JP3057141B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- JP3057141B2 JP3057141B2 JP6280982A JP28098294A JP3057141B2 JP 3057141 B2 JP3057141 B2 JP 3057141B2 JP 6280982 A JP6280982 A JP 6280982A JP 28098294 A JP28098294 A JP 28098294A JP 3057141 B2 JP3057141 B2 JP 3057141B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置の結
線方式とその具体的な配置構成に関する。
線方式とその具体的な配置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、用地の取得難や安全性の向上、環
境調和などの理由により、ほとんどの開閉装置にガス絶
縁開閉装置が適用されるようになっている。また、近
年、電気は、生活上、産業上で不可欠なものとなってお
り、停電の発生および停電時間を極力最小限に止めるこ
とが要求されている。
境調和などの理由により、ほとんどの開閉装置にガス絶
縁開閉装置が適用されるようになっている。また、近
年、電気は、生活上、産業上で不可欠なものとなってお
り、停電の発生および停電時間を極力最小限に止めるこ
とが要求されている。
【0003】ところで、このようなガス絶縁開閉装置の
結線方式として、代表的なものに、二重母線4ブスタイ
方式がある。この二重母線4ブスタイ方式は、二重母線
を2つの母線区分用の遮断器によって区分して4つの主
母線を構成し、この母線区分用の遮断器による区分関係
にない各2つの主母線間を2つの母線連絡用の遮断器
(または遮断器を含む2つの母線連絡回線)でそれぞれ
接続する方式である。このような構成を有する二重母線
4ブスタイ方式のガス絶縁開閉装置は、いずれかの主母
線に事故が発生した場合に、主母線区分用の遮断器また
は母線連絡用の遮断器の開閉動作によって主母線の切換
を行い、健全な主母線に運転を続行させることができる
という利点を有する。
結線方式として、代表的なものに、二重母線4ブスタイ
方式がある。この二重母線4ブスタイ方式は、二重母線
を2つの母線区分用の遮断器によって区分して4つの主
母線を構成し、この母線区分用の遮断器による区分関係
にない各2つの主母線間を2つの母線連絡用の遮断器
(または遮断器を含む2つの母線連絡回線)でそれぞれ
接続する方式である。このような構成を有する二重母線
4ブスタイ方式のガス絶縁開閉装置は、いずれかの主母
線に事故が発生した場合に、主母線区分用の遮断器また
は母線連絡用の遮断器の開閉動作によって主母線の切換
を行い、健全な主母線に運転を続行させることができる
という利点を有する。
【0004】しかしながら、この二重母線4ブスタイ方
式のガス絶縁開閉装置においては、主母線の事故時や母
線連絡用の遮断器の事故時に、主母線区分用の遮断器の
片側ユニットが全て停止し、その結果、この主母線に接
続されている全ての回線が停止してしまい、停止範囲が
大きくなるという欠点がある。そして、このような欠点
を解消するために従来より多種多様な改良が加えられて
いる。
式のガス絶縁開閉装置においては、主母線の事故時や母
線連絡用の遮断器の事故時に、主母線区分用の遮断器の
片側ユニットが全て停止し、その結果、この主母線に接
続されている全ての回線が停止してしまい、停止範囲が
大きくなるという欠点がある。そして、このような欠点
を解消するために従来より多種多様な改良が加えられて
いる。
【0005】例えば、図18は、そのような改良型の二
重母線4ブスタイ方式のガス絶縁開閉装置の一例を示す
単線結線図である。この図18において、181a〜1
81dは主母線であり、182a,182bは母線区分
用の遮断器を含む母線区分回線である。すなわち、二重
母線の主母線は、その中央部に配置された2つの母線区
分回線182a,182bによってそれぞれ2分割さ
れ、4つの主母線181a,181b,181c,18
1dが構成されている。より詳細には、第1と第3の主
母線181a,181cは、母線区分回線182aによ
って分割されており、第2と第4の主母線181b,1
81dは、母線区分回線182bによって分割されてい
る。
重母線4ブスタイ方式のガス絶縁開閉装置の一例を示す
単線結線図である。この図18において、181a〜1
81dは主母線であり、182a,182bは母線区分
用の遮断器を含む母線区分回線である。すなわち、二重
母線の主母線は、その中央部に配置された2つの母線区
分回線182a,182bによってそれぞれ2分割さ
れ、4つの主母線181a,181b,181c,18
1dが構成されている。より詳細には、第1と第3の主
母線181a,181cは、母線区分回線182aによ
って分割されており、第2と第4の主母線181b,1
81dは、母線区分回線182bによって分割されてい
る。
【0006】また、これらの第1〜第4の主母線181
a〜181dの片側には、6つの架線引留点183a〜
183fが主母線181a〜181dと平行にこの順序
に配置されている。そして、第1と第2の主母線181
a,181bには、遮断器を含む3つの線路回線184
a,184c,184eが接続されており、各線路回線
184a,184c,184eには、3つの架線引留点
183a,183c,183eがそれぞれ接続されてい
る。さらに、第1と第2の主母線181a,181b
は、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回線185aに
よって互いに接続されている。そしてまた、この第1と
第2の主母線181a,181bには、遮断器と変圧器
を含む2つの変圧器回線186a,186bが接続され
ている。
a〜181dの片側には、6つの架線引留点183a〜
183fが主母線181a〜181dと平行にこの順序
に配置されている。そして、第1と第2の主母線181
a,181bには、遮断器を含む3つの線路回線184
a,184c,184eが接続されており、各線路回線
184a,184c,184eには、3つの架線引留点
183a,183c,183eがそれぞれ接続されてい
る。さらに、第1と第2の主母線181a,181b
は、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回線185aに
よって互いに接続されている。そしてまた、この第1と
第2の主母線181a,181bには、遮断器と変圧器
を含む2つの変圧器回線186a,186bが接続され
ている。
【0007】一方、第3と第4の主母線181c,18
1dには、遮断器を含む3つの線路回線184b,18
4d,184fが接続されており、各線路回線184
b,184d,184fには、3つの架線引留点183
b,183d,183fがそれぞれ接続されている。さ
らに、第3と第4の主母線181c,181dは、母線
連絡用の遮断器を含む母線連絡回線185bによって互
いに接続されている。そしてまた、この第3と第4の主
母線181c,181dには、遮断器と変圧器を含む2
つの変圧器回線186c,186dが接続されている。
1dには、遮断器を含む3つの線路回線184b,18
4d,184fが接続されており、各線路回線184
b,184d,184fには、3つの架線引留点183
b,183d,183fがそれぞれ接続されている。さ
らに、第3と第4の主母線181c,181dは、母線
連絡用の遮断器を含む母線連絡回線185bによって互
いに接続されている。そしてまた、この第3と第4の主
母線181c,181dには、遮断器と変圧器を含む2
つの変圧器回線186c,186dが接続されている。
【0008】以上のように、この図18の例において
は、隣接する各2つの架空送電線は、隣接する各2つの
架線引留点から引き込まれた後、母線区分回線182
a,182bの両側の線路母線にそれぞれ分かれる形で
接続される。これにより、例えば、母線区分回線182
a,182bの片側ユニットの主母線181a,181
bが事故などで停止しても、停止する線路回線は、18
4a,184c,184eであり、それに接続されてい
る架線引留点は、183a,183c,183eである
ため、隣接する架空送電線は同時停止しないことにな
る。通常、送電線は一対で構成されているため、主母線
の事故時においても、一対の送電線の片方は必ず運転状
態で維持され、変電所の機能が損なわれることはない。
は、隣接する各2つの架空送電線は、隣接する各2つの
架線引留点から引き込まれた後、母線区分回線182
a,182bの両側の線路母線にそれぞれ分かれる形で
接続される。これにより、例えば、母線区分回線182
a,182bの片側ユニットの主母線181a,181
bが事故などで停止しても、停止する線路回線は、18
4a,184c,184eであり、それに接続されてい
る架線引留点は、183a,183c,183eである
ため、隣接する架空送電線は同時停止しないことにな
る。通常、送電線は一対で構成されているため、主母線
の事故時においても、一対の送電線の片方は必ず運転状
態で維持され、変電所の機能が損なわれることはない。
【0009】続いて、以上のような図18の方式を採用
したガス絶縁開閉装置の具体的な配置例を図19に示
す。この図19において、191a〜191dは主母線
であり、192a,192bは母線区分用の遮断器を含
む母線区分回線である。すなわち、二重母線の主母線
は、その中央部に配置された2つの母線区分回線192
a,192bによってそれぞれ2分割され、4つの主母
線191a,191b,191c,191dが構成され
ている。より詳細には、第1と第3の主母線191a,
191cは、母線区分回線192aによって分割されて
おり、第2と第4の主母線191b,191dは、母線
区分回線192bによって分割されている。
したガス絶縁開閉装置の具体的な配置例を図19に示
す。この図19において、191a〜191dは主母線
であり、192a,192bは母線区分用の遮断器を含
む母線区分回線である。すなわち、二重母線の主母線
は、その中央部に配置された2つの母線区分回線192
a,192bによってそれぞれ2分割され、4つの主母
線191a,191b,191c,191dが構成され
ている。より詳細には、第1と第3の主母線191a,
191cは、母線区分回線192aによって分割されて
おり、第2と第4の主母線191b,191dは、母線
区分回線192bによって分割されている。
【0010】また、これらの第1〜第4の主母線191
a〜191dの片側には、6つの架線引留点193a〜
193fが主母線191a〜191dと平行にこの順序
に配置されている。そして、第1と第2の主母線191
a,191bには、遮断器を含む3つの線路回線194
a,194c,194eが接続されており、各線路回線
194a,194c,194eには、3つの架線引留点
193a,193c,193eがそれぞれ接続されてい
る。さらに、第1と第2の主母線191a,191b
は、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回線195aに
よって互いに接続されている。そしてまた、この第1と
第2の主母線191a,191bには、遮断器と変圧器
を含む2つの変圧器回線196a,196bが接続され
ている。
a〜191dの片側には、6つの架線引留点193a〜
193fが主母線191a〜191dと平行にこの順序
に配置されている。そして、第1と第2の主母線191
a,191bには、遮断器を含む3つの線路回線194
a,194c,194eが接続されており、各線路回線
194a,194c,194eには、3つの架線引留点
193a,193c,193eがそれぞれ接続されてい
る。さらに、第1と第2の主母線191a,191b
は、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回線195aに
よって互いに接続されている。そしてまた、この第1と
第2の主母線191a,191bには、遮断器と変圧器
を含む2つの変圧器回線196a,196bが接続され
ている。
【0011】一方、第3と第4の主母線191c,19
1dには、遮断器を含む3つの線路回線194b,19
4d,194fが接続されており、各線路回線194
b,194d,194fには、3つの架線引留点193
b,193d,193fがそれぞれ接続されている。さ
らに、第3と第4の主母線191c,191dは、母線
連絡用の遮断器を含む母線連絡回線195bによって互
いに接続されている。そしてまた、この第3と第4の主
母線191c,191dには、遮断器と変圧器を含む2
つの変圧器回線196c,196dが接続されている。
なお、図中197a〜197fは、各線路回線194a
〜194fと各架線引留点193a〜193fとをそれ
ぞれ接続する個別の接続母線である。
1dには、遮断器を含む3つの線路回線194b,19
4d,194fが接続されており、各線路回線194
b,194d,194fには、3つの架線引留点193
b,193d,193fがそれぞれ接続されている。さ
らに、第3と第4の主母線191c,191dは、母線
連絡用の遮断器を含む母線連絡回線195bによって互
いに接続されている。そしてまた、この第3と第4の主
母線191c,191dには、遮断器と変圧器を含む2
つの変圧器回線196c,196dが接続されている。
なお、図中197a〜197fは、各線路回線194a
〜194fと各架線引留点193a〜193fとをそれ
ぞれ接続する個別の接続母線である。
【0012】以上のように構成された図19のガス絶縁
開閉装置においては、図18の単線結線図で説明したよ
うに、母線区分回線192a,192bで区分された片
側の主母線部が事故などで停止しても、隣接する2つの
送電線が停止することはないため、変電所の機能が損な
われることはない。
開閉装置においては、図18の単線結線図で説明したよ
うに、母線区分回線192a,192bで区分された片
側の主母線部が事故などで停止しても、隣接する2つの
送電線が停止することはないため、変電所の機能が損な
われることはない。
【0013】次に、図20は、改良型の二重母線4ブス
タイ方式のガス絶縁開閉装置の別の一例を示す単線結線
図である。この図20において、201a〜201dは
主母線であり、202a,202bは母線区分用の遮断
器を含む母線区分回線である。すなわち、二重母線の主
母線は、その中央部に配置された2つの母線区分回線2
02a,202bによってそれぞれ2分割され、4つの
主母線201a,201b,201c,201dが構成
されている。より詳細には、第1と第3の主母線201
a,201cは、母線区分回線202aによって分割さ
れており、第2と第4の主母線201b,201dは、
母線区分回線202bによって分割されている。
タイ方式のガス絶縁開閉装置の別の一例を示す単線結線
図である。この図20において、201a〜201dは
主母線であり、202a,202bは母線区分用の遮断
器を含む母線区分回線である。すなわち、二重母線の主
母線は、その中央部に配置された2つの母線区分回線2
02a,202bによってそれぞれ2分割され、4つの
主母線201a,201b,201c,201dが構成
されている。より詳細には、第1と第3の主母線201
a,201cは、母線区分回線202aによって分割さ
れており、第2と第4の主母線201b,201dは、
母線区分回線202bによって分割されている。
【0014】また、これらの第1〜第4の主母線201
a〜201dの片側には、4つの架線引留点203a〜
203dが主母線201a〜201dと平行にこの順序
に配置されている。そして、第1と第2の主母線201
a,201bには、遮断器を含む2つの線路回線204
a,204bが接続されており、各線路回線204a,
204bには、2つの架線引留点203a,203bが
それぞれ接続されている。さらに、第1と第2の主母線
201a,201bは、母線連絡用の遮断器を含む母線
連絡回線205aによって互いに接続されている。そし
てまた、この第1と第2の主母線201a,201bに
は、遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線206a,
206bが接続されている。
a〜201dの片側には、4つの架線引留点203a〜
203dが主母線201a〜201dと平行にこの順序
に配置されている。そして、第1と第2の主母線201
a,201bには、遮断器を含む2つの線路回線204
a,204bが接続されており、各線路回線204a,
204bには、2つの架線引留点203a,203bが
それぞれ接続されている。さらに、第1と第2の主母線
201a,201bは、母線連絡用の遮断器を含む母線
連絡回線205aによって互いに接続されている。そし
てまた、この第1と第2の主母線201a,201bに
は、遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線206a,
206bが接続されている。
【0015】一方、第3と第4の主母線201c,20
1dには、遮断器を含む2つの線路回線204c,20
4dが接続されており、各線路回線204c,204d
には、2つの架線引留点203c,203dがそれぞれ
接続されている。さらに、第3と第4の主母線201
c,201dは、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回
線205bによって互いに接続されている。そしてま
た、この第3と第4の主母線201c,201dには、
遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線206c,20
6dが接続されている。
1dには、遮断器を含む2つの線路回線204c,20
4dが接続されており、各線路回線204c,204d
には、2つの架線引留点203c,203dがそれぞれ
接続されている。さらに、第3と第4の主母線201
c,201dは、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回
線205bによって互いに接続されている。そしてま
た、この第3と第4の主母線201c,201dには、
遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線206c,20
6dが接続されている。
【0016】なお、この図20の例において、母線連絡
回線205aは、母線連絡用の遮断器として直列に接続
された2つの遮断器207a,207bを備え、母線連
絡回線205bは、母線連絡用の遮断器として直列に接
続された2つの遮断器207c,207dを備えてい
る。
回線205aは、母線連絡用の遮断器として直列に接続
された2つの遮断器207a,207bを備え、母線連
絡回線205bは、母線連絡用の遮断器として直列に接
続された2つの遮断器207c,207dを備えてい
る。
【0017】以上のように、この図20の例において
は、母線連絡回線205a,205bが、それぞれ2つ
の遮断器を備えているため、母線連絡回線205a,2
05bのいずれか一方の遮断器の事故時には残る一方の
遮断器で対応できるという利点がある。すなわち、母線
連絡回線205aが1つの遮断器207aしか持たない
ものとすると、この遮断器207aの事故時には二重母
線全体を停止しなければならない。これに対して、この
図20の例においては、母線連絡回線205aの一方の
遮断器207aの事故時に、他方の遮断器207bで主
母線201a,201b間を切り離すことができるた
め、二重母線のうちの片母線停止で対応できることにな
る。そのため、一対の線路回線204a,204bと一
対の変圧器回線206a,206bを二重母線の各主母
線201a,201bにそれぞれ接続しておくことによ
り、例えば、母線連絡回線205aの遮断器事故時にお
いても、母線区分回線202a,202bの片側のユニ
ットの主母線201a,201bのいずれか一方を必ず
運転状態で維持することができる。したがって、母線連
絡回線205a,205bの遮断器の事故時において
も、変電所の機能が損なわれることはない。
は、母線連絡回線205a,205bが、それぞれ2つ
の遮断器を備えているため、母線連絡回線205a,2
05bのいずれか一方の遮断器の事故時には残る一方の
遮断器で対応できるという利点がある。すなわち、母線
連絡回線205aが1つの遮断器207aしか持たない
ものとすると、この遮断器207aの事故時には二重母
線全体を停止しなければならない。これに対して、この
図20の例においては、母線連絡回線205aの一方の
遮断器207aの事故時に、他方の遮断器207bで主
母線201a,201b間を切り離すことができるた
め、二重母線のうちの片母線停止で対応できることにな
る。そのため、一対の線路回線204a,204bと一
対の変圧器回線206a,206bを二重母線の各主母
線201a,201bにそれぞれ接続しておくことによ
り、例えば、母線連絡回線205aの遮断器事故時にお
いても、母線区分回線202a,202bの片側のユニ
ットの主母線201a,201bのいずれか一方を必ず
運転状態で維持することができる。したがって、母線連
絡回線205a,205bの遮断器の事故時において
も、変電所の機能が損なわれることはない。
【0018】続いて、以上のような図20の方式を採用
したガス絶縁開閉装置の具体的な配置例を図21に示
す。この図21において、211a〜211dは主母線
であり、212a,212bは母線区分用の遮断器を含
む母線区分回線である。すなわち、二重母線の主母線
は、その中央部に配置された2つの母線区分回線212
a,212bによってそれぞれ2分割され、4つの主母
線211a,211b,211c,211dが構成され
ている。より詳細には、第1と第3の主母線211a,
211cは、母線区分回線212aによって分割されて
おり、第2と第4の主母線211b,211dは、母線
区分回線212bによって分割されている。
したガス絶縁開閉装置の具体的な配置例を図21に示
す。この図21において、211a〜211dは主母線
であり、212a,212bは母線区分用の遮断器を含
む母線区分回線である。すなわち、二重母線の主母線
は、その中央部に配置された2つの母線区分回線212
a,212bによってそれぞれ2分割され、4つの主母
線211a,211b,211c,211dが構成され
ている。より詳細には、第1と第3の主母線211a,
211cは、母線区分回線212aによって分割されて
おり、第2と第4の主母線211b,211dは、母線
区分回線212bによって分割されている。
【0019】また、これらの第1〜第4の主母線211
a〜211dの片側には、4つの架線引留点213a〜
213dが主母線211a〜211dと平行にこの順序
に配置されている。そして、第1と第2の主母線211
a,211bには、遮断器を含む2つの線路回線214
a,214bが接続されており、各線路回線214a,
214bには、2つの架線引留点213a,213bが
それぞれ接続されている。さらに、第1と第2の主母線
211a,211bは、母線連絡用の遮断器を含む母線
連絡回線215aによって互いに接続されている。そし
てまた、この第1と第2の主母線211a,211bに
は、遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線216a,
216bが接続されている。
a〜211dの片側には、4つの架線引留点213a〜
213dが主母線211a〜211dと平行にこの順序
に配置されている。そして、第1と第2の主母線211
a,211bには、遮断器を含む2つの線路回線214
a,214bが接続されており、各線路回線214a,
214bには、2つの架線引留点213a,213bが
それぞれ接続されている。さらに、第1と第2の主母線
211a,211bは、母線連絡用の遮断器を含む母線
連絡回線215aによって互いに接続されている。そし
てまた、この第1と第2の主母線211a,211bに
は、遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線216a,
216bが接続されている。
【0020】一方、第3と第4の主母線211c,21
1dには、遮断器を含む2つの線路回線214c,21
4dが接続されており、各線路回線214c,214d
には、2つの架線引留点213c,213dがそれぞれ
接続されている。さらに、第3と第4の主母線211
c,211dは、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回
線215bによって互いに接続されている。そしてま
た、この第3と第4の主母線211c,211dには、
遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線216c,21
6dが接続されている。
1dには、遮断器を含む2つの線路回線214c,21
4dが接続されており、各線路回線214c,214d
には、2つの架線引留点213c,213dがそれぞれ
接続されている。さらに、第3と第4の主母線211
c,211dは、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回
線215bによって互いに接続されている。そしてま
た、この第3と第4の主母線211c,211dには、
遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線216c,21
6dが接続されている。
【0021】なお、この図21において、母線連絡回線
215aは、母線連絡用の遮断器として直列に接続され
た2つの遮断器217a,217bを備え、母線連絡回
線215bは、母線連絡用の遮断器として直列に接続さ
れた2つの遮断器217c,217dを備えている。ま
た、図中218a〜218dは、各線路回線214a〜
214dと各架線引留点213a〜213dとをそれぞ
れ接続する個別の接続母線である。
215aは、母線連絡用の遮断器として直列に接続され
た2つの遮断器217a,217bを備え、母線連絡回
線215bは、母線連絡用の遮断器として直列に接続さ
れた2つの遮断器217c,217dを備えている。ま
た、図中218a〜218dは、各線路回線214a〜
214dと各架線引留点213a〜213dとをそれぞ
れ接続する個別の接続母線である。
【0022】以上のように構成された図21のガス絶縁
開閉装置においては、図20の単線結線図で説明したよ
うに、母線連絡回線215a,215bのいずれか一方
の遮断器の事故時には残る一方の遮断器で対応でき、母
線区分回線212a,212bの片側のユニットの2つ
の主母線のいずれか一方を必ず運転状態で維持すること
ができる。したがって、母線連絡回線215a,215
bの遮断器の事故時においても、変電所の機能が損なわ
れることはない。
開閉装置においては、図20の単線結線図で説明したよ
うに、母線連絡回線215a,215bのいずれか一方
の遮断器の事故時には残る一方の遮断器で対応でき、母
線区分回線212a,212bの片側のユニットの2つ
の主母線のいずれか一方を必ず運転状態で維持すること
ができる。したがって、母線連絡回線215a,215
bの遮断器の事故時においても、変電所の機能が損なわ
れることはない。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上説明し
たような従来のガス絶縁開閉装置の結線方式には、次の
ような欠点がある。すなわち、まず、図18および図1
9に示した例においては、図19に示すように、各架線
引留点193a〜193fに対して、母線区分回線19
2a,192bを挟む一方の線路回線194a,194
c,194eと他方の線路回線194b,194d,1
94fを交互に接続している。そのため、特に、母線区
分回線192a,192bを挟んで互いに反対側となる
線路回線194bと架線引留点193bとを接続する接
続母線197bおよび線路回線194eと架線引留点1
93eとを接続する接続母線197eの長さが極めて長
くなっている。そのため、ガス絶縁開閉装置全体の設置
スペースが拡大してしまうという欠点がある。
たような従来のガス絶縁開閉装置の結線方式には、次の
ような欠点がある。すなわち、まず、図18および図1
9に示した例においては、図19に示すように、各架線
引留点193a〜193fに対して、母線区分回線19
2a,192bを挟む一方の線路回線194a,194
c,194eと他方の線路回線194b,194d,1
94fを交互に接続している。そのため、特に、母線区
分回線192a,192bを挟んで互いに反対側となる
線路回線194bと架線引留点193bとを接続する接
続母線197bおよび線路回線194eと架線引留点1
93eとを接続する接続母線197eの長さが極めて長
くなっている。そのため、ガス絶縁開閉装置全体の設置
スペースが拡大してしまうという欠点がある。
【0024】次に、図20および図21に示した例にお
いては、図21に示すように、各線路回線214a〜2
14dと各架空引留点213a〜213dとを接続する
接続母線218a〜218dの長さは図19の例に比べ
て格段に短くなっている。したがって、ガス絶縁開閉装
置全体の設置スペースを縮小できる。その反面、母線連
絡回線215a,215bに、各2つの遮断器を使用し
ているため、ガス絶縁開閉装置全体に使用する遮断器の
数が増加してしまい、構成が複雑化するという欠点があ
る。
いては、図21に示すように、各線路回線214a〜2
14dと各架空引留点213a〜213dとを接続する
接続母線218a〜218dの長さは図19の例に比べ
て格段に短くなっている。したがって、ガス絶縁開閉装
置全体の設置スペースを縮小できる。その反面、母線連
絡回線215a,215bに、各2つの遮断器を使用し
ているため、ガス絶縁開閉装置全体に使用する遮断器の
数が増加してしまい、構成が複雑化するという欠点があ
る。
【0025】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
接続母線が短く、設置スペースが小さく、しかも、遮断
器の数が少く、構成が簡略であり、さらに、事故時の停
止範囲が小さく、信頼性の高いガス絶縁開閉装置を提供
することである。
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
接続母線が短く、設置スペースが小さく、しかも、遮断
器の数が少く、構成が簡略であり、さらに、事故時の停
止範囲が小さく、信頼性の高いガス絶縁開閉装置を提供
することである。
【0026】より具体的に、請求項1記載の発明の目的
は、接続母線の長さを短くして設置スペースを縮小し、
かつ、母線連絡用の遮断器を増加させることなしに、主
母線の事故時や母線連絡用の遮断器の事故時に、母線区
分用の遮断器の両側の各ユニットの少なくとも一つの主
母線を必ず運転状態で維持可能として、変電所の機能を
確保することである。請求項2〜4記載の発明の目的
は、装置全体の主母線軸方向の寸法を縮小するととも
に、接続母線の長さを短くして設置スペースを縮小する
ことである。
は、接続母線の長さを短くして設置スペースを縮小し、
かつ、母線連絡用の遮断器を増加させることなしに、主
母線の事故時や母線連絡用の遮断器の事故時に、母線区
分用の遮断器の両側の各ユニットの少なくとも一つの主
母線を必ず運転状態で維持可能として、変電所の機能を
確保することである。請求項2〜4記載の発明の目的
は、装置全体の主母線軸方向の寸法を縮小するととも
に、接続母線の長さを短くして設置スペースを縮小する
ことである。
【0027】請求項5〜7記載の発明の目的は、装置全
体の主母線軸方向と直交する方向の寸法を縮小するとと
もに、各遮断器へのアクセスを容易にし、事故時などの
搬出入を容易にすることである。請求項8〜10記載の
発明の目的は、装置全体の主母線軸方向の寸法を縮小す
るとともに、各遮断器へのアクセスを容易にし、事故時
などの搬出入を容易にすることである。
体の主母線軸方向と直交する方向の寸法を縮小するとと
もに、各遮断器へのアクセスを容易にし、事故時などの
搬出入を容易にすることである。請求項8〜10記載の
発明の目的は、装置全体の主母線軸方向の寸法を縮小す
るとともに、各遮断器へのアクセスを容易にし、事故時
などの搬出入を容易にすることである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明によるガス絶縁開
閉装置は、遮断器と主母線の配置と接続の構成に特徴を
有する。請求項1記載のガス絶縁開閉装置は、二重母線
が2つの母線区分用の遮断器によって区分されて4つの
主母線が構成され、母線区分用の遮断器による区分関係
にない各2つの主母線間が2つの母線連絡用の遮断器に
よってそれぞれ接続されてなる二重母線方式のガス絶縁
開閉装置において、2つの母線連絡用の遮断器と4つの
主母線との接続の構成に次のような特徴を有する。すな
わち、請求項1記載のガス絶縁開閉装置において、2つ
の母線連絡用の遮断器は、2つの母線区分用の遮断器に
よる区分関係になく、かつ、この2つの母線区分用の遮
断器を挟んで反対側となる各2つの主母線間をそれぞれ
接続するように構成される。
閉装置は、遮断器と主母線の配置と接続の構成に特徴を
有する。請求項1記載のガス絶縁開閉装置は、二重母線
が2つの母線区分用の遮断器によって区分されて4つの
主母線が構成され、母線区分用の遮断器による区分関係
にない各2つの主母線間が2つの母線連絡用の遮断器に
よってそれぞれ接続されてなる二重母線方式のガス絶縁
開閉装置において、2つの母線連絡用の遮断器と4つの
主母線との接続の構成に次のような特徴を有する。すな
わち、請求項1記載のガス絶縁開閉装置において、2つ
の母線連絡用の遮断器は、2つの母線区分用の遮断器に
よる区分関係になく、かつ、この2つの母線区分用の遮
断器を挟んで反対側となる各2つの主母線間をそれぞれ
接続するように構成される。
【0029】請求項2記載のガス絶縁開閉装置は、4つ
の主母線と、この4つの主母線のうちの選択された2つ
の主母線間をそれぞれ接続する4つの遮断器とを備えた
ガス絶縁開閉装置において、4つの主母線と4つの遮断
器の配置と接続の構成に次のような特徴を有する。すな
わち、請求項2記載のガス絶縁開閉装置において、ま
ず、4つの遮断器は、並べて配置された第1の遮断器、
第2の遮断器、第3の遮断器、および第4の遮断器から
構成される。また、4つの主母線は、4つの遮断器の片
側に互いに平行に配置された第1の主母線と第2の主母
線、および4つの遮断器の反対側に互いに平行に配置さ
れた第3の主母線と第4の主母線から構成される。そし
て、第1の主母線と第3の主母線は同一直線上に配置さ
れ、第2の主母線と第4の主母線は同一直線上に配置さ
れる。さらに、第1の遮断器は、第1の主母線と第4の
主母線とを接続するように構成され、第2の遮断器は、
第1の主母線と第3の主母線とを接続するように構成さ
れる。また、第3の遮断器は、第2の主母線と第4の主
母線とを接続するように構成され、第4の遮断器は、第
2の主母線と第3の主母線とを接続するように構成され
る。
の主母線と、この4つの主母線のうちの選択された2つ
の主母線間をそれぞれ接続する4つの遮断器とを備えた
ガス絶縁開閉装置において、4つの主母線と4つの遮断
器の配置と接続の構成に次のような特徴を有する。すな
わち、請求項2記載のガス絶縁開閉装置において、ま
ず、4つの遮断器は、並べて配置された第1の遮断器、
第2の遮断器、第3の遮断器、および第4の遮断器から
構成される。また、4つの主母線は、4つの遮断器の片
側に互いに平行に配置された第1の主母線と第2の主母
線、および4つの遮断器の反対側に互いに平行に配置さ
れた第3の主母線と第4の主母線から構成される。そし
て、第1の主母線と第3の主母線は同一直線上に配置さ
れ、第2の主母線と第4の主母線は同一直線上に配置さ
れる。さらに、第1の遮断器は、第1の主母線と第4の
主母線とを接続するように構成され、第2の遮断器は、
第1の主母線と第3の主母線とを接続するように構成さ
れる。また、第3の遮断器は、第2の主母線と第4の主
母線とを接続するように構成され、第4の遮断器は、第
2の主母線と第3の主母線とを接続するように構成され
る。
【0030】請求項3および4記載のガス絶縁開閉装置
は、請求項2記載のガス絶縁開閉装置の構成に加えて、
さらに、4つの遮断器の配置の構成に次のような特徴を
有する。すなわち、請求項3記載のガス絶縁開閉装置に
おいて、4つの遮断器は、その動作軸が設置面に対して
水平となり、かつ、互いに平行になるように配置され
る。また、請求項4記載のガス絶縁開閉装置において、
4つの遮断器は、その動作軸が設置面に対して垂直とな
るように配置されるとともに、各遮断器の上下の互いに
対向する位置に一対の接続口を備え、各一対の接続口の
中心線を結ぶ線が互いに平行になるように配置される。
は、請求項2記載のガス絶縁開閉装置の構成に加えて、
さらに、4つの遮断器の配置の構成に次のような特徴を
有する。すなわち、請求項3記載のガス絶縁開閉装置に
おいて、4つの遮断器は、その動作軸が設置面に対して
水平となり、かつ、互いに平行になるように配置され
る。また、請求項4記載のガス絶縁開閉装置において、
4つの遮断器は、その動作軸が設置面に対して垂直とな
るように配置されるとともに、各遮断器の上下の互いに
対向する位置に一対の接続口を備え、各一対の接続口の
中心線を結ぶ線が互いに平行になるように配置される。
【0031】請求項5記載のガス絶縁開閉装置は、4つ
の主母線と、この4つの主母線のうちの選択された2つ
の主母線間をそれぞれ接続する4つの遮断器とを備えた
ガス絶縁開閉装置において、4つの主母線と4つの遮断
器の配置と接続の構成に次のような特徴を有する。すな
わち、請求項5記載のガス絶縁開閉装置において、ま
ず、4つの遮断器は、並べて配置された第1の遮断器と
第2の遮断器、およびこの第1、第2の遮断器とは別に
配置された第3の遮断器と第4の遮断器から構成され
る。また、4つの主母線は、第1、第2の遮断器の片側
に互いに平行に配置された第1の主母線と第2の主母
線、および4つの遮断器の反対側に互いに平行に配置さ
れた第3の主母線と第4の主母線から構成される。そし
て、第1の主母線と第3の主母線は同一直線上に配置さ
れ、第2の主母線と第4の主母線は同一直線上に配置さ
れる。さらに、第1の遮断器は、第1の主母線と第3の
主母線とを接続するように構成され、第2の遮断器は、
第2の主母線と第4の主母線とを接続するように構成さ
れる。また、第3の遮断器は、第1の主母線の軸方向と
直交する方向に配置され、この第1の主母線と第4の主
母線とを接続するように構成される。そしてまた、第4
の遮断器は、第2の主母線の軸方向と直交する方向に配
置され、この第2の主母線と第3の主母線とを接続する
ように構成される。
の主母線と、この4つの主母線のうちの選択された2つ
の主母線間をそれぞれ接続する4つの遮断器とを備えた
ガス絶縁開閉装置において、4つの主母線と4つの遮断
器の配置と接続の構成に次のような特徴を有する。すな
わち、請求項5記載のガス絶縁開閉装置において、ま
ず、4つの遮断器は、並べて配置された第1の遮断器と
第2の遮断器、およびこの第1、第2の遮断器とは別に
配置された第3の遮断器と第4の遮断器から構成され
る。また、4つの主母線は、第1、第2の遮断器の片側
に互いに平行に配置された第1の主母線と第2の主母
線、および4つの遮断器の反対側に互いに平行に配置さ
れた第3の主母線と第4の主母線から構成される。そし
て、第1の主母線と第3の主母線は同一直線上に配置さ
れ、第2の主母線と第4の主母線は同一直線上に配置さ
れる。さらに、第1の遮断器は、第1の主母線と第3の
主母線とを接続するように構成され、第2の遮断器は、
第2の主母線と第4の主母線とを接続するように構成さ
れる。また、第3の遮断器は、第1の主母線の軸方向と
直交する方向に配置され、この第1の主母線と第4の主
母線とを接続するように構成される。そしてまた、第4
の遮断器は、第2の主母線の軸方向と直交する方向に配
置され、この第2の主母線と第3の主母線とを接続する
ように構成される。
【0032】請求項6および請求項7記載のガス絶縁開
閉装置は、請求項5記載のガス絶縁開閉装置の構成に加
えて、さらに、第3、第4の遮断器の配置の構成に次の
ような特徴を有する。すなわち、請求項6記載のガス絶
縁開閉装置において、第3、第4の遮断器は、その動作
軸が設置面に対して水平となるように配置される。ま
た、請求項7記載のガス絶縁開閉装置において、第3、
第4の遮断器は、その動作軸が設置面に対して垂直とな
るように配置される。
閉装置は、請求項5記載のガス絶縁開閉装置の構成に加
えて、さらに、第3、第4の遮断器の配置の構成に次の
ような特徴を有する。すなわち、請求項6記載のガス絶
縁開閉装置において、第3、第4の遮断器は、その動作
軸が設置面に対して水平となるように配置される。ま
た、請求項7記載のガス絶縁開閉装置において、第3、
第4の遮断器は、その動作軸が設置面に対して垂直とな
るように配置される。
【0033】請求項8記載のガス絶縁開閉装置は、4つ
の主母線と、この4つの主母線のうちの選択された2つ
の主母線間をそれぞれ接続する4つの遮断器とを備えた
ガス絶縁開閉装置において、さらに、2つの補助母線を
備え、この2つの補助母線、4つの主母線、および4つ
の遮断器の配置と接続の構成に次のような特徴を有す
る。すなわち、請求項8記載のガス絶縁開閉装置におい
て、まず、4つの主母線は、互いに平行に配置された第
1の主母線と第2の主母線、および互いに平行に配置さ
れた第3の主母線と第4の主母線から構成される。ま
た、第1の主母線と第3の主母線は同一直線上に配置さ
れ、第2の主母線と第4の主母線は同一直線上に配置さ
れる。さらに、第1、第3の主母線の第2、第4の主母
線と反対側には、第1の補助母線が平行に配置され、こ
の第1の補助母線は第1の主母線と接続される。そし
て、第2、第4の主母線の前記第1、第3の主母線と反
対側には、第2の補助母線が平行に配置され、この第2
の補助母線は第4の主母線と接続される。また、4つの
遮断器は、第1の補助母線の軸方向と直交する方向に配
置された第1の遮断器と第2の遮断器、および第2の補
助母線の軸方向と直交する方向に配置された第3の遮断
器と第4の遮断器から構成される。このうち、第1の遮
断器と第2の遮断器は、第1の補助母線と平行な直線上
に並べて配置され、第3の遮断器と第4の遮断器は、第
2の補助母線と平行な直線上に並べて配置される。さら
に、第1の遮断器は、第1の補助母線と第3の主母線と
を接続するように構成され、第2の遮断器は、第1の補
助母線と第4の主母線とを接続するように構成される。
また、第3の遮断器は、第2の補助母線と第1の主母線
とを接続するように構成され、第4の遮断器は、第2の
補助母線と第2の主母線とを接続するように構成され
る。
の主母線と、この4つの主母線のうちの選択された2つ
の主母線間をそれぞれ接続する4つの遮断器とを備えた
ガス絶縁開閉装置において、さらに、2つの補助母線を
備え、この2つの補助母線、4つの主母線、および4つ
の遮断器の配置と接続の構成に次のような特徴を有す
る。すなわち、請求項8記載のガス絶縁開閉装置におい
て、まず、4つの主母線は、互いに平行に配置された第
1の主母線と第2の主母線、および互いに平行に配置さ
れた第3の主母線と第4の主母線から構成される。ま
た、第1の主母線と第3の主母線は同一直線上に配置さ
れ、第2の主母線と第4の主母線は同一直線上に配置さ
れる。さらに、第1、第3の主母線の第2、第4の主母
線と反対側には、第1の補助母線が平行に配置され、こ
の第1の補助母線は第1の主母線と接続される。そし
て、第2、第4の主母線の前記第1、第3の主母線と反
対側には、第2の補助母線が平行に配置され、この第2
の補助母線は第4の主母線と接続される。また、4つの
遮断器は、第1の補助母線の軸方向と直交する方向に配
置された第1の遮断器と第2の遮断器、および第2の補
助母線の軸方向と直交する方向に配置された第3の遮断
器と第4の遮断器から構成される。このうち、第1の遮
断器と第2の遮断器は、第1の補助母線と平行な直線上
に並べて配置され、第3の遮断器と第4の遮断器は、第
2の補助母線と平行な直線上に並べて配置される。さら
に、第1の遮断器は、第1の補助母線と第3の主母線と
を接続するように構成され、第2の遮断器は、第1の補
助母線と第4の主母線とを接続するように構成される。
また、第3の遮断器は、第2の補助母線と第1の主母線
とを接続するように構成され、第4の遮断器は、第2の
補助母線と第2の主母線とを接続するように構成され
る。
【0034】請求項9および請求項10記載のガス絶縁
開閉装置は、請求項8記載のガス絶縁開閉装置の構成に
加えて、さらに、4つの遮断器の配置の構成に次のよう
な特徴を有する。すなわち、請求項9記載のガス絶縁開
閉装置において、4つの遮断器は、その動作軸が設置面
に対して水平となるように配置される。また、請求項1
0記載のガス絶縁開閉装置において、4つの遮断器は、
その動作軸が設置面に対して垂直となるように配置され
る。
開閉装置は、請求項8記載のガス絶縁開閉装置の構成に
加えて、さらに、4つの遮断器の配置の構成に次のよう
な特徴を有する。すなわち、請求項9記載のガス絶縁開
閉装置において、4つの遮断器は、その動作軸が設置面
に対して水平となるように配置される。また、請求項1
0記載のガス絶縁開閉装置において、4つの遮断器は、
その動作軸が設置面に対して垂直となるように配置され
る。
【0035】
【作用】以上のような構成を有する本発明によれば、次
のような作用が得られる。すなわち、請求項1記載の発
明によれば、まず、4つの主母線のうち、1つの主母線
に事故が発生した場合でも、残りの3つの主母線は使用
できるとともに、事故母線と二重母線をなす健全母線
を、母線区分用の遮断器の反対側の2つの主母線のいず
れに対しても接続使用できる。そのため、線路回線と架
線引留点を母線区分回線を挟んで交差させなくても、併
設された線路回線を、母線連絡用の遮断器を介して反対
側のユニットに接続できる。したがって、図18および
図19に示す従来例の欠点を解消して接続母線の長さを
短くしながら、しかも、図18および図19に示す従来
例と同様の効果が期待できる。すなわち、1つの主母線
の事故時においても、隣接する架空送電線が同時停止す
ることはなく、一対の送電線の片方を必ず運転状態で維
持することができる。
のような作用が得られる。すなわち、請求項1記載の発
明によれば、まず、4つの主母線のうち、1つの主母線
に事故が発生した場合でも、残りの3つの主母線は使用
できるとともに、事故母線と二重母線をなす健全母線
を、母線区分用の遮断器の反対側の2つの主母線のいず
れに対しても接続使用できる。そのため、線路回線と架
線引留点を母線区分回線を挟んで交差させなくても、併
設された線路回線を、母線連絡用の遮断器を介して反対
側のユニットに接続できる。したがって、図18および
図19に示す従来例の欠点を解消して接続母線の長さを
短くしながら、しかも、図18および図19に示す従来
例と同様の効果が期待できる。すなわち、1つの主母線
の事故時においても、隣接する架空送電線が同時停止す
ることはなく、一対の送電線の片方を必ず運転状態で維
持することができる。
【0036】さらに、母線連絡用の遮断器の事故時にお
いても、母線区分用の遮断器の片側ユニットを構成する
2つの主母線のいずれかを継続して運転させることがで
きる。したがって、図20および図21に示す従来例の
欠点を解消して母線連絡用の遮断器を増加させることな
しに、図20および図21に示す従来例と同様の効果が
期待できる。すなわち、母線連絡用の遮断器の事故時に
おいても、隣接する架空送電線が同時停止することはな
く、一対の送電線の片方を必ず運転状態で維持すること
ができる。
いても、母線区分用の遮断器の片側ユニットを構成する
2つの主母線のいずれかを継続して運転させることがで
きる。したがって、図20および図21に示す従来例の
欠点を解消して母線連絡用の遮断器を増加させることな
しに、図20および図21に示す従来例と同様の効果が
期待できる。すなわち、母線連絡用の遮断器の事故時に
おいても、隣接する架空送電線が同時停止することはな
く、一対の送電線の片方を必ず運転状態で維持すること
ができる。
【0037】請求項2〜4記載の発明によれば、4つの
遮断器を主母線軸方向と直交する方向に並べているた
め、装置全体の主母線軸方向の寸法を縮小することがで
きる。また、4つの遮断器を含む回線と各主母線とを接
続する接続母線の長さを短縮することができる。
遮断器を主母線軸方向と直交する方向に並べているた
め、装置全体の主母線軸方向の寸法を縮小することがで
きる。また、4つの遮断器を含む回線と各主母線とを接
続する接続母線の長さを短縮することができる。
【0038】請求項5〜7記載の発明によれば、第3、
第4の遮断器を主母線軸方向と直交する方向に配置して
いるため、装置全体の主母線軸方向と直交する方向の寸
法を縮小することができる。また、第1、第2の遮断器
と第3、第4の遮断器を別に設ける構成であるため、各
遮断器へのアクセスが容易になるという作用も得られ
る。
第4の遮断器を主母線軸方向と直交する方向に配置して
いるため、装置全体の主母線軸方向と直交する方向の寸
法を縮小することができる。また、第1、第2の遮断器
と第3、第4の遮断器を別に設ける構成であるため、各
遮断器へのアクセスが容易になるという作用も得られ
る。
【0039】請求項8〜10記載の発明によれば、2つ
の補助母線を主母線と平行に配置し、この補助母線の直
交方向に遮断器を配置しているため、装置全体の主母線
軸方向の寸法を縮小することができる。また、4つの遮
断器を全て主母線と補助母線の外側に配置しているた
め、各遮断器へのアクセスが容易になるという作用も得
られる。
の補助母線を主母線と平行に配置し、この補助母線の直
交方向に遮断器を配置しているため、装置全体の主母線
軸方向の寸法を縮小することができる。また、4つの遮
断器を全て主母線と補助母線の外側に配置しているた
め、各遮断器へのアクセスが容易になるという作用も得
られる。
【0040】
【実施例】以上説明したような本発明のガス絶縁開閉装
置の実施例について、図1〜図17を参照して具体的に
説明する。
置の実施例について、図1〜図17を参照して具体的に
説明する。
【0041】[1]基本的な結線方式…図1、図2 図1は、請求項1記載の発明を適用した代表的な二重母
線4ブスタイ方式のガス絶縁開閉装置の一例を示す単線
結線図である。この図1において、11a〜11dは主
母線であり、12a,12bは母線区分用の遮断器を含
む母線区分回線である。すなわち、二重母線の主母線
は、その中央部に配置された2つの母線区分回線12
a,12bによってそれぞれ2分割され、4つの主母線
11a,11b,11c,11dが構成されている。よ
り詳細には、第1と第3の主母線11a,11cは、母
線区分回線12aによって分割されており、第2と第4
の主母線11b,11dは、母線区分回線12bによっ
て分割されている。
線4ブスタイ方式のガス絶縁開閉装置の一例を示す単線
結線図である。この図1において、11a〜11dは主
母線であり、12a,12bは母線区分用の遮断器を含
む母線区分回線である。すなわち、二重母線の主母線
は、その中央部に配置された2つの母線区分回線12
a,12bによってそれぞれ2分割され、4つの主母線
11a,11b,11c,11dが構成されている。よ
り詳細には、第1と第3の主母線11a,11cは、母
線区分回線12aによって分割されており、第2と第4
の主母線11b,11dは、母線区分回線12bによっ
て分割されている。
【0042】また、これらの第1〜第4の主母線11a
〜11dの片側には、6つの架線引留点13a〜13f
が主母線11a〜11dと平行にこの順序に配置されて
いる。そして、第1と第2の主母線11a,11bに
は、遮断器を含む3つの線路回線14a,14b,14
cが接続されており、各線路回線14a,14b,14
cには、3つの架線引留点13a,13b,13cがそ
れぞれ接続されている。一方、第3と第4の主母線11
c,11dには、遮断器を含む3つの線路回線14d,
14e,14fが接続されており、各線路回線14d,
14e,14fには、3つの架線引留点13d,13
e,13fがそれぞれ接続されている。
〜11dの片側には、6つの架線引留点13a〜13f
が主母線11a〜11dと平行にこの順序に配置されて
いる。そして、第1と第2の主母線11a,11bに
は、遮断器を含む3つの線路回線14a,14b,14
cが接続されており、各線路回線14a,14b,14
cには、3つの架線引留点13a,13b,13cがそ
れぞれ接続されている。一方、第3と第4の主母線11
c,11dには、遮断器を含む3つの線路回線14d,
14e,14fが接続されており、各線路回線14d,
14e,14fには、3つの架線引留点13d,13
e,13fがそれぞれ接続されている。
【0043】さらに、第1と第4の主母線11a,11
dは、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回線15aに
よって互いに接続されている。また、第2と第3の主母
線11b,11cは、母線連絡用の遮断器を含む母線連
絡回線15bによって互いに接続されている。すなわ
ち、この図1においては、2つの母線連絡回線15a,
15bは、2つの母線区分回線12a,12bによる区
分関係になく、かつ、この2つの母線区分回線12a,
12bを挟んで反対側となる各2つの主母線間をそれぞ
れ接続している。なお、第1と第2の主母線11a,1
1bには、遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線16
a,16bが接続されている。また、この第3と第4の
主母線11c,11dには、遮断器と変圧器を含む2つ
の変圧器回線16c,16dが接続されている。
dは、母線連絡用の遮断器を含む母線連絡回線15aに
よって互いに接続されている。また、第2と第3の主母
線11b,11cは、母線連絡用の遮断器を含む母線連
絡回線15bによって互いに接続されている。すなわ
ち、この図1においては、2つの母線連絡回線15a,
15bは、2つの母線区分回線12a,12bによる区
分関係になく、かつ、この2つの母線区分回線12a,
12bを挟んで反対側となる各2つの主母線間をそれぞ
れ接続している。なお、第1と第2の主母線11a,1
1bには、遮断器と変圧器を含む2つの変圧器回線16
a,16bが接続されている。また、この第3と第4の
主母線11c,11dには、遮断器と変圧器を含む2つ
の変圧器回線16c,16dが接続されている。
【0044】図2は、図1の母線区分回線12a,12
bと母線連絡回線15a,15bの部分の詳細を示す単
線結線図である。この図2において、21a〜21dは
4つの主母線であり、22a,22bは母線区分用の遮
断器、22c,22dは母線連絡用の遮断器である。
bと母線連絡回線15a,15bの部分の詳細を示す単
線結線図である。この図2において、21a〜21dは
4つの主母線であり、22a,22bは母線区分用の遮
断器、22c,22dは母線連絡用の遮断器である。
【0045】まず、一方の母線区分用の遮断器22aと
第1の主母線21aとの間には、断路器23a、変流器
24a、および接地開閉器25a,25bが接続され、
この母線区分用の遮断器22aと第3の主母線21cと
の間には、断路器23b、変流器24b、および接地開
閉器25c,25dが接続されている。そして、以上の
ような母線区分用の遮断器22a、両側の断路器23
a,23b、両側の変流器24a,24b、および両側
の各2つの接地開閉器25a〜25dによって、第1の
主母線21aと第3の主母線21cとを区分する母線区
分回線が構成されている。
第1の主母線21aとの間には、断路器23a、変流器
24a、および接地開閉器25a,25bが接続され、
この母線区分用の遮断器22aと第3の主母線21cと
の間には、断路器23b、変流器24b、および接地開
閉器25c,25dが接続されている。そして、以上の
ような母線区分用の遮断器22a、両側の断路器23
a,23b、両側の変流器24a,24b、および両側
の各2つの接地開閉器25a〜25dによって、第1の
主母線21aと第3の主母線21cとを区分する母線区
分回線が構成されている。
【0046】同様に、他方の母線区分用の遮断器22b
と第2の主母線21bとの間には、断路器23c、変流
器24c、および接地開閉器25e,25fが接続さ
れ、この母線区分用の遮断器22bと第4の主母線21
dとの間には、断路器23d、変流器24d、および接
地開閉器25g,25hが接続されている。そして、以
上のような母線区分用の遮断器22b、両側の断路器2
3c,23d、両側の変流器24c,24d、および両
側の各2つの接地開閉器25e〜25hによって、第2
の主母線21bと第4の主母線21dとを区分する母線
区分回線が構成されている。
と第2の主母線21bとの間には、断路器23c、変流
器24c、および接地開閉器25e,25fが接続さ
れ、この母線区分用の遮断器22bと第4の主母線21
dとの間には、断路器23d、変流器24d、および接
地開閉器25g,25hが接続されている。そして、以
上のような母線区分用の遮断器22b、両側の断路器2
3c,23d、両側の変流器24c,24d、および両
側の各2つの接地開閉器25e〜25hによって、第2
の主母線21bと第4の主母線21dとを区分する母線
区分回線が構成されている。
【0047】また、一方の母線連絡用の遮断器22cと
第1の主母線21aとの間には、断路器23e、変流器
24e、および接地開閉器25iが接続され、この母線
連絡用の遮断器22cと第4の主母線21dとの間に
は、断路器23f、変流器24f、および接地開閉器2
5jが接続されている。そして、以上のような母線連絡
用の遮断器22c、両側の断路器23e,23f、両側
の変流器24e,24f、および両側の接地開閉器25
i,25jによって、第1の主母線21aと第4の主母
線21dとを接続する母線連絡回線が構成されている。
第1の主母線21aとの間には、断路器23e、変流器
24e、および接地開閉器25iが接続され、この母線
連絡用の遮断器22cと第4の主母線21dとの間に
は、断路器23f、変流器24f、および接地開閉器2
5jが接続されている。そして、以上のような母線連絡
用の遮断器22c、両側の断路器23e,23f、両側
の変流器24e,24f、および両側の接地開閉器25
i,25jによって、第1の主母線21aと第4の主母
線21dとを接続する母線連絡回線が構成されている。
【0048】同様に、他方の母線連絡用の遮断器22d
と第2の主母線21bとの間には、断路器23g、変流
器24g、および接地開閉器25kが接続され、この母
線連絡用の遮断器22dと第3の主母線21cとの間に
は、断路器23h、変流器24h、および接地開閉器2
5lが接続されている。そして、以上のような母線連絡
用の遮断器22d、両側の断路器23g,23h、両側
の変流器24g,24h、および両側の接地開閉器25
k,25lによって、第2の主母線21bと第3の主母
線21cとを接続する母線連絡回線が構成されている。
と第2の主母線21bとの間には、断路器23g、変流
器24g、および接地開閉器25kが接続され、この母
線連絡用の遮断器22dと第3の主母線21cとの間に
は、断路器23h、変流器24h、および接地開閉器2
5lが接続されている。そして、以上のような母線連絡
用の遮断器22d、両側の断路器23g,23h、両側
の変流器24g,24h、および両側の接地開閉器25
k,25lによって、第2の主母線21bと第3の主母
線21cとを接続する母線連絡回線が構成されている。
【0049】[2]第1実施例…図3、図7 まず、図3は、前述した図2の方式を採用したガス絶縁
開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求項
2および請求項3記載の発明を適用した第1実施例のガ
ス絶縁開閉装置を示している。本実施例において、31
a〜31dは3相一括形の4つの主母線であり、32
a,32bは単相形の4つ(12相)の母線区分用の遮
断器、32c,32dは単相形の4つ(12相)の母線
連絡用の遮断器である。
開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求項
2および請求項3記載の発明を適用した第1実施例のガ
ス絶縁開閉装置を示している。本実施例において、31
a〜31dは3相一括形の4つの主母線であり、32
a,32bは単相形の4つ(12相)の母線区分用の遮
断器、32c,32dは単相形の4つ(12相)の母線
連絡用の遮断器である。
【0050】すなわち、単相形の4つ(12相)の遮断
器32a〜32dは、その動作軸が設置面に対して水平
となるように配置され、互いに平行になるように並べて
配置されている。この場合、2つの母線区分用の遮断器
32a,32bを2つの母線連絡用の遮断器32c,3
2dによって挟む形で配置されている。また、第1の主
母線31aと第2の主母線31bは、4つの遮断器32
a〜32dの片側に、これらの遮断器32a〜32dと
平行かつ互いに平行に配置され、第3の主母線31cと
第4の主母線31dは、4つの遮断器32a〜32dの
反対側に、これらの遮断器32a〜32dと平行かつ互
いに平行に配置されている。この場合、第1の主母線3
1aと第3の主母線31cは同一直線上に配置され、第
2の主母線31bと第4の主母線31dは同一直線上に
配置されている。
器32a〜32dは、その動作軸が設置面に対して水平
となるように配置され、互いに平行になるように並べて
配置されている。この場合、2つの母線区分用の遮断器
32a,32bを2つの母線連絡用の遮断器32c,3
2dによって挟む形で配置されている。また、第1の主
母線31aと第2の主母線31bは、4つの遮断器32
a〜32dの片側に、これらの遮断器32a〜32dと
平行かつ互いに平行に配置され、第3の主母線31cと
第4の主母線31dは、4つの遮断器32a〜32dの
反対側に、これらの遮断器32a〜32dと平行かつ互
いに平行に配置されている。この場合、第1の主母線3
1aと第3の主母線31cは同一直線上に配置され、第
2の主母線31bと第4の主母線31dは同一直線上に
配置されている。
【0051】そして、一方の母線区分用の遮断器32a
は、両側の断路器33a,33bを介して第1の主母線
31aと第3の主母線31cとを接続し、母線区分回線
を構成している。同様に、他方の母線区分用の遮断器3
2bは、両側の断路器33c,33dを介して第2の主
母線31bと第4の主母線31dとを接続し、母線区分
回線を構成している。また、一方の母線連絡用の遮断器
32cは、両側の断路器33e,33fを介して第1の
主母線31aと第4の主母線31dとを接続し、母線連
絡回線を構成している。同様に、他方の母線連絡用の遮
断器32dは、両側の断路器33g,33hを介して第
2の主母線31bと第3の主母線31cとを接続し、母
線連絡回線を構成している。すなわち、本実施例の2つ
の母線区分用の遮断器32a,32bは、請求項2記載
の第2の遮断器と第3の遮断器にそれぞれ相当し、2つ
の母線連絡用の遮断器32c,32dは、請求項2記載
の第1の遮断器と第4の遮断器にそれぞれ相当する。
は、両側の断路器33a,33bを介して第1の主母線
31aと第3の主母線31cとを接続し、母線区分回線
を構成している。同様に、他方の母線区分用の遮断器3
2bは、両側の断路器33c,33dを介して第2の主
母線31bと第4の主母線31dとを接続し、母線区分
回線を構成している。また、一方の母線連絡用の遮断器
32cは、両側の断路器33e,33fを介して第1の
主母線31aと第4の主母線31dとを接続し、母線連
絡回線を構成している。同様に、他方の母線連絡用の遮
断器32dは、両側の断路器33g,33hを介して第
2の主母線31bと第3の主母線31cとを接続し、母
線連絡回線を構成している。すなわち、本実施例の2つ
の母線区分用の遮断器32a,32bは、請求項2記載
の第2の遮断器と第3の遮断器にそれぞれ相当し、2つ
の母線連絡用の遮断器32c,32dは、請求項2記載
の第1の遮断器と第4の遮断器にそれぞれ相当する。
【0052】次に、図7は、図3のA矢視側面図であ
る。この図7において、71b,71dは、図3の第2
の主母線31bと第4の主母線31dにそれぞれ相当
し、72bは、図3の母線区分用の遮断器32bに相当
し、73c,73dは、図3の断路器33c,33dに
それぞれ相当する。この図7において、母線区分用の遮
断器72bは、水平配置された第2の主母線71bと第
4の主母線71dの間に、これらとほぼ同じ高さに水平
配置されている。そして、この遮断器72bの第2の主
母線71b側の接続口は、変流器74cと、2つの接地
開閉器75e,75fを同一タンク内に組み込んでなる
断路器73cを介して、第2の主母線71bに接続され
ている。また、遮断器72bの第4の主母線71d側の
接続口は、変流器74dと、2つの接地開閉器75g,
75hを同一タンク内に組み込んでなる断路器73dを
介して、第4の主母線71dに接続されている。この場
合、2つの変流器74c,74dと、2つの断路器73
c,73dは、遮断器72bと第2、第4の主母線71
b,71dの上方の空間に立体配置されている。
る。この図7において、71b,71dは、図3の第2
の主母線31bと第4の主母線31dにそれぞれ相当
し、72bは、図3の母線区分用の遮断器32bに相当
し、73c,73dは、図3の断路器33c,33dに
それぞれ相当する。この図7において、母線区分用の遮
断器72bは、水平配置された第2の主母線71bと第
4の主母線71dの間に、これらとほぼ同じ高さに水平
配置されている。そして、この遮断器72bの第2の主
母線71b側の接続口は、変流器74cと、2つの接地
開閉器75e,75fを同一タンク内に組み込んでなる
断路器73cを介して、第2の主母線71bに接続され
ている。また、遮断器72bの第4の主母線71d側の
接続口は、変流器74dと、2つの接地開閉器75g,
75hを同一タンク内に組み込んでなる断路器73dを
介して、第4の主母線71dに接続されている。この場
合、2つの変流器74c,74dと、2つの断路器73
c,73dは、遮断器72bと第2、第4の主母線71
b,71dの上方の空間に立体配置されている。
【0053】以上のような構成を有する本実施例によれ
ば、まず、4つの主母線31a〜31dのうち、仮に第
1の主母線31aに事故が発生した場合でも、残りの3
つの主母線31b〜31dは使用できるとともに、事故
母線と二重母線をなす健全母線である第2の主母線32
bを、母線区分回線の反対側の2つの主母線31c,3
1dのいずれに対しても接続使用できる。他の主母線3
1b〜31dの事故時も同様である。そのため、本実施
例においては、図18および図19に示す従来例のよう
に、線路回線と架線引留点を母線区分回線を挟んで交差
させなくても、併設された線路回線を、母線連絡用の遮
断器を介して反対側のユニットに接続できる。
ば、まず、4つの主母線31a〜31dのうち、仮に第
1の主母線31aに事故が発生した場合でも、残りの3
つの主母線31b〜31dは使用できるとともに、事故
母線と二重母線をなす健全母線である第2の主母線32
bを、母線区分回線の反対側の2つの主母線31c,3
1dのいずれに対しても接続使用できる。他の主母線3
1b〜31dの事故時も同様である。そのため、本実施
例においては、図18および図19に示す従来例のよう
に、線路回線と架線引留点を母線区分回線を挟んで交差
させなくても、併設された線路回線を、母線連絡用の遮
断器を介して反対側のユニットに接続できる。
【0054】さらに、例えば、母線連絡用の遮断器32
cの事故時には、第1、第4の主母線31a,31dを
停止させることになるが、母線区分用の遮断器31a,
31bの片側ユニットを構成する第1、第2の主母線3
1a,31bのうちの第2の主母線31bと、反対側の
ユニットを構成する第3、第4の主母線31c,31d
のうちの第3の主母線31cとを、それぞれ継続して運
転させることができる。他方の母線連絡用の遮断器32
dの事故時も同様である。そのため、本実施例において
は、図20および図21に示す従来例のように、母線連
絡用の遮断器を増加させることなしに、両側のユニット
ともに、いずれか一方の主母線を必ず継続して運転させ
ることができる。
cの事故時には、第1、第4の主母線31a,31dを
停止させることになるが、母線区分用の遮断器31a,
31bの片側ユニットを構成する第1、第2の主母線3
1a,31bのうちの第2の主母線31bと、反対側の
ユニットを構成する第3、第4の主母線31c,31d
のうちの第3の主母線31cとを、それぞれ継続して運
転させることができる。他方の母線連絡用の遮断器32
dの事故時も同様である。そのため、本実施例において
は、図20および図21に示す従来例のように、母線連
絡用の遮断器を増加させることなしに、両側のユニット
ともに、いずれか一方の主母線を必ず継続して運転させ
ることができる。
【0055】したがって、本実施例においては、接続母
線の長さを短くして設置スペースを縮小し、かつ、母線
連絡用の遮断器を増加させることなしに、主母線の事故
時や母線連絡用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断
器の両側の各ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず
運転状態で維持可能として、変電所の機能を確保するこ
とができる。
線の長さを短くして設置スペースを縮小し、かつ、母線
連絡用の遮断器を増加させることなしに、主母線の事故
時や母線連絡用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断
器の両側の各ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず
運転状態で維持可能として、変電所の機能を確保するこ
とができる。
【0056】特に、本実施例においては、4つの遮断器
32a〜32dを4つの主母線31a〜31dの軸方向
と直交方向に並べているため、装置全体の主母線軸方向
の寸法を極力縮小することができる。また、4つの遮断
器32a〜32dを含む各回線と各主母線31a〜31
dとを接続する接続母線の長さを極力短縮することがで
きる。
32a〜32dを4つの主母線31a〜31dの軸方向
と直交方向に並べているため、装置全体の主母線軸方向
の寸法を極力縮小することができる。また、4つの遮断
器32a〜32dを含む各回線と各主母線31a〜31
dとを接続する接続母線の長さを極力短縮することがで
きる。
【0057】[3]第2実施例…図4、図10 まず、図4は、前述した図2の方式を採用したガス絶縁
開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求項
2および請求項3記載の発明を適用した第2実施例のガ
ス絶縁開閉装置を示している。本実施例の基本的な構成
は、前述した第1実施例と同様である。すなわち、図4
において、41a〜41dは、第1実施例の3相一括形
の各主母線31a〜31dにそれぞれ相当し、42a〜
42dは、第1実施例の単相形の各遮断器32a〜32
dにそれぞれ相当し、43a〜43hは、第1実施例の
各断路器33a〜33hにそれぞれ相当する。そして、
本実施例においては、単相形の4つ(12相)の遮断器
32a〜32dは、その動作軸が設置面に対して垂直と
なるように配置されている。そして、各遮断器32a〜
32dは、その上下の互いに対向する位置に一対の接続
口を備え、この一対の接続口の中心線を結ぶ線が互いに
平行になるように並べて配置されている。
開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求項
2および請求項3記載の発明を適用した第2実施例のガ
ス絶縁開閉装置を示している。本実施例の基本的な構成
は、前述した第1実施例と同様である。すなわち、図4
において、41a〜41dは、第1実施例の3相一括形
の各主母線31a〜31dにそれぞれ相当し、42a〜
42dは、第1実施例の単相形の各遮断器32a〜32
dにそれぞれ相当し、43a〜43hは、第1実施例の
各断路器33a〜33hにそれぞれ相当する。そして、
本実施例においては、単相形の4つ(12相)の遮断器
32a〜32dは、その動作軸が設置面に対して垂直と
なるように配置されている。そして、各遮断器32a〜
32dは、その上下の互いに対向する位置に一対の接続
口を備え、この一対の接続口の中心線を結ぶ線が互いに
平行になるように並べて配置されている。
【0058】以上のような遮断器32a〜32dの配置
構成は、図10において明らかである。なお、図10
は、図4のD矢視断面図である。この図10において、
101b,101dは、図4の第2の主母線41bと第
4の主母線41dにそれぞれ相当し、102bは、図4
の母線区分用の遮断器42bに相当し、103c,10
3dは、図4の断路器43c,43dにそれぞれ相当す
る。この図10において、母線区分用の遮断器102b
は、水平配置された第2の主母線101bと第4の主母
線101dの間に、垂直配置されている。この遮断器1
02bの第2の主母線101b側の下部と第4の主母線
101d側の上部には、それぞれ接続口が設けられてい
る。そして、遮断器102bの第2の主母線101b側
の下部の接続口は、変流器104cと、2つの接地開閉
器105e,105fを同一タンク内に組み込んでなる
断路器103cを介して、第2の主母線101bに接続
されている。また、遮断器102bの第4の主母線10
1d側の上部の接続口は、変流器104dと、2つの接
地開閉器105g,105hを同一タンク内に組み込ん
でなる断路器103dを介して、第4の主母線101d
に接続されている。この場合、2つの変流器104c,
104dと、2つの断路器103c,103dは、遮断
器102bの両側でかつ第2、第4の主母線101b,
101dの上方の空間に立体配置されている。
構成は、図10において明らかである。なお、図10
は、図4のD矢視断面図である。この図10において、
101b,101dは、図4の第2の主母線41bと第
4の主母線41dにそれぞれ相当し、102bは、図4
の母線区分用の遮断器42bに相当し、103c,10
3dは、図4の断路器43c,43dにそれぞれ相当す
る。この図10において、母線区分用の遮断器102b
は、水平配置された第2の主母線101bと第4の主母
線101dの間に、垂直配置されている。この遮断器1
02bの第2の主母線101b側の下部と第4の主母線
101d側の上部には、それぞれ接続口が設けられてい
る。そして、遮断器102bの第2の主母線101b側
の下部の接続口は、変流器104cと、2つの接地開閉
器105e,105fを同一タンク内に組み込んでなる
断路器103cを介して、第2の主母線101bに接続
されている。また、遮断器102bの第4の主母線10
1d側の上部の接続口は、変流器104dと、2つの接
地開閉器105g,105hを同一タンク内に組み込ん
でなる断路器103dを介して、第4の主母線101d
に接続されている。この場合、2つの変流器104c,
104dと、2つの断路器103c,103dは、遮断
器102bの両側でかつ第2、第4の主母線101b,
101dの上方の空間に立体配置されている。
【0059】以上のような構成を有する本実施例によれ
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
そして、4つの遮断器42a〜42dを4つの主母線4
1a〜41dの軸方向と直交方向に並べているため、装
置全体の主母線軸方向の寸法を極力縮小することがで
き、また、4つの遮断器42a〜42dを含む各回線と
各主母線41a〜41dとを接続する接続母線の長さを
極力短縮することができる。
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
そして、4つの遮断器42a〜42dを4つの主母線4
1a〜41dの軸方向と直交方向に並べているため、装
置全体の主母線軸方向の寸法を極力縮小することがで
き、また、4つの遮断器42a〜42dを含む各回線と
各主母線41a〜41dとを接続する接続母線の長さを
極力短縮することができる。
【0060】[4]第3実施例…図5、図7〜図9 まず、図5は、前述した図2の方式を採用したガス絶縁
開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求項
5および請求項6記載の発明を適用した第3実施例のガ
ス絶縁開閉装置を示している。本実施例において、主母
線と母線区分用の遮断器の配置構成は、前述した第1実
施例と同様である。すなわち、まず、図5において、5
1a〜51dは第1実施例の各主母線31a〜31dに
それぞれ相当し、52a〜52dは第1実施例の各遮断
器32a〜32dにそれぞれ相当し、53a〜53h
は、第1実施例の各断路器33a〜33hにそれぞれ相
当する。そして、4つの主母線51a〜51dの配置
と、2つの母線区分用の遮断器52a,52bの配置、
およびこの母線区分用の遮断器52a,52bと各主母
線51a〜51dとの接続構成については、第1実施例
と同様とされている。
開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求項
5および請求項6記載の発明を適用した第3実施例のガ
ス絶縁開閉装置を示している。本実施例において、主母
線と母線区分用の遮断器の配置構成は、前述した第1実
施例と同様である。すなわち、まず、図5において、5
1a〜51dは第1実施例の各主母線31a〜31dに
それぞれ相当し、52a〜52dは第1実施例の各遮断
器32a〜32dにそれぞれ相当し、53a〜53h
は、第1実施例の各断路器33a〜33hにそれぞれ相
当する。そして、4つの主母線51a〜51dの配置
と、2つの母線区分用の遮断器52a,52bの配置、
およびこの母線区分用の遮断器52a,52bと各主母
線51a〜51dとの接続構成については、第1実施例
と同様とされている。
【0061】これに対して、2つの単相形の母線連絡用
の遮断器52c,52dの配置、およびこの母線連絡用
の遮断器52c,52dと各主母線51a〜51dとの
接続構成については、第1実施例と次のように異なる。
すなわち、2つの単相形の母線連絡用の遮断器52c,
52dは、第1、第2の主母線51a,51bの軸方向
と直交する方向の同一直線上に、これらの主母線51
a,51bを挟んで対向する形で水平配置されている。
の遮断器52c,52dの配置、およびこの母線連絡用
の遮断器52c,52dと各主母線51a〜51dとの
接続構成については、第1実施例と次のように異なる。
すなわち、2つの単相形の母線連絡用の遮断器52c,
52dは、第1、第2の主母線51a,51bの軸方向
と直交する方向の同一直線上に、これらの主母線51
a,51bを挟んで対向する形で水平配置されている。
【0062】そして、母線連絡用の遮断器52cは、断
路器53eを介して第1の主母線51aに接続されると
ともに、接続母線59aおよび断路器53fを介して第
4の主母線51dに接続されている。この場合、接続母
線59aは、母線区分用の遮断器52aと平行に伸びる
部分と第4の主母線51dと直交する方向に伸びる部分
とからL字状に形成されている。同様に、母線連絡用の
遮断器52dは、断路器53gを介して第2の主母線5
1bに接続されるとともに、接続母線59bおよび断路
器53hを介して第3の主母線に接続されている。この
場合、接続母線59bは、母線区分用の遮断器52bと
平行に伸びる部分と第3の主母線51cと直交する方向
に伸びる部分とからL字状に形成されている。すなわ
ち、本実施例の2つの母線区分用の遮断器52a,52
bは、請求項5記載の第1の遮断器と第2の遮断器にそ
れぞれ相当し、2つの母線連絡用の遮断器52c,52
dは、請求項5記載の第3の遮断器と第4の遮断器にそ
れぞれ相当する。
路器53eを介して第1の主母線51aに接続されると
ともに、接続母線59aおよび断路器53fを介して第
4の主母線51dに接続されている。この場合、接続母
線59aは、母線区分用の遮断器52aと平行に伸びる
部分と第4の主母線51dと直交する方向に伸びる部分
とからL字状に形成されている。同様に、母線連絡用の
遮断器52dは、断路器53gを介して第2の主母線5
1bに接続されるとともに、接続母線59bおよび断路
器53hを介して第3の主母線に接続されている。この
場合、接続母線59bは、母線区分用の遮断器52bと
平行に伸びる部分と第3の主母線51cと直交する方向
に伸びる部分とからL字状に形成されている。すなわ
ち、本実施例の2つの母線区分用の遮断器52a,52
bは、請求項5記載の第1の遮断器と第2の遮断器にそ
れぞれ相当し、2つの母線連絡用の遮断器52c,52
dは、請求項5記載の第3の遮断器と第4の遮断器にそ
れぞれ相当する。
【0063】次に、図7〜図9は、それぞれ、図5のA
矢視側面図、B矢視側面図、およびC矢視側面図であ
る。図7については、すでに第1実施例で説明済みであ
るため、ここでは、図8および図9についてのみ説明す
る。まず、図8において、81a,81bは、図5の第
1の主母線51aと第2の主母線51bにそれぞれ相当
し、82c,82dは、図5の母線連絡用の遮断器52
c,52dにそれぞれ相当する。また、83e,83g
は、図5の断路器53e,53gにそれぞれ相当し、8
9a,89bは、図5の接続母線59a,59bにそれ
ぞれ相当する。この図8において、2つの母線連絡用の
遮断器82c,82dは、第1の主母線81aと第2の
主母線81bの両側に、これらとほぼ同じ高さでかつ互
いに対向する形で水平配置されている。
矢視側面図、B矢視側面図、およびC矢視側面図であ
る。図7については、すでに第1実施例で説明済みであ
るため、ここでは、図8および図9についてのみ説明す
る。まず、図8において、81a,81bは、図5の第
1の主母線51aと第2の主母線51bにそれぞれ相当
し、82c,82dは、図5の母線連絡用の遮断器52
c,52dにそれぞれ相当する。また、83e,83g
は、図5の断路器53e,53gにそれぞれ相当し、8
9a,89bは、図5の接続母線59a,59bにそれ
ぞれ相当する。この図8において、2つの母線連絡用の
遮断器82c,82dは、第1の主母線81aと第2の
主母線81bの両側に、これらとほぼ同じ高さでかつ互
いに対向する形で水平配置されている。
【0064】そして、この図8において、一方の母線連
絡用の遮断器82cの第1の主母線81a側の接続口
は、変流器84eと、1つの接地開閉器85iを同一タ
ンク内に組み込んでなる断路器83eを介して、第1の
主母線81aに接続されている。また、遮断器82cの
反対側の接続口は、接続母線89aに接続されている。
同様に、他方の母線連絡用の遮断器82dの第2の主母
線81b側の接続口は、変流器84gと、1つの接地開
閉器85kを同一タンク内に組み込んでなる断路器83
gを介して、第2の主母線81bに接続されている。ま
た、遮断器82dの反対側の接続口は、接続母線89b
に接続されている。この場合、2つの変流器84e,8
4gと、2つの断路器83e,83gは、第1、第2の
主母線81a,81bの上方に立体配置されている。
絡用の遮断器82cの第1の主母線81a側の接続口
は、変流器84eと、1つの接地開閉器85iを同一タ
ンク内に組み込んでなる断路器83eを介して、第1の
主母線81aに接続されている。また、遮断器82cの
反対側の接続口は、接続母線89aに接続されている。
同様に、他方の母線連絡用の遮断器82dの第2の主母
線81b側の接続口は、変流器84gと、1つの接地開
閉器85kを同一タンク内に組み込んでなる断路器83
gを介して、第2の主母線81bに接続されている。ま
た、遮断器82dの反対側の接続口は、接続母線89b
に接続されている。この場合、2つの変流器84e,8
4gと、2つの断路器83e,83gは、第1、第2の
主母線81a,81bの上方に立体配置されている。
【0065】一方、図9において、第3の主母線91c
と接続母線99bとは、第4の主母線91dの上方を乗
り越える形で、接続されている。すなわち、接続母線9
9bの一部は、第4の主母線91dの上方を横切る形で
配置され、その端部は、変流器94hと、1つの接地開
閉器95lを同一タンク内に組み込んでなる断路器93
hとを介して、第3の主母線91cに接続されている。
と接続母線99bとは、第4の主母線91dの上方を乗
り越える形で、接続されている。すなわち、接続母線9
9bの一部は、第4の主母線91dの上方を横切る形で
配置され、その端部は、変流器94hと、1つの接地開
閉器95lを同一タンク内に組み込んでなる断路器93
hとを介して、第3の主母線91cに接続されている。
【0066】以上のような構成を有する本実施例によれ
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
特に、本実施例においては、2つの母線連絡用の遮断器
52c,52dを第1、第2の主母線51a,51bの
軸方向と直交する方向に配置しているため、装置全体の
主母線軸方向と直交する方向の寸法を極力縮小すること
ができる。また、母線区分用の遮断器52a,52bと
母線連絡用の遮断器52c,52dとを別に設ける構成
であるため、各遮断器52a〜52dへのアクセスが容
易になる。したがって、事故時などにおける遮断器の搬
出入を容易にすることができる。
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
特に、本実施例においては、2つの母線連絡用の遮断器
52c,52dを第1、第2の主母線51a,51bの
軸方向と直交する方向に配置しているため、装置全体の
主母線軸方向と直交する方向の寸法を極力縮小すること
ができる。また、母線区分用の遮断器52a,52bと
母線連絡用の遮断器52c,52dとを別に設ける構成
であるため、各遮断器52a〜52dへのアクセスが容
易になる。したがって、事故時などにおける遮断器の搬
出入を容易にすることができる。
【0067】[5]第4実施例…図6、図9〜図11 まず、図6は、前述した図2の方式を採用したガス絶縁
開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求項
5および請求項7記載の発明を適用した第4実施例のガ
ス絶縁開閉装置を示している。本実施例の基本的な構成
は、前述した第3実施例と同様である。すなわち、図6
において、61a〜61dは、第3実施例の3相一括形
の各主母線61a〜61dにそれぞれ相当し、62a〜
62dは、第1実施例の単相形の各遮断器62a〜62
dにそれぞれ相当し、63a〜63hは、第1実施例の
各断路器63a〜63hにそれぞれ相当する。そして、
本実施例においては、単相形の4つ(12相)の遮断器
62a〜62dは、その動作軸が設置面に対して垂直と
なるように配置されている。
開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求項
5および請求項7記載の発明を適用した第4実施例のガ
ス絶縁開閉装置を示している。本実施例の基本的な構成
は、前述した第3実施例と同様である。すなわち、図6
において、61a〜61dは、第3実施例の3相一括形
の各主母線61a〜61dにそれぞれ相当し、62a〜
62dは、第1実施例の単相形の各遮断器62a〜62
dにそれぞれ相当し、63a〜63hは、第1実施例の
各断路器63a〜63hにそれぞれ相当する。そして、
本実施例においては、単相形の4つ(12相)の遮断器
62a〜62dは、その動作軸が設置面に対して垂直と
なるように配置されている。
【0068】次に、図9〜図11は、それぞれ、図6の
F矢視側面図、D矢視側面図、およびE矢視側面図であ
る。図9についてはすでに第3実施例で説明済みであ
り、また、図10についてはすでに第2実施例で説明済
みであるため、ここでは、図11についてのみ説明す
る。まず、図11において、111a,111bは、図
6の第1の主母線61aと第2の主母線61bにそれぞ
れ相当し、112c,112dは、図6の母線連絡用の
遮断器62c,62dにそれぞれ相当する。また、11
3e,113gは、図6の断路器63e,63gにそれ
ぞれ相当し、119a,119bは、図6の接続母線6
9a,69bにそれぞれ相当する。この図11におい
て、2つの母線連絡用の遮断器112c,112dは、
第1の主母線111aと第2の主母線111bの両側
に、互いに対向する形で垂直配置されている。
F矢視側面図、D矢視側面図、およびE矢視側面図であ
る。図9についてはすでに第3実施例で説明済みであ
り、また、図10についてはすでに第2実施例で説明済
みであるため、ここでは、図11についてのみ説明す
る。まず、図11において、111a,111bは、図
6の第1の主母線61aと第2の主母線61bにそれぞ
れ相当し、112c,112dは、図6の母線連絡用の
遮断器62c,62dにそれぞれ相当する。また、11
3e,113gは、図6の断路器63e,63gにそれ
ぞれ相当し、119a,119bは、図6の接続母線6
9a,69bにそれぞれ相当する。この図11におい
て、2つの母線連絡用の遮断器112c,112dは、
第1の主母線111aと第2の主母線111bの両側
に、互いに対向する形で垂直配置されている。
【0069】さらに、この図11において、一方の母線
連絡用の遮断器112cの第1の主母線111a側の下
部と反対側の上部には、それぞれ接続口が設けられてい
る。そして、遮断器112cの第1の主母線111a側
の下部の接続口は、変流器114eと、1つの接地開閉
器115iを同一タンク内に組み込んでなる断路器11
3eを介して、第1の主母線111aに接続されてい
る。また、遮断器112cの反対側の上部の接続口は、
変流器114fを介して接続母線119aに接続されて
いる。同様に、他方の母線連絡用の遮断器112dの第
2の主母線111b側の下部と反対側の上部には、それ
ぞれ接続口が設けられている。そして、遮断器112d
の第2の主母線111b側の下部の接続口は、変流器1
14gと、1つの接地開閉器115kを同一タンク内に
組み込んでなる断路器113gを介して、第2の主母線
111bに接続されている。また、遮断器112dの反
対側の上部の接続口は、変流器114hを介して接続母
線119bに接続されている。この場合、2つの変流器
114e,114gと2つの断路器113e,113g
は、2つの遮断器112c,112dの間でかつ第1、
第2の主母線111a,111bの上方の空間に立体配
置されている。
連絡用の遮断器112cの第1の主母線111a側の下
部と反対側の上部には、それぞれ接続口が設けられてい
る。そして、遮断器112cの第1の主母線111a側
の下部の接続口は、変流器114eと、1つの接地開閉
器115iを同一タンク内に組み込んでなる断路器11
3eを介して、第1の主母線111aに接続されてい
る。また、遮断器112cの反対側の上部の接続口は、
変流器114fを介して接続母線119aに接続されて
いる。同様に、他方の母線連絡用の遮断器112dの第
2の主母線111b側の下部と反対側の上部には、それ
ぞれ接続口が設けられている。そして、遮断器112d
の第2の主母線111b側の下部の接続口は、変流器1
14gと、1つの接地開閉器115kを同一タンク内に
組み込んでなる断路器113gを介して、第2の主母線
111bに接続されている。また、遮断器112dの反
対側の上部の接続口は、変流器114hを介して接続母
線119bに接続されている。この場合、2つの変流器
114e,114gと2つの断路器113e,113g
は、2つの遮断器112c,112dの間でかつ第1、
第2の主母線111a,111bの上方の空間に立体配
置されている。
【0070】以上のような構成を有する本実施例によれ
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
特に、本実施例においては、前述した第3実施例と同様
に、2つの母線連絡用の遮断器62c,62dを第1、
第2の主母線61a,61bの軸方向と直交する方向に
配置しているため、装置全体の主母線軸方向と直交する
方向の寸法を極力縮小することができる。また、母線区
分用の遮断器62a,62bと母線連絡用の遮断器62
c,62dとを別に設ける構成であるため、各遮断器6
2a〜62dへのアクセスが容易になる。したがって、
事故時などにおける遮断器の搬出入を容易にすることが
できる。
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
特に、本実施例においては、前述した第3実施例と同様
に、2つの母線連絡用の遮断器62c,62dを第1、
第2の主母線61a,61bの軸方向と直交する方向に
配置しているため、装置全体の主母線軸方向と直交する
方向の寸法を極力縮小することができる。また、母線区
分用の遮断器62a,62bと母線連絡用の遮断器62
c,62dとを別に設ける構成であるため、各遮断器6
2a〜62dへのアクセスが容易になる。したがって、
事故時などにおける遮断器の搬出入を容易にすることが
できる。
【0071】[6]第5実施例…図12、図14、図1
5 まず、図12は、前述した図2の方式を採用したガス絶
縁開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求
項8および請求項9記載の発明を適用した第5実施例の
ガス絶縁開閉装置を示している。本実施例において、主
母線の配置構成は、前述した第1実施例と同様である。
すなわち、まず、図12において、121a〜121d
は第1実施例の各主母線31a〜31dにそれぞれ相当
し、122a〜122dは第1実施例の各遮断器32a
〜32dにそれぞれ相当する。そして、4つの主母線1
21a〜121dの配置については、第1実施例と同様
とされている。
5 まず、図12は、前述した図2の方式を採用したガス絶
縁開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求
項8および請求項9記載の発明を適用した第5実施例の
ガス絶縁開閉装置を示している。本実施例において、主
母線の配置構成は、前述した第1実施例と同様である。
すなわち、まず、図12において、121a〜121d
は第1実施例の各主母線31a〜31dにそれぞれ相当
し、122a〜122dは第1実施例の各遮断器32a
〜32dにそれぞれ相当する。そして、4つの主母線1
21a〜121dの配置については、第1実施例と同様
とされている。
【0072】本実施例においては、4つの主母線121
a〜121dの外側に、これらの主母線と平行に、第1
と第2の補助母線129a,129bが平行に配置され
ている。このうち、第1の補助母線129aは第1の主
母線121aの端部と接続されており、第2の補助母線
129bは第4の主母線121dと接続されている。
a〜121dの外側に、これらの主母線と平行に、第1
と第2の補助母線129a,129bが平行に配置され
ている。このうち、第1の補助母線129aは第1の主
母線121aの端部と接続されており、第2の補助母線
129bは第4の主母線121dと接続されている。
【0073】そして、一方の母線区分用の遮断器122
aは、その動作軸が据付面に対して水平となり、かつ、
主母線軸方向と直交する方向となるように、第1の補助
母線129aの外側に配置されている。この遮断器12
2aは、第1の補助母線129aと第3の主母線121
cとを接続しており、それにより、第1の主母線121
aと第3の主母線121cとを接続している。
aは、その動作軸が据付面に対して水平となり、かつ、
主母線軸方向と直交する方向となるように、第1の補助
母線129aの外側に配置されている。この遮断器12
2aは、第1の補助母線129aと第3の主母線121
cとを接続しており、それにより、第1の主母線121
aと第3の主母線121cとを接続している。
【0074】また、他方の母線区分用の遮断器122b
は、その動作軸が据付面に対して水平となり、かつ、主
母線軸方向と直交する方向となるように、第2の補助母
線129bの外側に配置されている。この遮断器122
bは、第2の補助母線129bと第2の主母線121b
とを接続しており、それにより、第2の主母線121b
と第4の主母線121dとを接続している。
は、その動作軸が据付面に対して水平となり、かつ、主
母線軸方向と直交する方向となるように、第2の補助母
線129bの外側に配置されている。この遮断器122
bは、第2の補助母線129bと第2の主母線121b
とを接続しており、それにより、第2の主母線121b
と第4の主母線121dとを接続している。
【0075】さらに、一方の母線連絡用の遮断器122
cは、その動作軸が据付面に対して水平となり、かつ、
主母線軸方向と直交する方向となるように、第1の補助
母線129aの外側に配置されている。この母線連絡用
の遮断器122cは、母線区分用の遮断器122aと主
母線軸方向に並べて配置されている。この母線連絡用の
遮断器122cは、第1の補助母線129aと第4の主
母線121dとを接続しており、それにより、第1の主
母線121aと第4の主母線121dとを接続してい
る。
cは、その動作軸が据付面に対して水平となり、かつ、
主母線軸方向と直交する方向となるように、第1の補助
母線129aの外側に配置されている。この母線連絡用
の遮断器122cは、母線区分用の遮断器122aと主
母線軸方向に並べて配置されている。この母線連絡用の
遮断器122cは、第1の補助母線129aと第4の主
母線121dとを接続しており、それにより、第1の主
母線121aと第4の主母線121dとを接続してい
る。
【0076】また、他方の母線連絡用の遮断器122d
は、その動作軸が据付面に対して水平となり、かつ、主
母線軸方向と直交する方向となるように、第2の補助母
線129bの外側に配置されている。この母線連絡用の
遮断器122dは、母線区分用の遮断器122bと主母
線軸方向に並べて配置されている。この母線連絡用の遮
断器122dは、第2の補助母線129bと第1の主母
線121aとを接続しており、それにより、第2の主母
線と第3の主母線121dとを接続している。すなわ
ち、本実施例の2つの母線区分用の遮断器122a,1
22bは、請求項8記載の第1の遮断器と第4の遮断器
にそれぞれ相当し、2つの母線連絡用の遮断器122
c,122dは、請求項8記載の第2の遮断器と第3の
遮断器にそれぞれ相当する。
は、その動作軸が据付面に対して水平となり、かつ、主
母線軸方向と直交する方向となるように、第2の補助母
線129bの外側に配置されている。この母線連絡用の
遮断器122dは、母線区分用の遮断器122bと主母
線軸方向に並べて配置されている。この母線連絡用の遮
断器122dは、第2の補助母線129bと第1の主母
線121aとを接続しており、それにより、第2の主母
線と第3の主母線121dとを接続している。すなわ
ち、本実施例の2つの母線区分用の遮断器122a,1
22bは、請求項8記載の第1の遮断器と第4の遮断器
にそれぞれ相当し、2つの母線連絡用の遮断器122
c,122dは、請求項8記載の第2の遮断器と第3の
遮断器にそれぞれ相当する。
【0077】なお、図14および図15は、それぞれ、
図12のG矢視側面図とH矢視側面図である。まず、図
14において、141a,141bは、図12の第1の
主母線121aと第2の主母線121bにそれぞれ相当
し、142bは、図12の母線区分用の遮断器122b
に相当する。また、149a,149bは、図12の第
1の補助母線129aと第2の補助母線129bにそれ
ぞれ相当する。さらに、図中143c,143dは断路
器、144c,144dは変流器、145c,145g
は接地開閉器である。次に、図15において、151
a,151bは、図12の第1の主母線121aと第2
の主母線121bにそれぞれ相当し、152dは、図1
2の母線連絡用の遮断器122dに相当する。また、1
59bは、図12の第2の補助母線129bに相当す
る。さらに、図中153g,153hは断路器、154
g,154hは変流器、155k,155lは接地開閉
器である。
図12のG矢視側面図とH矢視側面図である。まず、図
14において、141a,141bは、図12の第1の
主母線121aと第2の主母線121bにそれぞれ相当
し、142bは、図12の母線区分用の遮断器122b
に相当する。また、149a,149bは、図12の第
1の補助母線129aと第2の補助母線129bにそれ
ぞれ相当する。さらに、図中143c,143dは断路
器、144c,144dは変流器、145c,145g
は接地開閉器である。次に、図15において、151
a,151bは、図12の第1の主母線121aと第2
の主母線121bにそれぞれ相当し、152dは、図1
2の母線連絡用の遮断器122dに相当する。また、1
59bは、図12の第2の補助母線129bに相当す
る。さらに、図中153g,153hは断路器、154
g,154hは変流器、155k,155lは接地開閉
器である。
【0078】以上のような構成を有する本実施例によれ
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
特に、本実施例においては、第1、第2の補助母線12
9a,129bを主母線軸方向と平行に配置し、この補
助母線の直交方向に遮断器122a〜122dを配置し
ているため、装置全体の主母線軸方向の寸法を縮小する
ことができる。また、4つの遮断器122a〜122d
を全て主母線121a〜121dと補助母線129a,
129bの外側に配置しているため、前述した第3、第
4実施例以上に、各遮断器122a〜122dへのアク
セスが容易になる。したがって、事故時などにおける遮
断器の搬出入をより容易にすることができる。
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
特に、本実施例においては、第1、第2の補助母線12
9a,129bを主母線軸方向と平行に配置し、この補
助母線の直交方向に遮断器122a〜122dを配置し
ているため、装置全体の主母線軸方向の寸法を縮小する
ことができる。また、4つの遮断器122a〜122d
を全て主母線121a〜121dと補助母線129a,
129bの外側に配置しているため、前述した第3、第
4実施例以上に、各遮断器122a〜122dへのアク
セスが容易になる。したがって、事故時などにおける遮
断器の搬出入をより容易にすることができる。
【0079】[7]第6実施例…図13、図16、図1
7 まず、図13は、前述した図2の方式を採用したガス絶
縁開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求
項8および請求項10記載の発明を適用した第6実施例
のガス絶縁開閉装置を示している。本実施例の基本的な
構成は、前述した第5実施例と同様である。すなわち、
図13において、131a〜131dは第5実施例の各
主母線121a〜121dにそれぞれ相当し、132a
〜132dは第5実施例の各遮断器122a〜122d
にそれぞれ相当する。また、133a,133d,13
3f,133gは、断路器である。そして、本実施例に
おいては、4つの遮断器132a〜132dは、その動
作軸が設置面に対して垂直となるように配置されてい
る。
7 まず、図13は、前述した図2の方式を採用したガス絶
縁開閉装置の具体的な配置を示す図であり、特に、請求
項8および請求項10記載の発明を適用した第6実施例
のガス絶縁開閉装置を示している。本実施例の基本的な
構成は、前述した第5実施例と同様である。すなわち、
図13において、131a〜131dは第5実施例の各
主母線121a〜121dにそれぞれ相当し、132a
〜132dは第5実施例の各遮断器122a〜122d
にそれぞれ相当する。また、133a,133d,13
3f,133gは、断路器である。そして、本実施例に
おいては、4つの遮断器132a〜132dは、その動
作軸が設置面に対して垂直となるように配置されてい
る。
【0080】なお、図16および図17は、それぞれ、
図13のI矢視側面図とJ矢視側面図である。まず、図
16において、161c,161dは、図13の第3の
主母線131cと第4の主母線131dにそれぞれ相当
し、162aは、図13の母線区分用の遮断器132a
に相当する。また、169aは、図13の第1の補助母
線129aに相当する。さらに、図中163a,163
bは断路器である。次に、図17において、171c,
171dは、図13の第3の主母線131cと第4の主
母線131dにそれぞれ相当し、172cは、図13の
母線連絡用の遮断器132cに相当する。また、179
aは、図13の第1の補助母線139aに相当する。さ
らに、図中173e,173fは断路器である。
図13のI矢視側面図とJ矢視側面図である。まず、図
16において、161c,161dは、図13の第3の
主母線131cと第4の主母線131dにそれぞれ相当
し、162aは、図13の母線区分用の遮断器132a
に相当する。また、169aは、図13の第1の補助母
線129aに相当する。さらに、図中163a,163
bは断路器である。次に、図17において、171c,
171dは、図13の第3の主母線131cと第4の主
母線131dにそれぞれ相当し、172cは、図13の
母線連絡用の遮断器132cに相当する。また、179
aは、図13の第1の補助母線139aに相当する。さ
らに、図中173e,173fは断路器である。
【0081】以上のような構成を有する本実施例によれ
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
特に、本実施例においては、前述した第5実施例と同様
に、第1、第2の補助母線139a,139bを主母線
軸方向と平行に配置し、この補助母線の直交方向に遮断
器132a〜132dを配置しているため、装置全体の
主母線軸方向の寸法を縮小することができる。また、4
つの遮断器132a〜132dを全て主母線131a〜
131dと補助母線139a,139bの外側に配置し
ているため、前述した第3、第4実施例以上に、各遮断
器132a〜132dへのアクセスが容易になる。した
がって、事故時などにおける遮断器の搬出入をより容易
にすることができる。
ば、前述した第1実施例と同様に、接続母線の長さを短
くして設置スペースを縮小し、かつ、母線連絡用の遮断
器を増加させることなしに、主母線の事故時や母線連絡
用の遮断器の事故時に、母線区分用の遮断器の両側の各
ユニットの少なくとも1つの主母線を必ず運転状態で維
持可能として、変電所の機能を確保することができる。
特に、本実施例においては、前述した第5実施例と同様
に、第1、第2の補助母線139a,139bを主母線
軸方向と平行に配置し、この補助母線の直交方向に遮断
器132a〜132dを配置しているため、装置全体の
主母線軸方向の寸法を縮小することができる。また、4
つの遮断器132a〜132dを全て主母線131a〜
131dと補助母線139a,139bの外側に配置し
ているため、前述した第3、第4実施例以上に、各遮断
器132a〜132dへのアクセスが容易になる。した
がって、事故時などにおける遮断器の搬出入をより容易
にすることができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接続母線が短く、設置スペースが小さく、しかも、遮断
器の数が少く、構成が簡略であり、さらに、事故時の停
止範囲が小さく、信頼性の高いガス絶縁開閉装置を提供
することができる。
接続母線が短く、設置スペースが小さく、しかも、遮断
器の数が少く、構成が簡略であり、さらに、事故時の停
止範囲が小さく、信頼性の高いガス絶縁開閉装置を提供
することができる。
【図1】本発明を適用した代表的なガス絶縁開閉装置の
一例を示す単線結線図。
一例を示す単線結線図。
【図2】図1の母線区分回線と母線連絡回線の部分の詳
細を示す単線結線図。
細を示す単線結線図。
【図3】図2の方式を採用した第1実施例のガス絶縁開
閉装置を示す平面図。
閉装置を示す平面図。
【図4】図2の方式を採用した第2実施例のガス絶縁開
閉装置を示す平面図。
閉装置を示す平面図。
【図5】図2の方式を採用した第3実施例のガス絶縁開
閉装置を示す平面図。
閉装置を示す平面図。
【図6】図2の方式を採用した第4実施例のガス絶縁開
閉装置を示す平面図。
閉装置を示す平面図。
【図7】図3と図5のA矢視側面図。
【図8】図5のB矢視側面図。
【図9】図5のC矢視側面図と図6のF矢視側面図。
【図10】図4と図6のD矢視側面図。
【図11】図6のE矢視側面図。
【図12】図2の方式を採用した第5実施例のガス絶縁
開閉装置を示す平面図。
開閉装置を示す平面図。
【図13】図2の方式を採用した第6実施例のガス絶縁
開閉装置を示す平面図。
開閉装置を示す平面図。
【図14】図12のG矢視側面図。
【図15】図12のH矢視側面図。
【図16】図13のI矢視側面図。
【図17】図13のJ矢視側面図。
【図18】従来のガス絶縁開閉装置の一例を示す単線結
線図。
線図。
【図19】図18のガス絶縁開閉装置の具体的な配置例
を示す平面図。
を示す平面図。
【図20】従来のガス絶縁開閉装置の別の一例を示す単
線結線図。
線結線図。
【図21】図20のガス絶縁開閉装置の具体的な配置例
を示す平面図。
を示す平面図。
11,21,31,41,51,61,121,13
1,181,191,201,211:主母線 12,182,192,202,212:母線区分回線 13,183,193,203,213:架線引留点 14,184,194,204,214:線路回線 15,185,195,205,215:母線連絡回線 16,186,196,206,216:変圧器回線 22,32,42,52,62,122,132:遮断
器 23,33,43,53,63,123,133:断路
器 24,34,44,54,64,124,134:変流
器 25,35,45,55,65,125,135:接地
開閉器 59,69:接続母線 129,139:補助母線
1,181,191,201,211:主母線 12,182,192,202,212:母線区分回線 13,183,193,203,213:架線引留点 14,184,194,204,214:線路回線 15,185,195,205,215:母線連絡回線 16,186,196,206,216:変圧器回線 22,32,42,52,62,122,132:遮断
器 23,33,43,53,63,123,133:断路
器 24,34,44,54,64,124,134:変流
器 25,35,45,55,65,125,135:接地
開閉器 59,69:接続母線 129,139:補助母線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−23608(JP,A) 特開 平6−121421(JP,A) 特開 昭63−18908(JP,A) 特開 平7−193925(JP,A) 特開 平7−67220(JP,A) 特開 平2−7813(JP,A) 特開 平4−308406(JP,A) 特開 平4−299007(JP,A) 実開 昭56−80616(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 13/02 - 13/075 H02B 5/06
Claims (10)
- 【請求項1】 二重母線が2つの母線区分用の遮断器に
よって区分されて4つの主母線が構成され、前記母線区
分用の遮断器による区分関係にない各2つの主母線間が
2つの母線連絡用の遮断器によってそれぞれ接続されて
なる二重母線方式のガス絶縁開閉装置において、 前記2つの母線連絡用の遮断器は、前記2つの母線区分
用の遮断器による区分関係になく、かつ、この2つの母
線区分用の遮断器を挟んで反対側となる各2つの主母線
間をそれぞれ接続するように構成されたことを特徴とす
るガス絶縁開閉装置。 - 【請求項2】 4つの主母線と、この4つの主母線のう
ちの選択された2つの主母線間をそれぞれ接続する4つ
の遮断器とを備えたガス絶縁開閉装置において、 前記4つの遮断器は、並べて配置された第1の遮断器、
第2の遮断器、第3の遮断器、および第4の遮断器から
構成され、 前記4つの主母線は、前記4つの遮断器の片側に互いに
平行に配置された第1の主母線と第2の主母線、および
前記4つの遮断器の反対側に互いに平行に配置された第
3の主母線と第4の主母線から構成され、 前記第1の主母線と前記第3の主母線は同一直線上に配
置され、前記第2の主母線と前記第4の主母線は同一直
線上に配置され、 前記第1の遮断器は、前記第1の主母線と前記第4の主
母線とを接続するように構成され、 前記第2の遮断器は、前記第1の主母線と前記第3の主
母線とを接続するように構成され、 前記第3の遮断器は、前記第2の主母線と前記第4の主
母線とを接続するように構成され、 前記第4の遮断器は、前記第2の主母線と前記第3の主
母線とを接続するように構成されたことを特徴とするガ
ス絶縁開閉装置。 - 【請求項3】 前記4つの遮断器は、その動作軸が設置
面に対して水平となり、かつ、互いに平行になるように
配置されたことを特徴とする請求項2記載のガス絶縁開
閉装置。 - 【請求項4】 前記4つの遮断器は、その動作軸が設置
面に対して垂直となるように配置されるとともに、各遮
断器の上下の互いに対向する位置に一対の接続口を備
え、各一対の接続口の中心線を結ぶ線が互いに平行にな
るように配置されたことを特徴とする請求項2記載のガ
ス絶縁開閉装置。 - 【請求項5】 4つの主母線と、この4つの主母線のう
ちの選択された2つの主母線間をそれぞれ接続する4つ
の遮断器とを備えたガス絶縁開閉装置において、 前記4つの遮断器は、並べて配置された第1の遮断器と
第2の遮断器、およびこの第1、第2の遮断器とは別に
配置された第3の遮断器と第4の遮断器から構成され、 前記4つの主母線は、前記第1、第2の遮断器の片側に
互いに平行に配置された第1の主母線と第2の主母線、
および前記4つの遮断器の反対側に互いに平行に配置さ
れた第3の主母線と第4の主母線から構成され、 前記第1の主母線と前記第3の主母線は同一直線上に配
置され、前記第2の主母線と前記第4の主母線は同一直
線上に配置され、 前記第1の遮断器は、前記第1の主母線と前記第3の主
母線とを接続するように構成され、 前記第2の遮断器は、前記第2の主母線と前記第4の主
母線とを接続するように構成され、 前記第3の遮断器は、前記第1の主母線の軸方向と直交
する方向に配置され、この第1の主母線と前記第4の主
母線とを接続するように構成され、 前記第4の遮断器は、前記第2の主母線の軸方向と直交
する方向に配置され、この第2の主母線と前記第3の主
母線とを接続するように構成されたことを特徴とするガ
ス絶縁開閉装置。 - 【請求項6】 前記第3、第4の遮断器は、その動作軸
が設置面に対して水平となるように配置されたことを特
徴とする請求項5記載のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項7】 前記第3、第4の遮断器は、その動作軸
が設置面に対して垂直となるように配置されたことを特
徴とする請求項5記載のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項8】 4つの主母線と、この4つの主母線のう
ちの選択された2つの主母線間をそれぞれ接続する4つ
の遮断器とを備えたガス絶縁開閉装置において、 前記4つの主母線は、互いに平行に配置された第1の主
母線と第2の主母線、および互いに平行に配置された第
3の主母線と第4の主母線から構成され、 前記第1の主母線と前記第3の主母線は同一直線上に配
置され、前記第2の主母線と前記第4の主母線は同一直
線上に配置され、 前記第1、第3の主母線の前記第2、第4の主母線と反
対側には、第1の補助母線が平行に配置され、この第1
の補助母線は第1の主母線と接続され、 前記第2、第4の主母線の前記第1、第3の主母線と反
対側には、第2の補助母線が平行に配置され、この第2
の補助母線は第4の主母線と接続され、 前記4つの遮断器は、前記第1の補助母線の軸方向と直
交する方向に配置された第1の遮断器と第2の遮断器、
および前記第2の補助母線の軸方向と直交する方向に配
置された第3の遮断器と第4の遮断器から構成され、 前記第1の遮断器と前記第2の遮断器は、前記第1の補
助母線と平行な直線上に並べて配置され、前記第3の遮
断器と前記第4の遮断器は、前記第2の補助母線と平行
な直線上に並べて配置され、 前記第1の遮断器は、前記第1の補助母線と前記第3の
主母線とを接続するように構成され、 前記第2の遮断器は、前記第1の補助母線と前記第4の
主母線とを接続するように構成され、 前記第3の遮断器は、前記第2の補助母線と前記第1の
主母線とを接続するように構成され、 前記第4の遮断器は、前記第2の補助母線と前記第2の
主母線とを接続するように構成されたことを特徴とする
ガス絶縁開閉装置。 - 【請求項9】 前記4つの遮断器は、その動作軸が設置
面に対して水平となるように配置されたことを特徴とす
る請求項8記載のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項10】 前記4つの遮断器は、その動作軸が設
置面に対して垂直となるように配置されたことを特徴と
する請求項8記載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6280982A JP3057141B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6280982A JP3057141B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08149625A JPH08149625A (ja) | 1996-06-07 |
JP3057141B2 true JP3057141B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=17632610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6280982A Expired - Fee Related JP3057141B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057141B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102368593A (zh) * | 2011-12-01 | 2012-03-07 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 双母线双分段gis配电装置线路布置结构 |
CN102368594A (zh) * | 2011-12-01 | 2012-03-07 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 双母线单分段gis配电装置线路布置结构 |
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KR101157146B1 (ko) * | 2010-04-06 | 2012-06-22 | 한국전력공사 | 공용 베이 가스절연 개폐장치 |
JP5773812B2 (ja) * | 2011-09-06 | 2015-09-02 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
CN109599748B (zh) * | 2018-10-31 | 2020-10-16 | 国网宁夏电力有限公司电力科学研究院 | 变电站的短路电流的控制方法、装置、存储介质和处理器 |
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1994
- 1994-11-15 JP JP6280982A patent/JP3057141B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102368593A (zh) * | 2011-12-01 | 2012-03-07 | 四川电力设计咨询有限责任公司 | 双母线双分段gis配电装置线路布置结构 |
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JPH08149625A (ja) | 1996-06-07 |
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