JP3056933B2 - 分布型バラン - Google Patents

分布型バラン

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JP3056933B2 JP5342734A JP34273493A JP3056933B2 JP 3056933 B2 JP3056933 B2 JP 3056933B2 JP 5342734 A JP5342734 A JP 5342734A JP 34273493 A JP34273493 A JP 34273493A JP 3056933 B2 JP3056933 B2 JP 3056933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広帯域な周波数特性を
有する分布型バラン(平衡−不平衡変換回路)に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バランとしては4分の1波長線路
などの受動素子を用いたものが多く使用されている。し
かし、この種のバランは狭帯域であるため、光伝送用受
信器や測定器などの広帯域な周波数特性を要求される装
置には適していなかった。
【0003】そこで、広帯域なバランを構成する方法と
して、従来ソース接地トランジスタとゲート接地トラン
ジスタを組み合せた分布増幅型のバランが提案されてい
た(例えば、A.M.Pavio and R.H.Halladay," A Distrib
uted Double-Balanced Dual-Gate FETMixer" IEEE GaAs
IC Symposium Digest pp.177-180 1988)。
【0004】図7は4セクションの場合のこの種の分布
増幅型のバランの構成の概略を示す回路図である。な
お、ここでセクションとは、線路で相互に接続された能
動素子の単位回路(トランジスタQ1、Q2の回路)を
示す。図7中において、INは入力端子、OUT1、O
UT2は互いに位相が180度ずれた信号を出力する出
力端子、Tiは入力側フィルタ回路(伝送回路)を構成
する伝送線路(又はインダクタンス素子)、Q1はソー
ス接地トランジスタ、Q2はゲート接地トランジスタ、
To1、To2は出力側フィルタ回路(伝送回路)を構
成する伝送線路(又はインダクタンス素子)、Ri、R
o1、Ro2は終端用回路を構成する終端用抵抗であ
る。
【0005】一般に、分布増幅型構成では、トランジス
タの入出力の容量と伝送線路のインダクタンス成分によ
り非常にカットオフ周波数の高いLCの遅延線路が構成
されるため、トランジスタの入出力の容量の影響は、こ
の遅延線路に取り込まれるかたちでキャンセルされる。
このため、分布増幅型構成は広帯域化に適しており、こ
れを用いた従来の図7のバランでも、受動素子を用いた
ものに比べて広い帯域の周波数特性が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
7の従来の分布型バランでは、以下に説明するように、
利得を得ることが困難で信号の損失(ロス)が大きく、
さらに入力整合が悪いという欠点を有している。
【0007】図8、図9および図10は従来の分布型バ
ランの欠点を説明するための回路図である。図8は通常
使用されている利得を有する4セクション構成のソース
接地トランジスタを用いた分布増幅器の構成を示す図で
ある。図9は図8の分布増幅器の入力部の等価回路を示
す図、第10は図7の分布型バランの入力部の等価回路
を示す図である。図中、Cgsはトランジスタ入力容量
(ゲート・ソース間容量)、gmはトランジスタの相互
コンダクタンスである。
【0008】図10の入力部等価回路は、図9の入力部
等価回路に比べて、ゲート接地トランジスタQ2の入力
抵抗1/gmが純抵抗分として付加されている点が大き
く異なる。この抵抗分1/gmは終端用抵抗Ri(通常
50Ω)と並列の接続関係にあるため、回路全体の入力
インピーダンスを下げ、入力の整合を劣化させるととも
に、信号源からの信号のうち、トランジスタの入力にか
かる成分を減少させて回路全体の利得を低下させる原因
となる。
【0009】低周波での利得Gvと入力インピーダンス
Ziを通常の図8の分布増幅器と従来の図7の分布バラ
ンで示すと以下のようになる。 ソース接地トランジスタQ1の分布増幅器: Gv=n・gm・Zo/2 ・・(1) Zi=Ri=Zo ・・(2) 分布バラン: Gv=n・gm・Zo/(2+n・gm・Zo) ・・(3) Zi=1/(n・gm+1/Zo) ・・(4) ただし、nはセクション数、Zoは50Ωである。ま
た、通常終端用抵抗Riは広帯域化するためにZoに等
しくするので、Ri=Ziとした。
【0010】上記式(1)から、通常の分布増幅器では
トランジスタQ1の相互コンダクタンスgmとセクショ
ン数nに比例して利得Gvが増加していることが分か
る。一方、分布バランでは、各セクションのゲート接地
トランジスタQ2の入力抵抗1/gmが終端用抵抗Ri
と並列になり入力インピーダンスZiが低くなるため、
この分利得が減少する。このため、式(3)のように、
nやgmが増加しても利得は1以上にすることが基本的
にできない。
【0011】また、通常の分布増幅器は式(2)に示す
ように、入力インピーダンスが終端用抵抗に一致して入
力整合がとれるが、分布バランでは式(4)に示すよう
に、ゲート接地のトランジスタQ2の入力抵抗1/gm
が終端抵抗Riと並列になり、入力インピーダンスが低
くなり、整合性が劣化することが分かる。
【0012】図11は分布バランの周波数特性の実験結
果を示したものである。図中、S21は入力端子INか
ら出力端子OUT1への利得、S31は入力端子INか
ら出力端子OUT2への利得、S11は入力端子INの
反射係数、S22は出力端子OUT1の反射係数であ
る。
【0013】この図から、利得S21、S31は−4d
B程度で、信号ロスとなっていることが分かる。また、
反射係数S11は信号源に対して良好な整合性を確保す
るには少なくとも−10dB以下となる必要があるが、
分布型バランでは低周波で−4dBと劣化しており、高
周波においても−10dBとなっておらず、問題がある
ことが分かる。
【0014】従来の分布型バランのこれらの欠点は、分
布型バランを用いるときロスを補償するために、広帯域
の増幅器を組み合せて使用する必要がある、若しくはそ
の整合性を改善するためにアッテネータなどを前置する
必要があるなどの応用上種々の問題を引き起こしてい
た。
【0015】本発明の目的は、上記した問題を解決し
て、信号のロスが無く、かつ入出力の整合性が良好で広
帯域で動作する分布型バランを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】複数個の2入力2出力の
差動増幅回路の各々の第1の入力端子を複数個の伝送線
路又はインダクタンス素子を介して接続して第1の伝送
回路とし、上記差動増幅回路の各々の第2の入力端子を
高周波的に接地し、上記差動増幅回路の各々の第1の出
力端子を複数個の伝送線路又はインダクタンス素子を介
して接続して第2の伝送回路とし、上記差動増幅回路の
各々の第2の出力端子を複数個の伝送線路又はインダク
タンス素子を介して接続して第3の伝送回路とした分布
型バランであって、上記第1の伝送回路の一方の端子を
第3の入力端子とし、上記第2の伝送回路の一方の端子
第3の出力端子とし、上記第3の伝送回路の一方の端
第4の出力端子とし、上記第1,第2及び第3の伝
送回路の各々の他方の端子を終端用回路に接続してな
り、上記第3の入力端子に入力する入力信号を分布増幅
して上記第3,第4の出力端子に互いに位相を180度
ずらして出力することを特徴とする分布型バランとして
構成した。
【0017】上記目的を達成するための第2の発明は、
複数個の2入力2出力の差動増幅回路の各々の第1の入
力端子を複数個の伝送線路又はインダクタンス素子を介
して接続して第1の伝送回路とし、上記差動増幅回路の
各々の第2の入力端子を複数個の伝送線路又はインダク
タンス素子を介して接続して第2の伝送回路とし、上記
差動増幅回路の各々の第1の出力端子を複数個の伝送線
路又はインダクタンス素子を介して接続して第3の伝送
回路とし、上記差動増幅回路の各々の第2の出力端子を
複数個の伝送線路又はインダクタンス素子を介して接続
して第4の伝送回路とした分布型バランであって、上記
第1の伝送回路の一方の端子を第3の入力端子とし、上
記第2の伝送回路の一方の端子を第4の入力端子とし、
上記第3の伝送回路の一方の端子第3の出力端子と
し、上記第4の伝送回路の一方の端子第4の出力端子
とし、上記第1,第2,第3及び第4の伝送回路の各々
の他方の端子を終端用回路に接続してなることを特徴と
する分布型バランとして構成した。
【0018】
【作用】本発明では、増幅素子に差動増幅回路を使用
し、ゲート接地トランジスタを使用しないので、そのゲ
ート接地トランジスタによる入力整合性の劣化や利得の
低下が問題になることがない。よって広い周波数範囲に
わたって良好な入出力整合性と信号ロスのない動作が可
能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は分布型バランを構成する単位回路となる差動増幅回
路を示す図である。第1の実施例の分布型バランは図2
に示すように、この差動増幅回路の一方の入力端子を高
周波的に接地した構成を単位回路とした分布増幅型の回
路である。
【0020】図1および図2において、X1、X2が差
動増幅回路の増幅用トランジスタ、X3が定電流源用の
トランジスタ、Sはトランジスタのソース端子、Gはト
ランジスタのゲート端子、I1、I2は差動増幅回路の
2つの入力端子、O1、O2は同差動増幅回路の2つの
出力端子、Ro1、Ro2は出力側の終端用回路を構成
する終端用抵抗、To1、To2は出力側の伝送回路を
構成する伝送線路(又はインダンタンス素子)、Tiは
入力側の伝送回路を構成する伝送線路(又はインダクタ
ンス素子)である。なお、ここでは4セクションの例を
示したが、このセクション数は任意である。
【0021】さて、本発明の構成では、単位回路に差動
増幅回路を用いている。この差動増幅回路は、次のよう
な特徴をもっている。図1において、一方の入力端子I
2を高周波的に接地して他方の入力端子I1から信号を
入力させると、出力端子O1、O2に互いに180度位
相がずれた信号が出力される。しかも、それぞれの信号
の利得はトランジスタX1、X2をソース接地トランジ
スタとしてみたときの利得の半分となる。
【0022】利得が半分になる理由は、図1の差動増幅
回路では、定電流源用のトランジスタX3により、トラ
ンジスタX1、X2に流れる電流の総和が常に一定に保
たれるため、トランジスタX1、X2のソース端子Sと
ゲート端子Gの間には入力端子I1にかかる電圧振幅の
1/2の振幅が互いに180度の位相差でかかり、これ
がトランジスタX1、X2で増幅されるためである。
【0023】また、差動増幅回路の入力部の等価回路
は、ソース接地のトランジスタと同じで、図1の構成例
では、入力端子I1からはトランジスタX1の入力容量
が見える。
【0024】本発明の分布型バランでは、図1に示した
単位回路として差動増幅回路を用いているため、入力部
の等価容量は図9に示したソース接地のトランジスタを
使用する分布増幅器と同じとなり、ゲート接地トランジ
スタを用いた場合のような入力部に純抵抗を持たず、こ
れによる利得や入力整合性の劣化はない。さらに、トラ
ンジスタX1、X2はソース接地トランジスタと同様な
増幅作用をもつ。
【0025】従って、低周波での利得Gvと入力インピ
ーダンスZiは、ソース接地トランジスタを用いた分布
増幅器と同様に、以下のようになる。 Gv=n・gm・Zo/4 ・・(5) Zi=Ri=Zo ・・(6) なお、式(1)に比べて式(5)の利得はその値が1/
2となっているが、これは前述したように差動増幅回路
の定電流源トランジスタX3の作用によるものである。
この式(5)から、本発明のバランでは、セクション数
nとトランジスタの相互コンダクタンスgmに比例し
て、利得Gvが増加することが分かる。また、入力イン
ピーダンスZiは、終端用抵抗Ri(通常50Ω)の値
に一致するため、良好な入力整合性が得られる。
【0026】図3は図2に示した第1の実施例の分布型
バランの実験結果を示したものである。図中の記号は図
11に示したものと同じである。この図から、利得S2
1、S31は周波数0から50GHzの範囲で約5dB
とれており、さらに入力反射係数S11は−10dB以
下と良好な入力整合性が確保されていることが分かる。
これらの結果から、図11の特性で示した従来の分布型
バランに比べて利得および入力整合性ともに優れている
ことが分かる。
【0027】図4、図5および図6は本発明の第2乃至
第4の実施例の分布型バランの回路を示す図である。ま
ず、第2の実施例の図4の分布バランはトランジスタX
1、X2のドレイン端子に伝送線路(又はインダクタン
ス素子)Td1、Td2が挿入されている点が、図2に
示した第1の実施例の分布型バランと異なる。
【0028】第3の実施例の図5の分布バランは単位回
路を構成する差動増幅回路の入力端子I2を高周波的に
は接地せず、単位回路の各入力端子I2間に伝送線路
(又はインダクタンス素子)Ti2を接続して分布型バ
ランを2入力(IN1、IN2)とし、終端用抵抗Ri
1、Ri2を設けた点が異なる。第4の実施例の図6の
分布バランは図4と図5の構成を組み合せたものであ
る。
【0029】図5と図6の第3、第4の実施例の分布バ
ランの回路では、入力端子IN1、IN2の一方を終端
して他方に信号を入力することにより、入力端子IN1
と出力端子OUT1、OUT2の間、又は入力端子IN
2と出力端子OUT1、OUT2の間でバランとして使
用でき、図2で説明した第1の実施例の分布バランと同
様の作用効果が得られる。
【0030】なお、以上の例では、トランジスタとして
電界効果トランジスタを使用した場合を説明したが、バ
イポーラトランジスタを用いた場合でも同様の効果が得
られる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明では、信号のロス
がなくしかも入出力の整合性が良好で広帯域の周波数特
性を有する分布型バランを実現できるため、通信用伝送
装置の高速化や電気的測定装置の高性能化が可能になる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の分布型バランの単位回路を
構成する差動増幅回路の回路図である。
【図2】 本発明の第1の実施例の分布型バランの回路
図である。
【図3】 図2の分布型バランの周波数特性図である。
【図4】 第2の実施例の分布型バランの回路図であ
る。
【図5】 第3の実施例の分布型バランの回路図であ
る。
【図6】 第4の実施例の分布型バランの回路図であ
る。
【図7】 従来の分布型バランの回路図である。
【図8】 従来の代表的なソース接地トランジスタを用
いた分布増幅器の回路図である。
【図9】 図8の分布増幅器の入力部の等価回路図であ
る。
【図10】 図7の分布型バランの入力部の等価回路図
である。
【図11】 図7の分布型バランの周波数特性図であ
る。
【符号の説明】
IN、IN1、IN2:入力端子、OUT1、OUT
2:出力端子、Q1:ソース接地トランジスタ、Q2:
ゲート接地トランジスタ、Ri、Ri1、Ri2:R
o、Ro1、Ro2:終端用抵抗、Ti、Ti1、Ti
2、To、To1、To2、Td1、Td2:伝送線路
(又はインダクタンス素子)、Cgs:トランジスタの
ゲート・ソース間容量、gm:トランジスタの相互コン
ダクタンス、S21、S31:利得、S11、S12:
反射係数、I1、I2:差動増幅回路の入力端子、O
1、O2:差動増幅回路の出力端子、X1、X2:差動
増幅回路のトランジスタ、X3:差動増幅回路の定電流
源用トランジスタ、G:ゲート端子、S:ソース端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−109411(JP,A) 特開 平3−136509(JP,A) 特開 平3−136510(JP,A) 特開 平4−304707(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 11/32 H03F 3/60 H03F 3/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の2入力2出力の差動増幅回路の各
    々の第1の入力端子を複数個の伝送線路又はインダクタ
    ンス素子を介して接続して第1の伝送回路とし、上記差
    動増幅回路の各々の第2の入力端子を高周波的に接地
    し、上記差動増幅回路の各々の第1の出力端子を複数個
    の伝送線路又はインダクタンス素子を介して接続して第
    2の伝送回路とし、上記差動増幅回路の各々の第2の出
    力端子を複数個の伝送線路又はインダクタンス素子を介
    して接続して第3の伝送回路とした分布型バランであっ
    て、 上記第1の伝送回路の一方の端子を第3の入力端子と
    し、上記第2の伝送回路の一方の端子を第3の出力端子
    とし、上記第3の伝送回路の一方の端子第4の出力端
    子とし、上記第1,第2及び第3の伝送回路の各々の他
    方の端子を終端用回路に接続してなり、 上記第3の入力端子に入力する入力信号を分布増幅して
    上記第3,第4の出力端子に互いに位相を180度ずら
    して出力することを特徴とする分布型バラン。
  2. 【請求項2】複数個の2入力2出力の差動増幅回路の各
    々の第1の入力端子を複数個の伝送線路又はインダクタ
    ンス素子を介して接続して第1の伝送回路とし、上記差
    動増幅回路の各々の第2の入力端子を複数個の伝送線路
    又はインダクタンス素子を介して接続して第2の伝送回
    路とし、上記差動増幅回路の各々の第1の出力端子を複
    数個の伝送線路又はインダクタンス素子を介して接続し
    て第3の伝送回路とし、上記差動増幅回路の各々の第2
    の出力端子を複数個の伝送線路又はインダクタンス素子
    を介して接続して第4の伝送回路とした分布型バランで
    あって、 上記第1の伝送回路の一方の端子を第3の入力端子と
    し、上記第2の伝送回路の一方の端子を第4の入力端子
    とし、上記第3の伝送回路の一方の端子第3の出力端
    子とし、上記第4の伝送回路の一方の端子第4の出力
    端子とし、上記第1,第2,第3及び第4の伝送回路の
    各々の他方の端子を終端用回路に接続してなることを特
    徴とする分布型バラン。
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