JP3057195U - 混濁物分離装置 - Google Patents

混濁物分離装置

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JP3057195U JP1998006748U JP674898U JP3057195U JP 3057195 U JP3057195 U JP 3057195U JP 1998006748 U JP1998006748 U JP 1998006748U JP 674898 U JP674898 U JP 674898U JP 3057195 U JP3057195 U JP 3057195U
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洋一郎 北野
啓也 永原
哲康 蒲原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原液中に、水に近い比重を有する混濁物が多
く含まれている場合においても、混濁物を効果的に分離
できるようにする。 【解決手段】 長さ方向に沿って周面が直線状に伸びる
円筒体13,14からなる外筒15と、この外筒15の
両端開口部を閉止する一対の蓋体11,16と、上記外
筒15の内周面に沿って上記原液を供給する原液供給手
段1と、この原液供給手段1から供給される原液中に気
泡生成剤を注入する気泡生成剤注入手段2と、上記原液
を分離することにより生成された第1濃厚液を外部に排
出する第1排出通路4と、上記外筒15の内方側に配設
された透孔21を有する筒状体からなる内筒17,18
と、この内筒17,18の設置部において捕集された混
濁物を含有する濃厚液を外部に排出する濃厚液排出通路
7と、濃厚液を外部に排出する第2排出通路22と、清
澄液を外部に導出する清澄液導出通路8とを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、混濁物を含む原液を、混濁物の含有率が高い濃厚液と、混濁物の含 有率が低い清澄液とに分離する混濁物分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平5−277402号公報に示されるように、混濁物を含む 原液を供給する原液供給通路と、原液供給通路内の原液に気体を分散させて注入 する気体注入手段と、原液供給通路から流入した原液を旋回させて径方向の静圧 差を生じさせ、この静圧差によって原液中の気体粒子を中心部に移動させ、この 中心部に気液混相渦流を生じさせ、この気液混相渦流により混濁物を渦流軸線方 向の一端部に集中させて原液と濃厚液とに分離する混濁物分離部と、混濁物分離 部内の濃厚液を排出する濃厚液排出通路と、混濁物分離部内の清澄液を排出する 清澄液排出通路とを備えた混濁物分離装置が知られている。
【0003】 そして、上記原液を旋回させることによって生じる遠心力および静圧差に応じ て、原液中に含まれた水に比べて比重の大きな混濁物を渦流の外方側に移動させ て横側の濃厚液排出通路から外部に排出するとともに、原液中に含まれた水に比 べて比重の小さな混濁物を渦流の中心部側に移動させ、この中心部に生成された 気泡とともに上記比重の小さな混濁物を上昇させて上方の濃厚液排出通路から外 部に排出することが行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の混濁物分離装置では、水に比べて比重の大きい混濁物および比重の 小さい混濁物を効果的に分離することができるが、水に近い比重を有するコロイ ド状またはゲル状の混濁物を効果的に分離することができず、この混濁物を清澄 液に混入して上記清澄液排出通路内に導入されるのを防止することが困難である 。このため、上記原液中に、水に近い比重を有する混濁物が多く含まれている場 合には、混濁物の分離効果が充分に得られないという問題があった。
【0005】 本考案は、このような事情に鑑み、原液中に、水に近い比重を有する混濁物が 多く含まれている場合においても、混濁物を効果的に分離することができる混濁 物分離装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案は、混濁物を含む原液を、混濁物の含有率が高い濃厚液と 、混濁物の含有率が低い清澄液とに分離する混濁物分離装置において、長さ方向 に沿って周面が直線状に伸びる円筒体からなる外筒と、この外筒の両端開口部を 閉止する一対の蓋体と、上記外筒の内周面に沿って上記原液を供給することによ り、この原液を外筒内で旋回流動させる原液供給手段と、この原液供給手段から 供給される原液中に気泡生成剤を注入する気泡生成剤注入手段と、上記原液供給 手段から供給された原液を旋回流動させることにより生じる遠心力に応じて上記 原液を第1濃厚液と第1清澄液とに分離することにより生成された第1濃厚液を 外部に排出する第1排出通路と、上記第1清澄水の通過を許容する透孔を有する とともに、相対向して配設された一対の筒状体からなる内筒と、この内筒の透孔 を覆うように付着した気泡によって上記両内筒間に捕集された混濁物を含有する 濃厚液を外部に排出する濃厚液排出通路と、上記内筒の透孔を通過した第1清澄 水を旋回流動させることにより、その径方向に生じる静圧差に応じて上記気泡を 中心部側に移動させて気液混相渦流を生成し、この気液混相渦流により上記第1 清澄液を第2濃厚液と第2清澄液とに分離する混濁物分離部と、上記第1清澄水 を分離することにより生成された第2濃厚液を外部に排出する第2排出通路と、 上記第2清澄液を外部に導出する清澄液導出通路とを備え、この清澄液排出通路 および上記原液供給手段を両蓋体の一方またはその近傍に接続するとともに、上 記第1,第2排出通路および濃厚液排出通路を両蓋体の他方またはその近傍に接 続したものである。
【0007】 上記構成によれば、上記原液供給手段から供給された原液の旋回流動に応じて 生じる遠心力により、比重の大きい混濁物の含有率が高い第1濃厚液と第1清澄 液とに上記原液が分離され、上記第1濃厚液が第1排出路を介して外部に排出さ れる。また、上記第1清澄液が内筒の透孔を通過する際に第1清澄液中の水に近 い比重を有する混濁物が上記気泡によって捕集され、混濁物を含有する濃厚液が 上記濃厚液排出通路を介して外部に排出される。さらに、上記水に近い比重を有 する混濁物が除去された清澄液中の比重の小さい混濁物が上記混濁物分離部にお いて分離されて第2排出通路から外部に排出される結果、上記清澄液導出通路か ら外部に導出される清澄液への上記混濁物の混入が効果的に防止されることにな る。
【0008】 請求項2に係る考案は、上記請求項1記載の混濁物分離装置において、上記内 筒を構成する筒状体の少なくとも一部に、先窄まりの円錐状部を設けたものであ る。
【0009】 上記構成によれば、原液供給手段から外筒内に供給された原液が上記内筒の外 周面に沿って旋回流動することにより、上記遠心力に応じて混濁物を分離する渦 流が効果的に形成されることになる。
【0010】 請求項3に係る考案は、上記請求項2記載の混濁物分離装置において、上記内 筒の大径部に上記清澄液導出通路の基端部を配設したものである。
【0011】 上記構成によれば、簡単かつコンパクトな構成において、上記内筒の透孔を覆 うよう付着した気泡による混濁物の捕集と、清澄液との排出が効果的に行われる ことになる。
【0012】 請求項4に係る考案は、上記請求項1記載の混濁物分離装置において、外筒の 直径をその長さ方向の全長に亘って均一径に形成したものである。
【0013】 上記構成によれば、簡易な構造を有する上記外筒により、混濁物分離装置の外 側ケースが容易にコンパクトに構成されることになる。
【0014】 請求項5に係る考案は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の混濁物分離装 置において、上記第2排出通路に導出された第2濃厚液を上記一対の内筒間に循 環させて旋回流動させる循環路を設けたものである。
【0015】 上記構成によれば、混濁物分離部において分離された第2濃厚液が上記第2排 出路および循環路を介して上記一対の内筒間に供給されることにより、上記第2 濃厚液中における混濁物の濃度が効果的に高められた状態で、上記濃厚液排出通 路等から外部に排出されることになる。
【0016】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案に係る混濁物分離装置の実施形態を示している。この混濁物分 離装置は、混濁物を含む原液を供給する原液供給手段1と、原液中に空気を注入 することにより上記混濁物の分離を促進するための気泡を生成する気泡生成剤注 入手段2と、上記原液供給手段1から供給された原液を第1濃厚液と第1清澄液 とに分離する第1分離手段3と、この第1分離手段3によって分離された第1濃 厚液を外部に排出する第1排出通路4と、上記第1分離手段3の内方側に配設さ れて第1清澄液の通過を許容するとともに、この第1清澄液中の混濁物を濾過す る濾過手段5と、この濾過手段5の内方側に配設されて上記第1清澄液を第2濃 厚液と第2清澄液とに分離する第2分離手段6からなる混濁物分離部と、上記濾 過手段5によって濾過された混濁物を含有する濃厚液を外部に排出する濃厚液排 出通路7と、上記第2清澄液を外部に導出する清澄液導出通路8とを備えている 。
【0017】 上記原液供給手段1は、図外の原液タンクから供給された原液を圧送する液体 ポンプ9が設けられたパイプ材からなる原液供給通路10を有し、上記液体ポン プ9によって上記原液を第1分離手段3内に所定の圧力で圧送することにより、 この第1分離手段3内で上記原液を旋回流動させるように構成されている。すな わち、図2に示すように、上記原液供給通路10の先端部が第1分離手段3の下 端部に設けられた蓋体11に対して斜め向きに接続されるとともに、この接続部 の上方に、上記原液を第1分離手段3の内周面に沿って略平行に流動させるよう に案内する案内板12が設けられ、この案内板12によって上記原液が案内され ることにより第1分離手段3の内周面に沿って旋回流動するようになっている。
【0018】 上記気泡生成剤注入手段2は、原液供給手段1の液体ポンプ9の下流側に設置 され、この液体ポンプ9によって圧送される原液中に空気を注入して分散混入さ せることにより、この空気を原液中に溶解させるとともに、上記濾過手段5およ び第2分離手段6の設置部等において気化させることにより、気泡を発生させる ように構成されている。
【0019】 上記第1分離手段3は、上下一対の円筒体13,14をその長さ方向に連結す ることによって形成された外筒15と、この外筒15の両端開口部をそれぞれ閉 止する一対の蓋体16,11とを有し、上記外筒15内で上記原液を旋回流動さ せることにより生じる遠心力に応じ、比重の大きい混濁物の含有率が高い第1濃 厚液と、上記混濁物の含有率が低い第1清澄液とに上記原液を分離するように構 成されている。
【0020】 上記第1分離手段3の上方に設けられた蓋体16の上面外方側部には、上記第 1排出通路4を構成するパイプ材の基端部が接続されている。また、第1分離手 段3の下方に設けられた蓋体11の下面外方側部には、上記原液供給通路10の 先端部が接続され、かつ上記蓋体11の中央部には、上記濃厚液排出通路7を構 成するパイプ材が挿通した状態で取り付けられている。
【0021】 上記濾過手段5は、第1分離手段3内に配設されて上記外筒15内の全長に亘 って伸びる筒状体からなる第1内筒17と、この第1内筒17の内方側に配設さ れて上記外筒15の上半部に沿って伸びる筒状体からなる第2内筒18とを有し ている。上記第1内筒17の中央部には、上方に至るにしたがって直径が小さく なるように構成された先窄まりの円錐状部19が設けられるとともに、上記第2 内筒18には、上記第1内筒17の円錐状部19に対応した上窄まりの円錐状部 20が設けられている。
【0022】 また、上記第1内筒17および第2内筒18の壁面には、図3の展開図に示す ように、所定の孔径を有する透孔21が所定間隔で千鳥状に設けられている。そ して、図4に示すように、上記気泡生成剤注入手段2から注入された空気によっ て生成された気泡aが上記透孔21を覆うように付着し、この気泡aによって上 記第1清澄液中に含まれた水に近い比重を有する混濁物が、上記第1第2内筒1 7,18の間において捕集されるようになっている。
【0023】 上記透孔21を覆うように付着した気泡aによって捕集された水に近い比重を 有する混濁物は、気泡aとともに上昇して上記混濁物の含有率が高い濃厚液とな り、図1に示すように上記上方の蓋体16の上面中央部に接続された濃厚液排出 通路7によって外部に排出されるように構成されている。
【0024】 また、上記第2内筒18の上端部には、第2分離手段6によって分離された第 2濃厚液を外部に排出するパイプ材からなる第2排出通路22の基端部が接続さ れている。この第2排出通路22の先端部には、上記下方の蓋体11を貫通して 上記濾過手段5の第1内筒17と第2内筒18との間に導入される循環路25が 設けられ、この循環路25によって上記第2濃厚液を第1分離手段3と第2分離 手段6との間、つまり上記第1内筒17と第2内筒18との間に循環させるよう に構成されている。
【0025】 また、上記循環路25は、その先端部が、図4および図5に示すように、第2 分離手段6の外周面に沿って伸びるように設置されることにより、上記循環路2 5を介して供給された第2濃厚液を、第2分離手段6の外周面に沿って旋回流動 させるように構成されている。この第2濃厚液の旋回方向βは、上記原液供給手 段1から供給される原液の旋回方向αと逆向きとなるように設定されている。
【0026】 上記第2分離手段6は、上記濾過手段5を構成する第2内筒18の内方側に配 設されるとともに、上記清澄液導出通路8に上端部に連設された筒状体からなり 、その上端部には、先窄まり円錐状部23と、その中央部から下方に伸びる円筒 状部24とが設けられている。そして、上記濾過手段5の透孔21を通って内方 側に供給された第1清澄液が、上記循環路25を介して供給された第2濃厚液に より駆動されて旋回流動することにより、上記気泡生成剤注入手段2から注入さ れた空気により生成された気泡が中心部が移動して第1清澄液との気液混相渦流 が形成され、この気液混相渦流により上記第1清澄液が第2濃厚液と第2清澄液 とに分離されるとともに、上記第1清澄液の旋回流動に応じて中心部に生じる上 昇渦流により、上記第2濃厚液が上昇して外部に排出されるようになっている。
【0027】 すなわち、上記第1分離手段3内において旋回流動する上記原液により、上記 第1清澄液および第2濃厚液が駆動されて旋回流動することにより生じる静圧差 に応じ、比重の小さい混濁物を含む第1清澄液と、原液中に溶解した空気が気化 することによって生成された気泡とが中心部側に移動するとともに、上記第2分 離手段6の中央部側に生成された上記気泡と第1清澄液との気液混相渦流により 、上記円筒状部24の開口部を覆うように気泡bの集合体が形成されるため、こ の気泡bによって上記比重の小さい混濁物が捕集される。
【0028】 そして、上記気泡bによって捕集された混濁物を有する第2濃厚液が上記上昇 渦流に伴って矢印Aに示すように上昇し、上記第2内筒18の上端部に接続され た上記第2排出通路22を介して外部に排出された後、上記循環路25により上 記第1分離手段3と第2分離手段6との間に供給されるようになっている。また 、上記比重の小さい混濁物が分離されることにより生成された第2清澄液は、上 記筒状部24の開口を通って矢印Bに示すように下方に流下し、清澄液導出通路 8を介して外部に導出される。
【0029】 上記のように長さ方向に沿って周面が直線状に伸びる円筒体13,14からな る外筒15およびこの外筒15の両端開口部を閉止する一対の蓋体11,16を 有する第1分離手段3と、上記外筒15の内周面に沿って上記原液を供給するこ とにより、この原液を外筒15内で旋回流動させる原液供給手段1と、この原液 供給手段1から供給される原液中に気泡生成剤を注入する気泡生成剤注入手段2 と、上記原液供給手段1から供給された原液を旋回流動させることにより生じる 遠心力に応じて上記原液を第1濃厚液と第1清澄液とに分離することにより生成 された第1濃厚液を外部に排出する第1排出通路4と、上記外筒15の内方側に 配設された透孔21を有する一対の筒状体からなる第1,第2内筒17,18と 、この第1,第2内筒17,18の透孔21を覆うように付着した気泡aによっ て上記両内筒17,18間に捕集された混濁物を含有する濃厚液を外部に排出す る濃厚液排出通路7と、上記内筒17,18の透孔21を通過した第1清澄水を 旋回流動させることにより、その径方向に生じる静圧差に応じて上記気泡を中心 部側に移動させて気液混相渦流を生成し、この気液混相渦流により上記第1清澄 液を第2濃厚液と第2清澄液とに分離する第2分離手段6からなる混濁物分離部 と、上記第1清澄水を分離することにより生成された濃厚液を外部に排出する第 2排出通路22と、上記第2清澄液を外部に導出する清澄液導出通路7とを設け たため、上記原液中に含まれた各種の混濁物を効果的に除去することができる。
【0030】 すなわち、上記気泡生成剤注入手段2から原液中に空気を混入しつつ、上記原 液供給手段1から、第1分離手段3を構成する円筒体13,14からなる外筒1 5内に、混濁物を含む原液を所定の圧力で供給し、この原液を上記外筒15内に おいてスムーズに旋回流動させるように構成したため、上記原液の旋回流動に応 じて生じる遠心力に応じ、上記原液に含まれた水に比べて比重の大きい砂、金属 酸化物等からなる混濁物を外方に移動させることにより、この比重の大きい混濁 物を含有率の高い第1濃厚液と、この混濁物の含有率が低い第1清澄液とに分離 することができる。したがって、上記第1濃厚液を上記第1排出通路4から外部 に排出することにより、上記比重の大きい混濁物を原液から迅速かつ効果的に除 去することができる。
【0031】 また、上記比重の大きい混濁物が分離されることによって生成された第1清澄 液は、上記第1濃厚液に比べて遠心力の影響が小さいので、この第1濃厚液の外 方側への移動に対応して内方側に移動する。上記第1分離手段3の内方側には、 透孔21が形成された第1,第2内筒17,18からなる上記濾過手段5が設け られ、上記気泡生成剤注入手段2によって原液中に注入されることによって生成 された気泡aが上記透孔21を覆うように付着しているため、この透孔21の設 置部を上記第1清澄液が通過する際に、この第1清澄液中に含まれた水に近い比 重を有するコロイド状またはゲル状の混濁物を上記気泡aによって捕集すること ができる。したがって、上記気泡aによって捕集された混濁物の含有率が高い濃 厚液を上記濃厚液排出通路7から外部に排出することにより、水に近い比重を有 する混濁物を上記第1清澄液から効果的に除去することできる。
【0032】 さらに、上記水に近い比重を有する混濁物が分離されることによって生成され た清澄液は、上記濃厚液に比べて遠心力の影響が小さいので、気泡および比重の 小さい混濁物とともに、上記第1,第2内筒17,18からなる濾過手段5の設 置部を通過して中央部側に移動する。この濾過手段5の内方側には、先窄まり円 錐状部23と、その中央部から下方に伸びる円筒状部24とを有する第2分離手 段6が設けられ、上記円筒状部24の開口部を覆うように気泡bの集合体が形成 されているので、この気泡bによって油分等からなる比重の小さい混濁物を捕集 し、この気泡bによって捕集された混濁物の含有率が高い第2濃厚液と、各種の 混濁物が除去された第2清澄液とに分離することができる。そして、上記第2濃 厚液を第2排出通路7から外部に排出するとともに、上記第2清澄液を清澄液導 出通路8から外部に導出することにより、純度の高い清澄液を回収することがで きる。
【0033】 また、上記第1分離手段3を構成する外筒15と、第2分離手段6を構成する 円錐状部23等との間に、上記濾過手段5を構成する一対の第1,第2内筒17 ,18を相対向して配置したため、水に近い比重を有する混濁物を含有する第1 清澄液を、上記第1,第2内筒17,18の間に滞留させた状態で、各内筒17 ,18に設けられた透孔21を覆うように付着した気泡aにより、上記第1清澄 液の混濁物を効果的に捕集することができ、この混濁物の除去率を向上させるこ とができる。
【0034】 また、上記第1分離手段3の外周部に、その長さ方向に沿って周面が直線状に 伸びる円筒体13,14によって構成された外筒15を設けたため、簡易な構造 を有する上記外筒15により、混濁物分離装置の外側ケースを容易に構成するこ とができる。さらに、上記第1分離手段3の外周部に設けられた外筒15の両端 開口部をそれぞれ閉止する一対の蓋体16,11を設けたため、簡易な構造を有 する上記外筒15および両蓋体16,11により、混濁物分離装置の外側ケース を容易に構成することができる。
【0035】 さらに、上記実施形態では、清澄液排出通路8および上記原液供給手段1を上 記両蓋体11,16の一方に接続するとともに、上記第1,第2排出通路4,2 2および濃厚液排出通路7を両蓋体11,16の他方に接続したため、上記外筒 15の全長を有効に利用して、その一方の端部近傍から供給された原液中に含ま れた各種の混濁物を効果的に除去することができる。
【0036】 また、上記実施形態では、濾過手段5を構成する第1,第2内筒17,18の 少なくとも一部に、先窄まりの円錐状部19,20を設けたため、上記原液供給 手段1から第1分離手段3内に供給された原液を、上記第1,第2内筒17,1 8の円錐状部19,20に沿って旋回流動させることにより生じる遠心力に応じ 、上記混濁物を分離する渦流を効果的に形成し、上記原液中に含まれた比重の大 きい混濁物を効率よく分離することができる。
【0037】 なお、図6(a)に示すように、上方の蓋体16の上面中央部に設けられた単 一の排出通路22等により、上記濃厚液および第2濃厚液との両方を外部に排出 するように構成し、上記排出通路22に、第1,第2内筒17,18等からなる 濾過手段5によって濾過された混濁物を含有する濃厚液を外部に排出する濃厚液 排出通路としての機能と、上記第2濃厚液を外部に排出する濃厚液排出通路とし ての機能とを兼ね備えさせるように構成してもよい。
【0038】 しかし、図1に示す基本実施形態のように、上記第2分離手段6によって分離 された第2混濁物の含有率が高い濃厚液を排出する第2排出通路22を設け、上 記濾過手段5によって捕集された混濁物の含有率が高い濃厚液を排出する濃厚液 排出通路7とは別の管路を介して上記濃厚液を排出するように構成した場合には 、比重の異なる混濁物を別々に回収することができるととに、上記第2排出通路 22を介して第2濃厚液を外部に排出することにより、この第2濃厚液中に含ま れた比重の小さな混濁物が、上記清澄液導出通路8から外部に導出される清澄液 中に混入するのを効果的に防止することができる。
【0039】 特に、上記実施形態では、第2排出通路22を介して排出された上記第2濃厚 液を、循環路25によって第1分離手段3と第2分離手段6との間に配設された 上記濾過手段5の第1内筒17と第2内筒18との間に循環させるように構成し たため、上記第2分離手段6により分離された第2濃厚液中における混濁物の濃 度を効果的に高めた状態で、上記濃厚液排出通路7から外部に排出することがで き、上記混濁物の除去効率を効果的に向上させることができる。なお、上記濾過 手段5の第1内筒17と第2内筒18との間に第2濃厚液を圧送する液体ポンプ を上記循環路25に設け、上記第2濃厚液を所定の圧力で上記第1,第2内筒1 7,18の間に強制的に循環させるように構成してもよい。
【0040】 また、上記実施形態では、循環路25を通って循環される第2濃厚液の供給方 向を、平面視において第2分離手段6の外周面に沿った方向に設定したため、上 記循環路25を介して上記濾過手段5の第1内筒17と第2内筒18との間に供 給された上記第2濃厚液を、第2分離手段6の外周面に流動させることにより、 第2濃厚液に含まれた混濁物を、第1分離手段3と第2分離手段6との間に配設 された濾過手段5に付着した気泡aによって効果的に捕集して除去し、上記濾過 手段5による濾過効果を向上させることができる。
【0041】 また、上記原液供給手段1を構成する原液供給通路10の先端部を、下方の蓋 体11に接続してなる上記実施形態に代え、図6(b),(c)に示すように、 上記第1分離手段3を構成する外筒の周面下方部に原液供給手段1を接続すると ともに、この原液供給手段1を構成する原液供給管10の先端部を第1分離手段 3の内周面に沿った方向つまり、上記外筒の接線方向に設置した構造としてもよ い。このように構成した場合には、上記原液供給手段10から供給された原液を 、第1分離手段3の内周面に沿って流動させることにより、上記原液中に含まれ た水に比べて比重の大きい混濁物を分離するための遠心力等を効果的に生成する ことができる。
【0042】 なお、上記第1分離手段3の外筒15は、均一な径を有する円筒体に限られず 、図7(a)に示すように、上広がりに形成された筒状体によって上記外筒15 を構成してもよい。また、図7(b)に示すように、上記循環路25の先端部を 下方側の蓋体11に接続し、上記濾過手段5と、第2分離手段6との間の下方か ら上記第2濃厚液を供給するように構成してもよい。この場合には、上記第2濃 厚液を第2分離手段6の外周面に流動させる方向に案内する案内板26を設ける ことにより、上記第2濃厚液を旋回流動させるように構成する。
【0043】 上記実施形態では、原液供給手段1によって供給される第1分離手段3内に供 給される原液の旋回方向αと、上記循環路25を介して供給される第2濃厚液の 旋回方向βとを逆向きに設定したため、濾過手段5のと外方と内方で方向に異な る2つの旋回流を生成することにより、上記濾過手段5による混濁物の濾過作用 を効果的に向上させることができる。
【0044】 また、上記実施形態に示すように、気泡生成剤注入手段2によって原液中に空 気を注入するように構成した場合には、特別な薬剤等を使用することなく、上記 混濁物を分離するための気泡を容易かつ安価に生成し、この気泡によって上記混 濁物を効果的に捕集して分離することができる。
【0045】 なお、上記空気に代え、炭酸水素ナトリウム、ドライアイス、過酸化水素等の 発泡剤を上記気泡生成剤注入手段2によって原液中に注入するように構成しても よい。このように構成した場合には、上記発泡剤が分解または溶解する等により 、上記混濁物の分離を促進する気泡が効果的に生成されることになる。
【0046】 特に、上記気泡生成剤注入手段2によって炭酸水素ナトリウムからなる発泡剤 を原液中に注入するように構成した場合には、上記炭酸水素ナトリウムが分解す ることにより生成された二酸化炭素からなる気泡によって上記混濁物の分離が効 果的に促進されることになる。
【0047】 なお、上記発泡剤とともに、ケラチン等のタンパク質、サポニン、アルグミン 、ぽビニルアルコールまたは石ケン類等の界面活性剤等からなる気泡安定剤を原 液中に供給するようにしてもよく、このように構成した場合には、上記気泡の安 定化させてその表面積を充分に確保することができるとともに、上記気泡による 混濁物の捕集効果を高めることができるため、この混濁物の分離効率を効果的に 向上させることができる。
【0048】 また、上記実施形態では、第2清澄液を導出する清澄液導出通路8の基端部、 つまり上端部を、上記第1,第2内筒17,18からなる濾過手段5の内方側に 配設したため、簡単かつコンパクトな構成において、上記濾過手段5による混濁 物の濾過作用を損なうことなく、上記清澄液導出管8を介して上記第2清澄液を 外部に導出することができる。
【0049】 なお、図8(a)に示すように、均一な径を有する筒状体によって上記濾過手 段5を形成した構造とすることもできるが、図8(b)および図8(c)に示す ように、上窄まりの円錐筒状によって上記濾過手段5を形成するとともに、その 大径部に上記清澄液導出通路8の基端部を配設した構造とした場合には、さらに 簡単かつコンパクトな構成において、上記濾過手段5と、清澄液導出通路8とを 適正に配設できるという利点がある。
【0050】 また、図8(d)に示すように、上記外筒15の側面の上下両端部に上記第1 排出通路4および原液供給手段1を接続した構造とすることもできるが、上記基 本実施形態に示すように、外筒15の一端部を覆う蓋体11に、原液供給手段1 と、清澄液導出通路8とを接続するとともに、上記外筒15の他端部を覆う蓋体 16に、上記第1排出通路4と、濃厚液排出通路7とを接続した構造とすれば、 これらの接続作業を、上記蓋体11,16からなる平坦面に対して容易に行うこ とができる。
【0051】 さらに、上記第1分離手段3の外周部に設けられた外筒15を単一の円筒体に よって形成した構造としてもよいが、図1に示す基本実施形態のように、上記第 1分離手段3の外周部に設けられた外筒15を、その長さ方向に連結された上記 複数の円筒体13,14によって構成した場合には、簡易な構造を有する上記複 数の円筒体13,14によって大型の混濁物分離装置の外側ケースを容易に構成 できるという利点がある。
【0052】 また、上記基本実施形態に示すように、原液供給手段1の原液供給通路10に 、原液を圧送する液体ポンプ9を設けた場合には、この液体ポンプ9により圧送 された原液を旋回流動させることにより、その径方向に生じる静圧差に応じて上 記気泡を中心部側に移動させて気液混相渦流を効果的に生成することができる。 さらに、上記液体ポンプ9の下流側部に気泡生成剤注入手段2を接続した場合に は、この気泡生成剤注入手段2から注入された気泡生成剤が上記液体ポンプ9内 において撹拌されることに起因するキャビティション現象の発生を効果的に防止 することができる。
【0053】 なお、上記液体ポンプ9の上流側部に、上記気泡生成剤注入手段2を接続する ように構成してもよく、このように上記気泡生成剤注入手段2から注入された気 泡生成剤を上記液体ポンプ9内において撹拌することにより、上記発泡剤を原液 中に効果的に分散された状態で混入させることができる。
【0054】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、長さ方向に沿って周面が直線状に伸びる円筒 体からなる外筒と、この外筒の両端開口部を閉止する一対の蓋体と、上記外筒の 内周面に沿って混濁物を含む原液原液を供給することにより、この原液を外筒内 で旋回流動させる原液供給手段と、この原液供給手段から供給される原液中に気 泡生成剤を注入する気泡生成剤注入手段と、上記原液供給手段から供給された原 液を旋回流動させることにより生じる遠心力に応じて上記原液を第1濃厚液と第 1清澄液とに分離することにより生成された第1濃厚液を外部に排出する第1排 出通路と、上記第1清澄水の通過を許容する透孔を有するとともに、相対向して 配設された一対の筒状体からなる内筒と、この内筒の透孔を覆うように付着した 気泡によって上記両内筒間に捕集された混濁物を含有する濃厚液を外部に排出す る濃厚液排出通路と、上記内筒の透孔を通過した第1清澄水を旋回流動させるこ とにより、その径方向に生じる静圧差に応じて上記気泡を中心部側に移動させて 気液混相渦流を生成し、この気液混相渦流により上記第1清澄液を第2濃厚液と 第2清澄液とに分離する混濁物分離部と、上記第1清澄水を分離することにより 生成された第2濃厚液を外部に排出する第2排出通路と、上記第2清澄液を外部 に導出する清澄液導出通路とを設け、この清澄液排出通路および上記原液供給手 段を両蓋体の一方またはその近傍に接続するとともに、上記第1,第2排出通路 および濃厚液排出通路を両蓋体の他方またはその近傍に接続したため、砂、金属 酸化物等の比重の大きい混濁物と、水に近い比重を有するコロイド状またはゲル 状の混濁物と、油分等の比重の小さい混濁物とをそれぞれ効率よく分離できると いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る混濁物分離装置の基本実施形態を
示す説明図である。
【図2】原液供給手段の構成を示す断面図である。
【図3】濾過手段の構成を示す展開図である。
【図4】上記混濁物分離装置の平面断面図である。
【図5】上記混濁物分離装置の正面断面図である。
【図6】本考案の別の実施形態を示す説明図である。
【図7】本考案のさらに別の実施形態を示す説明図であ
る。
【図8】本考案のさらに別の実施形態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 原液供給手段 2 気泡生成剤注入手段 4 第1排出通路 6 第2分離手段(混濁物分離部) 7 濃厚液排出通路 8 清澄液排出通路 9 液体ポンプ 10 原液供給通路 11,16 蓋体 13,14 円筒体 15 外筒 17,18 内筒 19,20 円錐状部 21 透孔 22 第2排出通路 25 循環路

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混濁物を含む原液を、混濁物の含有率が
    高い濃厚液と、混濁物の含有率が低い清澄液とに分離す
    る混濁物分離装置において、長さ方向に沿って周面が直
    線状に伸びる円筒体からなる外筒と、この外筒の両端開
    口部を閉止する一対の蓋体と、上記外筒の内周面に沿っ
    て上記原液を供給することにより、この原液を外筒内で
    旋回流動させる原液供給手段と、この原液供給手段から
    供給される原液中に気泡生成剤を注入する気泡生成剤注
    入手段と、上記原液供給手段から供給された原液を旋回
    流動させることにより生じる遠心力に応じて上記原液を
    第1濃厚液と第1清澄液とに分離することにより生成さ
    れた第1濃厚液を外部に排出する第1排出通路と、上記
    第1清澄水の通過を許容する透孔を有するとともに、相
    対向して配設された一対の筒状体からなる内筒と、この
    内筒の透孔を覆うように付着した気泡によって上記両内
    筒間に捕集された混濁物を含有する濃厚液を外部に排出
    する濃厚液排出通路と、上記内筒の透孔を通過した第1
    清澄水を旋回流動させることにより、その径方向に生じ
    る静圧差に応じて上記気泡を中心部側に移動させて気液
    混相渦流を生成し、この気液混相渦流により上記第1清
    澄液を第2濃厚液と第2清澄液とに分離する混濁物分離
    部と、上記第1清澄水を分離することにより生成された
    第2濃厚液を外部に排出する第2排出通路と、上記第2
    清澄液を外部に導出する清澄液導出通路とを備え、この
    清澄液排出通路および上記原液供給手段を両蓋体の一方
    またはその近傍に接続するとともに、上記第1,第2排
    出通路および濃厚液排出通路を両蓋体の他方またはその
    近傍に接続したことを特徴とする混濁物分離装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の混濁物分離装置におい
    て、上記内筒を構成する筒状体の少なくとも一部に、先
    窄まりの円錐状部を設けたことを特徴とする混濁物分離
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の混濁物分離装置におい
    て、上記内筒の大径部に上記清澄液導出通路の基端部を
    配設したことを特徴とする混濁物分離装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の混濁物分離装置におい
    て、外筒の直径をその長さ方向の全長に亘って均一径に
    形成したことを特徴とする混濁物分離装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    混濁物分離装置において、上記第2排出通路に導出され
    た第2濃厚液を上記一対の内筒間に循環させて旋回流動
    させる循環路を設けたことを特徴とする混濁物分離装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011512127A (ja) * 2008-02-08 2011-04-21 ベーリンガー インゲルハイム エルツェーファウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 生物分子の生成方法及び装置

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JP2011512127A (ja) * 2008-02-08 2011-04-21 ベーリンガー インゲルハイム エルツェーファウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 生物分子の生成方法及び装置

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