d区間の中間点までの制御速度としてもよ
く、また、相隣り合う区間において両速度を円弧補間す
ることなども規定できる。移動速度VP と引張力Fの補
間方式の一例を図4(a)(b)に示す。
【0024】以上により、図3に示すステップデータを
データ入力装置21を介して加工データファイル管理装
置11にデータ入力し、操作スイッチ14からストレッ
チベンダ駆動装置10に対して曲げ指令を与えると、ス
トレッチベンダ駆動装置10は図3のステップデータを
参照して各軸の位置検出信号のフィードバック信号を得
つつ、各代用位置a′,b′…に対して各軸の移動速度
P ,VY ,Vθを定め、各点に対して変化される引張
力Fで曲げ加工を実行する。半製品Wmの一例を図5に
示す。Wは製品図面に示される形状である。
【0025】そこで、半製品Wmを製品形状Wの許容公
差内に入れるべく、半製品Wmは形状測定装置15を介
して形状修正具16に送られるが、形状測定装置15の
測定結果、即ち図5に示す図面形状Wに対する半製品W
mのずれは、ファジー推論装置17へ送られる。また、
ファジー推論装置17には、被加工材Woの材質、ロッ
ト、その他種々の加工条件が入力される。さらに、図6
(a)に示されるヤセ量δや図6(b)に示す曲がり部
21の色調が入力される。図6(a)に示す符号22は
直線状の被加工物の幅をそのまま延長した場合の理論形
状を示す。ヤセ量δは形状測定装置15によって計測し
ても良い。また色調は、目視検査結果によっても良く、
色調検査用のセンサによって検出しても良い。さらに色
調は、光沢度の変化量で定義しても良い。
【0026】ファジー推論装置17に、P,Y,θ方向
のバラツキ寸法、ヤセ量δ、色調のバラツキ変化量等が
入力されると、ファジー推論装置17には、形状測定装
置15で得られたバラツキ量(基準からの外れ量)に応
じて、どのステップ(o〜kの位置)で、引張量、各軸
移動速度をどれくらい補正するかの熟練者の知識をベー
スとするファジールールが記憶されていて、これらのバ
ラツキ量を最小にし、半製品Wmを製品形状Wに近づけ
るべく、図3に示すステップデータの補正量が求められ
る。算出された補正量の一例を図7に示す。図7におい
てカッコ( )で示す値が補正された値である。
【0027】ファジー推論方式は、各入力要素の確から
しさを示すメンバシップ関数を定め、出力値を示すメン
バシップ関数により定まるグレードを求め、Min,M
ax演算を行い、重心を求める等、通常のファジー推論
方式を用いることができる。
【0028】作業者は、図7に示すようなステップデー
タの補正値がファジー推論装置17の画面に表示される
ので、データ入力装置12に表示される図3に示すとこ
ろの元のステップデータと照合し、所要データについて
修正すれば良い。また、補正データを加工データファイ
ル管理装置11に直接転送し、自動的に補正をおこなう
ようにしても良い。
【0029】上記実施例では、曲げ加工毎に加工データ
ファイル管理装置11にステップデータを入力するよう
に示したが、加工データファイル管理装置11に各製品
毎のデータファイルを管理させ、製品番号毎にステップ
データを呼び出すこともできる。また、加工データファ
イル管理装置11の1つとしてICカードを使うことも
できる。また、例えば製品単位のステップデータをIC
カードに記憶させ、ICカードの着脱でステップデータ
を入力することもできる。
【0030】また、上記実施例では引張力付与手段及び
XY方向移動手段として共に油圧シリンダ装置の例を示
したが、両手段は共に、ねじ送り機構などによっても代
替できる。各移動手段は、サーボモータとボールねじの
組み合せなどによって代替するのも好適な例の1つであ
る。この場合、エンコーダを組み入れたサーボモータを
使用すれば、別途のPY方向位置検出手段は省略して前
記エンコーダ等によってその位置を代用検出し得る。
【0031】さらに、上記実施例では、図8に示す移動
手段により移動ブロック3を立体的に移動させたが、他
の移動方式であっても同様である。ただし、座標系を任
意に取ると、代用位置の直観的な理解を得にくいので、
この場合には表示は例えば直交座標位置を表示すること
として、適宜座標変換方式によって各軸を駆動するよう
にし、作業者には直交座標のみを意識させるようにして
も良い。
【0032】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜の設計的変更を行うことにより、適宜態様
で実施し得るものである。
【0033】
【発明の効果】以上の通り、本発明は特許請求の範囲に
記載の通りのストレッチベンディングシステムであり、
ストレッチベンダにかける引張力及び移動速度を移動の
距離に関連したステップデータで定めるので、ステップ
毎のデータをリスト表示によって参照でき、データ入力
が容易で修正作業も容易である。
【0034】また、本発明のストレッチベンディングシ
ステムでは、ストレッチベンダで曲げ加工された被加工
材の製品に対するずれを入力し、前記ステップデータの
補正値を求めるファジー推論装置が設けられるので、熟
練者の定めるファジールールによりステップデータの補
正値が求められ、これで前のステップデータを補正する
ことにより、引張力及び移動速度を最適制御し、製品を
容易に基準寸法に近づけてゆくことができる。ここに、
ストレッチベンダの制御データは移動距離に関連したス
テップデータとされているので、ファジールールを比較
的容易にまとめることができ、補正値をステップデータ
の補正値として出力されるので、その補正作業も容易に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るストレッチベンディン
グシステムの構成例を示すブロック図。
【図2】上記ストレッチベンディングシステムで用いら
れるストレッチベンダの曲げ方式を示す説明図。
【図3】上記ストレッチベンダを駆動するのに用いられ
るステップデータの説明図。
【図4】上記ステップデータによる移動距離と移動速度
及び引張力を示す説明図。
【図5】上記ストレッチベンダで曲げ加工された半製品
の形状を示す説明図。
【図6】半製品の曲がり部におけるヤセ及び色調変化の
状態を示す説明図。
【図7】ステップデータの補正状態を示す説明図。
【図8】ストレッチベンダの一般的な機械構成例を示す
斜視図。
【符号の説明】
9 ストレッチベンダ本体 10 ストレッチベンダ駆動装置 11 加工データファイル管理装置 12 データ入力装置 15 形状測定装置 17 ファジー推論装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−192420(JP,A) 特開 平4−200822(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 25/02,3/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塑性材料から成る比較的長尺の被加工材
    の長手方向に引張力をかけるとともに、該被加工材を曲
    げ型に対して所定の移動速度で相対的に移動させ、前記
    被加工材を前記曲げ型で定まる形状に成形加工するスト
    レッチベンディングシステムにおいて、前記引張力及び
    前記移動速度を前記移動の距離に関連したステップデー
    タで定める加工データファイル管理装置と、該加工デー
    タファイル管理装置が管理するステップデータを入力
    し、所定のステップ毎に前記引張力及び移動速度を変化
    させつつ曲げ加工を行なうストレッチベンダと、該スト
    レッチベンダで曲げ加工された被加工材の製品に対する
    ずれを入力し、経験者の知識データに基くファジールー
    ルの作動により前記加工データファイル管理装置が管理
    するステップデータの補正値を求めるファジー推論装置
    と、を備えたことを特徴とするストレッチベンディング
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ずれの評価項目
    には、被加工材の軸線と交差する方向についての寸法ず
    れ量の他、曲げ部のヤセ量、曲げ部の基準色調に対する
    色調変化量が追加されることを特徴とするストレッチベ
    ンディングシステム。
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