JP3058011B2 - ケーブル収納ボックス - Google Patents

ケーブル収納ボックス

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JP3058011B2
JP3058011B2 JP6143512A JP14351294A JP3058011B2 JP 3058011 B2 JP3058011 B2 JP 3058011B2 JP 6143512 A JP6143512 A JP 6143512A JP 14351294 A JP14351294 A JP 14351294A JP 3058011 B2 JP3058011 B2 JP 3058011B2
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JP
Japan
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cable
housing
storage box
desk
main body
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JP6143512A
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JPH08364A (ja
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信弘 森本
幹朗 佐藤
直広 近藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、既存の机の背面板に
取り付けてパーソナルコンピュータや電話の信号ケーブ
ルや電源ケーブルを整理するケーブル収納ボックスに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年オフィスはOA化が進み、オフィス
内の机の上には電話のみならずパーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサ等のOA機器が設置されるように
なった。ところで、これらのOA機器、例えばパーソナ
ルコンピュータを例にとると、コンピュータ本体と、デ
ィスプレイ或いはプリンタ等とを接続する信号ケーブル
や各機器の電源ケーブルが必要であり、これらの各種ケ
ーブルは机の背面側で繁雑な状態で美観を損ねているの
が現状である。
【0003】これを解消するため、OA機器専用のOA
デスクが市販されている。この種のOAデスクは、ケー
ブルを整理する為のケーブル収納ボックスが、予め机の
背面側に取り付けられており、このケーブル収納ボック
スに混雑した各種ケーブルを収納できるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なOAデスクは、一般の事務机に比べて高価であり、将
来机の用途変更がある場合等を考慮すると経済的に不利
であるという欠点がある。
【0005】また、この種のOAデスクに取り付けられ
ているケーブル収納ボックスは、信号系ケーブルとノイ
ズの発生原因となる電源系ケーブルとが区別なく収納さ
れており、信号系ケーブルにノイズがのる恐れがあると
いった問題もある。
【0006】さらに、この種のOAデスクは、通常、ケ
ーブル収納ボックス自体の取り外しができないようにな
っているため、机自体の用途がOA機器用に制限され、
汎用性に欠けるという問題もある。
【0007】そこで、この発明の課題は、既存の事務机
等にOA機器を設置する場合でも、安価にOA機器の各
種ケーブルを簡単に整理することができるケーブル収納
ボックス提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、机の背面板に固定手段を介して着脱自
在に取り付けられる、前面が開放された本体部と、この
本体部の前面を閉塞する蓋体とから成る筐体と、前記筐
体の上面及び下面に形成され、前記蓋体を外した状態で
前面側が開放されるケーブルの導入口と、前記筐体の内
部後面に多数形成された孔と、前記孔に嵌め込むことに
より前記内部後面の適当な位置に必要な数だけ取り付け
られるケーブル支持突起物とを備えたケーブル収納ボッ
クスを提供することにある。
【0009】また、前記筐体内に、電源系ケーブルの収
納スペースと、信号系ケーブルの収納スペースとを区画
する透磁率の高い材料によって形成されたセパレータを
設けておくと良い。
【0010】さらに、前記固定手段として、マグネット
を使用することもできる。
【0011】
【作用】以上のように構成されたケーブル収納ボックス
は、筐体の本体部を固定手段によって机の背面板に取付
け、蓋を外して上下のケーブル導入口にケーブルを沿わ
せ、筐体の内部後面の適当な位置に必要な数だけ取り付
けられたケーブル支持突起物に余剰ケーブル巻き付け
て収納する。そして、蓋を取り付けると、各種ケーブル
が整理される。
【0012】机の上にOA機器を設置しない場合は、こ
のケーブル収納ボックスを机から取り外す。
【0013】また、セパレータを設けたものにあって
は、電源系ケーブルと信号系ケーブルとがセパレータに
よって区画され、電源系ケーブルの電磁誘導を発生原因
とするノイズがセパレータによって遮蔽される。
【0014】さらに、固定手段としてマグネットを用い
たものでは、マグネットを机の背面板に吸着させるだけ
で筐体を取り付けることができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1に示すように、このケーブル収納ボックス1
は、後面板12、上面板13、下面板14、側面板15
から成る本体部11と、この本体部11の開放された前
面を閉塞する蓋体19とによって筐体10が構成されて
おり、前記後面板12の外面に固着された固定手段とし
てのマグネット板20によって、スチール製の机の背面
板に吸着固定できるようになっている。
【0016】前記蓋体19は、一端に開閉操作用の突片
19aが形成された板状部材であり、その上下端を前記
上面板13及び下面板14の前端縁の内面側に形成され
た溝13a、14aに嵌め込んでスライドさせることに
よって開閉できるようになっている。
【0017】前記本体部11内には、その中央部に内部
を左右に区画する透磁率の高い材料(例えば、鉄等)に
よって作られた板状のセパレータ16が設けられてお
り、上面板13及び下面板14には、前記セパレータ1
6の両側にケーブルの導入口17a、17b、18a、
18bが形成されている。この導入口17a、17b、
18a、18bは、それぞれ本体部11の前面側が開放
された半円状であり、前記蓋体19で本体部11の前面
を閉塞することによりそれぞれ孔になるようになってい
る。
【0018】前記後面板12には、縦横に多数の孔12
aが形成されており、この孔12aには、必要に応じて
複数のケーブル支持突起物30を取り付けることができ
るようになっている。即ち、このケーブル支持突起物3
0は、ケーブルを沿わせる軸部31の一端にケーブルの
脱落を防止する大径の係止部32が形成されるとともに
他端には前記孔12aに嵌合する小径の固定部(図示せ
ず)が形成されたものであり、この固定部を前記孔12
aに嵌め込むことにより後面板12の適当な位置に必要
数だけ取り付けることができる。
【0019】以上のように構成されたケーブル収納ボッ
クス1は、図2及び図3に示すように、前記マグネット
板20によって前記筐体10をスチール机Aの背面板a
に取付けた後、前記蓋体19を外し、パーソナルコンピ
ュータ等の電源系ケーブルBを本体部11の導入口17
a、18a、に沿わせてケーブルBの余剰部分をセパレ
ータ16によって仕切られた本体部11内の一方側の領
域に導く。そして、この余剰部分を、図3に示すよう
に、前記ケーブル支持突起物30の軸部31に沿わせて
巻き付けることにより収容する。又、電話線Dやパーソ
ナルコンピュータの信号系ケーブルCも、前記電源系ケ
ーブルBと同様に、セパレータ16によって仕切られた
本体部11内の他方側の領域に収容する。最後に、蓋体
19によって本体部11の前面を閉塞すると、電源系ケ
ーブルB、信号系ケーブルC及び電話線Dが、ケーブル
収納ボックス1に整理された状態で収納される。
【0020】この状態では、電源系ケーブルBと電話線
D及び信号系ケーブルCとが筐体10内において透磁率
の高い材料によって作られたセパレータ16によって仕
切られているので、電源系ケーブルBの電磁誘導に起因
したノイズが遮蔽され、信号系ケーブルCにその影響が
及ぶことがない。
【0021】また、このスチール机Aを、OA機器等を
使用しない一般の事務机として使用する場合には、この
ケーブル収納ボックス1を取り外せばよい。
【0022】なお、この実施例においては、筐体10の
固定手段としてマグネット板20を使用しているが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、ビス止めあるい
は両面テープ等で取り付けるようにしても良い。
【0023】また、筐体を構成する本体部11や蓋体1
9も上述したような形状または構造に限定されるもので
はない。例えば、前記上面板13及び下面板14を蓋体
側に設けることも考えられるし、極端に言えば上面板1
3及び下面板14を特に設けなくてもよい。この場合、
開放された筐体の開放された上面及び下面が上述したケ
ーブル導入口17a、17b、18a、18bに相当す
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明のケーブル収納
ボックスは、一般の事務机に着脱自在に取り付けること
ができるので、高価なOAデスクを使用しなくても、O
A機器等の電源系ケーブルや信号系ケーブルを整理して
収納でき、オフィスの美観を損ねることもない。また、
このケーブル収納ボックスを取り外せば、一般の事務机
として使用でき、机自体の汎用性に欠けることがないの
で、経済的にも有利である。
【0025】また、本体部内にセパレータを設けたもの
では、電源系ケーブルの電磁誘導に起因するノイズがセ
パレータによって遮蔽され、信号系ケーブルに影響を与
えることがないので、磁気シールド効果もある。
【0026】さらに、固定手段としてマグネットを使用
したものでは、マグネットの吸引力によって筐体を簡単
に取り付けることができるので、作業性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】同上の使用状態を示す説明図である。
【図3】同上の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ケーブル収納ボックス 10 筐体 11 本体部 12 後面板 12a 孔 13 上面板 13a、14a 溝 14 下面板 15 側面板 16 セパレータ 17a、17b、18a、18b 導入口 19 蓋体 19a 突片 20 マグネット板 30 ケーブル支持突起物 31 軸部 32 係止部 A 机 a 背面板 B 電源系ケーブル C 信号系ケーブル D 電話線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−301190(JP,A) 実開 平1−156175(JP,U) 実開 昭56−60344(JP,U) 実開 平3−16107(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 37/00 505 A47B 13/00 H05K 7/00 H02G 3/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机の背面板に固定手段を介して着脱自在
    に取り付けられる、前面が開放された本体部と、この本
    体部の前面を閉塞する蓋体とから成る筐体と、 前記筐体の上面及び下面に形成され、前記蓋体を外した
    状態で前面側が開放されるケーブルの導入口と、 前記筐体の内部後面に形成された多数の孔と、 前記孔に嵌め込むことにより前記内部後面の適当な位置
    に必要な数だけ取り付けられる ケーブル支持突起物と を備えたケーブル収納ボックス。
  2. 【請求項2】 前記筐体内に、電源系ケーブルの収納ス
    ペースと、信号系ケーブルの収納スペースとを区画する
    透磁率の高い材料によって形成されたセパレータを設け
    た請求項1記載のケーブル収納ボックス。
  3. 【請求項3】 前記固定手段として、マグネットを用い
    た請求項1又は2に記載のケーブル収納ボックス。
JP6143512A 1994-06-24 1994-06-24 ケーブル収納ボックス Expired - Lifetime JP3058011B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101563771B1 (ko) * 2009-05-06 2015-10-27 츠, 유-펀 메인케이블용 복수의 방수방법을 제공하는 케이블 접속박스

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JP6927749B2 (ja) * 2017-05-24 2021-09-01 イナバインターナショナル株式会社 保管庫

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