JP3056836U - 林檎・梨の皮剥ぎ具 - Google Patents

林檎・梨の皮剥ぎ具

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JP3056836U
JP3056836U JP1998006382U JP638298U JP3056836U JP 3056836 U JP3056836 U JP 3056836U JP 1998006382 U JP1998006382 U JP 1998006382U JP 638298 U JP638298 U JP 638298U JP 3056836 U JP3056836 U JP 3056836U
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peeling
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JP1998006382U
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貫一 光中
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貫一 光中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性が確保された上で、薄く皮を剥ぐこ
と。 【構成】 本考案は、図に示すように、ローラー10と
第1の刃部12とを林檎40の表面に当接した後、林檎
40を回転させて、皮を剥ぐ。皮を剥いだ後林檎40を
分割する際には、鞘部17を抜いて第2の刃部15を使
用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、林檎・梨の皮剥ぎ具に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】 従来、林檎や梨等の皮を剥ぐ際には、専用の果物ナイフや 汎用の包丁等が用いられていた。しかしながら、この種の果物ナイフや包丁等は 、ボールのように丸形のものを剥ぐには不向きで、一様に薄く皮を剥ぐことが難 しかった。また、しばしば、あやまって手指を怪我することが少なくなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 本考案の課題は、上述した問題点が解決 され、一様に薄く皮を剥ぐことが容易で、誤って怪我をすることがないように安 全性に配慮した構造とすることである。
【0004】 さらに、本考案の課題は、渦巻状に皮を剥いだ後に分割するという順序に従っ て、その機能を局在化した構造とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図面を参考にして説明する。この考案に係 わる林檎・梨の皮剥ぎ具は、林檎40の表面の皮41を剥ぐために当接するロー ラー10及び第1の刃部12と、第1の刃部12に連結されかつ林檎40を分割 する際に手指で把握する円柱状把握部14と、円柱状把握部14に固定されかつ 皮の剥がれた林檎42を分割するための第2の刃部15と、第2の刃部15を覆 うためのボール状把握部16及び鞘部17とを備えたものである。
【0006】 右利きの人を例にとって説明する(左利きの人は左右の手が逆になる)。第1 の皮剥ぎ作業においては、第1の支承部11を右手母指末節30及び示指末節で 挟み、ローラー10と第1刃部12とを林檎40の表面に当接し、林檎40を回 転させる。第2の分割作業においては、ボール状把握部16、鞘部17、及び先 端部18を抜いて、第2刃部15を露出させると共に、右手母指末節70及び右 手中指末節50、右手示指末節60で円柱状把握部14を握り、皮剥ぎ後の林檎 42の分割を行う。
【0007】
【考案の実施の形態】 本考案の実施の形態の皮剥ぎ具を使用して林檎を剥 ぐ状態を示す図1,図2,図3を参照すると、この皮剥ぎ具19は、これから皮 を剥ごうとする林檎の表面に当接するローラー10と、ローラー10を回転自在 に両側面から支承する第1の支承部11と、第1の支承部11の他端を固定する と共に皮を剥ぐ鋸歯状刃を有する第1の刃部12と、第1の刃部12の他端を両 側で支承する第2の支承部13と、第2の支承部13の他端を片手で支承する円 柱状把握部14と、把握部14のほぼ中央部に固定された第2の刃部15と、第 2の刃部15を覆うためのボール状把握部16、鞘部17及び先端部18を有す る。
【0008】 第1の刃部12は、図3,図6に示すように、鋸歯状刃を有する刃部2Aと、 歯支承部2Bとを有する。刃部2Aは、前方にローラー10があるため、誤って 手指を怪我することがない。
【0009】 林檎40をローラー10と刃部2Aとに当接して、ローラー10の方向に向か って、林檎40を回転させると、薄く皮41が剥がれる。この際林檎40を左手 に持ち、第1の支承部11又は第1の刃部12の両側を右手母指と右手示指とで 挟む。また、第2の刃部15は鞘部17内に入っているため、誤って手を触れて 怪我をすることがない。林檎40を数回回転させて、皮を剥ぐまで行われる。以 上が皮を剥ぐための第1の作業順序である。
【0010】 次に、皮剥ぎの終了した林檎40を分割するための第2の作業順序を図4,図 5,図6,図7を用いて説明する。第2の作業順序に移行するため、サッカーボ ールのミニチュアを有するボール状把握部16,これと一体となった鞘部17、 及び先端部18を抜き、第2の刃部15を露出させる。第2の刃部15は図7に 示すように、先端が平坦に加工され、刃が設けられていないため手指が触れても 怪我をすることがない。
【0011】 なお、ボール状把握部16と鞘部17と先端部18とは、機械的に接続されて いる。
【0012】 まず、右手母指末節70と右手中指末節50とで、円柱状把握部14を挟む。 この際、右手示指末節60は、円柱状把握部14の中間を上方から押さえる。さ らに、右手母指基節71と右手中指中節51とで、第1の刃部12を挟み、右手 示指中節61でローラー10を押さえる。以上により鞘部17を抜いた第2の刃 部15を右手でしっかりと把握する。
【0013】 次に、皮を剥いだ林檎42の芯を通過する中央線に沿って当接し、どちらかと 言えば、押すときに力を入れて、2つ割り、4つ割、又は8つ割となるように適 宜切り開く。最後に、芯部分が不要の場合には、第2の刃部15を用いて切除す る。
【0014】
【考案の効果】 以上の如く、本考案によれば、皮剥ぎ専用部分と、分割加 工部分とを分離しているため、皮剥ぎ作業が薄く迅速に行えると共に、分割作業 も迅速に行うことができ、また作業中に誤って手指の怪我をする事故もなく、左 右対称であるため、右利きの人手も左利きの人でも簡便に使用することができ、 さらには、安全性が確保された構造であるため、老若男女を問わず広く利用でき るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の皮剥ぎ具を示す側面図で
ある。
【図2】本考案の実施の形態の皮剥ぎ具を示す正面図で
ある。
【図3】本考案の実施の形態の皮剥ぎ具を示す下面図で
ある。
【図4】本考案の実施の形態の皮剥ぎ具において、鞘を
抜いて手で把握した状態を示す側面図である。
【図5】本考案の実施の形態の皮剥ぎ具において鞘を抜
いて手で把握した状態を示す正面図である。
【図6】本考案の実施の形態の第1の刃部を示す側面図
である。
【図7】本考案の実施の形態の第2の刃部を示す側面図
である。
【符号の説明】
2A 刃部 2B 歯支承部 10 ローラー 11 第1支承部 12 第1刃部 13 第2支承部 14 円柱状把握部 15 第2の刃部 16 ボール状把握部 17 鞘部 18 先端部 19 皮剥ぎ具 30 母指末節 40 林檎 41 林檎の皮 42 皮剥後の林檎 50 中指末節 51 中指中節 60 示指末節 61 示指中節 70 母指末節 71 母指基節

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 林檎(40)の表面の皮(41)を剥ぐ
    ために当接するローラー(10)及び第1の刃部(1
    2)と、第1の刃部(12)に連結されかつ林檎(4
    0)を分割する際に手指で把握する円柱状把握部(1
    4)と、円柱状把握部(14)に固定されかつ皮の剥が
    れた林檎(42)を分割するための第2の刃部(15)
    と、第2の刃部(15)を覆うためのボール状把握部
    (16)及び鞘部(17)とを備えたことを特徴とする
    林檎・梨の皮剥ぎ具。
JP1998006382U 1998-08-20 1998-08-20 林檎・梨の皮剥ぎ具 Expired - Lifetime JP3056836U (ja)

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