JP3049043U - ごまあたり器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案の目的は、飛散を防止し、目詰まりをな
くして効率をよくし、手入れが簡単なごまあたり器を提
供するものである 【解決手段】おわん状にくり抜いた内面平滑な容器１に
蓋２を設け、その蓋２の中央部に穴３を設け、先端部に
柄４の部分より大きい直径の球部５を有する前記の穴３
に挿入可能な円柱状の柄４よりなり底周辺部のＲと球部
５のＲが合致するものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】

食用ごま又は粒状物を擦る為の、手動式ごまあたり器に関するものであ る。

【従来の技術】

従来は内側に目を刻んだ容器（あたり鉢）に食用ごま又は粒状物を入れ 、すりこ木を手で回転させて擦ることにより粉状とするのが通常の方法で あった。

【考案が解決しようとする課題】

従来のあたり鉢使用においては、すっている間にごまが周辺に飛散し、 又目が刻まれているので、擦った物の目詰まりにより効率が悪く、手入れ にも多くの時間を要するという問題があった。 本考案の目的は、飛散を防止し、目詰まりをなくして効率をよくし、手 入れが簡単なごまあたり器を提供するものである。

【考案が解決しようとする手段】

本考案のごまあたり器は、おわん状にくり抜いた内面平滑な容器１に蓋 ２を設け、その蓋２の中央部に穴３を設け、先端部に柄４の部分より大き い直径の球部５を有する、前記の穴３に挿入可能な円柱状の柄４よりなる ものである。

【考案の実施の形態】

図１〜５において容器、蓋、先端部に球部のついた柄は、例えばみずめ 桜、楓などの堅い木を用い、おわん状にくり抜いた内面平滑な容器１に蓋 ２を設け、その中央に穴３を設け、先端部に柄４の部分より大きい直径の 球部５を有する円柱状の柄４よりなり、使用方法としては、容器１にごま 又は粒状物を適量入れ、柄４を蓋の穴に挿入し、蓋２をして柄４を手動で 円形状に回転させて、ごま、粒状物を擦りつぶすものである。従来のあた り鉢においては溝があって、あたり棒と凸凹のある溝の間でごま等がすり つぶされていたが、本容器使用においては平滑な面にて、底周辺部のＲと 柄の先端の球部５のＲが合致している為に、ごまの粒状物をにがさずより 早く確実に擦りつぶすことが出来るものである。

【考案の効果】

本考案は上述の通り構成しているので、従前の容器使用において問題の あった、目づまりによる粒状物のロスをなくし、中身の飛散防止、手入れ の簡便なことにより多くの時間を必要としない等の効果が期待できるもの である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の全体を示す断面図である

【図２】本体の平面図である

【図３】本体の立面図である

【図４】あたり棒の断面を示す平面図である

【図５】あたり棒の立面図である

【符号の説明】

１ 容器本体 ２ 蓋 ３ 穴 ４ 柄 ５ 球部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】おわん状にくり抜いた内面平滑な容器
   （１）に蓋（２）を設け、その蓋の中央部に穴（３）を
   設け、先端部に柄（４）の部分より大きい直径の球部
   （５）を有する前記の穴（３）に挿入可能な円柱状の柄
   （４）よりなり底周辺部のＲと球部（５）のＲが合致す
   ることを特徴とするごまあたり器。