JPH053003Y2 - - Google Patents

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JPH053003Y2
JPH053003Y2 JP1989070599U JP7059989U JPH053003Y2 JP H053003 Y2 JPH053003 Y2 JP H053003Y2 JP 1989070599 U JP1989070599 U JP 1989070599U JP 7059989 U JP7059989 U JP 7059989U JP H053003 Y2 JPH053003 Y2 JP H053003Y2
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JP
Japan
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plate
fruit
thumb
cutter
fruit thinning
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JP1989070599U
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JPH0310739U (ja
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  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、指に装着したままりんご、なし、キ
ユウリ等の果菜類の果枝を切断する摘果用カツタ
ーに関するものである。
(従来の技術) 一般に、りんご、なし、キユウリ等の果菜類を
摘果(以下、未だ熟さない実を摘む場合をも含
む)するには、片方の手で果枝を把持し、他方の
手で果菜体をねじつてもぐか、一方の手で果菜体
を把持し、他方の手に持つた鋏で果枝を切断して
行うが、手でもぐ場合には果菜体を傷めて商品価
値を損ねたり、思いがけず、作業者の手を棘で傷
付け易く、また鋏を使用する場合でも、鋏を持つ
手が塞がつて他の作業を行いにくいことが知られ
ている。
このような実情に鑑みて従来、親指あるいは人
差指に装着したまま片手で切断動作を行うべく、
摘果用カツターが提供されている。
即ち、指輪または指サツクに直接、あるいは押
板を介して切断刃を取付けたものが提供されてい
る。例えば、(イ)実開昭63−63355号のマイクロフ
イルム、(ロ)実開昭60−72126号のマイクロフイル
ム、(ハ)実開昭54−137550号のマイクロフイルム、
(ニ)実公昭36−12437号公報がある。
そして、かかる摘果用カツターとして望まれる
ことは、(a)量産に適していること(出来れば、一
枚の板金で製作できること)。(b)狭小部分を指先
で押圧するものでないこと、更に感覚を鋭敏に保
てるものであること。(c)部品点数が少なく、形状
が複雑でないこと。(d)指の太さに関係なく指先が
まんべんなく密着すること。(e)切断機能を容易に
果たし得ること。等の要件が満たされることであ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記(イ)は(d),(e)の要件が、前記
(ロ)は(a),(c)の要件が、前記(ハ)は(a),(b),(c),(
d)の
要件が、前記(ニ)は(a),(c)の要件がそれぞれ欠如し
ており、前記(a),(b),(c),(d),(e)の要件すべてを
満足する摘果用カツターはなかつた。
本考案は、かかる問題点を解消した摘果用カツ
ターを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る摘果用カツターは、親指の指先程
度の大きさを有し、かつ中央部が親指の腹の脹ら
みに適合するように膨出した薄肉の皿状押板と、
該皿状押板の膨出した外側に皿状押板の表面に対
して所定角度をもつて起立するごとく一体的に固
着した切断刃と、指先に装着する装着部材とを備
えることを特徴とするものである。
(作用) 本考案に係る摘果用カツターによれば、切断荷
重がほぼ広大な皿状押板全体に加わり、しかも第
一関節から上の指先の腹全体にまんべんなく加わ
るので、不必要な力を要せず極めて効率的な切断
作用を行いうる。また、指先が薄肉の摘果用カツ
ターの皿状押板に密着し、指先全体に伝わる感覚
を鋭敏に保つことができる。
(考案の効果) 本考案に係る摘果用カツターは、前述のごとき
構成、作用を有するから、不必要な力を要せず果
菜類を容易にしかも軽快に効率よく摘果すること
ができ、また指先が痛まないため力を入れ易く、
長時間切断作業を継続しても比較的指先の疲労が
軽く済む。更に、指先が薄肉でなる摘果用カツタ
ーの皿状押板に密着するから、指先全体に伝わる
感覚が極めて鋭敏で特に複数個の果菜類が近接し
て隣合つている場合でも、誤動作なく確実に一つ
ずつ果菜類を摘果しうるほか、一枚の板金をプレ
ス加工で容易に製作できるので、量産可能で加工
費が低廉で、右利き、左利きの区別なく共用でき
る等著大な実用的効果を奏するものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を基づいて具体的
に説明する。
第1図〜第3図は本考案に係る摘果用カツター
の一実施例を示すものである。これらの図におい
て、第1図は前方斜め方向から見た斜視図、第2
図は後方斜め方向から見た斜視図、第3図は使用
状態の一例を示す説明図である。
1は摘果用カツターで、この摘果用カツター
は、0.1〜0.5mm程度の薄鋼板からなり、親指の指
先程度の大きさの小判形を呈する皿状押板2を有
している。
皿状押板2は、薄肉で中央部が親指の腹の脹ら
みに適合するように湾曲膨出しており、この最も
外側に湾曲膨出した個所にほぼ横方向で皿状押板
2の側端近くまで延びる円弧状をした短冊形の切
断刃3を、皿状押板2の表面に対して所定角度を
もつて一体的に起立形成させる。
本実施例では、プレス加工で作製しやすいよう
一枚の板金を切欠窓4の上方に折曲させて切断刃
3を起立形成してあり、切断刃3の皿状押板2の
表面に対する折曲角度は直角又はほぼそれに近い
所定角度をもつて起立せしめる。
前記皿状押板2の左、右両側方には、この皿状
押板2と一体的に形成した薄鋼板からなる装着部
材即ち指先に装着するための一対の折曲片6が設
けられている。なお、装着部材6は薄鋼板の折曲
片のほか、例えばゴム製の指サツクやバンドを用
いる等も可能であり、また本考案においては摘果
用カツター1全体を一枚の板金で形成したが、皿
状押板2等の一部分を合成樹脂等の他の材質に代
えることは必要に応じてなしうる。
以上のように構成された本考案による摘果用カ
ツターを使用するには、第3図に示したごとく、
切断刃3が親指の腹の中心に一致するように、親
指の脇腹に折曲片6を抱着させ、親指と中指で果
菜体7の基部における果枝8を挾み、親指の第一
関節を折曲げて皿状押板2つまり切断刃3を押動
すれば果菜体7の基部を切断できる。
第4図は摘果用カツター1の別の態様をしめす
もので、切断刃3を前記皿状押板2の最も外側に
湾曲膨出した個所にほぼ縦方向に起立突設したも
のであり、親指と果枝8が直角に対向するような
場合に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係る摘果用カツター
の一実施例を示すもので、第1図は前方斜め方向
から見た斜視図、第2図は後方斜め方向から見た
斜視図、第3図は使用状態の一例を示す説明図、
第4図は摘果用カツター1の別の態様をしめす第
1図相当の図面である。 1……摘果用カツター、2……皿状押板、3…
…切断刃、6……装着部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 親指の指先程度の大きさを有し、かつ中央部が
    親指の腹の脹らみに適合するように膨出した薄肉
    の皿状押板と、該皿状押板の膨出した外側に皿状
    押板の表面に対して所定角度をもつて起立するご
    とく一体的に固着した切断刃と、指先に装着する
    装着部材とを備えることを特徴とする摘果用カツ
    ター。
JP1989070599U 1989-06-15 1989-06-15 Expired - Lifetime JPH053003Y2 (ja)

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JP1989070599U JPH053003Y2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15

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JP1989070599U JPH053003Y2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15

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Publication Number Publication Date
JPH0310739U JPH0310739U (ja) 1991-01-31
JPH053003Y2 true JPH053003Y2 (ja) 1993-01-25

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ID=31606887

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4325933A1 (de) * 1993-08-02 1995-02-09 Kaltenbach & Voigt Zahnärztliches Zahnreinigungsinstrument mit einem maschinell angetriebenen Zahnreinigungswerkzeug

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JPS6363355B2 (ja) * 1980-10-22 1988-12-07

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JPS5633214Y2 (ja) * 1978-03-16 1981-08-07
JPS6072126U (ja) * 1983-10-21 1985-05-21 石黒 幸一 果菜等の摘み切り器
JPS6363355U (ja) * 1986-07-04 1988-04-26

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363355B2 (ja) * 1980-10-22 1988-12-07

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JPH0310739U (ja) 1991-01-31

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