JP3057236U - 玩具スタンプ - Google Patents

玩具スタンプ

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JP3057236U
JP3057236U JP1998006823U JP682398U JP3057236U JP 3057236 U JP3057236 U JP 3057236U JP 1998006823 U JP1998006823 U JP 1998006823U JP 682398 U JP682398 U JP 682398U JP 3057236 U JP3057236 U JP 3057236U
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明泰 許
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明泰 許
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタンプを押すと、該スタンプのグリップと
なるが飾り部が発光し、同時に音声が発生することによ
って、スタンプに新規な効果を与え、その面白みを大幅
に高めることのできる玩具スタンプを提供する。 【解決手段】 透明材質による飾り部1と、該飾り部1
の下方に設けた支持座2及び本体3と、該本体3の下方
に設けた底部蓋体4と、該飾り部1の底面に設けた回路
基板5と、該回路基板5上に設けた発光体6と、該回路
基板5の下方に設けた複数の電池7及び通電ゴム開閉器
と、本体内部に設けた音声装置収納箱体9と、該音声装
置収納箱体9と回路基板5との間に設けたバネ10と、
該音声装置収納箱体9の下方に設けたブザー11と、本
体底部に設けたゴム材質のスタンプ部とによって玩具ス
タンプ20を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主に子供用の玩具として使用するスタンプに関し、特に水溶性の発 泡材料を使用することによって重複して使用できる効果を具え、インクパッドな どを使用する必要のない子供用の玩具スタンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
子供用の玩具スタンプにおいて、図1に示すような発光機能を有する子供用の 玩具スタンプが知られている。これは、光を通す飾り部10(例えばガラス、水 晶など)と、飾り部の支持座20と、スタンプ本体30と、印字部41を有する 可動支持体40と、バネ50と、該スタンプ本体30の底部蓋体31とによって 構成される。
【0003】 図2に示すように、前記飾り部の支持座20は本体30に嵌着し、かつ飾り部 20には電池23を2内蔵する、その上端には発光体22(例えば豆電球、もし くダイオード発光体など)を設ける。該発光体22の一方の脚221は電池23 のプラスの極に接続し、もう一方の脚222は半球形の頭部を有する開閉器25 の底部に接触し、別途飾り部20の側面には小さい孔部24が穿設され、該開閉 器25を収納する。
【0004】 使用者が前記スタンプを押圧する以前においては、可動支持体40の上端部は 開閉器25の下方に位置し、このため開閉器25は押圧を受けていない状態にあ って発光体22には通電していない。よって発光しない。
【0005】 使用者がスタンプを押した場合、図3に開示するように、可動支持体40が押 圧の影響を受けて上昇し、その上端が開閉器25を圧迫し、該開閉器25が孔部 24内に埋め込まれた状態になり、同時に発光体22の一方の脚222を押圧し て内部寄りに偏らせ、電池23のマイナスの局に接触にさせると、発光体22は 通電によって発光する。
【0006】 使用者が押圧を開放すると圧力が消失し、バネ50の付勢力によって可動支持 体40が本来の位置に復帰し、同時に開閉器25も本来の状態に復帰し、発光体 20も発光を停止する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記の従来のスタンプは、単に発光体が発光するかしないかだけであって、い わゆる面白みに限りがある。 よって、本考案は、音と光による効果を具えることにより、スタンプに新規な 効果を与え、その面白みを大幅に高めることのできるスタンプを提供することを 目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本考案は、透明材質による飾り部と、該飾り部 の下方に設けた支持座及び本体と、該本体の下方に設けた底部蓋体と、該飾り部 の底面に設けた回路基板と、該回路基板上に設けた発光体と、該回路基板の下方 に設けた複数の電池及び通電ゴム開閉器と、本体内部に設けた音声装置収納箱体 と、該音声装置収納箱体と回路基板との間に設けたバネと、該音声装置収納箱体 の下方に設けたブザーと、本体底部に設けたゴム材質のスタンプ部とを備える。
【0009】 上記の構成により、飾り部に対して押圧を加えると、飾り部の支持座が下方に 移動し、、回路基板の底面下方のゴム通電開閉器が音声発生装置収納箱体に接触 する。このため回路基板上のIC回路が通電状態となり、発光体が発光し、ブザ ーが鳴って音楽が発生する。そして、飾り部に対する押圧を開放すると、バネの 付勢力によって回路基板と飾り部支持座が同時に上昇し、ゴム通電開閉器と、音 声発生装置収納体との接触が開放される。
【0010】
【考案の実施の形態】 本考案の特徴をさらに詳しく説明するために、図示を参考にして実施例を以下 に説明する。 図4は、本考案の一実施例による玩具スタンプを示す分解斜視図であり、玩具 スタンプ20の分解構造を開示する。該スタンプ20は、透明材質による飾り部 1と、該飾り部の下方に設けた支持座2と、該支持座2の下方に設けた本体3と 、該本体3の下方に設けた底部蓋体4と、該飾り部2の底面に設けた回路基板5 と、該回路基板5上に設けた発光体6と、該回路基板5の下方に設けた複数の電 池7及び通電ゴム開閉器8と、本体内部の下方の位置に設けた音声装置収納箱体 9と、該音声装置収納箱体9と回路基板5との間に設けたバネ10と、該音声装 置収納箱体9の下方に設けたブザー11と、本体底部に設けたゴム材質のスタン プ部12とによって、図5に示す玩具スタンプを構成する。
【0011】 次に、図4及び図6を参考に説明する。 図6は本実施例全体の断面図である。図示によれば、本体3の外部底面には、 軸方向に凸出した円形凸フレーム31が形成され、該円形凸フレーム凹溝32を 形成してゴム材質のスタンプ部12を収納する。円形凸フレーム31の外周縁に は2つの左右対称の逆L字状のガイドレール33を設けることによって、円形の 底部蓋体4をかぶせる場合、該底部蓋体4の内縁に形成された小さい凸ブロック 41が該ガイドレール33に進入し、該底部蓋体4を回転させると係止される。 このため、スタンプ部12が保護されると同時に、該スタンプ部12のインクに よって周囲の物品が汚れることを防ぐ。
【0012】 次に、本体3内の底面にも凸フレーム34を設け、該凸フレーム34に音声装 置収納箱体9の底面が嵌着されるようにする。このため、音声発生装置収納箱体 9は容易に位置決めすることができ、かつ凸フレーム34上に設けられる。該音 声発生装置収納箱体9と凸フレーム34とによって上下間にブザー11に対する 共鳴室を形成する。また、本体3の側壁には伝声用に複数の小さい孔部35を穿 設する。さらに、本体の内側壁面上には相対する位置に二組の双凸レール37を 設け、飾り部の支持座20の凹溝25内に当接させることによって、該支持座2 0の動きを制限し、軸方向に上下運動だけを行って回転運動をしないようにする 。
【0013】 音声発生装置収納箱体9は、プラスチック的性質を有する蓋状をなし、その表 面には放射線状の複数のくりぬき孔部91が穿設され、その内部には円形のブザ ー11を嵌着し、該ブザー11は2本の電線111、112とによって上方の回 路基板5に接続する。
【0014】 音声発生装置収納箱体9上にはバネ10を設け、バネ10の上端は回路基板5 に当接し、かつ回路基板5上には発光体6(例えばLEDもしくは豆電球)と、 音楽IC51を設け、回路基板5下方の中央の位置に通電ゴム開閉器8を設け、 さらにその周囲に複数の電池7を固定する電池フレーム52(図6に示す)を設 ける。
【0015】 また、飾り部の支持座2を本体3の上方に設け、飾り部の支持座2の下方には 凸フレーム21を設け、該凸フレーム21によって形成される凹溝22には回路 基板5が嵌着する。さらに該凸フレーム21底部には円周に沿って凸係合ホゾ部 23が形成され、該凸係合ホゾ部23は、本体3の上端の内縁に円周に沿って形 成される凸係合ホゾ部23に係合して飾り部の支持座2が本体3から外れること を防止する。さらに凸フレーム21には相対する位置に縦方向の凹溝25を設け 、前記本体3の双凸レール37を進入させることによって、飾り部の支持座20 が本体3内において軸方向に上下運動だけを行って回転運動をしないようにする 。さらに、該飾り部支持座の上面には 円錐状の溝241と孔部242を形成し 、該孔部242には発光体6が貫通し、円錐状の溝241の円錐角度を有する傾 斜面によって発光体6の発する光線が適宜に反射する。
【0016】 飾り部1は、透明、もしくは半透明の材質によってなり、その底部に凹溝10 1を形成することによって飾り部支持座2の支持座上部24に嵌着し、また該凹 溝101にはさらに発光体6の上部を収納する小さい凹溝102を形成し、発光 体6が発光すると、飾り部1の光の屈折作用によって美観が生まれる。
【0017】 バネ10の上端が回路基板5及び飾り部の支持座2に当接することによって、 回路基板5と飾り部支持座2が、本体3内部において、その上方に浮いた状態で 収納される(図6参照)。この状態において、回路基板5の下方に位置するゴム 通電開閉器8はいかなる物体とも接触していない。よって、IC回路51は通電 せず、発光体6とブザー11は何ら作用も発生しない。
【0018】 図7に示すように、本実施例のスタンプ20を使用しようとする場合、先ず底 部蓋体4を外さなければならない。この場合回路基板5の下方に位置するゴム通 電開閉器8は、やはりいかなる物体とも接触していない。よって、IC回路51 も通電せず、発光体6とブザー11は何ら作用も発生しない。
【0019】 図8に示すように、スタンプ20が紙面30に接触し、使用者がスタンプ20 の飾り部1上に押圧を加えると、飾り部1と、飾り部の支持座2と、回路基板5 が同時に下方に移動し、ゴム通電開閉器8の底部が音声発生装置収納箱体9の上 面に接触し、IC回路が通電状態となり、発光体6が発光してブザー11から音 楽が発生する。該光線は透明質の飾り部1を通過する際に屈折して照射される。 また、音楽は本体3の小さい孔部35を通じて伝えられ、約29秒後作用が停止 する。そして、使用者が押圧力を解放すると、バネ10の付勢力によって回路基 板55と、飾り部の支持座2と、透明材質の飾り部1が同時に上方に移動し、ゴ ム通電開閉器8が音声発生装置収納箱体9から離れて元来の状態に復帰する。
【0020】 本実施例の発光体6とブザー11は、それぞれ別に独立させて実施してもよい 。即ち、発光体6だけを使用する場合は、ブザー11と音声発生装置収納箱体9 を取りだし、ブザー11だけを使用する場合は発光体6を取り出せばよい。
【0021】
【考案の効果】
本考案の上記実施例からも明かなように、本考案は以下の長所を有する。 (1) スタンプを押すと、スタンプから光と音楽が発生する。よって、面白みを 高める効果を有する。 (2) スタンプとしての効能を有し、かつ重複して複数回使用できる、よって、 子供が使用する場合、面白みを感じることができる。 (3) 分解、組み立てが簡単で電池の交換が容易である。よって、使用上寿命が 長くなる。 (4) 動物や人形の形にデザインすることによって外観が美しく、装飾用の置物 にもなる。 (5) 飾り部をスタンプのグリップ部とすることによって、使用上操作が容易に なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスタンプの分解斜視図である。
【図2】従来のスタンプにおいて、押圧を与える以前の
状態の断面図である。
【図3】従来のスタンプにおいて押圧を与えた状態の断
面図である。
【図4】本考案の一実施例によるスタンプの分解斜視図
である。
【図5】本考案の一実施例によるスタンプの組み立てた
状態の斜視図である。
【図6】本考案の一実施例によるスタンプを組み立てた
状態における断面図である。
【図7】本考案の一実施例によるスタンプにおいて、押
圧を与える以前の状態の断面図である。
【図8】本考案の一実施例によるスタンプにおいて押圧
を与えた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 透明材質の飾り部 101 凹溝 102 小さい凹溝 2 飾り部の支持座 21 凸フレーム 22 凹溝 23 凸係合ホゾ部 24 支持座上部 241 円錐状の溝 242 小さい孔部 3 本体 31 円形凸フレーム 32 凹溝 33 逆L字状ガイドレール 34 凸フレーム 35 小さい孔部 36 凸係合ホゾ部 4 底部蓋体 41 小さい凸ブロック 5 回路基板 51 IC 52 電池フレーム 8 ゴム通電開閉器 9 音声発生装置収納箱体 91 くりぬき孔部 10 バネ 11 ブザー 111 電源用電線 112 電源用電線 12 スタンプ部 20 玩具スタンプ 30 紙面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明材質による飾り部と、飾り部の支持
    座と、本体と、底部蓋体と、回路基板と、発光体と、複
    数の電池と、通電ゴム開閉器と、音声装置収納箱体と、
    バネと、ブザーと、ゴム材質のスタンプ部とを備える玩
    具スタンプであって、 該飾り部は飾り部の支持座に嵌着し、該支持座内には回
    路基板を設け、該回路基板上に発光体を設け、その下に
    は複数の電池を取り付け、さらに該支持座の下部には通
    電ゴム開閉器を設け、また、該支持座の底面下方に本体
    を設け、該本体の底面には底部蓋体を設け、さらに本体
    内部にバネを設け、その下部にはゴム材質のスタンプ部
    を設けて構成し、 該本体の側面には伝声用の複数の小さい孔部を穿設し、
    該本体内に複数の孔部を有する音声装置収納箱体を設
    け、該音声装置収納箱体内にはブザーを嵌着し、その上
    部にバネを設け、該バネの上端は回路基板に当接し、該
    回路基板は飾り部の支持座内に嵌着され、回路基板上に
    は発光体と音楽IC回路を設け、かつ回路基板下方中央
    の位置には通電ゴム開閉器と複数の電池固定フレームを
    設け、 また、飾り部の支持座は本体上に可動状態で設け、ゴム
    材質のスタンプ部は本体底面に形成された凸フレームの
    凹溝内に固定し、かつ底部蓋体で覆い、 飾り部が押圧を受けると、飾り部の支持座が回路基板と
    ともに押されて下方に移動し、通電ゴム開閉器の底部が
    本体の底面に当接することによってIC回路に通電し、
    発光体が発光し、飾り部の圧力を開放すると、バネの付
    勢力によって回路基板と、飾り部の支持座と、飾り部が
    上方に移動し、通電ゴム開閉器が本体の底面から離れる
    ことを特徴とする玩具スタンプ。
JP1998006823U 1998-09-03 1998-09-03 玩具スタンプ Expired - Lifetime JP3057236U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5906517B1 (ja) * 2015-03-24 2016-04-20 小林 敬 印鑑補助具および押印確認機構付印鑑
JP7219311B1 (ja) 2021-08-24 2023-02-07 株式会社バンダイ 玩具

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