JP3055876U - 携帯電話機のアンテナトップの発光装置 - Google Patents
携帯電話機のアンテナトップの発光装置Info
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- JP3055876U JP3055876U JP1998005696U JP569698U JP3055876U JP 3055876 U JP3055876 U JP 3055876U JP 1998005696 U JP1998005696 U JP 1998005696U JP 569698 U JP569698 U JP 569698U JP 3055876 U JP3055876 U JP 3055876U
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- Japan
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- antenna
- light emitting
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- Telephone Function (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】携帯電話機のアンテナの先端に装着される発光
装置は、その装着部分が折れ曲がりやすく、また、発光
装置自体嵩張るものであった。このことから、コンパク
トに装着することができると共に、エネルギーの変換効
率の高いアンテナトップの発光装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】携帯電話機のアンテナロッド1の先端に嵌
め込まれるアンテナトップ金具2に、携帯電話機の送受
信搬送波に同調する略平面状のストリップライン5を表
裏面(4a・4b)にプリントしたプリント基板チップ
4を一体的に取り付け、また、そのプリント基板チップ
4の上端にLED6を設け、このLED6を、前記コイ
ル5aにダイオード7を介して接続し、さらに、アンテ
ナトップ金具2のアンテナロッド1への嵌め込み部21
を絶縁体9で絶縁して発光装置を構成する。発光装置と
携帯電話機のアンテナロッドとが電気的に絶縁状態であ
るため、搬送波の送受信に適した全長とされているアン
テナ長が変わってしまうこともなく通話時の搬送波の送
受信感度もよい。
装置は、その装着部分が折れ曲がりやすく、また、発光
装置自体嵩張るものであった。このことから、コンパク
トに装着することができると共に、エネルギーの変換効
率の高いアンテナトップの発光装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】携帯電話機のアンテナロッド1の先端に嵌
め込まれるアンテナトップ金具2に、携帯電話機の送受
信搬送波に同調する略平面状のストリップライン5を表
裏面(4a・4b)にプリントしたプリント基板チップ
4を一体的に取り付け、また、そのプリント基板チップ
4の上端にLED6を設け、このLED6を、前記コイ
ル5aにダイオード7を介して接続し、さらに、アンテ
ナトップ金具2のアンテナロッド1への嵌め込み部21
を絶縁体9で絶縁して発光装置を構成する。発光装置と
携帯電話機のアンテナロッドとが電気的に絶縁状態であ
るため、搬送波の送受信に適した全長とされているアン
テナ長が変わってしまうこともなく通話時の搬送波の送
受信感度もよい。
Description
【0001】
本考案は、携帯電話機のアンテナトップに装着し、携帯電話機が着信状態にあ ることを発光により知らせる発光装置に関するものである。
【0002】
携帯電話機には伸縮可能なアンテナが装備されているのが普通であるが、その アンテナの先端に、送受信電波エネルギーを検知してLEDのような発光体を点 灯させ、携帯電話機が着信状態となっていることを知るようにした発光装置の装 着が行われている。
【0003】 この発光装置の従来の構成は、アンテナロッドの先端に取り付けられる携帯電 話機の送受信電波と同調する円筒状コイルに、発光体となるLEDを取り付けた ものである。 しかし、この発光装置はアンテナロッドの先端に装着したとき、先端部が嵩張 ってしまいアンテナを収納しているにも拘らず、アンテナロッドの先端部が邪魔 であった。
【0004】 また、この発光装置を装着することによりアンテナロッドの先端部が嵩張って しまうことから、アンテナロッドを伸ばしているとき、また、収納しているとき でも発光装置の装着部分が折れ曲がりやすく、このため、保護部材が必須となっ てしまってさらに嵩張ってしまう結果となっていた。 そして、この発光装置はエネルギーの変換効率の点においても、必ずしも有利 とはいえないものであった。
【0005】
本考案は上述した問題点に鑑みてなされたもので、コンパクトに装着すること ができると共に、エネルギーの変換効率の高いアンテナトップの発光装置を提供 することを目的とするものである。
【0006】
本考案の要旨とするところは、携帯電話機のアンテナロッドの先端に嵌め込ま れるアンテナトップ金具に、携帯電話機の送受信搬送波に同調する略平面ストリ ップラインを表裏面にプリントしたプリント基板チップを一体的に取り付け、ま た、その基板チップの上端に発光体を設け、この発光体を前記ストリップライン にダイオードを介して接続させたことを特徴とする携帯電話機のアンテナトップ の発光装置である。
【0007】 本考案が応用される携帯電話機は、中央局を介して無線通信を行う電話機一切 を含み、アンテナは、ロッドアンテナのような伸縮可能なものを全て含む。 このアンテナトップ金具に取り付けられた基板チップは、通常の電気回路をプ リントするプリント基板をチップ状に小さく裁断したものであり、その表裏の面 に略平面の巻型ストリップラインがプリントされている。 その表裏の面にプリントされているストリップラインは、それぞれが導通状態 に接続されている。
【0008】 このストリップラインのプリント状態は、基板チップの表面においてほぼ一巻 の状態にプリントされ、また、裏面においてもほぼ一巻の状態にプリントされて おり、表裏の面を重ねて2段のストリップラインとなるように構成されている。 そして、表裏どちらの面でもよいが、このストリップラインにダイオードが付 設され、さらに、このダイオードに発光体が接続されている。
【0009】 接続する発光体も、特にその種類を限定するものではなく好適なものを用いれ ばよいが、望ましくはLED(発光ダイオード)を用いるのがよい。 また、LEDさらには基板チップに、透光性を有する素材を用いてなるキャッ プ(保護カバー)を取り付けるのが望ましい。
【0010】 そして、アンテナロッドの先端に嵌め込まれるアンテナトップ金具は、その嵌 め込み部が絶縁されており、その嵌め込みにより装着された際、アンテナトップ 金具とアンテナロッドとが絶縁状態となる。 嵌め込み部の絶縁手段も、特にその手段を限定するものではなく好適手段によ り絶縁すればよい。 例えば、嵌め込み部の部材を、絶縁性を有する素材からなるチューブやパッキ ン等の部材により、被服や介在させるようにして絶縁すればよい。
【0011】
本考案の発光装置は以上のように構成されているので、携帯電話機が通話のた め使用されている場合、中央局に発信された通話搬送波によってプリント基板に 設けられている巻型ストリップラインの線路抵抗値が略ゼロの状態となり、その プリント基板の電気回路に電流が流れ、その電流がダイオードで整流されて発光 体のLEDを点灯させるものである。
【0012】 すなわち、携帯電話機のアンテナロッドが仮想ストリップラインとなり、プリ ント基板の表裏に設けられている巻型ストリップラインとの間で仮想トランスを 形成し、その作用によってプリント基板の電気回路に電流が流れる。
【0013】
本考案の一実施例を以下図面に従って説明すると、図1は本装置の正面図であ り、1は図示していないが携帯電話機のアンテナロッド、2はアンテナロッド1 の先端に嵌まっているアンテナトップ金具で、その嵌め込み部21は絶縁体9に より絶縁されている。 3はアンテナトップ金具2の上面に立設されたリブ、4はこのリブ3に挟まれ てアンテナトップ金具2と一体に結合しているプリント基板チップである。
【0014】 プリント基板チップ4の表面4aと裏面4bには、携帯電話機の送受信搬送波 があるときに電流が流れるストリップライン5(表面ストリップライン5aと裏 面ストリップライン5b)がプリントされている。 6は発光体となるLEDで、LED6はダイオード7(図2参照)を介してス トリップライン5bに接続されている。 8はLED6の透光性のキャップである。(図3参照)
【0015】 図2は本装置の側面図、図3はキッャプを被せた状態の本装置の一部断面正面 図、図4は基板チップの表面の斜視図、図5は基板チップの裏面の斜視図、図6 は本装置の電気回路図である。
【0016】
本考案の発光装置は以上のように、送受信搬送波に同調する巻型ストリップラ インがプリント基板内に印刷され、そのチップがアンテナトップ金具に一体的に 取り付けられているので、この部分に外力が加わっても円筒状コイルのように折 れ曲がることはなく丈夫であり、また、アンテナロッドとほぼ同じ径でコンパク トであり邪魔になることもない。
【0017】 そして、発光装置と携帯電話機のアンテナロッドとが電気的に絶縁状態である ため、搬送波の送受信に適した全長とされているアンテナ長が変わってしまうこ ともなく通話時の搬送波の送受信感度もよい。 また、本装置はストリップラインをプリント基板の表裏に設けていることによ り、2段の立体的なストリップライン形成となるためエネルギーの変換効率も高 くなる。 さらに、基板チップにストリップラインを印刷するので、量産効果が高く単位 あたりのコストを軽減することができると共に、製造品質をも向上させることが できる。
【図1】 本装置の正面図
【図2】 本装置の側面図
【図3】 キッャプを被せた状態の本装置の一部断面正
面図
面図
【図4】 基板チップの表面の斜視図
【図5】 基板チップの裏面の斜視図
【図6】 本装置の電気回路図
1−アンテナロッド,2−アンテナトップ金具,21−
嵌め込み部,3−リブ,4−プリント基板チップ,4a
−表面,4b−裏面,5−ストリップライン,5a−表
面ストリップライン,5b−裏面ストリップライン,6
−LED,7−ダイオード,8−キャップ,9−絶縁体
嵌め込み部,3−リブ,4−プリント基板チップ,4a
−表面,4b−裏面,5−ストリップライン,5a−表
面ストリップライン,5b−裏面ストリップライン,6
−LED,7−ダイオード,8−キャップ,9−絶縁体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/38 H04M 1/02 C H04M 1/00 H04B 7/26 V 1/02 109T
Claims (4)
- 【請求項1】携帯電話機のアンテナロッドの先端に嵌め
込まれるアンテナトップ金具に、携帯電話機の送受信搬
送波に同調する略平面ストリップラインを表裏面にプリ
ントしたプリント基板チップを一体的に取り付け、ま
た、その基板チップの上端に発光体を設け、この発光体
を、前記ストリップラインにダイオードを介して接続さ
せたことを特徴とする携帯電話機のアンテナトップの発
光装置 - 【請求項2】前記ストリップラインのプリント状態が、
表裏面共にほぼ一巻の状態でプリントされていることを
特徴とする請求項1の携帯電話機のアンテナトップの発
光装置 - 【請求項3】前記発光体がLEDであることを特徴とす
る請求項1の携帯電話機のアンテナトップの発光装置 - 【請求項4】前記アンテナトップ金具とアンテナロッド
が絶縁状態となるように、アンテナトップ金具の嵌め込
み部が絶縁されていることを特徴とする請求項1の携帯
電話機のアンテナトップの発光装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005696U JP3055876U (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 携帯電話機のアンテナトップの発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005696U JP3055876U (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 携帯電話機のアンテナトップの発光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3055876U true JP3055876U (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=43189870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998005696U Expired - Lifetime JP3055876U (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 携帯電話機のアンテナトップの発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055876U (ja) |
-
1998
- 1998-07-15 JP JP1998005696U patent/JP3055876U/ja not_active Expired - Lifetime
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