JP3056649U - アミエビの絞り出し器 - Google Patents

アミエビの絞り出し器

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JP3056649U
JP3056649U JP1998006552U JP655298U JP3056649U JP 3056649 U JP3056649 U JP 3056649U JP 1998006552 U JP1998006552 U JP 1998006552U JP 655298 U JP655298 U JP 655298U JP 3056649 U JP3056649 U JP 3056649U
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JP
Japan
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cap
peripheral surface
splitting
shrimp
cutter
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Application number
JP1998006552U
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English (en)
Inventor
幹男 原
Original Assignee
幹男 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍してレンガ状に賦形したアミエビを鮮度
が維持できる半壊状態で瞬時にアミカゴに供給すること
ができ、しかも衛生的である。 【解決手段】 有底円筒形の開口側の外周面にキャップ
装着用雄螺子2を刻設したチューブ本体1を形成する。
球冠状に形成して前記チューブ本体1に螺合する雌螺子
4を刻設し、反対面側に中空の略円錐台形の絞り出し口
10を突出形成したキャップ3を形成する。キャップ3
の内周面に嵌入する環状の分裂カッター枠6の内側にカ
ッター刃7,7,…を放射状に設けた分裂カッター5を
設ける。絞り出し口10に被蓋する蓋11を設ける。ま
た、チューブ本体1の端面の内部に放射状に分裂板13
を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はアミエビをコマセ入れ(一例、コマセカゴ或は、アミカゴ)に絞り出 し供給するアミエビの絞り出し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コマセに用いられるアミエビは通常、鮮度、姿かたちを維持するために 冷凍加工されて通称、アミエビレンガと呼ばれて、レンガと略同形に賦形され1 5kg版で出荷され、販売店において1/4切り、1/8切り、等に分割されて販売され ている。従って、これを購入し、コマセに利用する場合は、自然解凍しながら小 さく砕き、例えばアミカゴの中に充填し使用している。また近来略円錐形の紙筒 内にマキエを入れた絞り出し式のものも公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、冷凍によりレンガ状に固形化しているアミエビは、凍結力が強 い間はアミカゴの中に入れるように細かく砕くのに手間がかゝり、また、逆に解 凍後は臭気が強く、散乱しやすくなって釣場が不衛生となるのみならず、手が臭 くなるのをきらってアミエビをスプーン等を使用してアミエビをアミカゴの中に 充填しているが、この場合は作業能率が悪く、回遊魚の群れが回ってきて釣り上 げが多くなった場合等には迅速に対応できない問題点を有していた。また、絞り 出し式のものは冷凍固形をしたものには適さない問題点を有していた。
【0004】 本考案はこれらの問題点に鑑み、充填時に一々細かく砕く必要がなく、取扱い も簡便で迅速にアミカゴ中にアミエビを充填することができ、臭気も外に出ず、 手も汚れることなく、釣場も衛生的で快適な釣が楽しめるアミエビの絞り出し器 を提供することを目的として考案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 有底円筒形の開口側の外周面にキャップ装着用雄螺子を刻設したチューブ本体 と、球冠状に形成し大径開口部側の内周面に前記キャップ装着用雄螺子と螺合す る雌螺子を刻設し反対面側に中空の略円錐台形の絞り出し口を内部と連通せしめ て突出形成したキャップと、キャップの内周面に嵌入する環状の分裂カッター枠 の内側にカッター刃を放射状に設けた分裂カッターと、絞り出し口に被蓋する蓋 との構成からなる。またさらにチューブ本体の端面の内部に中央より放射状に分 裂板を取付ける。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案を図形に基づいて説明すると、チューブ本体1は、例えば、塩化ビニー ル、ポリエチレン等のプラスチック材料を用いて有底円筒形に成形し、一方の開 口側の外周面にキャップ装着用雄螺子2を刻設する。さらに詳しくは、チューブ 本体1は手で握って絞り出せる柔軟性と薄い厚みの素材で形成する。キャップ3 は、例えばプラスチック材で略球冠状に形成し、大径開口部側の内周面に前記キ ャップ装着用雄螺子2と螺合する雌螺子4を刻設する。分裂カッター5は、例え ばキャップ3の内周面に遊嵌する直径の環状に形成した分裂カッター枠6の内側 に放射状に縦断面蓋形状のカッター刃7,7,…を植付けする。カッター支持突 起8はキャップ3の内周面9に沿って内側に向かって直径方向に輪状に突設する 。さらに詳しくは、カッター支持突起8の突設位置は、例えば、前記雌螺子4の さらに内側のキャップ3内に直径方向に分裂カッター5を遊嵌した状態で分裂カ ッター枠6を下から支持する位置に突設する。絞り出し口10は、キャップ3の 前記雌螺子4を刻設した端部と反対側の端部の中央位置に、中空の略円錐台形に キャップ3の中空内部と連通せしめて先細に突設する。蓋11は絞り出し口10 の外周面に挿入できる大きさの縦断面U字形の有底筒形に形成し絞り出し口10 の基部に設けた雄螺子12に螺入して蓋をする。
【0007】 また、さらに他の実施例としては、図5に示す如く、チューブ本体1の前記キ ャップ装着用雄螺子2を刻設した反対側の端面の内部に中央より放射状に分裂板 13を取付けてもよく、この場合は後述する絞り出しと同時に、分裂板13によ りチューブ本体1の上層部でも冷凍半壊のアミエビがさらに分裂板13に喰い込 んで細かく分裂さすことができる。さらに、チューブ本体1を上下に振ると分裂 板13により小さく破砕され、解凍をすみやかに促進させることができる。また 、絞り出し口11の異径部の外周面に切り取り窪み溝14,14を窪設しておく と、アミカゴの大きさにより、所望径位置で切り落すと絞り出し口11の直径の 大小を選択でき便利である。さらにカッター刃7は分裂カッター枠6内に放射状 にかならずしも限定されるものでなく、図6に示す如く形成してもよく、また碁 盤目状に取付けてもよい。そしてカッター刃7の縦断面は実施例では菱形を示し ているが、三角形或は楕円形に形成してもよい。また、カッター刃7は中央を高 くして斜めに取付けると冷凍半壊のアミエビが刃に沿って滑りながら切れるので 切削性が向上する。
【0008】 次に本考案を実施し使用する場合に就いて述べると、キャップ3を回してキャ ップ装着用雄螺子2から雌螺子4を切り離してチューブ本体1を切り離して開口 部を上向きにした状態にしたチューブ本体1中に、冷凍してレンガ形にしたアミ エビを少し砕いてチューブ本体1中に入る大きさの半壊の塊(以下半壊アミエビ と略す)にして投入し、チューブ本体1中に前記半壊アミエビを投入後にキャッ プ装着用雄螺子2に雌螺子4を螺入してキャップ3をチューブ本体1に装着する 。そしてこの状態で待機することもできるが、アミカゴに絞り出す時には、チュ ーブ本体1を掌で握り絞り出すとチューブ本体1内の半壊アミエビは分裂カッタ ー5内を通過し、カッター刃7により切り裂かれて細かく分裂し、絞り出し口1 0より絞り出すことができるので、蓋11を抜き取るとアミカゴ内に適量を迅速 に絞り出すことができ、蓋11で絞り出し口10を閉じておくと臭いも外に出な い。また、分裂カッター5は取外して使用することもできる。
【0009】
【考案の効果】
以上述べた如く本考案を実施すると、鮮度、姿かたちを維持するためにレンガ 形に冷凍し固形状となっているアミエビを半壊状態で自然解凍を待ちながら待機 することができ、一瞬の絞り出し作業で、半壊状態のアミエビをさらに細かく砕 いてアミカゴ内に供給することができるので魚群が回ってきて釣り上げ量が急に 増大しても十分に対応ができ、分裂カッター類も全て取外せて洗滌も可能であり 、取扱いも衛生的で、臭いも外に出ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】アミエビの絞り出し器の縦断面図である。
【図2】アミエビの絞り出し器の分裂カッターの斜視図
である。
【図3】分裂カッターの平面図である。
【図4】分裂カッターの図3のA−A線上の縦断面図で
ある。
【図5】他の実施例を示す斜視図である。
【図6】分裂カッターの他の実施例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 チューブ本体 2 キャップ装着用雄螺子 3 キャップ 4 雌螺子 5 分裂カッター 6 分裂カッター枠 7 カッター刃 8 カッター支持突起 9 内周面 10 絞り出し口 11 蓋 12 雄螺子 13 分裂板 14 切り取り窪み溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒形の開口側の外周面にキャップ
    装着用雄螺子2を刻設したチューブ本体1と、球冠状に
    形成し大径開口部側の内周面に前記キャップ装着用雄螺
    子2と螺合する雌螺子4を刻設し、反対面側に中空の略
    円錐台形の絞り出し口10を内部と連通せしめて突出形
    成したキャップ3と、キャップ3の内周面に嵌入する環
    状の分裂カッター枠6の内側にカッター刃7,7,…を
    放射状に設けた分裂カッター5と、絞り出し口10に被
    蓋する蓋11とからなるアミエビの絞り出し器。
  2. 【請求項2】 前記チューブ本体1の端面の内部に中央
    より放射状に分裂板13を取付けたことを特徴とする請
    求項1記載のアミエビの絞り出し器。
JP1998006552U 1998-08-10 1998-08-10 アミエビの絞り出し器 Expired - Lifetime JP3056649U (ja)

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JP3056649U true JP3056649U (ja) 1999-02-26

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ID=43190608

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021029234A (ja) * 2019-08-13 2021-03-01 陽 凍田 撒餌を撒餌籠・器具に充填と容器再利用の為の撒餌収納容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021029234A (ja) * 2019-08-13 2021-03-01 陽 凍田 撒餌を撒餌籠・器具に充填と容器再利用の為の撒餌収納容器

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