JP3055385U - あらまっ茶 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案の目的は、飛散を防止し、目詰まりをな
くして効率よく手入れが簡単なお茶の葉すり器を提供す
るものである。 【解決手段】ひょうたん型にくり抜いた内面平滑な容器
１に蓋２を設け、その蓋２の中央部に穴３を設け、先端
部に柄４の部分より大きい直径の球部５、を有する前記
の穴３に挿入可能な円柱状の柄４よりなり底周辺部のＲ
と球部のＲが合致するものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】

お茶の葉を擦りつぶす為の手動式お茶の葉すり器に関するものである。

【従来の技術】

従来は内側に目を刻んだ容器（あたり鉢）にお茶の葉を入れ、すりこぎ を手で回転させて擦ることにより粉状とするのが通常の方法であった。

【考案が解決しようとする課題】

従来のあたり鉢使用においては、すっている間に、お茶の葉が周辺に飛 散し、又目が刻まれているので、擦った物の目詰まりにより効果が悪く、 手入れにも多くの時間を要し、さらに少量を擦るのが難しいと言う問題が あった。 本考案の目的は、飛散を防止し、目詰まりをなくして効率をよくし、手 入れが簡単で少量も擦れると言うお茶の葉擦り器を提供するものである。

【考案が解決しょうとする手段】

本考案のお茶の葉擦り器はひょうたん状にくり抜いた内面平滑な容器に 蓋２を設け、その蓋の中央部に穴３を設け、先端部に柄４の部分より大き い直径の球部５を有する前記の穴３に、挿入可能な円柱状の柄よりなるも のである。

【考案の実施の形態】

図１〜５において、容器、蓋、先端部に球部のついた柄は、例えばみず め桜、楓などの堅い木を用い、ひょうたん状にくり抜いた内面平滑な容器 １に蓋２を設け、その中央に穴３を設け、先端部に柄４の部分より大きい 直径の球部５を有する円柱状の柄４よりなり、使用方法としては、容器１ にお茶の葉を適量入れ、柄４を蓋の穴に挿入し蓋２をして、柄４を手動で 円形状に回転させて、お茶の葉を擦れつぶすものである。従来のあたり鉢 においては、溝があって、あたり棒と凸凹のある溝の間でお茶の葉が擦り つぶされていたが、本容器使用において葉平滑な面にて、底周辺部のＲと 柄の先端球部５のＲが合致している為に、お茶の葉をにがさずより早く確 実に擦りつぶすことができるものである。

【考案の効果】

本考案は上述の通り構成しているので、従前の容器使用において問題の あった、目詰まりによるロスをなくし、中身の飛散防止、手入れの簡単な ことにより多くの時間を必要としない等の効果が期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の全体を示す断面図である。

【図２】 本体の平面図である。

【図３】 本体の立面図である。

【図４】 あたり棒の断面を示す平面図である。

【図５】 あたり棒の立面図である。

【符号の説明】

１ 容器本体 ２ 蓋 ３ 穴 ４ 柄 ５ 球部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ひょうたん状にくり抜いた内面平滑な容器
   （１）に蓋（２）を設け、その蓋の中央部に穴（３）を
   設け、先端部に柄（４）の部分より大きい直径の球部
   （５）を有する前記の穴（３）に挿入可能な円柱状の柄
   （４）よりなり、底周辺部のＲと球部（５）のＲが合致
   することを特徴とするお茶の葉すり器。