JP3056891U - 天井走行クレーンの操作装置 - Google Patents

天井走行クレーンの操作装置

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JP3056891U
JP3056891U JP1998006909U JP690998U JP3056891U JP 3056891 U JP3056891 U JP 3056891U JP 1998006909 U JP1998006909 U JP 1998006909U JP 690998 U JP690998 U JP 690998U JP 3056891 U JP3056891 U JP 3056891U
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crane
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JP1998006909U
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進 栗田
明彦 長谷川
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株式会社桜田機械製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一レール上を2台以上の天井走行クレーン
が走行する場合に単動運転すると誤操作により衝突する
危険性がある。 【解決手段】 各クレーン1、2にインターロック回路
12、13が設けられていて、第1スイッチが連動モー
ドを選択した場合にインターロック回路12、13が作
動し、その状態において第2スイッチの単動モード9、
11を選択する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、同一レール上を走行する2台以上の天井走行クレーンを無線信号に より1台ずつまたは2台以上同時に操作する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、同一レール上を走行する2台以上の天井走行クレーンを無線信号により 操作する場合には、少なくてもクレーンの台数分の操作用送信器があって、1個 の操作用送信器で1台のクレーンを操作する場合と1個の操作用送信器で同時に 2台以上のクレーンを操作する場合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような場合には1個の操作用送信器で1台のクレーンを操作しているとき に他の操作用送信器から送信される信号により影響を受けないようにインターロ ック回路が設けられているが、他人が他の操作用送信器で他のクレーンを操作す ることは自由であって、誤った操作により衝突などの事故が起きるおそれがあっ た。
【0004】 また、2台のクレーンを連動して走行させて共吊りする場合に、2台のクレー ンの間隔が一定範囲を外れることにより被吊り上げ物が落下する事故が起きるお それがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
このような課題を解決するための手段として、請求項1の考案は、2個以上の 操作用送信器が、それぞれ、1台ずつの天井走行クレーンごとに操作する複数の 単動モード選択スイッチと複数の天井走行クレーンを同時に操作する1個の連動 モード選択スイッチからなる第1スイッチと、同じく1台ずつの天井走行クレー ンごとに操作する複数の単動モード選択スイッチと複数の天井走行クレーンを同 時に操作する1個の連動モード選択スイッチからなっていて第1スイッチが連動 モードを選択した場合のみに作動する第2スイッチとからなり、各選択スイッチ は対応する天井走行クレーンのインターロック回路に接続されている構成とした から、第1スイッチが連動モードを選択すると総てのクレーンのインターロック 回路が作動するため、第2スイッチが単動モードを選択した場合に対応するクレ ーンのみがその操作用送信器により操作されるだけで、他のクレーンは他の操作 用送信器によっても操作されることがなく、操作の安全性が確保される効果があ り、また、請求項2の考案は、請求項1の考案において、同時に走行する2台の 天井走行クレーンの一方に設けられた検知信号の発信受信手段と、他方に設けら れた検知信号の反射手段と、発信受信手段から発せられる信号により2台の天井 走行クレーンの間隔を判定する間隔判定手段と、2台の天井走行クレーンの適正 間隔範囲を設定する設定手段と、間隔判定手段の判定値が設定手段に設定された 適正間隔範囲内かその範囲より大きいか小さいかを比較する比較手段と、その比 較手段からの入力信号に基づいて出力周波数を変更するインバータと、そのイン バータの出力周波数に対応する速度で回転する一方の天井走行クレーンの走行用 モーターと、からなる構成としたから、2台のクレーンの間隔が適正範囲より大 きい場合には一方のクレーンの速度を高くしまたは低くすることにより間隔を適 正範囲内とし、2台のクレーンの間隔が適正範囲より小さい場合には一方のクレ ーンの速度を低くしまたは高くすることにより間隔を適正範囲内とすることがで きて、共吊りを安全に行うことができる効果がある。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 図1は同一レール上を走行するAクレーン1とBクレーン2をそれぞれ単独に 操作し、かつ、該両クレーン1、2を同時に操作することができるようにした操 作装置のブロック図であって、操作用送信機3は第1スイッチ4と第2スイッチ 8を備え、第1スイッチ4はAクレーンのみを操作するAクレーン単動モード選 択スイッチ5とAクレーン、Bクレーン連動モード選択スイッチ6とBクレーン 単動モード選択スイッチ7を備え、第2スイッチ8も同様にAクレーンのみを操 作するAクレーン単動モード選択スイッチ9とAクレーン、Bクレーン連動モー ド選択スイッチ10とBクレーン単動モード選択スイッチ11を備えているが、 第2スイッチ8は第1スイッチ4においてAクレーン、Bクレーン連動モード選 択スイッチ6が選択された場合にのみ作動するようになっており、また、第1ス イッチ4及び第2スイッチ8の各モード選択スイッチ5、6、7、9、10、1 1はそれぞれ対応するクレーン1、2のインターロック回路12、13を作動さ せて他の操作用送信器からの操作信号を排除するようになっている。
【0007】 次に、図1に示した実施の形態の作動を説明する。 まず、Aクレーン1とBクレーン2を同時に作動させる場合には、操作用送信 器3の第1スイッチ4のAクレーン、Bクレーン連動モード選択スイッチ6を選 択すれば両方のインターロック回路12、13が作動して、図示しない他の操作 用送信器から発せられる操作信号により影響されることなく図示しない操作ボタ ンによりAクレーン1とBクレーン2を同時に同方向へ走行及び昇降させること ができる。
【0008】 ここで、Aクレーン1またはBクレーン2をそれぞれ単独で作動させるには、 第1スイッチ4のAクレーン単動モード選択スイッチ5またはBクレーン単動モ ード選択スイッチ7を選択するとAクレーン1またはBクレーン2をそれぞれ単 独で作動させることができるが、Aクレーン、Bクレーン連動モード選択スイッ チ6は解除されているからAクレーン1を作動させているときはBクレーン2の インターロック回路13が、また、Bクレーン2を作動させているときはAクレ ーン1のインターロック回路12が解除されていてインターロック回路が解除さ れている側のクレーン1または2は図示しない他の操作用送信器からの操作信号 により作動させることができる。
【0009】 したがって、他の操作用送信器を誤操作するとクレーン1、2同士の衝突など の事故が起きるおそれがある。
【0010】 そこで、第1スイッチ4のAクレーン、Bクレーン連動モード選択スイッチ6 を選択した状態に保って、第2スイッチ8の各モード選択スイッチ9、10、1 1を選択するようにすると、両インターロック回路12、13は作動したままで あるから、他の操作用送信器からの無線信号に影響されることなく、Aクレーン 1、Bクレーン2を安全に単動運転することができる。
【0011】 図2は、車両などの長尺の物体を同一レール上を走行する2台の天井クレーン で吊り上げて搬送する場合のように、Aクレーン1とBクレーン2を間隔を一定 範囲内に保って連動走行させる天井走行クレーンの操作装置のブロック図であり 、1はAクレーン、2はBクレーンであって、1個の操作用送信器から発せられ る無線信号により走行するようになっており、Aクレーン1にはBクレーン2に 向けてレーザー光線などの電磁波または超音波などの信号を発する発信器と受信 器を並設した発信受信手段21が設けられ、Bクレーン2にはその信号を反射す る反射手段22が設けられており、発信受信手段21は発信した信号が反射して 受信するまでの時間に基づいてAクレーン1とBクレーン2の間隔を判定する間 隔判定手段23に接続されている。
【0012】 設定手段25は、Aクレーン1とBクレーン2に許容される適正間隔範囲を任 意に設定するようにしたものであって、その設定範囲と間隔判定手段23で判定 された判定値が比較手段24で比較され、例えば、Aクレーン1がBクレーン2 に追随して走行している場合には、判定値が設定範囲より大きければインバータ ー26の出力周波数を高めてAクレーン1の走行用モーター27の回転速度を上 げることによりBクレーン2との間隔を縮め、判定値が設定範囲よりも小さけれ ばインバーター26の出力周波数を下げてAクレーン1の走行用モーター27の 回転速度を下げることによりBクレーン2との間隔を広げ、判定値が設定範囲内 にあるときはインバーター26の出力周波数をそのままに保つようになっている 。
【0013】 Aクレーン1がBクレーン2に先行して走行している場合には上記と逆に制御 される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の考案の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】請求項2の考案の実施の形態のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1、2:天井走行クレーン 3:操作用送信器 4:第1スイッチ 5、7、9、11:単動モード選択スイッチ 8:第2スイッチ 6、10:連動モード選択スイッチ 12、13:インターロック回路 21:発信受信手段 22:反射手段 23:間隔判定手段 24:比較手段 25:設定手段 26:インバーター 27:モーター

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一レール上を走行する2台以上の天井
    走行クレーンを無線信号により1台ずつまたは2台以上
    同時に操作する装置において、2個以上の操作用送信器
    が、それぞれ、1台ずつの天井走行クレーンごとに操作
    する複数の単動モード選択スイッチと複数の天井走行ク
    レーンを同時に操作する1個の連動モード選択スイッチ
    からなる第1スイッチと、同じく1台ずつの天井走行ク
    レーンごとに操作する複数の単動モード選択スイッチと
    複数の天井走行クレーンを同時に操作する1個の連動モ
    ード選択スイッチからなっていて前記第1スイッチが連
    動モードを選択した場合のみに作動する第2スイッチと
    からなり、前記各選択スイッチは対応する天井走行クレ
    ーンのインターロック回路に接続されていることを特徴
    とする天井走行クレーンの操作装置。
  2. 【請求項2】 同時に走行する2台の天井走行クレーン
    の一方に設けられた検知信号の発信受信手段と、他方に
    設けられた前記検知信号の反射手段と、前記発信受信手
    段から発せられる信号により2台の天井走行クレーンの
    間隔を判定する間隔判定手段と、2台の天井走行クレー
    ンの適正間隔範囲を設定する設定手段と、前記間隔判定
    手段の判定値が前記設定手段に設定された適正間隔範囲
    内かその範囲より大きいか小さいかを比較する比較手段
    と、該比較手段からの入力信号に基づいて出力周波数を
    変更するインバータと、該インバータの出力周波数に対
    応する速度で回転する前記一方の天井走行クレーンの走
    行用モーターと、からなることを特徴とする請求項1記
    載の天井走行クレーンの操作装置。
JP1998006909U 1998-08-21 1998-08-21 天井走行クレーンの操作装置 Expired - Lifetime JP3056891U (ja)

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