JP3068067U - 鉛筆削り - Google Patents

鉛筆削り

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JP3068067U
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明泰 許
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発光作用と、音声発生作用とを備える鉛筆削り
において、鉛筆を挿入すると同時に発光,音声発生作用
が安定して得られる鉛筆削りを提供することを目的とす
る。 【構成】 飾り部固定座70と、該飾り部固定座70の
下端に嵌着する鉛筆削り部13を有する容器本体10
と、該容器本体10の下方に嵌着される屑収納部80と
を有し、さらに鉛筆削り部13上にコンタクト板20及
びバネ40,58を介して通電を接離する通電開閉手段
(30,543)を設け、且つその上方に発光体固定部
材50または回路基板セット59を設けると共に、、前
記発光体固定部材50または回路基板セット59に配設
した発光体60または発光体および音声発生手段によ
り、前記鉛筆削り部に鉛筆を挿入した時点で発光または
発光と音声発生を行うように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、携帯可能な鉛筆削りに係り、鉛筆削りとしての本来の作用以外に 、容器の一部に発光作用または発光作用と音声発生作用とを備えた機構を付設す ることで、使用する際に視覚上新鮮な感じ、もしくは面白味を感じさせることの できる鉛筆削りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉛筆削りの容器本体内に鉛筆を差し込んで、鉛筆自体を回転させて削る鉛筆 削りは、学童の使用に供されるなど、特に欧米において広く使用されている。 この種の周知の鉛筆削りは、鉛筆を削るといった単一の作用しかなく、このた め、使用上何ら好奇心をかきたてるようなこともない。 これに鑑み、先行技術として発光作用を有し、かつ音声の発生する鉛筆削りが 既に提案されている。
【0003】 この改良型の鉛筆削りは、容器本体に鉛筆を挿入する孔部を設け、該孔部内に 刃部材を設けるとともに、容器本体内にミュージックICチップ、ブザー、及び 発光体を設け、さらに該孔部の底部に導電用弾性チップを設ける構成としたもの で、前記機構を機能させるために、鉛筆を孔部に挿入し、該鉛筆の芯が刃部材と 、導電用弾性チップに接触して発光体に通電し発光するなどの機能が始動するよ うになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の改良型の鉛筆削りは、以下に説明するような問題点があ る。すなわち、 1)導電用弾性チップと鉛筆の芯の前端とが長く接触すると、摩擦作用によ って摩耗現象が発生し、鉛筆の芯に容易に傷がつき易く、芯を折損し易い。 2)鉛筆の芯は黒鉛を含み、導電性を有するが、その導電性は金屬材質ほど 理想的ではない。このため導電性が良好でなく、発光体の発光状態、もしくはブ ザーの音声発生が不安定になり、効果が半減する。 3)鉛筆の芯の前端が導電用弾性チップに接触する以前においては完全な通 電回路を構成することができず、このため、鉛筆削りの削り過程において単一の 作用しか得ることができず、その過程が単調となって面白味に欠ける。 4)湿気を受けやすいため、漏電が容易に発生し易く、結果的に好ましくな い。
【0005】 この考案は、従来の技術に見られるような以上の欠点に鑑みて創作されたもの である。即ち、この考案は、鉛筆を挿入する削り始めから安定した通電が得られ る回路構成とし、容易に発光作用もしくは音声発生作用を得ることができ、視覚 上、聴覚上、新鮮かつ面白味を感じさせることのできる鉛筆削りを提供すること を目的とする。 また、この考案は鉛筆を削る過程において、前記の効果を得ると同時に、鉛筆 の芯を傷つけることのない鉛筆削りを提供することを目的とする。 さらに、この考案は、構造上取り外しが簡単で、電池の交換も容易で、かつ電 気的接触部分及び電池などが外部の湿気の影響を受けることのない鉛筆削りを提 供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案に係る鉛筆削りは、鉛筆削り部を有する容器本体と、該容器本 体の上端及び下端にそれぞれ嵌着された飾り部固定座及び屑収納部とを有し、さ らに前記鉛筆削り部上に一端が前記容器本体内壁面に枢着され、かつ他端が上下 方向に回動するコンタクト板を備え、前記コンタクト板の上方にはバネを介して 通電を接離する通電開閉手段及び発光体固定部材または回路基板セットを設け、 前記鉛筆削り部に鉛筆を挿入した時点で前記コンタクト板を回動させて前記通電 開閉手段を付勢して前記発光体固定部材または回路基板セットに配設した発光体 または発光体および音声発生手段に通電し、発光または発光と音声発生とを行わ せるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】 請求項2の考案は、請求項1に記載の鉛筆削りにおいて、鉛筆削り部を有する 容器本体と、該容器本体の上端及び下端にそれぞれ嵌着された飾り部固定座及び 屑収納部とを設けると共に、前記鉛筆削り部の円錐状の挿入孔に連通する鉛筆を 挿入する鉛筆挿入孔形成し、さらに鉛筆削り部13上に一端が前記容器本体内壁 面に枢着され、かつ他端が上下方向に回動する端部下面に突設する突起接点を有 するコンタクト板を設け、該コンタクト板およびコンタクト板上に設置された通 電開閉手段としての導電性の金属キャップ30を常時バネによって下方に付勢し 前記発光体固定部材50に設けた発光体60への通電を開路状態とすると共に、 前記容器本体内に設けられる鉛筆削り部の円錐状の鉛筆挿入孔に鉛筆を挿入した 時点で、前記鉛筆挿入孔に突き出した前記コンタクト板の突起接点を前記鉛筆の 外周面で上方に押し上げるように回動させ、前記金属キャップをばねに抗して押 し上げることで前記発光体固定部材に設けた発光体への通電を閉路状態として発 光させるようにしたことを特徴とする。
【0008】 請求項3の考案は、請求項1に記載の鉛筆削りにおいて、鉛筆削り部を有する 容器本体と、該容器本体の上端及び下端にそれぞれ嵌着された飾り部固定座及び 屑収納部とを設けると共に、前記鉛筆削り部の円錐状の挿入孔に連通する鉛筆を 挿入する鉛筆挿入孔形成し、さらに鉛筆削り部13上に一端が前記容器本体内壁 面に枢着され、かつ他端が上下方向に回動する端部下面に突設する突起接点を有 するコンタクト板を設け、該コンタクト板およびコンタクト板上面中央の位置に は上方に突出する凹溝部を有する円柱突部を一体に形成し、該円柱突部には音声 発生手段を収容すると共に、その上面には保護キャップ57を介して回路基板セ ットを設け、該回路基板セットは、飾り部固定座内に嵌設され、かつICチップを 有する回路基板と、該回路基板の底面に設けられた通電開閉手段としての開閉器 と、電池を固定する電池収納部及び回路基板と前記コンタクト板を常時下方に付 勢し前記開閉器の通電を開路状態とするバネとからなり、前記容器本体内に設け られる鉛筆削り部の円錐状の鉛筆挿入孔に鉛筆を挿入した時点で、前記鉛筆挿入 孔に突き出した前記コンタクト板の突起接点を前記鉛筆の外周面で上方に押し上 げるように回動させ、前記保護キャップを同時に上方に移動し、保護キャップが 前記開閉器に接触して発光体と、ICチップとに通電して発光体の発光作用と、音 声発生手段の音声発生作用が得られるようにしたことを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の鉛筆削りの第1の実施の形態について、図1〜図5を参照し てにして詳述する。 図1は第1の実施の形態である鉛筆削りを分解した状態の斜視図である。 図示によれば、鉛筆削り100は、飾り部固定座70と、該飾り部固定座70 の下端に嵌着する鉛筆削り部13を有する容器本体10と、該容器本体10の下 方に嵌着される屑収納部80と、前記鉛筆削り部13に鉛筆を嵌合する鉛筆挿入 孔11を有し、さらに鉛筆削り部13上にコンタクト板20を設け、該コンタク ト板20上には、通電開閉手段である導電性の金属キャップ30が設けられてい る。 また、前記金属キャップ30上にはバネ40を介して発光体固定部材50を設 け、該発光体固定部材50上に発光ダイオードなどの発光体60を設ける。 前記発光体固定部材50はバネ40の上端に嵌着する電池収納部材51と、該 電池収納部材51に収納する複数の電池52と、電池収納部材51上に嵌挿する 発光体座53とからなる。
【0010】 以上のような構成からなる第1の実施の形態の鉛筆削りを組み立てると、その 外観は図2に開示するとおり、前記飾り部固定座70は、前記容器本体10の蓋 体を兼用するものである。
【0011】 図3に、第1の実施形態における鉛筆削りの断面図を開示する。 図示によれば、容器本体10内に鉛筆削り部13が設けられ、該鉛筆削り部1 3は、次のような構造を有する。
【0012】 容器本体10の側壁に鉛筆挿入孔11を形成し、該鉛筆挿入孔11は容器本体 内部に延伸して次第に細径のテーパを有する円錐形状の鉛筆挿入孔17が形成さ れている。前記鉛筆挿入孔11は鉛筆の位置決めの作用を有する。円錐状の鉛筆 挿入孔17の長手方向の底部には直線状の切り込み口15を形成し、該切り込み 口15下方の一側端に刃部材18が配設されている。該刃部材18は締着部材1 81によって固定され、図4の断面図に開示するように、刃先が円錐状の鉛筆挿 入孔17内に僅かに突出するように取り付けられている。
【0013】 鉛筆削り部13の上方にはコンタクト板20を設けられ、該コンタクト板20 は一端に支持軸24を有し、もう一端には下方に突出する突起接点21が形成さ れている。さらにコンタクト板20の中央の位置には上方に突出する円柱状の円 柱突部23が一体に形成されている。前記コンタクト板20は、容器本体10の 内壁に設けた軸支溝14内に支持軸24を枢着し、該軸支溝14に形成された切 欠溝141を経て延伸し、一端の突起接点21が鉛筆削り部13の上面に穿設さ れた孔部12を貫通して円錐状の鉛筆挿入孔17内に突出する。
【0014】 また、円柱突部23は通電開閉手段としての導電性の金属キャップ30内に嵌 着される。そして、該金属キャップ30は金属製のキャップ体で、上面の中央の 位置に突起接点部31が膨隆形成されたものである。金属キャップ部30の外周 にはつば部32が形成され、バネ40が該つば部32に当接する。前記バネ40 は、発光体固定部材50の電池収納部材51の外周に嵌着されるようになってい る。電池収納部材51は中空に形成され、その上部には外壁が外方向にせり出し た当接端部510を形成し、該当接端部510上端の対向する位置にはそれぞれ 凹溝511を形成している。その内の一方の凹溝511は、溝底部からさらに下 方に縦方向に延伸する切欠溝512が形成されている。
【0015】 発光体座53は、外周上の対向する位置に係止ブロック531がそれぞれ形成 され、該係止ブロック531が電池収納部材51の凹溝511に嵌入する。その 内の一方の係止ブロック531には、一方の凹溝511の切欠溝512に対応す る縦方向の上部切欠溝532を形成し、上下の切欠溝532,512が直線状に 連なるようにして逆L字状に折り曲げた発光体60の接続端子であるリード線6 2を挿入する。また、発光体座53は上部に凹状開口部533を形成した円筒形 状で、底面に挿入孔534を穿設して発光体60のもう一方の接続端子であるリ ード線61を挿入する。
【0016】 発光体60の一方のリード線61は、発光体座53の挿入孔534を通過して 電池52のマイナス極に接触する。もう一方のリード線62は逆L字状に折り曲 げて、発光体座53の上部切欠溝532と、電池収納部材51の切欠溝512内 を通過してバネ40を介して前記金属キャップ30に接続されている。
【0017】 前記蓋体を兼ねた飾り部固定座70は、下端の外壁周面に沿って凹溝73が形 成され、容器本体10の上端開口縁の内壁に形成した係止突部16に嵌着するよ うになっている。前記飾り部固定座70の上端は突出した嵌挿部74が形成され 、その上面の中央の位置に発光体挿入孔72を穿設して発光体60を下方から挿 入する。また、飾り部固定座70の下端部に凹溝71を形成し、図3に開示する ように発光体固定座53と、電池収納部材51を該凹溝71内に収納して固定す る。
【0018】 容器本体10の下端には屑収納部80を嵌着し、その屑収納空間81に刃部材 18によって削られた鉛筆の削り屑911を収納するようになっている。 図5に、この考案の鉛筆削り使用状態における断面図を開示する。
【0019】 鉛筆91を容器本体10の鉛筆挿入孔11およびこれに連続する鉛筆削り部1 3の円錐状の鉛筆挿入孔17に挿入すると、突起接点21が挿入された鉛筆91 により上方に押上げられて上方に移動し、コンタクト板20が支持軸24を中心 点として上方に回動し、金属キャップ30を押し上げる。この際、金属キャップ 30の突起接点部31が電池52のプラス極に接触し、電流がバネ40を経て発 光体60の一方のリード線62に流れる。このため、発光体60はプラス、マイ ナス電流が通電し発光する。
【0020】 よって、第1の実施形態の鉛筆削りは、鉛筆を削る過程において、発光体60 が常に発光状態にあり、視覚上、新鮮な感覚、もしくは面白味を感じさせる効果 を得ることができる。 鉛筆91に対して鉛筆削りの過程が完了し、鉛筆91を抜き出すと、前記突起 接点21に対する押圧が解除され、バネ40の付勢力によって金属キャップ30 と、コンタクト板20とが下方に移動し、金属キャップ30の突起接点部31と 電池52の電極とが離れて接触しなくなる。このため発光体60に通電せず発光 しなくなる。
【0021】 図6に、前述の実施形態における発光体を覆う飾りカバー92を設けた変形例 を開示する。飾りカバー92は透明または半透明材質のプラスチックによって形 成し、光の屈折作用を有する。そのデザイン、大きさ、色彩などは適宜に変化さ せることによって、各種の異なる視覚上の効果を得ることができる。 前記飾りカバー92の底部は凹状に形成して飾り部固定座70の凹溝嵌挿部7 4に上方から嵌挿して固定する。
【0022】 図7,図8,図9にこの考案に係る鉛筆削りの第2の実施の形態を開示する。 第2の実施形態による鉛筆削りは、容器本体10に複数の伝声孔19を穿設す ると共に、第1の実施形態における発光体固定部材50に代えて回路基板セット 59を配設したものである。前記回路基板セット59は、飾り部固定座70の凹 状底部に嵌着される回路基板54と、回路基板54の底面に固定され電池を収納 するための金属製の電池収納部541と、電池55と、音声発生手段56と、音 声発生手段56上に設けられ複数の孔部を有する保護キャップ57と、回路基板 54とコンタクト板20との間に設けられるバネ58とから構成される。
【0023】 また、コンタクト板20の円柱突部の上面は収納溝部25を形成して音声発声 生段56を収納すると同時に、音声が発生する際に共鳴の効果を得ることができ るようにしている。 その他の構造は第1の実施形態と同様なので、同一部分には同一符号を付して 説明を省略する。
【0024】 図8は、図7における第2実施の形態を組立てた状態の中央縦断面図である。 図示によれば、発光体60の2本のリード線は回路基板54上に半田付けされ ている。回路基板54にはミュージックIC542を設けて音声発声手段56に 信号を出力する。回路基板54の底面には電池収納部541と、電池55と以外 に、ほぼ中央の位置に上部にゴム材質の絶縁部材を有する通電開閉手段としての 開閉器543を設ける。開閉器543と保護キャップ57との間は、バネ58の 作用によって常に適宜な距離を保持している。
【0025】 図9は、この考案の第2実施形態よる鉛筆削りの使用状態を表わす中央縦断面 図である。 図示によれば、鉛筆91を容器本体10の円錐状の鉛筆挿入孔17に挿入する と、突起接点21が鉛筆91の押圧を受けて上方に移動し、コンタクト板20が 支持軸24を中心点として上方に回転し、保護キャップ57を押し上げる。この 際、保護キャップ57が前記開閉器543に接触して発光体60と、ミュージッ クIC542が同時に通電すると共に、発光体60が発光し、音声発生手段から 音声が発生する。
【0026】 逆に、鉛筆91を容器本体10から抜き出すと、バネ40の付勢力によって保 護キャップ57と、音声発生手段56とコンタクト板20が下方に移動し、保護 キャップ57と開閉器543が離れて適宜な距離を保持する状態となり、即ち、 図8に開示する状態に戻り、発光体60及び音声の発生が中止される。
【0027】
【考案の効果】
この考案による鉛筆削りは、鉛筆削り部を有する容器本体と、該容器本体の上 端及び下端にそれぞれ嵌着された飾り部固定座及び屑収納部とを有し、さらに前 記鉛筆削り部上に一端が前記容器本体内壁面に枢着され、かつ他端が上下方向に 回動するコンタクト板を備え、前記コンタクト板の上方にはバネを介して通電を 接離する通電開閉手段及び発光体固定部材または回路基板セットを設け、前記鉛 筆削り部に鉛筆を挿入した時点で前記コンタクト板を回動させて、前記通電開閉 手段を付勢して前記発光体固定部材または回路基板セットに配設した発光体また は発光体および音声発生手段に通電し、発光または発光と音声発生とを行わせる ようにした構成としたので、以下のような効果がある。
【0028】 すなわち、鉛筆を挿入すると同時に通電し、かつ鉛筆を削る過程において安定 した通電状態を保持するため、安定した発光状態、もしくは音声発生状態を得る ことができ、視覚、聴覚上の好ましい効果を得ることができ、鉛筆削りに付加価 値を与えることができる。
【0029】 また、鉛筆の木の軸でコンタクト板を押し上げて通電させるようになっている ので、鉛筆の芯が他の部材によって傷を受けることがなく、折損の恐れがなくな る。 さらに、電気的接続をする金屬導電部分が本体内に収納された構造のため、外 部の湿気の影響がほとんどなく、取り外しが容易で、電池の交換も容易にできる 。 さらにまた、透明あるいは半透明の材質の異なる色彩、もしくはデザインの飾 りカバーを取り付けることによって、視聴覚上の効果をさらに高めるとともに、 装飾品として携帯できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案における鉛筆削りの第1の実施形態を
示す分解斜視図である。
【図2】図1の組み立てた状態の斜視図である。
【図3】図2の3〜3線に沿った断面図である。
【図4】図1の4〜4線に沿った断面図である。
【図5】この考案における第1の実施形態の鉛筆削りの
使用状態における断面図である。
【図6】この考案の第1実施形態における鉛筆削りに透
明材料による飾りカバーを嵌挿して使用した状態を表わ
す変形例の斜視図である。
【図7】この考案の鉛筆削りの第2の実施形態を示す分
解斜視図である。
【図8】図7の組付け状態の中央縦断面図である。
【図9】この考案における第2の実施形態の鉛筆削りの
使用状態における断面図である。
【符号の簡単な説明】
100 鉛筆削り 10 容器本体 11 鉛筆挿入孔 12 孔部 13 鉛筆削り部 14 軸支溝 141 切欠溝 15 切り込み口 16 係止突部 17 円錐状の鉛筆挿入孔 18 刃部材 181 締着部材 19 伝声孔 20 コンタクト板 21 突起接点 23 円柱突部 24 支持軸 25 収納溝部 30 金属キャップ(通電開閉手段) 31 突起接点部 32 つば部 40 バネ 50 発光体固定部材 51 電池収納部材 510 係止端部 511 凹溝 512 切欠溝 52 電池 53 発光体座 531 係止ブロック 532 上部切欠溝 533 凹状開口部 534 挿入孔 54 回路基板 541 電池収納部 542 ミュージックIC 543 開閉器(通電開閉手段) 55 電池 56 音声発生手段 57 保護キャップ 58 バネ 59 回路基板セット 60 発光体 61 リード線 62 リード線 70 飾り部固定座 71 凹溝 72 発光体挿入孔 73 凹溝 74 嵌挿部 80 屑収納部 81 屑収納空間 91 鉛筆 911 削り屑 92 飾りカバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛筆削り部を有する容器本体と、該容器
    本体の上端及び下端にそれぞれ嵌着された飾り部固定座
    及び屑収納部とを有し、さらに前記鉛筆削り部上に一端
    が前記容器本体内壁面に枢着され、かつ他端が上下方向
    に回動するコンタクト板を備え、前記コンタクト板の上
    方にはバネを介して通電を接離する通電開閉手段及び発
    光体固定部材または回路基板セットを設け、前記鉛筆削
    り部に鉛筆を挿入した時点で前記コンタクト板を回動さ
    せて前記通電開閉手段を付勢して前記発光体固定部材ま
    たは回路基板セットに配設した発光体または発光体およ
    び音声発生手段に通電し、発光または発光と音声発生と
    を行わせるようにしたことを特徴とする鉛筆削り。
  2. 【請求項2】 鉛筆削り部を有する容器本体と、該容器
    本体の上端及び下端にそれぞれ嵌着された飾り部固定座
    及び屑収納部とを設けると共に、前記鉛筆削り部の円錐
    状の挿入孔に連通する鉛筆を挿入する鉛筆挿入孔形成
    し、さらに鉛筆削り部上に一端が前記容器本体内壁面に
    枢着され、かつ他端が上下方向に回動する端部下面に突
    設する突起接点を有するコンタクト板を設け、該コンタ
    クト板およびコンタクト板上に設置された通電開閉手段
    としての導電性の金属キャップを常時バネによって下方
    に付勢し前記発光体固定部材に設けた発光体への通電を
    開路状態とすると共に、前記容器本体内に設けられる鉛
    筆削り部の円錐状の鉛筆挿入孔に鉛筆を挿入した時点
    で、前記鉛筆挿入孔に突き出した前記コンタクト板の突
    起接点を前記鉛筆の外周面で上方に押し上げるように回
    動させ、前記金属キャップをばねに抗して押し上げるこ
    とで前記発光体固定部材に設けた発光体への通電を閉路
    状態として発光させるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の鉛筆削り。
  3. 【請求項3】 鉛筆削り部を有する容器本体と、該容器
    本体の上端及び下端にそれぞれ嵌着された飾り部固定座
    及び屑収納部とを設けると共に、前記鉛筆削り部の円錐
    状の挿入孔に連通する鉛筆を挿入する鉛筆挿入孔形成
    し、さらに鉛筆削り部上に一端が前記容器本体内壁面に
    枢着され、かつ他端が上下方向に回動する端部下面に突
    設する突起接点を有するコンタクト板を設け、該コンタ
    クト板およびコンタクト板上面中央の位置には上方に突
    出する凹溝部を有する円柱突部を一体に形成し、該円柱
    突部には音声発生手段を収容すると共に、その上面には
    保護キャップを介して回路基板セットを設け、該回路基
    板セットは、飾り部固定座内に嵌設され、かつICチップ
    を有する回路基板と、該回路基板の底面に設けられた通
    電開閉手段としての開閉器と、電池を固定する電池収納
    部及び回路基板と前記コンタクト板を常時下方に付勢し
    前記開閉器の通電を開路状態とするバネとからなり、前
    記容器本体内に設けられる鉛筆削り部の円錐状の鉛筆挿
    入孔に鉛筆を挿入した時点で、前記鉛筆挿入孔に突き出
    した前記コンタクト板の突起接点を前記鉛筆の外周面で
    上方に押し上げるように回動させ、前記保護キャップを
    同時に上方に移動し、保護キャップが前記開閉器に接触
    して発光体と、ICチップとに通電して発光体の発光作用
    と、音声発生手段の音声発生作用が得られるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の鉛筆削り。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114683750A (zh) * 2020-12-25 2022-07-01 义乌市鼎邦文体用品有限公司 卷笔刀安装结构和电动削笔机

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