JP3057359U - 木工ボンド等の粘度のある液体の抽出容器

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(57)【要約】【目的】木工ボンド等の粘度のある液体の容器で、中
身をさらえる螺旋状の棒あるいはバネ状になったものを
備え、ボンドの抽出を容易にしたものである。【構成】容器内の木工ボンド等を、螺旋状の棒あるい
はバネ状になったものでさらえ、キャップの出口まで落
とし、抽出させる。

【考案の詳細な説明】この実用新案は、円筒の容器の中に、中身をさらえる螺旋状の棒あるいはバネ状になったものを入れた木工ボンド等の液状でも粘度のある液体の抽出する為の容器に関するものである。

従来、木工ボンドの容器は、一杯に入っているときは容易に出すことが出来るが、残りが少なくなると、底に溜まったものがなかなか出てこない。又、逆さまにおいておけば一時はよく出るが、また出が悪くなる。

逆さまに置いておくには、キャップを大きくする必要があり、木工ボンドなどは建築現場でよく使用されるが、いちいちキャップをすると言うのも面倒くさい。

本考案は、その欠点を除くためになされたもので、これを図面について説明すれば、容器（２）の中に、螺旋状の棒あるいはバネ状になったものを入れた。

本考案は、このような構造であるから、図１のように、容器の口を下向けにし（抽出の際も大半は下向け）、容器（２）を握る事により、中の圧力が高まり、ボンドが抽出できる。その際、容器を握ることで、中の螺旋状の棒あるいはバネ状になったものが動き、容器を押した部分は広がり、ほかは連動して縮まる。

そのことにより、容器の内側を擦ることとなり、内側にへばり着いたボンドはさらえられることになり、下に落ちキャップ（１）に溜まりやすくなる。

今までと変わらぬ使い方が出来、螺旋状の棒あるいはバネ状になったもの形による作用で、容器内にへばり着いたボンドを一カ所に集めることが出来る。

又、実験の結果、容器を握り、ボンドを抽出する際には、常に螺旋状の棒あるいはバネ状になったものが動くので、安定した抽出が可能である。

今までのように、搾り出したり、振ったりしなくても良くなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の断面図である。

【図３】本考案の断面図である。

【符号の説明】

１キャップ２容器３螺旋状の棒あるいはバネ状にな
った物

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【手続補正書】

【提出日】平成１０年１１月９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の断面図である。

【符号の説明】１キャップ２容器３螺旋状の棒あるいはバネ状にな
った物

【実用新案登録請求の範囲】