JP3058329B1 - 電動ベッドにおける操作スイッチ - Google Patents
電動ベッドにおける操作スイッチInfo
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Abstract
ド下に落とすことがないように、また床部を傾斜させて
も、ベッドからずり落ちないように保持できるようにす
る。 【解決手段】 ケーシング5に係止手段6を設け、この
係止手段6は揺動部材7を有し、この揺動部材7は一端
側寄りにフック部8と、他端側寄りにクリップ部9とを
有する。前記フック部8は、揺動部材7一端側寄りをフ
ック形状に成形したものであり、クリップ部9は、揺動
部材7の他端側に複数のリブ15を列設する一方、ケー
シング5裏面にも揺動部材7他端側のリブ15が係合当
接する複数のリブ16を列設する。かかる揺動部材7他
端側のリブ15とケーシング5裏面側のリブ16とで、
マットレスM上のシーツSを挟み込み、ケーシング5を
保持する構成とする。
Description
いても、また床部を傾斜させても、床部から落下しない
ように保持できるようにした、電動ベッドにおける操作
スイッチに関するものである。
ッドが増えているが、このベッドでは、使用者の手の届
くまくら元周辺に備えた操作スイッチを操作することに
より、床部の傾斜調節、高さ調節を行う構成としたもの
が多い。かかる操作スイッチは、不使用時、枕元近傍の
側柵等にひっかけておいて、必要になったときに外し
て、枕元で操作するようにしているが、操作スイッチを
引っかけたり、外したりする手間は意外に煩わしく、ま
して手の不自由な傷病者にあっては、大変に困難なこと
であるので、介護者等の手助けに頼っているか、常時枕
元に置いて、傾斜調節操作を行っているのが多い。
ッチを枕元に置いておくと、眠ったり、知らないうちに
ベッド下に操作スイッチを落とすことが多く、落ちたと
きのショックで破損のおそれもある。また、背上げを行
った後では、前記操作スイッチを枕元に置いておくこと
ができず、床部上をずり落ちてしまうなど、操作スイッ
チの置き場所に困る。本発明はこのような不都合を克服
するために提案されたものであって、うっかり、ベッド
下に落とすことがないように、また床部を傾斜させて
も、ベッドからずり落ちないように保持できるようにし
た、電動ベッドにおける操作スイッチを提供することを
目的とする。
ために、本発明は、電動ベッドにおける、床部の傾斜ま
たは昇降調節の操作を行うための操作スイッチにおい
て、スイッチユニットを搭載するケーシングに係止手段
を設け、この係止手段は、ケーシング裏面側に付勢手段
の付勢下に揺動可能に取り付けた揺動部材を有し、この
揺動部材は、一端側寄りに構成した、側柵等に掛け止め
るためのフック部と、前記付勢手段の付勢下に他端側を
ケーシング裏面側に圧接せしめて、床部上のシーツを挟
み込んでケーシングを保持するようにしたクリップ部と
を有する構成とした。
における操作スイッチについて、一つの実施の形態を示
し、添付の図面に基づき、以下説明する。図1に電動ベ
ッド1における、傾斜状態にある背に対応する背ボトム
2のマットレスM上に、背上げ調節、または膝上げ調
節、さらには、ボトム全体の昇降調節の操作を行うため
の操作スイッチ3を保持したところを示す。この操作ス
イッチ3は、図中、上面に複数のスイッチユニット4を
搭載するケーシング5に係止手段6を設けている。
体によって構成されたものであり、ケーシング5長手方
向一端側には、ボトム下のフレーム側に設けたコントロ
ールボックス(図示省略)に至る信号ケーブルSLが接
続されている。
材質の合成樹脂成形体によって構成した揺動部材7を有
し、この揺動部材7の一端側寄りに構成した、側柵等
(図示省略)に掛け止めるためのフック部8と、他端側
寄りにケーシング5裏面側に後述する付勢手段によって
圧接せしめる構成としたクリップ部9とを有している。
前記揺動部材7は、ケーシング5裏面に設けた支持部1
0に、後述する手段により揺動可能に取り付けるための
一対の支持片11、11を有している。
状にケーシング5に一体的に突設した枠部材である。か
かる支持部10のケーシング5幅方向両端面には、揺動
部材7における支持片11、11を、支持片11、11
に設けた軸穴12を介し、付勢手段であるコイルスプリ
ング13と共に外側から挟み込むように係止するように
した、段付ピン部材14、14を突設している。この場
合、前記コイルスプリング13は、庇状の支持部10
に、上方からかぶせ可能な直線部13aと、両端近傍に
ループ状に巻回して前記段付ピン部材14、14に係止
させるコイル部13bとを有している。また、これらコ
イル部13b先端は、揺動部材7における支持片11、
11を、コイルスプリング13を介して、段付ピン部材
14、14に係止した際に、揺動部材7を押圧当接する
方向に突出している。
寄りをフック形状に成形したものであり、一方クリップ
部9は、揺動部材7を段付ピン部材14、14に係止し
た際に、コイルスプリング13の付勢力によって、揺動
部材7の他端側を、ケーシング5裏面に押圧させる構成
としている。この場合、揺動部材7の他端側に複数のリ
ブ15を比較的疎に列設している一方、ケーシング5裏
面にも揺動部材7他端側のリブ15が係合当接する複数
のリブ16を比較的密に列設している。かかる揺動部材
7他端側のリブ15とケーシング5裏面側のリブ16と
で、マットレスM上のシーツSを挟み込み、ケーシング
5を保持する構成としている。
スイッチ3は、以上のように構成されているので、比較
的元気な患者の場合、またはボトムの起伏調整は、全て
介護者等に任せるような場合、操作スイッチ3は、使用
していないときは、フック部8を使用して枕元近傍の側
柵や、フットボードに引っ掛けておき、使用時に患者自
ら操作スイッチ3を外すか、介護者によって外して、操
作するようにする。
も、自身で所望の傾斜角度に調整したいときは、傍ら
の、すなわち枕元のシーツSで覆われたマットレスM上
を、クリップ部9によってはさみつけて、マットレスM
上にケーシング5を保持するようにすることができる。
この場合、ケーシング5裏面の支持部10における段付
ピン部材14、14を中心に、コイルスプリング13の
付勢力に抗して揺動部材7を変位させ、揺動部材7他端
側のリブ15を、ケーシング5裏面側のリブ16から離
脱させ、この揺動部材7他端側のリブ15と、ケーシン
グ5裏面側のリブ16とに前記シーツSを挟み込ませる
ようにする。このため、寝込んでしまって知らないうち
にケーシング5を落としてしまうということや、ボトム
を傾斜させた後でも、枕元のシーツSで覆われたマット
レスM上にクリップ部9によって保持することができる
ので(図1参照)、ボトムからケーシング5がずり落ち
るというようなことはない。このように、この操作スイ
ッチ3は、一つの揺動部材7によって、枕元近傍の側柵
や、フットボードに引っ掛けて保持したり、マットレス
M上のシーツSに挟み込んで保持することができ、構造
も簡単で、しかも使い勝手もよい。
き、また背上げした後でも枕元に保持しておくことがで
きる。 (2)枕元に容易に保持しておくことができるので、側
柵等に引っ掛ける必要はなく、特に手が不自由な人でも
使用可能になる。 (3)構造が単純であり、しかも使い勝手に優れる。
チを、背上げしたボトム上マットレスに保持させた状態
を示す、外観斜視図である。
である。
能を説明するための側面図である。
能を説明するための側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 電動ベッドにおける、床部の傾斜また
は昇降調節の操作を行うための操作スイッチにおいて、
スイッチユニットを搭載するケーシングに係止手段を設
け、この係止手段は、ケーシング裏面側に付勢手段の付
勢下に揺動可能に取り付けた揺動部材を有し、この揺動
部材は、一端側寄りに構成した、側柵等に掛け止めるた
めのフック部と、前記付勢手段の付勢下に他端側をケー
シング裏面側に圧接せしめて、床部上のシーツを挟み込
んでケーシングを保持するようにしたクリップ部とを有
することを特徴とする電動ベッドにおける操作スイッ
チ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11051613A JP3058329B1 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電動ベッドにおける操作スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11051613A JP3058329B1 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電動ベッドにおける操作スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3058329B1 true JP3058329B1 (ja) | 2000-07-04 |
JP2000245577A JP2000245577A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12891760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11051613A Expired - Fee Related JP3058329B1 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電動ベッドにおける操作スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058329B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6800110B2 (ja) * | 2017-08-24 | 2020-12-16 | パラマウントベッド株式会社 | 制御装置および電動家具 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11051613A patent/JP3058329B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000245577A (ja) | 2000-09-12 |
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