JP3056989U - 昇降荷台 - Google Patents

昇降荷台

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JP3056989U
JP3056989U JP1998006527U JP652798U JP3056989U JP 3056989 U JP3056989 U JP 3056989U JP 1998006527 U JP1998006527 U JP 1998006527U JP 652798 U JP652798 U JP 652798U JP 3056989 U JP3056989 U JP 3056989U
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JP
Japan
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stopper
link
gate plate
buffer
link assembly
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998006527U
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English (en)
Inventor
篤 白井
Original Assignee
株式会社パブコ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テールゲートオープン時の衝撃音を緩和防止す
る装置を与える。 【解決手段】テールゲートを開いて水平状態にした時の
衝撃音を緩和するためのリンクアセンブリ装置が与えら
れる。リフトアームとテンションアームのそれぞれの先
端がピンによってリンクに枢着され,平行四辺形のリン
ク機構を構成するゲートリフタにおいて,該リンクに枢
着されたストッパリンクと,該ストッパリンクに結合さ
れゲート板が水平の状態のときその後端面が当接する当
接面において少なくとも一つの突出した緩衝体を有する
ストッパと,から成り,前記ゲート板は水平状態で当該
緩衝体で緩衝した後前記ストッパに金属接触して安定す
る,ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は,車両の後部に取り付けられるテールゲートリフタに関し,特に,テ ールゲートが水平位置に開いたときの荷台とリンクアセンブリとの衝突時の衝撃 を緩衝するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来,運送業者の荷役作業は,テールゲートリフタを開いて水平に保持した状 態で行われる。その際テールゲートの後端部とリンクアセンブリの当接面とが衝 突し,衝撃音が発生する。荷役作業は,早朝若しくは深夜に行われることが多い ため,その衝撃音による騒音によって地域住民から苦情が出るケースがある。
【0003】 そこで,本考案の目的は,テールゲートオープン時の衝撃音を緩和する装置を 与えることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本考案は以下の手段から成る。
【0005】 本考案に係るリンクアセンブリは,リフトアームとテンションアームのそれぞ れの先端がピンによってリンクに枢着され,平行四辺形のリンク機構を構成する ゲートリフタにおいて,該リンクに枢着されたストッパリンクと,該ストッパリ ンクに結合されゲート板が水平の状態においてその後端面が当接する当接面にお いて少なくとも一つの突出した緩衝体を有するストッパと,から成り,前記ゲー ト板は水平状態で当該緩衝体で緩衝した後前記ストッパに金属接触して安定する ,ことを特徴とする。
【0006】 具体的には,前記リンクアセンブリは2枚の平行なプレートから成り,前記ス トッパリンクが当該平行なプレートに挟まれるようにして前記リンクアセンブリ に枢着されている。
【0007】 また好適には,前記ストッパは前記ストッパリンクから着脱自在である。
【0008】 さらに具体的には,前記ストッパは前記緩衝体を収容する収容穴を有する。
【0009】 また好適には,前記緩衝体は,前記ストッパから所定の量だけ突出しており, ゲート板の後端部がストッパの当接面に当接したときに,撓んで収納穴の内側面 を押圧し,位置ずれ若しくは変形しないよう収納穴内に固定される。
【0010】 さらに具体的には,前記緩衝体はゴムである。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下,本考案を図面を参照しながら説明する。
【0012】 図2〜4に示されるように,本考案に係るリンクアセンブリ3は,リフトアー ム6とテンションアーム7のそれぞれの先端がピン8,9によってリンクに枢着され ,平行四辺形のリンク機構を構成するゲートリフタにおいて,該リンクに枢着さ れたストッパリンク11と,該ストッパリンク11に結合されゲート板1が水平の状 態においてその後端面15が当接する当接面12において少なくとも一つの突出した 緩衝体4を有するストッパ5と,から成り,前記ゲート板は水平状態で当該緩衝体 で緩衝した後前記ストッパに金属接触して安定する,ことを特徴とする。
【0013】 図1は本考案に係るリンクアセンブリの分解図である。リンクアセンブリ3は ,リフトアーム6及びテンションアーム7の先端を枢着するピンの孔8,9を有する 平行な2枚の板10,10’から成る。リフトアーム6の先端はリンクアセンブリ3の 2枚の板10,10’の間に挟持され,ピン8によってリンクアセンブリ3に枢着され ている。一方,テンションアーム7の先端はピン9の延長線上であってリンクアセ ンブリ3の外側でピン9によりリンクアセンブリ3に枢着されている。このように して,リフトアーム6及びテンションアーム7により平行四辺形のリンク機構が構 成される。
【0014】 ストップリンク11はリンクアセンブリ3の2枚のプレート10,10’の間に挟持 され,ピン17によって枢着されている。ストッパ5はストッパリンク11に対して 複数のネジ13により締結される。ストッパ5は中央にクッションゴムを挿入する ための収納穴16及びその両側に固定ネジ用の孔を有する,コの字形に長手方向に 伸長した金属製部材である。中央の収納穴の内径は以下で説明するように,厳密 に設計されている。
【0015】 ストッパリンク11はストッパ5と結合した状態で,ゲート板1の動きに応じてピ ン17を中心に回転することができる。例えば,ゲート板1を水平よりやや下方へ 移動したい場合には,ストッパリンク11はピン17を中心に左回りに回転する。す るとストッパの当接面12に替わってストッパリンク11の側面18が当接面となり, ゲート板1の後端部15と当接する。
【0016】 図2(A)はゲート板1が閉じている場合のリンクアセンブリ3の側面図を示した ものである。ストッパ5の表面12からクッションゴムが幾分突出している。クッ ションゴム4は中心ネジ14によってストッパリンク3に締結されている。
【0017】 当該ストッパゴムは略円筒形のゴム管であり,好適には天然ゴム,シリコンゴ ムその他のゴムであってもよい。図2(B)はリンクアセンブリ3の一部正面図を示 したものである。ストッパ5の中心にクッションゴム用の収納穴16が設けられて いるのがわかる。この収納穴16の内径は,ゲート板1の後端部15が,突出したク ッションゴムを押圧し,収納穴16に押しこんだ時のクッションゴムの直径に等し いように設計されている。すなわち, d = a + b・・・・・・・・(1) ここで, d:収納孔16の内径 a:クッションゴム4の直径 b:クッションゴム4の撓み量 このように厳密にクッションゴム4の大きさを決定する理由は,位置ずれや変 形によってその寿命が極端に低下するのを防止するためである。
【0018】 図1に示されるように,ストッパ5及びクッションゴム4はストッパリンク11に ネジ固定されているだけなので交換が容易となる。
【0019】 図2(C)は図2(B)のA-A断面図を示している。そこにはゲート板1により撓んだ 状態のクッションゴムが示されている。ここで使用されるクッションゴムは荷重 による撓み量と直径方向への膨張率が一定の関係を有するものであればよい。テ ールゲート1は軸9の回りに回転するため,その自重による回転モーメントからク ッションゴム4にかかる荷重が計算できる。その荷重による撓み分だけストッパ5 の表面12から突出させておけばよい。図2(A)はストッパ5の表面12から突出した クッションゴム4を示している。こうして計算された内径を有するストッパ5の中 心の収納穴16内に挿入されるクッションゴムは位置ずれ及び変形が少なくなり寿 命も長い。
【0020】 図3は,ゲートリフタの開閉を仮想的に示したものである。リンクアセンブリ 3に結合されたストッパ5にゲート板1の後端部15が当接している様子が示されて いる。ゲート板1は開閉用の油圧シリンダ2を縮ませることにより,ピン9を中心 に矢印方向に回転して開き,ストッパ5の後端部15をリンクアセンブリのストッ パ5に当接した位置で水平となり停止する。
【0021】 また図4は,図3のリンクアセンブリ3の部分拡大図である。ゲート板1が水平 位置にあるとき,ストッパ5のクッションゴム4は収納穴内に収容され,ゲート板 の後端部15は当接面12と当接し停止している。水平停止する際,ストッパ5の突 出したクッションゴム4がストッパ5の表面12とゲート板1の後端部15との衝撃を 緩和し,その後金属同士が接触して安定する。その際クッションゴム4は撓んだ 状態で収納穴16内に収納される。ストッパリンク11はゲート板1の動きに従って 軸17を中心に回転することが可能である。
【0022】
【考案の効果】
本考案のリンクアセンブリ装置によって,ゲート板オープン時の衝突音が緩和 された。
【0023】 また本考案のリンクアセンブリ装置によって,クッションゴムの寿命が伸び, コストが削減された。
【0024】 さらにまた,本考案のリンクアセンブリ装置によって,クッションゴム及びス トッパが容易に交換可能であり,メンテナンスにかかる時間を節約できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は,本考案に係るリンクアセンブリの分解
図である。
【図2】図2は,本考案に係るリンクアセンブリの拡大
側面図及び正面図及び断面図を示す。
【図3】図3は,本考案に係るテールゲートの動きを仮
想的に示したものである。
【図4】図4は,図3の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 ゲート板 2 油圧シリンダ 3 リンクアセンブリ 4 クッションゴム 5 ストッパ 6 リフトアーム 7 テンションアーム 8 ピン 9 ピン 10 プレート 11 ストッパリンク 12 ストッパ表面 13 ネジ 14 ネジ 15 ゲート板後端部 16 収納穴

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトアームとテンションアームのそれぞ
    れの先端がピンによってリンクに枢着され,平行四辺形
    のリンク機構を構成するゲートリフタにおいて,該リン
    クに枢着されたストッパリンクと,該ストッパリンクに
    結合されゲート板が水平の状態のときその後端面が当接
    する当接面において少なくとも一つの突出した緩衝体を
    有するストッパと,から成り,前記ゲート板は水平状態
    で当該緩衝体で緩衝した後前記ストッパに金属接触して
    安定する,ことを特徴とするリンクアセンブリ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置であって,前記リン
    クアセンブリは2枚の平行なプレートから成り,前記ス
    トッパリンクが当該平行なプレートに挟まれるようにし
    て前記リンクアセンブリに枢着されている,ところの装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の装置であって,前記スト
    ッパは前記ストッパリンクから着脱自在である,ところ
    の装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載の装置で
    あって,前記ストッパは前記緩衝体を収容する収容穴を
    有する,ところの装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の装置であって,前記緩衝
    体は,前記ストッパから所定の量だけ突出しており,ゲ
    ート板の後端部がストッパの当接面に当接したときに,
    撓んで収納穴の内側面を押圧し,位置ずれ若しくは変形
    しないよう収納穴内に固定される,ところの装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれかに記載の装置で
    あって,前記緩衝体はゴムである,ところの装置。
JP1998006527U 1998-08-25 1998-08-25 昇降荷台 Expired - Lifetime JP3056989U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020051090A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 日立建機株式会社 ホイール式建設機械

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