JP3057462B2 - Npcインバータ - Google Patents

Npcインバータ

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JP3057462B2
JP3057462B2 JP4196970A JP19697092A JP3057462B2 JP 3057462 B2 JP3057462 B2 JP 3057462B2 JP 4196970 A JP4196970 A JP 4196970A JP 19697092 A JP19697092 A JP 19697092A JP 3057462 B2 JP3057462 B2 JP 3057462B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NPCインバータの構
成要素である自己消弧素子に設けられるスナバ回路のエ
ネルギを回収させることで、装置の効率を向上させるこ
とができるNPCインバータに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来技術の回生回路を持たないN
PCインバータの回路を示す。NPCインバータは周知
のように、+,0,−の3つの出力レベルを持つインバ
ータで3レベルインバータとも呼ばれている。
【0003】図2において、1a〜1dは、第1,第
2,第3,第4の自己消弧形スイッチング素子(以下、
単にスイッチング素子と記す)2a,2bはクランプ用
ダイオード、3a〜3dはフリーホイーリングダイオー
ド、4a〜4dは第1,第2,第3,第4のスナバダイ
オード(以下、単にスナバダイオードと記す)、5a〜
5dは、第1,第2,第3,第4のスナバコンデンサ
(以下、単にスナバコンデンサと記す)、9a,9bは
コンデンサ、10a,10b,は直流電源で±Vsの電
圧を出力しており、P点には+Vs ,N点には−Vs の
電圧がかかっているものとする。
【0004】また、12a〜12dはスナバ抵抗を示し
ており、Load は負荷、ALP,ALNはアノードリア
クトルでスイッチング素子1a〜1dの急激な電流変化
di/dtを抑えるために接続している。
【0005】次に、負荷電流IL が図示方向に流れてい
る時の(この時の極性を正とする)の動作を説明する。
【0006】スイッチング素子1a,1bがオン状態、
スイッチング素子1c,1dがオフ状態で、負荷電流I
L はリアクトルALP→スイッチング素子1a→スイッ
チング素子1bを流れて供給される。電流の変化率が十
分小さいものとしてリアクトルALPの両端の電位差も
小さいと考えると出力電圧端子のO点の電位は+Vsと
なる。スナバコンデンサ5c,5dはそれぞれVs の電
圧で充電されているものとする。
【0007】この状態から、スイッチング素子1aをオ
フし、スイッチング素子1cをオンする。この回路で、
スイッチング素子1a〜1cが同時にオン状態になると
スイッチング素子に過電流が流れたり、スイッチング素
子に過電圧がかかるため、通常、スイッチング素子1a
をオフしてから数μs 〜数ms の時間を遅らせてスイッ
チング素子1cをオンさせる。スイッチング素子1cが
導通状態になることにより、スナバコンデンサ5c→ス
イッチング素子1c→スナバ抵抗12cと循環電流が流
れ、スナバコンデンサ5cに蓄えられていた電荷はスナ
バ抵抗12cに消費される。スイッチング素子1aに電
流が流れなくなるので、リアクトルALPに流れていた
電流はスナバダイオード4a、スナバコンデンサ5aを
流れる。このとき、スイッチング素子1aの端子電圧は
スナバコンデンサ5aの端子電圧と同じくなるため、ス
イッチング素子1aに加わる電圧変化率dv/dtはス
ナバコンデンサ5aの充電により抑えられる。スナバコ
ンデンサ5aの端子電圧が十分大きくなると、n点の電
位がG点の電位よりも低くなり、ダイオード2aに電流
が流れる。定常状態として負荷電流IL はダイオード2
a→スイッチング素子1bを流れて供給され出力電圧端
子Oの電位はG点の電位と同じ0Vとなる。また、スナ
バコンデンサ5aはVs の電圧で充電される。
【0008】この状態から、スイッチング素子1bをオ
フし、スイッチング素子1dをオンする。この時も前述
と同様、スイッチンク素子1bをオフしてから数μs 〜
数ms の時間を遅らせてスイッチング素子1dをオンさ
せる。スイッチング素子1dが導通状態になることによ
り、スナバコンデンサ5d→スイッチング素子1d→ス
ナバ抵抗12dと循環電流が流れ、スナバコンデンサ5
dの蓄えられていた電荷は、スナバ抵抗12dによって
消費される。スイッチング素子1bに電流が流れなくな
るので、負荷電流IL はスナバダイオード4b→スナバ
コンデンサ5bを流れることになる。このとき、スイッ
チング素子1bの端子電圧はスナバコンデンサ5bの端
子電圧と同じになるため、スイッチング素子1bに加わ
る電圧変化率dV/dtは抑えられる。スナバコンデン
サ5bの端子電圧が十分大きくなると、G点の電位がn
点の電位よりも低くなり、リアクトルALNに電流が流
れる。定常状態として負荷電流IL はリアクトルALN
→フリーホイーリングダイオード3a→フリーホイーリ
ングダイオード3cを流れて供給れ、出力電圧端子O点
の電位は−Vs とる。また、スナバコンデンサ5bはV
s の電圧で充電される。
【0009】この状態から、スイッチング素子1dをオ
フし、スイッチング素子1bをオンする。スイッチング
素子1bが導通することにより、スナバコンデンサ5b
→スナバ抵抗12b→スイッチング素子1bと循環電流
が流れ、スナバコンデンサ5bに蓄えられていた電荷は
スナバ抵抗12bによって消費される。スイッチング素
子1dに電流が流れなくなるので、スイッチング素子1
dに電圧がかかるが、スナバダイオード4dがあるた
め、スイッチング素子1dの端子電圧はスナバコンデン
サ5dの充電に抑えられ、スイッチング素子1dに加わ
る電圧変化率dV/dtは抑えられる。定常状態として
負荷電流IL はダイオード2a→スイッチング素子1b
を流れて供給され、出力電圧端子O点の電位は0Vとな
る。また、スナバコンンデンサ5dはVs の電圧で充電
される。
【0010】この状態から、スイッチング素子1cをオ
フし、スイッチング素子1aをオンする。スイッチング
素子1aが導通状態になることにより、スナバコンデン
サ5a→スナバ抵抗12a→スイッチング素子1aと循
環電流が流れ、スナバコンデンサ5aに蓄えられていた
電荷はスナバ抵抗12aによって消費される。スイッチ
ング素子1cに電圧がかかるが、スナバダイオード5c
があるため、スイッチング素子1cの端子電圧はスナバ
コンデンサ5cの充電に抑えられ、スイッチング素子1
cに加わる電圧変化率dV/dtは抑えられる。定常状
態として負荷電流IL はリアクトルALP→スイッチン
グ素子1a→スイッチング素子1bを流れて供給され、
出力電圧端子O点の電位は+Vs となる。また、スナバ
コンデンサ5cはVs の電圧で充電される。
【0011】以上が中性点クランプ式インバータの一連
の動作であり、負荷電流の極性が図示の方向とは逆の負
のときも同様に、スナバコンデンサ5a〜5dにチャー
ジされる電荷はスナバ抵抗12a〜12dによって消費
されることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】NPCインバータを構
成するスイッチング素子のスイッチング時に発生するエ
ネルギをスナバ回路の抵抗で消費させてしまうと電力の
損失が莫大なものになってしまい、NPCインバータそ
のものの効率も下げることになる。
【0013】本発明は、前述の問題点を解決するために
なされたものであって、スナバ回路の電力損失を極力小
さくし、装置の効率を向上出来るNPCインバータを提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、直流電源の正母線と負母線との間に接続
される第1,第2,第3及び第4の直列接続された自己
消弧形スイッチング素子の直列回路と、前記各スイッチ
ング素子にそれぞれ逆並列接続されるフリーホイーリン
グダイオードと、直列接続点が前記直流電源の中点に接
続され前記第2,第3の自己消弧形スイッチング素子の
直列回路に逆並列接続される1対のクランプ用ダイオー
ドと、それぞのアノードが前記第1,第3の自己消弧形
スイッチング素子のアノードに接続されカソードがそれ
ぞれ第1,第2のスナバコンデンサを介して前記第1,
第3の自己消弧形スイッチング素子のカソードに接続さ
れる第1,第2のスナバダイオードと、それぞのカソー
ドが前記第2,第4の自己消弧形スイッチング素子のカ
ソードに接続されアノードがそれぞれ第2,第4のスナ
バコンデンサを介して前記第2,第4の自己消弧形スイ
ッチング素子のアノードに接続される第2,第4のスナ
バダイオードを具備し前記第2,第3の自己消弧形スイ
ッチング素子の直列接続点から交流出力を得るようにし
たNPCインバータにおいて、前記第2及び第3のスナ
バダイオードを介して所定の定電流を流す定電流源を設
けたものである。
【0015】
【作用】前述のように構成することにより、スナバコン
デンサ5bに充電されている電荷が放電するとき、スナ
バコンデンサ5b→スイッチング素子1b→スナバダイ
オード4c→定電流源DISC→スナバコンデンサ5b
の経路で放電するため、この放電エネルギ、即ち、スナ
バエネルギは定電流源DISCを構成する交流電源AC
へ回生される。
【0016】同様にして、スナバコンデンサ5cに充電
されている電荷が放電するとき、スナバコンデンサ5c
→定電流源DISC→スナバダイオード4b→スイッチ
ング素子1c→スナバコンデンサ5cの経路で放電しス
ナバエネルギは交流電源ACへ回生される。
【0017】
【実施例】図1に本発明の構成図を示す。この図におい
て、1a〜1dはスイッチング素子、2a,2bはクラ
ンプダイオード、3a〜3dはフリーホイーリングダイ
オード、4a〜4dはスナバダイオード、5a〜5dは
スナバコンデンサで、図2のものと同一のもである。
【0018】6a〜6dは回生用ダイオード、DISC
は定電流源で、交流側がトランス8を介して交流系統A
Cに接続され、直流側がリアクトル11を介してスナバ
ダイオード4bのアノードとスナバダイオード4cのカ
ソードに接続されるコンバータ7より構成されている。
DISP,DISNもDISCと同様に構成されている
定電流源である。
【0019】直流電源10aの正極と回生用ダイオード
6c(以下単にダイオードと記す)カソードとの間に接
続される回生用コンデンサCCP(以下単にコンデンサ
と記す)と、このコンデンサCCPに並列接続されるス
イッチング素子CSPと回生用リアクトルCLP(以下
単にリアクトルと記す)との直列回路及びカソードが前
記スイッング素子CSPのカソードにアノードが直流電
源10aの負極に接続される回生用ダイオードCDP
(以下単にダイオードと記す)は、定電圧源回生回路で
チョッパ回路として動作する。
【0020】同様に、直流電源10bの負極と回生用ダ
イオード6d(以下単にダイオードと記す)のアノード
との間に接続される回生用コンデンサCCN(以下単に
コンデンサと記す)と、このコンデンサCCNに並列接
続されるスイッチング素子CSNと回生用リアクトルC
LN(以下単にリアクトルと記す)との直列回路及びア
ノードが前記スイッング素子CSNのアノードにカソー
ドが直流電源10bの正極に接続される回生用ダイオー
ドCDN(以下単にダイオードと記す)で定電圧源回生
回路が構成され、この回路はチョッパ回路として動作す
る。
【0021】次に、負荷電流の極性が正の時の動作を説
明する。ここで、負荷電流の向は、インバータ側から負
荷へ流れている時を正と定義することにする。
【0022】スイッチング素子1a,1bがオンで1
c,1dがオフの時から考える。a点からb点に定電流
を流している状態で、負荷電流はアノードリアクトルA
LP→スイッチング素子1a→スイッチング素子1bを
通って流れている。この時、スイッチング素子1aがオ
フするといままでスイッチング素子1aに流れていた電
流は、スナバダイオード4aを介し、スナバコンデンサ
5aに流れ込むようになる。この現象はスナバコンデン
サ5aの電圧が直流電源電圧Vdと等しくなるまで続
き、アノードリアクトルALPのエネルギまでスナバコ
ンデンサ5aに流れようとするので、このアノードリア
クトルALPのエネルギは、ダイオード6cを通り、定
電圧源回生回路へ流れ、電力が回生される。
【0023】即ち、アノードリアクトルALP→ダイオ
ード6c→コンデンサCCP→アノードリアクトルAL
Pの閉路で流れるアノードリアクトルALPの電流によ
ってコンデンサCCPが充電され、その充電電圧が所定
値を超えるとスイッチング素子CSPをオンすることに
よって、コンデンサCCPの電荷はコンデンサCCP→
スイッチング素子CSP→リアクトルCLP→コンデン
サCCPの経路で放電する。コンデンサCCPの電圧が
所定値まで低下したところで、スイッチング素子CSP
をオフすると、リアクトルCLPの電流は、リアクトル
CLP→直流電源10a→ダイオードCDP→リアクト
ルCLPの経路で流れることになり、スナバエネルギは
回生される。
【0024】この後、スイッチング素子1cがオンする
が、この時、スナバコンデンサ5cにチャージされてい
た電荷がa点を通り定電流源DISCを介してスナバダ
イオード4bを通り、スイッチング素子1cを通ってデ
ィスチャージされるようになる。このとき定電流源DI
SCに定電流として流している電流値以上の電流が流れ
ようとするが、この電流値を定電流源の値にするように
定電流源DISCに接続されているコンバータ7に逆起
電力が発生する。この逆起電力の電圧値と定電流源DI
SCの電流値Istaticの積によって回生電力が得られる
ようになる。
【0025】次に、スイッチング素子1bがオフすると
いままでスイッチング素子1bに流れていた負荷電流
は、スナバコンデンサ5b→スナバダイオード4bを通
って流れるようにり、この時にスナバコンデンサ5bに
電荷がチャージされる。そしてスイッチング素子1dが
オンする。このときは、スナバコンデンサ5dにチャー
ジされていた電荷がスイッチング素子1dを通り、下側
アノードリアクトルALN→下側の定電流源回路DIS
N→回生用ダイオード6bを通って、ディスチャージさ
れるようになる。定電流源回路DISNは前述したよう
に定電流源DISCと同様に構成されているため、定電
流源DISNにディスチャージされたエネルギは回生さ
れることになる。
【0026】次に、スイッチング素子1c,1dがオン
でスイッチング素子1a,1bがオフの時から考えてみ
る。a点からb点に定電流を流している状態で、負荷電
流はアノードリアクトルALN→フリーホイーリングダ
イオード3d→フリーホイーリングダイオード3cを通
って流れている。このとき、スイッチング素子1dがオ
フするが負荷電流の経路や回路動作に変化はない。
【0027】このあと、スイッチング素子1bがオンす
るが、このとき、スナバコンデンサ5bにチャージされ
ていた電荷がスイッチング素子1b→スナバダイオード
4c→定電流源DISCを通ってディスチャージされる
ようになる。この場合も、前述と同様にディスチャージ
エネルギは定電流源DISCによって回生されることに
なる。
【0028】これと同時に、負荷電流がクランプダイオ
ード2a→スイッチング素子1b→スイッチング素子1
c→スナバコンデンサ5d→スナバダイオード4dアノ
ードリアクトルALNを介して流れるようになり、スナ
バコンデンサ5dに電荷がチャージされる。
【0029】次に、スイッチング素子1cがオフする
と、いままでスイッチング素子1cに流れていた負荷電
流は、スナバダイオード4c→スナバコンデンサ5cを
通って流れるようになり、このときにスナバコンデンサ
5cに電荷がチャージされる。そしてスイッチング素子
1aがオンする。このときは、スナバコンデンサ5aに
チャージされていた電荷が、スナバコンデンサ5a→回
生用ダイオード6a→上側の定電流源DISP→リアク
トルALP→スイッチング素子1a→スナバコンデンサ
5aの経路で放電し、スナバエネルギが回生されること
になる。以上が負荷電流IL の極性が正のときの動作で
あり、負荷電流IL の極性が負のときの動作もこれと同
じである。
【0030】以上の説明は、インバータの1相分につい
て述べたが、本発明は3相インバータにも適用できるも
のである。この場合、定電流源DISCは各相毎に設け
る必要があるが、定電流源DISP,DISNは各相共
通となる。即ち、各相の回生用ダイオードを6au,6
av,6aw及び6bx,6by,6bzとすれば、回
生用ダイオード6au,6av,6awのカソードを共
通に定電流源DISPのアノード側に接続し、回生用ダ
イオード6bx,6by,6bzのアノードを共通に定
電流源DISNのカソード側に接続すればよい。
【0031】又、各相の回生用ダイオードを6cu,6
cv,6cw及び6cx,6cy,6czとすれば、回
生用ダイオードを6cu,6cv,6cwのカソードを
スイッチング素子CSPのアノードに共通接続し、回生
用ダイオードを6cx,6cy,6czのアノードをス
イッチング素子CSNのカソードに共通接続すればよ
い。
【0032】更に、耐圧を上げるためスイッチング素子
を複数個直列接続した場合にも本発明を適用できるもの
である。この場合、各スイッチング素子1a,1b,1
c,1dを例えば3個の素子を直列接続して構成する場
合には、素子1aは1a1 ,1a2 ,1a3 の直列接続
となり、それぞれの素子にフリーホイーリングダイオー
ド3a1 ,3a2 ,3a3 と、スナバダイオード4a1
,4a2 ,4a3 及びスナバコンデンサ5a1 ,5a2
,5a3 が設けられ、他の素子も同様に構成される。
このように構成した場合には、スナバダイオード4a1
とスナバコンデンサ5a1 の直列接続点と、スナバダイ
オード4a2 とスナバコンデンサ5a2 の直列接続点及
びスナバダイオード4a3 とスナバコンデンサ5a3 の
直列接続点が共通に回生用ダイオード6aのアノードに
接続されることになる。
【0033】又、スナバコンデンサ5b1 とスナダイオ
ード4b1 の直列接続点と、スナバコンデンサ5b2 と
スナダイオード4b2 の直列接続点及びスナバコンデン
サ5b3 とスナダイオード4b3 の直列接続点が共通に
定電流源DISCのリアクトル11側に接続されること
になる。
【0034】更に、スナバダイオード4c1 とスナバコ
ンデンサ5c1 の直列接続点と、スナバダイオード4c
2 とスナバコンデンサ5c2 の直列接続点及びスナバダ
イオード4c3 とスナバコンデンサ5c3 の直列接続点
が共通に定電流源DISCのアノード側に接続されるこ
とになる。
【0035】更に又、スナバコンデンサ5d1 とスナダ
イオード4d1 の直列接続点と、スナバコンデンサ5d
2 とスナダイオード4d2 の直列接続点及びスナバコン
デンサ5d3 とスナダイオード4d3 の直列接続点が共
通に回生用ダイオード6bのカソードに接続されること
になる。
【0036】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、ス
ナバコンデンサのエネルギを回収でき高効率のNPCイ
ンバータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のNPCインバータの一実施例を示す構
成図。
【図2】従来のNPCインバータの構成図。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d…直流電源、2a,2b…クラ
ンプ用ダイオード、3a〜3d…フリーホイーリングダ
イオード、4a〜4d…スナバダイオード、5a〜5d
…スナバコンデンサ、6a〜6d…回生用ダイオード、
7…コンバータ、9a,9b…コンデンサ、10a,1
0b…直流電源、11…リアクトル、DISC,DIS
P,DISN…直流定電流源、ALP,ALP…アノー
ドリアクトル、CCP,CCN…回生用コンデンサ、C
SP,CSN…スイッチング素子、CLP,CLN…回
生用リアクトル、CDP,CDN…回生用ダイオード。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の正母線と負母線との間に接続
    される第1,第2,第3及び第4の直列接続された自己
    消弧形スイッチング素子の直列回路と、前記各スイッチ
    ング素子にそれぞれ逆並列接続されるフリーホイーリン
    グダイオードと、直列接続点が前記直流電源の中点に接
    続され前記第2,第3の自己消弧形スイッチング素子の
    直列回路に逆並列接続される1対のクランプ用ダイオー
    ドと、それぞのアノードが前記第1,第3の自己消弧形
    スイッチング素子のアノードに接続されカソードがそれ
    ぞれ第1,第2のスナバコンデンサを介して前記第1,
    第3の自己消弧形スイッチング素子のカソードに接続さ
    れる第1,第2のスナバダイオードと、それぞのカソー
    ドが前記第2,第4の自己消弧形スイッチング素子のカ
    ソードに接続されアノードがそれぞれ第2,第4のスナ
    バコンデンサを介して前記第2,第4の自己消弧形スイ
    ッチング素子のアノードに接続される第2,第4のスナ
    バダイオードを具備し前記第2,第3の自己消弧形スイ
    ッチング素子の直列接続点から交流出力を得るようにし
    たNPCインバータにおいて、前記第2及び第3のスナ
    バダイオードを介して所定の定電流を流す定電流源を備
    えたことを特徴とするNPCインバータ。
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